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3.第2回創造性研究部会例会記録より(オーガナイズド・セッションおよび例会の記録から, 第1部: デザインにおける創造性をめぐって)

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Academic year: 2021

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(1)

Japanese Society for the Science of Design

NII-Electronic Library Service Japanese  Sooiety  for  the  Soienoe  of  Design

方 が 次の 時 代の生 活に とっ てどう影 響するの か ?そ こか ら何を学び取るかが 重 要だ

 

発想+思 考の スク リ

ニ ングという

場合、

and では な くorなの で は な いか ?そ の ときに

思考の モ

ド として何が 含ま れる のか が問題 だ

白谷 :事 象の解 釈の違い におい てすでに創造 的 要 素 が

ま れ る

。K

が そ の

だe ユ ニ

クな 解 釈か ら 創 造 が 生 まれ る。 佐々木 :学 生の評 価 力 や独 創 力は そのま ま創 造 性と は 言えない

あり ふれたものへ の 観 察 力

評 価 力そ して差異を 意 味 する独 創 力 が 必 要

伸びる 入 は論理 的理解丿丿が必要

る 」

学 生 に おいて は

2

ちゃ ん ね る的 借 物 表現が受けた りする

創造 性には デ ザ イン的倫 理性が必要

本 多 :い ろい ろ な もの の組み合わ せか ら新し い も の が生まれ る。 ま ずい ろ い ろな ものを 知っ て い ること が 必 要で

そこに よい

素材

た な

方法

を与え るこ と でよい ザ イン が できる

それ ら は 発 想 を 飛 ばせ る

リリ

」 と な るn 佐々 :発 散 的思考か らの スク リ

ニ ングにおいて リ リ

が 必 要

たまたま出て き た 芽を再認識 (意 識 化〉 させ る (語る)こと が 必 要

出 ない学 生 を どうする か が問 題 だが

三村 :

KJ

法で は 何 がデ

タ に な り う る か が 問題

と る に た ら ないデ

タから組み立て て新しい 発想へ も っ て い く

KJ

法に よ る ま と め 三村 :い ま ま で 自 分が述べ たこと と

人 が しゃべ た こと か ら触発 さ れ たこ とを 圧縮した

文で カ

ド に書い てくだ さい

野口 :そ れ を次回 まで にまと めて今日の議 論を構 造 化します。  以 上 (メ モ書き は 野口 に よ る)

3 .

2

回創造性研究 部 会 例 会 記 録より ●

2004

12

5

 

於 ;北陸先端 大

 

東 京田町   キャ ンパ ス ●司会 :永井由佳里 (北陸 先端 た)

LO  SPLC1へ1

ISSt/E

 

OF

 

jSSD

 

Vol 12No  320D5 デ ザ イ ン学研究 特 集 号

 

研 究会前 半は

特集 号に論 文 を 寄稿頂いた 以 下の

々か ら

その内 容につ い て の解 説をお願い し

そ の後そ れに関する簡 単な質

わ れ た

 森 典 彦 (元 日 本デ ザイン学 会 会 長)     「ザ イン 工学の観 点か ら見 た 創 造 性の問 題に    つ いて  田浦 俊春 (神戸 大) :     「にお ける概 念 生 成 過程と創造 性」   竹 末 俊 昭 (拓 殖大 ) :     「企 業 内デザ イン組 織におけ る創造 性」

 

廣木 利 昌 (フ リ

ー ・

デ ザイ ナ

)     「型 を 出

型を作る」   加 藤 葉 (産 総 研 )     「知 識創 造 活 動のため のデザ イン 」   (これらの講 演 内 容 につ い ては 本 誌 別 稿 を 参 照 )

 

後 半 は以 ドの パネリス トに よ るパネ ル

T

スカ ッ ショ ン を

f

∫っ た

リス ト:

Ill

nt

俊 春 (神 戸 大 )

松 岡 由彰 (慶 應義 塾 大 )

五 卜嵐 浩 也 (筑波大 )

野口尚孝 (北 陸 先端 大 )

加 藤

菓 (産 総 研 )

司会:

li

(北 陸 先端 大) 田浦 :設 計論と は

設計と は何か

人間 はなぜ設 計 する のか といっ たこと を研 究す ることだが

その中 で

創造陸

え る と

概 念 生 成 とい う視 点か らとら え ること がで きる

概 念 生 成に は比 喩 的レベ ル

概 念 合成 (シ ンセ シス)

空間 融合的レ ベ ル と い う レベ ル が ある

ア ブダクショ ンや メタフ ァ

もこれに 含 ま れる

比喩 的レベルでは提 喩 (例え ば牛を食べ る

とい うの は 牛の 肉 を食べ る というこ とを 示 す)と い う の も ある

概 念 合成 は 設 計 や デ ザ インに もっ と も 関 係している

例 えばチョ

クと時 計を組み合わせ てそ こか ら何か新 たな概 念を合成 す る よ う な こ とで ある

これ は概 念 想 起と は違う レベ ル である

空 間 融 合は概念 合成の た めに適 切 な 空 間 を考える こ と で あ る

設計さ れ ること により初めて検 証さ れ る場 含 が ある が

これ は未 来 予測と し ての 設 計空間 とい う こと ができ る

森 :念 合 成 が 重 要 と 言 う が

合円的 性がデザ イン の特 徴で はない の か ? !

ク と 時 計の組 み 合 わ N工 工

Eleotronio  Library  

(2)

Japanese Society for the Science of Design

NII-Electronic Library Service Japanese  Sooiety  for  the  Soienoe  of  Design

1

の目的 は 何 か。 ど う やっ てチ ョ

ク と時 計とい う組み 合わせ を思いつ いたのか が問 題 だ。 そ こ に何 か 予測があるのか ? 田浦 :あるとす れ ば 「何 か 面 白い もの 」といっ たこ とだ

すべ て がであ る と は 言 え ない

「 目的」 とか

1

新 規 性」は次 元が違う問題だ

新 規 性はいく ら で も出せ る が

出 され た ものに意 味がある かどう か は次の問題だ

廣 木 :

A

を 考 え る な ら

型 が

トパ ソコ ンの デ ザイン ではノ

ト とい う 型 が あっ た

高 梨 :ンダク ショ ン

・アプ ダク シ ン→ デ ダク ショ ンして結果 を 見る

とい うプロセスが な け れば だめ なの で は な い か ? チ ョ

ク と時 計は鉛 筆と し て のディダク ショ ン なのか ? 田

:アブ ダクショ ンと は何か が問 題だ

チ ョ

ク と時 計の 単純な組み合わ せ はアブダクショ ンでは な いが

こ の例 題で 行わ れて い る のは そうい うこと で は ない

竹 末 :な ぜ 閉じた系で考え るの か ?考え る ときの 閻の切 り替 えの きっ か けをチ ョ

ク と時 計で 与える の ではないか ? 田

:あ る

意味

で そ うだが

ここ で は タ ネの

を考えて みよ う と言うのだ。 松 岡 :時 間 的 経 過の問 題 が 入 るの では ないか ? 野口 :チ ョ

ク と時 計の選 択はそこ に何らかの抽 象 化が

わ れ ること を

待して い る の では ?

川の等 価 変換理論もそのよう なこ と を言っ てい るので は ? 田浦 :確に抽 象化 が 問 題で は あるが

等 価 変 換理 論は ア ナロ ジ

で あって

こ こで 言っ てい る概 念合 成はそ れ とは違う。 五 十 嵐 :抽 象 だ け で は な く 分 解 も 人 るの では? 森 :喩 的 概 念 合 成と シ ン セ シ スは統

的に説明で き ないか ?ど ち らが 並で ど ち らが従か ということで は ないか ? 田浦 :主 従 とい う より

比 喩 的概念 生 成では抽象

具 体合成

分 解が 基

シ ン シ ス では共通性と差 異性が 問題になるとい う意 味で 両 者に違い が あ る と考えてい る が

そ れ ら を統

し て説 明でき ればよいと 思う

司 会 ;こ こで 次の話題に移り たいと思い ま す

  創 造 性の問 題 を 考えるとき

1

固人の創 造 性

組 織 の創 造 性 など違っ た視 点があるが

例えば

実 験 室 的な研 究は どうい う 目的で行わ れ るの か

とい っ た こと と

実 践に お ける研 究では実 証 性が乏し く なる

とい う 両 面の 問 題 が あ り

その よ う な 意 味で創造

1

生 研 究を ど う進めて行くべ き か という問 題 を考えたい と思います

松 岡 :

6

月の学 会オ

ガ ナイズ ド

セ ッ ショ ン で 司 会と して う ま く ま と め ること が 出来な かっ たこと に つ い て

創造 性につ い ての それぞれの 人の コ ン テ ク ス トに も とつく思いが 入っ て い る

概 念の不

致 に よるディ スコ ミュ ニ ケ

シ ョンが あっ た

そ こ で共 通概 念を作るこ とが必 要と思う

その 場 合

創造 性 と は何か ?という 問題と創造 性はどう あ るべ き か ? という問題

つ ま り創 造 性の意 味 的 問 題と価 値 的 問 題が混 在して いた

これは簡 単に 切 り離 すことので き ない問題なので

これをど う解 きほぐす かが 問題 だ。

 

その た め に は

まず 創造 性

般に拡げて考え る こ とが 必 要で

そこ で ア ブダクシ ョ ン とか 類 推 とか 概 念 合成 とか創造 性に関するTypicalなキ

ドを出 し

これら を比 較検 討 する ことが必 要 なの ではない か ?そ れ か らデ ザイ ンの創 造 性につ いて

え ればよ い

要する に創造 性 研 究の フ レ

ム ワ

ク を作る と い うこと が 必要なの では ない か ? 高 梨 :議 論 を 用 語論→ 意 味 論→ 構 成 論とい う川貞でや るべ で は な い の か ? 田浦 :定義で き る こ と か ら定 義 して い く こ と が この 研究 会の [的では な いか ?デザ イン と は何か を考え る た め に

造 性 を

って き たのだと 思 う

野ロ :定 義 する こと が目的なの で は な く

理 論研 究 が 可 能 に な る とこ ろ ま で 概 念 を はっ き り さ せ ればよ い のだと 思う

そのために

これまで の研 究 成 果 を 踏ま え る 必要が あ る

 

般解

め るのが 目

なの で は な く

それぞれの 人 が持つ

景 と

体 と なっ た 意味を 明 らか に す るこ と が 必 要だ

五 十 嵐 :基 盤 に なる もの を作り

そ こか ら拡げて行 け

1

まよい

  〈この 辺 りか らフ リ

デ ィスカッショ ンとなる〉 松 岡 :基盤

fi

J

種 類もあっ てよい

何か 具体 的な基 準を作るべ きだろ う

テ ザ イ ン学 研 究 特 集 号  SP]{C]

XLISSUE OFJSSDV 巳〕L12No

32005  Ll

(3)

Japanese Society for the Science of Design

NII-Electronic Library Service Japanese  Sooiety  for  the  Soienoe  of  Design

田浦 :

ク と 時 計の 例ではいろいろ な 人 か ら意 見を聞けた

こ の よ う な例題 を 中 心に し て議 論 を す る方法 が よい の で は な い か ? 松岡 :ボトム ア ッ フと トッ プダウン の バ ラン スが重 要 だ

e

気をつ けな け れ ばいけ ない こと は

同じ集 団 の み で議 論をし て い る とだんだん宗 教のよ う な こと になっ てきて

その 集 団で は お 互い に な ん と な く分 かっ て し ま う

というの では 困る。 五 十嵐 :大学 院教 育 で はこ こ で取 り 上げられた すべ て の 問題 が 入っ てい る

学 部教 育では

方法+論で

卒 業 後

実 務で

デ ザ インを経 験 的に し か と らえてい な い

大学 院で はボ トム アッ プ と トップ ダウンの両面の 体系 化 が必 要

具体 的に言え ばコ

チ的な考え方だ

1想だが

や はり創 造 性の問題をボ トム ア ッブ 的に も トッ プダウン的に も広く と ら え

そ こか ら デ ザ イン の創 造性 を 考 え るべ ろ う

だ 体 験 談 並べ て みても ダメだ

ある概 念 をまず 試み に定

し て み る

そ れで うまく行か ない と き は定 義を修[工:し て 行く とい うこ と を繰 り返 すの で い い の で は ない か

白 谷 :企 業や 学校による違い を あま り問 題にし な く て も よいの で は ?公 理 を 求 め るこ と が 必 要であ り

そのため の研 究 条件を う ま く設定す れ ば よい

櫛 :い ろい ろな 問 題の 洗い出 し は 必 要だ

その ヒ で 定 義で きる も の を定義して行け ば よいc 田

研究

局個人の問題である

トッ プダ ウン もボ トムアッ ブも人によって違ってい て よいが

互 に意 見 を 交 換す るこ と に よって

、各

自に得る も のが あ れ ば よいのでは ないか

司会 :創造性研究 部 会では

創 造 性の 全 体 像を形 成 するため に

デ ザ イ ナ

も交え

研 究の 過 程 や 成 果 を持ち寄り

議 論や 研究の成 果を公 表できる場 を 作 っ て行き たいv その ため に ジャ

ナ ル を 出 すこ とが 必 要 と 思 われるが

まず は ホ

ムペ

ジ を 立てるこ とか ら始め たい

部 会 活 動を 通 じて いろい ろ な立 場 の入 たちが集まっ て議 論で きる場とコ ミュ ニ テ で

を 作って行 くこと が必 要 だと思 う

 以

H

(メ モ 書きは野口 による)

4 .

問 題点の整理 (ま とめ)

 

以上

3

つ の会 議 に おいて

提 起 お よ び 討 論さ れ た

LtLt  SPEC [AuSSLI

OI

ISSt)Vel l2N廴}

32〔}{,5  デ ザイ ン学 研 究 特 集 号

問 題と論点は実 質 的には以 ドの よ うに整 理できる

1

) 創 造 性 研 究の 目指す もの は 何 か  く部 会の 方針につ い て〉  デ ザ イ ナ

の行 為 を 単 に 外 側 か ら観察の 対象にす るだけ で は な く

デ ザ イン行為を 実 際に経 験 し た 人 が自分たちの創 造 的 行 為につ い て 研 究 する

という ス タン スが必 要。 (野口)

 

応 用と基 礎という意 味で は創 造 性研 究 部 会は

ち ら か といえ ば 基礎に ウエ イ トを 置 く

デザ イン学の ド

ナ ッツ現 象を避けるた め

コアをつ くりたい

  デザインの職 能 的な 問題が対 象とさ れてきたが 普 遍 的 な意 味で のデザ イ ン という視 点が巫要 (野口)

 〈 研 究方法につ い て〉  ボ トムア ップ的方 法 (デ ザイン行 為の観 察や体験 か ら新た な知見 を見いだす) と トップ

ウン的 方 法 (抽 象 度の 理 論 構 築)そ して検証 (実 際の デザ イ ン に

用 し

評価する) が ある (野口)

  実験室での デ ザイ冫行 為 観 察 実 験よ りも 日常 的環 境の 中で のデ ザ イン行為を 対 象 と す る た め に 創 造の 環

イコ

ル研究の環 境と したい

(永 井)

 

共 通概 念 を作るこ と が必 要と 思 うt

その 場 合

創 造 性 と は 何 か ?と創 造

1

生は どうあるべ きか ? という 問題

つ ま り創 造性の 意味的 問 題 と価 値 的問 題 が混 在し てい た。 これ を ど う解 きほぐすか が問題 だ

そ の め に

まず 創造

げて 考える こ とが必 要で

そ こ で ア ブ ダク ショ ンとか類 推とか概念合成 とか

創造性

する

Typical

な キ

ドを出 し

こ れ らを比 較 検 討 する こ と が 必要な の で は ない か ?要 す る に創 造 性研究のフ レ

ムワ

クを作る ことが必 要なの で はない か ? (松岡 )

 

定 義で き ること か ら定義し ていくこと がこ の研 究 会の で はないか ? (山浦 )

 

定 義する こ と が「酌 な の で はなく

理論研究が 可 能にな る ところま で概 念 をはっ き り させ れ ば よい の だと思 う

D

  ボトム アップ とトップ ダ ウン のバ ラン スが重要だ

気 をつ け な け ればい けない こ と は

同じ集 団の み で 議 論 を している とだ ん だ ん

宗教

の よ

な ことになっ て き て

その集 団で は お互い に なん とな く分 かっ て し まう

というの で は 困 る

(松 岡 ) N工 工

Eleotronio  Library  

参照

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