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楽天証券 海外先物取引 入門セミナー

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Academic year: 2021

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(1)

2011年8月16日

株式会社コモディティー

インテリジェンス

代表取締役社長

近藤雅世

楽天証券勉強会

金、銀、プラチナの動向と、

今後の見通しについて

(2)

本案内に記載の勉強会では、勉強会でご紹介する商品等の勧誘を行うことがあります。弊社の取

扱商品等にご投資いただく際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合が

あります。また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。各商品等への

ご投資にかかる手数料等およびリスクについては、当該商品等の契約締結前交付書面等をよくお

読みになり、内容について十分にご理解ください。

商号等:楽天証券株式会社

金融商品取引業者

関東財務局長(金商)第195号、商品先物取引業者

加入協会:日本証券業協会、社団法人金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会

(3)
(4)

ソブリンリスクと金価格

08/ 3/ 17

ベアス

ターン

ズ証券

Pモ

ルガンに

吸収合併

08/ 9/ 15

リー

ブラ

ザーズ倒産

09/ 6/ 1

GM連

倒産

11

条申

09/ 11/ 25

ドバイ

ソブリ

リス

ク発

10/ 6/ 21

ギリシ

国債

CDS

ート

10

ソブ

リン

ク発

10/ 11/ 28

アイ

ルラン

11/ 4/ 7

ポルトガル

Uに

支援要請

10/ 6/ 16

ファ

とフレ

ィーマ

クが上場廃止

11/ 6/ 29

ギリシ

国会

縮財

4

2008/3/17

$1033.9

2008/9/18

$926

2009/6/3

$923

2010/6/21

$1266.5

2009/12/3

$1227.5

2010/12/7

$1431.1

2011/5/2

$1577.4

2011/8/11

$1817.6

11/ 7/ 19

イタリ

ア財政

危機過

09/ 2

英国や

米国の金融機

が国有化

され

言う

不安

11/ 8/ 2

米国債

上限

法案可

(5)

なぜ金価格は上がって来たのか?

返済資金

GDPを高めて収入を多くする

緊縮財政により支出を抑える

<ギリシャの予算>

現在GDPの1割強の支出

2015年までに支出をGDPの1%に

それでも赤字

目標は、GDPより3%少ない支出

(支出を現在より13%少なくするか

欧州ソブリンリスク

(6)

ギリシャ向け第二次支援策(7/21)

EFSF(欧州金融安定ファシリティー)の拡充

1090億ユーロの新たな支援

(民間は自発的に370億を長期に借り換え等で負担:

デフォルト格付けされても辞さず)

金利引き下げ(7.5%

3.5%)

返済期間延長(7.5年

15年~30年)

ギリシャの銀行向けにユーロ圏各国ないしEFSF

が必要に応じて保証

(7)
(8)

8月12日

ポルトガル債務危機を支援する欧州連合(EU)、国際通貨基金(IMF)

など3機関は、780億ユーロ(約8兆5000億円)に上る救済プログラムで支援条件として

求めた同国の改革策の第1回審査を行い、その実行状況に肯定的な見解を示した。ただし一

方で、早急に構造改革が必要と警告した。

8月12日イタリア政府は閣議で2012~13年に増税と歳出削減で財政赤字を455億

ユーロ(約5兆円)減らす追加的な緊縮財政策を決めた。これにより2年間で、財政赤字712

億ユーロ(2010年)の解消を図る狙いだ。

イタリア議会は7月に、14年までに財政赤字の大幅削減を目指す緊縮法案を成立させてい

たが今回の追加的政策で1年早い財政均衡を目指す姿勢を示すことで、イタリアに波及した

信用不安の払拭を目指す狙いだ。

新たに打ち出されたのは、増税策としては、13年までの2年間、年間所得9万ユーロ

(約980万円)以上の富裕層に対し、「連帯税」の名で新たに5~10%の所得税を課す。

金融取引に伴う利益への課税率も原則として、12.5%から20%へ引き上げる。

歳出削減策としては、公務員約5万人の削減、年金支給開始年齢引き上げの一部前倒し、

地方自治体の統合などを実施する。経済成長を促すため、祝日を減らして労働日数も増やす。

(9)

欧州のソブリンリスク

ユーロ安

ユーロ/円

ユーロ/スイスフラン

ユーロ/中国人民元

ユーロ/ブラジルレアル

ユーロ/韓国ウォン

ユーロ/豪州ドル

(10)

米国国債の格付け低下

ドル安

ドル/円

ドル/スイスフラン

ドル/ブラジルレアル

ドル/インドルピー

ドル/中国元

ドル/韓国ウォン

(11)

8月13日SEC、S&Pの米格下げ「計算ミス」を調査へ

米証券取引委員会(SE

C)は格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)が先週米国債の格下げを決定する際

に使用した計算モデルについて調査する。事情に詳しい関係筋が明らかにした。

情報筋によると、SECはS&P社内でどの程度の社員が格下げの決定を事前に知って

いたかについても調査する。

S&Pは今月5日、米国債をトリプルAからダブルAプラスに格下げすると発表した。

その際、財務省はS&Pの財政赤字見通しに2兆ドルの間違いがあったと指摘、格下げは

不当との見解を示していた。これに対し、S&Pは、予測前提の違いによるものであり、

間違いではないと説明した。

米政府反撃に

(12)

政府債務の対GDP比世界比較

2000年 2005年 2010年 2011年 2012年 日本 135.4 175.3 199.7 212.7 218.7 ギリシャ 115.3 121.2 147.3 157.1 159.3 イタリア 121.6 120.0 126.8 129.0 128.4 アイルランド 39.4 32.6 102.4 120.4 125.6 アイスランド 72.9 52.6 120.2 121.0 120.2 ポルトガル 60.2 72.8 103.1 110.8 115.8 英国 54.5 61.4 93.6 101.1 107.0 OECD合計 69.8 76.3 97.6 102.4 105.4 ベルギー 113.7 95.9 100.7 100.7 100.4 フランス 65.6 75.7 94.1 97.3 100.0 米国 75.8 78.1 92.7 95.6 96.5 トルコ 45.1 46.4 82.4 88.5 93.3 カナダ 82.1 71.6 84.2 85.9 88.0 ドイツ 60.4 71.2 87.0 87.3 86.9 オーストリア 71.1 70.9 78.6 80.0 81.6 ハンガリー 60.8 68.5 85.6 79.8 80.8 オランダ 63.9 60.7 71.4 74.3 75.2 スペイン 66.5 50.4 66.1 73.6 74.8 イスラエル 84.5 93.5 76.1 73.5 70.1 ポーランド 45.4 54.7 62.4 65.6 66.3 フィンランド 52.5 48.4 57.4 62.7 66.1 デンマーク 60.4 45.9 55.5 57.1 60.0 スロベニア .. 33.9 47.5 52.9 56.5 ニュージーランド 36.9 26.9 38.7 45.8 52.0 ノルウェイ 32.7 47.9 49.5 56.1 51.2 スロバキア共和国 57.6 39.1 44.5 48.7 51.2 チェコ共和国 .. 34.3 46.6 49.3 50.8 スウェーデン 64.3 60.8 49.1 45.4 41.1 スイス 52.4 56.4 40.2 38.7 37.0 韓国 .. 24.6 33.9 33.3 33.4 豪州 24.6 16.1 25.3 29.3 30.9 ルクセンブルグ 9.2 7.6 19.7 20.5 23.9 エストニア 9.4 8.2 12.1 15.2 19.2 出所: OECD 2011年7月時点

財政赤字の対GDP比

2000年 2005年 2010年 2011年 2012年 米国 1.5 -3.3 -10.6 -10.1 -9.1 日本 -7.6 -6.7 -8.1 -8.9 -8.2 アイルランド 4.8 1.6 -32.4 -10.1 -8.2 英国 3.7 -3.3 -10.3 -8.7 -7.1 ギリシャ -3.7 -5.3 -10.4 -7.5 -6.5 ニュージーランド 1.8 4.7 -4.6 -8.5 -5.8 OECD合計 0.1 -2.8 -7.7 -6.7 -5.6 フランス -1.5 -3.0 -7.0 -5.6 -4.6 ポルトガル -2.9 -5.9 -9.2 -5.9 -4.5 スペイン -1.0 1.0 -9.2 -6.3 -4.4 スロベニア -3.7 -1.5 -5.6 -5.6 -4.1 スロバキア共和国 -12.3 -2.8 -7.9 -5.1 -4.0 ポーランド -3.0 -4.1 -7.9 -5.8 -3.7 カナダ 2.9 1.5 -5.5 -4.9 -3.5 ハンガリー -3.0 -7.9 -4.2 2.6 -3.3 オーストリア -1.9 -1.8 -4.6 -3.7 -3.2 デンマーク 2.2 5.0 -2.9 -3.8 -3.0 トルコ .. .. -4.6 -3.3 -3.0 欧州全域 -0.1 -2.6 -6.0 -4.2 -3.0 イスラエル -4.0 -4.9 -5.0 -3.7 -2.9 ベルギー -0.1 -2.8 -4.2 -3.6 -2.8 チェコ共和国 -3.7 -3.6 -4.7 -3.8 -2.8 イタリア -0.9 -4.4 -4.5 -3.9 -2.6 オランダ 2.0 -0.3 -5.3 -3.7 -2.1 エストニア -0.2 1.6 0.1 -0.5 -1.7 豪州 0.4 1.2 -5.9 -2.8 -1.4 アイスランド 1.7 4.9 -7.8 -2.7 -1.4 ドイツ 1.3 -3.3 -3.3 -2.1 -1.2 フィンランド 6.8 2.5 -2.8 -1.4 -0.6 ルクセンブルグ 6.0 0.0 -1.7 -0.9 0.0 スイス 0.1 -0.7 0.5 0.6 0.9 韓国 5.4 3.4 0.0 0.5 1.3 スウェーデン 3.6 1.9 -0.3 0.3 1.4 ノルウェイ 15.4 15.1 10.5 12.5 11.9 出所: OECD 2011年7月時点

世界各国の政府債務と財政赤字の対GDP比

日本全体の債務残高は1142兆5604億円(8月14日時点)

(13)

各国政府に共通した悩み

過去に借金をした返済を行わなければならない

そのためには増税措置や、緊縮財政を行う必要がある

選挙を前に、国民の反発を伴う緊縮財政や増税は、政治家として行い難い

選挙民の反対を押し切って緊縮財政を行うと、

個人消費が冷え込み、景気の回復が遅れる。

(14)

金価格が高くなるもう一つの理由

インドと中国における金需要が旺盛である。

インド

中国

世界的に強い需要と限られた供給

World Gold Councilのレポートに

よれば、インドの金需要は、2020年

までに1200トン以上、約2.5兆イン

ドルピー(約4兆8,250億円)に上る

という。

2010年におけるインドの金購入量

は963.1トン世界の32%。

インドは、家庭内に世界1の巨額な

金を保有しており、その量はおよそ

18000トン。インドの経済成長率は

2010年~15年にかけて10%、

2020年までは少しスローダウンする

が、平均年率8.4%のGDP成長率と

なる。

インドの収入増、貯蓄増を考慮す

ると今後10年間で年率3%の金の需

要増が見込まれるという。

(15)

金の供給はスクラップに依存している。

(16)

ただ、金の実需は、それほど伸びているわけではない

金の需要量は、目に見えて増えているわけではない。金は加工しても退蔵しても世の中

から消えて無くなることはない。リサイクルもされており、鉱山から掘り出された分だけ

地上在庫として残る。有史以来の地上在庫は16万500トンと言われている。

(17)

金の需要と供給

単位:トン 09年第1 四半期 09年第2 四半期 09年第3 四半期 09年第4 四半期 10年第1四 半期 10年第2四 半期 10年第3四 半期 10年第4四 半期 11年第1四 半期 前期比 (トン) 前年同期比 (トン) 前期比 (%) 前年同期比 (%) 供給 鉱山生産 589 640 684 677 620 656 709 704 664 ▲40 44 6% 7% ネット生産者ヘッジ ▲31 ▲97 ▲109 ▲19 19 ▲56 ▲47 ▲10 37 9 -19% -47% 鉱山供給合計 588 609 587 568 602 674 653 657 654 ▲3 52 8% 9% 公的売却 62 ▲9 ▲10 ▲10 ▲59 ▲14 ▲23 20 ▲129 ▲149 ▲70 -350% 119% スクラップ 610 374 303 408 369 444 377 455 348 ▲107 ▲21 -5% -6% 供給合計 1,260 974 880 967 912 1,104 1,007 1,132 872 ▲260 ▲40 -4% -4% 09年第1 四半期 09年第2 四半期 09年第3 四半期 09年第4 四半期 10年第1四 半期 10年第2四 半期 10年第3四 半期 10年第4四 半期 11年第1四 半期 前期比 (トン) 前年同期比 (トン) 前期比 (%) 前年同期比 (%) 需要 宝飾品 370 455 515 473 546 418 541 512 576 64 30 13% 5% 工業用・歯科用 88 102 107 113 114 116 120 116 114 ▲2 -2% 加工用需要小計 458 558 622 586 660 534 661 628 690 62 30 10% 5% 金塊・コイン需要 ▲319 79 106 107 145 ▲140 113 149 366 217 221 145% 152% ETF等 465 68 42 42 5 291 39 4 ▲56 ▲60 ▲61 -1656% -1220% 投資需要小計 146 147 148 149 150 151 152 153 154 1 4 1% 3% 需要合計 1,070 836 875 837 906 1,107 1,002 957 1,000 43 94 4% 10% 09年第1 09年第2 09年第3 09年第410年第1四10年第2四10年第3四10年第4四11年第1四 前期比 前年同期比 前期比 前年同期比

(18)
(19)

金価格の結論

金価格は、調整安になると思う。

なぜなら、欧州のソブリンリスクも米国の債務上限問題も一段落したからだ。

こうした問題にはすでに新鮮さが無く、価格に織り込み済みと思われる。

ファンドの建て玉(CFTC:米国商品先物取引委員会)が毎週金曜日に発表す

るその週の火曜日までのOptionを含む建て玉表の中でNon

Commercialのポジ

ション)が過去最高水準のネット買い残となっている。

また、中国やインドの現物金取引市場では、おそらく金塊取引が停滞していると

思われる。なぜなら彼らにとって金価格が高過ぎるからだ。安くなるのをじっと

待つ姿勢に転換していると想像される。

従って、余りに高過ぎる金価格は調整されるだろう。

(20)

銀価格の推移と今後の予想

19世紀前半、ビーダーマイヤー期にウィーンのマイスター、ヨゼフ・キューン(1829没)が手がけた

銀食器

ローズのティーポット。

(21)

NY銀価格は今年の4月、1980年以来の高値をつけた。

(22)

銀の供給

銀の供給は、鉱山生産が7割、

スクラップが2割、供給は毎年2%

で伸びている。

(23)

銀の需要は、工業用途が46%、投資

需要はコインメダルと合わせると

(24)

銀の工業用途需要の伸びは年率平

均4%で、2009年落ち込んだ分

だけ2010年は回復しているが

2008年の水準までは戻っていな

い。

投資用需要やコインメダルは急激

に増加している。

(25)

単位:トン

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

鉱山生産

18,855

18,472

18,556

19,066

19,822

19,959

20,696

21,209

22,342

22,889

政府保有銀売却

1,960

1,841

2,759

1,925

2,050

2,442

1,322

899

482

1,393

スクラップ

5,879

6,106

6,034

6,071

6,177

6,323

6,190

6,025

5,860

6,687

鉱山会社のヘッ

588

0

0

299

858

0

0

0

0

1,900

投資の売却

0

588

50

0

0

0

0

0

0

0

供給合計

27,281

27,007

27,402

27,362

28,911

28,724

28,211

28,133

28,684

32,870

年平均

前年比

-1%

1%

0%

6%

-1%

-2%

0%

2%

15%

2%

単位:トン

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

工業用途

10,877

11,051

11,459

12,049

13,430

14,127

15,275

15,325

12,560

15,160

写真フィルム

6,628

6,354

6,000

5,561

4,986

4,423

3,658

3,151

2,467

2,261

宝飾品

5,421

5,253

5,574

5,437

5,406

5,173

5,085

4,924

4,942

5,194

銀食器

3,300

2,597

2,610

2,090

2,103

1,897

1,820

1,776

1,810

1,565

コインメダル

949

983

1,110

1,319

1,244

1,238

1,235

2,034

2,457

3,151

加工品合計

27,172

26,236

26,752

26,457

27,172

26,858

27,069

27,206

24,236

27,334

投資需要

112

0

0

905

1,739

1,655

389

566

3,754

5,536

需要合計

27,281

27,007

27,402

27,362

28,911

28,724

28,211

28,133

28,684

32,870

年平均

前年比

-1%

1%

0%

6%

-1%

-2%

0%

2%

15%

2%

ロンドンフィキ

銀の需給

(26)

銀価格の結論

銀は、巷で言われるような、需要がどんどん増えているという状況はない。

銀の工業用途が増えているというのは、間違いではないが、量的に寄与する程の

需要増は見受けられない。つまり、太陽熱発電とか、消臭剤とか、ハンダ等の半

導体向け等の需要は、需要分野の拡がりはあるが、トン単位の量的拡大にはなっ

ていない。

ただし、そうしたことが、まことしやかに噂されれば、前回のように銀価格は50

ドル近くに、ハント兄弟が買い占めした時のような値上がりがあることもある。

ただ、事実に基づかない噂話は、2度目はなかなか盛り上がらないだろう。

銀は、プラチナ同様、金の金融資産としての価値の側面を持ち、同時に工業用素

材としての有用性を併せ持つ商品である。

プラチナがもっぱら自動車需要の伸びに需要が比例するのに対し、銀は接点等電子

部品向けが多い。それらの需要分野が景気が回復して需要が伸びる兆候が出れば、

価格が上昇することも考えられる。

今後景気の回復が本格化すれば、金融資産としての価値と共に銀価格が上昇する

可能性は無いとは言えないが、今のところ景気が悪いことの方が重い。

(27)
(28)

28

プラチナの供給

プラチナの生産国は限られている。南アフリ

カが約8割、ロシアが14%。

プラチナの用途は自動車触媒が34%を占め

る。地域別では欧州が27%であるが、これ

はディーゼル車が多いため。2位は中国だが、

これはプラチナ宝飾品需要が伸びてきたため。

出所:

Jhonson Mattehy社

(29)
(30)

30

単位:トン 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 供給 南ア 127.5 138.4 144.0 155.8 159.1 164.7 157.7 140.4 144.2 144.2 ロシア 40.4 30.5 32.7 26.3 27.7 28.6 28.5 25.1 24.4 25.7 北米 11.2 12.1 9.2 12.0 11.3 10.7 10.1 10.1 8.1 6.5 ジンバブエ - - - - 4.8 5.1 5.3 5.6 7.2 8.7 その他 3.1 4.7 7.0 7.8 3.6 3.3 3.7 3.6 3.6 3.4 供給合計 182.3 185.7 192.8 201.9 206.5 212.4 205.3 184.8 187.4 188.5 需要 自動車触媒 78.4 80.6 101.7 108.6 118.1 121.5 128.9 113.7 68.0 97.2 化学 9.0 10.1 10.0 10.1 10.1 12.3 13.1 12.4 9.0 13.8 電子 12.0 9.8 8.1 9.3 11.2 11.2 7.9 7.1 5.9 6.8 ガラス 9.0 7.3 6.5 9.0 11.2 12.6 14.6 9.8 0.3 10.7 投資 2.8 2.5 0.5 1.4 0.5 -1.2 5.3 17.3 20.5 20.2 宝飾品 80.6 87.7 78.1 67.2 76.6 68.2 65.6 64.1 87.4 75.1 医療環境 - - - - 7.7 7.8 7.2 7.6 7.8 7.9 石油 4.0 4.0 3.7 4.7 5.4 5.6 6.5 7.5 6.5 5.3 その他 14.5 16.8 14.6 14.6 7.0 7.4 8.2 9.0 5.9 7.9 需要合計 210.3 218.8 223.2 224.9 247.8 245.4 257.3 248.5 211.3 245.1 リサイク リング 自動車触媒 -16.5 -17.6 -20.1 -21.5 -24.0 -26.8 -29.1 -35.1 -25.8 -33.7 電子 - - - - 0.0 0.0 0.0 -0.2 -0.3 -0.3 宝飾品 - - - - -15.5 -17.2 -20.4 -21.6 -17.6 -23.2 リサイクリング合計 -16.5 -17.6 -20.1 -21.5 -39.5 -44.0 -49.5 -56.9 -43.7 -57.2 ネット需要合計 193.8 201.2 203.1 203.4 208.3 201.4 207.8 191.6 167.6 187.9 在庫変動 -11.5 -15.6 -10.3 -1.6 -1.8 11.0 -2.5 -6.8 19.8 0.6

プラチナの需給

2010年のプラチナの供給は188.5トン、需要も約187.9トン、需給はほぼ

バランスしている。

出所:

Jhonson Mattehy社

(31)

プラチナ価格が金よりも安くなったのは、

NY金価格

NYプラチナ価格

(32)

プラチナの価格は、一つには金価格に引きずられ、金融不安等により安全資産投

資が増えると、金や銀と共にプラチナも買われる。

しかし、需要分野の3割強が自動車触媒向けであり、景気の動向や自動車需要の動

向に価格が左右されるところは、原油価格と似ている。

NYプラチナ市場は小さく、日本の方が大きい程である。

NYプラチナ価格はファンドの買い残の動向と価格との相関性が強くなっている。

中国の自動車需要は昨年上半期は前年比36%の伸びを示したが、今年はその10分

の1の伸びに留まっている。

金とプラチナ価格が逆転したのは、2年8ヶ月ぶりであるが、2008年は1日だけ

だった。常態としては、プラチナ価格は金価格を上回っている。上場以来、プラ

チナ価格が金価格を上回るのは13%であった。

プラチナ価格の結論

実際のプラチナの需要は、欧州の自動車需要に関連する。なぜなら、ディーゼル車

に多く使われているためだ。

今後景気が回復して自動車需要が復活すれば、プラチナ価格は上昇するだろう。

未来の自動車でディーゼル車がどの位置を占めるかも関係してくる。

(33)

このことは、プラチナと銀の価格は景気の動向

金・銀・プラチナの比較

投資用と工業用の割合

工業用が一番多いのは、プラチナで6割、銀が

5割、金は1割。

投資用は宝飾品も投資用と考えれば、

金が9割、銀が5割、プラチナ4割となる。

(34)

金・銀・プラチナの比較

ファンドの建て玉と価格

NY金

NY銀

NYプラチナ

2005年

0.76

0.77

0.79

2006年

-0.19

-0.35

0.01

2007年

0.89

0.65

0.60

2008年

0.89

0.92

0.11

2009年

0.93

0.91

0.87

2010年

0.55

0.04

0.86

2011年

0.76

-0.06

0.76

金に比べて、ファンドの建て玉は銀やプラチナは圧倒的に少ない。

2007年~9年は金はファンドの建て玉と価格の相関関係が非常に

高かった。2010年は低くて無相関になっていたが、2011年は

2009年程ではないが、少し関係が強くなっている

銀は2010年以降ファンドはほとんど価格を動かしていない。

プラチナは2009年~11年まで、比較的ファンドのネット買い残と

価格が相関している。

(35)

金価格は、投資用需要の動向によって動かされている。一方、銀とプラチナは、

投資用需要や金価格の動向に影響は受けるものの、景気の動向等工業用途需要の

動向にも大きな影響を受けている。

銀価格は、この2年ファンドは関与していない。つまり、今年の50ドル相場は

一般大衆投資家が作り上げたものである。

プラチナに対するファンドの建て玉は少ないが、影響は大きい。

金・銀・プラチナ価格比較の結論

金に対するファンドのネット買い残の動向は、金価格に大きな影響を及ぼしている。

(36)

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