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決算報告 574 億 1,173 万円一般会計歳出決算内訳 ( 性質別 ) 歳出 歳出決算の特徴 平成 22 年度に比べ 2 億 5,161 万円増 (0.44% 増 ) となりました 増額となっている主なものは 社会福祉や医療助成の経費である扶助費 (10 億 1,310 万円増 ) 積立金 (1

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Academic year: 2021

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(1)

や、国、県からの補助金などがどのように使われているかをお知らせするものです。

平成 年度決算が、 月定例議会で認定されましたので、公表します。これは、皆さんが納めた市税

23

(2)

☆歳出決算の特徴

 平成 22 年度に比べ、2 億 5,161 万円増 (0.44%増)となりました。増額となってい る主なものは、社会福祉や医療助成の経費 である扶助費(10 億 1,310 万円増)、積立 金(11 億 780 万円増)などが挙げられます。  減額となっている主なものは、災害復旧 事業費(11 億 5,408 万円減)、市の借金を 返済するための公債費(6 億 5,499 万円減)、 物件費(3 億 410 万円減)などが挙げられ ます。  増加傾向にある扶助費を捻出するために は、その他の経費の見直しを行い、さらな る節減を図る努力が必要となります。  扶助費、人件費、公債費といった義務的 経費で歳出全体の約 6 割を占めています。

目的別歳出 ~市民一人あたりの負担額は?~

 一般会計の歳出額を市民一人あたりに換算すると、年間で 435,687 円になります。その内訳は次のとおりです。 飯塚市では民生費の支出が全体の 4 割以上を占めています。民生費の支出は少子高齢化が進むにつれて、ますま す膨らんでいく経費となります。 (平成 24 年 3 月 31 日 飯塚市の人口:131,773 人) 目的別 歳出額 構成比 一人あたり金額 参考 平成 22 年度 主な使用目的 民生費 268.5 億円 46.8% 20.4 万円 19.6 万円 子どもや高齢者、障がい者、生活保護などの社会福祉の充実 公債費 70.8 億円 12.3% 5.4 万円 5.8 万円 市の借金の返済金 教育費 54.3 億円 9.5% 4.1 万円 3.7 万円 学校教育や生涯学習、文化・スポーツの振興 衛生費 53.3 億円 9.3% 4.0 万円 3.6 万円 予防接種や健康診断、ごみ・し尿の処理 総務費 52.7 億円 9.2% 4.0 万円 4.0 万円 住民票や戸籍、税務、選挙など市の全般的な運営 土木費 29.7 億円 5.2% 2.3 万円 2.1 万円 道路や橋、公園などの整備やまちづくり その他 44.8 億円 7.7% 3.4 万円 4.3 万円 消防や防災、商工・農林畜産業、勤労者支援、議会運営費など 合 計 574.1 億円 100% 43.6 万円 43.1 万円

一般会計歳出決算内訳(性質別)

574 億 1,173 万円

決 算 報 告

扶助費 196.9 億円 34.3% 公債費 70.8 億円 12.3% 投資的経費

7.9%

消費的経費

92.1%

人件費 73.4 億円 12.8% 補助費等 47.9 億円 8.3% 物件費 54.9 億円 9.6% 繰出金 53.9 億円 9.4% 積立金 16 億円 2.8% 維持補修費ほか 15 億円 2.6% 普通建設事業費 44.2 億円 7.7% 災害復旧事業費 1 億円 0.2%

歳出

(3)

区  分 歳  入 歳  出 歳入歳出差引額 国民健康保険 145 億 3,511 万円 144 億 8,766 万円 4,745 万円 介護保険 介 護 保 険 事 業 勘 定介 護 サ ー ビ ス 事 業 勘 定 112 億 9,096 万円1 億 1,151 万円 112 億 7,938 万円1 億 1,141 万円 1,158 万円10 万円 後期高齢者医療 15 億 5,267 万円 15 億 2,023 万円 3,244 万円 住宅新築資金等貸付 5,658 万円 5,615 万円 43 万円 小型自動車競走事業 143 億 1,646 万円 150 億 6,166 万円 △ 7 億 4,520 万円 介護サービス事業 1 億 6,077 万円 1 億 5,618 万円 459 万円 農業集落排水事業 2,111 万円 2,102 万円 9 万円 地方卸売市場事業 7,841 万円 7,828 万円 13 万円 駐車場事業 8,574 万円 8,558 万円 16 万円 工業用地造成事業 1 億 3,905 万円 1 億 3,896 万円 9 万円 汚水処理事業 1,654 万円 1,581 万円 73 万円 学校給食事業 14 億 7,343 万円 14 億 4,853 万円 2,490 万円 合  計 438 億 3,834 万円 444 億 6,085 万円 △ 6 億 2,251 万円 ○積立基金残高(貯金) 市民一人あたり 12.3 万円 (参考:平成 22 年度 10.4 万円)  基金は財源の調整や特定の目的に 充てるために積み立てた資金です。  平成 23 年度は交付税の増など の理由から資金に余裕ができたた め、将来の公債費に備えた減債基 金に 10 億 5,183 万円、普通交付 税合併算定替終了を見据えた財政 調整基金に 4 億 2,161 万円積立て をしました。 ○市債残高(借金) 市民一人あたり 38.0 万円 (参考:平成 22 年度 38.6 万円)  市債は市が行う事業に充てる長 期の借金です。残高は平成 18 年 度をピークに減少していますが、 今後短期間で合併特例事業債を活 用した大型事業が見込まれるため、 増える見込みです。 ○市税 市民一人あたり 10.1 万円 (参考:平成 22 年度 10.0 万円)  皆さんが納めた市民税、固定資 産税、軽自動車税、市たばこ税、 入湯税などの合計が「市税」です。  収納率は昨年度と同じ 92.3%と なっています。今後も自主財源の 確保のために収納率増に努めます。

平成 23 年度 特別会計歳入歳出決算

93% 92% 91% 90% 89% 88% 87% 144 億円 140 億円 136 億円 132 億円 128 億円 700億円 600億円 500億円 400億円 300億円 200億円 100億円 0億円 84億円 82億円 80億円 78億円 76億円 74億円 72億円 70億円

積立基金残高(貯金)と市債残高(借金)・公債費(返済額)の推移

市税収納額と収納率の推移

公債費 基金・市債 ※普通会計で表示(一般会計、住宅新築資金等貸付特別会計、学校給食事業 特別会計、汚水処理事業特別会計で構成される) 19 年度 20 年度 21 年度 22 年度 23 年度     市税 140.3億円 139.7億円 132.9億円 132.1億円 133.2億円     収納率 90.3% 91.3% 92.0% 92.3% 92.3% ※表示未満四捨五入の関係で、合計が一致しない箇所があります。 ※歳入歳出差引額が△(マイナス)となっている会計については、繰上充用を行っています。  (⇒平成24年度の歳入を繰り上げて、平成23年度の歳入に充てています。) 19 年度 20 年度 21 年度 22 年度 23 年度   積立基金残高 136.3億円 129.5億円 127.1億円 138.0億円 161.8億円   市債残高 610.1億円 565.7億円 535.4億円 511.9億円 500.9億円   公債費 78.2億円 82.1億円 81.2億円 78.1億円 71.4億円

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2013.1 ( № 82)

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●浸水対策事業  2 億 6,827 万円 集中豪雨などによる浸水被害解消の ため「飯塚市防災(浸水)対策基本 計画」に基づき、各施設の整備を行 いました。 ●私立保育所整備補助金交付事業 6,922 万円 福岡県子育て応援基金(安心こども 基金)を活用して、保育所等の施設 整備費用の一部を補助する事業を行 いました。老朽化などで悪化した保 育施設の整備の推進・安全で安心な 保育環境の確保を図っていきます。  市の予算は数字が大きすぎて、なかなか実感しにくいと思います。そこで、仕組みは違いますが、少しでも身近に 感じてもらえるように平成 23 年度一般会計決算額を 10,000 分の 1 の金額にして、年間収入 500 万円台の家計に 例えてみました。収入では、全体の3分の1を親からの仕送りに頼っています。また、給与のうち諸手当は、景気な どの事情により増減しやすいので、将来が心配です。支出では、医療・介護・子育てなどの費用が毎年増え続けてい て、その費用を捻出するため家の修繕や家電製品等の購入を控えました。また、将来見込まれる諸手当の減額やロー ンの返済に備えて昨年より多めに貯金することにしました。ゆとりのある安定した生活を目指して、有効にお金をや りくりしなければいけません。 ●中心市街地活性化事業  4,685 万円 中心市街地の将来像である「健康 を実感できる場」「人と人との繋が りを育む場」を実現するため、各 種団体との意見交換を行いながら 「飯塚市中心市街地活性化基本計 画」を作成し、平成 24 年 3 月 29 日に内閣総理大臣の認定を受けま した。持続可能なまちづくりを行 うため、引き続き関係団体との連 携を図りながら計画を推進してい きます。

平成 23 年度の

おもな事業

●小・中学校耐震化、  大規模改造事業  10 億 2,627 万円 子どもたちの生命を地震災害から守 るとともに教育環境の改善を目指 し、小学校 5 校、中学校 4 校に大規 模な改修事業を実施しました。 ●太陽光発電システム  設置費補助事業  2,404 万円 自然エネルギーの有効利用を推進す るため、個人が太陽光発電システム を設置する際の費用の一部を補助す る事業を行いました。 ●住宅リフォーム補助事業  980 万円 快適な住環境の整備および地域経済 の活性化を図るため、市民が、市内 の施工業者によって住宅の改修工事 を行う際の費用の一部を補助する事 業を行いました。 ●筑豊ハイツテニスコート改修事業  3,766 万円 飯塚国際車いすテニス大会の会場で もある老朽化の進んでいたテニス コートの改修工事を行いました。  収 入 平成 23 年度 平成 22 年度  支 出 平成 23 年度 平成 22 年度 給   料 基本給(地方税、使用料、手数料、 諸収入など) 169 万円 168 万円  食費(人件費) 73 万円 74 万円 諸手当 (地方交付税、特別交付税) 173 万円 170 万円 (生活保護費などの扶助費)医療・介護・子育ての費用 197 万円 187 万円 親からの仕送り(国・県からの 補助金、地方譲与税など) 189 万円 195 万円 ローンの返済(公債費) 71 万円 78 万円  ローンによる借金(市債) 49 万円 46 万円 生活費・光熱水費等(物件費) 55 万円 58 万円  前年度からの繰越金  (繰越金) 11 万円 11 万円 家・車・家電製品などの購入・ 修理費用 (維持修繕費、投資的経費) 52 万円 65 万円  預金の取り崩し  (繰入金) 0 円 0 万円  クラブ活動費 (補助費等) 48 万円 49 万円  家族への仕送り・お小遣い  (他の会計への繰出金) 58 万円 51 万円  友人などに貸すお金  (投資および出資金、貸付金) 4 万円 5 万円  預金(積立金) 16 万円 5 万円  合 計 591 万円 590 万円  合 計 574 万円 572 万円

決 算 報 告

いいづか家の家計簿(平成23・22年度決算の比較)

(5)

平成23年度決算における健全化判断比率・公営企業の資金不足比率

 「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」は、財政の健全化に関する比率 ( 健全化判断比率および公営企業の 資金不足比率。以下「健全化判断比率等」。) の算定・公表と、その比率に応じて財政の早期健全化および財政再生 ならびに公営企業の経営の健全化を図るための計画策定を義務付け、その計画を実行するための行財政上の是正措 置を講ずることにより、地方公共団体の財政健全化に資することを目的として制定されました。平成21年4月に 全面施行され、健全化判断比率等を公表することになりました。  旧来の「地方財政再建促進特別措置法」とは、早期是正機能を有する点、将来の負担に関する指標がある点で異 なります。 上記の各基準値以上になった場合は、以下の取組みが必要になります 区  分 飯塚市の算定値 早期健全化基準説  明 財政再生基準  実質赤字比率 普通会計における実質的な赤字の標準財政規模に対する比率。家計でいえば、年収に占める年間の赤字の割合を示すものです。 ー   11.69 20.00  連結実質赤字比率 飯塚市全会計の実質的な赤字および資金の不足額の合計の標準財政規模に対する比率。実質赤字比率を全会計に適用したものです。 ー   16.69 30.00  実質公債費比率 普通会計が負担する地方債の元利償還金および準元利償還金の標準財政規模に対する比率。家計でいえば、年収に対する年間の借金返済額の割合を示すものです。 12.2  25.0  35.0   将来負担比率 普通会計が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率。家計でいえば、将来払う見込みの負債が年収の何年分に相当するかを示すものです。 20.7  350.0  ○健全化判断比率      (単位:%) ※飯塚市の場合、実質赤字額、連結実質赤字額はありませんので、「-」で表示しています。 ○公営企業の資金不足比率       (単位:%) ※飯塚市の場合、資金不足額はありませんので、「-」で表示しています。 会  計  名 資金不足比率 経営健全化基準 飯塚市水道事業会計 -  20.0 飯塚市産炭地域小水系用水道事業会計 -  20.0 飯塚市立病院事業会計 -  20.0 飯塚市下水道事業会計 -  20.0 飯塚市地方卸売市場事業特別会計 -  20.0 飯塚市農業集落排水事業特別会計 -  20.0 飯塚市工業用地造成事業特別会計 -  20.0 ○公営企業の経営健全化 ・ 経営健全化計画の策定  (議会の議決・公表) ・ 実施状況の議会報告、公表 ・ 外部監査 ・ 総務大臣、 県知事による勧告 ○自主的な改善努力による財政 健全化 ・財政健全化計画の策定  (議会の議決・公表) ・実施状況の議会報告・公表 ・外部監査 ・総務大臣、県知事による勧告 ○国等の関与による確実な再生 ・財政再生計画の策定  (議会の議決・公表) ・実施状況の議会報告・公表 ・外部監査 ・地方債発行の制限 ・総務大臣、県知事による勧告 ○指標の整備と情報開示 ・監査委員の審査 ・議会報告 健 全 段 階 早 期 健 全 化 財 政 再 生 財政健全 財政悪化

決 算 報 告

◎決算書は、市役所本庁3階の情報公開コーナーでご覧いただけます。また、本市の「財政状況」を市のホームページで公開しています。 経営健全化基準以上になった 場合は、以下の取組みが必要 になります。

参照

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