新教育委員会制度と
いじめ問題に対する教育委員会の役割
3
16
首長 教育委員会 委員長 委員 委員 委員 委員 議会 教育長 教育長を任命 教育委員を任命 兼任 同意 教育委員会の代表者、 会議の主宰者 委員長 (非常勤) 事務局 具体的な事務執行の責任者、 事務局の指揮監督者 教育長 (常勤) 新「教育長」 (常勤) 教育委員長と 教育長を一本化 教育委員会 委員 首長 議会 同意 (※) 教育委員 を任命 首長が直接教育長を任命することにより、 任命責任が明確化 第一義的な責任者が教育長であることが明確に 緊急時にも、常勤の教育長が教育委員会会議の招集の タイミングを判断 ※教育長については、所信表明など丁寧な手続を期待 新「教育長」 教育長 ★教育委員会の会務を総理し、教育委員会を 代表(会議の主宰者、具体的な事務執行の 責任者、事務局の指揮監督者) ★ 任期3年 教育長を 任命 教育委員会
教育委員会制度改正(H27.4.1~)のポイント
1.教育委員長と教育長を一本化した新「教育長」の設置
2.教育長へのチェック機能の強化と会議の透明化
会議の透明化のため、原則として、会議の議事録を作成・公表すること。 新「教育長」の判断による教育委員への迅速な情報提供や会議の招集の実現。 教育委員によるチェック機能の強化のため、 ・教育委員の定数1/3以上からの会議の招集の請求 ・教育委員会規則で定めるところにより、教育長が委任された事務の管理・執行状況を報告する義務について規定。 教育委員会の審議の活性化17
大学に関すること 私学に関すること 首長が招集。会議は原則公開。 構成員は首長と教育委員会。(必要に応じ意見聴取者の出席を要請) 協議、調整事項は以下のとおり。 ①教育行政の大綱の策定 ②教育の条件整備など重点的に講ずべき施策 ③児童・生徒等の生命・身体の保護等緊急の場合に講ずべき措置 首長 公立学校の設置・管理・廃止 教職員の人事 教育課程、生徒指導 教科書、その他の教材の取り扱い 密接な関連 教育に関する 大きな権限 委員長 委員 委員 委員 教育長 総合教育会議の設置 首長 委員 委員 委員 委員 意見聴取者 教育委員会 首長が教育行政に果たす責任や役割が明確になるとともに、首長が公の場で教 育政策について議論することが可能に 首長と教育委員会が協議・調整することにより、両者が教育政策の方向性を共 有し、一致して執行にあたることが可能に 総合教育会議 教育長 委員
3.すべての地方公共団体に「総合教育会議」を設置
教育委員会制度改正のポイント
施設設備、整備 社会教育 スポーツ、文化、文化財 予算の編成・執行 条例案の提出4.教育に関する「大綱」を首長が策定
大綱とは、教育の目標や施策の根本的な方針。教育基本法第17条に規定する基本的な方針を参酌して定める。 総合教育会議において、首長と教育委員会が協議・調整を尽くし、首長が策定。 地方公共団体としての教育施策に関する方向性が明確化 首長及び教育委員会は、それぞれの所管する事務を執行。18
○実施時期 平成28年9月(平成28年9月1日現在の状況) ○調査対象 全都道府県・指定都市(67)、市町村教育委員会(1,718)
「新教育委員会制度への移行に関する調査」結果の概要①
19
(2)総合教育会議につ いて ①開催状況について ア 既に開催 イ 未開催 (1)教育長について ①任命について ア 新教育長を任命した イ 経過措置により旧教 育長が在職 ウ 教育長不在(教育長 が不在等の場合で、改 正法附則第5条により 首長が教育長職務執行 者を指名)55
11
1
都道府県 ・ 指定都市 (67) ア 新教育長を任命 (1.5%) イ 経過措置により 旧教育長が在職 ウ 教育長不在847
866
5
市町村
(1,718)
ウ 教育長不在 (0.3%) イ 経過措置により旧教育長が在職 ア 新教育長を任命67
都道府県 ・ 指定都市 (67) ア 開催済 (100%)1,696
22
市町村 (1,718) ア 開催済 イ 未開催 (1.3%) (98.7%)総合教育会議を通じた首長 との連携強化により得られ たこれまでの主な成果事例
「新教育委員会制度への移行に関する調査」結果の概要②
20
(2)総合教育会議につ いて ②会議を通じた首長部局 との連携について32
34
1
都道府県 ・ 指定都市 (67) ア 連携を進める ことができた イ 従来からの連携を継続 させることに資している ウ 効果はまだ分からない (47.8%) (1.5%) (50.7%)719
693
284
市町村 (1,696) ア 連携を進め ることができた イ 従来からの連携を継続 させることに資している ウ 効果はまだ分からない (42.4%) (40.9%) (16.7%) ・子どもの貧困の現状等について議論することで、教育委員会と福祉部局による横断的な支援体制を構築 ・子どもの貧困や虐待の早期発見やいじめを予防するため、教育委員会のソーシャルワーカーと市長部局の生活福祉 及び児童福祉・母子及び父子家庭支援員の連携体制が充実 ・福祉部門とDV相談状況や就学支援状況を相互に共有することで連携が充実 ・子育て全般について議論することで、福祉部局と連携した保育所や認定こども園での就学前教育や障がい児保育等 が充実 ・災害が発生した際、首長部局と教育委員会がどのように連携するか議論を行い対応フロー図を作成 ・スポーツについて健康増進の観点から議論することで、生活習慣予防や寝たきり防止等についての取組の充実や、介 護予防事業とのつながりや指導者不足の解消 ・定住人口増加促進について議論することで、学力向上施策や子育て支援施策についての情報発信が充実 ・人口減少等地域全体の課題について議論することで、地域産業を担う人材育成や若者の地元定着等に関する施策を 組織的に検討(3)大綱について 策定状況・策定方法に ついて ア 策定済 ア)新規に作成した イ)既存の教育振興計 画、自治体の総合計 画等をもって充てた イ 策定に着手済(策定 中) ウ 策定に未着手