Japanese Society for the Science of Design
NII-Electronic Library Service Japanese Sooiety for the Soienoe of Design
方 が 次の 時 代の生 活に とっ てどう影 響するの か ?そ こか ら何を学び取るかが 重 要だ
。
発想+思 考の スク リ
ー
ニ ングという場合、
and では な くorなの で は な いか ?そ の ときに、
思考の モー
ド として何が 含ま れる のか が問題 だ。
白谷 :事 象の解 釈の違い におい てすでに創造 的 要 素 が含
ま れ る。K
」法
が そ の例
だe ユ ニー
クな 解 釈か ら 創 造 が 生 まれ る。 佐々木 :学 生の評 価 力 や独 創 力は そのま ま創 造 性と は 言えない。
あり ふれたものへ の 観 察 力、
評 価 力そ して差異を 意 味 する独 創 力 が 必 要。
伸びる 入 は論理 的理解丿丿が必要。
「語る 」 カ。
学 生 に おいて は2
ちゃ ん ね る的 借 物 表現が受けた りする、
創造 性には デ ザ イン的倫 理性が必要。
本 多 :い ろい ろ な もの の組み合わ せか ら新し い も の が生まれ る。 ま ずい ろ い ろな ものを 知っ て い ること が 必 要で、
そこに よい素材
や新
た な方法
を与え るこ と でよい デザ イン が できる。
それ ら は 発 想 を 飛 ばせ る一
リリー
サー
」 と な るn 佐々木 :発 散 的思考か らの スク リー
ニ ングにおいて リ リー
サー
が 必 要。
たまたま出て き た 芽を再認識 (意 識 化〉 させ る (語る)こと が 必 要。
出 ない学 生 を どうする か が問 題 だが。
三村 :KJ
法で は 何 がデー
タ に な り う る か が 問題。
と る に た ら ないデー
タから組み立て て新しい 発想へ も っ て い く、
●KJ
法に よ る ま と め 三村 :い ま ま で 自 分が述べ たこと と、
人 が しゃべ っ た こと か ら触発 さ れ たこ とを 圧縮した一
文で カー
ド に書い てくだ さい。
野口 :そ れ を次回 まで にまと めて今日の議 論を構 造 化します。 以 上 (メ モ書き は 野口 に よ る)3 .
第2
回創造性研究 部 会 例 会 記 録より ●2004
年12
月5
日於 ;北陸先端 大
東 京田町 キャ ンパ ス ●司会 :永井由佳里 (北陸 先端 た)
LO SPLC1へ1
.
ISSt/EOF
jSSD
Vol 12No 320D5 デ ザ イ ン学研究 特 集 号
研 究会前 半は
、
特集 号に論 文 を 寄稿頂いた 以 下の方
々か ら、
その内 容につ い て の解 説をお願い し、
そ の後そ れに関する簡 単な質疑
が行
わ れ た。
森 典 彦 (元 日 本デ ザイン学 会 会 長) 「デザ イン 工学の観 点か ら見 た 創 造 性の問 題に つ いて 田浦 俊春 (神戸 大) : 「設計にお ける概 念 生 成 過程と創造 性」 竹 末 俊 昭 (拓 殖大 ) : 「企 業 内デザ イン組 織におけ る創造 性」廣木 利 昌 (フ リ
ー ・
デ ザイ ナー
) 「型 を 出る、
型を作る」 加 藤 葉 (産 総 研 ) 「知 識創 造 活 動のため のデザ イン 」 (これらの講 演 内 容 につ い ては 本 誌 別 稿 を 参 照 )後 半 は以 ドの パネリス トに よ るパネ ル
・
デT
スカ ッ ショ ン をf
∫っ た。
パネリス ト:Ill
?nt
俊 春 (神 戸 大 )、
松 岡 由彰 (慶 應義 塾 大 )、
五 卜嵐 浩 也 (筑波大 )、
野口尚孝 (北 陸 先端 大 )、
加 藤一
菓 (産 総 研 )、
司会:永井由佳li
(北 陸 先端 大) 田浦 :設 計論と は、
設計と は何か、
人間 はなぜ設 計 する のか といっ たこと を研 究す ることだが、
その中 で創造陸
を考
え る と、
概 念 生 成 とい う視 点か らとら え ること がで きる。
概 念 生 成に は比 喩 的レベ ル、
概 念 合成 (シ ンセ シス)、
空間 融合的レ ベ ル と い う レベ ル が ある。
ア ブダクショ ンや メタフ ァー
もこれに 含 ま れる、
比喩 的レベルでは提 喩 (例え ば牛を食べ る、
とい うの は 牛の 肉 を食べ る というこ とを 示 す)と い う の も ある。
概 念 合成 は 設 計 や デ ザ インに もっ と も 関 係している.
例 えばチョー
クと時 計を組み合わせ てそ こか ら何か新 たな概 念を合成 す る よ う な こ とで ある。
これ は概 念 想 起と は違う レベ ル である。
空 間 融 合は概念 合成の た めに適 切 な 空 間 を考える こ と で あ る。
設計さ れ ること により初めて検 証さ れ る場 含 が ある が、
これ は未 来 予測と し ての 設 計空間 とい う こと ができ る。
森 :概念 合 成 が 重 要 と 言 う が、
合円的 性がデザ イン の特 徴で はない の か ? !チ ョー
ク と 時 計の組 み 合 わ N工 工一
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せ
1
の目的 は 何 か。 ど う やっ てチ ョー
ク と時 計とい う組み 合わせ を思いつ いたのか が問 題 だ。 そ こ に何 か 予測があるのか ? 田浦 :あるとす れ ば 「何 か 面 白い もの 」といっ たこ とだ。
すべ て が合目的的であ る と は 言 え ない。
「 目的」 とか1
新 規 性」は次 元が違う問題だ。
新 規 性はいく ら で も出せ る が、
出 され た ものに意 味がある かどう か は次の問題だ。
廣 木 :A
目的を 考 え る な ら、
型 が重要だ。
ノー
トパ ソコ ンの デ ザイン ではノー
ト とい う 型 が あっ た。
高 梨 :インダク ショ ンー
・アプ ダク シ ョ ン→ デ ィダク ショ ンして結果 を 見る、
とい うプロセスが な け れば だめ なの で は な い か ? チ ョー
ク と時 計は鉛 筆と し て のディダク ショ ン なのか ? 田浦
:アブ ダクショ ンと は何か が問 題だ。
チ ョー
ク と時 計の 単純な組み合わ せ はアブダクショ ンでは な いが、
こ の例 題で 行わ れて い る のは そうい うこと で は ない。
竹 末 :な ぜ 閉じた系で考え るの か ?考え る ときの 空 閻の切 り替 えの きっ か けをチ ョー
ク と時 計で 与える の ではないか ? 田浦
:あ る意味
で そ うだが.
ここ で は タ ネの作
り方
を考えて みよ う と言うのだ。 松 岡 :時 間 的 経 過の問 題 が 入 るの では ないか ? 野口 :チ ョー
ク と時 計の選 択はそこ に何らかの抽 象 化が行
わ れ ること を期
待して い る の では ?市
川の等 価 変換理論もそのよう なこ と を言っ てい るので は ? 田浦 :確かに抽 象化 が 問 題で は あるが、
等 価 変 換理 論は ア ナロ ジー
で あって、
こ こで 言っ てい る概 念合 成はそ れ とは違う。 五 十 嵐 :抽 象 だ け で は な く 分 解 も 人 るの では? 森 :比喩 的 概 念 合 成と シ ン セ シ スは統一
的に説明で き ないか ?ど ち らが 並で ど ち らが従か ということで は ないか ? 田浦 :主 従 とい う よりも、
比 喩 的概念 生 成では抽象一
具 体と合成一
分 解が 基本で あるの に対し、
シ ンセ シ ス では共通性と差 異性が 問題になるとい う意 味で 両 者に違い が あ る と考えてい る が、
そ れ ら を統一
・
し て説 明でき ればよいと 思う。
司 会 ;こ こで 次の話題に移り たいと思い ま す。
創 造 性の問 題 を 考えるとき、
1
固人の創 造 性、
組 織 の創 造 性 など違っ た視 点があるが、
例えば、
実 験 室 的な研 究は どうい う 目的で行わ れ るの か、
とい っ た こと と、
実 践に お ける研 究では実 証 性が乏し く なる、
とい う 両 面の 問 題 が あ り、
その よ う な 意 味で創造1
生 研 究を ど う進めて行くべ き か という問 題 を考えたい と思います。
松 岡 :6
月の学 会オー
ガ ナイズ ド・
セ ッ ショ ン で 司 会と して う ま く ま と め ること が 出来な かっ たこと に つ い て。
創造 性につ い ての それぞれの 人の コ ン テ ク ス トに も とつく思いが 入っ て い る。
概 念の不.
一
致 に よるディ スコ ミュ ニ ケー
シ ョンが あっ た。
そ こ で共 通概 念を作るこ とが必 要と思う。
その 場 合、
創造 性 と は何か ?という 問題と創造 性はどう あ るべ き か ? という問題、
つ ま り創 造 性の意 味 的 問 題と価 値 的 問 題が混 在して いた。
これは簡 単に 切 り離 すことので き ない問題なので、
これをど う解 きほぐす かが 問題 だ。その た め に は
、
まず 創造 性.
一
般に拡げて考え る こ とが 必 要で、
そこ で ア ブダクシ ョ ン とか 類 推 とか 概 念 合成 とか創造 性に関するTypicalなキー
ワー
ドを出 し、
これら を比 較検 討 する ことが必 要 なの ではない か ?そ れ か らデ ザイ ンの創 造 性につ いて考
え ればよ い。
要する に創造 性 研 究の フ レー
ム ワー
ク を作る と い うこと が 必要なの では ない か ? 高 梨 :議 論 を 用 語論→ 意 味 論→ 構 成 論とい う川貞でや るべ きで は な い の か ? 田浦 :定義で き る こ と か ら定 義 して い く こ と が この 研究 会の [的では な いか ?デザ イン と は何か を考え る た め に創
造 性 を持
って き たのだと 思 う。
野ロ :定 義 する こと が目的なの で は な く、
理 論研 究 が 可 能 に な る とこ ろ ま で 概 念 を はっ き り さ せ ればよ い のだと 思う。
そのために、
これまで の研 究 成 果 を 踏ま え る 必要が あ る。
・
般解
を求
め るのが 目的
なの で は な く、
それぞれの 人 が持つ背
景 と・
体 と なっ た 意味を 明 らか に す るこ と が 必 要だ。
五 十 嵐 :基 盤 に なる もの を作り、
そ こか ら拡げて行 け1
まよい。
〈この 辺 りか らフ リー
デ ィスカッショ ンとなる〉 松 岡 :基盤はfi
・J
種 類もあっ てよい。
何か 具体 的な基 準を作るべ きだろ う。
テ ザ イ ン学 研 究 特 集 号 SP]{C]
,
・
XLISSUE OFJSSDV 巳〕L12No.
32005 LlJapanese Society for the Science of Design
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田浦 :チ ョ
ー
ク と 時 計の 例ではいろいろ な 人 か ら意 見を聞けた。
こ の よ う な例題 を 中 心に し て議 論 を す る方法 が よい の で は な い か ? 松岡 :ボトム ア ッ フと トッ プダウン の バ ラン スが重 要 だe
気をつ けな け れ ばいけ ない こと は、
同じ集 団 の み で議 論をし て い る とだんだん宗 教のよ う な こと になっ てきて.
その 集 団で は お 互い に な ん と な く分 かっ て し ま う、
というの では 困る。 五 十嵐 :大学 院教 育 で はこ こ で取 り 上げられた すべ て の 問題 が 入っ てい る。
学 部教 育では、
方法+論で、
卒 業 後、
実 務で学ぶ。
デ ザ インを経 験 的に し か と らえてい な い。
大学 院で はボ トム アッ プ と トップ ダウンの両面の 体系 化 が必 要。
具体 的に言え ばコー
チ的な考え方だ。
森
1感想だが、
や はり創 造 性の問題をボ トム ア ッブ 的に も トッ プダウン的に も広く と ら え、
そ こか ら デ ザ イン の創 造性 を 考 え るべ きだろ う。
ただ 体 験 談を 並べ て みても ダメだ。
ある概 念 をまず 試み に定義
し て み る、
そ れで うまく行か ない と き は定 義を修[工:し て 行く とい うこ と を繰 り返 すの で い い の で は ない か。
白 谷 :企 業や 学校による違い を あま り問 題にし な く て も よいの で は ?公 理 を 求 め るこ と が 必 要であ り、
そのため の研 究 条件を う ま く設定す れ ば よい。
櫛 :い ろい ろな 問 題の 洗い出 し は 必 要だ。
その ヒ で 定 義で きる も の を定義して行け ば よいc 田浦
:研究は結
局個人の問題である。
トッ プダ ウン もボ トムアッ ブも人によって違ってい て よいが、
互 に意 見 を 交 換す るこ と に よって、各
自に得る も のが あ れ ば よいのでは ないか。
司会 :創造性研究 部 会では、
創 造 性の 全 体 像を形 成 するため に、
デ ザ イ ナー
も交え、
研 究の 過 程 や 成 果 を持ち寄り、
議 論や 研究の成 果を公 表できる場 を 作 っ て行き たいv その ため に ジャー
ナ ル を 出 すこ とが 必 要 と 思 われるが、
まず は ホー
ムペー
ジ を 立てるこ とか ら始め たい。
部 会 活 動を 通 じて いろい ろ な立 場 の入 たちが集まっ て議 論で きる場とコ ミュ ニ テ で一
を 作って行 くこと が必 要 だと思 う。
以H
(メ モ 書きは野口 による)4 .
問 題点の整理 (ま とめ)以上
3
つ の会 議 に おいて、
提 起 お よ び 討 論さ れ たLtLt SPEC [AuSSLI
.
OI.
ISSt)Vel l2N廴}.
32〔}{,5 デ ザイ ン学 研 究 特 集 号問 題と論点は実 質 的には以 ドの よ うに整 理できる