キンカチョウ育雛日記
親鳥情報
Zebra Finch：Kin＆Hana
上の２枚はまだ巣立ち直後の親鳥なので羽 色もくすんでいますがシナモンのママ、花ちゃんと くっきりノーマルで体格の良いパパ、錦くんです。 ２羽は、同時に雛の状態で迎えましたがす でにかなり巣立ち間際で正直ほとんど手には乗って くれませんでした。しかも、キンくんが暴君でそれ に対し花ちゃんは体格もひとまわり小さくて華奢 だったので巣引きは難しいかな…と思っていたの ですが‥‥。 迎えたのが秋も深まる頃でしたので、ツボ巣を設置すると直ぐに巣材を２羽でくわえてセッセと 巣作りを始めてくれました。キンカの巣引きは初めてでしたが、相性の良いペアだったのか２代目ぷ∼こ
3月13日：キンカ夫婦の巣穴からチーチーか細い 声は聞こえてきてるな…と思い始めてから約１０日後、ツ ボ巣の中の雛を拐うことを決意。２羽かな、３羽かな…と ワクワクしていましたがなんと孵化していたのはたったの 一羽。このペアは初の出産ですから１羽だけでも孵してく れてありがとう！という気持ちでした。キンカの手のりの 可愛さは初代ぷ∼こで熟知していて、そのぷ∼こが逝って しまい、寂しさからまたキンカ雛２羽を連れてきてしまい ましたが、手のりではなかったので、待望の我が家生まれ のこの雛は確実に手に乗ってくれるキンカに仕込みたいっ ていうのがあったので、パパ、ママには悪いけど奪ってし まいました。ゴメンね。 卵を５個あったのですが、孵化しない4個は中止卵 でした。以前にノーマルキンカの雛を見たことがありますが、 こんなに白っぽくないので、どんな子になるのかとても楽し みになりました。かよわく、儚げなのでちゃんと育ってくれ るか心配でした。文鳥以外、まだ雛を育てたことがない飼い 主でしたので、文鳥に比べて小さなこの子は、ちゃんと育つ のか不安の方が大きかったのですが、巣上ゲした時点でこの 形状なので、親がちゃんと１０日前後は育ててくれていまし たし、みたところとても元気そうなのでこのまま無事に育っ てくれるといいな、と願いました。
3月15日：この子はすごい食欲です。文鳥と違って小 さい嘴なので、さし は難航するかな、とも思っていたんです が、スドーさんのフードポンプで普通にたくさん食べてくれま した。 しかも、エグザクトは粒子が粗いので細かいものに変 えた方が無難との知識も他の方のサイトなどで知ったのですが、 あまりにもよく食べるのでエグザクトを続行してしまいました。 この子の瞳は赤く、いろいろ調べてみて初代ぷ∼こと同じ CFWかも？‥ということと、赤目の場合はさらに もしやこれが のコンチネンタル？？ なんて期待してみたり。しかし、どちらにせよ、元気に育っ てくれればどんな羽色の子でもいいのです。 シナモンのママ、ちょっと脚が弱くて踏ん張れないで開い ちゃう感じがあるので、その血筋を受け継がないといいんだけどな …と少し心配しておりました。 初代ぷ∼こも飼い主の飼い方が悪いのか寿命を全うしてあ げられなかったし、女の子だとしたら卵の心配もあるので正直不安 でした。ノーマル種よりCFWは『虚弱』なイメージを持っているの で。 なので今回は男の子で あることを期待しましたが…
羽も開き始め、ふわふわしてき ました。ここまで生えると確実にノーマ ルではないことが判りますね。 あとは男の子である証のほっぺ カラーが出はじめると良いのですが… なんとなく女の子かな？という 予感はこの時あたりからも感じていまし た。 3月17日：瞳と嘴もピンクだし、羽が生えそろう前の肌もピンクっぽかったのでCFWのフォーンかもしれ ませんね。コンチネンタルだと尻尾部分や涙マークのあたりの黒がはっきりするらしいけど、今の所、黒が強くな る様子が見られません。女の子だと思います。オスなら色のでる部分がうっすら見えて来る頃だと思うので。ちょっ とだけ残念な感情を抱いてしまう飼い主は自己嫌悪です。丈夫で健康に育ってくれればどちらでもいいのです。
3月20日：20日目の雛ちゃん。 ピンク色だった嘴がちょっと色変わりしてきた。 オス特有の柄は出現する様子がないので女の子決定です。 可愛い…。 この頃の雛は、どんな鳥でも本当に可愛いです。 めえめえ鳴きも始まって、すっかりキンカチョウです。 飛ぶのが面白いらしく、突然飛び立ちますが、 すぐに落ちてしまいます。 ヒヤヒヤなので室内の安全点検してからにしないと 危険ですね。この調子でどんどん大きくなってくださいね。 3月29日：まだまださし は必要で す。もりもり食べるのでそのうパンパンで す。この子も、若干ママと似て脚が弱そう …Ｏ脚じゃないけどなんか、踏ん張れなく て脚が開いてくる感じです。心配。たくさ ん食べる割に体重の増加ペースも遅いよう に感じます。
5月15日：その後、生後約２ヶ月の２代目ぷ∼こで す。 初代ぷ∼こは黒が強いCFWのブラックチークでした がこの子はやはりフォーンですね。 全体的に淡い色合いで優しい感じで可愛いです。性 格も初代の子よりもおてんばじゃなくて、繊細な臆 病者って感じですが、飼い主以外に心許さない感じ が愛おしいです。 尻尾の部分が撮れていませんね…薄いベージュ のゼブラになっています。 手にしっかりとまってくれて飼い主にベタベタ の手乗りちゃんになってくれて嬉しいです。 初代の子を早く逝かせてしまった反省も込めて、 距離感を保ちながら大切に育てていきます。
３代目ぷ∼こと里子ちゃん 5月31日：2代目ぷ∼こが育っているう ちに親ペアはさらに産卵育雛をこなしており、 今回は大量でした。全部で６個の卵を産み、6 羽、すべて孵してくれていました。初産の一羽 を奪ってしまったので今回は子育ても経験して 欲しく、２羽だけ巣上げし４羽は育ててもらう ことにしました。 で、さらった２羽です。 6月4日：この２羽はノーマルキンカのよ うですね。よく食べてよく眠ります。ご飯はや はりエグザクト。特に問題なく体重も１羽目の 子より順調に増えます。 一羽の子は体格が良く、オスだろうな、 というのがすぐわかりました。 ２羽で育雛すると競い合うのかな、 本当にご飯の食べっぷりが違います。 人間の子、育てるときみたいですね。 ひとりっこはおっとりのんびりしてる。
6月15日：まだあどけないですがここまでくる とすぐに巣立ってしまうので少し寂しいのです。 体格の差は出てきています。 やはり大きい子は男の子ですね。 男の子は自立心が強いのか、ご飯はたくさん食 べるんですがあっさりしています。あまりこちらに関心 がない風です。小さい子の方はすぐに手の中に埋まりに くる感じで懐っこいです。 7月13日：すっかり飛べるようになり部屋中散策です。先日、巣立った十姉妹の子が２羽に興 味津々です。でも、この十姉妹の子のお気入りは第1羽目の２代目ぷ∼こです。白いから仲間と思っ ているんでしょうか。十姉妹は優しい鳥です。
とてもそっくりな２羽です。女の子の方もだいぶ大きくなり区別がつきにくくなりました が写真では分かりにくいけど頰にうっすら男の子マークが出てきているので判別は可能です。
第
1羽目の
２代目ぷーこです。
ふくふくしていて可愛
いです。飛ぶのはあまり得意
ではなく、床をちょこちょこ
歩き回るのが好きなようです。
あまりそばから離れないので
行方不明率も低いです。
とても甘えん坊。
そしてこの子が３代目ぷーこです。 相方の子は男の子で元気ですが 気が強くこの子をいじめたり、かなりの乱暴 者ですし、血筋が一緒なのでペアにするワケにもい かないので里親さんのお家へ行くことになりました。 この子は少し気が強いですが自立心旺盛なしっ かりした女の子です。んで、この子は男の子の方です。すっかり大きくなりカラーもはっきりわか りました。体格も良く健康そうです。信頼の置ける里親さんのお宅へ旅立ち、その 後すぐにそのお家の女の子と夫婦になりすでにお父さんになっているとのこと。尻 尾や肩のあたりに多少の色抜けがあり、ノーマルはノーマルですがちょっとだけパ イドの因子があるようです。この子の名前は『萩くん』だそうです。可愛い名前、 つけてもらえてよかったね…うちの女の子は全員、ぷ∼こだもんね（汗）
キンカチョウは色変わりが多く、とても熱心な愛鳥家さんもたくさんいらっしゃる ので、勉強させていただけるサイトなども豊富です。2015年の秋はキンカチョウの繁殖の 経験値も増やしたいので現在（2015年8月）、４組のペアを調整中で秋の巣引きに備えてい ます。そのペアの中にもちろん２代目ぷ∼こ、３代目ぷ∼こも含まれています。 やはり、女の子が飼い主に慣れていてくれていた方が安心して巣引きしてくれるかな あ…なんて勝手に都合よく考えて手元に残したのを女の子の手乗りちゃんにしたのですがか えって集中できないかなあ…。各ペアの様子はまた後日。最後まで読んでくださりありがと うございました。 この子は初代ぷ∼子です。 飼い主が初めて手にしたキンカです。 本当に可愛くて 愛しすぎた為結果、あ まり長生きさせてあげられませんでした。 この子が私のキンカ道の源になっている ため、女の子のキンカは全部ぷ∼こに なってしまっていますが…最初は喪に服 す思いでそうなっていたのかもしれませ んがようやく優しい思い出になってくれ そうです。次回の女の子からは違う名前 をつけてあげようかと思っています。
