• 検索結果がありません。

城東病院1年の歩み

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "城東病院1年の歩み"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

城東病院1年の歩み

著者名

佐藤 裕一

雑誌名

東京女子医科大学雑誌

58

9

ページ

1005-1005

発行年

1988-09-25

URL

http://hdl.handle.net/10470/6840

(2)

67 の検索結果を示しました. 今後とも人間ドックの充実を計り疾患の早期発見, 治療に努めたいと思う, 46.浦和市立病院における3年間の歩み 田宮 誠,佐々木宏晃 (浦和市立病院消化器内科) 47.城東病院1年の歩み 佐藤 裕一(社会保険城東病院) 指定講演1.膵癌の長期生存例の背景因子 今泉 俊秀(消化器病センター外科) 治療成績の悪い膵癌に対して拡大手術を導入した結 果,治癒切除率は飛躍的に向上した。 進行癌が大多数である膵管癌の中にあって,治癒切 除の多い頭部癌では3年以上長期生存例を6例(5年 生存3例)得ることができたが,体尾部癌では1年半 以上生存例はなかった.嚢胞腺癌の予後は良好であっ た.膵頭部膵管癌治癒切除23例について進展因子から 予後良好な背景因子を検討した結果,膵外への進展の ない早期症例が必須の条件で,更に拡大手術で治癒切 除を行うことが必要であった.早期症例の発見のため には初発症状としての腹痛に対する診断手/l贋により, 2ヵ月以内に確診を得る必要があった.習熟者による USスクリーニングは極めて有用であり,切除例に占 める3cm以内の比較的小膵癌の割合は最近5年間で 13%から43%へと急増してきており,これらに拡大手 術によって治癒切除を行えば,今後更に長期生存例が 増えることが期待される. 指定講演2.B型肝炎の発症機序一その免疫学的背 景一 山内 克己(消化器病センター内科) B型肝炎ウイルス(HBV)感染後,多彩な臨床経過 をたどることが知られている.その背景に存在する感 染宿主の免疫反応の機構を解析した, 慢性肝炎の予備群であるHBs抗原キャリアーリン パ球の,HBs抗原に対する免疫反応を検討した結果か ら,その免疫学的寛容状態はHBs抗体を産生するB 細胞の機能異常とHBs抗原特異的抑制性T細胞の存 在とにより維持されていることが明かになった.また, 同様の現象はHBワクチンに対する非応答者におい ても認められた.一方,劇症肝炎においては,その末

檎血中における2種類のT細胞のバランス異常,

Leu−2a+15+抑欄性T細胞の低下とLeu−2a+15一キ ラーT細胞の増加が,臨床症状と一致して認められ た.またこのLeu−2a+!5}細胞は肝組織内にも認めら れ肝炎発症とぎわめて重要な関連を持っていることが 示唆された. 教育講演 消化器内視鏡の現状と将来 鈴木 茂(消化器病センター内視鏡科) 現在使用されている内視鏡の精度は最小な識別能で は小腸絨毛を判別する程度の能力を持っている.しか し,単純な色調差の識別では人間の視覚にたよらざる をえない面があり,赤色調の変化の判別よりも白色調 の色差の判別の方が困難である.そこで微小なものの 識別や観察の精度を向上させる手段として色素内視鏡 が応用される.色素内視鏡の研究は観察能向上のため の補助的役割を越えて,消化管粘膜の機能を視覚化す る検査法に発展した.現在の内視鏡はこのような微細 な形態診断に加えて,消化管病変の治療にその範囲を 拡大している.さらに他の画像診断法との併用も進ん でいる.この領域は今後ますます発展することが予想 される.最近開発された電子内視鏡は優れた特性を持 ち,消化管粘膜とそこに発生する異常の画像解析を容 易にし,現在の内視鏡を大きく変貌させつつある. 一!005一

参照

関連したドキュメント

「に桐壺のみかと御位をさり、 朱雀院受禅 有と見るへし。此うち 、また源氏大将に任し

絡み目を平面に射影し,線が交差しているところに上下 の情報をつけたものを絡み目の 図式 という..

この数字は 2021 年末と比較すると約 40%の減少となっています。しかしひと月当たりの攻撃 件数を見てみると、 2022 年 1 月は 149 件であったのが 2022 年 3

が作成したものである。ICDが病気や外傷を詳しく分類するものであるのに対し、ICFはそうした病 気等 の 状 態 に あ る人 の精 神機 能や 運動 機能 、歩 行や 家事 等の

全国の緩和ケア病棟は200施設4000床に届こうとしており, がん診療連携拠点病院をはじめ多くの病院での

このような情念の側面を取り扱わないことには それなりの理由がある。しかし、リードもまた

今後の取り組みは、計画期間(2021~2040 年度)の 20 年間のうち、前半(2021~2029

の 立病院との連携が必要で、 立病院のケース ー ーに訪問看護の を らせ、利用者の をしてもらえるよう 報活動をする。 の ・看護 ・ケア