Magic eBusiness Platform V9Plus for iSeries
インストールガイド
Magic eBusiness Platform V9Plus for iSeries
Magic Platform V9Plus for iSeries
Magic Application Server V9Plus for iSeries
目 次
第1章 はじめに ... 4
1.1 このガイドの補足資料 ... 4
1.2 本書の概要 ... 4
1.3 表記上の注意事項 ... 5
第2章 MAGIC FOR ISERIES 導入手順 ... 6
2.1 前提条件と設定例 ... 6
2.2 Magic for iSeriesインストール〜デモアプリケーションセットアップの流れ... 8
第3章 MAGIC ISERIES CLIENT... 10
3.1 Magic eDeveloper/Magic Clientのインストール ... 10
3.2 クライアントPCのTCP/IP環境の設定 ... 10
3.3 Magic iSeries Clientのインストール... 11
3.4 ホストライブラリ(Host DBA)のインストール... 13
3.5 Magic iSeries Clientのライセンス登録 ... 18
第4章 MAGIC ISERIES SERVER... 20
4.1 ユーザー・プロファイルの作成... 20
4.2 Magic iSeries Serverのインストール ... 21
4.3 Magic iSeries Server ライセンス登録 ... 23
4.4 TCP/IPドメイン情報の登録 ... 24
4.5 TCP/IPホスト・テーブルの登録 ... 25
第5章 デモアプリケーションの設定・実行... 28
5.1 Magic Webアプリケーション用ファイルとフォルダ... 28
5.2 デモアプリケーション用ファイルのコピー ... 29
5.3 MAGIC400.INIの修正 ... 30
5.4 メッセージングサーバの設定 ... 31
5.5 HTTP属性の設定... 32
5.5.1 HTTP構成の設定... 34
5.5.2 HTTPサーバの起動... 39
5.6 MRBの起動... 41
5.7 Magic iSeries Serverの起動... 42
5.8 BC_Methodologyの実行 ... 44
第6章 導入時のトラブル対応 ... 45
6.1 JOBログの参照方法 ... 45
6.2 フローモニタの参照方法 ... 48
6.3 MRBログとリクエスタログの設定・参照方法 ... 50
第7章 補足 ... 52
7.1 ライセンス管理について ... 52
7.2 ホストライブラリインストール環境について... 53
7.3 ホストライブラリの自動起動について... 54
7.4 Magic iSeries Serverの動作環境を複数設定する方法について ... 55
7.5 CCSIDについて ... 61
7.5.1 QCCSID ... 63
7.5.2 MGCLIENTジョブ のCCSID ... 64
7.5.3 Magic iSeries Server−QCCSIDが5035、939環境でのCCSID ... 65
7.5.4 Magic iSeries Server−QCCSIDが65535、5026、又は930環境でのCCSID ... 66
7.5.5 Magic iSeries Server−インターネット環境のCCSID... 67
本マニュアルに記載の内容は、将来予告なしに変更することがあります。これらの情報についてMSE
(Magic Software Enterprises Ltd.)およびMSJ(Magic Software Japan K.K.)は、いかなる責任も負 いません。
本マニュアルの内容につきましては、万全を期して作成していますが、万一誤りや不正確な記述があっ たとしても、MSE およびMSJ はいかなる責任、債務も負いません。
MSE およびMSJ は、この製品の商業価値や特定の用途に対する適合性の保証を含め、この製品に関する 明示的、あるいは黙示的な保証は一切していません。
本マニュアルに記載のソフトウェアは、製品の使用許諾契約書に記載の条件に同意をされたライセンス 所有者に対してのみ供給されるものです。同ライセンスの許可する条件のもとでのみ、使用または複製 することが許されます。当該ライセンスが特に許可している場合を除いては、いかなる媒体へも複製す ることはできません。
ライセンス所有者自身の個人使用目的で行う場合を除き、MSE またはMSJ の書面による事前の許可なし では、いかなる条件下でも、本マニュアルのいかなる部分も、電子的、機械的、撮影、録音、その他の いかなる手段によっても、コピー、検索システムへの記憶、電送を行うことはできません。
サードパーティ各社商標の引用は、MSE およびMSJ の製品に対するコンパチビリティに関しての情報提 供のみを目的としてなされるものです。
本マニュアルにおいて、説明のためにサンプルとして引用されている会社名、製品名、住所、人物は、
特に断り書きのないかぎり、すべて架空のものであり、実在のものについて言及するものではありませ ん。
• Magic はMagic Software Enterprises Ltd. のイスラエルその他の国での商標または登録商標です。
• Magic eDeveloper、Magic Client およびMagic Application Server はMagic Software Japan K.K.
の商標です。
• Pervasive.SQL はPervasive Software, Inc. の商標です。
• Microsoft およびFrontPage は、Microsoft Corporation の登録商標です。また、Windows, WindowsNT およびActiveX はMicrosoft Corporation の商標です。
• Oracle はOracle Corporation の登録商標です。
• OS/400™ 、DB2/400™ 、およびMQ/Series™ は IBM 社の登録商標です。
• EASYCOM™ はAURA Equipments社の登録商標です。
• 一般に、会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
MSE およびMSJ は、本製品の使用またはその使用によってもたらされる結果に関する保証や告知は一切 していません。この製品のもたらす結果およびパフォーマンスに関する危険性は、すべてユーザが責任 を負うものとします。
この製品を使用した結果、または使用不可能な結果生じた間接的、偶発的、副次的な損害(営利損失、
業務中断、業務情報の損失などの損害も含む)に関し、事前に損害の可能性が勧告されていた場合であっ ても、MSE およびMSJ、その管理者、役員、従業員、代理人は、いかなる場合にも一切責任を負いません。
初版 2004年 4月27日 第二版 2005年 3月30日 第三版 2005年10月31日
マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
第1章 はじめに
本書は iSeries開発ガイドの補足資料とし、本書では、以下の Magic eBusiness Platform for iSeries 製 品のインストール及び、インターネットデモアプリケーション(ブラウザウクライアント開発手法)のセッ トアップ方法・動作環境の設定について説明します。
z Magic Platform V9Plus for iSeries
z Magic Application Server V9Plus for iSeries
本書では、製品名を以下のように省略する場合があります。
製品名 省略製品名
Magic eBusiness Platform V9Plus for iSeries Magic for iSeries Magic Platform V9Plus for iSeries Magic iSeries Client Magic Application Server V9Plus for iSeries Magic iSeries Server
また、Magic eDeveloperを理解するには、次に挙げるマニュアルも参照してください。
リファレンス
新機能ガイド
開発者ガイド
インストールガイド
iSeries開発ガイド
1.1 このガイドの補足資料
Magic eDeveloperのの各マニュアルに加えて、次に挙げるIBM提供マニュアルは、iSeries サーバ環境での アプリケーションの知識を補足することができます。
AS/400 実行管理の手引 【SD88‑5009‑03】
DDS 解説書: 概念 【RBAF‑P000‑02】
DDS 解説書: 物理ファイルと論理ファイル 【RZAK‑B000‑00】
DB2 UDB for iSeries データベース・プログラミング 【RBAF‑O000‑02】
ネットワーキング TCP/IP セットアップ
TCP/IP 構成および解説書 【SD88‑5013‑04】
HTTP Server AS/400用概説およびセットアップ 【GD88‑5018‑01】
1.2 本書の概要
第2章では、本書で使用するコンピュータの前提条件等の説明をします。
第3章では、Magic iSeries Clientに関するインストール方法、および設定方法を説明します。
第4章では、Magic iSeries Serverに関するインストール方法、および設定方法を説明します。
第5章では、デモアプリーケーションのセットアップ方法、および設定方法を説明します。
第6章では、導入時に発生しやすいトラブルの対応方法について説明します。
第7章では、Magic for iSeries を使用する際の注意事項等について説明します
1.3 表記上の注意事項
本書で表記される、記号の意味は以下の通りになります。
記号等 意味
1 △ 記号 空白(ブランク)
2 F4 iSeries(AS/400)エミュレータのファンクションキー番号
3 実行 iSeries(AS/400)エミュレータの実行(Enter)キー
第2章 Magic for iSeries 導入手順
Magic iSeries Client および Magic iSeries Server 製品のインストール及び、デモアプリケーション(ブ ラウザウクライアント開発手法)セットアップまでの流れについて説明します。
2.1 前提条件と設定例
ここでは、製品のインストールと実行の前提条件として必要となるソフトウェアと、本文中の説明で使用 する設定例とを説明します。
注意: 本書での設定例はあくまで説明のための例ですので、インストールにあたって は、実際にインストールするiSeriesやPCの環境に合わせて適宜読み替えてください。
(1) Magic eBusiness Platform 製品
本書では、以下のバージョンのMagic製品について説明をします。
表2.1 Magic製品とバージョン
(2) iSeries(AS/400)サーバ環境
Magic製品をインストール・利用する前提として、iSeries上に必要となるソフトウェアを以下に 示します。
表2.2 iSeries上に必要なソフトウェア(○は必要、‑ は不要なことを表します)
ソフトウェア 説明 Magic iSeries Client製品
Magic iSeries Server製品 1 ネットワーク環境 TCP/IP が必須です。 ○ ○ 2 HTTPサーバー HTTP Server (Powered by Apache) for
iSeriesをサポートしています。
‑ ○
3 FTPサーバー インストール時に利用します。 ○ ○
4 PASE サーバ製品の実行時に必要です。 ‑ ○
注意:
z HTTPサーバは、Magic iSeries Server 製品を使って、MagicでWebアプリケーションサーバ、
あるいはWebサービスサーバとして使う場合に必要となります。
z Client製品 (Magic iSeries Client)では、HTTPサーバは不要です。
z PASEについては、次ページの「PASE(Portable Application Solutions Environment)につ いて」を参照してください。
本文中では、以下のサーバ設定例で説明をします。
表2.3 iSeriesの環境設定例
(3) クライアント環境(PC)
Magic製品をインストール・利用する前提として、クライアントPC上に必要となるソフトウェアを 以下に示します。
Magic製品 バージョン
1 Magic eDeveloper V9.4JSP3
2 Magic iSeries Client V9.4JSP3 3 Magic iSeries Server V9.4JSP3
項目 設定例
1 OS/Version V5R2
2 システム名 MSJIS400 3 ドメイン名 MAGICDEV.CO.JP
4 IPアドレス 10.3.0.33
表2.4 クライアントPC上に必要なソフトウェア(○は必要、‑ は不要なことを表します)
ソフトウェア 説明 Client製品 Server製品 1 ネットワーク環境 TCP/IP が必須です。 ○ ○
2 FTPクライアント インストール時に利用します。 ○(管理者) ○
3 ターミナルエミュ レータ
iSeries Access for Windowsな ど 。 iSeries上での設定に使います。
○(管理者) ○
注意:
z FTPクライアントおよびターミナルエミュレータは、インストールを行ったり、iSeries 側に
インストールしたMagic製品の構成等を管理する管理者のPCにのみ必要です。一般ユーザが Magic Clientを実行するためには必要ありません。
z Magic iSeries Serverの動作環境の設定時、英小文字入力が必要な箇所が一部あります。こ のため、ターミナルエミュレータで英小文字入力が可能な設定に変更してください。(例:エ ミュレータの構成で、ホストコードページを 「939日本語英数小文字拡張」に設定するなど)。
本文中の説明で使用する、クライアントPCの環境設定例を以下に示します。
表2.5 クライアントPC環境設定例
参考: PASE(Portable Application Solutions Environment)について
PASEは、IBM社がiSeries用に提供するオプションソフトウェア(ライセンスプログラム 5769SS1、
Option 33)で、AIX に類似した実行環境をiSeries上で実現します。
Magic iSeries Serverは、PASE環境で動作しますので、Magic iSeries Server 製品をインストール
するに先立って、PASEがインストールされていることが必要になります。
Magic iSeries Client製品のみをインストールする場合には、PASEは不要です。
PC 概要説明
1 OS/Version Windows XP
2 コンピュータ名 SAMP
3 IPアドレス 10.3.0.190
図2.1
PASE ライセンスの確認
2.2 Magic for iSeries インストール〜デモアプリケーションセットアップの流れ
Magic iSeries Client および Magic iSeries Serverのインストール、デモアプリケーションのセットアッ プ作業の流れを以下に示します。
図2.2 Magic for iSeriesインストール〜デモアプリケーションセットアップの流れ
② TCP/IPの環境設定
⑧ Magic iSeries Server ライセンス登録
⑦ Magic iSeries Serverのインストール
⑨ TCP/IP ドメイン情報の変更
⑩ TCP/IP ホスト・テーブル項目の処理
① Magic eDeveloper/Magic Clientのイン ストール
③ Magic iSeries Clientのインストール
④ ホストライブラリ(Host DBA)のイン ストール
⑥ ユーザー・プロファイル作成
1 START
Magic iSeries Server 製品のインストール Magic iSeries Client製品 のインストール
⑤ Magic iSeries Clientライセンス登録
⑪ Magic Webアプリケーション用ファイ ルとフォルダのコピー
⑬ MAGIC400.INIの修正
⑭ メッセージングサーバ(MRB)の設定
デモアプリケーション の設定・実行
3.2 参照 3.1 参照
3.3 参照 3.4 参照
3.5 参照
4.3 参照 4.2 参照
4.4 参照 4.5 参照 4.1 参照
5.1 参照
5.3 参照 5.4 参照
2 Magic iSeries Serverも
インストールする?
はい
いいえ END
⑫ デモアプリケーションのコピー 5.2 参照
図2.2 Magic for iSeriesインストール〜デモアプリケーションセットアップの流れ(続き)
注意: インストールのタイプにより、必要なステップが異なります。
z Magic iSeries Client 製品のみをインストールする場合には、上図の「START」より「⑤ Magic iSeries Clientライセンス登録」までのステップを行ってください。
z Magic iSeries Client製品を利用してMagicアプリケーションを実行する一般ユーザのPCでは、各PC ごとに上図の「START」より「③ Magic iSeries Clientのインストール」までのステップを行ってく ださい。
z Magic iSeries Server製品をインストールする場合には、先立って Magic iSeries Client製品をイン ストールする必要があります。従って、図2.2 の「START」から「⑳ デモアプリケーションの実行」
まで、すべてのステップを行ってください。
⑰ HTTPサーバの起動
⑮ HTTP属性の設定
⑲ Magic iSeries Serverの起動 1
⑱ MRBの起動
⑳ デモアプリケーションの実行
END
⑯ HTTP構成の設定
5.5 参照
5.5.2 参照 5.5.1 参照
2
5.6 参照
5.7 参照
5.8 参照
第3章 Magic iSeries Client
本章では、Magic iSeries Clientのインストール及び動作環境の設定について説明します。
注意:
z Magic iSeries Server 製品は、Magic iSeries Client 製品がインストールされていることを前提と します。従って、Magic iSeries Server 製品をご購入になったお客様でも、Magic iSeries Server 製 品のインストールに先立って、本章のステップを必ず実行してください。
z インストールの途中で、製品CD‑ROMが必要になる場合がありますので、お手元に用意しておいてくだ さい。
参考: クライアントPCにMagic Clientをインストールすることなく、iSeries上にホストライブラリのみ をインストールすることも可能です。この場合には、3.1〜3.3は省略し、「3.4 ホストライブラリ(Host DBA)のインストール」に進んでください。
3.1 Magic eDeveloper/Magic Client のインストール
クライアントPC上には、アプリケーションを開発/実行するために、Windows版のMagic eDeveloper (アプ リケーション開発時) あるいは Magic Client (アプリケーション実行時) が必要です。
Magic eDeveloper/Magic Clientのインストールの詳細については、各々の製品に付属のインストールマ ニュアルに詳説されているので、ここでは省略させていただきます。
3.2 クライアント PC の TCP/IP 環境の設定
クライアントPCとiSeriesサーバ間には、ネットワーク環境として TCP/IP が必須であり、インストールに 先立って、両者の間で正しく通信できるように、ホスト名の設定をしておく必要があります。
ホスト名の設定は、DNS あるいは HOSTS ファイルにより行います。
DNS を使用していないネットワーク環境では、HOSTS ファイルにホスト名とIPアドレスの対応を正しく定 義しておいてください。
表3.1 HOSTSファイル設定例 127.0.0.1 localhost
10.3.0.33 MSJIS400 #AS/400 10.3.0.190 SAMP #PC
参考: HOSTSファイルは、以下のディレクトリにあります。
z Windows 98 では、 C:¥Windows¥HOSTS
z Windows 2000/XP では、C:¥Windows¥System32¥Drivers¥etc¥HOSTS
ここで、C:¥Windows というのは、Windows をインストールしたディレクトリで、違うフォルダにインストー ルした場合には、環境に合わせて読み替えてください。
3.3 Magic iSeries Client のインストール
(1) 「コントロールパネル」→「プログラムの追加と削除」から、Magic eDeveloper/Magic Client を 選び、「変更と削除」ボタンを押すと、下図のようなメンテナンス画面が表示されます。
(2) 「変更(M)」を選択して「次へ(N)」押すと、コンポーネント指定画面が表示されます。
この中から、「iSeries製品コンポーネント」を、以下のように選択します。
z 「Magic for iSeries クライアントコンポーネント」は必ず選択します。
z ホストライブラリは、管理者が一度だけ、iSeries サーバにインストールします。ホストラ イブラリをインストールする場合には、iSeriesのOSのバージョンに応じて、どちらか一方 だけを選択してください。両方選択することはできません。
¾ iSeries のOSのバージョンがV5R2およびそれ以下の場合には、「Magic for iSeriesホス トライブラリ」を選択します。
¾ iSeriesのOSのバージョンが V5R3 以上の場合には、「Magic for iSeries ホストライブ ラリ (i5用)」を選択します。
z 管理者以外の通常のユーザのクライアントPCに Magic for iSeries クライアントコンポー ネントをインストールする場合には、ホストライブラリを選択しないでください。
(3) 「次に(N)」を押すと、iSeries クライアントコンポーネントがインストールされます。
参考: このとき、次のようなダイアログが表示されたら、MagicのインストールCDをCDドライブ(こ の場合には D: ドライブ)に挿入して、「OK」を押してください。
図3.1 メンテナンス 画面
図3.2 コンポーネン ト指定画面
以上でPCへのiSeriesクライアントコンポーネントのインストールが完了しました。
ステップ(2)でホストライブラリも選択していたら、続けてホストライブラリのインストール が自動的に始まります。(次ページに続きます)。
図3.3 ディスク挿入 画面
3.4 ホストライブラリ(Host DBA)のインストール
3.3より継続して ホストライブラリのインストールが行われます。
参考: クライアントPCにMagic Clientをインストールすることなく、iSeries上にホストライブラリのみ をインストールすることができます。製品CD‑ROM中、¥Servers¥iSeries¥HOST ディレクトリに、i5 (i5用 ホストライブラリ)とiSeries (それ以前)というサブディレクトリがありますので、インストールする機種 に従って、MgObjTrf.exe を直接起動してください。ホストライブラリインストーラが起動しますので、本 節に説明する手順に従ってインストールしてください。
注意:Magic/400 (dbMAGIC V8.2) あるいはMagic Platform for iSeries V9 (V9.3) がすでにインストー ルされている iSeries マシンに、V9Plus 用のホストライブラリをインストールする場合には、注意が必 要です。次ページの「Magic/400 V8、Magic Platform for iSeries V9 と共存させる場合」の項を参照し てください。
準備:
z ホストライブラリをインストールする際、インストーラでホストライブラリ名を指定します。デフォ ルトでは MAGIC400 となりますが、別の名前のライブラリとすることも可能です。
z ホストライブラリのインストールは、QSECOFR アカウントで行います。QSECOFR アカウントのパスワー ドをシステム管理者より聞いておいてください。
z 以下の説明では、次の環境を仮定して説明します。別の名前のライブラリにインストールした場合に は、適宜置き換えてお読みください。
表3.2 インストール環境例
項目名 設定例
1 ホストライブラリ名 MAGIC400 (デフォルト)
2 iSeriesホスト名 MSJIS400
(1) 下図のようなダイアログが表示されます。
(2) 以下のようにインストールパラメータを入力し、[Install]ボタンをクリックします。
表3.3 TransferProcess設定値
項目名 意味 入力値例
1 iSeries Destination Library ホストライブラリ名 MAGIC400
2 iSeries System iSeries ホスト名 MSJIS400
3 User ID ログオンアカウント名 QSECOFR (固定)
4 Psssword パスワード (QSECOFRのパスワード)
図3.4 Transfer Process 入力画面
(3) インストールの間、進行状況を示すメッセージが表示されインストール終了後、次のダイアログが 表示されます。
注意:
z 何らかの要因でインストールに失敗した場合は、次のメッセージが表示されます。エラーの
要因は、ダイアログの「Messages」欄に表示されます。
z 再度インストールをやり直す場合は、OS/400上のMAGIC400という名前のライブラリを削除
してからやり直してください。既に同名のライブラリが存在する場合は、インストールに失 敗します。
(4) ホストライブラリのインストールが完了すると、次のような構成がOS/400に作成されます。
指定されたホストライブラリ名(デフォルトでMAGIC400)の名前のライブラリが作成されます。
MAGICという名前の新しいサブシステム記述が、ホストライブラリに作られます。
MAGICサブシステムが起動され、自動的にEASYCOMジョブ(デーモン)を開始するよう設定され
ます。
システム・スタートアップで、自動的にMAGICサブシステムを開始するよう設定されます。
参考: 構成については、「7.2 ホストライブラリインストール環境について」も参照してくださ い。
(5) CFGTCPMGCコマンドにて、Magic iSeries Clientの動作環境を変更することができます。
z デフォルトの動作をできる限り、変更しないことを推奨します。
z Magic/400 V8、Magic Platform for iSeries V9と共存させる場合には、CFGTCPMGCを実行し ないでください。
z CFGTCPMGCコマンドの操作方法については、「iSeries開発ガイド」参照してください。
SQLパッチの適用
SQLゲートウェイを利用する場合、iSeriesサーバのコマンドライン上で、次のコマンドを順に実 行してください。
UPDPGM PGM(MAGIC400/EASYCOM) MODULE(MAGIC400/SQL2)
注意:
z ここではインストール先のライブラリをMAGIC400としていますが、違うライブラリにインス トールした場合には、適宜置き換えてください。
z このパッチにより、ISAMゲートウェイ/SQLゲートウェイは併用できますが、ISAMゲートウェ イによる「ダイレクトSQLセレクト」の機能は利用できなくなります。
z 「ダイレクトSQLアクセス」は、「埋め込みSQL」に置き換えることにより、同様の処理が可 能になります。
図3.3
TransferProcess 図3.5 正常終了時の結果メッセージ
図3.6 異常終了時の結果メッセージ
注意: Magic/400 V8、Magic Platform for iSeries V9 と共存させる場合
Magic/400 V8、および Magic Platform for iSeries V9 (V9.3SP5) を導入しているiSeriesの環 境に、V9Plus用のホストライブラリを導入する場合は以下の注意が必要です。
z 通常とは異なるライセンスを必要としますので、V9Plusのライセンス申請時には、V8/V9環境
と混在して使用することを記載してください。詳細は、ユーザ登録カードを参照してくださ い。
z V8、V9のホストライブラリがすでにインストールされている場合には、CFGTCPMGCの処理を実
行しないでください。
z V8、V9、V9Plusのホストライブラリ(HOST DBA)のライブラリは、以下の設定例のように、
異なった名前にして分けておく必要があります。
表3.4 設定例
Magic バージョン デフォルトライブラリ名の例
Magic/400 V8 MAGIC400
Magic iSeries V9Plus MAGIC40094
z ホストライブラリのインストール画面(前ページ図3.4)では、iSeries Destination Library の 欄には、MAGIC400でなく、MAGIC40094 などを指定します。
z V9Plusを使用する場合、設定/DBMSでDBMSテーブルを開き、「パラメータ」欄に以下のような 形式でホストライブラリのライブラリ名を指定してください。
MAGICDBA=MAGIC40094
z EASYCLEFによる V9Plusのライセンス登録の作業は、すでにライセンス登録しているV8、又は V9のホストライブラリで行います。つまり、既存ライセンス登録に継続して、V9Plusのライ センスを登録します。こうすることにより、V8、V9でのライセンスの設定の内容を失うこと がなくなります。
CHGCURLIB MAGIC400 EASYCLEF F4
z 以下の手順に従って、ジョブ待ち行列項目の登録を行ってください。
1. ジョブ待ち行列項目の確認:コマンドを実行します。
DSPSBSD SBSD(MAGIC400/MAGIC)
2. 6「ジョブ待ち行列項目」を選択します。
サブシステム 記述の表示
システム : MSJIS400 サブシステム 記述 : MAGIC ライブラリー: MAGIC400 状況 : 活動
次の中から1つを選んでください。
図3.7 DBMSパラ メータの設定
1. 操作属性 2. プール定義
3. 自動開始ジョブ項目 4. ワークステーション名項目 5. ワークステーション・タイプ項目 6. ジョブ待ち行列項目
7. 経路指定項目 8. 通信項目
9. リモート・ロケーション名項目 10. 事前開始ジョブ項目
続く ...
選択項目またはコマンド ===> 6
F3= 終了 F4=プロンプト F9=コマンド の複写 F12= 取消し
3. SEQNBRの最後の番号を探します。下図では、30が最後の番号です。
ジョブ待ち行列項目の表示
システム : MSJIS400 サブシステム記述 : MAGIC 状況 : 活動
SEQ ジョブ 最大 ‑‑‑‑‑‑ 優先順位による最大数 ‑‑‑‑‑‑
NBR 待ち行列 ライブラリー 活動 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 MGCLIENT MAGIC400 *NOMAX * * * * * * * * * 20 MGSERVER MAGICRUN82 *NOMAX * * * * * * * * * 30 MGBROKER MAGICRUN82 5 * * * * * * * * *
終わり 続行するためには,実行キーを押してください。
F3= 終了 F12= 取消し
すでに区域の最下部が表示されている。
4. ジョブ待ち行列項目を追加します。
ADDJOBQE SBSD(MAGIC400/MAGIC) JOBQ(MAGIC40094/MGCLIENT) MAXACT(*NOMAX) SEQNBR(40)
ここで、
z MAGIC40094: V9 ホストライブラリ名。
z 40: SEQNBR 重複していなければ何でも構いません。通常、最後の番号+10を指定 します。
5. ジョブ待ち行列項目を再確認します。
DSPSBSD SBSD(MAGIC400/MAGIC)
ジョブ待ち行列項目の表示
システム : MSJIS400 サブシステム記述 : MAGIC 状況 : 活動
SEQ ジョブ 最大 ‑‑‑‑‑‑ 優先順位による最大数 ‑‑‑‑‑‑
NBR 待ち行列 ライブラリー 活動 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 MGCLIENT MAGIC400 *NOMAX * * * * * * * * *
20 MGSERVER MAGICRUN82 *NOMAX * * * * * * * * * 30 MGBROKER MAGICRUN82 5 * * * * * * * * * 40 MGCLIENT MAGIC40094 *NOMAX * * * * * * * * * 終わり 続行するためには,実行キーを押してください。
3.5 Magic iSeries Client のライセンス登録
ホストライブラリのインストールが終わったら、Magic iSeries Clientのライセンス登録を行います。
Magic iSeries Clientのライセンス登録手続きは、製品添付のユーザ登録シートに必要事項を記入し、イン フォメーションセンター宛にお送りください。折り返し、ユーザ登録コード(Activation key)を通知い たします。
ユーザ登録コードの登録は、以下の手順で行います。
(1) ホストライブラリに対する CHANGE 権限を持つユーザ(QSECOFRなど)でログオンします。
(2) ホストライブラリをカレントライブラリとします。
CHGCURLIB MAGIC400 実行
(3) ジョブのCCSID を *HEX に変更します。
CHGJOB CCSID(*HEX) 実行
(4) EASYCLEF と入力し、 F4 キーを押します。
EASYCLEF F4
(5) EASYCOM ACTIVATION KEY 入力画面が表示されるので、取得した「LICENSE PAK」の内容を各フィー ルドに入力し 実行 キーを押下します。
参考: 送付された「LICENSE PAK」と、AS/400のEASYCLEF実行時の画面項目は以下のように対応 しています。
表3.5 LICENSE PAK対応表
LICENSE PAK EASYCLEF画面
1 REGISTRATION NAME COMPANY NAME 2 ACTIVATION KEY ACTIVATION KEY 3 NO.OFSIMULTANEOUS SESSIONS NUMBER OF CONNECTIONS 4 NO.OF SIMULTANEOUS STATION NUMBER OF CONNECTED STATIONS
ライセンス登録時の注意事項
ユーザ登録コードを登録する場合には、iSeries にOS/400エミュレータでログオンして行います。
このときのログオンアカウントには、ホストライブラリに対する "CHANGE"権限を持つ必要がありま す。
ホストライブラリのオブジェクトが他のジョブ/ユーザによってロックされていると、正常に処理で きません。WRKOBJLCKコマンドにてホストライブラリがロックされていないことを確認してくださ い。
Magic eDeveloperでは開発用ライセンス、Magic Clientでは実行ライセンスのライセンス登録が必 要です。 Magic 製品とEASYCOM ライセンス(図4‑2 の「ACTIVATION KEY」)、及びMAGIC.INIファイ ル中のライセンス名(LicenseName)の関連は以下の通りです。
Magic 製品 EASYCOM ライセンス MAGIC.INI のLicenseName
Magic eDeveloper D$MAGIC9 MGCSTK
Magic Client MAGIC9 MGCSRT
Magic Application Server
(Windows 版)
MAGIC9 MGENT1
LICENSEに「$」文字を入力する際、OS/400エミュレータのコードページ(CCSID) が930の場合は、キー ボードの「¥」を使用してください。 (例)D$MAGIC9 → D¥MAGIC9
EASYCOMは、英小文字を使用しています。従って、ログ情報、エラー情報等をAS/400ターミナルで表示
すると、一部の文字が化けて表示されることがあります。その場合は、OS/400ターミナルの画面を切 り替えて確認してください。
参考: 表示の切り替えは、エミュレータのデフォルトの設定で、 CTRL + F3 で行えます。
5 LICENSE LICENSE
6 VERSION EASYCOM'S VERSION
7 OPTION EASYCOM'S OPTIONS
8 EXPIRATION DATE EXPIRATION DATE
9 MODEL AUTHORISED AS/400 MODEL
ライセンス登録が成功した場合、下記メッセージが表示されます。
ACTIVATION KEY IS CORRECT. EASYCOM IS OPERATIONAL.
失敗時には、次のようなメッセージが出ます。nnnn というのは、エラーコードです。
INVALID ACTIVATION KEY ( nnnn ). EASYCOM IS NOT OPERATIONAL.
エラー時は、ジョブログのメッセージをチェックしてください。
参考: ジョブログを参照するには、DSPJOBLOG を使います。
DSPJOBLOG 実行
以上で、Magic iSeries Client のインストールおよびユーザ登録は完了です。
図3.8 EASYCLEF
第4章 Magic iSeries Server
本章では、Magic iSeries Serverのインストール及び動作環境の設定について説明します
Magic iSeries Serverをインストールには、予め Magic iSeries Clientが正しくインストールされ、ライ センス登録まで終了している必要があります。Magic iSeries Clientのインストールが終了していない場 合は、「第3章 Magic iSeries Client」を参照して、インストールしておいてください。
本章では、以下の環境例でインストールすることを仮定して説明します。実施の環境に合わせて、適宜読 み替えて行ってください。
表4.1 環境設定例
設定 意味 設定例
Magicサーバアカウント インストール時のiSeries上のユーザ・プロ
ファイル (4.1参照)
MAGIC94 Magicサーバ コンポーネント
ライブラリ名
Magic iSeries Server をインストールする ライブラリ名 (4.2参照)
MAGICRUN94
iSeries サーバホスト名 MSJIS400
iSeries サーバIPアドレス 10.3.0.33
4.1 ユーザー・プロファイルの作成
Magic iSeries Serverのインストールには、ユーザー・プロファイルのCCSIDが939(5035)に設定されてい るユーザアカウントが必要です。これは、インストーラがIFS形式ファイルを正しく復元するために必要と なります。
そのようなアカウントがシステムに定義されていない場合には、以下の手順に従って作成してください。
ここでは例として、MAGIC94という名前のユーザアカウントを作ります。
注意: ユーザー・プロファイルの作成には *SECADM 権限をもつユーザー・プロファイルでサイン・オン して作業してください。
① CRTUSRPRF 実行
② 「ユーザー・プロファイル」にMAGIC94、「テキスト記述」に MAGIC SERVER (この項目はコメ ント欄です)を入力し、 F10 キー(追加のパラメータ)を押します。
③ 何回か [PageDown]キーを押すと、「コード化文字セット ID」欄が出てきますので、これを939 (5035)に変更し 実行 を押します。
図4.1 CRTUSRPRF ①
4.2 Magic iSeries Server のインストール
次に、Magic iSeries Server をiSeries にインストールします。
(1) CD‑ROMの¥Servers¥iSeries¥Mgobjtrf.Exeを起動します。
(2) 下記表4.1および図4.3を参考に各入力項目を設定して、Install ボタンを押します。
表4.2 TransferProcess設定値
項目名 意味 入力値例
1 iSeries Destination Library Magicサーバ・コンポーネント・
ライブラリ名
MAGICRUN94 2 PC Client Code Page 常に 942 を指定します。 942 3 Install on iSeries 常に「OS/400 V5R1 & later」を
選択します。
OS/400 V5R1 & later
4 User ID Magicサーバアカウント MAGIC94
5 Psssword Magicサーバアカウントのパス
ワード
MAGIC94のパスワード 6 TCP/IP Address or Host Name iSeries サーバのホスト名 MSJIS400
インストールの間、進行状況を示すメッセージが表示され、インストール終了後、次のダイアログ 図4.2 CRTUSRPRF ②
図4.3 Transfer Process
が表示されます。
何らかの要因でインストールに失敗した場合は、次のメッセージが表示されます。
注意:
z インストールの失敗の原因については、Message 欄にメッセージが表示されます。よくある エラーの原因は、User ID/Passwordのエラー、あるいは、同一名のライブラリがすでに存在 するなどです。
z 再度インストールをやり直す場合は、OS/400上のMAGICRUN94という名前のライブラリを削除 してからやり直してください。
Magic iSeries Serverのインストールが正常に終了すれば、IFSサーバ・コンフィギュレーション・
ディレクトリがOS/400に作成されます。この際、IFSサーバ・コンフィギュレーション・ディレク ト リ 名 は 、Magic iSeries Serverを イ ン ス ト ー ル し た ラ イ ブ ラ リ 名 と 同 じ ( こ の 例 で は /MAGICRUN94)になります。
図4.4 正常終了時の 結果メッセージ
図4.5 異常終了時の 結果メッセージ
4.3 Magic iSeries Server ライセンス登録
Magic iSeries Server のライセンス登録を行います。
Magic iSeries Server のライセンス登録手続きは、製品添付のユーザ登録シートに必要事項を記入し、イン フォメーションセンター宛にお送りください。後日、ユーザ登録コード(Activation key)を通知いたし ます。
(1) ホストライブラリ(MAGIC400など)に対する CHANGE 権限を持つユーザ(QSECOFRなど)でサイン・オ ンします。
(2) ホストライブラリをカレントライブラリとします。
CHGCURLIB MAGIC400 実行
(3) ジョブのCCSID を *HEX に変更します。
CHGJOB CCSID(*HEX) 実行
(4) EASYCLEF と入力し、 F4 キーを押します。
EASYCLEF F4
(5) EASYCOM ACTIVATION KEY 入力画面が出てきますので、取得した「LICENSE PAK」の内容を各フィー ルドに入力し 実行 キーを押下します。
参考: 送付された「LICENSE PAK」と、iSeriesのEASYCLEF実行時の画面項目は以下のように対応 しています。
表4.3 LICENSE PAK対応表
LICENSE PAK EASYCLEF画面
1 REGISTRATION NAME COMPANY NAME 2 ACTIVATION KEY ACTIVATION KEY 3 NO.OFSIMULTANEOUS SESSIONS NUMBER OF CONNECTIONS 4 NO.OF SIMULTANEOUS STATION NUMBER OF CONNECTED STATIONS
5 LICENSE LICENSE
6 VERSION EASYCOM'S VERSION
7 OPTION EASYCOM'S OPTIONS
8 EXPIRATION DATE EXPIRATION DATE
9 MODEL AUTHORISED AS/400 MODEL
ライセンス登録時の注意事項
ユーザ登録コードを登録する場合には、iSeries にOS/400エミュレータでサイン・オンして行いま す。このときのユーザープロファイルには、ホストライブラリに対する "CHANGE"権限を持つ必要が あります。
ホストライブラリが他のジョブ/ユーザによってロックされていると、正常に処理できません。
WRKOBJLCKコマンドでホストライブラリがロックされていないことを確認してください。
Magic 製品とEASYCOM ライセンス(図4‑2 の「ACTIVATION KEY」)、及びMAGIC400.INIのライセンス 名(LicenseName)の関連は以下の通りです。
Magic 製品 EASYCOM ライセンス MAGIC400.INI のLicenseName
Magic Application Server MAGICS9 MGENT2
EASYCOMは、英字小文字を使用しています。従って、ログ情報、エラー情報等をAS/400ターミナルで表
示すると、一部の文字が化けて表示されることがあります。その場合は、OS/400ターミナルの画面 を切り替えて確認してください。
参考: 表示の切り替えは、デフォルトのエミュレータの設定で、 CTRL + F3 で行えます。
(6) ライセンス登録が成功した場合、下記メッセージが表示されます。
ACTIVATION KEY IS CORRECT. EASYCOM IS OPERATIONAL.
失敗時には、次のようなメッセージが出ます。nnnn というのは、エラーコードです。
INVALID ACTIVATION KEY ( nnnn ). EASYCOM IS NOT OPERATIONAL.
エラー時は、ジョブログのメッセージをチェックしてください。
参考: ジョブログを参照するには、DSPJOBLOG を使います。
DSPJOBLOG 実行
4.4 TCP/IP ドメイン情報の登録
OS/400のドメイン名を登録します。
注意: すでにシステムのTCP/IP設定で、ドメイン名が設定されている場合には、このステップは不要です ので、スキップして「4.5 TCP/IP ホスト・テーブルの登録」に移ってください。
(1)
QSECOFR でログオンします。
(2)
CHGTCPDMN と入力し、
F4 キーを押します。表4.4 TCP/IPドメイン名設定値
項目名 設定値
1 ホスト名 MSJIS400
2 IPアドレス 10.3.0.33
3 ドメイン名 MAGICDEV.CO.JP 4 ホスト名検索優先順位 *LOCAL
5 インターネット・アドレス *NONE
ホスト名には、iSeriesのシステム名を設定することを推奨します。ただし、システム名に # 記号等が含まれている場合は、正しく設定できませんので、その場合は任意のホスト名を指定し てください。
図4.6 EASYCLEF
4.5 TCP/IP ホスト・テーブルの登録
OS/400のホスト・テーブルにiSeriesとクライアントPCのIPアドレス情報を追加します。
(1) CFGTCP プログラムを起動します。
(2) TCP/IPの構成画面から、10 「TCP/IP ホスト・テーブル項目の処理」を選びます。
(3) 「TCP/IP ホスト・テーブル項目の処理」画面が表示されるので、OPT欄で 1 (追加)を選びます。
図4.7 CHGTCPDMN
図4.8 CFGTCP
(4) OS/400本体のIPアドレス情報を追加します。「TCP/IP ホスト・テーブル 項目の追加」画面が表示されま す。ここでは、次のような情報を入力していきます。
表4.5 OS/400の追加設定値
項目 意味 設定値例
1 インターネット・アドレス OS/400本体のIPアドレス 10.3.0.33
[ホスト名]+[.]+[ドメイン名] MSJIS400.MAGICDEV.CO.JP 2 ホスト名
OS/400のシステム名 MSJIS400
① IPアドレス (10.3.0.33)、ドメイン名付のホスト名 (MSJIS400.MAGICDEV.CO.JP) を入力して ください。
② 「値の続きは+」に + を入力し、 実行 キーを押します。
③ 「パラメーターの追加の値の指定」画面が出るので、ホスト名(MSJIS400)を入力します。
図4.9 CFGTCP
図4.10 ADDTCPHTE ①
追加が正しく設定された場合は下図のようになります。
以上で、Magic iSeries Server のインストールと設定は終了です。
図4.12 CFGTCP 図4.11 ADDTCPHTE ②
第5章 デモアプリケーションの設定・実行
本章では、ブラウザクライアントアプリケーション開発手法のデモアプリケーション(以下、略して BC̲Methodologyと呼びます)のセットアップ手順と、動作環境について説明します。
注意:
z 本章の内容は、Magic iSeries Server 製品をインストールした場合にだけ行います。Client 製品の みをご利用になる場合には不要です。
z BC̲Methodologyを正しく動作させるには本書の第1章〜第4章までの設定が正しく行われていること
を前提とします。
z 本章の説明では、Magic iSeries Server製品が、MAGICRUN94 という名前のライブラリにインストール されたとして説明しています。別の名前のライブラリにインストールした場合には、適宜置き換えて お読みください。
5.1 Magic Web アプリケーション用ファイルとフォルダ
ここでのステップは、すべてのMagic Webアプリケーションを正しく実行するために必要な設定です。
(1) Magic のWebアプリケーション(ブラウザクライアント・アプリケーション)を実行するために、下
記のファイルが提供されています。
表5.1 Magic Webアプリケーション用ファイル
フォルダ名 内容
/MAGICRUN94/web̲utils Magic Webアプリケーション用のアプレット、スクリプト、その他 のファイル。
この中のファイルを、/QOpenSys/MAGICRUN94 にコピーします。
MKDIR DIR('/QOpenSys/MAGICRUN94')
CPY OBJ('/MAGICRUN94/web̲utils') TODIR('/QOpenSys/MAGICRUN94') SUBTREE(*ALL)
(2) 以下のディレクトリがブラウザクライアント実行時のキャッシュ用に必要となりますので、作成 しておきます。
MKDIR DIR('/QOpenSys/MAGICRUN94/
Browser̲Client̲Cache
')図5.1 web̲utils コピー
5.2 デモアプリケーション用ファイルのコピー
BC̲Methodology デモアプリケーションが使うファイルとフォルダは、以下の通りです。
表5.2 BC̲Methodology が使うファイルとフォルダ
ファイル・フォルダ名 種類 内容
/MAGICRUN94/Methodology94/meCTL.mff ファイル Magicコントロールファイル
/MAGICRUN94/Methodology94/Data/ フォルダ テキスト形式のサンプルデータが置かれていま す。
/MAGICRUN94/Methodology94/Local/HTML/ フォルダ アプリケーションサーバが使用するHTMLファイ ルが置かれています。
/MAGICRUN94/Methodology94/Web/Html/ フォルダ Webサーバを経由してアクセスされるHTMLファ イルとCSSファイルが置かれています。
/MAGICRUN94/Methodology94/Web/Images/ フォルダ Webサーバを経由してアクセスされるイメージ ファイルが置かれています。
これらのファイルはフォルダごと /QOpenSys/MAGICRUN94 の下にコピーします
CPY OBJ('/MAGICRUN94/Methodology94') TODIR('/QOpenSys/MAGICRUN94') SUBTREE(*ALL)
z これらのファイルはデモアプリケーションですので、動作確認が終了し実際の運用に入るときには削 除しても構いません。
z BC̲Methodologyの詳細については、Magic eDeveloper に添付されている「ブラウザクライアントアプ リケーション開発手法」を参照してください。
図5.2 Methodology94 コピー
5.3 MAGIC400.INI の修正
MAGIC400.INI の中で、データベースの設定とデータベースのCCSIDの設定とを行います。
(1) デフォルトデータベースの設定を行います。MAGIC.INIの中の[MAGIC̲DATABASES]セクションで、
以下の
四角
で囲ってある部分の設定を変更してください。
[MAGIC̲DATABASES]
Default Database = 17, MAGIC, , DB̲LIBNAME, DB̲ADDRESS, , DB̲USER, + DB̲PASSWORD, NoMagicRecordLock, ChangeFileInToolkit,+
NoCheckDefinition, NoCheckKey, NoFileLocks, , , , NoCheckExist, 0, , + NoXATrans, AS400SrvrSort, etc/acs400.eng
; AS/400 = 17, , , DB̲LIBNAME, DB̲ADDRESS, , DB̲USER, DB̲PASSWORD, + NoMagicRecordLock, + ChangeFileInToolkit, NoCheckDefinition, NoCheckKey, FileLocks, , , , + NoCheckExist, 0, , NoXATrans, NoAS400SrvrSort,
各パラメータの意味と設定例を以下に示します。
表5.3 データベース定義のパラメータ
パラメータ名 意味 設定例
DB̲LIBNAME
Magicアプリケーションがデータを格納するために用いる ライブラリ名。このライブラリは事前に作成しておいてく ださい。
MAGICAPLIB
DB̲ADDRESS iSeriesサーバのホスト名 MSJIS400
DB̲USER セッション接続時のユーザID MAGIC94
DB̲PASSWORD 上記ユーザIDに対するパスワード (MAGIC94のパスワード)
参考: BC̲Methodology デモアプリケーションは、データベースとしてはメモリーゲートウェイ のみを使用しているので、実際にはDB2/400へのアクセスを行うことはありません。
(2) デ ー タ ベ ー ス の CCSID を 設 定 し ま す 。 MAGIC400.INI の [dbMAGIC̲ENV] セ ク シ ョ ン で 、 AS400ACSCodePage パラメータを設定してください。
[dbMAGIC̲ENV]
AS400ACSCodePage = 939
※セットするCCSIDは、OS400環境により異なります。 「7.5 補足 CCSIDについて」
を参照してください。
5.4 メッセージングサーバの設定
Magic iSeries Serverではメッセージングサーバとして、MRB (Magic Requests Broker)を使用します。
ここでは、一般的な設定として、Magic iSeries Server をインストールした iSeries上で動作するMRB を メッセージングサーバとして利用する場合の設定を行います。
参考: 他のプラットフォームで動作するMRBをメッセージングサーバとして使用することも可能ですが、
ここでは説明を省略します。
(1) Magicサーバアカウント(MAGIC94など)でログオンします。
(2) Magic サーバコンポーネントライブラリ (MAGICRUN94など) にカレントライブラリを設定します。
CHGCURLIB MAGICRUN94
(3) Magicサーバ構成プログラム CFGMGCSVR を起動します。
CFGMGCSVR
以下のような画面が表示されます。
(4) [MAGIC Config]→[MAGIC400.INI]メニューで MAGIC400.INIを開き、下記の設定を確認してくださ い。これはインストール時のデフォルト値です。
表5.4 MAGIC.INI設定値
セクション名 設定値
[MAGIC̲ENV] MessagingServer△=△Default△Broker [MAGIC̲SERVERS] Default△Broker△=△0,3300,,password,10,,1
① [Internet]→[MGREQ.INI]メニューで、MGREQ.INIを開き、以下の設定を確認します。これはイン ストール時のデフォルト値です
表5.5 MGREQ.INI設定値
設定値
Gateway△=△1 [REQUESTER̲ENV]
MessagingServer△=△3300
図5.3 CFGMGCSVR画面
5.5 HTTP 属性の設定
Magic iSeries Serverのインターネット機能を利用するために、OS/400のHTTPサーバの設定を行います。
参考:
z HTTPサーバの詳細についてはIBMが提供する「TCP/IP 構成および解説書【SC41‑3420‑04】」、及びこの マニュアルの7章インターネットの「HTTPサーバのセットアップ」を参照してください。
この作業は、前節に引き続き、Magicサーバ構成プログラム CFGMGCSVR から行います。
(1) HTTPServerの起動: [Internet/Partition]→[Start HTTP Server]を選択します。
(2) 「TCP/IPサーバの開始(STRTCCPSVR)」の画面が出てきますので、「サーバ・インスタンス」に
*ADMINを設定し、 実行 を押します。
これ以降の作業は、クライアントPCから Webブラウザ(Internet Explorerなど)を起動して、Webブラウザ 上で行います。
(3) Webブラウザのアドレスに、以下のURLを入力します。
http://MSJIS400:2001/
注意:
z ここで、MSJIS400 というのは、Magic iSeries Server のインストールされている iSeries の ホスト名です。実際のインストール環境に合わせて、適宜置き換えてください。
(4) ユーザ名、パスワードが要求されるので、QSECOFR でログインします。
図5.4 STRTCPSVR
(5) 「iSeries タスク」画面が Webブラウザに表示されます。
(6) 「IBM HTTP Server for iSeries」 を選択し、「セットアップ」→「グローバル・サーバー設定」
を選択し、コード化文字セットIDに943を入力し、 適用 ボタンを押します。その他の項目は変 更する必要はありません。
図5.5 パスワード
図5.6
iSeriesタスク①
図5.7
iSeriesタスク②
5.5.1 HTTP 構成の設定
ここでは、BC̲Methodology を動作させるためのOS/400のHTTPサーバ構成を設定します。
ここでの作業は、前節に引き続き、クライアントPC上の Webブラウザで行います。
以下の設定例で設定を行います。
HTTPサーバ設定例
項目 説明 設定例
HTTPサーバのタイプ iSeriesでは、HTTPサーバとして Powered by Apache と オ リ ジ ナ ル を 用 意 し て い ま す が 、V9Plus で は Powered by Apacheのみをサポートしています。
HTTPサ ー バ (Powered by Apache)
サーバ名 HTTPサーバ毎に一意な名前をつけます。 BCMETHODP サーバー・ルート 各HTTPサーバ毎の情報を格納するディレクトリを指
定します。
/www/bcmethodp サーバの文書ルート 各HTTPサーバのルート 「/」に対応するディレクト
リ名を指定します。
/www/bcmethodp/htdocs 使用ポート HTTPサーバが待機するポート番号 80
(1) HTTPサーバの設定手順
① 「新規HTTPサーバの作成」より「HTTPサーバ(powered by Apache)」を選択し、 次へ を実行し ます。
② サーバ名に「BCMETHODP」を入力し、次へ を実行します。
図5.8 HTTP ①
③ 既存のサーバーの構成を基にして新しいサーバーをセットアップしますか? では、「いいえ」を選 択し、次へ を押します。
④ サーバルートは、「/www/bcmethodp」として、次へ を実行します。
図5.9 HTTP ②
図5.10 HTTP ③
図5.11 HTTP ④
⑤ サーバーの文書ルートとして、「/www/bcmethodp/htdocs」として、次へ を実行します。
⑥ 使用するポートは、80として、次へ を実行します。
⑦ アクセス・ログの使用は、「はい」のまま、次へ を押します。
図5.12 HTTP ⑤
図5.13 HTTP ⑥
図5.14 HTTP ⑦
⑧ 完了 を押して、新規HTTPサーバ作成をさせます。
⑨ 「管理」− 「BCMETHODP−Apache」を選択します。
図5.15 HTTP ⑧
図5.16 HTTP ⑨
図5.17 HTTP ⑩
⑩ 「構成ファイルの編集」を選択し、構成ファイルに設定を追加し、 適用 します。
表5.6 HTTP構成の設定 設定値
Alias△/Magic94Utils△/QOpenSys/MAGICRUN94/web̲utils
Alias△/Magic94Cache△/QOpenSys/MAGICRUN94/Browser̲Client̲Cache ScriptAlias△/cgi‑bin△/QOpenSys/MAGICRUN94/cgibin
<Directory△/QOpenSys/magicrun94/web̲utils>
Options△‑Indexes AllowOverride△None Order△allow,deny Allow△from△all
</Directory>
<Directory△/QOpenSys/MAGICRUN94/Browser̲Client̲Cache>
Options△Indexes△MultiViews AllowOverride△None
Order△allow,deny Allow△from all
</Directory>
<Directory△/QOpenSys/MAGICRUN94/cgibin>
Options△‑Indexes AllowOverride△None Order△allow,deny Allow△from△all
SetEnv△MGREQENV△/MAGICRUN94/etc/MGREQ.INI SetEnv△MGCGIPASECONV ※1
</Directory>
# Methodology
Alias△/Methodology94△/QOpenSys/MAGICRUN94/Methodology94/Web
<Directory△/QOpenSys/MAGICRUN94/Methodology94/Web>
Options△Indexes△MultiViews AllowOverride△None
Order△allow,deny Allow△from△all
</Directory>
※1 MGCGIPASECONV という環境変数は、iSeriesのApacheサーバでPASEのCGIリクエスタを使う際に、日本 語文字を正しく扱うために必要です。
図5.18 HTTP ⑪
5.5.2 HTTP サーバの起動
OS/400のHTTPサーバーを以下の手順により起動します。
① 起動ボタンをクリックしてサーバを起動します。
② 「実行中」となったことを確認します。
図5.20
HTTPサーバ起動② 図5.19
HTTPサーバ起動①
参考: HTTPサーバーの終了方法
通常、HTTPサーバを停止する必要はありませんが、必要な場合には以下のようにして停止させるこ とができます。
① 停止ボタンにてHTTPサーバーを終了させます。
② 「停止済み」になったことを確認します。
参考: HTTPサーバーが起動状態で、HTTPの構成等を変更した場合、設定内容を有効にするには、一度HTTP サーバーを終了させて、再起動する必要があります。この場合には、いったん停止ボタンで停止状 態にしてから、実行ボタンで再開させてください。
図5.22
HTTPサーバ停止② 図5.21
HTTPサーバ停止 ①
5.6 MRB の起動
iSeries上で動作するMRBは、以下のようにして起動します。
(1) Magicサーバアカウント(MAGIC94など)でサイン・オンし、Magicサーバコンポーネントライブラリ (MAGICRUN94など) にカレントライブラリを設定しておきます。
(2) Magicサーバ構成プログラム CFGMGCSVR を起動します。
(3) [Internet/Partition]→[Start Magic Broker]メニューを選び、 実行 キーを押します。
(4) 「Start Magic Broker (STRMRBRUN)」の画面が出るので、そのまま 実行 キーを押します。
(5) MRBの起動状況を確認するには、[OS/400 Utility] → [Work with Active Jobs] にて活動ジョブ の処理を実行します。
MAGICサブシテムの起動が正常に行われた場合は、MAGICサブシテムの下にMGBROKERが存在します。
図5.23 MRBの起動 ①
図5.24 MRBの起動 ②
5.7 Magic iSeries Server の起動
Magic iSeries Server を起動します。
(1) [Internet/Partition] → [Start eDeveloper Server] を選択して、 実行 キーを押します。
(2) 「Start eDeveloper Server (STRMAGINST)」画面が出るので、そのまま 実行 キーを押すと、
1インスタンスが起動されます。
図5.25 WRKACTJOB
図5.26
Magic iSeries Server の起動 ①
(3) Magic iSeries Serverの起動状況を確認するには、[OS/400 Utility] → [Work with Active Jobs]
にて活動ジョブの処理を実行します。
MAGICサブシテムの起動が正常に行われた場合は、MAGICサブシテムの下にMGSERVERが存在します。
以上で、設定がすべて終了しました。
図5.28 WRKACTJOB 図5.27
Magic iSeries Server の起動 ②