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山梨大学医学会総創立および山梨医科学雑誌 (Yamanashi Medical Journal: YMJ)創刊 30 周 年記念,まことにおめでとうございます。私は 平成 25 年 4 月に医学部長になってからこれま で約 3 年半の間,医学会会長を務めております が,事務局の長谷川靖子さんには医学会と山梨 大学医師会の両方の事務を兼務していただいて おり,心より感謝申し上げます。医学会は山梨 大学医学部の知の拠点であり,より一層のご活 動を期待しています。 さて,現在の医学会の活動内容について,簡 単にご説明をさせていただきます。 医学会は主として一般会員と賛助会員の年会 費,里仁会からのご寄附などの収入で運営さ れており,現状では経済的に大きな問題は生 じていません。医学会の主な活動は,5 月の総 会と役員会,および YMJ 編集委員会でありま す。5 月の総会では,前年の YMJ 掲載論文の なかから山梨県医師会賞の論文を選考し,山梨 県医師会長にご出席いただいて表彰式と発表会 を行っています。1986 年の創刊の YMJ は今年 で第 31 巻が発行されており,以前は紙媒体で したが世の中の流れと経費削減のために 2015 年からは完全にオンラインジャーナルとなり, ホームページでは過去 31 巻すべてが PDF 化さ れて閲覧可能になっています。これもひとえに 前 YMJ 編集委員長の森石恆司教授,副委員長 の宮澤恵二教授の努力の賜物であり,この場を お借りして感謝申し上げます。 助成事業としましては従来の若手研究者への 奨学金授与以外に,2014 年からは医学部国際 交流基金への助成,医学部リエゾンアカデミー への助成を開始し,また 2015 年からは山梨大 学医学部教官が主催する全国レベルの学術集会 への助成も開始しました。国際交流基金への助 成は海外からの私費大学院留学生への支援であ り,大学院活動の充実に大きく貢献しています。 本医学部独自のシステムである「特進コース (医学生の課外活動としての基礎研究)」が文部 科学省から認められて「基礎医学研究者育成の ためのリエゾンアカデミー」として 2012 年か ら 5 年間の継続的な予算措置がされています が,当初よりも予算が減額されているために医 学会からの助成で基礎研究者育成活動を支援し ています。 2009 年以来,生理学講座第一教室内に間借 りをさせていただいていた事務局は,新病棟第 一期工事が終了した後の 2016 年 7 月に 5 階西 病棟の旧看護師長室に移転しました。5 階病棟 デイルームの隣りで,富士山とヴァンフォーレ 甲府の練習風景が良く見える南向きのお部屋で すが,新病棟第 2 期以降の工事が開始されると 再度の移転が必要となります。 最後になりましたが,本医学会の設立に尽力 された高安久雄初代学長をはじめとした歴代の 学長,医学部長,庶務幹事,会計幹事,YMJ 編集委員長を務めてこられた諸先生方に厚くお 礼を申し上げます。また,YMJ 掲載論文に対 して県医師会として賞を授与してこられた今井 立史 山梨県医師会長および医学会の運営に対 して経済的支援を続けてこられた有井博文 里 仁会理事長にこの機会を借りて深甚の謝意を表 わすとともに,本医学会が今後益々発展するこ とを期待しております。 山梨医科学誌 31(2),27,2016