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治水事業の経緯と被害の特徴 主な洪水と治水対策 これまでの治水対策 T9.8 T1 S6~9 S16.9 S22.9 S28 S33 S35.3 S42.5 S42.12 S54.1 S59.3 H4.9 H15.8 低気圧 流量:1,23~1,28m 3 /s( 標茶 )( 推定 ) 氾濫面積:1

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釧 路 川 → 釧 路 川 → 屈斜路湖 太平洋 ラムサール条約 登録湿地 河川区域 標茶基準地点 5km 釧路湿原 釧路湿原 新 釧 路 川 → 新 釧 路 川 → 標高 (m ) 阿寒国立公園 釧路湿原国立公園 月 別 平 均 降 水 量 0 5 0 1 0 0 1 5 0 2 0 0 1 月 2月 3月 4月 5月 6月 7 月 8月 9月 1 0月 1 1月 12 月 降水 量 (mm) 弟 子 屈 地 点 標 茶 地 点 釧 路 地 点 0 50 100 150 200 250 300 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 日照 時間 (h r) 0 10 20 霧の発 生日 数 (日)

特徴と課題

特徴と課題

流域の概要

流域の概要

釧路川流域の気象状況 ・沿川には弟子屈町、標茶町、釧路町、釧路市 の市街地が点在し、最下流域に人口が集中 ・下流部には、我が国最大で最初のラムサール 条約登録湿地の釧路湿原を有し、貴重な生物 が生息 ・酪農が中心産業 日照=釧路 日照=東京 霧=釧路 霧=東京 古 釧 路 湾 古 釧 路 湾 泥炭地泥炭地 出典:北海道区水産研究所 6千年前 4~3千年前

釧路川水系

釧路川水系

160 120 80 40 0 -40 100 90 80 70 60 20 10 0 30 40 50 河口からの距離(km) 約1/8,000 標茶 釧路湿原 屈斜路 湖 河口 (釧路遊水地) 約1/3,000 約1/1,2 00~1/2 00 約1/1,000 下流部 中流部 上流部 ・夏季の霧の発生日数が多く、6~8月は月の半数以上 で発生。 ・夏季は、日照時間も短い。 0 100 200 300 400 500 別 海 町 標 茶 町 中 標 津 町 浜 中 町 大 樹 町 標 津 町 清 水 町 鹿 追 町 豊 富 町 士 幌 町 上 士 幌 町 稚 内 市 厚 岸 町 紋 別 市 鶴 居 村 天 塩 町 弟 子 屈 町 湧 別 町 佐 呂 間 町 根 室 市 生乳生 産量 (千 t) 出典:平成15年農林水産統計年報 ■酪農業 出典:気象庁 統計期間: 日照時間(1996~2005年、 グラフ:10ヵ年平均値) 霧発生日数(1994~2003年、 グラフ:10ヵ年平均値) 出典:気象庁 統計期間:降水量 (1985~2004年、グラフ: 20ヵ年平均値) 月別平均降水量 月別平均降水量 出典:独立行政法人水産総合研究 センターさけますセンター 河川別捕獲数(サケ) 0 100 200 300 400 500 600 斜里川 釧路 川 網走川 常呂川 石狩川 (千歳川 ) 十勝 川 標津 川 (千尾) H13捕獲数(千尾) H14捕獲数(千尾) H15捕獲数(千尾) 月別平均日照時間と霧の発生日数 月別平均日照時間と霧の発生日数 ・降水量は1年間で1000mm程度(全国平均の約6割) 生乳は、北海道の約1 割を生産。標茶町は 北海道内で第2位。 (北海道は全国の約5 割を生産) サケは、北海道の河 川の中で斜里川に次 ぐ捕獲量(H15) 十勝・釧路管内は、 シシャモ漁獲量が北 海道の漁獲量の大半 を占める主要産地 ■サケ等の増殖事業 釧路川流域の主要産業 釧路湿原の成り立ちと縦断特性 ・ ・66千年前には海面千年前には海面下に下にああ ったが、東部の隆起によ ったが、東部の隆起によ り釧路川を形成、数千年 り釧路川を形成、数千年 にわた にわたるる泥の堆積により泥の堆積により 泥炭層 泥炭層をを形成形成 ・ ・約約33千年前に千年前には現在のは現在の釧釧 路湿原となった 路湿原となった ・ ・釧路湿原より下流域は釧路湿原より下流域は 緩勾配 緩勾配 【 【 釧路川流域の釧路川流域の諸元諸元 】】 流域面積 流域面積 ::2,510km2,510km22 幹川流路延長 幹川流路延長 ::154km154km 流域内人口 流域内人口 :約:約1818万人万人 関係市町村 関係市町村 ::11市市33町町11村村 想定氾濫区域面積 想定氾濫区域面積 ::160km160km22 想定氾濫区域内人口:約 想定氾濫区域内人口:約88万人万人 釧路川流域の土地利用状況 ・流域の約7割が森林 ・下流部に流域面積の約 1割を占める釧路湿原 が存在 山林・ 山林・ その他 その他 農地等 農地等 68 68%% 21 21%% 市街地 市街地 3 3%% 湿原 湿原 8 8%% ※LANDSATデータに基づく土地利用分類(平成12年) 凡 例 釧路湿原 森 林 農 地 市 街 地 弟子屈町 鶴居村 標茶町 釧路市 釧路町 釧路湿原国立公園 阿寒国立公園 釧路港

参考

参考

資料

資料

-1

-1

しべちゃ くっしゃろ しべちゃ あかん しべちゃ くっ しゃ ろ しゃり しべちゃ てしかが しべちゃ し べ ち ゃ べっ か い つる い てしか が あかん てしかが しべちゃ つるい

(2)

河口 幌呂川右岸堤防 幌呂川右岸堤防 (昭和 (昭和99年完成)年完成) 新水路の左岸 新水路の左岸堤防堤防 (昭和 (昭和66年完成)年完成) 昭和6年版「河川要覧」に加筆 新水路(現在の新釧路川) 新水路(現在の新釧路川) (昭和 (昭和55年掘削完了・昭和年掘削完了・昭和66年通水式)年通水式) 写真の方向 写真の方向(推定)(推定) 氾濫 区 域 氾濫 区 域 堤防線 堤防線 新水 路 新水 路 T9 T9 幌 呂 川 → 幌 呂 川 → 釧 路 川 釧 路 川 → → 雪 裡 川 雪 裡 川 → → ←釧路川 ←釧路川 標茶町 弟子屈町 ←オソベツ川 ←オソベツ川 標茶基準点 標茶基準点 完成堤防 完成堤防 51.8% 51.8% 未施工 未施工 区間 区間 28.7% 28.7% 暫定堤防 暫定堤防 19.5% 19.5%

治水事業の経緯と被害の特徴

治水事業の経緯と被害の特徴

主な洪水と治水対策 主な洪水と治水対策 T9.8 T10 S6~9 S22.9 S35.3 S54.10 H4.9 H15.8 出典:※1;水害,※2;釧路川治水史,※3;北海道地域防災計画, ※4;災害記録,※5;水害統計 S28 S33 S42.12 S42.5 S59.3 低気圧 ・流量:1,230~1,280m3/s(標茶)(推定) ・氾濫面積:17,100ha※1,2 新釧路川治水計画 ・河口部で4万2千立方尺(約1,170m3/s)とする新 水路掘削を計画 新水路通水、幌呂川右岸堤、遊水地 左岸堤完成 台風 ・流量:812m3/s(標茶)(推定) ・田畑流失・浸水:1,596ha※3 台風(カスリーン) ・流量:618m3/s(標茶) ・田畑冠水:7,261ha(全道)※1,3 改修全体計画の策定 改修計画の策定 低気圧(融雪洪水) ・流量:778m3/s(標茶) ・浸水被害:床上520棟、床下824棟※3 1級河川指定 工事実施基本計画策定 ・基本高水流量(標茶):1,200m3/s ・計画高水流量(河口):1,200m3/s 台風20号 ・流量:428m3/s(標茶) ・浸水面積:544.2ha(阿寒町・鶴居村)※4 :255.3ha(釧路市・釧路町)※5 工事実施基本計画改定 ・釧路遊水地計画 台風17号 ・流量:324m3/s(標茶) ・浸水面積:58.25ha(釧路市)※5 台風10号 ・流量:337m3/s(標茶) ・浸水面積:138ha※4 これまでの治水対策 これまでの治水対策

釧路川水系

釧路川水系

S16.9 ◆堤防整備率:約 ◆堤防整備率:約52%52% ※ ※完成・暫定堤延長:平成完成・暫定堤延長:平成1818年年33月末時点月末時点 根室本線 岩保木山 大正9年洪水時の氾濫状況 大正 大正99年洪水時の氾濫状況年洪水時の氾濫状況 釧路川 根室本線 岩保木山 現在の状況(H18.3撮影) 現在の状況( 現在の状況(H18.3H18.3撮影)撮影) 出典:釧路川治水史 大正時代の河道 現在の河道 浸水想定区域 ◆上流部:土地利用を可能とするため、 ◆上流部:土地利用を可能とするため、 捷水路事業を中心に治水対策を実施 捷水路事業を中心に治水対策を実施 ◆下流部:大正 ◆下流部:大正99年洪水を契機に幌呂川の氾濫を防ぐ幌呂川右岸堤、釧路川の洪水流について釧路年洪水を契機に幌呂川の氾濫を防ぐ幌呂川右岸堤、釧路川の洪水流について釧路 中心市街部をバイパスする新水路(新釧路川)掘削を進捗。昭和初期に掘削を完了。 中心市街部をバイパスする新水路(新釧路川)掘削を進捗。昭和初期に掘削を完了。 釧 路 川 釧 路 川 → → 釧路川の洪水を全量 釧路川の洪水を全量 新釧路川へ分派 新釧路川へ分派 新 釧 路 川 → 新 釧 路 川 → しべちゃ てしかが いわぼっき ほろろ しべちゃ ほろろ つるい あかん いわぼっき 河道 を付

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0 500 1000 1500 2000 0 24 48 時間(hr) 72 96 120 流量( m 3/s ) 0 20 40 60 80 100 雨 量 (mm)

基本高水のピーク流量の検証

基本高水のピーク流量の検証

・昭和16年9月洪水の日雨量182.4mm/日(既往 最大)を計画降雨として、基本高水ピーク流 量を決定(単位図法) ・全流量を河道に配分(標茶地点:1,200m3/s) 流量確率の検討の結果、標茶地点における1/100規 模の流量は890~1,170m3/sと推定され、貯留関数 法により算出された基本高水ピーク流量はこの範 囲に入っている。 歴史的な洪水である大正9年8月洪水につい て、観測された水位を基に再現計算を行い、 検証を行った結果、標茶地点のピーク流量 は1,230~1,280m3/s程度と推定。 工事実施基本計画の概要 工事実施基本計画の概要 流量確率手法からの算出流量確率手法からの算出 既往洪水からの検証既往洪水からの検証 既定計画策定後に計画を変更するような 大きな出水は発生していない。 近年整理された雨量データを踏まえ、貯留関数 法により、標茶地点の1/100相当の高水ピーク 流量を算定 計画雨量:213mm/48hr 統計期間:S39~H16(N=41) →標茶地点ピーク流量:1,150m3/s(H4.9型)

これまでの工事実施基本計画の

基本高水ピーク流量1,200m3/s

の確認及び流量率法による検証、

既往洪水からの検証の結果を踏

まえ、基本方針においても

標茶

地点の基本高水ピーク流量を

1,200m

3

/s

とする。

ピーク流量 1,150m3/s 雨量確率法による 雨量確率法による算出算出 年最大流量と年最大降雨量の経年変化 年最大流量と年最大降雨量の経年変化 200 150 100 50 20 10 5 20 50 100 200 500 1,000 2,000 (m3/s) 水系名:釧路 河川名:釧路川 地点名:標茶 990 クォンタイル法 LN3Q対数正規分布 1,170 積率法 LP3分布 1,040 L積率法 GEV分布 890 岩井法 対数正規分布 確率流量 (m3/s) 確率分布モデル 0 100 200 300 T9 T14 S5 S10 S15 S20 S25 S30 S35 S40 S45 S50 S55 S60 H2 H7 H12 日雨量 (mm) 既定計画策定(S42) 既定計画の計画降雨量:182.4mm/日

釧路川水系

釧路川水系

0 200 400 600 800 1000 1200 1400 1600 T9 T14 S5 S10 S15 S20 S25 S30 S35 S40 S45 S50 S55 S60 H2 H7 H12 流量 (m 3 /s ) 既定計画の基本高水ピーク流量:1,200m3/s 既定計画策定(S42) 700 1,000 1,400 1,170m3/s 890m3/s 1,150m3/s s しべちゃ しべちゃ しべちゃ しべちゃ しべちゃ

(4)

鐺別川 オソ ベツ 川 新釧 路川 釧路川

釧路川の課題と対策

釧路川の課題と対策

釧路川水系

釧路川水系

周辺地域への社会的影響、魚類の生息環境等 河川環境に配慮しつつ、掘削等により流下能力 を確保 【下流部】 別 保 川 釧路 川 新釧路川 ←1,200 ←1,200 鐺別川 オソ ベ ツ 川 雪裡 川 広里● 太平 洋 ← 510 ←70 0 ← 510 ← 170 釧路遊水地 ← 850 ■:基準地点 ●:主要地点 単位:m3/s 標茶 ■ 幌呂 川 ← 360 基本方針(案)の流量配分図 【釧路湿原】 旧川を活用し、蛇行河道を復元するなど、湿原に 関わる多くの人々と協力して湿原環境の再生に取 り組む。 雪裡川 雪裡川 幌呂 川 幌呂 川 KP40 KP50 KP60 KP70 KP75 KP45 KP30 KP20 KP10 釧路市街地 標茶市街地 弟子屈市街地 KP12 KP27 KP75 標茶市街地 弟子屈市街地 しべちゃ てしかが せっつり ほろ ろ HWL 2.08m 計画堤防高 4.20m KP 0.0km KP 0.0km m 5~ 3 釧路 釧 路 川 津波高さ (m) 15-10-15 5-10 3-5 1-3 0-1 中央防災会議資料より ・新釧路川の流下能力は計画高水流量1,200m3/sを概ね確 保。 ・平成18年に日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策 推進地域に指定。現在、地震や 津波遡上等の対策を検討中。 H17.6.22第10回中央防災会議で示され た海岸での津波高さの最大値(1/500、 根室沖・釧路沖等)は釧路川で3-5m とう べ つ ほろ ろ せっ つ り とう べ つ べ っ ぽ しべ ち ゃ ひろ さ と しべちゃ てしかが 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110 流下能力が不足する区間については、流下能力を確保する。 【釧路湿原より上流部】 38.0 40.0 45.0 50.0 55.0 60.0 65.0 70.0 75.0 平均河床高(現況平成14年) H.W.L. 計画高水流量流下時水位 標高( m ) (KP) 40.0 45.0 50.0 10 20 30 73.0 75.0 流下能力の確保が必要 流下能力の確保が必要

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阿寒国立公園 釧路湿原国立公園 屈斜路湖 摩周湖 シシャモ産卵床 雪裡川 久著呂川 仁々志別川 幌呂川 ヌマオロ川 オソベツ川 鐺別川 磯分内川 多和川 アレキナイ川 新釧路川 釧路川 釧路川 ■下流部-1(河口~KP7.4)の自然環境 ・シシャモの産卵床が確認されている。(KP0.0~ 15.0付近) ・河道周辺の湿原域には、天然記念物であるキタサ ンショウウオの産卵池がある他、特別天然記念物 であるタンチョウが生息。 ■下流部-2(KP7.4~38.0)の自然環境 ・日本最大の湿原である釧路湿原が広がり、国立公 園やラムサール条約登録湿地に指定。 ・国内最大の淡水魚であるイトウが生息。 ・湿原域は特別天然記念物であるタンチョウをはじ め、オオワシ、オジロワシ等の多くの野鳥の繁殖 地・飛来地。 ・河跡湖には、ネムロコウホネ、イヌイトモ等の水 生植物や天然記念物であるエゾカオジロトンボや ゴトウアカメイトトンボなどのトンボ類が生息。 ・河道の背後地にはヨシ・スゲ類が見られる一方、 近年の農地開発等により、湿原環境変化の指標と して考えられているハンノキ林が急速に拡大。 ■中流部(KP38.0~75.8)の自然環境

釧路川流域の自然環境の現状

釧路川流域の自然環境の現状

新釧路川河口部 釧路湿原 下流方向を望む ●源流部は阿寒国立公園に含まれている屈斜路湖など、壮大な自然景観を有している。 ●下流部の釧路湿原は国立公園やラムサール条約登録湿地に指定されるなど、自然豊かな湿原環境の景観を有している。 ■上流部の自然環境 屈斜路湖 ・屈斜路湖の和琴半島には、暖温 帯性のミンミンゼミが生息。 ・かつては国の天然記念物に指定 されているフクロウ類最大のシ マフクロウが生息。 屈斜路湖及び周辺の森林環境の保全 シシャモ等の遡上、産卵環境の保全 河道周辺の湿原環境の保全 鳥類の生息地となる河畔林の保全 中流域の河畔林(KP63.0付近) ネムロコウホネ キタサンショウウオ ・河跡湖には、ネムロコウホ ネ、イヌイトモ等の水生植 物や、天然記念物であるエ ゾカオジロトンボなどのト ンボ類が生育。 ・河畔林が繁茂している箇所 には、オシドリやヤマセミ が生息。 タンチョウ 【釧路湿原の概要】 国内最大の湿地(湿地面積:約200km2) 国内最初のラムサール条約登録湿地 湿地単独では国内最大の国立公園 国の天然記念物 約2,000種の野生生物の生息・生育の場 タンチョウやイトウなどの希少生物も生息 釧路川における湿原環境の再生

釧路川水系

釧路川水系

和琴半島 あかん くっしゃろ わこと くっしゃろ わこと くっしゃろ あかん ましゅう いそぶんない せっつり たわ くちょろ ににしべつ ほろろ とうべつ

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釧路湿原の現状と再生への取り組み

釧路湿原の現状と再生への取り組み

流域図 流域図 湿原の変遷湿原の変遷 ・農地・宅地の開発、周辺の森林の伐採 ・地下水位を下げて、農地・宅地として利用する ための捷水路工事等 釧路湿原自然再生 釧路湿原自然再生全体構想全体構想((H17.3H17.3)) 全体構想:自然再生の対象区域や目標、役割分担などを定める ○保全対象:釧路湿原 ○対象範囲:釧路川水系集水域 ○目指す姿:ラムサール条約登録(1980)前のような湿原環境 ○目標:「湿原生態系の質的量的な回復」 「湿原生態系を維持する循環の再生」 「湿原生態系と持続的に関われる社会づくり」 平成 9年 : 河川法改正 平成11年 :「釧路湿原の河川環境保全に関する 検討委員会」発足 平成13年 : 検討委員会より「釧路湿原の河川環 境保全に関する提言」を発表 平成15年 1月:「自然再生推進法」の施行 11月:「釧路湿原自然再生協議会」が発足 平成17年 3月:「釧路湿原自然再生全体構想」を策定 釧路湿原自然再生の経緯 釧路湿原自然再生の経緯 個別の対策の実施計画を策定し、順次実施 湿原面積 ハンノキ林 1947 1947年年 約250km2 2004 2004年年 約180km2 約20km2 約80km2(約3割減)(約4倍増) 184.0

釧路川水系

釧路川水系

0 20 40 60 80 100 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 年 面 積 (km 2) 0 500 1000 1500 2000 2500 0 100 200 300 400 500 600 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 年 面積 ( km 2) 農地 自然林 94 519 1962 1170 市街地 16 88 0 50 100 150 200 250 300 350 400 1979 1981 1983 1985 1987 1989 19911993 1995 1997 1999 2001 2003 2005 出荷量(千t)流域の産業の発展(牛乳出荷量の推移) 約25年間で出荷量 は約14万t→34万t と2倍以上に増加 出典:北海道市町村勢要覧 面積の変化(流域全体に対する面積) 河道を直線化する必要がなくなったことから、かつ ての蛇行河道の復元など釧路湿原の自然再生の取り 組みの推進 湿原の直接的な改変、流域から湿原へ土砂流入増 加、湿原の冠水頻度の減少など ・当初想定された農地などの開発の必要性がなく なったことから、河道を直線化する必要がなく なった てしかが しべちゃ かやぬま くちょろ せつり ほろろ つるい べっぽ ににしべつ 面積 (k m 2) ・約60年間で約3割の面積が消失 ・ヨシやスゲ類湿原にハンノキ林が侵入し拡大

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釧路湿原自然再生事業

釧路湿原自然再生事業

土砂流入対策 土砂流入対策((久著呂川久著呂川)) ●河道の安定化対策 床止工による河床低下の防止、拡幅による掃流力 の減少により、土砂生産量を抑制 施策の概要 施策の概要 釧路湿原における自然再生のため、地域の多様な主体が連携して、 流域の視点、長期的視点、順応的管理等の原則により、流域全体で 対策を検討・実施。 茅沼地区 久著呂川 全体構想施策「5. 湿原・河川・湖沼 への土砂流入抑制」に対応 旧川復元 旧川復元((茅沼地区茅沼地区)) 全体構想施策「2. 河川環境の保全・再生」に対応 河道の安定化対策 久著呂川流域図 ●河川沿いの土砂調整地 湿原流入土砂量を捕捉 ●湿原流入部土砂調整地 湿原流入土砂を捕捉 湿原等への土砂流入の抑制にするため の具体的施策として、土砂生産源対策 (河床低下対策、森林の再生)および流 下土砂の沈砂対策(農業用排水路沈砂 池、土砂調整地の整備等)を行う。 主な施策

釧路川水系

釧路川水系

農林水産省の施策を含む 河川環境の保全・再生に関する具体的施策として、旧川を活用して蛇行河 道を復元することにより、湿原へ流入する土砂の抑制を図るとともに、冠 水頻度を増大させることにより、湿地植生の再生等を図る。 モニタリングを行い、その結果を反映させながら段階的に施策を実施 復元区間 右岸残土撤去 直線河道埋戻 くちょろ くちょろ かやぬま ほろろ せっつり かやぬま くちょろ くちょろ

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適正な河川水の利用・河川利用

適正な河川水の利用・河川利用

全川に渡りカヌーポート が整備され、カヌー利用 が盛ん。 水利用の状況 水利用の状況 約6割が鉱工業用水 に利用され、約3割 が水道用水に利用。 河川空間の利用 河川空間の利用 地域 地域ででの活動の活動 水質 水質 カヌーポート 水道用水 34.95% その他雑用水 1.78% 鉱工業用水 63.27% 7月には標茶町緑地公園で子供の夢を育てる祭り、釧路市では写生 会が開かれるなど、釧路川では、周辺地域の社会、文化と深く結 びついたイベントが行われている。 ■花咲かじいさんプロ ジェクト ■釧路湿原川レンジャーの観察会 ■カヌー ■釧路川標茶緑地公園 ■子供の夢を育てる祭り ■写生会 河川敷にテニスコート、 パークゴルフ場等が整備 され、イベント時にも利 用されている。 良好な河川環境づくりに向けて、植樹活動や、観察活動、学習活 動等が行われている。 木道整備 展望台 屈斜路湖 摩周湖 雪裡川 久著呂川 仁々志別川 幌呂川 ヌ マ オ ロ 川 オソベツ川 磯分内川 多和川 アレキナイ川 新釧路川 釧路川 釧路川 鐺別川 NPO NPOの取り組みの取り組み 流域内ではNPOによる植樹、清掃、学習活 動等、釧路川や釧路湿原を守る様々な活動 が行われている。 ■NPO法人釧路湿原やちの会 ・釧路湿原21世紀の道ウォークラリー BOD75%値の経年変化 ■湿原展望台 釧路湿原内は展望台や木 道が整備され、自然観察 の場として広く利用され ている。 出典:一級水系水利権調書(平成17年3月現在) 出典:公共用水域水質測定結果 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 S4 8 S5 3 S5 8 S6 3 H5 H10 H15 (mg / l) 開運橋 環境基準A類型 開運橋 標茶緑地公園 0 100 200 300 400 500 600 700 平成9年 平成10年 平成11年 平成12年 平成13年 観光客入込み数( 万人) 阿寒町 鶴居村 弟子屈町 標茶町 釧路町 釧路市 ■観光客入込み数 出典:北海道経済部観光局

釧路川水系

釧路川水系

写生会 ※H17.11阿寒町は釧路市と合併 BOD75%値は、近年基準値を超過。関係機関等と連携を 図りながら改善等に努める。 しべちゃ しべちゃ ほろろ いそぶんない ににしべつ せっつり たわ とうべつ しべちゃ くっしゃろ ましゅう くちょろ あかん つるい てしかが しべちゃ

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流水の正常な機能を維持するため必要な流量の設定

流水の正常な機能を維持するため必要な流量の設定

考慮すべき施設なし ⑧河川管理施設の保護 湿原地下水位の維持のための流量は、今後調査検討の 上定める ⑨地下水位の維持 閉塞実績なし ⑦河口閉塞の防止 塩害実績なし ⑥塩害の防止 シシャモの産卵 ⑤漁業 カヌーの利用に必要な吃水深の確保 ④舟運 標茶水位観測所で環境基準の2倍値を満足する ③流水の清潔の保持 フォトモンタージュによるアンケート調査(開運橋) ②景観 イトウの遡上降下、移動 ①動植物の保護 決定根拠等 検討項目 流量縦断図(通年における正常流量:1/1~12/31) 正常流量の設定 【流水の正常な機能を維持するため必要な流量】 ・標茶地点において、おおむね18m3/s 基準地点は、以下の点を勘案して標茶地点とする ①水文資料が長期にわたり得られている ②湿原への流入量が管理できる 流水の正常な機能を維持するため必要な流量の設定に関する基準地点 正常流量の検討(通年:1/1~12/31) 【正常流量の設定】 標茶地点の正常流量は、上流における必要流量から算出している。 感潮区間 雪裡川~オソベツ川 オソベツ川 ~多和川 多和川~鐺別川 釧路 市水 道 シラル ト ロ エ ト ロ 川 ヌマオロ川 オソ ベツ 川 多和 川 磯分内 川 人見無 川 鐺別 川 = KP69.6における動植物の生息・生育 の必要流量 正常流量(17.5m3/s) 維持流量(11.2m3/s) 17.5m3/s 標 茶 雪裡 川 アレ キ ナ イ川 + 支川流入量(6.3m3/s) 磯分内川、多和川などからの流入量 瀬文平橋(③流水の清潔保持の決定地点) 瀬文平橋における流水の清潔に必要な流量は、将来 の流出負荷量を想定し、環境基準を満足するための 流量を検討した。 基準点 動植物 景 観 流水清潔 凡例 KP69.6 (動植物) 開運橋 KP46.0 (景観) 瀬文平橋 KP52.9 (流水清潔) 標茶地点KP46.1 開運橋下流 KP46.0 (②景観の決定地点) ・流量規模(4ケース)の異なるフォトモンタージュを 作成 ・アンケートを実施し、過半数が満足する流量を景 観の必要流量に設定 開運橋下流 (流量小) 開運橋下流 (流量大) KP69.6(①動植物の生息地 または生育地の決定地点) KP69.6(イトウの移動の必要水深35cm) 76.0 76.5 77.0 77.5 78.0 -10 0 10 20 30 距離(m) 高 さ (m) 平均水深35cmの水位 平均流速35cm/sの水位 鐺別川~ 直轄上流端 正常流量を決定要因する 地点ならびに流量規模

釧路川水系

釧路川水系

しべちゃ せもんびらばし せもんびらばし しべちゃ せっつり たわ とうべつ とうべつ たわ せっ つ り いそ ぶ ん ない たわ とう べ つ ひと み な い しべちゃ たわ いそぶんない

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総合的な土砂管理

総合的な土砂管理

右岸の港湾管理施設により、河口部は概ね安定している右岸の港湾管理施設により、河口部は概ね安定している ・上流では河道改修等による河床高の変化はあるものの、大きな改修の無い近年で は比較的安定した河道となっている ・上流では河道改修等による河床高の変化はあるものの、大きな改修の無い近年で は比較的安定した河道となっている 河床変動高経年変化図(平均河床高) 河床変動高経年変化図(平均河床高) 約1/8,000 約1/3,000 75 70 65 60 55 50 45 40 35 30 25 20 15 0 5 10 -10 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110 KP 標 高 (m) S43 S52~S60 S63~H7 H11~H14 -5.00 -4.00 -3.00 -2.00 -1.00 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 0.0 3.0 6.0 9.0 12.0 15.0 18.0 21.0 24.0 27.0 30.0 33.0 36.0 39.0 42.0 45.0 48.0 51.0 54.0 57.0 60.0 63.0 66.0 69.0 72.0 75.0 距離標(KP、km) 河床 変動 高( m ) 河床高変化量(S60~H 7) -5.00 -4.00 -3.00 -2.00 -1.00 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 0.0 3.0 6.0 9.0 12.0 15.0 18.0 21.0 24.0 27.0 30.0 33.0 36.0 39.0 42.0 45.0 48.0 51.0 54.0 57.0 60.0 63.0 66.0 69.0 72.0 75.0 距離標(KP、km) 河床 変動高 ( m ) 河床高変化量(H 7~H14) ¥ 昭 和 4 3 年 昭 和 5 2 ~ 6 0 年 昭 和 6 3 年 ~ 平 成 7 年 平 成 1 1 ~ 1 4 年 標高 (m ) 約1/200~1/1,200 S60~H7にかけて低下 河床高変化量(S60~H 7) 河床高変化量(H 7~H14) 河道改修による (災害復旧 H10~H15) 距離標(KP) 釧路遊水地 河道改修(捷水路掘削)(改修S55~S58・S60~H2) 河道改修(捷水路による河道拡幅)による堆積 (改修S48~S53) H W L = 8 0 . 0 9 ( m ) 7 0 7 2 7 4 7 6 7 8 8 0 8 2 8 4 8 6 8 8 9 0 - 5 0 0 5 0 1 0 0 1 5 0 2 0 0 標高 ( m ) H W L 昭 和 6 0 年 平 成 7 年 平 成 1 4 年 釧路湿原 (釧路遊水地) 釧路湿原 (釧路遊水地) 釧路川の河床高の経年変化(平均河床高) 釧路川の河床高の経年変化(平均河床高) S60~H 7の10ヶ年間に おいては、河道改修等 の影響により河床低下 の傾向にある H 7以降の近年では、大 きな改修も無く、災害 復旧の河道改修等、局 所的な変動箇所を除き、 縦断的に安定している H W L = 4 . 7 3 ( m ) - 5 - 3 - 1 1 3 5 7 9 1 1 1 3 1 5 - 1 0 0 0 1 0 0 2 0 0 3 0 0 4 0 0 5 0 0 6 0 0 7 0 0 標高 ( m ) H W L 昭 和 5 5 年 平 成 2 年 平 成 1 1 年 KP 5.0付近 KP 69.0付近 河口部の状況 河口部の状況 昭和22~27年頃撮影 港湾管理施設 (防波堤・消波施設) 平成14年

釧路川水系

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参照

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