2020 年に向けた調布市の取組方針
~東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会,ラグビーワールドカップ 2019 に向けて~
平成28年7月
目次構成
1 策定の背景・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2 取組方針の位置付け・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
3 基本的な考え方と取組の視点
(1) 基本的な考え方と取組の視点・・・・・・・・・・・・・・・・・3
(2) 取組の視点を踏まえた5つの取組テーマ・・・・・・・・・・・・5
4 推進体制・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
5 取組方針の具現化に向けて
(1) アクションプラン(仮称)の策定と運用・・・・・・・・・・・・7
6 5つのテーマとレガシー創出に向けた取組
(1) スポーツ・健康づくり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
(2) 産業・観光振興・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
(3) まちづくり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
(4) 文化・国際交流・平和・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
(5) 教育・青少年の健全育成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
7 大会までのロードマップ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
1
1 策定の背景
(1) 策定の背景 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下「東京2020大会」という。)では, 東京スタジアム(味の素スタジアム)と武蔵野の森総合スポーツ施設(仮称)において,複数の競 技が開催される予定となっています。さらに,東京2020大会の前年の2019年には,アジア で初のラグビーワールドカップが日本で開催され,東京の開催会場として,東京スタジアム(味の 素スタジアム)において開会式と開幕戦が開催される予定です。東京2020大会では,大会期間 中の観客とスタッフが約1010万人と予想されており,調布市においても国内外から多くの来街 者が訪れることが想定されます。 世界最大級のスポーツイベントが,2019年及び2020年と,2年連続で調布市において開 催されることは,市民にとってこの上ない喜びとなり,とりわけ次代を担う子どもたちにとって, スポーツの役割の重要性や平和の尊さを実感するとともに,明るい希望と夢を抱いて世界に目を開 く絶好の機会となります。 こうした背景のもと,「2020年に向けた調布市の取組方針」(以下「取組方針」という。)」は, 調布市基本計画や調布市まち・ひと・しごと創生総合戦略(以下「調布市総合戦略」という。)に位 置付けたスポーツ振興をはじめ,産業・観光振興,文化振興,国際交流,平和施策,青少年の健全 育成,教育,福祉の充実など様々な角度からの取組を進めていくうえでの基本的な考え方を示すも のです。大会後のレガシーを見据えた取組の方向を明らかにすることにより,大会を契機とした調 布のまちの更なる発展・魅力向上と多摩地域全体の振興につなげていくものです。 <調布市で実施予定の東京2020大会の競技種目※1> 平成 28 年 7 月現在 大会名 競技種目 開催会場 東京 2020 オリンピック 7人制ラグビー 東京スタジアム (味の素スタジアム) 近代五種(水泳・馬術・ランニン グ・射撃) サッカー※2 近代五種(フェンシング) 武蔵野の森総合スポーツ 施設(仮称) バドミントン 東京 2020 パラリンピック 車椅子バスケットボール ※1 自転車競技(ロード・レース)のゴールは,武蔵野の森公園から皇居外苑に会場変更(コース は未定)。また,追加種目の5競技(野球・ソフトボール,空手,スケートボード,スポーツクラ イミング,サーフィン)・18種目は,2016年8月にリオデジャネイロで開催される国際オリ ンピック委員会(IOC)総会にて決定予定。 ※2 オリンピック競技種目のサッカーの開催会場は未定。2
2 取組方針の位置付け
(1) 取組方針の位置付け 取組方針は,調布市基本計画及び調布市総合戦略に示した東京2020大会等に関する方向性を 踏まえ,東京2020大会,ラグビーワールドカップ2019に向けた取組の基本的な考え方や大 会後のレガシーを見据えた取組の方向を明らかにするため策定するものです。 この取組方針に基づき,東京2020大会及びラグビーワールドカップ2019に向け,関連す る様々な取組を有機的に連動させ,東京都や東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員 会※(以下「東京2020組織委員会」という。),近隣市,関係団体など多様な主体と連携・協働 することにより,大会の成功はもとより,大会後のレガシー創出につながるよう組織横断的に取り 組んでいきます。 なお,東京2020組織委員会等の動向や今後の調布市の取組状況等を踏まえ,必要に応じて見 直していきます。 ※東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は,公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC) と東京都により 2014 年 1 月 24 日に一般財団法人として設立され,2015 年 1 月 1 日付で公益財団法人 になりました。 <施策の体系イメージ>3
3 基本的な考え方と取組の視点
(1) 基本的な考え方と取組の視点 東京2020組織委員会の「5本の柱」の考え方を踏まえ,調布市における取組の基本的な考え 方を示すとともに,以下の3つの視点から様々な取組を進めていきます。 【スポーツ・健康】 ①国民とスポーツ・健康 誰もがスポーツを「する・観る・支える」 社会の実現 ②アスリートとスポーツ・健康 アスリートが活躍する社会の実現 ③パラリンピックとスポーツ・健康 パラリンピックを契機とした共生社会の実現 【文化・教育】 ①日本文化の再認識と継承・発展 ②次世代育成と文化芸術の創造 ③日本文化の世界への発信と国際交流 ④全国でのあらゆる人の参加・交流と地域 の活性化 【街づくり・持続可能性】 ①ユニバーサル社会の実現・ユニバーサル デザインに配慮した街づくり ②魅力的で創造性を育む都市空間 ③都市の賢いマネジメント ④安全・安心な都市の実現 【経済・テクノロジー】 ①高性能経済 ②底力の発揮 ③高齢化先進国への挑戦 東京 2020 組織委員会 東京 2020 アクション&レガシープラン 2016(中間報告) 調布市の取組方針 【復興・オールジャパン・世界への発信】 ①被災地復興と5本柱 ②復興と世界に向けた発信 ■基本的な考え方 東京 2020 大会,ラグビーワールドカップ 2019 を契機として, 東京 2020 組織委員会の「アクション&レガシープラン 2016 中間報告(平成 28 年1月)」において掲げた「5 本の柱」の考 え方を踏まえた 5 つのテーマをもとに,スポーツ振興をはじ め,産業・観光振興,文化振興,国際交流,平和施策,青少年 の健全育成,教育,福祉の充実など,調布市基本計画や調布市 総合戦略と連動した様々な角度からの取組を,東京都や東京 2020 組織委員会,近隣市,関係団体など多様な主体と連携・ 協働し,市のまちづくりへの効果とレガシーを創出し,多摩地 域全体の振興につなげていく。 取組の視点① 「東京 2020 大会,ラグビーワールドカップ 2019 の円滑な開催に向けた支援」 国や東京都,東京 2020 組織委員会等との連携により,大会 が円滑に実施されるよう,開催地の地元市としての開催支援に 取り組むとともに,地域資源を活用したにぎわい創出や市民の 安全・安心の確保,来街者のおもてなしなどの環境整備を推進 する。 取組の視点③ 「大会後のレガシーを創出し,調布のまちの発展 と多摩地域全体の振興につなげる」 多様な主体が連携・協働した取組を通じて,かけがえのない 感動と記憶を残すとともに,大会を契機として,調布市におけ る様々な有形・無形のレガシーを創出し,調布のまちの発展・ 魅力を向上し,多摩地域全体の振興につなげていく。 取組の視点② 「大会の機運醸成とスポーツ・文化・福祉健康・ 教育の振興」 多くの市民が参加できる機会を創出し,大会の機運醸成を図 るとともに,大会を契機として,あらゆる世代がスポーツに親 しみ,関心を高めるとともに,芸術・文化の振興,福祉健康の 充実,次代を担う子どもたちに明るい希望と夢を与える機会を 広げる取組を推進する。 【3つの取組の視点を踏まえた5つのテーマによる取組】 スポーツ・健康づくり 産業・観光振興 まちづくり 文化・国際交流・平和 教育・青少年の健全育成4 《参考》東京 2020 アクション&レガシープラン 2016(中間報告) 2016 年.1 月 東京 2020 組織委員会 <広がりのある取組を進めるための5本の柱> ◆東京 2020 組織委員会のみならず,政府,東京都を含む地方公共団体,JOC,JPC,経済団体等の各ステー クホルダーが,東京 2020 大会の成功に向けて「オールジャパン」体制で包括的な取組(アクション)を 推進。 ◆スポーツだけでなく,文化・教育,経済・テクノロジーなど様々な分野と連携し,東京だけでなく,オー ルジャパンそしてアジア・世界にポジティブな影響を与えられるよう,2016 年の夏前までに「アクション &レガシープラン 2016」の取りまとめを行い,リオ大会以降アクションを具体化し,2020 年以降につな げていく。 「アクション」:2016 年秋から 2020 年にかけて,日本全国でどのようなイベント・取組を行い,みんな の参画を促していくのかを整理する。 「レガシー」:その成果として,東京 2020 大会をきっかけに,その後の東京・日本そして世界に何を残し ていくかの取りまとめを行う。
5 (2) 取組の視点を踏まえた5つの取組テーマ 調布市基本計画及び調布市総合戦略に示した東京2020大会等に関する方向性を踏まえ,調布 市における取組の基本的な考え方や3つの取組の視点から,「スポーツ・健康づくり」,「産業・観光 振興」,「まちづくり」,「文化・国際交流・平和」,「教育・青少年の健全育成」の5つのテーマごと に,目指す方向や主な取組内容を示すとともに,2019年~2020年の姿,大会後のレガシー 創出に向けた取組を進めていきます。 5つのテーマ 目指す方向 「スポーツ・健康づくり」 子どもから高齢者,障害者など,だれもがスポーツに参加できる機会 の充実や支援を行うとともに,障害者スポーツの推進や次代を担うアス リートの育成に関する情報提供に取り組みます。 また,市民が主体的に取り組む運動や体操などを通じた生きがいづく りや健康増進に向けた環境づくりを推進します。 「産業・観光振興」 スポーツイベント等の開催機会を捉えたにぎわい創出や,特色あるお 土産や特産品,音楽・演劇をはじめ,映画・映像関連企業が集積する特 徴を生かし,豊富な地域資源を有する調布市の魅力を国内外に発信し, 産業・観光振興を図るほか,観光ボランティア等の活用も視野に入れた 市内の回遊性向上や地域活性化に取り組みます。 「まちづくり」 京王線の地下化に連動した21世紀の調布の街の骨格づくりを進め, 地域の特性を生かした環境負荷の少ない持続可能で,安全・安心,魅力 的なまちづくりを推進します。 また,ユニバーサルデザインの考え方に基づく福祉のまちづくりを推 進するとともに,市民や来街者の回遊性を高めるため,外国人を含む利 用者の視点に立った分かりやすく親しみやすい公共サイン整備,受動喫 煙防止など,開催地の地元市としての環境整備に向けた取組を進めま す。 「文化・国際交流・平和」 だれもが,それぞれに応じた活動を通じて,豊かな芸術文化を育むま ちづくりに取り組んでいけるまちとして,大会開催を契機に,文化プロ グラムと連動した取組を推進するとともに,地域ゆかりの文化の発信, 国際交流,平和施策の取組を推進します。 「教育・青少年の健全育成」 市立小・中学校全校のオリンピック・パラリンピック教育推進校によ る実際の体験や交流活動を重視した学びや児童館における普及啓発事 業等を通じて,オリンピック・パラリンピックの歴史や意義,国際理解 を深めるとともに,児童・生徒の運動やスポーツへの関心や親しみを一 層高め,青少年の健全な育成を図ります。
6
4 推進体制
(1) 推進体制 平成28年度から新たに配置したオリンピック・パラリンピック担当(行政経営部・生活文化ス ポーツ部)による情報共有・連携を図るとともに,行政経営会議をはじめとする庁内の連携会議に より取組を推進していきます。 また,東京都や東京2020組織委員会,近隣市,関係団体等との情報共有,意見交換等により, 多様な主体と連携・協働した取組を進めます。7
5 取組方針の具現化に向けて
(1) アクションプラン(仮称)の策定と運用 取組方針の具現化に向けては,東京2020組織委員会が毎年改訂するアクション&レガシープ ランと整合させた取組を,「2020年に向けた調布市アクションプラン(仮称)」として策定し, 毎年の予算編成と連動した取組として実施します。 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度 平成 31 年度 平成 32 年度 東 京 2 0 2 0 組 織 委 員 会 調 布 市 改訂 改訂 改訂 改訂 アクション& レガシー プラン 2016 アクション& レガシー プラン 2017 アクション& レガシー プラン 2018 アクション& レガシー プラン 2019 アクション& レガシー プラン 2020 アクション プラン (仮称) アクション プラン (仮称) アクション プラン (仮称) アクション プラン (仮称) アクション プラン (仮称) 改訂 改訂 改訂 改訂 連動 連動 連動 連動 連動 策定 2020年に向けた調布市の取組方針8
6 5つのテーマとレガシー創出に向けた取組
(1) スポーツ・健康づくり 子どもから高齢者,障害者など,だれもがスポーツに参加できる機会の充実や支援を行うとともに,障 害者スポーツの推進や次代を担うアスリートの育成に関する情報提供に取り組みます。 また,市民が主体的に取り組む運動や体操などを通じた生きがいづくりや健康増進に向けた環境づくり を推進します。 ■2019年~2020年の姿 ○子どもから高齢者,障害者など,多くの市民がスポーツに親しみ,スポーツ大会などに参加しています。 ○障害者スポーツの普及や障害者への理解が深まり,パラリンピックへの関心が高まっています。 ○調布にゆかりのあるアスリートが多く輩出され,東京2020大会等だけではなく,様々な大会で活躍して います。 ○多くの市民が運動や自転車利用,体操などを通じた健康づくりに参加しています。 ■創出されるレガシー ○だれもが広くスポーツに親しみ,楽しめる環境整備 ○都内4大スポーツクラスター(神宮地区,駒沢地区,臨海地区,武蔵野の森地区)の一つとして,多くの国 際大会等の開催,多摩地域のスポーツ拠点の形成 ○スポーツを通じた市民交流 ○生涯スポーツの実践等を通じた健康の維持・増進,生きがいづくり テーマ1(スポーツ・健康づくり)が目指す方向 ■主な取組 ○ラグビーワールドカップ2019,東京2020大会関連のスポーツイベントの実施 (小学生陸上体験教室,小・中学校バレー体験教室,サイクルイベント,バドミントン全日本シニア選手権, ラグビーフェスティバル,タグラグビー大会,ボッチャ教室・大会の開催など) ○オリンピアン交流事業,講演会(バドミントン) ○スポーツ施設整備(調布基地跡地内運動広場E3グラウンドのラグビーゴールポストの設置,西町サッカー場 ラグビー兼用グラウンド整備,南部多目的運動広場の整備,総合体育館のバリアフリー対応など) ○地域にゆかりのあるプロサッカーチーム等を応援し,市民がスポーツに親しむ機会や交流の充実 <小学生陸上体験教室 (味の素スタジアム西競技場)> <東京スタジアム (味の素スタジアム)> <武蔵野の森総合スポーツ施設(仮称)>9 (2) 産業・観光振興 スポーツイベント等の開催機会を捉えたにぎわい創出や,特色あるお土産や特産品,音楽・演劇をはじ め,映画・映像関連企業が集積する特徴を生かし,豊富な地域資源を有する調布市の魅力を国内外に発信 し,産業・観光振興を図るほか,観光ボランティア等の活用も視野に入れた市内の回遊性向上や地域活性 化に取り組みます。 ■2019年~2020年の姿 ○市内外から多くの来街者が競技会場や深大寺などの市内有数の観光スポットに訪れ,調布の魅力を実感してい ます。 ○市内の観光スポットでは,事業者や観光ボランティア等がおもてなしを行っています。 ○多摩地域各所を回遊する観光ルートにより,東京2020大会等を契機に多摩地域の交流促進,付加価値が高 まっています。 ■創出されるレガシー ○商工会・観光協会,鉄道事業者など,多様な主体が連携した観光プロモーションの実施 ○地域資源の魅力発信,観光ボランティア等によるおもてなしにより,来街者の増加 ○多摩地域が相互に連携した観光振興 テーマ2(産業・観光振興)が目指す方向 <映画のまち調布“夏”花火> <深大寺参道> <近隣市と連携したレンタサイクル> ■主な取組 ○深大寺周辺等のICTインフラ環境整備(深大寺・天神通り周辺の公衆無線LAN環境整備) ○イベント等と連動した観光PR,東京2020大会等を契機とした調布ならではのお土産のPRや商品開発, 販売促進の支援など ○多摩地域の観光ルート開発の検討(近隣市と連携したレンタサイクル事業,イベントラリーの実施など) ○多言語の観光マップ,多言語の深大寺散策マップの作成 ○多言語の観光サインの整備 ○調布市や多摩地域の魅力発信(自然,文化,歴史,特産品など)
10 (3) まちづくり ※Tokyo2020アクセシビリティ・ガイドラインは,東京2020組織委員会が,国際パラリンピック 委員会(IPC)の求めに応じて策定する,大会運営に係るハード・ソフト両面のバリアフリー化を 目的とする大会時のガイドライン。 京王線の地下化に連動した21世紀の調布の街の骨格づくりを進め,地域の特性を生かした環境負荷の少 ない持続可能で,安全・安心,魅力的なまちづくりを推進します。 また,ユニバーサルデザインの考え方に基づく福祉のまちづくりを推進するとともに,市民や来街者の回 遊性を高めるため,外国人を含む利用者の視点に立った分かりやすく親しみやすい公共サイン整備,受動喫 煙防止など,開催地の地元市としての環境整備に向けた取組を進めます。 ■2019年~2020年の姿 ○にぎわいや交流,うるおい,やすらぎを生み出す都市空間機能を兼ね備えた駅前広場の整備や調布・布田・国 領3駅の駅前広場と各駅をつなぐ鉄道敷地の連続した都市空間の整備など,市民や来街者にとって魅力的な街 づくりが進んでいます。 ○ユニバーサルデザインの理念に基づき,Tokyo2020アクセシビリティ・ガイドライン※等を踏まえた,だ れもが安全かつ円滑に利用できる公共施設等の整備とサービスの向上が図られるとともに,外国人を含む利用 者の視点に立った分かりやすく親しみやすい公共サインが整備されています。 ○東京スタジアム(味の素スタジアム)周辺道路では,無電柱化や自転車走行空間が整備されています。 ■創出されるレガシー ○地域の特性を生かした環境負荷の少ない持続可能で魅力的な都市空間の形成 ○外国人を含む利用者の視点に立った分かりやすく親しみやすい公共サインの整備による回遊性の向上 ○ユニバーサルデザインの考えに基づく福祉のまちづくりの推進によるだれもが安心かつ快適な生活の営みと 自主的な社会参加の向上 ○景観まちづくりの取組による街並み景観の向上 テーマ3(まちづくり)が目指す方向 <調布駅前広場のイメージ> ■主な取組 ○駅前広場・鉄道敷地の整備 ○会場地・観光地周辺の交通環境の整備 ○多言語対応を含む公共サインの整備 ○市道の無電柱化(スタジアム通り等) ○自転車推奨ルートの検討,整備(東京都と連携) ○調布駅周辺における民間複合商業施設等との連携によるにぎわい創出 <調布駅におけるにぎわい創出>
11 (4) 文化・国際交流・平和 だれもが,それぞれに応じた活動を通じて,豊かな芸術文化を育むまちづくりに取り組んでいけるまちと して,大会開催を契機に,文化プログラムと連動した取組を推進するとともに,地域ゆかりの文化の発信, 国際交流,平和施策の取組を推進します。 ■2019年~2020年の姿 ○文化プログラムの展開により,だれもが芸術・文化にふれることができる機会が増加しています。 ○東京2020大会などの参加国・地域との相互交流が図られることにより,市民一人ひとりが言葉や生活習慣 などの文化の違いを互いに理解し,人権を尊重しあう多文化共生の意識が醸成されています。 ○市民が東京2020大会に向けた様々な取組に参加する中で,オリンピック・パラリンピック等の理念を通じ て平和の尊さや大切さを育んでいます。 ■創出されるレガシー ○文化プログラムを契機に実施されたイベントの継続 ○市民が,我が国の伝統や文化,参加国・地域の文化や言語,共生や平和の理念などを学習 テーマ4(文化・国際交流・平和)が目指す方向 <サウディアラビア大使館,アラブイスラーム学院訪問事業> ■主な取組 ○東京2020大会を契機とした文化プログラムと連動した取組の推進 ○サウディアラビアンフットサル国際親善カップの実施 ○小・中学生を対象としたサウディアラビア大使館,アラブイスラーム学院などの訪問事業の実施 <サウディアラビアンフットサル国際親善カップ> ■豊かな芸術文化・スポーツ活動を育むまちづくり宣言(平成 27 年 11 月 8 日 調布市) 私たちのまち調布市は,世界的な音楽家や技術者を輩出する大学の立地,映画・映像を制作する企業や,国際的なスポー ツ競技施設の集積などの特性を有し,誰もが,生涯を通じて,音楽・演劇をはじめ,映画・美術・伝統芸能・スポーツな ど,さまざまな活動を楽しむことができます。 私たちは,この恵まれた環境を活かしながら,子どもから大人まで,女性も男性も,そして障害の有無にかかわらず,す べての市民が,それぞれに応じた活動を通して,豊かな芸術文化・スポーツ活動を育むまちづくりに取り組んでいくこと をここに宣言します。
12 (5) 教育・青少年の健全育成 ■2019年~2020年の姿 ○オリンピック・パラリンピック教育推進校による取組等により,児童・生徒の運動やスポーツへの関心や親 しみが一層高まるとともに,スポーツの指導者が育成されています。 ○東京2020大会を契機に,オリンピック・パラリンピック教育を通じて,子どもたちがスポーツの役割や 重要性,平和の尊さ,日本と世界の国々の歴史・文化・習慣・言語などを学び,交流することを通じて,国 際理解が深まっています。 ○東京2020大会を間近で感じることで,次世代を担う子どもたちの健全な育成が図られています。 ■創出されるレガシー ○児童・生徒が運動・スポーツに親しみ,基礎体力の向上 ○子どもたちの自己実現を促し,これからの共生社会や国際社会を担う資質・能力の育成 ○日本人としての自覚と誇りを身に付け,日本の良さを世界へ示す意欲と力の育成 ○スポーツや文化が平和な社会の実現と持続可能な社会づくりに貢献できることを理解し,主体的に社会貢献 する力の育成 <パラリンピアンによる講演会> <オリンピアン等によるかけっこ教室> ■主な取組 ○「オリンピック・パラリンピックの精神,歴史」「スポーツ,交流」「国際理解,日本の伝統文化・芸能」「環 境,ボランティア」の4つのテーマと「学ぶ」「観る」「する」「支える」の4つのアクションを多彩に組み合 わせた,オリンピック・パラリンピック教育推進校における取組 ○小学校及び児童館におけるタグラグビーの推進 ○世界の国々の文化,食,生活,遊びなどを知る取組の推進 市立小・中学校全校のオリンピック・パラリンピック教育推進校による実際の体験や交流活動を重視した 学びや児童館における普及啓発事業等を通じて,オリンピック・パラリンピックの歴史や意義,国際理解を 深めるとともに,児童・生徒の運動やスポーツへの関心や親しみを一層高め,青少年の健全な育成を図りま す。 テーマ5(教育・青少年の健全育成)が目指す方向
フェーズ 全体の動き 大会準備 機運醸成 大会ボランティア アクション&レガシープラン ホストタウン 事前キャンプ 都による市区町村支援 機運醸成 レガシー創出 近隣市等との連携 その他市の動き 調 布 市 の 取 組 国 や 東 京 都 等 の 動 向 2016年度 (平成28年度) 2017年度 (平成29年度) 2018年度 (平成30年度) 2019年度 (平成31年度) 2020年度 (平成32年度) 2021年度以降 (平成33年度以降) 調布市における東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会,ラグビーワールドカップ2019に向けたロードマップ (ラグビー)試合日程発表, チケット概要発表・販売, ボランティア概要発表・募集 (ラグビー) 開幕1年前イベント (ラグビー)9-11月 ラグビーW杯 (ラグビー) 事前キャンプ地 選定プロセス発表 (ラグビー) 組合せ抽選会 (オリ・パラ)8月-9月 リオ大会 ホストタウン登録本格化 国内事前キャンプ候補地ガイド掲載情報募集 大会ボランティアの募集プロセス発表・採用・研修・活用 聖火リレールート発表 (オリ・パラ)7月-9月 東京大会 (オリ・パラ) 各種プレ大会 テストイベント アクション&レガシープラン 策定 アクション&レガシープランの改訂(毎年改訂予定)・各アクションの実施 チケット販売 2月 冬季オリ 平昌大会 クライアント(顧客)・ファンクション(機能)・会場運営等の個別計画の作成(リオ後に改善)・運用 大会準備(競技・放送サービス・エネルギー・セキュリティ・パラリンピックイングレーション・ブランド保護など) 大会機運の醸成,大会成功に向けた国内外の連携 大会エンブレム発表 大会マスコット発表 聖火リレー 会場の配置確定・施設建設・改修 国内事前キャンプ候補地ガイド公表・更新 国内事前キャンプについて各自治体が直接交渉・合意・締結 ライブサイトの実施(都) レガシー創出に 向けた調査・検討 取組方針を踏まえたレガシー創出に向けた取組の推進 (スポーツ・健康,産業・観光,まとづくり,文化・国際交流(ホストタウン等)・平和,教育・青少年の健全育成) レガシー創出に向けた取組方針の策定・運用,調布市におけるアクションプラン(仮称)の策定・運用 機運醸成資機材の作成・活用,ボランティアの活用検討 (パネル展示・カウントダウン・ポスター・のぼり旗など) 近隣市との意見交換・情報共有,市内各団体等との意見交換・情報共有・連携
障害者スポーツ体験プログラム「No Limits Challenge」などの機運醸成,補助事業等による市区町村支援 等
大 会 後 の レ ガ シ ー の 継 承 と 活 用 多 摩 地 域 と 調 布 市 に お け る レ ガ シ ー の 継 承 と 活 用 レガシーレポート作成 フラッグツアーの実施(都) ①リオ大会 ②リオ大会後~2019ラグビーW杯・2020東京大会準備 ③東京大会 ④レガシー創出 ●ラグビーフェスティバル ●ラグビー日本代表戦 (対スコットランド/東京スタジアム) ●開会式 ●開会式・開幕戦
7
大会
まで
のロ
ード
マ
ップ
(仮称)武蔵野の森 総合スポーツ施設竣工 調布駅前 複合商業施設竣工 電気通信大学100周年 キャンパス整備・運営 例年実施される主なイベント 春:調布映画祭・児童青少年フェスティバル 夏:調布花火・調布よさこい 秋:調布市民スポーツまつり・調布市民文化祭 冬:調布市民駅伝競走大会・調布市福祉まつり など 13
2020年に向けた調布市の取組方針 発行日 平成28年(2016年)7月 発 行 調布市 編 集 行政経営部政策企画課 〒182-8511 調布市小島町 2-35-1 電話 042-481-7368~9(直通) FAX 042-485-0741 本書は,古紙配合の再生紙を使用しています。 登録番号 (刊行物番号) 2016-83