キリンの成長戦略 2014年11月_神戸

(1)

2014年11月

キリンの成長戦略

キリンホールディングス株式会社

ＩＲ室

(2)



キリングループの概要・沿革



長期経営構想

KV2021 と

第1ステージ 2013年-2015年中期経営計画



各事業の取組み



個人投資家の皆様へ

本日のご説明内容

(3)

3 

キリングループの概要・沿革



長期経営構想

KV2021 と

第1ステージ 2013年-2015年中期経営計画



各事業の取組み



個人投資家の皆様へ

本日のご説明内容

(4)



商号

キリンホールディングス株式会社



設⽴年⽉⽇

1907年（明治40年）2⽉23⽇



資本⾦

1,020億円



単元株式数

100株

（2014年4⽉に1,000株から引き下げ）



本社所在地

東京都中野区中野4-10-2



従業員数

39,922⼈



グループ会社数

連結⼦会社:236社、持分法適⽤関連会社:15社

⽇本綜合飲料事業

海外綜合飲料事業

医薬･バイオケミカル事業

キリン

・キリンビール

・キリンビールマーケティング

・キリンビバレッジ

ライオン（豪州）

ブラジルキリン

キリンホールディングスシンガポール

インターフード（ベトナム）

サンミゲルビール

※

_{（フィリピン）}

協和発酵キリン

他

（従業員数・グループ会社数は2013年末現在）

キリングループの概要

(5)

5 １８８５年

１８８８年

１９０７年

１９６３年

１９８４年

１９９８年

２００６年

２００７年

２００８年

２００９年

２０１０年

２０１１年

２０１３年

ジャパン・ブルワリー社が横浜に設⽴される（麒麟⻨酒の前⾝）。

のちに同社重役となる貿易商⼈トーマス・グラバー⽒の尽⼒により、

岩崎彌之助（三菱社社⻑）をはじめ９⼈の⽇本⼈が株主となる

ドイツ⾵ラガービールを「キリンビール」として発売

ジャパン・ブルワリー社の経営を引き継ぎ、

麒麟⻨酒株式会社が創⽴

⾃動販売サービス株式会社（現キリンビバレッジ株式会社）設⽴

「⻑期経営ビジョン」を策定医薬事業等への進出を⽬指し、多⾓化の⽅針を明確に

ライオンネイサン社（現ライオン）へ資本参加

メルシャン社を連結⼦会社化

⻑期経営構想「キリン・グループ・ビジョン2015（KV2015）」発表

従来の延⻑線上にとどまらない⾶躍的な成⻑の実現にむけ、事業基盤の拡⼤と国際化を推進

「キリンホールディングス株式会社」に商号を変更（純粋持株会社制に移⾏）

協和発酵⼯業社に資本参加

ナショナルフーズ社（現ライオンデアリー＆ドリンクス）を完全⼦会社化

協和醗酵⼯業社とキリンファーマ社が合併し、協和発酵キリン社発⾜

協和発酵バイオ社設⽴

サンミゲルビール社に資本参加

ライオンネイサン社を完全⼦会社化し、ナショナルフーズ社と統合し、ライオン社に社名変更

キリンホールディングスシンガポール社を設⽴

華潤麒麟飲料社を設⽴

スキンカリオール社（現ブラジルキリン社）を買収

⻑期経営構想「キリン・グループ・ビジョン2021（KV2021）｣発表

国内綜合飲料の統括会社として、キリン社を設⽴

創業からの歩み

横浜｢山手｣にあった明治40年頃の

横浜山手工場

(6)

オセアニア

• ナショナルフーズ取得(2007)

• デアリーファーマーズ取得(2008)

アジア

• サンミゲルビール株式取得（2009）

• フレイザー・アンド・ニーヴ株式取得

（

2010）

• 華潤創業との飲料合弁会社設立

（

2011）

• インターフード株式取得（2011）

ブラジル

・スキンカリオール取得

(2011年)

日本

• 純粋持株会社へ移行(2007)

• キリンビバレッジ(2006),メルシャン(2010)

完全子会社化

• キリンビールマーケティング設立(2012)

• キリン株式会社設立（2013)

• 協和発酵キリン発足(2008)

長期経営構想

KV2015の軌跡(2006～2012年)

(7)

7 連結売上高

(外)

22,545億円

連結営業利益

(内)

1,428億円

海外綜合飲料

6,852

億円

売上

306 億円

営業利益

医薬・バイオケミカル

3,313

億円

売上

543 億円

営業利益

事業別業績内訳（

2013年度）

日本綜合飲料

11,801

億円

売上高

621 億円

営業利益

(8)

 キリングループの概要・沿革



長期経営構想

KV2021 と

第1ステージ 2013年-2015年中期経営計画

 各事業の取組み

 個人投資家の皆様へ

本日のご説明内容

(9)

9 事業環境の変化

⾃社の状況



予想を上回る市場の成熟化と商品の低価格化



不透明な経済環境の継続、国際的な投資機会の減少



お客様の⽣活スタイル、社会の価値観の多様化



国内外にバランスの良い事業構成を構築



国際化によるステークホルダーの多様化



⼤型企業買収の実施による財務柔軟性の低下



グループ中核の国内酒類・飲料事業の成⻑停滞

キリン・グループ・ビジョン

2021（KV2021 ）

KV2015で獲得した国内外の事業基盤＋学習→成果を着実に示すステージへ

⇒

改めて長期的な視点で“キリングループの目指す姿”を明確化

⻑期経営構想策定の背景

(10)

オーガニック成長

により持続的に企業価値を向上させる

～各エリアの自律的な成長

深い洞察と革新

オーガニック成長

KV2021の経営モデル

企業価値向上

～成果を生み出す

持続的成長

～成長と投資の好循環

(11)

11 ﾌﾘｰｷｬｯｼｭﾌﾛｰ

4,000億円以上

 一株あたり利益

※

_の

成長に応じた増配

 配当性向30%

株主還元の充実

財務柔軟性向上のた

め、

着実に負債返済を

進める

自己株式取得を含む追加的

株主還元施策も検討

有利子負債削減

前中計より増加させ

7,000億円以上

営業キャッシュフロー

約3,000億円

(戦略成長投資を含まない)

投資キャッシュフロー

※

特別損益等の非経常項目を除外し、より実質的な収益力を反映させるための調整をしています。

「株主還元の充実」と「財務柔軟性の向上」を財務方針とする

キャッシュフローの配分

2013年-2015年財務戦略

(12)

 キリングループの概要・沿革

 長期経営構想

KV2021 と

第1ステージ 2013年-2015年中期経営計画



各事業の取組み

 個人投資家の皆様へ

本日のご説明内容

(13)

■日本綜合飲料事業

(14)

主要ブランド

カテゴリー

ポジション

2013年販売数量

一番搾り

ビール

No.2

3,310万箱

（大びん×20本）

淡麗

発泡酒

No.1

4,080万箱

（大びん×20本）

のどごし

新ジャンル

No.1

4,350万箱

カテゴリー別販売数量

(2013年)

発泡酒

ビール

新ジャンル

日本茶

紅茶

烏龍茶

コーヒー

果実・野菜飲料

炭酸

ﾐﾈﾗﾙ

ｳｫｰﾀｰ

その

他

炭酸

紅茶

その他

世界のＫ

i

ｔｃｈｅｎからソルティライチ

「塩とフルーツ」の新カテゴリー

午後の紅茶

紅茶飲料

No.1

※

キリンメッツコーラ

健康機能性コーラ飲料

トクホコーラカテゴリー

No.1

※

キリンビバレッジ

24%

8%

12%

17%

10%

15%

13%

1%

主力ブランド

キリンビール

35.2%

5,310万ケース

27.3%

4,120万ケース

37.4%

5,640万ケース

※食品マーケティング

研究所調べ

(15)

15 ⽇本綜合飲料 2014年通期業績予想

（単位億円）

_通期予想

2014年

_通期実績

2013年

通期予想対前年増減

売上⾼

11,520

11,801

△281

△2.4%

キリンビール

_6,926

_7,291

_△365

_△5.0%

キリンビバレッジ

_3,505

_3,535

_△30

_△0.9%

メルシャン

₆₈₈

₆₇₀

₁₈

_2.7%

その他・内部取引消去

₄₀₀

₃₀₄

₉₅

_31.4%

営業利益

485

621 △136

△21.9%

キリンビール

₄₂₅

₅₁₈

_△93

_△18.0%

キリンビバレッジ

_△31

₁₇

_△49

_△287.8%

メルシャン

₅

₃

₁

_46.1%

その他

₈₆

₈₁

₄

_5.6%

(16)

新市場開拓に向けての価値創造

キリンの技術力から生まれた新ブランドにて新市場を開拓していく

新しいビール文化の創造

限られた知識豊富なビール好きだけではなく、

日常の食生活の中の豊かな時間を大切にするすべての人へ。

“新次元の

クラフトビール

”

“未知のビール体験”

“ビールが結ぶ人の絆”

・個性と飲みやすさがバランスしたビール

・カテゴリーの枠を外れた自由な発想で

つくったビール

・自分好みにアレンジしたビール

業務資本

提携も発表

■2014年9月～順次プロトタイプを限定発売→現在全て完売

オンライン限定販売で、商品づくりにお客様の声を反映

ブランド名の由来は日本で

最初に商業的に成功したビー

(17)

新市場開拓に向けての価値創造

キリンの技術力から生まれた新ブランドにて新市場を開拓していく

「世界⼀おいしい飲みもの」を、つくる。

〜ひと⽬⾒て、ちがう〜

〜ひと⼝飲んで、わかる〜

キリンの品質本位を極限まで追い求めたハイグレード・ラインナップ

17 販売絶好調

(18)

(19)

■海外綜合飲料事業

(20)

海外綜合飲料事業の成長

5,770億円

6,852億円

7,070億円

300億円

306億円

276億円

自律成長により成果を創出し、グループの成長を牽引

30 60 90 120 150 180 210 240 270 300 330 360 390 420 450 480 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000

売上高

(21)

21 （1）オセアニア事業

－ライオン社－

0 1000 2000 3000 4000 5000 6000 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 _2014予酒類飲料

（百万豪ドル）

＜売上高の推移＞

ビール事業から綜合飲料事業へ



1998年、豪州でビール

事業を行う旧ライオン

ネイサン社に資本参加



2009年10月、旧ライオンネイサンを

完全子会社化しナショナルフーズと統合

（翌年「ライオン」へと社名を変更）

総合飲料会社へ進化



2007年、豪州で

乳業･果汁飲料事業

を行うナショナル

フーズ社他を取得

(22)

成長分野・高付加価値商品を中心とした売上拡大と

収益性向上への取り組み

（１）オセアニア事業持続的成長の実現に向けて

基盤ブランドの強化

成長カテゴリーの強化

高付加価値商品の強化

収益性の向上

フォーエックス・ゴールド

No.1

豪州ビール市場

需要が拡大する輸入

高価格ビールやクラ

フトビールにおいて

更に存在感を高める

乳飲料、高価格

ヨーグルト等の

一層の強化

・生産拠点最適化による製造

原価の改善

・事業構造の抜本的見直し

酒

類

飲

料

(23)

23 （

2）ブラジル事業

－ブラジルキリン社－



2011年11月に旧スキンカリオール社（現ブラジルキリン）を100％子会社化。

※ビール市場シェア

約

15％（ブラジル２位）

※炭酸飲料市場シェア約5％（ブラジル３位）



キリングループの強み（技術力、市場調査・マーケティング力、商品開発力）を生か

すことにより、成長市場において、既存ブランドの育成や付加価値のある新商品投入

に取り組み、同社のさらなる成長を推進

2011年11月

社名変更イベントの様子

(24)

引き続き、伸⻑する市場での売上増を⽬指すとともに、

収益⼒の向上を図る

ストロングNo.2の地位確⽴に向けて

強い収益構造への転換に向けた取り組みを開始

調達・製造・物流・販売の各⼯

程における改善による低コスト

運営の実現

商品ミックス改善

ブラジル全⼟における

お客様接点の拡⼤

(25)

25 中国

・飲料事業：華潤麒麟飲料（大中華）により全国規模の

綜合飲料プラットフォームを構築し、飛躍

的な成長を実現する

・ビール事業：収益基盤の安定とキリンブランド事業の

持続的成長を実現する

華潤麒麟飲料（大中華）有限公司

麒麟（中国）投資有限公司

Siam Kirin Beverage（タイ）

Interfood（ベトナム）

東南アジア

（除フィリピン）

_{San Miguel Brewery（フィリピン）}

・最適なブランドポートフォリオを

通じて、国内ビール市場における

圧倒的優位な地位を継続的に確保

する

フィリピン

その他海外綜合飲料事業

Kirin Holdings Singapore

• Kirin Holdings

Singaporeを中心に、ベト

ナム、タイの既存事業基盤

を活用し、東南アジアでの

更なる事業拡大を目指す

北米

欧州

フラッグシップブランドとして、

アメリカ・欧州・アジアを中心に

世界40か国以上で販売中

(26)

医薬・バイオケミカル事業協和発酵キリン

腎カテゴリー

糖尿病・高血圧

含む

免疫・

アレルギー

カテゴリー

花粉症等

がん

カテゴリー

中枢

カテゴリー

(27)

社会と共に成長する経営

－ＣＳＶ

: Creating Shared Value －

地域とのつながり

復興応援

キリン絆プロジェクト

サッカー応援

キリン⾷⽣活⽂化

研究所

キリンプラス・アイ

知る・楽しむ

お酒と健康

環境への取り組み

スリランカフレンドシップ

プロジェクト

芸術⽂化⽀援活動

品質への取り組み

Table of Dreams

夢の⾷卓

多様性の尊重

27 〜事業活動を通じた、社会課題解決への取り組みを推進しています〜

(28)

社会と共に成長する経営

－ＣＳＶ

: Creating Shared Value －

〜地域との取り組み：兵庫県での取り組み〜

平成26年1月14日兵庫県とキリンとの

連携と協力に関する協定の締結

~締結式～

兵庫県知事井戸敏三

キリンビールマーケティング

(株)

具体的連携事項項目

１青少年の健全育成に関すること

２地域の安全・安心に関すること

３子育て支援・家庭応援に関すること４男女共同参画社会づくりに関すること

５健康増進・食育に関すること

６高齢者・障害者支援に関すること

７観光振興に関すること８兵庫県産品の活用と知名度の向上に関すること

９環境問題に関すること

１０地域との連携に関すること

１１その他、県政情報の発信や地域社会の活性化、

住民サービスの向上に関すること

夏の交通事故防止運動

兵庫県産ご当地カクテル

(29)

29  キリングループの概要・沿革

 長期経営構想

KV2021 と

第1ステージ 2013年-2015年中期経営計画

 各事業の取組み



個人投資家の皆様へ

本日のご説明内容

(30)

12.00

13.50

14.50

17.00

21.00

23.00

25.00

27.00

29.00

36.00

38.00 2013年

2014年（目標）

一株当たり利益

※

_122円

_117円

年間配当金額

36.00円/株

38.00円/株（前年＋2円）

※

特別損益等の非経常項目を除外し、より実質的な

収益力を反映させるための調整をしています。

（一株当たり利益

※

_{に対する配当性向30％）}

株主還元の充実

年間配当額は38.00円／株（＋2円）を予定

(31)

31 

実施時期：毎年１回（お申込み：3月～4月、お届け：4月～6月）



対象

：12月末時点における単元株主様

株主優待制度

2014年12月末株主様ご優待品ラインアップ（予定）

※

（※ご希望のご優待品を一つお選び頂きます。内容は変更になる可能性がございます）

キリンの成長戦略 2014年11月_神戸

2014年11月

キリンの成長戦略

キリンホールディングス株式会社

ＩＲ室



キリングループの概要・沿革



長期経営構想

KV2021 と

第1ステージ 2013年-2015年中期経営計画



各事業の取組み



個人投資家の皆様へ

本日のご説明内容

3



キリングループの概要・沿革



長期経営構想

KV2021 と

第1ステージ 2013年-2015年中期経営計画



各事業の取組み



個人投資家の皆様へ

本日のご説明内容



商号

キリンホールディングス株式会社



設⽴年⽉⽇

1907年（明治40年）2⽉23⽇



資本⾦

1,020億円



単元株式数

100株

（2014年4⽉に1,000株から引き下げ）



本社所在地

東京都中野区中野4-10-2



従業員数

39,922⼈



グループ会社数

連結⼦会社:236社、持分法適⽤関連会社:15社

⽇本綜合飲料事業

海外綜合飲料事業

医薬･バイオケミカル事業

キリン

・キリンビール

・キリンビールマーケティング

・キリンビバレッジ

ライオン （豪州）

ブラジルキリン

キリンホールディングスシンガポール

インターフード（ベトナム）

サンミゲルビール

（フィリピン）

協和発酵キリン

他

（従業員数・グループ会社数は2013年末現在）

キリングループの概要

5

１８８５年

１８８８年

１９０７年

１９６３年

１９８４年

１９９８年

２００６年

２００７年

２００８年

２００９年

２０１０年

２０１１年

ライオン（豪州）

_{（フィリピン）}

「⻑期経営ビジョン」を策定医薬事業等への進出を⽬指し、多⾓化の⽅針を明確に

ナショナルフーズ社（現ライオンデアリー＆ドリンクス）を完全⼦会社化

キリンホールディングスシンガポール社を設⽴

日本