• 検索結果がありません。

社会福祉施設等における非常災害対策に係る調査結果について ( 高齢者施設に係る調査結果の抜粋 ) 平成 28 年 8 月 台風 10 号に伴う暴風雨及び豪雨により 岩手県岩泉町の認知症グループホームで多数の入居者が死亡したことをはじめ 道内においても 南富良野町などで社会福祉施設等が甚大な被害を受け

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "社会福祉施設等における非常災害対策に係る調査結果について ( 高齢者施設に係る調査結果の抜粋 ) 平成 28 年 8 月 台風 10 号に伴う暴風雨及び豪雨により 岩手県岩泉町の認知症グループホームで多数の入居者が死亡したことをはじめ 道内においても 南富良野町などで社会福祉施設等が甚大な被害を受け"

Copied!
13
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

非常災害対策について

<介護保険施設・事業所における非常災害対策への取組> 昨年の台風による水害等の被害が発生したことから、火災に加え、 地域の特性(沿岸 ・山間地域の別や土砂災害危険の有無等の立地環境)等を考慮し 、地震、津波、風水害 その他の自然災害に係る対策の取組が必要となります。 以下の点について、ご留意いただき、非常災害に係る対策の強化をお願いします。 ○ 避難確保計画の作成・避難訓練の実施が義務化 平成 29 年 5 月 19 日に「水防法等の一部を改正する法律」が公布され、「水防法」及 び「土砂災害防止法」の改正により、浸水想定区域や土砂災害警戒区域内の要配慮者利 用施設は、避難確保計画の作成及び避難訓練の実施が義務化されました。 なお、避難確保計画の作成・変更した際は、市町村へ報告しなければなりません。避 難確保計画の作成・点検に当たっては、国交省の「避難確保計画の作成の手引き」、「避 難計画点検マニュアル」等を参考としてください。【道でも手引きを策定予定】 国交省作成の 手引き等 の掲載場所 : http://milt.go.jp/river/bousai/main/saigai/jouhou/jieishuibou/bousai -gensai-sui bou02.html ○ スプリンクラー等消防用設備の設置期限 平成 25 年 12 月にスプリンクラー等の消防用設備等の基準が改正され、既存施設の経 過措置期間は来年 3 月末までとなっていますので、設置義務など消防機関に確認の上、 早急に対応してください。 (改正後) ・スプリンクラー は施設面積に関係なく設置が必要 (消 防法 施行令第 12 条第 1 項) ・自動火災報知設備は施設面積に関係なく設置が必要(消 防法 施行令第 21 条第 1 項) ・火災通報装置は自動火災報知設備と連動しなければならない (消防 法施行 規則第 25 条 第 3 項) ○ 避難準備情報等の名称変更等について 災害対策基本法第 56 条の市町村長による避難準備及び第 60 条の市町村長による避難 勧告・指示につ いて、 「避難勧告等の 判断・ 伝達マニュアル 作成 ガ イドライン(平成 27 年 8 月)」で規定されている名称を下記のとおり変更し、高齢者等が避難を開始す る段階などを明確にされました。 なお、名称変更を含め、「避難勧告等の判断・伝達マニュアル作成ガイドライン」は、 平成 29 年 1 月において「避難勧告等に関するガイドライン」に改訂されました。 (変更前) (変更後) 避難準備情報 → 避難準備・ 高齢者等避難開始 避難勧告 → 避難勧告 避難指示 → 避難指示(緊急) 本通知:http://www.bousai.go.jp/oukyu/hinankankoku/guideline/guideline_2016.html (平成 28 年 12 月 26 日付け府政防第 1416 号、消防災第 184 号) 避難勧告等に関するガイドライン の掲載場所: http://www.bousai.go.jp/oukyu/hinankankoku/h28_hinankankoku_guideline/index.htm l

(2)

社会福祉施設等における非常災害対策に係る調査結果について (高齢者施設に係る調査結果の抜粋) 平成28年8月、台風10号に伴う暴風雨及び豪雨により、岩手県岩泉町の認知症グループホーム で多数の入居者が死亡したことをはじめ、道内においても、南富良野町などで社会福祉施設等が 甚大な被害を受けたことを踏まえ、施設利用者の安全確保及び非常災害時の体制整備の強化・徹 底に向けた対策に資するため、道内の社会福祉施設等における非常災害対策計画策定状況や避難 体制の確保状況などを調査した。 調査結果については、北海道保健福祉部福祉局施設運営指導課のホームページを参考にしてく ださい。 Ⅰ 調査概要 1 調査対象施設数及び回答数(率) 調査対象施設等数 回答数 回答率 未回答数 社会福祉施設等 8,796施設 7,897施設 89.8% 899施設 高齢者施設等 3,371施設 2,971施設 88.1% 400施設 ※調査対象施設数は、H28.8.31現在 ※調査対象の社会福祉施設等の種別は、高齢者施設、障がい者施設、障がい児施設、児童 施設、保護施設 ※政令市(札幌市)及び中核市(旭川市、函館市)に所在する施設を除く。 2 調査時点 平成28年12月末 3 調査項目 (1) 施設等の立地条件(災害計画区域等) (2) 非常災害対策計画の策定状況(想定する災害ごと) (3) 計画に盛り込んだ項目 ア 施設等の立地条件(地形など) イ 災害に関する情報の入手方法(「避難準備情報」等の入手方法など) ウ 災害時の連絡先及び通信手段(自治体、家族、職員 等) エ 避難を開始する時期とその判断基準(避難準備情報が発令された時など) オ 避難場所(市町村が指定する避難場所、施設内の安全なスペースなど) カ 避難経路(ルートの本数、所要時間など) キ 利用者ごとの避難方法(車いす、徒歩など) ク 災害発生時の人員体制、指揮系統(参集方法、役割分担、避難に必要な職員数) ケ 停電・断水時の対応 コ 関係機関との連携体制 サ 避難・救出その他必要な訓練及び防災教育 シ その他(備蓄品リスト、利用者情報) (4) 避難等訓練の実施状況 (5) その他 ア 停電時の対応(自家発電装置の確保状況 イ 事業継続計画(BCP)の策定状況 ウ 災害時の施設間避難協定の締結状況

(3)

Ⅱ 調査結果(抜粋) 1 立地条件 (1) 高齢者施設等の立地場所が、法令等に基づく災害危険区域に該当しているか。 3,371施設のうち、1,168施設(34.6%)が該当。 (2) 区域の種類別 ①浸水想定区域 3,371施設のうち、708施設(21.0%)が該当。 浸水想定区域 708施設 洪水浸水想定区域 679施設 雨水出水浸水想定区域 217施設 高潮浸水想定区域 42施設 ②土砂災害警戒区域等 3,371施設のうち、230施設(6.8%)が該当。 土砂災害警戒区域等 230施設 土砂災害警戒区域 125施設 土砂災害危険箇所 152施設 山地災害危険地区 48施設 ③津波災害警戒区域 北海道において、指定なし。 ④火山災害警戒地域 3,371施設のうち、262施設(7.8%)が該当。 2 非常災害対策計画の策定状況 (1) 非常災害対策計画の策定状況 ①火災・地震に対応した非常災害対策計画の策定状況 3,371施設のうち、2,310施設(68.5%)が該当。 ②火災・地震に関する計画に加え、立地条件に対応した非常災害対策計画の策定状況 3,371施設のうち、2,126施設(63.1%)が該当。 (2) 非常災害対策計画で対応している災害ごとの状況(3,371施設) 災害の種類 対 応 未 対 応 対応予定あり 共 a.火災 2,507 (74.4%) 464 (13.7%) 62 (13.4%) 通 b.地震 2,313 (68.6%) 658 (19.5%) 199 (30.2%) c.風水害 1,914 (56.8%) 1,057 (31.3%) 374 (35.4%) 立地 浸水想定区域内(708施設) 483 (68.2%) 225 (31.8%) 70 (31.1%) 条件 d.土砂災害 463 (13.7%) 2,508 (74.4%) 92 (3.7%) に応 土砂災害警戒区域等(230施設) 130 (56.5%) 100 (43.5%) 30 (30%) じて e.津波災害 547 (16.2%) 2,424 (71.9%) 88 (7.3%) 策定 f.火山災害 265 (7.8%) 2,706 (80.3%) 96 (3.5% ) 火山災害警戒地域(262施設) 155 (59.2%) 107 (40.8%) 62 (57.9%) ※未回答施設:400施設(11.9%)

(4)

3 火災・地震に関する計画に加え、立地条件に対応した非常災害対策計画の内容 (1) 国が示した項目を網羅しているか。 2,126施設のうち、1,161施設(34.4%)が該当。 ※ 国が示した項目 「介護保険施設等における利用者の安全確保及び非常災害時の体制整備の強化・徹 底について」(平成28年9月9日付け老総発0909第1号、老高発0909第1号、老振発09 09第1号、老老発0909第1号) (2) 各項目ごとの状況(2,126施設) 国が示 してい 計画に盛り込むべき項目 計画の記載あり る項目 〇 (1) 施設の立地条件 1,916 (90.1%) (2) 施設等の構造・設備 1,808 (85.0%) 〇 (3) 災害に関する情報の入手方法 1,894 (89.1%) 〇 (4) 災害時の連絡先及び通信手段の確認 2,045 (96.2%) 〇 (5) 避難を開始する時期、判断基準 1,731 (81.4%) 〇 (6) 避難場所 1,960 (92.2%) 〇 (7) 避難経路 1,617 (76.1%) 〇 (8) 避難方法 1,550 (72.9%) 〇 (9) 災害時の人員体制、指揮系統 ※日中、夜間は問わない 2,032 (95.6%) (10) 停電断水時の対応(※通所系事業所は除く1,460) 1,042 (71.4%) 〇 (11) 関係機関との連携体制 1,828 (86.0%) (12) 避難・救出その他必要な訓練及び防災教育 2,014 (94.7%) (13) その他(備蓄品リスト、利用者情報) 1,831 (86.1%) 4 避難等訓練の実施状況(平成28年1月~12月) (1) 避難訓練の実施状況 ①火災・地震に対応した避難等訓練の実施状況 3,371施設のうち、1,050施設(31.1%)が該当。 ②火災・地震に関する計画に加え、立地条件に対応した避難等訓練の実施状況 3,371施設のうち、761施設(22.6%)が該当。 (2) 対応した災害ごとの非難等訓練の実施状況(3,371施設) 災害の種類 実施済 未実施 共 a.火災 2,791 (82.8%) 180 (5.3%) 通 b.地震 1,070 (31.7%) 1,901 (56.4%) c.風水害 421 (12.5%) 2,550 (75.6%) 立地 浸水想定区域内(708施設) 158 (22.3%) 550 (77.7%) 条件 d.土砂災害 105 (3.1%) 2,866 (85.0%) に応 土砂災害警戒区域等(230施設) 35 (15.2%) 195 (84.8%) じて e.津波災害 222 (6.6%) 2,749 (81.5%) 策定 f.火山災害 38 (1.1%) 2,933 (87.0%) 火山災害警戒地域(262施設) 26 (9.9%) 236 (90.1%) 夜間又は夜間想定の避難等訓練の実施 状況(入所施設 2,283施設) 1,553 (68.0%) 480(21.0%) ※未回答施設:400施設(11.9%)

(5)

5 その他 (1) 自家発電装置の確保状況 施 設 数 確 保 済 高齢者施設等 3,371 1,258 (37.3%) 入所系施設 2,283 968 (42.4%) 通所系事業所 1,088 290 (26.7%) (2) 事業継続計画(BCP) BCPの策定状況については、3,371施設のうち、策定済み、策定中、策定予定の施設を あわせると、1,032施設、30.6%となっている。 施 設 数 策定済み 策 定 中 策定予定 高齢者施設等 3,371 446 (13.2%) 175 (5.2%) 411 (12.2%) 入所系施設 2,283 302 (13.2%) 126 (5.5%) 292 (12.8%) 通所系事業所 1,088 144 (13.2%) 49 (4.5%) 119 (10.9%) (3) 災害時の施設間避難協定 施設間避難協定の締結状況については、入所系施設(短期入所を除く)1,840施設のうち、 締結済み、締結予定の施設は、545施設、29.6%となっている。 策定を検討中、策定予定なしの施設は、979施設、53.2%となっており、そのうち、同一 法人内で対応が可能としている施設は596施設となっている。 締結済み、締結予定とあわせると、1,141施設、62.0%となる。 施 設 数 同一法人内で 対応可能 入所系施設(短期入所除く) 1,840 協定締結済み 468 (25.4%) 協定締結予定 77 (4.2%) 協定締結を検討中 483 (26.3%) 協定締結予定なし 496 (27.0%) 596 (32.4%)

(6)

老 総 発 0 9 0 9 第 1 号 老 高 発 0 9 0 9 第 1 号 老 振 発 0 9 0 9 第 1 号 老 老 発 0 9 0 9 第 1 号 平 成 2 8 年 9 月 9 日 都 道 府 県 各 指定都市 介護保険主管部(局)殿 中 核 市 厚 生 労 働 省 老 健 局 総 務 課 長 ( 公 印 省 略 ) 高 齢 者 支 援 課 長 ( 公 印 省 略 ) 振 興 課 長 ( 公 印 省 略 ) 老 人 保 健 課 長 ( 公 印 省 略 ) 介護保険施設等における利用者の安全確保及び非常災害時の体制整備の強化・徹底について 8月 31日 に、岩 手 県 下 閉 伊 郡 岩 泉 町 の認 知 症 高 齢 者 グループホームにおいて、台 風 第 10号 に伴 う暴 風 及 び豪 雨 による災 害 発 生 により多 数 の利 用 者 が亡 くなるという痛 ま しい被 害 がありました。 介 護 保 険 施 設 等 は、自 力 避 難 困 難 な方 も多 く利 用 されていることから、介 護 保 険 施 設 等 においては、利 用 者 の安 全 を確 保 するため、水 害 ・土 砂 災 害 を含 む各 種 災 害 に備 え た十 分 な対 策 を講 じる必 要 があります。 これまでも「介 護 保 険 施 設 等 における防 災 対 策 の強 化 について」(平 成 24 年 4月 20 日 老 総 発 0420 第 1号 、老 高 発 0420 第 1号 、老 振 発 0420 第 1号 、老 老 発 0420 第 1号 ) 等 のほか、今 回 の被 害 を踏 まえ発 出 した「社 会 福 祉 施 設 等 における非 常 災 害 対 策 及 び 入 所 者 等 の安 全 の確 保 について」(平 成 28 年 9月 1日 雇 児 総 発 0901 第 3号 、社 援 基 発

(7)

0901 第 1号 、障 障 発 0901 第 1号 、老 高 発 0901 第 1号 )の各 通 知 及 び関 係 法 令 に基 づ き、介 護 保 険 施 設 等 の非 常 災 害 対 策 に万 全 を期 するよう、指 導 を行 っていただいている ところですが、今 回 の被 害 の状 況 を踏 まえて特 に留 意 すべき事 項 を下 記 のとおりまとめ ましたので、管 内 市 町 村 及 び貴 管 下 介 護 保 険 施 設 等 へ周 知 いただくとともに、都 道 府 県 、市 町 村 におかれては、水 害 ・土 砂 災 害 を含 む非 常 災 害 時 の計 画 の策 定 状 況 、避 難 訓 練 の実 施 状 況 (実 施 時 期 等 )に関 し、指 導 ・助 言 いただき、その結 果 について点 検 い ただくようお願 いいたします。 また、下 記 3に記 載 しているとおり、非 常 災 害 対 策 計 画 の策 定 状 況 や避 難 訓 練 の実 施 状 況 については、別 紙 項 目 について年 末 時 点 の状 況 を調 査 する予 定 ですので、ご承 知 おきください。なお、下 記 1、2に記 載 する留 意 点 については、下 記 3に記 載 する調 査 対 象 施 設 に加 えて、通 所 系 サービスも含 めて対 応 いただく事 項 となりますので、都 道 府 県 におかれては、併 せて管 内 市 町 村 に対 し、その旨 の周 知 をお願 いします。 なお、本 通 知 につきましては、内 閣 府 や消 防 庁 等 関 係 省 庁 及 び省 内 関 係 部 局 と協 議 済 みであることを申 し添 えます。 記 1 情報の把握及び避難の判断について 介護保険施設等の管理者を含む職員は、日頃から、気象情報等の公的機関による情報把握 に努めるとともに、市町村が発令する「避難準備情報」、「避難勧告」等の情報については、確実 に把握し、利用者の安全を確保するための行動をとるようにすること。 このため、災害時に市町村が発令する「避難準備情報」等を介護保険施設等が入手する方法 について、停電等の場合も含め、予め所在市町村に確認すること。 また、「避難勧告等の判断・伝達マニュアル作成ガイドライン」(平成 27 年8月 19 日付内閣府策 定)において、「避難準備情報」発令の段階で、災害時要配慮者は、避難の開始が求められるこ とから、予め定めた避難場所へ避難するなど適切な行動をとる旨、避難計画に定め、発令された 際には適切に行動すること。「避難勧告」や「避難指示」においても、適切に行動すること。なお、 これらの実施に当たっては、内閣府が作成した別添1「水害や土砂災害から命を守るため に!~社会福祉施設など災害時要配慮者利用施設の管理者の皆様へ~」も参照すること。 特に、近年、「想定外」の大規模な災害が発生することも多いことから、過去の経験のみに頼る ことなく、利用者の安全を確保するために必要な対応を最優先に検討し、早め早めの対応を講じ ること。 「避難準備情報」等に基づき、職員に求められる行動に関しては、別添2「今後の水害等に備

(8)

えた警戒避難体制の確保について(周知依頼)」(平成 28 年9月2日付事務連絡(厚生労働省雇 用均等・児童家庭局総務課、社会・援護局福祉基盤課、社会・援護局障害保健福祉部障害福祉 課、老健局高齢者支援課)を参照願いたい。 2 非常災害対策計画の策定及び避難訓練について 介護保険施設等は、非常災害に関する具体的な計画(以下「非常災害対策計画」という。) を定めることとされているが、この計画では、火災に対処するための計画のみではなく、 火災、水害・土砂災害、地震等に対処するための計画を定めることを想定しており、必ず しも災害ごとに別の計画として策定する必要はないが、水害・土砂災害、地震等地域の実 情にも鑑みた災害にも対処できるものとすること。 非常災害対策計画に盛り込む項目としては、以下の例が考えられる。非常災害対策計画 は、実際に災害が起こった際にも利用者の安全が確保できる実効性のあるものとすること が重要であり、別添3~5の資料も参考としながら、各介護保険施設等の状況や地域の実 情を踏まえた内容とすること。 【具体的な項目例】 ・介護保険施設等の立地条件(地形 等) ・災害に関する情報の入手方法(「避難準備情報」等の情報の入手方法の確認等) ・災害時の連絡先及び通信手段の確認(自治体、家族、職員 等) ・避難を開始する時期、判断基準(「避難準備情報発令」時 等) ・避難場所(市町村が指定する避難場所、施設内の安全なスペース 等) ・避難経路(避難場所までのルート(複数)、所要時間 等) ・避難方法(利用者ごとの避難方法(車いす、徒歩等) 等) ・災害時の人員体制、指揮系統(災害時の参集方法、役割分担、避難に必要な職員数 等) ・関係機関との連携体制 等 また、非常災害対策計画の内容を職員間で十分共有するとともに、関係機関と避難場所 や災害時の連絡体制等必要な事項について認識を共有すること。 さらに、避難訓練を実施し、非常災害対策計画の内容を検証し、見直しを行うこと。そ の際には、夜間の時間帯にも実施するなど、混乱が想定される状況にも対応できるよう、 訓練を実施すること。 非常災害対策計画の策定過程においても、災害に関する情報の入手方法や避難場所等必

(9)

要な情報が施設内で共有されていない場合には、速やかに共有しながら、策定を進めるこ と。 非常災害対策計画の策定に際しては、地域の関係者と連携及び協力することとし、特に、 地域密着型サービスにおいては、「運営推進会議」等において、地域の関係者と課題や対応 策を共有しておくこと。 上記に記載した留意事項は、今般の事案の課題を踏まえたものであるが、既に発出され ている通知等も踏まえて介護保険施設等における非常災害対策を講じること。 非常災害対策計画策定の参考となる資料として別添3~5の資料を添付するので、併せ て参考とすること。 3 点検及び指導・助言について 都道府県及び市町村は、上記1、2に記載した留意事項を踏まえ、介護保険施設等にお ける水害・土砂災害を含む非常災害対策計画の策定状況及び避難訓練の実施状況について 点検し、水害・土砂災害を含む非常災害対策計画が策定されていない場合、策定されてい るが項目等が不十分である場合については、速やかに改善し、遅くとも年内までに改善さ れるよう、指導・助言を行うこと。 また、避難訓練についても水害・土砂災害を含む避難訓練を実施できていない場合には、 速やかに実施し、遅くとも避難訓練実施の予定を年内までに立てるように指導・助言を行 うこと。 別紙の3の対象施設における別紙の1、2に記載した項目について、今年末時点の状況 を都道府県又は市町村において把握及び報告をお願いすることとなる。 なお、別紙の項目については、今後、状況により変更する可能性があることを予めご承 知おき願いたい。 【参考となる資料】 (別添1)「水害や土砂災害から命を守るために!~社会福祉施設など災害時要配慮者利用 施設の管理者の皆様へ~」(内閣府作成) (別添2)「今後の水害等に備えた警戒避難体制の確保について(周知依頼)」(平成 28 年9月2 日付事務連絡(厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課、社会・援護局福祉基盤課、 社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課、老健局高齢者支援課) (別添3)「防災ガイド BOOK(震災対応編)」(平成25年11月全国グループホーム連合会) http://gh-japan.net/pdf/disaster-prevention-guide.pdf

(10)

(別添4)「土砂災害(河川の氾濫)対応マニュアル」(平成28年9月神戸市老人福祉施設連盟災 害対策委員会)

(別添5)「高齢者施設における防災計画作成指針」(平成25年1月石川県健康福祉部)よりチ ェックシート等を抜粋

(11)

(別紙) 調査項目案(予定) 1 非常災害対策計画 ① 水害・土砂災害を含む非常災害対策が策定されているか。 ①で策定されている非常災害対策計画に以下の項目がそれぞれ含まれているか。 ・介護保険施設等の立地条件 ・災害に関する情報の入手方法 ・災害時の連絡先及び通信手段の確認 ・避難を開始する時期、判断基準 ・避難場所 ・避難経路 ・避難方法 ・災害時の人員体制、指揮系統 ・関係機関との連携体制 2 避難訓練 ① 平成 28 年に水害・土砂災害の場合を含む避難訓練が実施されたか。 されていない場合、実施予定時期はいつか。 3 対象施設 ・介護老人福祉施設 ・介護老人保健施設 ・介護療養型医療施設 ・養護老人ホーム ・軽費老人ホーム ・有料老人ホーム(サービス付き高齢者向け住 宅の登録を受けているものを含む。) ・認知症対応型共同生活介護 ・小規模多機能型居宅介護 ・看護小規模多機能型居宅介護 ・短期入所生活介護 ・通所介護事業所の設備を利用した夜間及び深夜の通所介護以外のサービス(宿泊サー ビス)(認知症対応型通所介護を含む) ※上記項目は厚生労働省において調査する予定の項目を示したものであり、非常災害対策 として上記項目のみを実施すれば足りるというものではない。 ※上記項目については、現時点で予定している項目であり、今後、項目の追加・変更等が ありうる。

(12)

~要配慮者利用施設における円滑かつ迅速な避難のために~

※ 土砂災害防止法の正式名称は「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律」です。

「水防法等の一部を改正する法律」が平成29年5月19日に公布されま

した。これにより、要配慮者利用施設の避難体制の強化を図るために「水

防法」「土砂災害防止法」が改正されます。

要配慮者利用施設の所有者・管理者の皆さまへ

急傾斜地 ※「土砂災害警戒区域」とは、土砂災 害が発生した場合に、住民等の生命 又は身体に危害が生じるおそれがあ ると認められる区域であり、都道府 県知事が指定します。 とは・・・

社会福祉施設、学校、医療施設

その他の主として防災上の配慮

を要する方々が利用する施設で

す。

1

避難確保計画の作成

「避難確保計画」とは、水害や土砂災害が発生するおそれがあ

る場合における

施設利用者の円滑かつ迅速な避難の確保を図る

めに必要な防災体制や訓練などに関する事項を定めた計画です。

避難確保計画が実効性あるものとするためには、

施設管理者等

の皆さまが主体的に作成

いただくことが重要です。

作成した避難確保計画は、職員のほか、利用者やご家族の方々

も日頃より確認することができるよう、その概要などを

共用スペ

ースの掲示板などに掲載

しておくことも有効です。

※「避難確保計画の作成の手引き」を国土交通省水管理・国土保全局のホームページに掲載いたしますので、計画作成の参考として ください。 ※ 義務付けの対象となるのは、これら要配慮者利用施設のうち、市町村地域防災計画に その名称及び所在地が定められた施設です。

浸水想定区域や土砂災害警戒区域内の要配慮者利用施設

管理者等は、

避難確保計画

の作成・

避難訓練

の実施が

義務

なります。

【土砂災害警戒区域】 〔医療施設〕 ・病院 ・診療所 ・助産所 等 ※ 市町村地域防災計画にその名称及び所在地が定められた施設が対象です。 要配慮者利用施設

要配慮者利用施設

〔社会福祉施設〕 ・老人福祉施設 ・有料老人ホーム ・認知症対応型老人共同生活援助事業の用に 供する施設 ・身体障害者社会参加支援施設 ・障害者支援施設 ・地域活動支援センター ・福祉ホーム ・障害福祉サービス事業の用に供する施設 ・保護施設 ・児童福祉施設 ・障害児通所支援事業の用に供する施設 ・児童自立生活援助事業の用に供する施設 ・放課後児童健全育成事業の用に供する施設 ・子育て短期支援事業の用に供する施設 ・一時預かり事業の用に供する施設 ・児童相談所 ・母子健康包括支援センター 等 〔学校〕 ・幼稚園 ・中学校 ・高等学校 ・特別支援学校 ・小学校 ・義務教育学校 ・中等教育学校 ・高等専門学校 ・専修学校(高等課程 を置くもの) 等

浸水想定区域 氾濫 要配慮者利用施設 ※「洪水浸水想定区域」とは、河川が氾濫した場合に浸水が 想定される区域であり、河川等管理者である国または都道府 県が指定します。 【浸水想定区域】

(13)

避難確保計画を作成・変更したときは、遅滞なく、その計画を

市町村長へ報告

する必要があります。

2

市町村長への報告

3

避難訓練の実施

避難確保計画に基づいて避難訓練を実施します。職員のほか、

可能な範囲で利用者の方々にも協力してもらうなど、

多くの方々

が避難訓練に参加

することで、

より実効性が高まり

ます。

ハザードマップを活用するなどして、水害や土砂災害に対して

安全な場所へ速やかに避難するなど、

浸水想定区域や土砂災害警

戒区域などの地域の災害リスクの実情に応じた避難訓練を実施

ることが重要です。

避難体制の確認 避難訓練の実施 職員や利用者への学習会 避難体制のより一層の強化のために、関係者が連携して取り組むことが重要です! 避難確保計画の作成

( H29.5.26 ) ➢ 避難確保計画を作成しない要配慮者利用施設の管理者等に対して、市町村長が必要な指示をす る場合があります。 ➢ 正当な理由がなく、指示に従わないときは、市町村長がその旨を公表する場合があります。

施設の所在する市町村へお問い合わせください。

市町村地域防災計画(避難場所・避難経路など)・ハザードマップに関すること

洪水浸水想定区域についてはその河川を管理する河川事務所へ、土砂災害警戒

区域等については都道府県へお問い合わせください。

浸水想定区域・土砂災害警戒区域等の指定に関すること

問い合わせ先

法改正に関すること 土砂災害防止法関係 水防法関係

国土交通省水管理・国土保全局河川環境課水防企画室

国土交通省水管理・国土保全局砂防部砂防計画課

TEL:03-5253-8111(代表) URL:http://www.mlit.go.jp/mizukokudo/index.html

参照

関連したドキュメント

また,具体としては,都市部において,①社区

新型インフルエンザ等対策特別措置法(平成 24 年法律第 31 号。以下「法」と いう。)第 28 条第 1 項第

事前調査を行う者の要件の新設 ■

○ (公社)日本医師会に委託し、次のような取組等を実施 女性医師の就業等に係る実情把握調査の実施 (平成21年度~28年度 延べ

ヨーロッパにおいても、似たような生者と死者との関係ぱみられる。中世農村社会における祭り

地区住民の健康増進のための運動施設 地区の集会施設 高齢者による生きがい活動のための施設 防災避難施設

東京都環境局では、平成 23 年 3 月の東日本大震災を契機とし、その後平成 24 年 4 月に出された都 の新たな被害想定を踏まえ、