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平 成 1 6 年 3 月 期 中 間 決 算 短 信 ( 連 結 )

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(1)

平 成 1 6 年 3 月 期   中 間 決 算 短 信 ( 連 結 )  

平成15年11月18日  東 京 電 力 株 式 会 社

      上場取引所       東京、大阪、名古屋  コ ー ド 番 号

        9501       本社所在都道府県       東  京  都 

( U R L  http://www.tepco.co.jp/) 

代 表 者

        役職名    取       締 役 社 長 氏名  勝 俣  恒 久  問合せ先責任者

        役職名   

 

経理部連結決算グループマネージャー 氏名  荒

 

木    豊   

TEL(03)4216−1111

  中 間 決 算 取 締 役 会 開 催 日

        平成15年11月18日  米 国 会 計 基 準 採 用 の 有 無

      無 

1.15年9月中間期の連結業績(平成15年4月1日〜平成15年9月30日)   

(1)連結経営成績      (注)金額は百万円未満の端数を切り捨てて表示している。 

    売  上  高  営  業  利  益  経  常  利  益 

15年9月中間期  14年9月中間期 

百万円     %  2,400,156    △  2.1 

2,450,854    △  6.7       

百万円      %   220,486    △  40.3  369,157    △  25.1 

百万円       %  137,113      △ 45.2  250,154      △ 17.2  15年3 月 期           4,919,109      521,406      271,111 

 

  中間(当期)純利益  1株当たり中間 

(当期)純利益 

潜在株式調整後1株当たり  中間(当期)純利益  15年9月中間期 

14年9月中間期 

百万円     %   86,845    △ 44.3  155,878    △ 11.9 

円   銭    64 . 29  115 . 34 

     円   銭    63 . 86  114 . 00  15年3 月 期             165,267      122 . 08      121 . 33 

(注)

   ① 持分法投資損益          

 

     

15 年9月中間期  △  4,792 百万円  14 年9月中間期   △ 8,234 百万円 15 年3月期  △ 13,359 百万円

        ② 期中平均株式数(連結)   

15 年9月中間期  1,350,780,681 株  14 年9月中間期   1,351,473,834 株 15 年3月期 1,351,227,723 株

        ③ 会計処理の方法の変更  無 

    ④ 売上高、営業利益、経常利益、中間(当期)純利益におけるパーセント表示は、対前年中間期増減率

 

(2)連結財政状態 

      総   資   産  株 主 資 本  株主資本比率  1株当たり株主資本   

15年9月中間期 14年9月中間期 

百万円  14,058,962  14,389,527 

百万円  2,318,531  2,295,758 

     %  16.5  16.0 

円   銭  1,716 . 49  1,698 . 82  15年3 月 期           14,177,296      2,245,892          15.8  1,662 . 38 

(注)期末発行済株式数(連結)

15 年9月中間期  1,350,743,928 株  14 年9月中間期   1,351,384,253 株 15 年3月期  1,350,819,498 株 

 

(3)連結キャッシュ・フローの状況  

   

営 業 活 動 に よ る   キャッシュ・フロー 

投 資 活 動 に よ る   キャッシュ・フロー 

財 務 活 動 に よ る   キャッシュ・フロー 

現金及び現金同等物  期   末   残   高 

 

15年9月中間期 14年9月中間期 

百万円  380,054  675,341 

百万円    △  328,158    △  508,488 

百万円 

△    63,715    △   194,999 

百万円            71,347 

        85,516  15年3 月 期            1,406,300    △  863,797    △   573,761          83,158 

(4)連結範囲及び持分法の適用に関する事項 

   連結子会社数  59社   持分法適用非連結子会社数  0社   持分法適用関連会社数  10社 

(5)連結範囲及び持分法の適用の異動状況 

   連結(新規)   3社  (除外)   2社   持分法(新規)   0社  (除外)   1社   

2.16年3月期の連結業績予想(平成15年4月1日〜平成16年3月31日) 

    売    上    高  経   常   利   益  当  期  純  利  益   

通    期 

百万円  4,870,000 

百万円  270,000 

百万円  175,000 

(2)

1.企業集団の状況

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は,当社,子会社59社及び関連会社43社(平成15年9月30日現在)

で構成され,「電気事業」を中心に,「情報・通信事業」及び「その他の事業」の3部門に関係する事業を行っている。

各事業における,当社及び関係会社の位置付けは次のとおりである。

なお,次の3部門は,別紙中間連結財務諸表注記資料の「1.セグメント情報の注記 1.事業の種類別セグメント情報」

に掲げる事業の種類別セグメント情報の区分と同一である。

【電気事業】

電気事業においては,一般電気事業を営む当社のほか,発電を行う関係会社がある。このうち当社は,当社の発電設 備のほか,グループ内外から受電する電力をあわせ,関東地方一円,山梨県及び静岡県の富士川以東の区域のお客さま に販売している。

(主な関係会社)

《発 電》

東京発電㈱,君津共同火力㈱,鹿島共同火力㈱,相馬共同火力発電㈱,常磐共同火力㈱,日本原子力発電㈱

【情報・通信事業】

情報・通信事業においては,当社のほか,当社グループの保有する技術,設備などの経営資源を有効活用し,電気通 信事業,有線テレビジョン放送事業,情報ソフト・サービス事業を行っている関係会社がある。

(主な関係会社)

業: スピードネット㈱,㈱パワードコム 有線テレビジョン放送事業: ㈱テプコケーブルテレビ

情報ソフト・サービス事業: ㈱テプコシステムズ,㈱アット東京

【その他の事業】

その他の事業においては,当社のほか,電気事業の効率的な経営に資するため,電気事業の機能を分担し,設備の建 設・保守,燃料の供給,運輸・サービス,資機材の供給,不動産管理を行っている関係会社がある。また,当社の保有 する技術,設備などの経営資源を有効活用する多角化事業として,エネルギー・環境事業,住環境・生活関連事業,海 外事業を行っている関係会社がある。

(主な関係会社)

《電気事業の機能分担》

設 備 の 建 設 ・ 保 守: 東電工業㈱,東電環境エンジニアリング㈱,東電設計㈱,東京電設サービス㈱,

㈱東電ホームサービス,㈱関電工 給: 日本原燃㈱

運 輸 ・ サ ー ビ ス: 東電広告㈱,日本原子力防護システム㈱,原燃輸送㈱

給: 東光電気㈱,㈱高岳製作所

理: 東電不動産管理㈱,東新ビルディング㈱

《多 角 化 事 業》

エ ネ ル ギ ー ・ 環 境 事 業: 東京都市サービス㈱,マイエナジー㈱,府中熱供給㈱

住 環 境 ・ 生 活 関 連 事 業: ㈱キャリアライズ,ハウスプラス住宅保証㈱,㈱アルファプライム・ジャパン 業: テプコ・フォレスツ・オーストラリア社

以上述べた事項を「事業系統図」及び「関係会社の状況」によって示すと,次のとおりである。

(3)

[ 事業系統図 ]

(注) 1.◎印を付した会社は,当中間連結会計期間において,新たに当社グループに加えた会社である。

        2.複数のセグメントに係る事業を営んでいる会社は,主たる事業のセグメントに会社名を記載している。

持 分 法 非 適 用 関連 会社 サ ー ビ ス ・ 財 の 流 れ 財 務 諸 表 提 出 会 社 持 分 法 適 用 関 連 会 社

お   客   さ   ま

東 京 電 力 ㈱

《 発 電 》

君 津 共 同 火 力 ㈱ 鹿 島 共 同 火 力 ㈱ 相 馬 共 同 火 力 発 電 ㈱ 常 磐 共 同 火 力 ㈱ 日 本 原 子 力 発 電 ㈱

《 電 気 事 業 の 機 能 分 担 》

設 備 の 建 設 ・ 保 守

運 輸 ・ サ ー ビ ス

東 電 環 境 エ ン シ ゙ ニ ア リ ン ク ゙ ㈱

東 京 電 設 サ ー ビ ス ㈱

㈱ 東 電 ホ ー ム サ ー ヒ ゙ ス

㈱ 東 設 土 木 コ ン サ ル タ ン ト

東 京 計 器 工 業 ㈱

テ フ ゚ コ ・ リ ソ ー シ ス ゙ 社 テ フ ゚ コ ・ オ ー ス ト ラ リ ア 社

◎ 東 京 テ ィ モ ー ル ・ シ ー ・ リ ソ ー シ ス ゙ ( 米 ) 社

テ プ コ ・ ダ ー ウ ィ ン ・ エ ル エ ヌ ジ ー 社

◎ 東 京 テ ィ モ ー ル ・ シ ー ・ リ ソ ー シ ス ゙ ( 豪 ) 社

石 炭 資 源 開 発 ㈱

東 京 リ ヒ ゙ ン ク ゙ サ ー ヒ ゙ ス ㈱ 東 電 ピ ー ア ー ル ㈱

テ プ コ ・ リ イ ン シ ュ ラ ン ス 社

ハ ゚ シ フ ィ ッ ク ・ エ ル エ ヌ シ ゙ ー ・

ハ ゚ シ フ ィ ッ ク ・ エ ル エ ヌ シ ゙ ー 輸 送 ㈱ ハ ゚ シ フ ィ ッ ク ・ ユ ー ロ ス ・ シ ッ ヒ ゚ ン ク ゙ 社 トランスオーシャン・エルエヌジー輸送㈱

㈱ 環 境 美 化 セ ン タ ー 南 双 サ ー ビ ス ㈱ 新 日 本 ヘ リ コ フ ゚ タ ー ㈱

㈱ 当 間 高 原 リ ゾ ー ト 日 本 ユ ー テ ィ リ テ ィ サ フ ゙ ウ ェ イ ㈱ 日 本 原 子 力 防 護 シ ス テ ム ㈱

東 電 不 動 産 管 理 ㈱

東 新 ビ ル デ ィ ン グ ㈱

㈱ む つ 小 川 原 ハ ヒ ゙ タ ッ ト 東 双 不 動 産 管 理 ㈱

《 多 角 化 事 業 》

エ ネ ル ギ ー ・ 環

生 活 関 連 事 業

東 京 都 市 サ ー ビ ス ㈱

森 ヶ 崎 エ ナ ジ ー サ ー ビ ス ㈱ 伊 勢 原 エ ネ ル ギ ー サ ー ビ ス ㈱ 日 立 熱 エ ネ ル ギ ー ㈱ 東 京 臨 海 リ サ イ ク ル パ ワ ー ㈱ 日 本 自 然 エ ネ ル ギ ー ㈱

日 本 フ ァ シ リ テ ィ ・ ソ リ ュ ー シ ョ ン ㈱

㈱ユーラスエナジーホールディングス 北 青 山 熱 供 給 ㈱

㈱ ク リ ー ン コ ー ル ハ ゚ ワ ー 研 究 所 東 京 熱 エ ネ ル ギ ー ㈱

㈱ テ プ コ シ ス テ ム ズ

東 京 レ コ ー ト ゙ マ ネ シ ゙ メ ン ト ㈱

セ リ ン グ ビ ジ ョ ン ㈱

㈱ シ ゙ ャ ハ ゚ ン ・ イ ー マ ー ケ ッ ト シ ゙ ャ ハ ゚ ン ケ ー フ ゙ ル ネ ッ ト ホ ー ル テ ゙ ィ ン ク ゙ ス ㈱

日 本 デ ジ タ ル 配 信 ㈱

㈱ テ ィ ・ オ ー ・ エ ス

【その他の事業】

㈱ キ ャ リ ア ラ イ ズ 東 電 タ ウ ン フ ゚ ラ ン ニ ン ク ゙ ㈱ 東 電 ラ イ フ サ ホ ゚ ー ト ㈱

◎ ㈱ T E P C O コ ー ル ア ド バ ン ス

グ ッ ド サ ー ブ ㈱

㈱ 東 京 エ ネ ル キ ゙ ー リ サ ー チ ハ ウ ス フ ゚ ラ ス 住 宅 保 証 ㈱

㈱ ウ ェ ザ ー ラ イ ン

㈱ ア ル フ ァ フ ゚ ラ イ ム ・ シ ゙ ャ ハ ゚ ン ハ ウ ス シ ス テ ム ・ ソ リ ュ ー シ ョ ン ㈱

ト ウ キ ョ ウ ・ エ レ ク ト リ ッ ク ・ ハ ゚ ワ ー

・カン ハ ゚ ニ ー ・イン ター ナショナ ル社 テ フ ゚ コ ・ フ ォ レ ス ツ ・ オ ー ス ト ラ リ ア 社 テ ィ ー エ ム エ ナ シ ゙ ー ・ オ ー ス ト ラ リ ア 社

◎ロ イ・ヤン・マ ーケ ティ ング ・ホールデ ィ ン グ ス社 ア イ テ ィ ー エ ム ・ イ ン ヘ ゙ ス ト メ ン ト 社

◎ ク ゙ レ ー ト ・ エ ナ シ ゙ ー ・ ア ラ イ ア ン ス 社 タ ス ・ フ ォ レ ス ト ・ ホ ー ル テ ゙ ィ ン ク ゙ ス 社 ア イ テ ィ ー エ ム ・ オ ー ア ン ト ゙ エ ム 社

ス 社

【情報・通信事業】

【電気事業】

有 線 テ レ ビ ジ ョ ン 放 送 事 業

情 報 ソ フ ト ・ サ ー ビ ス 事 業 ス ヒ ゚ ー ト ゙ ネ ッ ト ・ ソ リ ュ ー シ ョ ン ス ゙ ㈱

㈱ テ フ ゚ コ ケ ー フ ゙ ル テ レ ヒ ゙ 川 越 ケ ー フ ゙ ル ヒ ゙ シ ゙ ョ ン ㈱

(4)

[関係会社の状況]

名   称 住 所 資本金 主要な事業の内容 議決権の

所有割合

役員の

兼任等 関 係 内 容 摘要

(連結子会社)

東電不動産管理㈱ 東京都 2,000 当社保有土地等の管理,社 100.0% 兼 任2人 不動産管理の委託,社宅用建物の賃

中央区 宅等の賃貸 転 籍6人

東京発電㈱ 東京都 2,200 電気の卸供給 100.0% 兼 任2人 発生電力の購入

港区 転籍等6人

東電工業㈱ 東京都 300 発電設備等の補修工事 100.0% 兼 任1人 電力設備の補修工事の委託

港区 転 籍11人

東電環境エンジニアリング㈱ 東京都 300 環境保全設備等の運転,保 100.0% 兼 任1人 火力・原子力発電所の環境保全・放

港区 転籍等12人 射線管理設備等の運転・保守委託

東電設計㈱ 東京都 40 発電,送電,変電設備等の 100.0% 兼 任1人 発電・送電・変電設備等の設計及び

台東区 設計,工事監理 転 籍11人 監理の委託

尾瀬林業㈱ 東京都 80 尾瀬・裏磐梯の山林管理, 100.0% 兼 任1人 土地管理委託,自然環境・資源の

港区 土地の管理,造園 転 籍7人 保全のための山林管理委託

㈱テプコシステムズ 東京都 350 コンピュータ機器による情 100.0% 兼 任1人 コンピュータ関連の業務処理委託及

港区 報処理,コンピュータのソ 転 籍8人 びソフトウェア開発・保守の委託

フトウェアの開発及び保守

東京電設サービス㈱ 東京都 50 送電,変電設備等の保守 100.0% 兼 任1人 送電・変電設備等の保守の委託

港区 転 籍10人

東新ビルディング㈱ 東京都 1,100 不動産の賃貸借,管理 100.0% 兼 任1人 建物の賃借

港区 転籍等7人

東京リビングサービス㈱ 東京都 50 厚生施設,社宅の建設,営 100.0% 兼 任1人 社宅・厚生施設等の管理・運営委託

港区 繕,賃貸,管理運営 転 籍6人

㈱東電ホームサービス 東京都 200 電気利用に関するコンサル 100.0% 兼 任1人 電気利用の相談,普及開発活動及び 港区 ティング,配電設備の設計, 転 籍10人 配電設備の設計・点検・巡視等の委

保守

東電ピーアール㈱ 東京都 50 展示館,ショウルーム等の 100.0% 兼 任1人 展示館の運営・管理委託

港区 運営,管理 転 籍8人

東京都市サービス㈱ 東京都 400 熱供給事業 100.0% 転籍等9人 温熱・冷熱の購入,冷暖房・空調

港区 設備の保守及び管理の委託

スピードネット㈱ 東京都 7,487 電気通信事業 100.0% 兼 任1人 光ファイバケーブル心線の賃貸 *1

港区 転籍等1人

東京計器工業㈱ 東京都 100 電力量計の修理調整並びに 100.0% 兼 任1人 取引用電力量計の修理及び失効替工

港区 検定代弁 転 籍4人 事の委託

㈱テプコケーブルテレビ 埼玉県 8,775 有線テレビジョン放送事業 86.3% 転籍等9人 テレビ共聴対策業務の委託

さいたま市 (0.9%)

東電広告㈱ 東京都 20 当社所有の配電線路の電柱 81.8% 兼 任1人 広告のための配電柱の賃貸,配電線 渋谷区 等を媒体とする広告の請負 (1.6%) 転 籍5人 路図面管理の委託

東電物流㈱ 東京都 50 貨物自動車運送事業,倉庫 80.0% 兼 任1人 配電用資材の管理・輸送の委託

港区 事業 転 籍7人

㈱アット東京 東京都 11,250 コンピュータ,電気通信設 56.0% 転籍等7人 建物の賃貸

港区 備等の設置場所賃貸及び (4.0%)

保守,管理,運営  

南明興産㈱ 東京都 40 石油類,油脂類の販売業 100.0% 兼 任1人 燃料油の購入,火力発電所等の防

港区 (100.0%) 転 籍5人 災業務の委託

㈱テプコーユ 東京都 20 原油及び石油製品の販売 100.0% 兼 任1人 燃料油の購入,車両の賃借

港区 (100.0%) 転 籍5人

㈱テプスター 東京都 20 原油及び石油製品の販売 100.0% 兼 任1人 燃料油の購入

港区 (100.0%) 転 籍5人

その他37社

(単位:百万円)

(5)

名   称 住 所 資本金 主要な事業の内容 議決権の 所有割合

役員の

兼任等 関 係 内 容 摘要

(単位:百万円)

(持分法適用関連会社)

君津共同火力㈱ 千葉県 8,500 火力発電による電気の卸供 50.0% 兼 任2人 発生電力の購入

君津市 転籍等3人

鹿島共同火力㈱ 茨城県 22,000 火力発電による電気の卸供 50.0% 兼 任1人 発生電力の購入

鹿嶋市 転 籍2人

相馬共同火力発電㈱ 福島県 120,000 火力発電による電気の卸供 50.0% 兼 任1人 発生電力の購入

相馬市 転籍等2人

常磐共同火力㈱ 東京都 56,000 火力発電による電気の卸供 49.1% 転籍等4人 発生電力の購入

千代田区

㈱関電工 東京都 10,264 配電,送電設備等の電気工 48.1% 兼 任1人 配電,送電設備の電気工事の委託 *2

港区 (1.2%) 転 籍8人

東光電気㈱ 東京都 1,452 電気機械器具その他機械器 46.1% 兼 任2人 電気機械器具の購入,取引用計器の *2

千代田区 具工具計量器及びその部品 転 籍3人 修理及び失効替工事の委託

の製造修理並びに販売

㈱パワードコム 東京都 42,061 電気通信事業 36.6% 兼 任1人 電気通信回線の利用,電気通信設備 *2

港区 (0.9%) 転籍等5人 の保守委託 *3

㈱高岳製作所 東京都 5,906 電気機械器具その他の機械 28.3% 兼 任2人 電気機械器具の購入 *2

千代田区 器具の製造,加工,修理及 転 籍3人

び販売

日本原子力発電㈱ 東京都 120,000 電気の卸供給 28.3% 転籍等3人 発生電力の購入 *2

千代田区 (0.1%)

日本原燃㈱ 青森県 200,000 ウラン濃縮事業,再処理事 20.6% 兼 任1人 ウランの濃縮,高レベル放射性廃棄 *2

上北郡 業,廃棄物管理事業,廃棄 転 籍4人 物の一時保管及び低レベル放射性廃

六ヶ所村 物埋設事業 棄物の埋設の委託

 (注)1.連結子会社は,いずれも特定子会社に該当しない。

        2.議決権の所有割合の( )内は,間接所有割合で内数である。

        3.*1:スピードネット㈱は,平成15年6月1日付で,同社の高速インターネット接続事業を当社に営業譲渡し,同年6月30日付で        解散した。

        4.*2:有価証券報告書を提出している。

        5.*3:東京通信ネットワーク㈱は,平成15年4月1日付で,㈱パワードコムを吸収合併し,商号を㈱パワードコムに変更した。

(6)

   

2.経営方針  

 

[ 信 頼 回 復 に 向 け て ]  

  当社は、原子力発電所の点検・補修作業に係る一連の問題によって失われた立地地 域や社会の皆さまからの信頼の回復を、最優先の経営課題と位置づけ、「させない仕 組み」と「しない風土」を作り上げるために、以下のような「4つの約束」をお示し し、再発防止対策に全力で取り組んでおります。 

 

第 1 の 約 束 : 情 報 公 開 と 透 明 性 確 保   

〜 情 報 公 開 を 徹 底 し 、 社 外 の 視 点 を 取 り 入 れ て 透 明 性 の 高 い 発 電 所 運 営 を 行 い ま す 〜  

○ 原 子 力 発 電 所 の 業 務 運 営 に 関 す る 情 報 を 公 開 し 、 発 電 所 運 営 が 適 切 に 行 わ れ て い る こ と を ご 確 認 い   た だ け る よ う に い た し ま す ( 立 地 地 域 に よ る 発 電 所 地 域 情 報 会 議 の 設 置 と 当 社 の 情 報 公 開 の 考 え 方   を 決 定 )

  ① 発 電 所 運 営 に 関 す る 地 域 の 声 を う か が い ま す

  ② 社 員 同 伴 の 上 、 発 電 所 内 の 現 場 を は じ め 発 電 所 構 内 の 可 能 な 限 り の ア ク セ ス を 保 証 し ま す   ③ 安 全 運 転 を 確 認 す る た め に 必 要 な 情 報 を 提 供 し ま す ( 核 物 質 防 護 ・ 不 拡 散 に 関 わ る 情 報 、 個 人 情     報 、 意 思 決 定 プ ロ セ ス 等 を 除 く )

  イ) 「 福 島 県 原 子 力 発 電 所 所 在 町 情 報 会 議 」

(平成15年2月より現在までに4回開催)

  o当社から定期検査の概要及び不適合是正状況などについて説明

  ロ)「 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 の 透 明 性 を 確 保 す る 地 域 の 会 」

(平成15年5月より現在までに7回開催)

  o当社から発電所の取り組み(総点検再発防止対策、補修の基本的な考え方、品質保証システム    改善に向けた取り組み等)についてを説明

  ④ 全 て の 不 適 合 事 象 を プ レ ス 発 表 や 発 電 所 ホ ー ム ペ ー ジ 等 で す み や か に 公 表 い た し ま す

 ・「まず第一報」の考え方を再徹底し、不適合管理委員会で公表漏れがないかチェック

○ 第 三 者 に よ る 原 子 力 安 全 ・ 品 質 監 査 の 仕 組 み を 整 備 い た し ま し た

  ① 原 子 力 安 全 ・ 品 質 保 証 会 議 設 置

(平成14年12月より現在までに5回開催)

  o14年度下期監査結果、14年度下期監査のフォローアップ報告、15年度上期監査結果について等    を審議

  ② 第 三 者 機 関 に よ る マ ニ ュ ア ル ・ 業 務 プ ロ セ ス の チ ェ ッ ク

  oJEAG4101、

ISO9001に基づき、8回のレビューを実施。その結果を第3回原子力安全・品質保証会

   議に報告

   

第 2 の 約 束 : 業 務 の 的 確 な 遂 行 に 向 け た 環 境 整 備   

  〜 社 員 ・ 組 織 の 的 確 な 業 務 遂 行 を 支 援 す る 機 能 を 強 化 し ま す 〜   

○ 原 子 力 発 電 所 で は 「 不 適 合 管 理 委 員 会 」 を 設 置 し て 重 点 的 に 審 議 し て い ま す

○ 法 令 上 、 倫 理 上 の 悩 み を 気 軽 に 相 談 で き る 窓 口 を 設 置 い た し ま し た

   o「企業倫理相談窓口」の開設(平成14年10月) 

  ・寄せられた相談は企業倫理委員会に報告し、社会およびお客さまの信頼を損なうと判断した事案    等については事案の内容・対応経過・再発防止対策を公表

   (平成15年8月21日原子力に関する告発文書とその事実関係公表)  o「社外相談窓口(弁護士ライン)」を新たに設置(平成15年8月8日)

○ 原 子 力 発 電 所 運 営 正 常 化 に 向 け 、 当 社 及 び 協 力 会 社 が 一 丸 と な っ て 安 全 確 保 の 足 も と を 強 固 に す る     た め に 、「 原 子 力 安 全 ・ 品 質 特 別 強 化 活 動 」を 実 施 し ま し た ( 平 成 1 5年 6月 2 0日 〜 9月 2 0 日 )

○ 全 社 ・ 全 部 門 に わ た る 規 程 ・ マ ニ ュ ア ル の 総 点 検 を 実 施 し て い ま す

   

 

 

 

 

(7)

   

第 3 の 約 束 : 原 子 力 部 門 の 社 内 監 査 の 強 化 と 企 業 風 土 の 改 革  

  〜 原 子 力 部 門 の 閉 鎖 性 を 打 破 し 、 風 通 し の よ い 企 業 風 土 を 構 築 し ま す 〜  

○ 原 子 力 部 門 に お け る 「 品 質 保 証 」 体 制 を 整 備 い た し ま し た 

 o本店に原子力品質監査部設置(平成14年10月)、原子力発電所に品質監査部設置(平成14年11月)等

○ 各 階 層 ・ 部 門 間 の 問 題 意 識 を 共 有 す る た め の 社 内 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 活 性 化 を 進 め て い ま す

   o会長、社長をはじめとして、各経営層が全事業所を訪問し、社員各層と懇談を実施

○ 原 子 力 部 門 と 他 部 門 と の 間 の 人 材 交 流 を 随 時 実 施 し て お り ま す

 o技術部門との間で約60名が人事交流(平成14年9月〜平成15年10月)

○ 原 子 力 発 電 所 に お い て も 風 土 改 革 へ の 取 り 組 み を 進 め て お り ま す

 o意識改革キャンペーンの実施、トラブルだけでなく、発電所運営に係る事柄も含む社員・協力会社   との迅速な情報共有等

   

第 4 の 約 束 : 企 業 倫 理 遵 守 の 徹 底  

○ 企 業 倫 理 遵 守 の 徹 底 に 向 け た 体 制 を 整 備 い た し ま し た

 o企業倫理担当役員設置 (会長、平成14年9月) 、企業倫理事務局設置(平成14年10 月)  o本店各部、各事業所に企業倫理担当のネットワーク整備(平成14年11 月)

○ 「 企 業 倫 理 委 員 会 」 を 設 置 い た し ま し た

(平成14 年10月より現在までに8回開催)

○ 「 企 業 倫 理 遵 守 に 関 す る 行 動 基 準 」 を 制 定 い た し ま し た

 o「東京電力企業行動憲章」の改定 と「企業倫理遵守に関する行動基準」の制定(平成15年3月) 

○ 企 業 倫 理 遵 守 の た め の 教 育 ・ 研 修 を 随 時 実 施 し て い ま す

 o各職場に設置した企業倫理担当(約140名)に対し年2回の研修を実施

 o全社員を対象として、イントラネットを活用した企業倫理研修「e−ラーニング」を実施(平成15   年6月23日〜9月30 日)。全社員の95%以上が受講

   

     

[ 安 定 供 給 の 確 保 ]  

  信頼回復への取り組みとともに、電気の安定供給をはかっていくことは、当社の基 本的な責務であります。 

  今夏の需給につきましては、一連の不祥事に伴う原子力発電プラントの停止により、

供給力不足が懸念されましたが、地域の皆さまやお客さまのご理解・ご協力をいただ き、また、記録的な冷夏にも助けられ、なんとか厳しい状況を乗り切ることができま した。 

  今冬の需給につきましても、一時的に厳しい局面もないとは言い切れませんが、お 客さまにご迷惑をおかけすることなく、何としても安定供給を全うしていきたいと考 えております。このため、まず、停止中の原子力プラントにつきましても、安全の確 保を最優先に、点検・補修作業を着実に実施し、安全の確認されたプラントから地域 のみなさまのご理解をいただいて、順次運転を再開させてまいりたいと考えておりま す。さらに、火力・水力発電プラントの点検・補修時期の調整や他の電力会社からの 電気購入などを検討し、最大限の供給力確保対策を講じることにより、電気の安定供 給に全力で取り組んでいく所存です。 

 

 

 

 

(8)

   

[ 経 営 方 針 ]  

  一連の原子力問題により、当社は創業以来最大の困難に直面しております。一方、

当社をとりまく経営環境は、エネルギー・電力市場での競争の進展や地球環境問題の 顕在化など、引き続き大きく変化しています。平成13年3月、当社はこうした経営環境 の変化のもとで、新しい時代における経営理念とめざすべき企業像を示した「経営ビ ジョン」を中期経営方針として策定しました。今回の困難を克服していくためにも、

「経営ビジョン」で示した企業像である「エネルギー・サービスのトップランナー」

をめざして、最適なエネルギー・サービスを通じて豊かな生活と快適な環境の実現に 貢献してまいります。 

 

< 経 営 ビ ジ ョ ン の 数 値 目 標 >

   

  (1)コスト体質  業務改革の徹底による業務効率向上20%以上(2005年度) 

  (2)財務体質   有利子負債削減20%(2兆円)以上(2005年度) 

  (3)事業発展   新事業等グループ外売上拡大(増分)5,000億円以上         (2005年度) 

    (4)地球環境貢献  CO

排出原単位を90年度比20%削減(2010年度) 

 

  また、「平成15年度経営計画」では、前年度計画と同等あるいはそれを上回る水準 の利益・財務体質改善目標等を、以下の通り設定しております。15年度は原子力停止 の影響などにより、取り巻く環境は非常に厳しいものがありますが、全力で信頼の回 復に努め、安全を最優先に原子力プラントを順次再稼働させるとともに、業務全般に わたる効率化をさらに一層推進することにより、「経営ビジョン」実現に向けてチャ レンジしてまいりたいと考えております。 

   

<グループ目標:連結決算ベース>

(平成15〜17年度の3年間平均) 

 

  ○ROA(総資産利益率)      4%以上 

  ○フリーキャッシュフロー   5,500億円以上   

<利益・キャッシュフロー目標:単独>

(平成15〜17年度の3年間平均) 

 

  ○経常利益      3,000億円以上    ○ROA(総資産利益率)   4%以上 

  ○ROE(株主資本利益率)  9%以上 

  ○フリーキャッシュフロー   5,500億円以上 

  

<財務体質改善目標:単独> 

 

  ○有利子負債残高       4,000億円以上削減 (平成15〜17年度の3年間平均) 

  ○自己資本比率          平成17年度末に18%以上 

 

<設備投資削減目標:単独> 

 

  ○設備投資額            6,400億円程度(平成15〜17年度の3年間平均) 

 

  これからも競争の時代を勝ち抜き、より一層発展していくために、さらなる経営効 率化、魅力のあるサービス・料金メニューの提供に努めるとともに、安定供給の確保 や環境保全などの基本的使命を進んで果たしていくことを通じて、再び「お客さま、

社会、そして株主のみなさまから信頼され選ばれる東京電力」をめざしてまいります。

(9)

   

[ コ ー ポ レ ー ト ・ ガ バ ナ ン ス に 関 す る 基 本 的 な 考 え 方 及 び そ の 施 策 の 実 施 状 況 ]     当社では、企業の継続的な成長・発展と長期的な企業価値の向上をはかるため、コ ーポレート・ガバナンスの充実を重要な経営課題と認識し、さまざまな取り組みを実 施しております。 

 

(1) 会社の経営上の意思決定、執行及び監督に係る経営管理組織その他のコーポレー ト・ガバナンス体制の状況 

  現在、当社の取締役会は、社外取締役2名を含む32名で構成されており、原則とし  て月1回開催されるほか、必要に応じて随時開催されております。また、取締役会に  付議される事項を含め、経営に関する重要な事項については、原則として毎週開催さ れる常務会やその他の会議体等において審議を行うなど、的確かつ迅速な意思決定を はかり、効率的な会社運営を実施しております。 

  また、取締役の職務執行状況等については、社外監査役2名を含む7名の監査役が厳 正な監査を実施しております。当社では、監査機能の強化を図るため、監査役の監査 業務を実務的に支援する専任スタッフ(11名)を配置するとともに、定例的に開催さ れる取締役との懇談会等を通じて、経営層に監査役の意見を表明しております。 

   

(2) 会社と会社の社外取締役及び社外監査役の人的関係、資本的関係又は取引関係そ の他の利害関係の概要 

  社外取締役2名及び社外監査役2名と当社との間には、現在、特別な利害関係はあり ません。 

 

(3) 会社のコーポレート・ガバナンスの充実に向けた取り組みの最近1年間における  実施状況 

  昨年10月、当社は企業倫理の徹底をはかるため、企業倫理全般を統括する「企業倫 理委員会」を設置しました。会長を委員長、社長を副委員長とし、委員は弁護士、学 者等の社外有識者および労働組合役員などで構成しております。これまで計8回開催  し、企業倫理遵守のための活動方策の策定・展開などについて、活発な議論を実施し てまいりました。 

  また、法令遵守の徹底や経営トップの責務の明確化を図るため、本年3月「東京電  力企業行動憲章」を改定し、さらにその精神を社内の隅々まで浸透させるため、「企 業倫理遵守に関する行動基準」を制定しました。役員及び社員の一人ひとりが、こう した「憲章」や「基準」を具体的行動で示していきます。 

  経営の透明性を高め、社外の意見を経営に反映するため、株主や投資家のみなさま に向けたIR活動として、決算説明会や事業報告書、インターネット・ホームページ  などの媒体を通じて、迅速かつ的確な経営情報の開示を行うとともに、これらの機会 において株主や投資家のみなさまとの対話を重視し、そこから得られた様々な成果を  経営改善に役立てるよう努めており、今後もその活動内容を一層充実してまいる所存 です。 

  また、今後、コーポレート・ガバナンスの一層の向上に向け、当社にふさわしい経 営機構等について引き続き検討してまいります。 

 

(10)

3.経営成績及び財政状態

[経営成績]

平成15年度中間期の売上高は、前年同期比2.1%減の2兆4,001億円(単独では2.3%

減、2兆3,451億円)、経常利益は前年同期比45.2%減の1,371億円(単独では48.5%

減、1,318億円)、中間純利益は前年同期比44.3%減の868億円(単独では48.9%減、

844億円)となりました。

当社の販売電力量は、記録的な冷夏の影響を受けて、生活関連需要における冷房需 要の減少ならびに産業用需要の生産減の影響などによって、全体としては平成13年度 以来2年ぶりの減少となりました。内訳としては、電灯は前年同期比2.7%減の409億 kWh、電力は同2.2%減の588億kWh、特定規模需要は同2.5%減の380億kWhとなり、電 灯と電力および特定規模需要をあわせた総販売電力量は同2.4%減の1,377億kWhとな りました。

収入面では、電気事業において、販売電力量の減少などにより電気料収入は前年同 期比2.2%減の2兆2,818億円となりました。これらにより、売上高(営業収益)は前 年同期比2.1%減の2兆4,001億円(単独では同2.3%減、2兆3,451億円)、経常収益は 同1.9%減の2兆4,148億円(単独では同2.2%減、2兆3,569億円)となりました。

一方、支出面では、電気事業において、全社を挙げて一層の効率化やコストダウン に努め、退職金・年金制度の見直しによる人件費の減少や金利低下や社債・借入金残 高の減少などによる支払利息の減少などがありましたものの、原子力発電所の停止が 継続したことによる火力燃料費や購入電力料などの負担増がありましたことから、経 常費用は前年同期比3.0%増の2兆2,777億円(単独では同3.3%増、2兆2,250億円)と なりました。

[財政状態−キャッシュ・フローの状況]

当中間期におけるキャッシュ・フローは、設備投資の抑制、金利の低下などによる 支払利息の負担減など支出の削減はありましたが、電気料収入が減少したことに加 え、火力燃料購入による支出が増加したことなどにより、現金及び現金同等物の当中 間期末残高は、前年度末に比べ118億円(▲14.2%)減少し713億円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当中間期における営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期比43.7%減の

3,800億円の収入となりました。これは、金利の低下などによる支払利息の負担減

はありましたが、電気料収入が減少したことに加え、火力燃料購入による支出が増

加したことなどによるものです。

(11)

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当中間期における投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同期比35.5%減の 3,281億円の支出となりました。これは、設備の効率的な形成・運用など設備投資 額の抑制に努めたことなどによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当中間期における財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同期比67.3%減の 637億円の支出となりました。これは、社債の償還による支出などが減少したこと などによるものです。

なお、当中間期のフリーキャッシュ・フローは958億円で、その用途は有利子負 債の削減に243億円、配当金の支払いに404億円を充当し、多角化事業への投資など に310億円を充当しました。

また、キャッシュ・フロー指標の推移は下記のとおりです。

13年度 14年度 15年度中間 自己資本比率 (%) 15.0 15.8 16.5 時価ベースの自己資本比率 (%) 23.0 21.6 23.0

債務償還年数 年 6.5 6.5 −

インタレスト・カバレッジ・レシオ 4.6 6.5 4.1

(注)1.自己資本比率:自己資本/総資産

2.時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産

3.債務償還年数:有利子負債/営業活動によるキャッシュ・フロー 4.インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業活動によるキャッシュ・

フロー/利息の支払額 5.いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。

6.有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち、社債、

転換社債、長期借入金(いずれも1年以内に期限到来のものを含み ます)、短期借入金及びコマーシャル・ペーパーを対象としていま す。

7.債務償還年数については、中間期は記載しておりません。

[配当政策]

利益配分にあたっては、安定配当の継続を基本に、業績等を総合的に勘案して、株 主のみなさまのご期待にお応えしていきたいと考えております。

当年度の中間配当につきましては、本日開催の取締役会において、1株につき30円

をお支払いすることと決定いたしました。なお、内部留保につきましては、設備投

資、財務体質の強化など、今後の事業展開に活用していく予定です。

(12)

[通期の見通し]

平成15年度の販売電力量については、上半期の冷夏の影響が大きいことに加え、下 半期も産業用需要では増加基調が続く一方で、昨年冬の低気温による暖房需要増加の 反動による減少が見込まれることから、前年度比1.6%減の2,775億kWhと2年ぶりに 前年を下回る見込みです。

売上高については、こうした販売電力量減少を受け、前年度を下回り、連結で 4兆8,700億円程度、当社単独では4兆7,600億円程度になるものと見込んでおります。

経常利益については、再循環系配管の追加点検や補修などにより原子力発電所の停 止が長引いていることから、火力燃料費や購入電力料の負担増、修繕費の増加など大 幅なコストアップが見込まれるものの、退職金・年金制度の見直しに伴う人件費の減 少、設備投資の抑制などによる減価償却費の減少、さらには金利低下や社債・借入金 残高の減少などによる支払利息の減少をはじめ、全社を挙げて一層の効率化・コスト ダウンに努めることにより、経常利益は連結で2,700億円程度、当社単独で2,700億円 程度、当期純利益は連結で1,750億円程度、当社単独で1,800億円程度を確保したいと 考えております。

<連結>

売上高 4兆 8,700億円程度 経常利益 2,700億円程度 当期純利益 1,750億円程度

<単独>

売上高 4兆 7,600億円程度

経常利益 2,700億円程度

当期純利益 1,800億円程度

(13)

 中 間 連 結 貸 借 対 照 表 

平成15年9月30日現在

(単位:百万円) 資     産     の     部 負 債 、 少 数 株 主 持 分 及 び 資 本 の 部

科       目 当中間連結会計期間末 前連結会計年度末 比    較 科       目 当中間連結会計期間末 前連結会計年度末 比    較

固   定   資   産 13,380,060  13,556,108  176,048  固   定   負   債 9,203,673  9,368,171  164,497 

5,241,402  5,145,952  95,450 

電 気 事 業 固 定 資 産 9,504,995  9,742,632  237,636  1,842,545  2,072,545  230,000  699,240  719,230  19,989  退 職 給 付 引 当 金 582,425  613,034  30,609  1,263,935  1,287,995  24,059  使用済核燃料再処理引当金 1,116,263  1,113,973  2,290  原 子 力 発 電 設 備 971,385  1,022,742  51,356  原子力発電施設解体引当金 351,010  349,911  1,098  2,887,530  2,966,086  78,555  そ の 他 の 固 定 負 債 70,026  72,754  2,727  1,129,339  1,168,711  39,371 

2,315,958  2,338,852  22,893 

218,279  224,066  5,786 

その他の電気事業固定資産 19,323  14,946  4,376  流   動   負   債 2,506,185  2,545,707  39,522  1年以内に期限到来の固定負債 830,810  807,302  23,507  そ の 他 の 固 定 資 産 437,931  373,467  64,464  609,119  683,033  73,914  支 払 手 形 及 び 買 掛 金 128,470  163,984  35,513  固 定 資 産 仮 勘 定 1,177,830  1,228,258  50,428  105,636  131,790  26,153  建設仮勘定及び除却仮勘定 1,177,830  1,228,258  50,428  そ の 他 の 流 動 負 債 832,147  759,595  72,552 

核   燃   料 890,846  854,173  36,673 

166,046  157,504  8,541 

加 工 中 等 核 燃 料 724,799  696,668  28,131  特 別 法 上 の 引 当 金 8,606  4,296  4,309  渇 水 準 備 引 当 金 8,606  4,296  4,309  投 資 そ の 他 の 資 産 1,368,457  1,357,577  10,879 

605,829  573,379  32,449  負   債   合   計 11,718,465  11,918,175  199,710  364,622  385,509  20,886 

そ の 他 の 投 資 等 399,763  400,883  1,120 

貸 倒 引 当 金 ( 貸 方 ) 1,758  2,195  437  少  数  株  主  持  分 21,964  13,227  8,736 

資     本      金 676,434  676,434  − 

資  本  剰  余   金 19,014  19,014  − 

利  益  剰  余   金 1,573,536  1,527,474  46,061 

流   動   資   産 678,901  621,187  57,714  土  地  再  評  価  差  額  金 940  990  49 

69,350  80,954  11,603 

受 取 手 形 及 び 売 掛 金 382,881  333,407  49,473  そ の 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金 47,609  20,631  26,977 

34,913  34,575  337 

そ の 他 の 流 動 資 産 200,831  180,602  20,229  為   替   換   算    調   整   勘   定 3,616  3,789  173  貸 倒 引 当 金 ( 貸 方 ) 9,075  8,351  723 

自   己   株   式 2,619  2,443  175 

資   本   合   計 2,318,531  2,245,892  72,639 

合       計 14,058,962  14,177,296  118,333  合       計 14,058,962  14,177,296  118,333 

(14)

 中 間 連 結 損 益 計 算 書 

平成15年4月 1日から 平成15年9月30日まで

(単位:百万円)

費     用     の     部 収     益     の     部

科       目 比   較 科       目 比   較

営   業   費   用 2,179,669  2,081,696  97,973  営   業   収   益 2,400,156  2,450,854  50,697  電 気 事 業 営 業 費 用 2,111,420  2,024,971  86,448  電 気 事 業 営 業 収 益 2,339,583  2,397,929  58,346  そ の 他 事 業 営 業 費 用 68,249  56,725  11,524  そ の 他 事 業 営 業 収 益 60,573  52,924  7,648  ( 220,486) ( 369,157)(△ 148,670)

営  業  外  費  用 98,059  129,261  31,202  営  業  外  収  益 14,685  10,258  4,427  86,734  105,525  18,790  1,666  1,743  76 

持 分 法 に よ る 投 資 損 失 4,792  8,234  3,442  3,048  3,336  288 

そ の 他 の 営 業 外 費 用 6,531  15,501  8,969  −  1,511  1,511 

そ の 他 の 営 業 外 収 益 9,970  3,666  6,303 

中 間 経 常 費 用 合 計 2,277,729  2,210,958  66,770  中 間 経 常 収 益 合 計 2,414,842  2,461,112  46,270 

中      間      経      常      利      益 137,113  250,154  113,041 

渇 水 準 備 金 引 当 又 は 取 崩  し 4,309  1,964  6,274  4,309  −  4,309  渇水準備引当金取崩し( 貸 方 ) −  1,964  1,964 

税  金  等  調  整  前  中  間  純  利  益 132,803  252,118  119,315 

法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税 40,322  107,005  66,682 

法  人  税  等   調  整  額 6,022  10,120  16,142 

少 数 株 主 持 分 損 失 386  644  258 

中     間     純     利     益 86,845  155,878  69,033 

当中間連結会計期間 前中間連結会計期間 当中間連結会計期間 前中間連結会計期間

(15)

 中 間 連 結 剰 余 金 計 算 書 

平成15年4月 1日から 平成15年9月30日まで

(単位:百万円) 科       目

19,014 19,014

19,014 19,014

19,014 19,014

1,527,474 1,443,632

1,527,474 1,443,632

86,895 165,388

86,845 165,267

49 120

40,833 81,546

40,561 81,161

272 384

1,573,536 1,527,474

当中間連結会計期間 前 連 結 会 計 年 度

参照

関連したドキュメント

(単位:千円) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 1,772 決算 2,509 2,286 1,891 1,755 事業費 予算 2,722 2,350 2,000. 1,772 決算

2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期 自己資本比率(%) 39.8 39.6 44.0 46.4 時価ベースの自己資本比率(%) 48.3 43.3 49.2 35.3

大正13年 3月20日 大正 4年 3月20日 大正 4年 5月18日 大正10年10月10日 大正10年12月 7日 大正13年 1月 8日 大正13年 6月27日 大正13年 1月 8日 大正14年 7月17日 大正15年

中学生 高校生 若年者 中高年 高齢者 0~5歳 6~15歳 16~18歳 19~39歳 40~65歳

※短期:平成 30 年度~平成 32 年度 中期:平成 33 年度~平成 37 年度 長期:平成 38 年度以降. ②

○「調査期間(平成 6 年〜10 年)」と「平成 12 年〜16 年」の状況の比較検証 . ・多くの観測井において、 「平成 12 年から

平成 26 年度 東田端地区 平成 26 年6月~令和元年6月 平成 26 年度 昭和町地区 平成 26 年6月~令和元年6月 平成 28 年度 東十条1丁目地区 平成 29 年3月~令和4年3月

ヘッジ手段のキャッシュ・フロー変動の累計を半期