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福島第⼀原⼦⼒発電所 1号機原⼦炉格納容器内部調査

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Academic year: 2022

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福島第⼀原⼦⼒発電所 1号機原⼦炉格納容器内部調査

⽔中ROV-Cによる堆積物厚さ測定(1箇所)の評価について

2 0 2 2 年 6 ⽉ 2 3 ⽇ 東京電⼒ホールディングス株式会社 福島第⼀廃炉推進カンパニー

1

 1号機については、原⼦炉格納容器(PCV)内において、遠隔操作ロボット

(⽔中ROV-C)を⽤いた『堆積物厚さ測定』を6⽉7⽇から6⽉11⽇にかけて 実施しました。

 得られたデータについては、粉状・泥状の堆積物や板状・塊状の堆積物等、性 状が異なる堆積物がどの場所にどの程度の厚さで堆積しているか分析・評価中 ですが、測定を⾏った13箇所のうち1箇所の評価を実施しました(詳細はスラ イド3参照)

 堆積物厚さ測定で得られた結果については、今後実施予定の⽔中ROV-Dによ る「堆積物デブリ検知(核種分析・中性⼦束測定)」の調査範囲絞り込み、な らびに⽔中ROV-Eによる「堆積物サンプリング」のサンプリングポイント絞 り込みに活⽤してまいります。

 調査にあたっては、PCV内の気体が外部へ漏れないようバウンダリ

※1

を構築 したうえで作業を実施しており、モニタリングポストやダストモニタのデー タ、プラントパラメータに有意な変動は確認されておらず、周辺環境への放 射線影響は発⽣していません。引き続き、安全を最優先に慎重に調査を進め てまいります。

※1 バウンダリ︓PCV閉じ込め機能

(2)

2

堆積物厚さ測定実績

 調査範囲︓ROV投⼊位置から約215°の範囲(測定を回避した⼀部の範囲を除く)

 調査⽅法︓PCV⽔⾯を⼀定速度で遊泳しながら,堆積物(PCV底部⽅向)へ超⾳波を発信,跳ね返りを受信

 調査箇所︓13箇所

 評 価︓取得した超⾳波測定データと,測定位置の映像・既設構造物の位置情報を⽐較し,⽔⾯から堆積物 までの距離や厚さを推定

資料提供︓国際廃炉 研究開発機構(IRID)

ROV投⼊位置

215°

X-2ペネ

原⼦炉格納容器地下階模型 ガイドリング

PLR(B)ポンプ D/W機器ドレン サンプポンプ

ジェットデフレクタ ラジアルビーム

PLR(A)ポンプ

A

B C

D

E

G F H

N

180°

ペデスタル 開⼝部

90°

調査イメージ図 ROV

⾼出⼒超⾳波 センサで超⾳

波を受発信

⼀定程度の厚さが ある粉状・泥状等 の堆積物イメージ

密度が⾼い堆 積物イメージ ガイドリング 調査実績範囲

ケーブルの挟まりを踏ま え,測定を回避した範囲

⽔⾯付近の⼲渉物の回避,お よびケーブルの引掛り対策 のため測定を回避した範囲

(3)

堆積物厚さ測定(ジェットデフレクターD付近・1箇所)の評価

⽔⾯から堆積物(粉状・泥状および板状・塊状の堆積物含む)までの距離は約1.2〜1.0mと評価

測定時におけるPCV⽔深が約2.0mであったことを踏まえると、堆積物の厚さは約0.8〜1.0mと評価

(ただし、堆積物内部の状態(空洞の存在等)については、今回の測定結果からは評価できない)

また堆積物の⾼さは、調査ポイント㉕から㉔に向かうに従い⾼くなる傾向を確認

なお、粉状・泥状と推定される堆積物の厚さについては評価中であるものの、超⾳波の反応から数cm程度と 推定しており、ROV-A2により撮影した堆積物の状況からも、同じ状況と考えている

3

資料提供︓国際廃炉研究開発機構(IRID)

⽔温 21℃

調査ポイント名 ㉕-㉔

ジェットデフレクタD

D

180°

E

ジェットデフレクタE

㉕︓測定開始位置

㉔︓測定終了位置

︓ROV遊泳ルート ROV-A2により撮影した

堆積物の状況 堆積物の状態のイメージ図

㉕ ㉔

ROV

PCV床⾯板状・塊状の堆積物 粉状・泥状の堆積物

⽔中 約1.2m 約1.0m

ペデスタル 開⼝部

調査マップ

約2.0m(調査時の⽔深) 約1.2m 約1.0m

(4)

4

【参考】粉状・泥状の堆積物における測定可能および困難なケース

厚さ:約40mm〜1.0m 平均粒径:約45〜1,700um 内部に気泡を含まない

(参考)粉状・泥状の堆積物厚さは,そ れぞれの堆積物から跳ね返っ てくる時間差から評価

測定可能なケース 測定困難なケース

資料提供︓国際廃炉研究開発機構(IRID)

粉状・泥状

の堆積物

ROV

センサ

気中

⽔中

PCV底⾯

板状・塊状の堆積物

⽔深約1m以上

(1)測定可能なケースの範囲外

約1.0m超過 減 衰

約40mm未満

(2)気泡の影響

気泡を

多く含む 減 衰

(3)測定対象箇所の形状による影響

凹凸による散乱/⼲渉 勾配による散乱

(5)

調査装置 計測器 実施内容 ROV-C

堆積物厚さ測定

・⾼出⼒超⾳波センサ

・⽔温計 ⾼出⼒超⾳波センサを⽤いて堆積物の厚さとその下の物体の状 況を計測し、デブリの⾼さ、分布状況を推定する

員数︓2台 航続可能時間︓約80時間/台 調査のために細かく動くため、柔らかいポリ塩化ビニル製 のケーブル(φ30mm)を採⽤

資料提供︓国際廃炉研究開発機構(IRID)

5

推⼒︓約25N ⼨法︓直径Φ約25cm×⻑さ約109cm

【参考】調査装置詳細 ROV-C_堆積物厚さ測定

(6)

①ROVケーブルドラム

④移動トレイ

②インストール装置

③ケーブル送り台⾞

⑥グローブボックス

⑤シールボックス

隔離弁

延⻑管 操作ポール

構成機器名称 役割

ROVケーブルドラム ROVと⼀体型でROVケーブルの送り/巻き動作を⾏う

インストール装置 ROVをガイドパイプを経由してPCV内部まで運び、屈曲機構によりROV姿勢を鉛直⽅向に転換させる

ケーブル送り台⾞ ケーブルドラムと連動して、ケーブル介助を⾏う

移動トレイ ガイドパイプまでインストール装置を送り込む装置

シールボックス ROVケーブルドラムが設置されバウンダリを構成する

グローブボックス ケーブル送り装置のセッティングや⾮常時のケーブル切断

ROVをPCV内部にインストール/アンインストールする。

ROVケーブルドラムと組み合わせてPCVバウンダリを構築する。

資料提供︓国際廃炉研究開発機構(IRID)

6

【参考】調査装置詳細 シールボックス他装置

(7)

ケース 投⼊順序

主案

全域調査南回り

副案

⼀部調査南回り 不可

 PCV内部調査は⼆部構成で計画し,前半後半のROV投⼊前にそれぞれのトレーニングを⾏い,トレ ーニング効果を得やすくすることでROVオペレータの操作ミス防⽌を図る

 投⼊順序は多くの情報を得ることを優先し,調査範囲を制限するリスクの低い装置から投⼊する

(ペデスタル内の調査はリスクが⾼いことから調査の最後に計画)

必要に応じて 北回りルート調査

前半調査

【A】ROV

【A2】ROV ペデスタル外 周のみ

【C】ROV トレーニング 【D】ROV 【E】ROV 1回⽬

【B】ROV

【E】ROV 2回⽬

後半調査

南回り全域調査

【A2】ROV ペデスタル内

【A】ROV

【A2】ROV ペデスタル外 周のみ

【C】ROV

【A2】ROV 北回りルートから ペデスタル内

北回りルート調査

南回り調査可能な範囲

【D】ROV

【E】ROV 1回⽬

【B】ROV

【E】ROV 2回⽬

資料提供︓国際廃炉研究開発機構(IRID)

トレーニング

(済)

トレーニング

(済) トレーニング

調査範囲を制限するリスク

7

【参考】⽔中ROV投⼊順序

参照

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2017 年 12 月 22 日 東芝エネルギーシステムズ株式会社 技術研究組合 国際廃炉研究開発機構

2017 年 6 月 15 日 株式会社 東芝 技術研究組合

1 2017 年 2 月 3 日 日立 GE ニュークリア・エナジー株式会社 技術研究組合

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