• 検索結果がありません。

Microsoft Word - 12_公衆無線LAN整備事業仕様書(案) docx

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "Microsoft Word - 12_公衆無線LAN整備事業仕様書(案) docx"

Copied!
7
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

標津町公衆無線LAN環境整備事業

業 務 仕 様 書

平成30年8月

標津町

(2)

1

標津町公衆無線LAN環境整備事業 業務仕様書

1.役務の名称 標津町公衆無線LAN環境整備事業 (無線システム普及支援事業費等補助金「公衆無線LAN環境整備支援事業」) 2.業務概要 標津町において、整備対象エリアの公衆無線LAN(Wi-Fi)サービスを提供することに より、ネットワークが輻輳する災害時でも安定したインターネットによる通信を確保し、 避難者がスマートフォン等の端末を利用して避難情報の取得や安否情報を発信する環境を 整備するとともに、平時における国内外の観光客を含めた施設利用者の利便性向上のため、 行政情報や観光情報等の受発信ができる通信環境の整備を行うものである。 3.業務の目的 本業務は平成30年度総務省当初予算である無線システム普及支援事業費等補助金「公 衆無線LAN環境整備支援事業」を活用して、標津町内の指定避難所及び観光的施設とな っている拠点において(別紙エリア図参照)、国内外の観光客を含んだ避難者が平時と同様 に情報を収集でき、且つ行政が各避難所等において情報を迅速に集約・発信できる環境を 整備する事を目的とする。 4.業務履行期間 契約締結日から平成31年1月31日まで 5.業務内容 下記に定めるとおり対象エリアにおいて、公衆無線LAN環境の整備を行う。 (1)全般 ・ 公衆無線LAN環境の接続構成の概略を下図に示す。 ・ 認証サーバ等は受託者若しくは受託者が委託する事業者によるクラウドサービスとし、 発注者は電気通信事業者の登録等は行なわない。 但し、各拠点の公衆無線LANアクセスポイント設備等は発注者資産保有とし、各拠 点からクラウドサービスを通じて認証等を行うものとする。 【接続構成】

共通サーバ

(認証等)

イ ン タ ー ネ ッ ト

VPN(光回線等)

発注者資産

事業者クラウドサービス

光通信事業者

インターネット

(3)

2 (2)利用環境 ・ 整備対象エリアにおいて、全ての人(国内の通信サービス事業者と契約していない訪 日外国人等も含む)が無料で公衆無線LAN(Wi-Fi)を利用してインターネット 接続ができること。 (3)サーバ及びインターネット ・ 利用者がインターネット接続するための環境(回線およびISP契約)は新規に設置 または受託者の既存設備を活用し、整備を行うこと。 ・ サーバ設備については、次回設備更改の費用軽減のため受託者のサービスとして提供 され、受託者により長期的に設備の維持運用が可能なこと。 ・ サーバ設備の設置場所は受託者にて確保すること。なお、設置場所の確保に係る費用 (設置費用・電気料)は受託者が負担すること。 ・ 公衆無線LANの接続制限時間及び回数は委託者が任意に指定できること。 ・ 有害サイトのフィルタリング機能を設定できること。 ・ サーバのセキュリティ対策を含む運用業務は受託者が実施すること。 ・ Wi-Fiクラウドを形成するサーバ等の機器構成は二重化されていること。 ・ Wi-Fiクラウドの利用実績について本町と同等以上の規模での運用実績があるこ と。 (4)ポータルサイト ・ 利用者が本業務により提供する公衆無線LANサービスに接続した場合、最初に独自 ポータルサイトの表示を可能とすること。 ・ ポータルサイトにおいて本町で独自の情報発信を可能とする仕組みを有するものであ ること、また具体的な情報発信の提案もすること。尚、情報発信するための提案につい ては、本業務の費用に含めなくてよい。 ・ ポータル画面は多言語に対応すること、なお、日本語、英語、中国語(簡体字・繁体 字)、韓国語への対応は必須とする。 ・ 利用者が言語を選択することなく、ブラウザ言語設定に即した言語のポータル画面を 自動的に表示できる機能を有すること。 ・ ポータルサイトの対応言語以外の場合は特定の言語にて表示が可能であること。 ・ 委託者が指定するウェブコンテンツへのリダイレクトを可能とすること。 ・ 利用者が遵守すべく事項や、公衆無線LANサービスの内容・機能を明記した利用規 約及びセキュリティに関する規約を策定し、利用開始前に利用規約及びセキュリティ に関する規約を標記し、利用者に同意を得ること。 ・ 利用規約及びセキュリティに関する規約の標記は、日本語、英語、中国語(簡体字、繁 体字)、韓国語への対応は必須とする。 (5)認証 ・ 公衆無線LANサービスの犯罪利用等の防止のため、利用時の認証は本人性が確認で

(4)

きる認証を行うこと。 認証方法はSNSアカウントを利用した認証方式と利用していることの確認を含め たメールリターン認証方式の両方を可能とすること。 ・ SNSアカウント認証は Facebook、Google+、Twitter、Yahoo!ID 等の連携を可能とす ること。 ・ メールリターン認証は認証画面に入力したメールアドレスに送られる本登録用メール に記載されたURLをクリックすることで認証完了とすること。 尚、国内の通信サービス事業者と契約していない訪日外国人等は本登録用メールの受 信が困難なため、手続きに必要な一定時間(10 分程度)はインターネット接続を可能 とすること。 ・ 登録した利用者情報を一定期間保持し、一度利用者情報を登録した利用者は再度のア クセス時にエントリ画面が簡易となるようにすること。 (6)災害時の対応 ・ 災害時には利用者登録の有無に関わらず、認証等を省略して利用者にインターネット 接続を開放する機能を有すること。 ・ 接続後は平時と異なる委託者が指定するURLへ画面遷移させることができること。 ・ 災害時には災害用ポータル画面へ遷移させ、災害用ポータル画面に災害情報等を表示 する機能を有すること。 ・ 災害時のモード切替は本町からの依頼に基づき迅速に切り替える運用と、気象庁等の 災害情報に基づいて自動的に切り替える運用の両方に対応できること。 ・ 他の自治体で実際の災害時における対応実績を示すこと。 (7)認証連携 ・ 日本人、外国人を問わず、Wi-Fi接続アプリに認証用情報(メールアドレス等) を一度入力することで、複数のサービスの認証が行える認証連携に対応しているこ と。 ・ 一度認証登録した利用者は、再度のアクセス時にエントリ画面が簡易となるようにす ること。また、登録した利用者情報は初回登録後、利用者情報はクラウド側で6ヶ月 以上保持すること。 (8)アクセス回線 ・ 整備エリアのアクセス回線は光回線を使用することとし、委託者が設置(通信事業者 により設置)するものを利用すること。但し、光回線が未提供のエリアは他のアクセス 回線(LTE や無線装置等)を使用すること。 ・ アクセス回線のインターネット接続サービス(ISP契約)は委託者が用意するもの を利用すること。

(5)

4 (9)アクセスポイント ・ アクセスポイントは以下の機能を満たすこと。 項目 機能 使用可能周波数 2.4GHz 帯、5GHz 帯の両方に対応可能 無線LAN規格 IEEE802.11a/g/n/ac SSID 16 個 動作環境 屋内用AP 温度:0~+40℃ 湿度:5~95%(非結露) 屋外用AP 温度:-40~60℃ 湿度:5~95%(非結露) ・ 委託者が指定する固有のSSIDを利用できること。 ・ SSID接続後、スマートフォンのブラウザ等を起動後、無料インターネット接続機 能等を案内するポータル画面が表示されること。 ・ アクセスポイントを設置する場所の詳細は委託者と協議のうえ決定するものとするが、 各設置場所における公衆無線LAN利用エリアの範囲が最大となるよう、現場調査等 を実施し、その根拠となる資料を提出すること。 ・ アクセスポイントの設置場所については、安全性の確保や電波調査等の実施による最 適な設置場所の検討を実施し委託者と協議のうえ決定すること。 ・ 屋外に設置するものについては、台風等の荒天時や冬期間にも対応可能であること。 設置にあたっては、安全かつ安定した設置場所を確保するとともに、景観を損なわな いように留意すること。また、ワイヤ設置等のアクセスポイント落下未然防止策を講 じること。 ・ 整備エリアの環境や特性に応じ、有効伝送距離、電波干渉への対応等を考慮すること。 ・ 利用者が整備エリア間を移動した際においてもシームレスな接続を保持すること。 ・ 遠隔監視に対応可能であること。 ・ 各拠点のアクセスポイント設置に際し、公衆無線LAN環境整備に必要となるスイッ チ機器等については、本業務の範囲として必要機器の準備等を含めて受託者にて環境 整備を行うこと。 ・ 調査、設計、施設管理者との調整、諸手続き、設置工事等、機器整備に必要となる全て の事項については、受託者の業務範囲とする。但し、アクセス回線及びインターネット 接続サービスの利用に係る費用については、開通日(試験期間を含む)から委託者が負 担する。 ・ その他、整備にあたっては、仕様書に基づく他、公共建築工事標準仕様書(電気工事 編)に準拠すること。 (10)セキュリティ対策 ・ ウィルス対策や不正アクセス防止、改ざん防止等のセキュリティ対策を講じること。 ・ 悪意ある第三者からの攻撃への対策として、端末同士の通信を拒否する設定をネット ワーク上で行うこと。 ・ アクセスログやMACアドレス等をサーバ等に保持すること。 ・ アクセスポイント側のルータからデータセンタまでのネットワークをVPN網等によ

(6)

りグループ化し、グループ外の回線からの接続を拒否すること。 (11)整備対象エリア ・ 整備対象エリアは下記のとおり。なお、屋外エリアのアクセスポイントについては、同 時接続端末数が概ね100台以上になるよう設計を行うこと。 街区 対象エリア 標津町役場 屋内 1Fロビー、2F集会室 標津町ポー川史跡 自然公園 屋外 エントランス前広場、開拓の村広場 しべつ「海の公園」 オートキャンプ場 屋外 観光案内所、エントランス周辺、 宿泊施設(バンガロー) 標津サーモン科学館前 広場及び駐車場 屋外 エントランス周辺 標津町図書館 屋内 1F閲覧コーナー、2F閲覧コーナー 標津町総合体育館 屋内 ホール、アリーナ 標津町保健福祉センター 屋内 多目的ホール、ロビー ・ 対象エリアで利用者が可能な限り広い範囲で利用できるよう、アクセスポイントを適 切に設置すること。 (12)運用方法 ・ 安定的な公衆無線LANサービスを継続的に提供できるよう、拠点側設備からクラウ ドネットワークまで、一元的に運営管理を実施することができる体制を有すること。 ・ 委託者からの指示により、任意にサービス提供時間を変更できること。 ・ 保守対応等に伴う停止を行う場合は、委託者へ事前に通知すること。 ・ アクセスログ、MACアドレス、利用者情報等の利用履歴を適切に蓄積・管理し、6ヵ 月以上保持すること。 ・ 事件、事故等により警察からログの提出を求められた場合には、委託者の指示に基づ き迅速に対応すること。 ・ 無線LANアクセスポイントは、動作状態の確認のため、PING等により死活監視 を行うこと。 ・ 障害発生時は、速やかに復旧作業を行うこと。 (13)問い合わせ対応 ・ 障害発生時において、委託者からの連絡を受け付ける窓口を設けること。 (14)周知 ・ サービスの周知及び利用促進のためのロゴ等について委託者に提案を行うこと。

(7)

6 (15)月次レポート ・ 公衆無線LANサービスの利用動向について、日別、月別でのインターネット認証数、 利用時間帯、利用デバイス、利用言語別の利用数等の統計データを毎月報告すること。 ・ 利用者数については、利用言語、利用時間帯、デバイス種別等により集計し、集計結果 をグラフ等で可視化すること。 (16)業務報告 ・ 整備業務完了後、成果物として支援事業に準じた完成資料及び本町が指定する完成資 料(アクセスポイント及びケーブル等の写真及び図面、利用可能範囲を示した図面等) を提出すること。(冊子1部及び電子データ) (17)民間事業者と連携した公衆無線LANサービスの拡大(官民連携) ・ 総務省が支援を行う対象拠点の考え方に則り、本事業による整備業務完了後に、民間 を含む他の商業施設等において、本業務と統一性のとれた公衆無線LANサービスを 整備できること。 (18)追加提案 ・ 本業務の目的に資する追加提案がある場合はこれを妨げない。 ・ 本町の観光促進、若しくは観光客おもてなしの施策について提案を行うこと。 尚、本施策の提案については、本業務の費用に含めなくてよい。 6.見積もり (1)イニシャル費用 ・ 「5.業務内容」を実現するために必要なイニシャルコストを全て含むこと。 見積は下記項目に分計すること。 - サーバ(セキュリティ対策や運用のための機能を含む) - アクセスポイント(事前・事後の電波環境調査を含む) - 保守のために予備機を用意する場合の費用 - アクセス回線およびインターネット接続サービスの ・ 追加で提案する機能に関する見積もりについては上記とは別に提出すること。 (2)ランニング費用 ・ 「5.業務内容」を実現するために必要なランニングコストを全て含むこと 見積もりは下記項目に分計すること。 - 運用保守費用(公衆無線LANの監視・運用・保守に関する費用) - アクセス回線およびインターネット接続サービス ・ 追加で提案する機能に関する見積もりについては上記とは別に提出すること。

参照

関連したドキュメント

・補助 73 号線、補助 83 号線、鉄道付属街路、補助 85 号線、補助 87

仕訳①:BS ソフトウェア/CF 公共施設等整備費支出 仕訳②:BS 建設仮勘定/CF 公共施設等整備費支出 仕訳③:BS 物品/CF 公共施設等整備費支出 仕訳④:PL

粗大・不燃・資源化施設の整備状況 施設整備状況は、表−4の「多摩地域の粗大・不燃・資源化施設の現状」の

補助 83 号線、補助 85 号線の整備を進めるとともに、沿道建築物の不燃化を促進

拠点内の設備や備品、外部協⼒企業や団体から調達する様々なプログラムを学ぶ時間。教育

対策等の実施に際し、物資供給事業者等の協力を得ること を必要とする事態に備え、

接続対象計画差対応補給電力量は,30分ごとの接続対象電力量がその 30分における接続対象計画電力量を上回る場合に,30分ごとに,次の式

電気設備保守グループ 設備電源グループ 所内電源グループ 配電・電路グループ 冷却・監視設備計装グループ 水処理・滞留水計装グループ