【論 文
I
UDC :624.
131.
55 :624.
042.
7 :624.
04 日本建築 学会構造系論文報告集 第 393 号・
昭和 63 年U 月三
次 元
時
間 領
域境
界 要
素法
に
よ
る
剛
基礎 群
の
過
渡応 答
解
析
正 会 員 正 会 員近 江 正 徳
*登
坂
宣
好
* *1
.
は じめ に 境界要 素法を動 弾性 問題へ 適 用す ること が,
近年,
頻 繁に行わ れて おりIL2 ),
特に,
動 的 相 互 作 用 問ee3L4
)や 不 整形地 盤の散 乱問ee5
)・
6 )へ の 適用 が多い。
た だ,
境 界 要 素 法の適用は,
比 較 的 扱いやすい周 波 数 領 域に おける解 析か ら出 発し て お り,
現 在で もこ の方 法が主 流になっ て い る。 そ れ に対し て,
次の諸 点を考慮で き る時間 領域境 界 要素 法が最 近 注 目 を浴びて きて い る。
たとえ ば,
(1) 過渡応答を直接, そ して厳 密に把 握で きる こ と,
(2 ) 非線形解析が可能で あ るこ と, (3
)波動伝播問 題を物 理 現象とし て把握で き る こと,
(4 >数 値 計 算上,
基 本 解の causalityproperty
(因 果 関 係 ) を利 用す るこ と に よ り,
影 響マ トリッ クス をバン ド・
マ ト リックス に でき ること,
な どで あ る。 こ の方 法に よ れ ば,
時 間 依 存の基 本 解 を 用い ることに より,
波 面 (ウェ ブ・
フロ ン ト)の進行に 応 じ て step
−by−
step に 応答 解 析が行え,
直接,
時 間 領 域 解 を得ること ができ る。 時 間 領 域に おい て, 波 動 方 程 式に支 配さ れ る初 期 値一
境界値問 題の解を積 分 方 程 式の形で初めて提 示し たのはKiTchhoff
であり,
こ の積 分 方 程 式 を近 似 的に解 くこと は,
た とえ ば音 響 学の分野 などで は古く か ら行わ れ てい た。 た だ,
Navier の方 程 式に基づ く動 弾 性 問 題の積 分 方 程 式 を,
直 接 時 間 領 域に お い て近 似 的に解くことは比 較 的新しい。
時間領域境 界要素法を動弾性問題へ 適 用し た例と し て は,
二次元面 外問 題へ のCole
et al.
の研 究T ),
二 次 元 面 内 問 題へ の Niwa et al.
の研 究s )が最 初で あ ろ う。
前 者で は, 比較 的簡単な例題 を 扱っ て お り, 離 散 化に おいて低次要素の使用 をす す めて いる。後 者では,
時 間一
空 間 と もに一
定 要 素 を 用い, 速 度 項は後 退 差 分で 近 似し,
三次 元の基 本 解 を用い て 二次 元 面 内 問 題 を 解い た。
こ の 二 つ の論 文は, その後の時間領 域 境 界 要 素 法の 発展を促す重要な出 発点 となっ た。
その後,Mansur
et al.
9Li°) は重み付き残 差 法 を用 いて積分方 程 式を導き,
二次 元 問 題 へ 適用 し た。
福井は]1 ]−
13,,
解の 安 定 性 と 精 度を上 げる た め,B 一
ス プライン関 数を導入 し た。
ま た,
* 前 田建 設工業 (株 〕 電 算 セ ン ター
躰 日本 大 学 教 授・
工 博 〔昭和63年2月 星O日原 稿 受理)Banerjee
et ai.
14・
]s〕は,
三次 元 問 題に対 し,
数値積 分 を精度良く実行し た。 さ ら に,Antes
et al.
1fiL17)は,
二 次元 問 題に対し,
弾 性 体と流 体 との相 互 作 用問題 を初 め て時 間 領 域で扱っ た。
ま た, 二 次元 剛 基 礎問題 に おいて,
causality propertyの検討18}や
,
Spyrakos
との加 振 問 題 の比較191な ども行っ た。
こ れまで に述べ た諸研究は,
無 限 空間にお け る基本解を 用いて い る が,
半 無 限 空 間にお け る基 本解を用い て解析 し た研 究 も あり,
たと え ば,
Rice et al.
2°1・
211 は, 二 次元面外,
面 内問 題に対し て,
こ の基本 解を用いて解析を行っ た。 平 井 ZZ}は,
二次 元 面 外問題にお け る半無 限 空 間の基 本 解 を用い て, 不 整 形 地 盤の散 乱 問 題 を扱い, Trifunacの解23, と比較し た。一
方, 動 的 問 題の最 も重要な分野の一
つ で あ る基 礎一
地 盤の動的相互作用 解 析に対 して も,
その ほと ん ど は, 周 波 数 領 域で行わ れてお り, 時 間 領 域にお け る研 究は非 常に少ない。一
般に動 的 椙互作用解 析は,
堅固な岩盤中 に設置さ れ る重要構造 物を対 象とする が, 将 来, より軟 弱な地 盤・
岩 盤 中の構 造 物 まで含めて検討す る場合に は,
過渡 応答が重要に な る場 合が あ る。
時 間 領 域 境 界 要 素法を動 的相互 作 用 問 題へ 初 めて適 用し たの は,Kara−
balis
et aL Z4}一
26 ]であり, 三 次元基 礎の加振 問題 な ら び に 入射問 題を扱っ た が,
定 式 化は前 述のNiwa
らの それ に類似し て お り,一
層 簡 略 化 を行い, その た め多少精 度 の点で問 題 を 残 して い る。Spyrakos
et al.
2T]・
2s ) は同様 の手 法 を,
二 次 元 基 礎の問題に適 用し た が,
や は り同様 な問題 が残っ て いる。 著 者 らは, これ まで二次 元な らびに 三次元時 閥領域境 界 要 素 法 を 用い て,
動的 相互作 用 問題 を検 討して き た29)一
/13i 。 本 論は,
これ まで の研 究 を 発 展 させ たもの で あ る が,
特に,
定 常 応 答の み ならず,
時 間 領 域 解 法の特 徴である過 渡 応 答の挙 動につ い ても検 討してい る。
本 論 の 目的は, 時 間 領 域 境 界要素法 を 波 動伝 播問題の有効な 解 法の一
つ として とらえ,
三 次 元 動 的相互作用問 題へ の 適 用 性 を 追 求す ることにあ る。
内 容と して は,
まず基本 解な らびに積 分 方 程 式 を示 し,
これ ら の性 質を論じ,
離 散 化 を陰 的 解 法の形で示す。 次に数 値 計 算 例と して,
ま ず,
単 独 埋 込み 剛 棊 礎の加 振 問 題な らびに 入射 問 題に対 し,
Dominguez の 解34 )・
35 },
および Karabalis ら の解 と一
137 一
の 比 較 を 行 う。 その際
,
Karabalisらの ス キー
ム の 問 題 点 を指 摘し,
時 間 領 域 境 界 要 素 法におい て,
時 間 軸 方 向 の 内挿 関数の選 択, 時 間 間 隔の選 択, 過 去の挙 動の影 響 などが重 要な要 因であること を述べ る 。 最後に, 本手法 を,一
方が埋 込み剛基礎で,
他 方が地表 面剛基 礎とい う 三次 元の複 数 剛 基 礎の加 振 問 題 なら びに入 射 問 題に適 用 し,
定常応 答,
過 渡 応 答の両 方の動 的 挙 動 を明らか に し, 時 間領域境 界 要素法 の有効性につ い ても述べ る。
2
.
解 析 方 法2,1
基本解と積 分 方 程 式 等 方 均 質な弾 性 体の時・
空 間T
+ ×R
に おける動的挙 動は, 次のNavier
の運 動 方 程 式に支 配 され る初 期 値一
境界値問 題と して扱うこと がで き る。(λ十 μ)ワワ
・
μ 十 μ ワiu 十pf;
ρ整 (F,
君}εR
×T +…………・
…
(1 ) 初 期条件 : 聾(姦,
0}=
矍。(鍜), 垂(孑,
0)・
=
セ。(鐸} 9εR…一 ・
・
・
・
……・
・
………・
…・
…
(2 ) 境界条件 :u
{x・
t)冪
ゆ
孟)(
pu・
t) cB ・×T +.
一
一
(3 > 孟pm(pa,t
〕=
並鱒 (x,t
) (莎,t
)∈B2
×T
+ た だ し,
λ,
μ はLam6
の定 数,
ρは質量密 度で あ る。
B
、,B2
はそれぞれ変 位,
表 面 力が与えられ る境 界 を表 し,B
は全 境 界であり,B
=B
,【UB2
と なる。
μ。,
!。,
Q
,
輪 は そ れ ぞ れ与え ら れ た初 期変 位,
初期速度,
変位,
表 面 力である。
な お,“
〜
”
はベ ク トルを,
“・”
は時 間 に関す る微分を表し,
本 論で は,
添字の繰り返 しにつ い て は総 和規 約が適用 され る。今, 時 間
t=
0, 点 X=y
におい て, 単 位ベ ク トル e の方 向に, 次の物 体力が作用す る もの と す る。Of
(辺,
t)=
δ〔t)δ(妙一
3
)e・
…・
……・
・
・
……・
・
(4 ) ただ し,
δ はDirac
の デル タ関 数である。
こ の時,
式 (1} の解は次 式で表さ れ る36}−
3Sl。
Ui=UiJeJ
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(5 ) こ こ に,
砺 (X
,t
;y,0
)一
纛
{
畜
(
31
〜
7L)
[
帥一
舌
)
一
・(
−
rtC
,)
]
・子 [
毒
・(
崎
)
一
毒
・(
卜刮
・艶
;・(
t一
翻
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
噛
9・
・
(6) ただし,U
“ は, 時 間 t=O,
点y
におい て,j
方 向に式 (4)の 物 体 力が作 用 し た場合の,
時 間t
, 点 paに お ける i方 向の変 位 成 分を表し て い る。
こ こ に, r=
lpa
−
ylで あ り,
Ci,
Cz
は そ れぞれP
波,
S
波の伝 播 速 度で あ る。H
はHeaviside
の ステッ プ 関 数で あ る。
こ の解は,
一
138
一
無 限領域にお け る Green 関 数であり, 対 応す る応 力T
“ は,
次の応 カー
変位 関 係か ら得ることが で き る37)。
コ「w (9
,
t
;y
,O
)= =T
‘」ket = P (
ci− 2
C
茎)UnLmatf十ρ
Cl
(ug 」十Uv,
i)・
……・
…・
・
……・
・
…・
・
・
・
…
(7
) したがっ て, 表 面 力テ ン ソ ル は次 式とな る。
Timp
、、(X,
t
;y,
O
)=T
“hnノ・
・
……・
……・
…・
・
…
(8
) こ こ に,
4
は境界外向き を 正 と す る法線ベ ク トル であ る。
動 弾 性 問 題の積 分 方 程 式は, Love3eeにより初めて導 出さ れ,
その後,Wheeler
et al,
36Yにより厳 密に示 され た。 これ は,Betti
の相反定理 を動弾性問 題に拡張 し,
基本解の性質 を利 用 することにより得ること ができ る。 さ ら に,
極 限移行の操作を行い,
物体力,
初期値の項を ゼロ とおけば, 次の境 界積 分 方 程 式が得 られる 3Tl 。… (
3
鳩
・}−fe
[梱 ・・〔・・,
・・)− TtPtlt
* u‘(莎,
t)]〔IB
(x )…
一
・
・
・
…
一・
■
一
…
一
(9
) こ こ に,C
‘,{y
)は滑ら か な境界B
で は1/2
a
,,と な り,
記号* は convolution integralを表して いる。 こ の積 分 方 程 式は ホイヘ ンス の原 理の数 学 的 表 現でもあるCO) 。 外部領 域におい ては,
この式が散 乱場 μ3勉,t
)につ い て成り立つ の で,
u。Z μ一
Ug を代入して書き直せぱ,
次 式 を得る。
c
・t(y
)[Ul(y,
t
)−
u、・ {Y
,
t
)]一
五
臥 ・ *M
翻一
¢、。。、{x,t
)]−
71鰍 *[Uf (x,
t
>−
ugi〔pa,
t
)】l
dB
(x
〕……一 ・
………・
……・
・
一 …
(10) こ こ に, μ,輪 は全体 場の境 界量であり, Ue、
孟阻 は 入 反射 場の境界量 で あ る。 この式が,
本論文の数値計算に 用い る境 界 積 分 方 程 式で ある。
2.
2 基 本 解の性 質 と波 面につ いて 次の諸 点は,
数 値 計算 上考慮すべ き点であ る。
(1 > 基 本 解には,
次の 二つ の性 質 が あ る。
0 時 間 軸平行 移 動 則 (time translation)Uu
(pa,
t
;y ,0
)=Vw
(g ,
置十 置聰;皇『
,
置1)
if
診1>0
…・
………・
・
………
(li ) ○因 果関係 (causality )砺 (ぎ
,t
;彰,0
);O if Cit
〈r………
(12
> 前 者は, 線形問題の場合に 成 り 立つが,
数 値 計 算上,
作 成す るマ ト リッ クス の個 数を減ら すこと ができ る。 後 者 は,一
つ の影 響マ ト リックスが バン ド・
マ トリッ クスに な る。
こ れ らの性質を利用 す ることにより,
計 算 容量 お よび計算時間を大幅に減ら すことが で き る。 (2) 波 面 (ウェ ブ・
フ ロ ン ト)上で満た さ な け れば な ら ない い くつか の条 件が あ るSU+・
41L4 !}。
図一
1は, 既に揺 動 中の領 域 (2)に新 しい波面S
が伝 播す る状 態 を 示して いる。 す な わ ち,
面S
は領域R
・g
・・nifs
C
・・
g
・・
n
・2
) 図一
1 不 運 続 面の伝播 (1 >か ら領 域 (2
)の方へ , 面の外 向 き法 線ベ ク トル n に そ っ て, 速度C
で動 く もの と す る。
この時,
弾 性 体が破 壊しないかぎり,変 位は常に連 続であ り,
し た がっ て,
面S
上で次の連続条件が成り立つ。
[Ut]≡ (u 【)2
−
(Ui),;o ………一 ・
・
(13 }添字 1
,
2は, そ れ ぞ れ領 域 1,
領 域 2の 側か ら波面S
へ 極 限を とっ た時の変 数を示して おり, 記号 [ ]は, 式 (13)の よ うに差 を表 す。 ま た,
速度,
ひずみ につ い て は,S
上で必 ずし も連 続 条 件 を 満 足 する必 要はな く,
次の 条 件 (kinematical
conditions >を満足し さ え す れ ばよい。
[也‘]十
C
[Ui,
j]nJ=0 …・………
(14 ) さ らに, 応 力と速 度 も,S
上で連続す る 必要は な く、
次の条件 (dynamical
conditions )を満 足し さ えす れ ば よい。[
tw
]nJ十 ρC
[血,]=
0・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
t−・
・
一…
(
15
)3.
離散化 表現 間に対し一
定要素を用い , 表面 力は, 時・
空間と もに一
定要素を用い て近 似 を行 う
。
前 節におい て,
波 面 上で変 位は常に連 続 条 件を満足 し な け ればな ら ない が , 表面力 は,
必ずしも満 足す る必要が ない こと を述ぺ た。
し たがって, 表 面 力 を
,
特に時 間に対して一
定要素で近似す るこ と は適切だと思わ れ る。
まず,
時間軸をN
個に等分 割 し,
時 間 間 隔At
を 次 の よ うに定 義す る。
△
t=
β。
R
/C
ゴ……・
・
……・
………・
・
…
(16 >こ こ に
,
βは係 数で あ り,R
は,
各 要素の 内 接円の最 小 半径 を 示 す。Ci
はP
波の伝 播 速 度であ る。 β≦1の場合は
,
発 生し た散 乱 波 が 第一
ス テップで隣 接 要 素まで伝 播 するこ と が な く,
陽 的 解法と な る。 この場合, 第一
ス テップの影 響マ トリック スは対 角マ ト リックスに な り,
解 法と して連立方程 式 (あ るい は逆マ ト リッ ク ス) を解 く 必 要がな く,
定式 化が比較 的簡 単に な る。 β>1
の場合は
,
第一
ス テッ プで波 が 隣接 要 素まで伝 播し,
陰 的 解 法 とな る。 この場 合に は,
第一
ステ ッ プの影響マ ト リッ クス はバン ド・
マ トリッ クス に な り,
連立 方程式を解か ねばな らず,
陽的解法に比べ て定 式 化が多少複 雑に な る。
陰 解 法は,
陽 解法に比べ て一
般に安 定解が得ら れ や すい 1 と言われ て い るll)。
時 間 領 域 境 界 要素法の場合,
時間 間i
隔At
をあ ま り小さ く取っ て も不安 定に な る傾 向 が あ 本 論で は,
変位の離散化は,
時間に対し線形 要 素, 空i
る。
以 下で は陰解法に よ り定式化を行う。
一
….
一
.
.
.
.
一
.
一
….
.
一
.
・
…・
…・
・
…一
・
」式 (9 )の積 分 方 程 式は次の よ うに変 形でき る
。
去
晦
・〉一億
伽
・(X,
・・YT
・)tl
・ 1(X,
・・一
・}−
Z
轟 ・ ・y.
・)礁h
)}・・瞬
)・
・
………・
(17 ) こ こに,tn−
、=
(n− 1
)At ,
tn・
t ・n・
At
で あ る。
ま た,
実 際に は,
空 間の積分領域B
は,
causality propertyに よ り 時 聞の関 数とな る。
し たがっ て, 式 (17)を離 散 化 表 示 し て, 変 形 すれ ば次 式の よ うに な る。
壱
卿
一割ム
。 ε凝
’
ω
蔀 }凡 捌餅
ム
。 ε・
’
ω B
(r)dB
(離乱
ε紐
・
’
〔妙)c
ωdB
(釧
一
嶺{
f
。、。 ・押 (x
)D
(・)[
士
(tn・
F
・− Gnt
]
dB
(m
)+fa
. ・lnn
(x
)D
(・嘔
一
士
(t・’
Fn− G
∂]
dB
ω・
蔚
鮒 ’ (x)オ
、[
tn・
E (・)竜
・ (・)・ ・(・〉]
疎 )+
乱
・撫 )[
E
ω一
毒
@
E
(・)一
舌
E
ω +G
ω)
]
dB
ω+
乱
・砦一 (x)毒[
tn・
F
(r)一
毳
F
(・)+H
(r)]
dB
ω+
乱
・瞥 (鐸)[
F
(r)一
毒(
tn・
F
(r)一
ま
F
(r)+H
ω)
]
dB
・(pa>}
・
・
・
・
・
…一 ・
・
…・
…・
………一 ・
(・8
) こ こ に, 式 (18 )の上 添 字は陦 間ス テップ を表して お り, 空 間の積 分 領 域B
篤。
…
は, 時 間に も依 存 し て お り, 次 式で 与え ら れ る。
Bzac=
IX
εB
andCztn_
1くr≦C
】耐B。 。
,
=
IX
・B andC
・ t。.
・< r≦C
・t。1
・
…一 …・
・
……・
一 ……『
・
・
・
………一 ……・
…一
……・
・
・
……・
一 一
一 一
(19>Bne2=
=
IXeB
andC
,tn_
9〈r≦C2t
冠また
,
式 (18> 中の F。,Gn
は,
時 間に関す る積 分を解 析 的に実 行 する場 合に生 じ る係 数で,
場 合 分 けされて,
それぞ れ次の よ うに与えられる
。
(1>
C2tn
≦Citn.
i の場 合
0
0if
r/C
,〈 tn_
I ort躍
く T/CI
麺
・ 隊 ・去
[鵬 >s− t
;.
・] ・f
〃q
・tn−
1・ 〃Ci
・tn
F”
”
謳
一t
#.
,]Gn
=
撫
一t
;.
、]if
。/Ci・ tn−
、〈 ・。〈,/c2
”… ”
〈2e)麺
一
(・跚査
[t
;一
(・/C
,) ・ }・
ftn
−
、<r/C
、<tn・ 〃C
, (2 )Cltn.
i<C2tn
の場 合 0 0if
r/C2
く tn−
10r tn〈 7 /Cl
去
[(rfC ・) i− t
:一
・]去
[(r・C
,) ・一
・:一
,] ・f
・・C
,くt。
.
、〈r/Ct
・tn
F”
=
去
[・・c
,) ・一
(r/c
,) ・ ]G
・=
去
[(・・C
,) ・一
(r・c
,) ・ ]if
t
。.
、〈,・Ci
・r/c
,・t
。’
’
’
”…
音
[t
:一
(r ・C
,) ・ ],去
[t
;一
一
(r/C
凋・
ft
。.
1< ・/C,〈 ・。〈 ./Ci
ま た,A
(r),
B
(r)……H
(r)な どは次 式で与 えら れ る。
胴 一
毒 ナ
(
3rl riC δiik
7s f)
・ ・諞
・
表
・
等
α・)一
毒
・
毒
(
孥
一
等
)
・(・
燐 卜
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(
・写
作
幅 + δ穿
娠 η形
E
(の一表
卜
・(
6響
L δ轟 +δ・・;
・+a
・・「t T r)
髫
一
婆
(
1−
・暮
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)
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nJ・…一
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一
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−
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’k「’+ ・a
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(
一
・穿
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一
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’(
1−
・暮
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舌}
nf・ω
誌
・{
・黔
一
讐
幅・
i
:
i
}
n」 式 (18 )をマ トリック ス表 示すれ ば, 結局次 式 を得る。
去
{・n
一か
・rl
州一
[H ・
]・luN
−
n・・
1
−
[sn
]luN
−
nl }・
……・
…・
一 …一 一 ……一 ………・
…・
…一一 一 …・
(23
)今
,
図一2
のよ うな,
単独の埋 込み剛基礎の場 合 を 考え る。
剛 基 礎 部 分,
地 表 面 部 分の各 境 界 を,
それぞれ 添 字 e,ノで示し, 式 (23 )を拡張し, 全体場と入反射場を用いて表せば次式と な る。 N N一
煮
[
G
窶。
GZ
ノ の。 のノ]
:
lill
:
:
:
舞
:
1
:
一
[
H
琶eH 馨ノ 碍 。H
ノ]
:
1
:
:
:
:
:
蕩
:
:
:
・・
/
\
・・一
[
s
窶es 饗!s
多。s
聾]雛
:
1
螺
一
・
・
……・
一
……一
・・4 ・ ・一
・ 埋込・黼 ・よ る散 乱場 式 (23) あるいは式 (24
)の第一
ス テッ プの影 響マ ト リッ クス [Gi
],
[H!],
[Si
] を作 成す る場 合,
特異積分 を実行 する必 要 が ある。
β≦1
の場合は,
極座標変換す れ ばよいがt β>1の場 合は, 積分領 域を,
自身の要 素 部分と隣接 要 素部分と の 二 つ に分け, 前 者の領 域に つ い ては極 座 標 変 換し て解析 的に積分し, 後者の領域につ い てはGauss
の数 値 積 分 を行い, 両者の和を全領 域の積 分と して いる。
第ニ ステッ プ以 降の マ トリックス作成時の積分は,
Gauss
の数 値 積 分に よ り実行す る。
地表 面の境 界条件, な らびに初 期条 件は そ れぞれ次 式で与えられ る。
ltn
.}=
1t
,g }; }0
}(7L=
1,
冊・
,
ハり・
・
…
n・
・
・
…
rr・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
鹽
9・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(
25
)lu
塾i
=lu2gl
= {0}・
・
・
…
『
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
tt・
tt・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
r・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(26)
IuY
}=
luJ
.1
=
lol
これ らの条件を式 (
24
)に代入 し, 変形す れば, 次の 二つ の式に分 解で き る。 1(
豸
[
1
]+[
H
とe]
)
1
・:}
+[
H
き、}
1
・r
ト
[Gl
,]lt
:1
−
iA9
} 鳳 ]1
・:}+(
吉
[n
+[H }.])
1
・r
}一
[G
}。
]lt
:1
−IB
:1
一 ・
………・
……一 ……・
…・
…一 …・
……一・
……・
(27) こ こに,
[∬]は単位マ トリックス であり,
1
淵,
IBSt
はそ れ ぞ れ次 式 とな る。
Sl
・:・1
−
[GLe
]鬻 ・[H5
・H5
・]畿
iAgl
=
Sl
・:・1
−
[G5e
]1
・:a
・[・Le
・L
・]畿
N−
1 N−
1−
[SLe
St
、] 秘寛
.
厂
u離
、 +歯
1
[G
:。]lt
:−
n+一 t:in
+・ } Uノー
u79 nz2 N−
n+1 N−
n+1 N−
n N−
n−
[雌 剛謬
一二
驍
一一
[s
: es2 ・]謬
:
瀞
if
N =
1if
N
>1・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
一
(28 )lBgl
=
=
壱
嵶一
[翩 置謝+[砿 硼}
1
・SI
」
一
[G
臙
田HYe
翩一
[s
} es }r]一
[H? eH 野] uε9u !9 秘 eg 秘ノ9一
9 配 θ 置 十 碓 劉oG
・ Σ 観 十9
一
σ 配 e バ ノ一
一
押 ε 紺 ノ % 駕 η
}
9一
9 β e 揮 〜 秘 麗一
一
π一
胃 e 冊 ∫ 艇 冠 ] ノ
π
∫S
eπ
∫S
[9 押 e
π
「
μ ” ノ 賜 %一
一
十一
拑 e 十一
揮 ∫ 秘 賜 こ のIAgl
,IBgl
は, N ステップの入反射場と,
(N − 1
>.
ス テップま で に生じ た変位,
表面 力の影 響 項との重ね合i
わ せであ り,
既 知 量である。
i
ま た,
剛 基 礎 と 地 盤 との インター
フェー
ス での変位,
応 力の連 続条件は,
そ れ ぞ れ次式で与え ら れ る。
lu
:}= [A
}{u
雪………一 …一 ・
一 ・
一 ・
…
(30 )1P
讐=
[T
]1t
窒} こ こ に, マ ト リックス [A
],
[T
]は,
基 礎 形 状, 要 素 分 割に よ り決ま る変換マ トリッ ク スであり,IU
雪は剛 基礎 底 面 中心にお け る代 表 変 位,
IPN
は剛 基 礎 底 面 中心に作 用する外 力で あ る。 式 (27
),
(30
) を組み合 わせ るこ と に よ り,
次式のマ トリックス表 示 式 を得る。
「
}
[A
]+[HL
。][A
] [H>e][A ] 酎 押 o 〜ABP
0 田 嗣一
[GLe
]}
[1
]+[H
).]一
[G
>。] 0 [T ]]
σ ” ∫ 西 eU 彦………・
・
・
・
………・
…………・
・
一
(31) 加 振 問 題の場 合は,
入反 射 場の項 を,
luZ
。}=lt
:gl・=IOI
,
鱒gト10
}, (n=
1,…
,N )と お き,
入 射 問 題の場 合に は,
1P
”
1
−
10
}と お けばよい。 式 (31>をstep・
by
・
step に解 くことに よっ て全て の未 知量 を計 算す ること がで き る。
基 礎が複 数の場合は, 上の諸式 を拡 張 し, 同 様の手 順で 実 行す れ ば よい。4.
数値計 算 結 果if
N ; 1if
N
>1・
一・
・
・
…
『
・
・
・
・
・
・
・
…
(29
)地 盤
一
構 造 物の 動 的 応 答 解 析は,
動的サブス ト ラ ク チャー
法に よ り行わ れ るこ と が多いが,
基礎一
地 盤の動 的相互作用解析,
な ら び に上 部 構 造の応 答 解 析の両 方 を 周 波 数 領 域で定 式 化し,連続 条件に よ り両 方を結合さ せ, フー
リェ 逆変 換に よ り時 刻歴応 答を求め る方 法が一
般に 行わ れて い る。
そ れに対して,
本手法による時 間 領 域 勤 的相 互 作 用 解 析 と 上 部 構 造の時間領域応答解 析と を結合 す ることに よ り,
直接時間 領域に おい て動 的 サ ブス トラ ク チャー
法 を組立て ること がで き, こ の場合に本手法 を 適 用 することがで きる。
4.
1 単 独 基 礎の比較 計算 こ こで は,
三次 元の単 独 埋 込み剛 基 礎 を対 象に, 加 振 問 題,
入 射 問 題のそれぞ れにつ い て,
本 手法の検証を主 に行い, 2.
3の検討事 項を付記 する。4.1、1
加 振 問 題 比較の た め の解 析モ デ ル な ら び に形状 を 図一
3に示 す。EIB
=2
/3
図一
3 加 振問題の解 析モデル・
141
・
一.
時 間 間 隔は β
=
1,
す な わ ちAt =R
/Ci
とし て設 定 す る。
こ こ で は, 本手法に よる定 常解,Dominguez
に ょ る周波数 領 域 解゜n) ,KaTabalis
ら に よ る時 間 領 域 解 26,の 三種 類の方 法に よ る解の比較を行 う。
な お,
こ こ で用い た物 理 定 数は次の と おり である。
μ=3.
40
×10Slb
/in2
v (ボア ソ ン比)=
0.
3…・
………・
…
(32 ) ρ=
=2.
82
×10
−
‘lb・
sec :/in4
ま た,
剛 基 礎 底 面 中心に作 用させ る外 力 を 次の よ うに設 定する。
Px
(X
軸 方 向外力)=
Pz
(Z
軸 方 向 外 力 ) ;200sin
(a)t
)(hips
)if
aoキO
M ,(Y
軸 回りモー
メ ン ト) = 200s (ωεX
此‘p8 −
in)Px=Pz=200
(k
ips
)if
ao=
OMr =
200(hips・
in
}・
…………・
……・
・
…………・
・
(33
) こ こ に, α。(一
ωBIC
,, ω 二円 振 動 数B
:基礎半 幅 )は, 無次元化振 動 数で ある。
図一
4(a )一
(c )は,
そ れ ぞ れ水平加 振, 鉛直加 振, 回 転 加 振に対 応 した定常応 答変位を示し てい る。 横軸に 無 次元化 振 動 数 α。を, 縦 軸にKarabalis
ら と同 じ有次 元 化変 位を とっ てい る。 この結果か ら, 本手法に よる解 とDominguez
の解は,
どの方 向と も ほ ぼ一
致 してい る が,Karabalis
らの 解は, 前二 者の それ と多 少 差が生 じ ている。 こ の 理由と し て,
次の点 が 考 えられ る。
(1)Karabalis
ら は,
時 間 間 隔At
を次式に よ り設 定し て い る。At
一と
〜
陣
・
…………・
………一 ・
(・・) こ こに, α・b
は そ れ ぞ れ最 小要 素の縦, 横の辺 の長さであ る。 こ の場 合,
正 確には,
第一
ステッ プにおい て,
わずかでは あ る が,
散乱 波が隣りの 要素に到 達 し,
第一
ス テップの影 響マ トリッ クス [Gi
]が対 角マ ト リッ クスに な らず, 非 対角項に も非ゼロ成 分が生じて く る。 し た がっ て,
連 立方 程 式 を 解く必 要が あり,
陰 解 法に な るが,
Kara
−
balis
ら は,
近似 的に非対 角項を無視し,
その成 分 を対角項に含め,
陽解法と し て簡略化し ている。 (2 )Karabalis
らは, 変 位に関し て, 時 間変数に対 し一
定要素を用いて近似し て お り, 表面 力の基本 解に含まれ る速度項の影 響を無視し て い る。 (3
) 過去の挙動の影響は, 地 表面部の応 答に は含 ま れて いる が,
剛基礎 自身の応答には含ま れて いな い。
こ れ ら のうち,
特に (1
)につ いて は,
第1
ス テッ プの マ トリック ス の影 響 度が高い の で, 本 手 法の よ うに影 響 マ トリックス を正 確に評 価すべ き である。 (2)にっ い ては,
変位の 時間変化 が 大きい場 合には,
速 度項の影 響 は無 視で き な く な る。 次に,こ の例 題で応 答 値の経 時 変 化 を見ることにす る。 図一5
は,
a。==1.
5
の場 合につ いての変 位の経 時 変 化 を 示 して い る。 この場 合の外 力な ら び に応答変位は,
そ れ ぞれ次 式で与え るものと する。
Px=
Pz=
200 exp (itot
)(hips
)
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(35 ) 〃,= 200exp 伽 置)〔k
ips・
in
)IU
”1
=IR
ε(uN}} 2 十lm
(uNN2・
t−…
St・
t・
・
一■
・
・
…
(36) 以 下の解 析 例で は
,
全て, 定 常 応 答, 過 渡 応 答 と もに, 503 3
(
下 O尸
52X 匚一
0 50
5 00 2 1 1 0 0
〕
× ⊃ コ ヨ 五 E く ?.
o1 51.
00.
5 P翼{t];
rOOsinwt 〔Lips,』「
、’
\’
\國
\.
\、
’
”
』
…
.
.
』
\.
\ 丶一一
Dortinguez− ,
−
Korobohs−
PresentM魯 ヒhoげ ゜ °
’
3 °’
6 °’
9t’
21’
5al’
e (a} 水平 リ属
Cn翼
10°
.
} o.
o D o C:
T/日 5.
0 10 D 15 0 2D.
0 (a) 水 平 503 3
〔
▼
−
O尸
52X 0 2 三}
5 0 5 DO 忌−
0
0 N ⊃ Φ ℃ 畫 呈 く Pt(t ]
=
200sindit tk9ρs }、.
、.
・
「
.
’
.
幽
h.
L
丶.
°
,
■
L7
.
、
,
0 0.
3 0.
6 0.
9 1.
2 1.
5 1、
a αb {b) 鉛直 図一
4 定 常 応 答 値の比 較 く加 振問 題) ? nT 51 0o,
5o.
o UzIhx10’
41 (b) 鉛 直 20 0 503 3 ρ
−
〇一
50
5 2
2x ℃ 。 と
ζ
0 5 00 10
0 0 コ 3 五 巳 く
齟
’
− rノ
齟
_,
一齟
’■
My【亡,=
200Slnwt 匸鬮
n−
k卩ps} 302.
5 ?01.
5100so o’
° °’
3 °’
6 °’
921’
5 α1
・
5 〔c ) 回転 (Y 軸 回り) 壷 y嚠
・
eti‘
1cr1]
Cr1〆B O O s O lO.
0 15.
0 20.
O (c) 回転 (Y
軸 回り) 図一
5 応 答 変位の経 時 変 化 (単 独 基 礎:α 。−
1,
5)一
142
一
式 (
36
)に よ り計算す る もの と す る。
こ の式は,
各 時間 ご との応答振幅を表 しており, これに より過 渡 応 答 部 と 定 常応答 部とを区別で き,
過渡応答の複 雑な挙動 を把 握 する こ と がで き る。 こ の 図は,
横 軸に 無 次 元 化 時 間C27
ソB
を, 縦 軸に図一
4同 様,
有 次 元 化 変 位 を とっ で い る。
この 図 よrp
)
過渡 状 態, 定 常 状 態の両 方 を見るこ とがで き,
どの方 向の応答とも,
時間が5.0
前後で定常 状 態へ と移 行して いくのがわ か る。
4,1.
2
入射問 題 単 独 埋 込み 剛 基 礎に,
平 面SH
波が,
入 射 角 度 θ= O°
,45°
で入射 し た場 合の定 常 応 答 値をDominguez
の解35) と比較す る。
解析モ デ ル な らびに形 状 を 図一6
に 示す。
こ の場 合も時間間 隔は β;
1の場 合を用い て い る。 なお, 用い た物 理 定 数は次の と おり である。
μ篇
8.
398XlO61b /ft2
v=
1/3・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
一・
・
4−・
…
(37 ) p=lo.
3681b・
sec2 /ノが 図一
7は, 水平, 回 転 変位の定常応答値で ある。
横軸 に振 動 数 (fe
=C
,〆4
E ,
E
:埋込 み長さ)を,
縦 軸に, 自 由地 表 面 変 位で無 次 元 化 された変 位 を とっ て い る。
こ の結 果よ り, 本 手法に よ る解は, 入射 角 度に よ らずDominguez
の解と良く一
致して いるの が分か る。
次に, こ の モ デル につ い て, 時 間 間 隔At を変 化さ せ た時の応 答 値の変化 を調べ る。
図一8
は,
振 動数が2f。 の場 合の応 答 値の 変化を示 して いる。 横 軸に パ ラ メー
ター
β(=At ・
C
,/R
) を,
縦 軸に Dominguez の 解によ り基準化さ れ た応 答 値 (1,
0
がDominguez
の解 )を とっ てい る。 これ か ら,
β= ユ,
O〜2.0
の 間で妥 当な解が得ら れて いるよ うである。
た だ し, こ の ことが一
般 的に言え るた めに は, 多くの数 値 計 算を 必要と する。
こ こ で は,一
例を示す に と ど め る 。 4.
2 双設 基 礎の応 答 解 析 4,
2.
1 解析モ デル の設定 本節で は,
三次 元 双 設 剛 基 礎の加 振 問 題な ら びに入射 問題 を扱い, 基 礎一
地 盤の相互作用の み ならず, 基 礎一
基 礎の相互作用 (crossinteraction
)の影 響を検 討す る。
こ の よ うな基礎は,
た と えば,
原子 炉建屋と ター
ビン建 屋の基 礎の場 合などに相 当 する。
双 設 基 礎の相 互 作 用 解 析は,
近年,
周波 数 領 域で は 比較 的 多く行わ れて い る が43 〕−
41 ),
時 間 領域で は ほ と ん ど行わ れて い ない29]・
32 )。
2W/
W/Bニ5fs E/B=
2 図一
6 入射 問 題の解析モ デル1
剛/IUyl
甘 1,
0 0.
8 O.
6 O.
4 O.
2 Q、
0Horizonta1
’
へh 込
、
、
motion=
1
:
謝
恥 啣:
1
:
職
・黼
A へ_.
tr,
一
一
△ 」IB
/IUyl
量 0.
60
.
4 0。
2f。
Rocking
motion 2tv一
一
一
△,
一
一
一
△,
卩
,
齋,
−
trF
△r,
,
−
4r−−
0.
0.
・
.
一
_一一一一一一一一一一一「
f。
2†。
図一
7 定 常 応 答 値の比 較 (入射 問 題 ;SH 波 )IUylflUy
。[ 1.
05 1.
oo O.
95HOriZOntal
mOtiOn0
一
θ=
Oo
−一一
一
一
e=
45 1.
0 2.
0 3,
0i
も1
〆1
屯。l
Rocking motion 4.
OcL △し /R 1.
OQ90.
BO.
70.
60.
5 1.
0 2.
0 3.
0 4.
O CI△t/R 図一8
時 間 間 隔Atの変 化による応 答 値の精 度 変 化 Y ΦY φ 唆 Φxx z−一
.
一
一
Φ z L幽
一
X u」 B 9 εレ BASE−
1 BASE−2
図一
9 双設 基 礎の解 析モデル一
143
一
最近
,Wong
とLuco
は, 文 献48>に おい て,
二つ の 地表面基礎が接して い る場合, 水平インピー
ダンスが 無 限 大にな ること を示し, 基礎間距離に対応し た要 素 分 割 方 法 を提 案 し て い る。
本論で は,Wong
ら の提案を 基に し,
ま た実 際の 二 つ の建 屋の配置状 況 を 考 慮して,
図一
9の よ うな解 析モ デル を考え る。解 析モ デル は双 設 剛 基 礎と し, 基 礎
一
1 (BASE−1
) は埋 込み剛基 礎,
基礎一2
(BASE −
2)は地 表 面 剛 基礎 とし, モ デル形 状な ら びに物理定 数を次の よ うに設定す る。
(形状 ) (物理定数) 基 礎 間 距 離.L
=2.
4
B
埋 込 み 比 :EIB
=1.
2
基 礎 半 幅 :B ・・
40 m μ= 2.
5×lost
/m2 y=
1/3p
= 025t・
sect/m4・
…・
・
…
(38
) な お,
半無 限 地盤は等方 均質な弾性体と し,
基礎は地 盤 と完 全に密 着 し, 無 質 量 と す る。
計算に用いた時間 間隔At
はβ=・1
の場合であ る。 4.
2.
2 加 振 問 題こ こでは, 基 礎 間 距 離
一
定の条 件 下で の隣 接 基礎の影 響を見る。 図一10
に示す4
ケー
スにつ い て計 算を行い, 単 独 基 礎 との比 較 を行 う。
作 用 外 力は次のとお りである。
Px
=Pz
= 1000 exp (i
ωt) (t)・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(39
)Mv
=
IOOO exp (ia
,t
) (t・
m)CASE −
1(a ) ,CASE −
1(b
)は双 設基 礎の 場合で,
そ れ ぞ れBASE −1
の みに,
BASE −2
の みに上記の外 力 が作 用 するもの とする。
CASB2
,
CASE
−
3は,
それぞ♀
]
≦
虱
r
−
−
L
「
コー
GASE
−
1
(a〕τ
CASE −
2
CASE
−
1
(b
) 一CASE
−
3
図一10
解 析ケー
ス れ単独 埋 込み剛 基礎に,
単 独地表面 剛基礎に上 記外力が 作 用す るものと する。 なお,
前 述の よ うに,
応 答 変 位は,
式 (36
)に よ り計算さ れ る。
図一
11(a )〜
(c )は,
そ れ ぞ れPx,
Pz,
My
を作 用さ せ た場 合の対 応 する方 向の変 位の定 常 応 答 値 を示 す。
横 軸に無 次 元 化 振 動 数 α,(= ・ ■BIC
,)を,
縦軸に有 次元 化 変位を とっ てい る。
図 中,CASE ・
1(a ),CASE −2
は BASE−1
の,
CASE −1
(b
),
CASE −3
はBASE −2
の 変位 を表して い る。 これ か ら