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特集「情報爆発時代におけるIT基盤技術」の編集と査読,編集における「べからず集」の実践にあたって

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Academic year: 2021

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(1)情報処理学会論文誌. Vol. 52. No. 12. 3238 (Dec. 2011). 画期的な位置付けとなった.一方,論文誌ジャーナル/JIP 編集委員会では,論文執筆およ. 特集「情報爆発時代における IT 基盤技術」の編集と 査読,編集における「べからず集」の実践にあたって 喜 連 川. 優†1. 横. 田. 治. 夫†2. び査読・編集作業の質を高めるための一環として,査読者,メタ査読者のするべきこと,す るべきでないことをまとめた「べからず集」をかねてより策定してきた.今回,本特集号編 集委員会において,その「べからず集」の初の試用も行うこととした.そのような理由から, 論文誌ジャーナル/JIP 編集委員会の前・現委員長が本特集号編集委員会に加わり,全面的に タイアップする体制をとった.「べからず集」を利用することで,査読者,メタ査読者とも に査読基準にこれまで以上の共通認識が得られたという意見が寄せられた.その結果,第一 回判定では,積極的な論文改善に向けた条件とともに,70 件が条件付採録となった.中には. 人類によって創出される情報量は日々爆発的に増大していることが明らかになりつつあ る.このような情報爆発時代においては,(1) 爆発する大量で多様な情報から真に必要とす る情報を効率良くかつ偏りなく安心して取り出すことを可能とする技術,(2) 大量の情報を. 厳しめの条件も多数あったが,多くの著者がそれらの条件に積極的に対応し,わずか 5 件の 取り下げで,最終的に 55 件(うち英文 16 件)の大変有用な論文を採録することができた. 最後に,本特集の編集にあたり,多数の論文をご担当され,「べからず集」にもご対応い. 管理する大規模な情報システムを安定・安全に運用するための新しいサステナブルな技術,. ただく等,多大なご尽力をいただいた幹事,編集委員,査読委員の皆様,招待論文をご執筆. ならびに,(3) 人間とのしなやかな対話により誰もが容易に情報を利活用できるようにする. いただいた皆様,さらにご投稿していただいた方々に深謝する次第である.. 技術,さらに,(4) 多様な情報を活用した先進的な IT サービスを人間社会に受け入れやす くするための社会制度設計,等々の情報学諸分野における様々な先端的手法の研究が望まれ ている.そのような背景のもと,科学研究費特定領域研究「情報爆発」プロジェクトは,平 成 17 年度から 5 年(計画班のみの準備期間を入れると平成 16 年より 6 年)にわたり幅広 く情報学分野全体を対象に,のべ 100 研究グループによって情報爆発時代における先進的 な IT 基盤技術に関する研究を推進し,活発な議論を行ってきた. 本特集では,「情報爆発」プロジェクトでの研究内容を発展させた論文,あるいは同プロ ジェクトに限らず「情報爆発」時代の先端的技法に関連した論文を広く募集した.プロジェ クト終了直後の特集であるため,プロジェクトの成果を中心に,関連する研究成果が集約さ れることで,読者に有益な情報提供が可能と考えた.当初,3 月 20 日を投稿締切りとして いたが,3 月 11 日の大震災後被災地域の研究者からの要望もあり,投稿締切りを 4 月 11 日 に延長した.その結果,当初の予想を上回る 97 件(内 34 件は英文)の投稿があり, 「情報 爆発」プロジェクト外の研究者からも多くの投稿をいただくことができた. これまで本会論文誌ジャーナルの特集は研究会からの提案で企画されてきたが,本特集は, 「情報爆発」プロジェクトを受け,初の研究会とは独立の企画という本会論文誌特集として. 「情報爆発時代における IT 基盤技術」特集号編集委員会. • 編集長 喜連川優(東京大学)特定領域研究「情報爆発 IT 基盤」領域代表, 横田治夫(東京工業大学)論文誌ジャーナル/JIP 編集委員長. • アドバイザ 宗森 純(和歌山大学)前論文誌ジャーナル/JIP 編集委員長. • 幹事(五十音順) 河原達也(京都大学),須藤 修(東京大学), 中野美由紀(東京大学),松岡 聡(東京工業大学). • 編集委員(五十音順) 石川佳治(名古屋大学),江口浩二(神戸大学),大石雅寿(国立天文台), 河野健二(慶應義塾大学),黒橋禎夫(京都大学),後藤玲子(茨城大学), 櫻井康志(NTT),角. 康之(京都大学),田浦健次朗(東京大学),. 建部修見(筑波大学),千葉 滋(東京工業大学),中川裕志(東京大学), 中村聡史(京都大学),原 隆浩(大阪大学),原田達也(東京大学),. †1 東京大学 The University of Tokyo †2 東京工業大学 Tokyo Institute of Technology. 3238. 平田圭二(はこだて未来大学),平山高嗣(京都大学),藤井 敦(東京工業大学), 宮尾祐介(国立情報学研究所),湊. 真一(北海道大学),峯松信明(東京大学),. 森嶋厚行(筑波大学),山本倫也(関西学院大学),山名早人(早稲田大学). c 2011 Information Processing Society of Japan .

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