わがたましいよ、 サンホゼバプテスト教会 (JBCSJ) 主をほめたたえよ！ 1397 W. Hedding St., San Jose, CA 95126, USA
☎(408)360-9066 牧師 五十峯雅之 (Pastor Mac Isomine)
シティバンク新宿南口支店普通５９１２７８３イソミネマサユキ
◎主日礼拝 ２０１１年６月５日（日）（No.23） （１０時５０分ー１２時） Worship Service June 5, 2011 10:50am-12pm
祈 り Prayer さんび Praise 主の祈り Lord's Prayer 使徒信条 Apostles Creed あかし Testimony 聖 書 Scripture 使徒の働き ５章１－４２節 Acts 5:1-42 宣 教 Message 「アナニヤとサッピラ」 牧師 献 金 Offering "Ananias and Sapphira” Pastor
頌 栄 Praise 祝 祷 Prayer
=============================================================== ◇はじめてこられた方へ We welcome you first time visitors to our church!
ことを感謝いたします。礼拝前は静かに黙想しましょう。神の恵みに感謝して献金される 方は、献金袋にお名前を記入して献金してください。 =============================================================== ☆ いづみさんは来週の主日礼拝が最後になり、日本を旅行した後ダラスへ引っ越されますの で、すべてが主に守られますようお祈りください。 ☆出張中の乙木さん、花崎さんが守られますようお祈りください。 ☆日本の地震被災者のため、日本各地の教会とその働きのため続いて祈りましょう。
☆Next Sunday service will be the last for Izumi san as she will leave for Japan next week and she will move directly to Dallas next month. Please pray for her safe trip. ☆Remember Brother Otoki and Hanasaki who are on business trip in your prayer. ☆Continue to pray for Japanese disaster victims, churches and their ministries.
☆祈り会は木曜日チャンさん宅で。Prayer meeting on Thursday, 10:30am at Chan-san. ☆牧師宅 4952 Rue Le Mans, San Jose, CA 95136, USA (408) 360-9066 mac_iso@hotmail.com
ホームページ Church website: www.hotvcsj.com ☆来週の講壇予定 「御霊と知恵に満ちた人―ステパノ」 使徒の働き ６章 牧師
◎ 「御霊も同じようにして、弱い私達を助けてくださいます。私達はどのように祈ったらよ いかわからないのですが、御霊ご自身が言いようもない深いうめきによって、私達のため
にとりなしてくださいます。」 （ローマ ８章２６節） "Likewise the Spirit also helps in our weaknesses. For we do not know what we should
pray for as we ought, but the Spirit Himself makes intercession for us with groaning
which cannot be uttered. (Romans 8:24,25) →
エリーさんはイラン生まれの熱心なイスラム教徒でしたが、夢の中にあらわれたイエス・キ リストを信じてクリスチャンになり、アメリカにのがれ、１９９７年、アルメニア出身のスー
リック牧師と結婚。現在夫と共にロスアンゼルスの南にある Mission Viejo と San Diego で ペルシャ語教会を牧会しながら、テレビ、ラジオを通して世界中のペルシャ語圏の人にキリス トの福音を伝える働きをしておられます。今週は彼女の話からお伝えいたします。 まず現在世界中でアラブ人がすごい勢いで増えているということで、その現状を DVD で見 せてもらいました。出生率（しゅっしょうりつ）は、一家族当たり平均何人の子供が産まれた かという数字だと思いますが、２００７年ヨーロッパ３１カ国の出生率は１.３８でした。フラ ンスの出生率は１.８で、その中にいるアラブ人家族は８.１でした。 １９９０年からヨーロッパへの移民の９０％はアラブ系イスラム教徒で、３９年後にフラン スはイスラムの国になり、教会の数よりもモスクが多くなるそうです。イギリスも３０年前イ スラム教徒は８千人ほどでしたが、現在は２５０万人います。ドイツも同じ状況です。 今内戦状態にあるリビヤのカダフィ大佐は、「アッラーの神はヨーロッパにおいて刀によら ず、銃によらず、征服戦争をしなくてもイスラムが勝利するというしるしを与えている。テロ リストも、車の自爆もいらない。今ヨーロッパにはイスラム教徒が５千万人いるが、あと２、 ３０年後には二倍になり、イスラムの大陸になるだろう」と語っているとのことです。 北米も同じです。３年前にシカゴで２４カ国のイスラム戦略会議が開かれ、アメリカやカナ ダのビジネス、マスメディア、学校などを通してイスラム教の伝道を広げ、現在アメリカにい る９百万人のイスラム教徒を３０年後に５千万人にしたいと話し合いました。この詳しい話は
You Tube で Muslim Demographics を検索すると見ることができます。 世界の人口は今年７０億人になると予測されています。そのうち約３０％はカトリック、プ ロテスタントを合わせたキリスト教、約２０％がイスラム教、ヒンズー教が１５％、仏教が７％ ということですが、この数字はあまり確かではありません。世界人口第４位のインドネシアは ２億３千万人で、世界最大のイスラム教国です。続いてエジプト、トルコ、イランなどはそれ ぞれ７－８千万人の人口がありますが、そういうイスラム圏からヨーロッパ諸国に多く移民し ているということを今回教えられました。 そういう私も３５年前頃、The Middle East というロンドンで出版している月刊誌に日本の
大手企業から広告をもらう仕事をしていましたが、会議でロンドンに行った時会ったその出版 社の社長はアラブ人でした。その後パリにも行きましたが、ロンドンでもパリでもアラブ系移 民が大勢いると聞き、彼らの出入りするレストランにも行きました。そこでここは本当にヨー ロッパなのかと考えたほどアラブ人やインド人が多いのに気がつきました。 さて、エリーさんの話に戻りますが、いまイスラム教徒の間で不思議なことが多く起きてい るそうです。それは以前にも書いたと思いますが、アラブ人イスラム教徒の中で夢や幻のうち にイエス・キリストが現れ、救われたという人が多くなっています。勿論キリストを信じても 秘密にしていなければなりませんが、ひそかに聖書を読んで信仰をもつ人が増えているそうで す。今はインターネットや衛星テレビで福音番組を見ることができるのでしょう。 具体的な例として、エリーさんが皆にキリストが祈っている絵のカードを配りましたが、そ の裏にその絵の説明がありました。一人のイスラム教徒がモスクで祈っている間に、見たこと のない人が自分のために祈っている幻を見ました。彼は友人に誰か知らない人が私のために祈 っているのを見たと話したのですが、誰も興味を示さないので、幻で見たその人を絵に描きま した。カードに印刷されたのは、その絵でした。 彼はその絵を友人に見せても、誰も知らないと言うので、最後にクリスチャンの人に聞いた ところ、その人はキリストだと言われました。そしてキリストを信じたら罪から救われるとい う説明を聞いて、彼はキリストを信じて救われました。私達もイスラムの人が救われるよう、 エリーさんやイスラムへの宣教師達の為もっと祈りましょう。 （いそみね まさゆき）
わがたましいよ、 サンホゼバプテスト教会 (JBCSJ) 主をほめたたえよ！ 1397 W. Hedding St., San Jose, CA 95126, USA
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◎主日礼拝 ２０１１年６月１２日（日）（No.24） （１０時５０分ー１２時） Worship Service June 12, 2011 10:50am-12pm
祈 り Prayer さんび Praise 主の祈り Lord's Prayer 使徒信条 Apostles Creed 聖さん Lord’s Table 聖 書 Scripture 使徒の働き ６章１－１５節 Acts 6:1-15 宣 教 Message 「聖霊と知恵に満ちた人－ステパノ」 牧師 献 金 Offering "Stephen, full of the Spirit and wisdom”
頌 栄 Praise Pastor 祝 祷 Prayer
=============================================================== ◇はじめてこられた方へ We welcome you first time visitors to our church!
ことを感謝いたします。礼拝前は静かに黙想しましょう。神の恵みに感謝して献金される 方は、献金袋にお名前を記入して献金してください。 =============================================================== ☆先週いづみさんが私達の教会の看板と、聖書のみことばを額に書いてくださいました。教 会のホームページもデザインして下さり感謝します。いづみさんはダニエル君と一緒に今 週の木曜日に日本に出発されます。旅行が祝福されますよう祈ります。 ☆先週の礼拝でお祈りしましたサンタ・ローザののり子さんのため続けて祈りましょう。ガ ンの手術は成功したそうですが、その後の治療のため、また救いのためお祈りください。 ☆今週火曜日にフェアフィールドの集会に行きますので、お祈りください。
☆Thank you, Izumi-san for making the church sign and scripture calligraphy in Japanese. She also reformed our church website, we really appreciate her help. She leaves for
Japan on Thursday, we pray for her blessed visit to Japan.
☆Please lift up Noriko-san of Santa Rosa in your prayer for her recovery from cancer surgery held last Sunday and for follow-up treatment. She also needs to be saved.
☆We will go to Fairfield gathering on Tuesday. Please pray for the blessings.
☆祈り会は木曜日チャンさん宅で。Prayer meeting on Thursday, 10:30am at Chan-san. ☆牧師宅 4952 Rue Le Mans, San Jose, CA 95136, USA (408) 360-9066 mac_iso@hotmail.com
ホームページ Church website: www.hotvcsj.com ☆来週の講壇予定 「ステパノの殉教」 使徒の働き ７章 牧師
◎ 「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべて のことを働かせて益としてくださることを、私達は知っています。」
（ローマ ８章２８節） "And we know that all things work together for good to those who love God, to those
who are the called according to His purpose.” (Romans 8:28) →
渡 裕著、新潮文庫２０１０年９月刊）です。そして、この本は面白かった！ と思いました。 またオーケストラの指揮者についての疑問がとけ、とても勉強になりました。 「指揮者の佐渡裕さん（５０）が（先月の）２０日、世界最高峰のオーケストラであるベル リン・フィルハーモニー管弦楽団を本拠地・ベルリンでの定期公演で初めて指揮した。世界を 舞台に活躍する佐渡さんにとっても、小学生のころから指揮を夢見てきた特別なオーケストラ。 長年の夢が実現した喜びに加え、東日本大震災の犠牲者への思いにもあふれた情熱的な指揮に 聴衆は盛大な拍手を送った。」と朝日新聞は伝えています。 クラッシック音楽をよくわからない私は、以前からどうしてプロのオーケストラで指揮者が 大事なのかという疑問を持っていました。オーケストラを構成しているさまざまな楽器の演奏 者は皆プロのプレーヤーであるはずですから、指揮者がだれであれ、あまり変わらないのでは とか、演奏者もあまり指揮者を見ないで弾いているようだし・・と思っていましたが、それは 大間違いであることをこの本を読んで指摘されました。 指揮者は演奏する曲の作曲者の意図をまず理解しようと努力し、楽譜に示されたそれぞれの 楽器がかなでる音を満足がいくまで引き出すようこまかく演奏者に注文します。「そこはこう いうふうに演奏したい」とか、「この旋律はもっと民謡っぽく・・」などと言って、音づくり をしていくとは知りませんでした。ですから演奏者もそのことを楽譜に細かく書きとめたり、 指揮者の注文に反発することもあるでしょうから、それぞれの楽器の演奏者と指揮者の呼吸が ぴったり合い、思うような演奏ができるまで何度もリハーサルをして、聞く人に感動を与え、 悲しみや喜びの命を与える演奏に仕上げていくのが指揮者の腕であり、役目なのです。 アメリカン・ドリームのように人生の夢を実現させ、その世界でトップに登りつめるには、 才能と幸運が必要だと言われているようですが、佐渡さんの成功もその通りだと思います。 佐渡さんは京都で父が学校の先生という家に生まれ、母が結婚前から声楽を勉強していたた め、小さい時からピアノや音感教育を受け、指揮者としての必須条件である「耳のよさ」を幼 い頃から身につけていました。小学生の頃から一人でクラッシックのコンサートに行き、小学 校の卒業文集に「オペラ歌手になるか、ベルリン・フィルの指揮者になる」と書きました。 とはいっても京都の音楽大学ではフルートを専攻したので指揮者になる正式な勉強をした わけではありませんでした。卒業してからいい仕事につけず苦労していましたが、１９８７年 ボストン郊外のタングルウッド音楽祭でオーディションに合格し、小沢征爾とレナード・バー ンスタイというあこがれの指揮者に才能を認められるという幸運を得て、１９８９年フランス のブザンソン国際指揮者コンクールで優勝するまでの話が痛快で、実に面白いのです。それを ここでみな紹介できないのが残念です。 もう一つ疑問に思っていたのは、指揮者コンクールではどうやって指揮の判定をするのかと いうことでした。この本を読んで、それは間違い探しであることを知りました。オーケストラ の指揮をしながら、演奏の間違いを指摘していくのです。ブザンソンの二次試験では、佐渡さ んが最後の二小節のところをクラリネットとオーボエがわざと入れ替わっていることを見つ けました。これは余程耳がよくないと気がつかないそうで、佐渡さんによれば、「茹でたニン ジンの入ったカレーライスと炒めたニンジンの入ったカレーライスでは味がどう違うかと聞 かれるようなものである」とのことです。わかるはずのない間違いを指摘したことが聴衆にも わかり、審査員も驚き、ホール中に「ブラボー！」という歓声があがりました。 私はこの本を読んで、教会の礼拝も賛美もメッセージもすべて最高のものを主なる神様にさ さげるべきであるという礼拝論を学んだことを思い出しました。教会の礼拝は、コンサートの ように切符を買ったお客さんに聞かせるためではなく、私達を愛し、罪の中から救い出すため に十字架の犠牲を払われたイエス・キリストの神様に私達の心からの感謝と賛美のいけにえを ささげるものです。そこに喜びと感動の涙が流れます。そのために私達も一人一人が聖霊に満 たされ、最高の礼拝を捧げられるよう心がけていきましょう。 （いそみね まさゆき）
わがたましいよ、 サンホゼバプテスト教会 (JBCSJ) 主をほめたたえよ！ 1397 W. Hedding St., San Jose, CA 95126, USA
☎(408)360-9066 牧師 五十峯雅之 (Pastor Mac Isomine)
シティバンク新宿南口支店普通５９１２７８３イソミネマサユキ
◎主日礼拝 ２０１１年６月１９日（日）（No.25） （１０時５０分ー１２時） Worship Service June 19, 2011 10:50am-12pm
祈 り Prayer さんび Praise 主の祈り Lord's Prayer 使徒信条 Apostles Creed 聖さん Lord’s Table 聖 書 Scripture 使徒の働き ７章１－１６節 Acts 7:1-16 宣 教 Message 「ステパノの殉教」 牧師 献 金 Offering "Stephen the Martyr ” Pastor
頌 栄 Praise 祝 祷 Prayer
=============================================================== ◇はじめてこられた方へ We welcome you first time visitors to our church!
ことを感謝いたします。礼拝前は静かに黙想しましょう。神の恵みに感謝して献金される 方は、献金袋にお名前を記入して献金してください。
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☆昨日教会で行われた英語部の Vacation Bible School には子供達が大勢参加して、楽しい
時を過ごすことができました。今日の英語部の礼拝でも続いて子供のプログラムが予定さ れています。参加した子供達が続いて教会学校へ来るよう祈りましょう。 ☆いづみさんは予定通り先週木曜日に日本へ出発されました。この旅行がすべて祝福されま すようお祈りください。
☆出張中の乙木さん、花崎さんが守られますよう祈りましょう。
☆Many children joined Vacation Bible School program held yesterday at our church and they had a good time. Pray that these kids attend our Sunday School regularly. ☆Izumi-san left for Japan last Thursday with Daniel as schedule. Please remember her
in your prayer that their trip be really blessed.
☆Remember Otoki-san and Hanasaki-san who are on business trip in your prayer.
☆祈り会は木曜日チャンさん宅で。Prayer meeting on Thursday, 10:30am at Chan-san. ☆牧師宅 4952 Rue Le Mans, San Jose, CA 95136, USA (408) 360-9066 mac_iso@hotmail.com
ホームページ Church website: www.hotvcsj.com ☆来週の講壇予定 「ピリポの宣教」 使徒の働き ８章 牧師
◎ 「なぜなら、神はあらかじめ知っておられる人々を御子のかたちと同じ姿にあらかじめ
定められたからです。それは、御子が多くの兄弟達の中で長子となられるためです。」
（ローマ ８章２９節） "For whom He foreknew, He also predestined to be conformed to the image of His Son,
that He might be the firstborn among many brethren.”
(Romans 8:29) →
「ケンタッキーのわが家」は後にケンタッキー州の州歌になりましたが、英語の歌詞の中に ある「黒人」は「人々」に変えられたと聞いています。今週取り上げる話題は、アメリカの黒 人とインディアンについてです。私はこの主題について常識程度しか勉強していません。ただ 大分前に読んだ本多勝一著「アメリカ合州国」（朝日新聞社）から、この二つの人種差別はア メリカが犯した重大な失態であったことをあらためて学びました。 本多勝一という人はなつかしい名前で、ベトナム戦争がまだ続いていた頃、朝日新聞記者と して北ベトナムで取材したルポが日曜版に掲載され、かかさず読んだ記憶があります。「戦場 の村」とか「極限の民族」という本多さんの著書もあったと思います。 この本の「アメリカ合州国」ですが、普通は「合衆国」と書くところをわざわざ「州」とし ています。これはアメリカが５０州からなる国だから、この方が合っているという著者の見解 で、合衆国というのは中国人が最初に使ったのを日本でも使ったそうです。 本多記者は１９６９年５月から半年かけてアメリカ各地を取材しました。とくにニューヨー クのハーレムや南部各州の黒人居住地区、それにアリゾナなどにあるインディアン保留地を回 り、新聞に連載した後、１９７０年にこの本が出版されました。 ニューヨークから黒人の友人を連れて南部に出かけた本多さんは、ミシシッピイ州でドライ ブ中にすれちがった車に発砲され、フロントガラスが砕けたり、運転していた黒人の友人が警 察官に不当にスピードオーバーだと罰金を払わされたりしました。白人のレストランに入って 白人達ににらまれ、追い出されそうになったこともありました。アメリカ各地をルポして見て きた著者の結論は、アメリカには未だ人種差別が厳然としてあることでした。それは４０年後 の今もあまり変わっていないのではないかと私は思います。 私も１９６６年秋からロスアンゼルスに一年、続いてテキサス州ウエーコに一年住んでいま したが、白人の中にいたせいかあまり差別は感じませんでした。私達の知っているアメリカは 白人の中のアメリカであり、黒人やインディアンの人達の事情は深く知らないと思います。 フォスターの歌「主人は冷たい土の中に」や、映画「ジェロニモ」、アレックス・ヘイリー の「ルーツ」等に出てくる黒人やインディアンの世界は歌や映画や小説の中にあるだけで、今 住んでいる私の中のアメリカにはあまりつながっていないと言っていいでしょう。 アメリカは１７７６年にイギリスの植民地から独立し、１８６１年から南北戦争が始まり、 黒人奴隷は解放されたはずでした。しかし差別がなくなっていれば１９６４年にキング牧師が ノーベル平和賞をもらうこともなかったはずです。 本多さんはNY ハーレムの黒人ゲットーの生活や、南部の各地に住む黒人と結婚した日本人 女性へのインタービュー、アフリカから黒人を連れてきた奴隷船の歴史、さらにニューメキシ コ州のインディアン保留地で聞いた話等をこの本で紹介しています。この本を読みますと、ア メリカに元々住んでいたインディアン達を僻地に閉じ込め、南部の綿花を摘む労働力としてア フリカから黒人の奴隷を連れてきたなど、アメリカの開拓歴史と経済の発展の影には虐げられ た人々の汗と涙があることを知ります。アメリカだけでなく、世界の歴史は侵略と武力の支配 による国や民族間の闘争であり、それは今も続いていることがわかります。 大分以前の家庭集会で旧約聖書のヨシュア記を学んでいた時、イスラエルの民が約束の地で あるカナンにいた先住民と戦い、彼らを追い出したのは、白人がアメリカ大陸に来て、インデ ィアンを追い出したのと同じではないかという話がでました。カナンへの侵攻は神の命令と指 示によって行われた例外的な出来事であり、白人のアメリカ上陸とは違います。 白人はインディアンと友好的な関係を持てたはずです。この本の最後に白人がインディアン を他の白人と同じように扱うなら戦争は二度と起きなかったというインディアン酋長の手記 が掲載されています。黒人とインディアンを差別して苦しめたアメリカは「自由と民主主義の お手本」では決してないと著者は指摘しています。キリストの再臨により新しい世界が来るま でこの世に本当の平和はないのです。 （いそみね まさゆき）
わがたましいよ、 サンホゼバプテスト教会 (JBCSJ) 主をほめたたえよ！ 1397 W. Hedding St., San Jose, CA 95126, USA
☎(408)360-9066 牧師 五十峯雅之 (Pastor Mac Isomine)
シティバンク新宿南口支店普通５９１２７８３イソミネマサユキ
◎主日礼拝 ２０１１年６月２６日（日）（No.26） （１０時５０分ー１２時） Worship Service June 26, 2011 10:50am-12pm
祈 り Prayer さんび Praise 主の祈り Lord's Prayer 使徒信条 Apostles Creed あかし Testimony 聖 書 Scripture 使徒の働き ８章１－４０節 Acts 8:1-40 宣 教 Message 「ピリポの宣教」 牧師 献 金 Offering "Philip’s ministry” Pastor
頌 栄 Praise 祝 祷 Prayer
=============================================================== ◇はじめてこられた方へ We welcome you first time visitors to our church!
ことを感謝いたします。礼拝前は静かに黙想しましょう。神の恵みに感謝して献金される 方は、献金袋にお名前を記入して献金してください。 =============================================================== ☆私達の教会はこの度礼拝で使用するプロジェクターを購入する手続きをしましたが、先週 日本の祈りの友から献金が送られ、代金を支払うことができました。私達の必要を満たし てくださる主の御名を賛美します。 ☆毛利里美さんと聖人ちゃんは先週水曜日にお二人のお母様とともに日本へ出発されました。 いづみさんとダニエル君は九州を旅行中です。皆さんが守られますようお祈りください。 ☆出張中の乙木さん、花崎さんが守られますよう祈りましょう。 ☆今週の火曜日はサクラメントで家庭集会がありますので、お祈りください。 ☆We ordered Epson projector for worship service last week, but one of our prayer friends in Japan sent us love offering last week and we were able to pay the cost. We praise the name of the Lord who meets our every need.
☆Satomi Mouri left for Japan last Wednesday with Seito and two mothers. Izumi Gliniak
is traveling throughout Kyushu. Pray for the safety of these people. ☆Remember Otoki-san and Hanasaki-san who are on business trip in your prayer.
☆Pray for our Sacramento home meeting on Tuesday.
☆祈り会は木曜日チャンさん宅で。Prayer meeting on Thursday, 10:30am at Chan-san. ☆牧師宅 4952 Rue Le Mans, San Jose, CA 95136, USA (408) 360-9066 mac_iso@hotmail.com
ホームページ Church website: www.hotvcsj.com ☆来週の講壇予定 乙木洋平さん
◎ 「神はあらかじめ定めた人々をさらに召し、召した人々をさらに義と認め、義と認めた
人々にはさらに栄光をお与えになりました。」 （ローマ ８章３０節） "Moreover whom He predestined, these He also called; whom He called, these He also
justified; and whom He justified, these He also glorified.” (Romans 8:29)
（１） 今朝起きたとき元気なら、あなたは今週死ぬかもしれない何百万人より恵まれている。 （２） 戦争や牢獄、拷問や飢えなどの苦しみがないなら、世界中で２千万人がそれで苦しんで いるのに、あなたは恵まれている。 （３） 世界中で３０億人の人が教会の礼拝に出るのにいやがらせや逮捕、拷問、死などを心配 して苦しんでいる。あなたはそういう苦しみがないだけ、恵まれている。 （４） 冷蔵庫に食べ物があり、着る服を持ち、頭には屋根があり、寝るところがあるなら、あ なたは世界中の７５％以上の人よりお金持ちであり、恵まれているのだ。 （５） 銀行の口座にお金があり、財布にはお札が入っていて、買い物した後のつり銭を寄付の 箱に入れることができるなら、あなたは世界の８％の豊かな人の中にいる。 （６） もし両親が離婚しないで生きているなら、とくにアメリカでは、あなたはめずらしいほ ど恵まれている。 （７） 今日も笑顔でほほえみ、感謝にみちた表情で過ごしているなら、あなたは恵まれている。 大多数の人はそうすることができるのに、ほとんどそうしていない。 （８） 誰かの手をとり、抱擁し、その人の肩に手をおくなら、あなたは神のいやしの手をその 人に差し伸べているのだ。 （９） もしこのメッセージを読むことができるなら、あなたは字を読むことができない世界中 の２０億人の人達よりもなんと恵まれていることだろう。 自分が恵まれていることに気がつかないでいるあなたに、祝福があるように！ というものです。 そう言われてみると、私達は毎日恵まれていると感謝しているでしょうか。３番目にある信 仰の迫害は、今も世界中にあります。キリスト教会の歴史は迫害の歴史でもありました。私達 の教会の礼拝では、いま新約聖書の使徒の働きから、最初のキリスト教会がエルサレムにでき た頃の出来事を学んでいます。二千年も前のことですから、今の私達には当時の生活の様子が よくわからないところもありますが、人の心は今も昔も変わりません。 先週の礼拝で使徒の働き７章にステパノという人が登場しました。ステパノはおそらくギリ シャ語を話すユダヤ人だったと思われますが、ユダヤ教からキリスト教に回心し、熱心にキリ ストの福音をユダヤ人に話していたので、ユダヤ人にねたまれ、捕らえられ、石で打たれて殺 されてしまいます。ステパノは息を引き取る前に「主よ、この罪を彼らに負わせないでくださ い」と祈りました。この祈りは、主イエスが十字架の上で祈った「父よ、彼らをお赦しくださ い。彼らは何をしているのか自分でわからないのです」という祈りと同じでした。 太平洋戦争末期にフィリッピン・北ルソン島の山中で、主イエスと同じ祈りをして日本軍に 殺されたアメリカ人宣教師コヴェル夫妻がいます。先週の礼拝ではここまでお話できませんで したが、コヴェル夫妻が最後に祈った祈りが主イエスやステパノの祈りと同じであったことが、 殺害現場を目撃した現地の人からユタ州にいた娘のマーガレットに伝えられました。 両親の死を知った彼女は日本人を殺したいと思うほど憎みましたが、両親の最後の祈りを思 うと、憎いと思う日本人に対してキリストの福音を伝えなければと思うようになり、その町の 捕虜収容所病院に来た日本軍捕虜達の世話をしたいと申し出ます。それから６ヶ月間、捕虜達 が日本に送られる日まで彼女は一日も欠かさず彼らを手厚く世話したのです。 太平洋戦争が始まった最初のハワイ奇襲作戦の陣頭指揮にあたり、「トラ、トラ、トラ」と 奇襲成功の電報を送った淵田美津雄さんは、終戦後帰ってきた元捕虜兵士達から聞いたマーガ レットさんと両親の話、それに「私は日本軍の捕虜だった」というディシェーザー爆撃手が中 国で日本軍の捕虜になった時に聖書を読んでキリストを信じた話を読み、彼も聖書を読み始め て日本軍人からキリストの伝道者になりました。日本やアメリカで伝道した淵田さんの心には いつも主イエスやステパノの最後の祈りが響いていました。世界各地で今もなお迫害の中にい る人々が守られますよう祈っていきましょう。 （いそみね まさゆき）
