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ジェトロハノイメールマガジン

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1

ジェトロハノイ メールマガジン

2015 年 5 月号 Vol.62

発行:日本貿易振興機構(ジェトロ)ハノイ事務所

「日本さくら祭り 2015」にて(2015 年 4 月 11-12 日)

(2)

2

1. ジェトロの活動のご案内

① 「裾野産業フォーラム」のご案内

② 海外販路開拓支援「キャラバン事業」のご案内

③ 「アジア・ベトナム投資環境比較セミナー 2015」@ダナン

④ 労務セミナー「ベトナム労働許可証/ビザの取得に関する最近 の状況について」のご案内

⑤ 投資関連資料のアップデート 2. ベトナムトピックス

① ベトナム経済コラム

-ベトナム・韓国自由貿易協定(VKFTA) 正式署名

② ジェトロハノイ・スタッフ・コラム

③ ジェトロ通商弘報 3. ベトナム法務相談室

-「Legal Representative」について 4. ベトナム会計・税務Q&A

-現地法人設立直後の税務に関する留意点(その 2)

5. ベトナム労務の基礎知識

-組合費の納付に関する注意事項

6. 法改正レポート(2015 年 3 月下旬~4 月中旬)

7. ベトナム展示会情報 8. 各種お知らせ

(表紙写真撮影:ジェトロ)

(3)

3

① 「裾野産業フォーラム」のご案内

ジェトロ・ハノイは、Reed Tradex 社、ベトナム貿易促進局(VETRADE)と、ベトナムの裾野産業の現 状や今後の課題などに関するフォーラムを下記のとおり開催します。本セミナーが、皆様の企業経営の 一助となれば幸いです。なお、今回の裾野産業フォーラムでは、2015年

9

10

日から

12

日に開催を 予定している「日越裾野産業展示会」のご案内も予定しております。

【主催】Reed Tradex

【共催】ジェトロ・ハノイ、VIETRADE

【日時】2015年

5

20

日(水)14:00~16:10(受付:13:30~)

【場所】Pullman Hotel (Horison Hotel) Hanoi, Vietnam

【参加費】 無料

【言語】日越後逐次通訳

【講演プログラム】(予定)

13:30~14:00 受付

14:00~14:15 主催者、共催者挨拶

14:15~16:10 ベトナム裾野産業の現状や今後の課題に関する講演

商工省傘下裾野産業開発センター 所長

Dr.Truong Chi Binh

JICA

シニアボランティア 青柳 豊氏

リコーイメージングプロダクツ(ベトナム) 社長 小林 裕一氏

16:10 閉会

※詳細については、以下 URL

をご確認ください。

http://www.vietnammanufacturingexpo.com/demo/html/conf.html#pin

【お申込み方法】

同フォーラムへの参加(無料)を希望される方は、5月

15

日(金)までに、以下

URL

より必要事項を記入 の上、お申し込みください。なお、定員を超えた場合、また一社で複数名お申し込みの際は、状況に応 じて調整させていただく場合がございます。予めご了承願います。

http://webapp.reedtradex.co.th/RegisOnline/Forum.aspx?show=VME15_F_11

※お申し込み先のウェブサイトが不具合のため一時的に見られない状況が発生しております。ご覧頂け

ない場合は、お手数ですが以下の

URL

よりフォームをダウンロードした上で、所定の送付先までお送り いただければ幸いです。

申込フォーム:http://www5.jetro.go.jp/newsletter/vha/2015/ReplyFormSIForum.docx 送付先(Email):[email protected](Ms. Ha Th Kim Lien)

※送付先はジェトロではなく Reed Tradex

社担当者となります。

(4)

4

【お問い合わせ先】 ジェトロ・ハノイ

TEL:+84-4-3825-0630(担当:三原、古賀)

② 海外販路開拓支援「キャラバン事業」のご案内

ジェトロでは、中小企業の皆様を対象に、中国および

ASEAN

市場での販路開拓をサポートする

「ジェトロ キャラバン事業」を

2015

年度も実施します。本事業では、安心・安全・高品質で、機能性やデ ザイン性が高い日用品・生活雑貨を対象に、商談会、ウェブサイトを用いた企業

PR・商談支援、海外

市場視察など複数の事業ツールを組み合わせ、現地取引先の開拓を目指します。

▼詳細はこちらをご参照下さい▼

http://www.jetro.go.jp/services/caravan/

■内容:

・海外での個別商談会(北京、バンコク、ハノイ、ホーチミン、上海、広州)

・海外市場視察

・カタログサイト等、メディアを利用したプロモーション ・商品モニタリング調査

■募集対象・規模:

日用品・生活雑貨の海外販路開拓に取り組む日本国内の中小企業・80 社程度

■実施期間: 2014 年 5 月~2015 年 3 月

■参加費: 20 万円(ジェトロメンバーズ割引有)

■申込締切:2015 年 5 月 20 日(水)(※書類必着)

■お問い合わせ先:

キャラバン事業事務局(ジェトロ生活関連産業課)

電話:03-3582-5015 E-mail:[email protected]

③ 「アジア・ベトナム投資環境比較セミナー 2015」@ダナン

ジェトロでは、ベトナムとアジア各国の投資環境比較をテーマとしたセミナーを開催します。アジア主 要国のビジネス環境を横断的に比較整理することにより、ベトナム進出日系企業が抱える課題を浮き彫 りにし、ベトナムの投資環境を分析します。あわせて、本セミナーではみずほ銀行産業調査部アジア室よ り「AEC 動向とベトナム」についても解説します。本セミナーが皆様の企業経営の一助となれば幸いで す。

◆日程:2015

6

5

日(金)

◆時間:15:30

開場、16:00-18:30(予定)

(5)

5

◆主催:みずほ銀行ハノイ・ホーチミン支店、ベトコムバンク ダナン支店、ジェトロハノイ

◆後援:JBAD

ダナン日本商工会

◆講演内容:

「AEC動向とベトナム(仮)」

講師:みずほ銀行 産業調査部アジア室 室長 遠藤 宏

「アジア・ベトナム投資環境比較 ~2014年の対ベトナム外国直接投資と、ベトナム進出日系企業の動向」

講師:ジェトロハノイ ディレクター 竹内 直生

◆場所:ベトコムバンク ダナン支店 講堂

Address: Vietcombank, Da Nang Br. 140-142 Le Loi, Da Nang, Viet Nam

◆参加費:無料

◆お申し込み方法

「会社名」、「お役職」、「お名前」、「メールアドレス」、「電話番号」をご記入の上、以下メールアドレスまで お申込みください。締切は

2015

5

25

日(月)となります。

[email protected] [email protected]

④ 労務セミナー「ベトナム労働許可証/ビザの取得に関する最近の 状況について」のご案内

ジェトロハノイでは、JBAVとの共催で、ベトナムにおける労働許可証/ビザ(査証)の取得に関するセ ミナーを、下記の通り開催いたします。

2015年1月1日付でベトナムの外国人を対象とする新しい出入国管理法が施行され、従来からの労 働許可証/ビザの取り扱いに変更が生じています。ベトナムで事業を行う日系企業に直接関係する本 テーマの最近の状況について、講師に

AIC VIETNAM CO.,LTD. General Director

の斉藤雄久様 をお招きし、ご講演いただきます。

皆様のご参加をお待ちしております。

【主催】 ジェトロハノイ事務所

【共催】 ベトナム日本商工会

【日時】 2015年

5

29

日(金)

14:00~16:30 (受付 13:30~)

【場所】

HANOI DAEWOO HOTEL 1

Grand Ballroom

(Add:360 Kim Ma Str., Ba Dinh, Hanoi)

【講演スケジュール】

講師:AIC VIETNAM CO.,LTD. General Director 斉藤 雄久氏

14:00~14:05 主催者挨拶

14:05~15:00 『労働許可証/ビザの取得に関する最近の状況について①』

15:00~15:15 休憩

15:15~16:00 『労働許可証/ビザの取得に関する最近の状況について②』

16:00~16:30

質疑応答

(6)

6

【参加費】 無料

【お申し込み】

メールに以下の事項をご記入の上、[email protected] (担当:三原、桑原) 宛てにお送りください。

締切は

2015

5

25

日(月)です。ただし、講演に反映させるため、事前質問は

5

20

日(水)で締 め切らせていただきますので、それまでにお送りください。

1) 貴社名 2) お名前 3) お役職 4) 電話番号

5) (日本本社の企業形態について) 大企業 or

中小企業

or

その他

(いずれかをご記載下さい。)

6) 質問事項がございましたら、できるだけ具体的にご記載ください。当日の講演に可能な限り反映

させて頂きます。

*会場の都合により、1社につき

2

名様までのご参加とさせていただきます。お申し込みが定員数を超え た場合は先着順とさせていただきます。

【お問い合わせ】

ジェトロハノイ事務所

TEL:+84-4-3825-0630 (担当:三原、桑原)

⑤ 投資関連資料のアップデート

アジア・オセアニア各国の電力事情と政策(2015 年 5 月)

海外への事業展開を図る上で、進出先国・地域の電力の安定供給は最も重要な事業環境上の要件 の

1

つといえる。しかし、ASEAN 新興国や南アジア諸国の一部の国では拡大する企業進出に電力供 給が追い付かず、恒常的な電力不足が生じている。また、アジア地域全体で今後電力需要の急速な拡 大が見込まれる中、現状では電力不足が喫緊の課題にはなっていない一部の国においても、電源の多 様化や省エネ、再生エネルギーの導入など、中長期的視野でのエネルギー政策の立案・実施が必要不 可欠となっている。本特集では、各国の電力需給動向(電力需要の推移、電源構成、主要輸入先など)

や電力料金、電力調達ルートの多様化や電源開発などを含む中長期的な電力政策の実態、日本企業 にとってのビジネスチャンスなどについて報告する。

http://www.jetro.go.jp/world/reports/2015/01/20150019.html

ジェトロでは、ベトナムに関連のある調査資料を下記ウェブサイトで公開しています。

ベトナム・調査レポート: http://www.jetro.go.jp/world/asia/vn/reports/

(7)

7

① ベトナム経済コラム

- ベトナム・韓国自由貿易協定(VKFTA) 正式署名 -

ベトナム政府は

5

5

日ハノイにおいて、韓国との間で実質妥結していたベトナム・韓国自由貿易協 定(VKFTA)に正式署名したと発表した。関税の引き下げに関しては、輸入金額ベース(2012年ベース)

で韓国側が

97.2%、ベトナム側が 92.7%撤廃される予定。また、VKFTA

が実施されることで

2020

年ま でに両国の貿易金額が

700

億ドルに達すると見込んでいる。

<韓国との

FTA

2

協定目>

VKFTA

2012

8

月に交渉を開始。8回の正式交渉と

8

回の中間会合を行い、2014年

12

月に 両国間で実質交渉妥結となった。VKFTAの正式調印はグエン・タン・ズン首相立会いの下、両国政府 を代表してベトナム側はブー・フイ・ホアン商工大臣、韓国側は尹相直(ユン・サンジク)産業通商資源部 長官が署名した。

VKFTA

の協定書は

17

章、208条、15付属書、規定実施合意書から構成される。具体的には、物品

貿易、サービス貿易、貿易救済措置、投資、知的財産、衛生植物検疫措置の適用に関する協定(SPS)

の対策、原産地規則、貿易の技術的障害のルール(TBT)、電子取引技術、競争、経済協力などだ。他 方、VKFTAではベトナムの労働者雇用創出と所得向上、農村の貧困削減などにも取り組むことになっ ている。

VKFTA

が発効されると、ベトナムにおいてが

9

番目の

FTA/EPA

となり、二国間協定は

3

協定目にな る。また、韓国とは

2007

年に

ASEAN

韓国自由貿易地域(AKFTA)が発効されており、本協定は

2

協 定目となる。

<2020年までに両国の貿易金額を700億ドルに>

商工省によれば、関税の引き下げに関して、韓国側は輸入金額ベース(2012年ベース)で97.2%、品 目ベースで95.4%が自由化される。具体的に、農水産品はエビ・カニ・魚類・熱帯果物、工業製品は縫 製品・木工製品・機械製品などとなる。また、韓国側はセンシティブ品目となっていたニンニク、生姜、は ちみつ、さつまいもなども開放することとなる。商工省はこれら品目を韓国に多く輸出している中国、イン ドネシア、マレーシア、タイなどと競争ができると意気込む。

ベトナム側は輸入金額ベースで92.7%(同上)、品目ベースで89.2%が自由化される。具体的には、

織物原料、プラスティック原料、電子部品、乗用車(3000㏄以上)、自動車部品、家電製品、一部鉄鋼

(8)

8

製品など。同省は上記品目の大半が現地で調達できないため、当地での生産を補完することができると 説明している。

2014年のベトナムと韓国の貿易金額は288億8, 000万ドル(前年比5.7%増)。ベトナムからの輸出 が71億4,400万ドル(同7.7%増)、輸入が217億3,600万ドル(同5.0%増)と145億9,200ドル(同 3.7%増)の貿易赤字となっている。

ホアン商工大臣は対韓国貿易赤字に関して、VKFTAが発効されたとしても数年続くものと見ている。

その一方で、同大臣は韓国側が上記品目を開放したことにより、これまで以上に輸出金額が増加し、輸 入金額は輸出金額ほど増加しないのではとの見解を示した。

また、VKFTAの交渉を通して、韓国側は自国が得意とし、ベトナム側が必要としている分野である農 林水産業、電子産業、石油精製、裾野産業に対する競争力向上を目的とした支援に同意している。

このため、同大臣は「VKFTAが実施され、経済、貿易、投資の分野で協力関係が着実に飛躍していけ ば、両国の貿易金額は2020年までに700億ドルに達する」と述べ、今後の韓国との経済関係発展に期 待を示した。

*VKFTAの協定書について韓国政府公表資料(韓国語であるが英文も含む)

http://www.fta.go.kr/main/situation/kfta/lov3/vn/2/

(ジェトロ・ハノイ 佐藤 進)

② ジェトロハノイ・スタッフ・コラム

- ベトナムにおける知的財産保護の現状と模倣品対策について -

ジェトロ・ハノイには日系企業からのベトナムへの投資に関する問い合わせが多く寄せられている。最 近はベトナム市場への参入に合わせた知的財産保護に関する相談が増えてきている。そこで、ベトナム における知的財産保護のポイントを理解して頂いた上で、模倣品被害を受けた場合の対処法について 説明したい。本稿がベトナムでの知的財産保護や模倣品対策に関心を持つ企業の方々のご参考となれ ば幸いである。

1.知的財産に対する意識は低い

ベトナムは至る所でバイクが行き交い、道沿いには個人商店が軒を連ね、飲料、食品服や生活雑貨 など生活にかかわるものが売られている。こうした中、品揃え、品質管理等はまだまだであるが、近代的 なスーパーやコンビニエンスストアも増えてきている。ベトナムは経済成長を続けており、個人所得の増

(9)

9

加に伴い、国民は生活の質を高めるための安心・安全で高品質な商品を求めているからである。高品質 な生活の質を向上させる商品やサービスへのニーズは今後ますます拡大していくと予測され、参入障壁 や事業リスクがあるとはいえ、今後日系企業にとってはビジネスチャンスになってくると考えられる。実際、

日本のバイクや家電製品を代表とする日本ブランドは高い信頼性を得ている。

しかし、小売流通網の未整備により、そういった商品が欲しいと思っている人々に必ずしも届いていな いのが現状だ。実体験として、ベトナムで正規の映画

DVD

や音楽

CD

を買うのに苦労する。ベトナムは 政府が出版に関して規制しており、外国のコンテンツをそのまま持ち込むことができないという理由もある が、DVD、CD以外にも食品、服、日用品など、あらゆるものの模倣品で街中が溢れており、正規品を販 売する正規代理店と模倣品を販売する店の見分けがつかず、信頼して購入できる店を見つけることが困 難な状況にあるのだ。

なぜこうしたことが起こるのか、ベトナム人の友人に聞いてみると、知的財産に対する意識が低く、模 倣品の方が正規品に比べて価格が安いため、人体に影響を及ぼさない限りは安い商品を選択してしま う。そのため、安価な模倣品を販売する店が増加し、結果的に正規代理店と見分けがつかなくなってし まうようだ。

2.ベトナムにおける知的財産権法整備の現状

ベトナムでは,知的財産権(産業財産権,著作権,育成者権,地理的表示,半導体回路,営業秘密 等)の保護に関して規定する知的財産法が

2006

7

1

日に施行されている。

ベトナムは

2007

1

月に

WTO

に加盟したが、知的所有権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPs 協定)に適合した知的財産保護・執行体制を整えることが条件であったことから、TRIPs協定に適合する ように知的財産関連法が整備されたことが背景にある。これにより、ベトナムにおいて保護される知的財 産及び不正競争行為の規制関連法は、ほぼすべて知的財産法に一元的に規定されることとなった。

なお、不正競争行為に関しては、競争法にて規定されることになったが、知的財産に関する不正競争行 為は知的財産法にて、それ以外の不正競争行為については競争法にて判断されることになった。

その後、TRIPs協定への適合性を高めるため上述の知的財産法の条文が修正され、明確な定義や説 明が補足、あるいは差し替えられ、2010年

1

1

日に知的財産法改正法が施行された。

知的財産法は、比較的最近に制定され、かつ、TRIPs 協定が要求する内容をほぼ満たすものであるこ とから、法律の規定上は先進国と比較しても遜色はない。しかしながら、現在においても、模倣品等の被 害は深刻であり、近年は増加傾向にある。

なお、管轄官庁については、知的財産法は科学技術省に所属する監査局が、競争法は商工省に所 属する市場管理局が、それぞれ所管することになっている。ベトナムでは、通常法律を実施するための 施行指針が政府通達(Decree)において定められ、さらにその政令の細則を定める省令(Circular)が 存在するが、知的財産法についても、知的財産権の種類や規定の項目別にその細則を定める議定及 び省令が存在する。

3.最近の模倣品被害状況

知的財産権に関する統計は不定期に更新されるため、把握するのが困難である。2013 年の知的財 産報告書によると、商標侵害に関する行政処分:1016 件(罰金総額

34

1688

4000VND=約

(10)

10

1600

万円)、意匠侵害に関する行政処分:38件(罰金総額

1

5424

5000VND=約 70

万円)、特 許に関する行政処分:10件(罰金総額

1

2055

VND=約 60

万円)であった。

傾向として、DVD、CD の海賊版の他、食品、衣料品、日用品等の模倣品が数多く見られ、ベトナム での知財侵害のうち模倣品・海賊版の率は周辺国に比べてもかなり高い傾向にあるといわれている。全 国で行政機関により行われた知財侵害の取り締まりでは、とりわけ商標侵害が多く、2011 年では年間

1,500

件余りにのぼっている。現段階では、他人が登録している商標などを無断で使った品を製造、輸

入、販売する事例が多い。なお、特許侵害のような事案は、そもそもベトナムが研究開発拠点ではなく、

また民事訴訟で争われるタイプのため、数は少ない。

こうした中、2003年より始まった日越共同イニシアチブでは、投資環境に係る課題の

1

つとして知財も 取り上げられており、知的財産権保護、水際取締制度の改善等について日越官民が双方向で議論、模 倣品対策強化に取り組んでいる。

模倣品は一般にブランド価値が高まると出現してくる。ある日用品メーカー(ベトナム国内向け)による と、進出当初、模倣品は出回っていなかったが、ブランド価値が出てきた最近になって模倣品問題が目 立ってきたという。ある機械メーカー(同)は、ベトナムに投資しておらず代理店ベースで輸入販売してい るが、市場でのシェアが大きいため、模倣品が出てきたという。また、ある機械メーカー(同)は、あるはず のない、同社のマークのついた部分品が出回ることがあるという。模倣品が出回ると本物が売れなくなる という被害はもちろん、粗悪品や人体への危険のため本物の評判に影響するという点も深刻だ。

4.模倣品被害対策に、まずは商標権などの登録を

模倣品対策をする前に、商標権などの権利をベトナム知的財産権庁(NOIP)に出願・登録しておく必 要がある。通常、商標権であれば出願から登録まで少なくとも

1

年はかかるといわれる。また、ベトナムは 国際条約マドリッド議定書の締約国であるため、商標を世界知的所有権機関(WIPO)が管理する国際 登録簿に登録し、ベトナムで適用することも可能だ。

出願・登録のコストは高くなく、単純な商標であれば

NOIP

への手数料自体は

1

件数百ドルほどだ。

むしろ他社に先に登録されて、法廷などで権利の存在自体を争う方がはるかに高くつく。特に日本国内 で名が知られたブランドであれば、進出する前から権利登録をしておくのが望ましい。また、巧妙な模倣 品に対しても権利執行できるように、商標や意匠を複合的に登録するのが効果的といわれる。ある日用 品メーカーは、商品の表についたロゴやイラストのほか、裏面の取扱証明書までも権利化して、徹底的 に模倣業者と争う場合もあるという。

5.民事、刑事、行政、それぞれのメリット、デメリットを把握して対応する必要あり。

(1)流通経路の把握

模倣品が流通を止めるためには、まずは流通ルートや出所を調査する必要がある。小売店から始まっ て、必要に応じ、流通業者、製造業者または輸入業者、輸出者(主に中国)にまでさかのぼる。ベトナム の模倣品は中国で製造され、陸路で国境を越え運んでくるルートが多い。海路で中国から輸入されてく るものもあるが、最終組立工程をベトナムで行う(ベトナムで製造する)場合が多く、把握しにくいといわれ る。調査によって明らかになった小売業者、流通業者、製造業者、輸入業者、輸出業者に対し、対策を 取ることになる。

(11)

11

(2)取締り

日本での模倣品の取締にはよく民事訴訟が利用され、侵害を差し止め、損害賠償を請求しているが、

ベトナムでは時間・コストの問題により、このような民事の手段はあまり利用されない。実態として、民事訴 訟を利用するのは大規模な製造事案など一部の場合に限られる。また、商標権侵害を経済警察による 取り締まりなどの刑事措置で止めることも可能だが、侵害者に対して重い罰則を伴う最も厳しい措置であ り、やはり大規模な製造事案など一部の場合にのみ経済警察が対応するようだ。

そこで、一般的に利用されているのは、行政機関による救済だ。行政機関が権利者からの申し立てに 基づいて、場合によっては行政機関の職権により、侵害行為を止めるというものである。模倣品の特徴、

真正品との識別情報など詳細情報を当局に提供した上で、取り締まりを申請することになる。輸入業者 の取り締まりであれば税関、国内市場での小売業者や流通業者であれば市場管理局や科学技術省監 査局、製造業者であれば科学技術省監査局、著作権であれば文化スポーツ体育省、というように行政 機関が異なる。

近年では、輸入時には部品をノーブランドの状態にし、侵害品ではないので税関は止められないのを 悪用して、輸入後にブランドのマークをつけて模倣品として組み立てるという悪質な事案もある。そのよう な場合は、市場管理局や科学技術省監査局、経済警察の出番になる。

行政機関に動いてもらう際には、行政機関担当者との関係づくりが非常に重要だ。ある機械メーカー は、市場管理局担当者と同メーカーベトナムスタッフ同士の関係を築き、維持しているため、取り締まりを 時々行ってもらえ、効果があるという。

各種救済手続き比較

救済手段 対応機関 スピード 手続 コスト 処罰 行政 市場管理部 早い 簡単 安い 軽い

刑事 経済警察 遅い 複雑 高い 重い 民事 人民裁判所 遅い 複雑 高い 重い

(出所)各種資料に基づき筆者作成

6.最後に

ジェトロ・ハノイでは、ベトナムにおける知的財産権保護、模倣品対策に関する情報提供、ベトナム政 府への啓蒙活動を行っている。そのひとつが「模倣対策マニュアル」ベトナム編(2012 年

3

月)の作成 だ。

また、行政機関との関係づくりのきっかけの

1

つとしての真贋判定セミナーや招聘事業も実施している。

ジェトロは執行当局職員を招いて、権利者からの識別ポイント提供の場、当局職員との関係づくりのきっ かけの場として、真偽判定セミナーや招聘事業を実施している。ベトナムでの知的財産権侵害対策に関 心のある企業はぜひ参加頂きたい。

さらに、海外からの模倣品の流入を防ぐべく、水際対策の強化を図るため、日越共同イニシアチブ(フ

(12)

12

ェーズ

5)での活動を通じて、2014

12

月に「ベトナム税関総局密輸防止局との水際取締りにおける知

的財産権保護強化に向けた協力同意書」を締結した。

知財関連について、ご関心があれば、遠慮なくジェトロ・ハノイにご相談いただきたい。

(ジェトロ・ハノイ 古賀 健司)

③ ジェトロ通商弘報(2015 年 4 月)

コーヒー産業の課題克服へ、日系企業に期待感

ベトナムは世界 2 位のコーヒー生産国であり、農業分野における主要輸出品目として重要な戦略商品と なっている。しかし、輸出品の多くが生豆で、付加価値の高い加工品の比率が低く、ブランド力の弱さか ら買い取り価格が相対的に安い。生産面では、温暖化や水資源の減少など自然環境問題の影響も表 面化してきている。ベトナムはこれらの課題を克服するため、永続的なコーヒー産業の育成と発展に今後 本格的に取り組んでいく方針で、日系企業の投資や技術支援に対する期待感は強い。(2015 年 4 月 8 日)

改正住宅法が 7 月から施行、市場の活性化狙う−外国企業や外国人の住宅所有制限を一 部緩和

改正住宅法が 7 月 1 日から施行され、企業など外国の組織と外国人に対する住宅の所有制限が一部緩 和される。ベトナムに入国を許可された外国人は住宅を所有でき、賃貸も条件付きで可能となる。ただし、

所有率は集合住宅 1 棟当たり 30%までで、1 戸建ても 1 つの町村で 250 戸を超えてはならない。また、

購入できるのは、住宅建築プロジェクトにおいてのみで、既存の一般住宅街では原則認められない。

(2015 年 4 月 10 日)

法制度の未整備や行政手続きの煩雑さが投資リスクに−「在アジア・オセアニア日系企業 実態調査(2014 年度) 」(1)−

ジェトロのハノイ・ホーチミン両事務所は

3

17、18

日に、「アジア・ベトナム投資環境比較セミナー」を ハノイ市とホーチミン市で開催した。「在アジア・オセアニア日系企業実態調査(2014年度)」の結果を基 に、ベトナム進出日系企業の経営や活動状況について解説した。2 回に分けて報告する。(2015 年

4

13

日)

韓国が認可件数・金額とも 3 割強と存在感示す−2014 年の対内直接投資動向(1)

外国投資庁(FIA)によると、2014 年の対内直接投資(認可ベース)は、新規・拡張合わせて

2,592

(前年比

22.3%増)、219

2,165

万ドル(1.9%減)となった。国・地域別では韓国が件数・金額とも

3

割強を占めた。2014 年の対内直接投資の動向を

2

回に分けて報告する。前編は国・地域や業種別に みる。(2015年

4

13

日)

(13)

13

売上高に占める輸出の割合は周辺国より高率−「在アジア・オセアニア日系企業実態調査

(2014 年度) 」(2)

在ベトナム進出日系企業の経営や活動状況を報告する後編は、ベトナムにおける原材料・部品の調達 や輸出入の状況、賃金について。売上高に占める輸出比率が周辺の国々より高い特徴がある。(2015 年

4

14

日)

新規案件ではサムスングループが上位に並ぶ−2014 年の対内直接投資動向(2)−−

2014

年の対内直接投資(認可ベース)の動向を報告する後編は、新規・拡張投資について。新規投資 ではサムスン関連の投資が合計

54

億ドルと他を圧倒した。拡張投資では繊維・縫製関連の産業の投資 が目立った。投資先では大型の新規案件が北部に多い一方で、大型の拡張案件は南部に多かった。

(2015年

4

14

日)

AJCEP と JVEPA の関税引き下げスケジュール公表−4 月 1 日から段階的に施行

ベトナム財政省は

3

30

日、日

ASEAN

包括的経済連携協定(AJCEP)、日越経済連携協定

(JVEPA)のベトナム側輸入関税引き下げスケジュールを公表した。関税引き下げ期間は

2015

4

1

日から

2019

3

31

日まで。2015年

4

1

日から実施されている。(2015年

4

17

日)

発展潜在力が高い一方、交通インフラなどに課題-西北部 14 省の投資促進コンファレ ンス開催

全土の約

3

分の

1

を占めるベトナム西北部への投資促進コンファレンスが

4

4

日、ソンラ省モクチャウ 県で開催された。政府要人らは、同地域の発展潜在力の高さを指摘する一方で、交通インフラの改善や 中央政府のさらなる関与など、外資誘致に向けた課題や今後の方向性について考えを述べた。(2015 年

4

20

日)

東南アジアナンバーワンの高付加価値農業都市を目指す-ラムドン省農業ワークショッ プ・ビジネス交流会(1)

日本とベトナムの関係機関の共催による「ラムドン省農業ワークショップ・ビジネス交流会」が

3

23~24

日、同省のダラット市内で開催された。日越両国の関係者を含め参加者は

350

人を超えた。ラムドン省 は、コーヒー、野菜、茶、花卉(かき)、乳製品などの主要製品を国内外に供給するものの、小規模生産、

生産資金の不足、販売市場の不安定に加え、生産・流通でさまざまな課題を抱えている。本ワークショッ プ・ビジネス交流会を

5

回に分けて報告する。1 回目は農業の高付加価値化について。(2015 年

4

23

日)

コーヒー、花、イチゴの現場視察を通じた課題とチャンス-ラムドン省農業ワークショ ップ・ビジネス交流会(2)

ラムドン省農業ワークショップ・ビジネス交流会の初日午後のプログラムでは、2 グループに分かれて同 省の生産・加工現場の視察を実施した。グループ

1

は、(1)コーヒー製造・加工、(2)花卉(かき)の生産・

加工、(3)イチゴの生産、の現場を訪問して、生産・加工の状況や日本側との協力ニーズなどについてヒ アリングを行った。(2015年

4

24

日)

(14)

14

花、酪農、野菜の現場訪問で設備や事業展開を把握-ラムドン省農業ワークショップ・

ビジネス交流会(3)

連載の

3

回目はラムドン省の生産・加工現場視察のグループ

2

について。(1)花の生産、(2)酪農(乳製 品の生産・加工)、(3)野菜の生産・販売、の現場を訪問して、生産・加工の状況や企業の事業展開など についてヒアリングを行った。(2015年

4

27

日)

農薬や肥料で日本企業に商機-ラムドン省農業ワークショップ・ビジネス交流会(4)

ベトナムのダラットでは、日系の農業法人が参入し、メロンやイチゴなどを生産している。同地に進出した 農業法人のアグリテックジャパンは、2014 年 8 月に法人格(資本金 40 万ドル)を取得して、従業員 8 人 体制でマスクメロンをハウス栽培している。同法人の津矢田尚明社長にダラットでの生産・販売状況とビ ジネスチャンスなどについてインタビューした(2015 年 4 月 28 日)

農業投資の課題は土地取得、資材調達や流通面にも

日本からベトナムへの農業投資に対する注目が高まっており、ジェトロ・ハノイ事務所への相談も増加傾 向にある。そこで、ジェトロが農業分野での投資に関するフローなどを調査したところ、進出時の課題とし て土地取得をはじめ、農業資材の調達や農産物流通など各生産段階での課題が挙げられた。(2015 年

4

30

日)

商談会で好感触を得た企業も-ラムドン省農業ワークショップ・ビジネス交流会(5)

ラムドン省農業ワークショップ・ビジネス交流会

2

日目のプログラムでは、午前に日本とベトナム双方から 参加した企業による自社紹介があり、午後には商談会が行われた。商談会では、「具体的な商談まで話 が進んだ」など参加企業から好感触の声が聞かれた。連載の最終回。(2015年

4

30

日)

通商弘報は、ジェトロの事務所で収集した最新のビジネス情報を提供するサービスです。

http://www.jetro.go.jp/world/asia/vn/biznews/

(15)

15

内資、外資を問わず、ベトナムで設立された全ての会社は、「Legal Representative」と呼ばれる会社 の長を任命する必要があり、2006 年より施行されている現行の企業法(以下、「現行企業法」)の法規定 や定款の定めに基づき、会社の

a)

会長 b) 社長

c)

社員総会の会長

d)取締役会の会長の何れかと

兼任します。今年

7

月1日より施行される予定の企業法 Law On Enterprises No. 68/2014/QH13(以 下、「新企業法」)では、「Legal Representative」はどのようになるのか、その主な変更内容についてご 説明いたします。

1)

Legal Representative

の定義化

会社の

Legal Representative

は、別段の定めがない限り、会社の利益のため全ての民事取引を行う ことが認められています。(民法第

144

条1項)会社が当局へ提出する各種書類や第三者と締結する契 約書のサイン権等を含む全ての法律行為を行う権利がある重要な代表者と言えますが、現行企業法で は明確な定義は設けられていません。

これに対し、新企業法では「Legal Representativeとは、会社の取引により発生する各権利を行使し 義務を履行する際に会社を代表し、また仲裁や裁判等で原告、被告または、利害関係者として会社を 代表する個人」と定義化され、より明確となっています。(新企業法第

13

1

項)

2)

Legal Representative

の人数

現行企業法では、会社の代表者として

Legal Representative

は1名とされているのに対し、新企業 法では有限責任会社、株式会社を問わず1名以上の

Legal Representative(s)を任命することが認め

られています。

尚、複数人の

Legal Representatives

を任命する場合は、会社の定款に

Legal Representatives

の人数の他、各者の権利や義務等について具体的に定める必要があります。(新企業法第

13

2

項)

3)

Legal Representative

のベトナム居住義務

現行企業法では、Legal Representativeはベトナムに居住する義務があります。1年のうち最低何日 間ベトナムに居住する必要があるか等の具体的な法規定は設けられていませんが、30 日以上ベトナム を不在にする場合は、書面にて

Legal Representative

としての権利や義務を履行する権限を他の者 に与える必要があります。これに対し、新企業法では、以下のとおりとなります。

<Legal Representativeが1名のみの会社の場合>

Legal Representative

はベトナムに居住する義務があり、ベトナムを出国する際 本人は書面にて

Legal Representative

としての権利や義務を履行する権限を他の者に与える必要があります。(新企 業法第

13

3

項) 但し、Legal Representativeがその権限を他の者に与えることなく

30

日以上ベト ナ ム を 不 在 と す る 場 合 に は 、 会 社 所 有 者 、 社 員 総 会 、 或 は 取 締 役 会 が 他 の 者 を

Legal

Representative

として任命する ことが認められています。(新企業法第

13

5

項)

(16)

16

<Legal Representativesが複数人居る会社の場合>

最低1名のみベトナムに常時居住すれば良いとしています。(新企業法第

13

3

項)

4)

Legal Representative

の責任

新企業法では、Legal Representative の基本的な責任について以下のとおり規定しています。(新 企業法

14

1

項)

1)会社の利益保障のため、誠実且つ最善な方法で与えられた権限を行使し、義務を履行すること 2)会社の利益に忠実であり、会社の情報やノウハウの他、財産等を私利や他者のために使用せず、地 位や権限を濫用しないこと

3)Legal Representative、またはその関係者が他社の所有者となる、または支配株式や出資分を所有 する場合、遅滞なく完全且つ正確に会社へ通知すること

尚、Legal Representativeがこれらの主な義務に反し、会社に対し損害を与えた場合は、個人責任 を負うとしています。(新企業法第

14

2

項)

こ の 他 、 新 企 業 法 で は 二 人 以 上 有 限 責 任 会 社 の 出 資 者 は 、 出 資 比 率 を 問 わ ず

Legal

Representative

に対し民事責任を追求するため(株主)代表訴訟を提訴することも認められています。

(新企業法第

72

1

項)

【筆者紹介】

森本麻由 (弁護士)

オーストラリア(NSW州)公認弁護士。ベトナム司法省より日本人として初の外国弁護士免許を取得。

2007年よりベトナムの最も古い民間法律事務所の一つであるLEADCO-LEGAL COUNSELに所属して おり、ベトナム人弁護士と共同体制で法務アドバイスを提供している。

Suite 404, Pacific Place Building, 83B Ly Thuong Kiet, Hoan Kiem, Hanoi Email: [email protected] / Web: www.leadcolawyers.com

(17)

17

【質 問】:現地法人設立直後の税務に関する留意点について教えてください(その

2)。

【回 答】:

1 法人税(CIT)についての留意点

1)

事業年度の登録

ベトナムでは原則として

12

月末の暦年が事業年度とされているが、12月末以外にも

3

月末、6月 末 ま た は

9

月 末 決 算 か ら 選 択 す る こ と も で き る 。 当 該 事 業 年 度 に つ い て は 、

Circular80/2012/TT-BTC

に基づき企業税コード取得(前回レターの

2

を参照)の際に登録を行う必 要がある。

また、法人税通達

Circular78/2014/TT-BTC

によれば、設立初年度は

15

ヶ月を上限として、1年 を超える事業年度も認められる。例えば

2014

11

1

日に投資ライセンスが発行された会社は初 年度について

2015

12

31

日までの

14

ヶ月を事業年度とすることが可能である。税優遇の消化 スケジュールや経理の整備状況等も考慮して、会社にとって最も有利な事業年度を選択することが 望ましい。

2) CIT

の申告時期について

 四半期予定納税:

従前求められていた四半期申告については、2014年

10

1

日付の

Decree91/2014/ND-CP

に従い廃止された。ただし、四半期ごとの

CIT

予定納税は必要とされており、各四半期の翌月

30

日までに予定納税が必要である。予定納税額については、財務諸表の数値を用いて算定 するか過年度の

CIT

額を基に算定すると規定されている。

 確定申告:

法人は事業年度末日より

90

日以内に確定申告書を作成し、最終の法人税額と四半期予定納 税額との差額を納付する必要がある。なお、四半期ごとの

CIT

予定納税額の合計額が確定税

額を

20%以上下回る場合には、当該差額について、第 4

四半期納税期限日より確定申告の納

税日までの日数に応じた遅延利息が適用されるため、注意が必要である。

3)

減価償却方法の通知

Circular45/2013/TT-BTC(以下 Circular45)によれば、ベトナム税務上認められる固定資産の減

価償却方法は定額法、定率法及び生産高比例法の

3

つであるが、定率法及び生産高比例法につ いては、一定の要件を満たした場合のみ利用可能なため注意が必要である。法人は減価償却費を 計上する前に、税務署に選択した減価償却方法を通知する必要がある。いったん選択した償却方 法は、当該資産の使用期間中は継続して適用しなければならない。

(18)

18

4)

操業開始前費用の繰延処理

上述の

Circular45

によれば、操業開始前に実際に発生した設立費用やスタッフトレーニング費用

や広告宣伝費等の費用は最大で

3

年間の繰延処理が認められている。

2 外国契約者税(FCT)についての留意点

1)

概要

FCT

とは、外国の組織又は外国の個人(以下、外国契約者)がベトナムの組織又は個人との契約 等に従い、ベトナム国内で経済活動を実施することによって稼得した所得や付加価値(VAT)に対 して課される税金であり、CIT部分と

VAT

部分から構成される。納税方法としては

3

つの方法があ るが、通常は契約したベトナム法人に源泉徴収義務が課されることとなる(みなし方式)。

すわなち、申告納税に漏れや不備があった場合には、当該ベトナム法人が追徴や罰金・遅延利息 の対象となるため注意が必要である。

なお、ベトナム税務規定上、外国契約者がベトナムに恒久的施設(PE)を有するか否か、ベトナム 居住者か否かにかかわらず課税対象となる。

2) FCT

の申告時期について(みなし方式を前提とする)

租税管理についての通達

Circular156/2013/TT-BTC

によれば、契約先であるベトナム法人は契 約締結後

20

営業日以内に登録が必要となる。

また、契約先であるベトナム法人は、原則として支払いの都度

10

日以内に申告納税を行わなけれ ばならず、契約満了時には

45

日以内に申告納税を行う必要がある。

3)

機械等の設備輸入と

FCT

特に製造業を営む現地法人の設立直後は海外から機械等の設備を購入するケースが多い。このよ うな設備購入には販売側による据付や技術指導等のサービス派遣を伴うことが多い。単純な売買 契約であれば、外国契約者税が課税されることはないが(下記

4)のケース除く)、ベトナム国内での

据付サービス等が含まれている契約形態の場合、サービス部分の契約金額に

FCT

が課されるば かりか、機械設備等の物品本体部分の契約金額にも

FCT

課税(CIT1%)されるため注意が必要で ある。

設備購入は高額になるケースが多く、サービス報酬と設備本体の契約金額が分かれていない場合、

契約金額全体に対して高いみなし

FCT

率(CIT2%、VAT3%)が適用されてしまうため、節税の観 点から明確に金額を区別することが望ましい。

また、ベトナム国内での据付等について、ベトナム現地企業を利用できれば(ただし、当該現地企 業が外国契約者の下請の場合を除く)単純な売買契約として

FCT

を排除することができる。

4)

契約形態と

FCT

上記

3)のようなサービスが付随した物品輸入の場合以外でも外国契約者からの輸入契約形態の場

合に

DDP

DAT、DAP

条件等、ベトナムの国境以降で所有権が移転したり、ベトナム国内の目

的地までのコストを外国契約者が負担するような契約形態を採用した場合、FCT の課税対象となる ため留意する必要がある。

(19)

19

FOB

条件等を選択することで

FCT

を排除できるため、契約条件を変更することが望ましい。

特に製造業で原材料を輸入する場合や販社業で商品を輸入する場合には、取引金額が高額にな るため、事前に確認することをお勧めする。

5)

日越租税条約との関係

上述のとおり、FCT は外国契約者の

PE

の有無にかかわらず課税対象となるが、日越租税条約上

FCT(CIT

部分)については利息所得等の例外を除き、日本法人の

PE

がベトナム国内に存在し

ない場合にベトナム側での課税権を認めておらず、本来ベトナムでは課税対象とならないケースも 考えられる。

ただし、ベトナム国内法上、免税のための事前申請手続が求められており、当該手続の煩雑さや当 局の租税条約に対する理解不足に起因し、当該制度の利用が進んでいないのが実情である。

3 まとめ

企業設立直後に発生する税務について

2

回にわたって記載してきた。実務上、税務対応が後回し にされるケースが多く、今回記載の対象となった税法違反が数年後の税務調査で初めて顕在化す ることも多い。そのため時間が経つことにより年率

18.25%で計算される多額の遅延利息や罰金が課

され、事業活動上深刻な問題につながることもある。また、ベトナムでは非常に形式主義が強いため、

契約書の文言及び他の書類との整合性の確認が重要となる。このようなトラブルを防ぐため、新法人 の事業や取引実態に応じたリスクを把握するため事前に会計・税務事務所に相談・契約書等のレビ ューを実施することをお勧めする。

【筆者紹介】

古屋 秀規 (KPMG ベトナム 公認会計士試験合格者)

2007年12月に あずさ監査法人(現有限責任 あずさ監査法人)東京事務所入所。

日本国内において主に、製造業、ソフトウェアメーカー等の会計監査(米国及び日本国会計基 準)及びIFRSアドバイザリー業務に従事。2012年8月よりKPMGハノイ事務所に入所し、現地の日 系企業に対する投資、会計・税務、法務、人事等のコンサルティングに従事。

(20)

20

- 組合費の納付に関する注意事項 -

今回のテーマは、組合費の納付に関してです。2013年

1

1

日に施行された新しい労働組合法の第

26

2

項、2014年

1

10

日に施行された政令

No.191/2013/ND-CP

の第

4

条に基づき、現時点で は社内における労働組合の有無を問わず、すべての雇用者は組合費を負担する義務が生じています。

社内に組合がない企業が、組合費を納付していない場合も、実際上の罰則がなく、実務において特に 問題はなかったのですが、昨今は就業規則の登録において、大きな悪影響が生じています。そこで、ま ずは就業規則の登録について解説し、その後で問題点と対策を述べます。

●就業規則の登録手続き

手続きの概要は下記の通りです。

①10

人以上を雇用する場合には、書面による就業規則が必要です。(労働法第

119

1

項)

②その公布前に、社内の労働組合の意見を聞く必要があります。(同法第 119

3

項)

③その公布日から 10

日以内に、雇用者は管轄機関に就業規則を登録する義務があります。(同法 第

120

1

項、2項)

④社内に労働組合がない場合、地域の労働団体の執行委員会が代行する事になります。(同法第 3

4

項)従って就業規則の登録にあたっては、労働団体と協議し、その意見書を取得する事が 必要となります。

そこで問題となるのが④です。以前は労働団体の意見書の代わりに、就業規則の内容に同意したとい うすべての被雇用者が署名した文書を提出することで、管轄機関が就業規則の登録を認めていました。

ところが現在は、労働法の規定通りに地域の労働団体の意見書の提出が、要求される事になりつつあり ます。そして、労働団体側が組合費を納付していない企業との交渉には、応じない事例が増えています。

そのため、組合費を納付していない場合、就業規則の登録が困難になってきているのです。

●各省における状況

弊社では、日系企業が多数進出する市・省の労働団体に対して、組合費が未納の場合に、就業規則登 録のための交渉に応じるかどうか、ヒアリングを行いました。その結果は、下記の通りです。

地域名 登録交渉の可否 注意事項

Ha Noi

応じない。 企業が組合費を十分に納付した後、

労働団体が交渉のため来訪。

Bac Ninh, HaNam, HaiDuong, Vinh Phuc

応じない。 組合費の十分な納付後、社内での労 働組合を設立を要求。

HaNam

の場合、労働組合の設立時

(21)

21

点から、組合費を納付。

Hung Yen, Hai Phong

不明(電話による回答を 拒否)

労働団体への公文書提出後、対応を 検討。

補足してご説明しますと、Bac Ninhなどの

4

省では、労働団体が交渉に応じず、組合の設立が要求 されます。従って、就業規則の登録は社内での組合の設立後、組合との交渉してからになります。

●組合費の額、納付方法

現行の規定では、社会保険へ納付する賃金基本額の

2%となっています。(労働組合法第 26

2

項)

その納付については、四半期又は月ごとに下記の通り行われます。(2013年

11

29

日付けの労働総 連盟の決定

No.1935/QD-TLD

の第

6

条)

① 社内に労働組合がある場合、労働組合に

65%、上部の労働団体に 35%を納付。

② まだない場合、上部の労働団体に全額を納付する。

結論としては、雇用者には組合費を納付する義務があるのですから、組合がないのであれば社員に働 きかけ、地域の労働団体にも協力を要請して、早急に組合を設立する事が望ましいと考えます。組合が できると、労働争議が起きることを懸念する意見もあります。確かに組合にはストライキを行う権利がありま すが、それは煩雑な法的な手順を踏んだ後で、はじめて可能になります。過去にベトナムにおいて発生 したストライキは、すべて合法的な手順を経たものではありません。なお、組合費を納付しない場合の罰 則規定については、まだ草案の段階ですが、その罰金額が

4,000

万~1億

5,000

VND

となっており、

注意が必要そうです。

【筆者紹介】

斉藤雄久 (AIC VIETNAM Co., Ltd. 代表)

1962年東京都葛飾区出身、1985年早稲田大学社会科学部卒業、日本での会社勤務を経て、

1994年12月よりベトナム在住。

日系工業団地勤務、日系コンサルティング会社代表を経て現職。

日系企業の進出前のご相談から会社の設立、進出後の経営管理まで、一貫したサポートを行う。

(22)

22

1. 輸出入貨物に関する諸手続きを規定する財政省の通達

2015 年 3 月 25 日、財政省は、輸出入貨物に関する税関手続き、税関検査・監視、輸出入税及 び税務管理を規定する通達 No. 38/2015/TT-BTC を公布した。その概要は下記の通りである。

電子税関申告者は、法律で定める教育施設での訓練を受ける規定が廃止される。

加工用の輸入された、実際に輸入された原料・物資の総量の 3%を越えない余剰の原料・

物資、又は輸出品の生産基準量内のスクラップ・廃棄物に対しては、国内で販売・消費 する際、税関手続きを実施する必要はないが、税務に関する法規に従い、国内の税務機 関に納税申告をしなければならない。

輸出加工企業間で売買される商品に対して、輸出加工企業は税関手続きを実施するかど うかを選択できる。

輸出加工企業が国内企業に加工を依頼する品物、あるいは輸出加工企業が国内企業に加 工する品物に対しては、輸出加工企業は原料・物資の受け渡しの際に税関手続きの実施 が不要となる。

輸出加工企業が原料・物資・製品を保管するための倉庫を賃借する場合、その倉庫で製 造を実施してはならない。

本通達は、通達 No.94/2014/TT-BTC、No. 22/2014/TT-BTC、No. 128/2013/TT-BTC、No.

196/2012/TT-BTC、No.186/2012/TT-BTC 、No.183/2012/TT-BTC、No.15/2012/TT-BTC、

No.190/2011/TT-BTC、No. 45/2011/TT-BTC、No.45/2007/TT-BTC、No.13/2014/TT-BTC、

No.175/2013/TT-BTC、No.237/2009/TT-BTC に代わり、2015 年 4 月 1 日より施行される。

2.

保険手続における電子申告に関するベトナム社会保険庁の決定

2015

4

14

日、ベトナム社会保険庁は、社会保険・医療保険・失業保険への加入手続き、社会保 険手帳・医療保険カードの発給手続きに関する電子申告を規定する決定

No. 528/QD-BHXH

を公布 した。その概要は以下の通りである。

1)

雇用者は、ベトナム社会保険のウェブサイト、あるいは当分野における電子申告サービスを提供す る、ベトナム社会保険庁との契約書を締結した組織(I-VAN 組織と呼ばれる)のウェブサイトを通じ て、電子申告の登録ができる。

2)

これを登録した雇用者は、電子書類作成・電子署名の上で、電子申告する責任を持ち、同時に紙 での書類も保管する義務を負う。

(23)

23

3)

電子書類の提出期間は休日(土・日曜日、祭日、正月)も含め、1日

24

時間、週

7

日間となる。

社会保険機関あるいは

I-VAN

組織は、合法的な電子申告を受信した時点より

2

時間以内に、受信 済みの通知を返信する責任がある。電子書類の提出時点は、その通知に記載されたものとなる。

4)

雇用者は、社会保険機関より自社のアカウントに送信される、前月の社会保険料・医療保険料・失 業保険料の申告結果、および各保険加入者の名簿について電子通知を受信する。

本決定は

2015

5

1

日より施行される。

以上

(24)

24

< 北部・中部 >

展示会名

VIETNAM MEDIPHARM 2015

The 22nd annually Vietnam International Exhibition on Products, Equipment Supplies for Pharmaceutical, Medical, Hospital and Rehabilitation

開催場所 ICE Exhibition Center, Hanoi Friendship Cultural Palace, 91 Tran Hung Dao Str., Hanoi 出展物 医療設備

出展者数 800ブース

開催日程 2015513日~16 入場料金 無料

出展申込み

問合せ先 : VIETNAM ADVERTISEMENT & FAIR EXHIBITION JSC - VIETFAIR Address: Bien Phong Newspaper Bldg., 40A Hang Bai St., Hoan Kiem Dist., Hanoi, Vietnam Tel: +84 – 439 365 566/67/70/71/89 - Hotline (+84) 904 547 711

Fax: +84 – 439 365 568 Wedsite: www.vietfair.vn

主催 Vietnam Medical Products Import - Export JSC – VIMEDIMEX VN Vietnam Advertisement & Fair Exhibition JSC – VIETFAIR

WEBサイト http://vietnammedipharm.vn/

展示会名 ENTECH HANOI 2015

The International Exhibition Fair on Environment and Energy Technology

開催場所 ICE Exhibition Center, Hanoi Friendship Cultural Palace, 91 Tran Hung Dao Str., Hanoi 出展物 省エネ設備

出展者数 105社(2014年の実績)

開催日程 2015520日~22 入場料金 無料

出展申込み

問合せ先 : ENERGY CONSERVATION CENTER (ECC HANOI) Sales Manager Mr Hoang Quan

T: +844 629 2832 M: +84 985 367 926 [email protected]

主催

Hanoi Energy Conservation Centre (EEC Hanoi) Global Expo and Event JSC (GLOBAL EXPO) Busan Exhibition and Convention Center (BEXCO) WEBサイト http://www.entechhanoi.com.vn/en

展示会名 ELECTRIC & AUTOMATION VIETNAM 2015 E&A HANOI 2015

開催場所 ICE Exhibition Center, Hanoi Friendship Cultural Palace, 91 Tran Hung Dao Str., Hanoi 出展物 電機、自動化

出展者数 200~250ブース 開催日程 201563日~6 入場料金 無料

出展申込み

問合せ先 : VIETNAM ADVERTISEMENT & FAIR EXHIBITION JSC (VIETFAIR) Head-office: Bien Phong Newspaper Bldg., 40A Hang Bai Str., Hoan Kiem Dist., Hanoi, Vietnam

* Tel: 84.43.9365566 * Fax: 84.43.936 55 68

* E-mail: [email protected] * Webiste: www.vietfair.vn

主催

VELINA VIETFAIR

Khang Phat International JSC

WEBサイト -

開催直前に突然変更される可能性があります。ご参加の前に再度主催者にご確認をお願い いたします。

(25)

25 展示会名 VIETNAM AUTO EXPO 2015

The 12th International Automobile & Supporting Industries Exhibition 開催場所 Vietnam Exhibition & Fair Centre, 148 Giang Vo Road, Dong Da Dist, Hanoi, Vietnam 出展物 交通機関、交通設備

出展者数 450ブース

開催日程 2015617日~20 入場料金 無料

出展申込み

C.I.S Vietnam Advertising & Exhibition Joint Stock Company 112 – A3 Dam Trau, Hai Ba Trung District, Hanoi, Vietnam Tel: +84-4. 39844.104/05 | Fax: +84-4. 39844.108

Duong Le Minh (Mr.): 0906 069 083 - [email protected] 主催 Ministry of Industry & Trade

WEBサイト http://vietnam-autoexpo.com/

展示会名 TRANSPORT & LOGISTICS CONFERENCE & EXHIBITION

開催場所 ICE Exhibition Center, Hanoi Friendship Cultural Palace, 91 Tran Hung Dao Str., Hanoi 出展物 交通手段、ロジスティクス

出展者数 4000m2

開催日程 201578日~10 入場料金 無料

出展申込み 問合せ先 : CP Exhibition Company

Mobile: (+84) 903.806.028 Email: [email protected]

主催

Ministry of Transport of Vietnam

Vietnam Chamber of Commerce and Industry- Vietnam Exhibition, Conference &

Advertisement JSC

WEBサイト -

展示会名 Vietnam Jewelry Show

開催場所 ICE Exhibition Center, Hanoi Friendship Cultural Palace, 91 Tran Hung Dao Str., Hanoi 出展物 宝飾、時計等

出展者数 40ブース

開催日程 201586日~9 入場料金 無料

出出展申込み

問合せ先 : VCCI Exhibition Service Co., Ltd - VietCham Expo

Contact Person: Mr. Le Van Tu Enquiry Email: [email protected] Tel. No: +84 - 8 39326339 Fax No: +84 -8 39325789

主催 World Trade Fair (International) Limited, Hong Kong VCCI Exhibition Service Co., Ltd - VietCham Expo WEBサイト http://vietnamjewelryshow.com

展示会名 VIETNAM MANUGACTURING EXPO 2015

開催場所 ICE Exhibition Center, Hanoi Friendship Cultural Palace, 91 Tran Hung Dao Str., Hanoi 出展物 電子、機械、食品、日用品など様々な商品

出展者数 800ブース (2014年の実績)

開催日程 2015910日~12 入場料金 無料

出出展申込み

問合せ先 :

EiFEC Company Limited Ms. Nguyen Boi Ngoc

Tel: +84 4 3761 8575 / 3992 7489 / 3992 7498 Fax: +84 4 3761 8575 E-mail: [email protected]

主催 Reed Tradex Company

WEBサイト http://www.vietnammanufacturingexpo.com/index.html

展示会名 INTERNATIONAL TECHMART VIETNAM 2015

参照

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