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0. 目次 1 OFFICE FREEDOM とは 2 導入の背景 3 導入システムの概要 4 導入のステップ 5 導入効果と今後の期待 2

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(1)

1 無線LANケータイ内線ソリューション

「OFFICE FREEDOM」の導入事例

KDDI株式会社 ICT推進本部 ICTソリューション6部3グループ 村上 秀夫

(2)

2 0.目次

導入の背景

導入の背景

導入システムの概要

導入システムの概要

導入のステップ

導入のステップ

導入効果と今後の期待

導入効果と今後の期待

OFFICE FREEDOMとは

OFFICE FREEDOMとは

(3)

3

導入の背景

導入の背景

導入システムの概要

導入システムの概要

導入のステップ

導入のステップ

導入効果と今後の期待

導入効果と今後の期待

OFFICE FREEDOMとは

OFFICE FREEDOMとは

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4 1.1)OFFICE FREEDOMとは? IP電話 内線電話 E02SA KDDI 固定電話網 無線LANコントローラ 【 事業所内 】 【 事業所内 】 無線LAN アクセスポイント IP-PBX ・無線LAN機能搭載のau携帯電話「E02SA」を利用した内線ソリューションの総称 ・IP-PBXや無線LAN機器などを供給する認定パートナーとの協業によりお客様の ニーズに応じたソリューションを提供 ・無線LAN機能搭載のau携帯電話「E02SA」を利用した内線ソリューションの総称 ・IP-PBXや無線LAN機器などを供給する認定パートナーとの協業によりお客様の ニーズに応じたソリューションを提供 外線電話 E02SA 標準内線アプリ + + パートナーからシステム提供 KDDIから提供 KDDI 網 SIP IM・プレゼンス サーバ

「OFFICE FREEDOM」 とは、au携帯電話「E02SA」に搭載されている無線 LAN機能を利用した内線ソリューションです。

外出時には携帯電話として、無線LAN環境下では内線IP電話として利用可能な コミュニケーション・ソリューションです。

(5)

5 得意先 お客様 社内では 社内では 社内では 社外でも社外でも社外でも SIP SIP Bさん Aさん 1.2)OFFICE FREEDOM導入による主な利用体系 内線通話 (WLAN通話) 7777 7777 (内線) 06 06--YYYYYYYY--00770077 外線発信 発信時の外線特番 (0など)は自動付与! 発信時の外線特番 (0など)は自動付与! お客様の直通 [0606--YYYYYYYY--0077] 0077 に “そのまま” 発信 E02SA E02SA 外出 080-xxxx-xxxx 宛に着信 圏外転送 網 社内不在時はケータイに 自動転送! 社内不在時はケータイに 自動転送! お得意様からの電話 E02SA 03 03--XXXXXXXX--88888888 (直通) 8888 8888 (内線) 外線着信 Bさんの直通 [ 0303--XXXXXXXX--8888 8888 ] に発信 「E02SA」は、無線LAN環境下では通常の内線電話機として利用可能。 固定電話網経由での電話発信はもちろんですが、各々に割り当てられたダイヤル イン番号での外線着信も可能です。 無線LAN圏外の場合は、au携帯電話番号への着信転送を行います。

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6 1.3)OFFICE FREEDOMの導入モデル例 新規導入や既存PBXと接続し 一部門からの試験導入など・・・ いろいろな形態での導入が可能です。 新規導入や既存PBXと接続し 一部門からの試験導入など・・・ いろいろな形態での導入が可能です。 音声GW 無線LANスイッ チ ・・・ ・・・ 認証サーバ 無線AP IP電話機 PC 一般加入電話 携帯電話等 SIP Server 1拠点を対象とした基本モデル 1拠点を対象とした基本モデル 音声 GW SIP Server 無線LAN スイッチ ・・ ・ ・・・ 認証サーバ 無線AP IP電話機 PC 一般加入電話 携帯電話等 ・・・ 固定電話機 PBX 既存電話システム(PBX等)との連携モデル 既存電話システム(PBX等)との連携モデル OFFICE FREEDOMは、既存の電話システムとの連携にて「特定部門のみ」の 導入も可能であり、部門毎のワークスタイルに応じた導入が可能です。

(7)

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導入システムの概要

導入システムの概要

導入のステップ

導入のステップ

導入効果と今後の期待

導入効果と今後の期待

導入の背景

導入の背景

OFFICE FREEDOMとは

OFFICE FREEDOMとは

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8 2.1)お客様の概要 導入お客様概要 導入お客様概要 事業内容 事業内容 ・従業員数130名程 ・国内4拠点/海外3拠点 ・音声:各拠点へPBX配置/拠点間はIP電話サービス利用 ・データ:インターネットVPNにて構成 ・半導体商社 ・自社開発製品の設計、開発、製造および国内販売、 輸出販売 ・半導体および電子部品の輸入販売 主な組織 主な組織 ・営業部門/営業管理部門 ・物流/通関部門 ・開発部門 導入事例をご紹介するお客様の概要です。

(9)

9 「連絡が取れない・・・」 「連絡が取れない・・・」 「取り次いでくれてるの?」 「取り次いでくれてるの?」 「PBXリプレース。 「PBXリプレース。 コストダウンか・・・」 コストダウンか・・・」 「この場所で 「この場所で パソコンが使えたら・・・」 パソコンが使えたら・・・」 「2つの番号って・・面倒」 「2つの番号って・・面倒」 お客様 お客様 管理者管理者 社員 社員 社員・取引先社員・取引先 2.1)「お客様の声」から「改革断行」 「任せてください。変えて見せます! 「任せてください。変えて見せます! ・導入費、運用費・・・。 ・ユーザーの自席には固 定電話を配置。携帯電 話と固定電話とそれぞ れへの設備投資が必要。 ・社内不在時は、電話の 取次ぎが必要。 (携帯電話番号のお客様 公開は個人にお任せ) ・ミーティングスペース、会 議室等でのPC利用の増加。 でもネットワークが・・・ ・携帯と外線番号。 2つの番号は、公開するのも、 管理するのも・・・面倒。 OFFICE FREEDOM導入前のお客様の声 ・管理者の視点「PBXのリプレースはコストダウンが命題。でも、経営層の意 見も考慮。」 ・経営層の視点「コストダウンも必要だが会社の売上拡大が最重要。何か使える 手はないのか?」 ・社員の視点①「会議やミーティングスペースで自由にパソコンを使える環境は 欲しいですよね。」 ・社員の視点②「電話の取次ぎが面倒。場合によっては何度も得意先から連絡が あって面倒。」 ・・・・・・・・・・・・・KDDIのソリューションで“変えて見せます”。

(10)

10 2.3)「OFFICE FREEDOM」でオフィスを改革 ・電話のかけ直しにかかるコストの削減 ・組織、ユーザーの変更は管理者による SIPサーバー操作でOK ・E02SAはauケータイ機種変更で導入可

コストダウン

コストダウン

(電話は一つでいいでしょう) (電話は一つでいいでしょう)

スピードアップ

スピードアップ

(どこにいても“つかまる”) (どこにいても“つかまる”) ・内線電話機のモバイル化「本人に即時につながる」 ・顧客からの連絡に対する機会損失を減少

コラボレーション

コラボレーション

(パソコン持って“みんな集まって”) (パソコン持って“みんな集まって”) ・お客様オフィスに最適な無線LANインフ ラを導入コンサルティング (サイトサーベイから設計・導入まで) ・IEEE802.1x認証のセキュリティ ・音声トラフィックの信頼性を重視

お客様満足度と従業員満足度の向上

お客様満足度と従業員満足度の向上

OFFICE FREEDOMの導入によるお客様の期待効果 ①スピードアップ:話したい人と即時つながる環境を提供。お客様、得意先との 信頼関係の向上。 ②コストダウン:取次ぎの無駄解消(かけ直し等)。固定/携帯電話は一人1台 で設備コストを抑制。 ③コラボレーション:無線LAN環境下で、自由に(且つセキュアに)社内イン フラへ接続。自らのデスク以外のワークスペースで業務が遂行できる環境を提供。 ・導入テーマ OFFICE FREDOMによるCSとESの向上 =「お客様の要望、ニーズを掴む⇒商品やサービスに反映させる⇒お客様が満 足していただけるような自社サービスの提供を!」

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11 2.4)OFFICE FREEDOM導入の不安への取り組み

システム障害/E02SA故障時は?

システム障害

システム障害

/

/

E02SA

E02SA

故障時は?

故障時は?

・KDDIサポート窓口によるワンストップ対応 ・トラブル対応手順の策定

「環境変化」への不安

「環境変化」への不安

「環境変化」への不安

・お客様社員へ「導入前インタビュー」実施 ・「管理者/ユーザー向け説明会」の実施

音声品質大丈夫?

音声品質大丈夫?

音声品質大丈夫?

・音声品質重視の無線LAN環境と運用設計 ・内線環境/外線環境の段階的な移行計画にてリスク回避 ・様々なロケーションへの通話試験を実施 「電話が変わる」ということは直接社員(ユーザー)に関わる事だけに、導入に 対する不安はあります。 KDDIでは、お客様と直接対話する機会を多くすることによって一つ一つの不安 解消に努めました。

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導入の背景

導入の背景

導入のステップ

導入のステップ

導入効果と今後の期待

導入効果と今後の期待

導入システムの概要

導入システムの概要

OFFICE FREEDOMとは

OFFICE FREEDOMとは

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13 KDDI CDN KDDI CDN網網 PSTN PSTN Internet 本社 本社 支店・ 支店・R&DR&D ビジネスフォン (50~60台) PBX IPフォンアダプタ FAX 3.1)OFFICE FREEDOM導入以前のインフラ構成 ・内線電話は各デスクへ配置 ・外勤営業にはau携帯も配布 ・内線電話は各デスクへ配置 ・外勤営業にはau携帯も配布 拠点間通話 外線通話 簡易的な 無線LAN環境 (会議室にて) 簡易的な 無線LAN環境 (会議室にて) インターネット通信 拠点間通信(IPSec) au携帯 (80台) 音声とデータ通信は別々のインフラで構成。 電話機に関しては、固定電話と携帯電話のそれぞれを各社員へ配布し利用してい る状態です。 無線LAN環境は、お客様自身で簡易的に導入されていましたが、場合によって は使用出来ない状況もあったとの事。 ※個々のワークスペースに固定電話配置/au携帯電話配布/有線LAN整備。

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14 3.2)OFFICE FREEDOM導入後のインフラ構成 KDDI CDN KDDI CDN網網 PSTN PSTN Internet 本社 本社 支店・ 支店・R&DR&D VoIP GW FAX 緊急用 無線LANスイッチ 802.1x認証サーバ SIP サーバ(冗長) IP電話×15台 E02SA×100台 (殆どは機種変更) AP×13台 ・固定電話機削減 ・全社員へE02SA配布 ・全社員へダイヤルイン割当 ・固定電話機削減 ・全社員へE02SA配布 ・全社員へダイヤルイン割当 ・本社フロア内全てに無線環 境配備 (主に音声利用) ・無線データ利用は会議室/ ミーティングスペースが主 ・本社フロア内全てに無線環 境配備 (主に音声利用) ・無線データ利用は会議室/ ミーティングスペースが主 本社 音声/データのインフラ統合 本社 音声/データのインフラ統合 PoEスイッチ 既存有線LAN環境へ新規無線LAN環境を適切な設計の元で導入。 無線LAN環境下では主に音声トラフィックを主要な利用用途とする構成。 全社員へE02SAを配布し、固定IP電話は部署代表及び受付等への配置に限定。 ※個々のワークスペースの固定電話を廃止/au携帯電話をE02SAは機種変更に てOFFICE FREEDOMへ移行/有線LANはそのまま活用し、共用エリアでは無 線LAN環境を活用。

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15 PCクライアント E02SA 認証サーバ 無線LANスイッチ PoEスイッチ アクセスポイント 無線状態監視/制御 負荷分散/ハンドオーバー制御

無線環境の安定稼働

無線環境の安定稼働

3.3)無線LANインフラ構成のポイント 認証方式:EAP-TLS 認証方式:EAP-TLS 認証方式:WPA-PSK 認証方式:WPA-PSK 認証 PSK=F64I3J39E7FT3G3・・・・・・・・ PSK=F64I3J39E7FT3G3・・・・・・・・ 認証

不正アクセスの防止対策

不正アクセスの防止対策

ステルス/Any接続応答禁止/不正AP排除・・・ ステルス/Any接続応答禁止/不正AP排除・・・

データの暗号化

データの暗号化

暗号方式:WPA-TKIP 暗号方式:WPA-TKIP 暗号方式:WPA-TKIP 暗号方式:WPA-TKIP 暗号化 使用帯域:IEEE802.11b/g IEEE802.11b IEEE802.11b/g QoS設定/給電 QoS設定/給電 優先制御 ESSID=data ESSID=Voice ・無線LAN環境の構成ポイント ①セキュリティの確保 ②無線データの暗号化 ③安定した無線供給のコントロール、QoSの確保他

(16)

16 SIP サーバ(冗長) 3.4)SIP(内線・外線)構成のポイント PSTN PSTN KDDI CDN KDDI CDN網網 au網 不在転送 転送通知

E02SAとの連携機能

E02SAとの連携機能

プレゼンス Web電話帳

アプリケーション・端末機能の活用

アプリケーション・端末機能の活用

内線電話機能(PBX/固定IP電話)

内線電話機能(PBX/固定IP電話)

PBX機能 電話機機能 IP電話 E02SA AP VoIP GW PC ・内線環境の構成ポイント ①既存環境での内線機能の継承と新しい機能の取捨選択 ②E02SAの端末機能との融和性 ③BREWアプリを利用(導入プロセスを含めた検討)

(17)

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導入の背景

導入の背景

導入システムの概要

導入システムの概要

導入効果と今後の期待

導入効果と今後の期待

導入のステップ

導入のステップ

OFFICE FREEDOMとは

OFFICE FREEDOMとは

(18)

18 KDDI/お客様 4.1)導入のステップ

調査

調査

調査

設計

設計

設計

構築

構築

構築

検証

検証

検証

教育

教育

教育

運用

運用

運用

KDDI KDDI お客様/KDDI お客様/KDDI お客様/KDDI

作業 作業 作業 担当 担当 担当 無線 LAN 無線 無線 LAN LAN SIP/ E02SA SIP SIP// E02SA E02SA ・インフラ設計前に 現場調査(サイト サーベイ)を必ず 実施します。 ・現状の利用シーン も把握する必要が あります。 期間 期間 期間 6ヶ月~ 1.5ヶ月~ 1ヶ月~ ・既存PBX/内線電話 機の機能等につい て把握する必要が あります。 ・番号体系も把握し、 移行後の番号計画 の参考とします。 ・セキュアなインフ ラ設計が必要で す。 ・利用トラフィック を考慮した設計 が必要です。 ・ワークスタイルの変化を 考慮し、設計内 容についてユーザー への確認も必要。 ・E02SAとの機能 の融和性も考慮。 ・クライアントの変更作業 /既存NWとの接 続作業等も考慮。 ・構築後は段階的に 移行することも 可能。 ・「機能」に関して はここで確認可。 ・導入前後で必ず音 声品質を確認。 特にユーザーの反応 からチューニングが必 要となる。 ・検証計画は綿密に。 ・導入前後(特に音 声利用環境下) で必ず検証実施。 ・音声品質を重視し、 検証を実施。 ・各利用者への証明 書配布とセキュリティ ポリシーに関する情 報展開 ・ ・本番運用に向けた ユーザー向け説 明会は必須。 ・導入を段階的にし た場合、フェーズ毎 にインタビューも実施。 ・稼働状況の把握 (ツール利用の 検討) ・サポート体制の構 築 ・社内での運用体制 構築 ・管理者より社内運 用ポリシーを展開。 各種変更に関す るフローを確立。 運用開始 運用開始 準備開始 準備開始 KDDIにお任せください! 導入へのステップは「調査」「設計」「構築「検証」「教育」「運用」の6つの フェーズに分類されます。 今回の導入においては、管理者や社内ユーザーでの実行負荷が大きい「調査」 「教育」「運用」という部分に重点を置いて支援を実施。 導入前インタビュー、運用説明会など、お客様とは「より親密な対話」を心がけ、 導入プロジェクトを丁寧に遂行することをテーマとしております。

(19)

19 4.2)調査(主なポイント)

サイト・サーベイで“電波”を知る

サイト・サーベイで“電波”を知る

・既存回線の把握と使用電話番号の調査 ・接続端末の種別を把握 ・既存の内線番号体系と移行後の番号計画 ・既存の音声サービスとの融和性 ・利用シーンと機能を洗い出す (ハント/ピックアップ/コールパークなど・・・留守電機能も)

電話オペレーションの把握は重要

電話オペレーションの把握は重要

・周辺環境含めた電波干渉状況の把握 ・稼働状態の環境で調査(実機テストも必須) ・接続端末数と種別、ユーザーエリアの把握(“人”の動きを考慮) ・有線LANとの接続性を考慮 ・セキュリティポリシーの明確化 無線LAN 無線LAN SIP

SIP/E02SA/E02SA

・調査の主なポイント 無線LAN環境を構築する前には、「稼働状況下での電波状況」を把握しインフ ラを設計することが重要です。 また、ユーザーの配置(=人の動き)を把握することもアクセスポイントの配置 を考慮するうえでは重要となります。 新しい内線環境となるため、「既存の内線電話の機能は継承可能か」「操作が変 わることに関する社内ユーザーの反応は」等を把握することも必要不可欠です。

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20 4.3)設計(主なポイント) ・着信方式や必要な機能を選定。 ・E02SAのエリア内/外の利用シーンも想定し利用する機能を選定 (エリア外転送、エリア内番号通知など) ・導入機器、サービスの付加機能(ユーザー向け/管理者向け)を選定 ・利用シーンと利用する機能が決定したら番号計画 ・障害対策も考慮(システム冗長化) ・着信方式や必要な機能を選定。 ・E02SAのエリア内/外の利用シーンも想定し利用する機能を選定 (エリア外転送、エリア内番号通知など) ・導入機器、サービスの付加機能(ユーザー向け/管理者向け)を選定 ・利用シーンと利用する機能が決定したら番号計画 ・障害対策も考慮(システム冗長化)

「安心・安全」な設計を優先

「安心・安全」な設計を優先

様々な利用シーンを想定する

様々な利用シーンを想定する

無線LAN 無線LAN SIP

SIP/E02SA/E02SA

・ユーザーエリアをもとに適切なAP配置 ・利用シーン、ハンドオーバー等を考慮した機能設計 ・音声IPを優先する(QoS) ・無線LANスイッチの機能を活用し安定性確保 ・暗号化(WPA、WPA2)認証システムは必須(802.1x認証等) ・ユーザーエリアをもとに適切なAP配置 ・利用シーン、ハンドオーバー等を考慮した機能設計 ・音声IPを優先する(QoS) ・無線LANスイッチの機能を活用し安定性確保 ・暗号化(WPA、WPA2)認証システムは必須(802.1x認証等) ・設計の主なポイント 調査結果を元に無線LAN環境の設計を行います。今回の導入事例では、想定さ れる社内ユーザーの無線LAN環境利用シーンやお客様の意向を考慮し、「音声 品質重視」というポリシーにて設計を行っております。また、利用するセキュリ ティ技術もお客様環境との融和性を考慮しております。 E02SA及び内線電話の機能を検討する際には、実際の利用シーンを想定した事 例紹介とヒアリングを実施し「導入後のイメージを共有=設計に反映」とするこ とが重要となります。

(21)

21 4.4)構築(主なポイント)

“確実”に段階的な構築を

“確実”に段階的な構築を

Phase-1 : 無線LAN環境構築 Phase-1 : 無線LAN環境構築 SIP ・KDDI 光ダイレクト接続 ・無線内線環境は既存PBXとの並行稼働 (外線着信は全て既存電話環境のまま) ・KDDI 光ダイレクト割当の新規ダイヤルイン番号での外線通話テスト実施 ・試験結果から最適化へチューニング E02SA ・既存auケータイをE02SAへ機種変更 ・「習うより慣れよ」方式(実機を使用した内線環境でシュミレーション) SIP ・KDDI 光ダイレクト接続 ・無線内線環境は既存PBXとの並行稼働 (外線着信は全て既存電話環境のまま) ・KDDI 光ダイレクト割当の新規ダイヤルイン番号での外線通話テスト実施 ・試験結果から最適化へチューニング E02SA ・既存auケータイをE02SAへ機種変更 ・「習うより慣れよ」方式(実機を使用した内線環境でシュミレーション) 外線ダイヤルイン番号移行(ポータビリティ)にて構築完了 外線ダイヤルイン番号移行(ポータビリティ)にて構築完了 ・社内クライアント側設定変更 ・有線LANネットワークとの接続 ・社内クライアント側設定変更 ・有線LANネットワークとの接続 Phase-2 : SIP/E02SA音声環境構築 Phase-2 : SIP/E02SA音声環境構築 共通 共通 無線LAN 無線LAN SIP SIP/E02SA/E02SA

徐々に変えて いきましょう ・構築の主なポイント 今回の導入では、各社内ユーザーへの影響(証明書配布/インストール作業。携帯電 話の機種変更など)を配慮し構築フェーズを「無線LAN環境構築」「音声環境構築」の2 つのフェーズに分けて実施しております。 特に無線LAN環境下での音声通話に関しては、ユーザーへ端末配布後に内線環境で 試用していただき、機能面及び音声品質の点での性能確認を行っていただいておりま す。 問題点に関してはこの時点である程度修正可能であり、導入におけるお客様側の負担 も軽減することが出来ます。

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22 4.5)検証(主なポイント)

音声利用の導入前・後で必ず検証を行う

音声利用の導入前・後で必ず検証を行う

・導入時の検証で「機能上」の正常性を検証 転送/ハント/コールパーク/ピックアップなど、機能に関する動作検 証は導入時のテストで確実に確認しておく。 ・ユーザー利用開始後にはチューニングが必要となることも 音声品質の判断基準はユーザー個々に異なります。 導入後のヒアリングにて総合的に判断する必要があります。 ・音声通話の対向先ロケーションは様々 通話品質の検証は、通話先ロケーションを明確にし、品質確認を実施。 (内線通話/公衆電話網/IP電話網/携帯電話 他) 事象によっては音声レベルのチューニング箇所が異なります。 (場合により、通話先の音声レベルが原因で聞き取りにくいことも) 共通 共通 ・Windowsネットワーク/アプリケーションの動作検証も必須 802.1x認証利用において、クライアントのチューニングが必要な場合もある。 (レジストリ変更など)有線LAN環境と同様の検証が必要。 ・検証の主なポイント 音声品質を検証する際は、通話先ロケーションを明確にした品質の確認を行う必要が あります。 音声レベルのチューニングを行うポイントを絞り込み、検証結果を元に順次実施してい きます。

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23 4.6)教育(主なポイント)

ユーザー向け説明会

(ヒアリング)

を“まめに”開催

ユーザー向け説明会

(ヒアリング)

を“まめに”開催

・「ワークスタイルの変化」に対する不安を払拭する ダイヤルイン番号の個々への割当など、「どこでもつながる」インフラ環境の構築 趣旨を社内ユーザーに理解していただく。 (「変わる」ことで「利便性」「生産性」が“向上”するよ) 「E02SA端末」についても実際にデモで体験していただく。 (身近なツールが変わることへの抵抗感は意外と強い) ・ユーザーの声は重要 管理者やエンジニアでは見えてなかった「既存環境の問題」や「重要視すべき機 能」など、ヒアリングを通して発見できることも多い。 共通 共通 ・教育の主なポイント 今回の導入におけるテーマ=「より親密な対話」を重視し、社員の生の声を導入 するシステムへ反映することは重要なポイントでした。 また、これまで、システム管理者や総務担当者が実施ししてきた社内インフラに 関する教育を、KDDIが支援しながら実際に行っていくことで、スピーディー且 つ最適な形式でシステムに反映することが可能となり、お客様にも安心して導入 システムを利用していただくことが出来ました。

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24 4.7)運用(主なポイント)

導入してからが“スタート”

導入してからが“スタート”

・サポートベンダーとの体制を事前に確立 SIPサーバー、E02SAなど操作に関する問い合わせや障害時のサポート窓口は 双方で明確にしておく。 ユーザー追加/情報変更などは「申込み方法」「各種手順書」を事前に確認しておき、 明確にしておく。 (端末は「au携帯の契約」も関わってくるのでKDDIでの一元サポートが安心) 共通 共通 ・社内での体制と役割を明確に 「総務部門」と「システム部門」にまたがる体制の場合、運用保守体制と役割区 分は双方で明確化にして確認しておくことが重要。 例えば・・・ 「物理インフラ管理/電話番号管理/新規・異動・削除の手順/障害時の社内受付 窓口/運用監視の仕組みと体制 etc」 ・運用の主なポイント 総務部門とシステム部門にまたがる管理体制の場合、各々の役割を明確にして導 入システムを運用していくことが必要となります。 KDDIが体制構築に関与し、お客様内での調整を支援していくことで、運用をス ムーズに始めることが可能となりました。 また、システム及び端末機器全てにおいてKDDIによる一元窓口を実現。これま で主だった導入ベンダーとの提携体制を、よりお客様にわかりやすい体制に変更 することで安心してシステムをご利用いただくことが出来ました。

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導入の背景

導入の背景

導入システムの概要

導入システムの概要

導入のステップ

導入のステップ

導入効果と今後の期待

導入効果と今後の期待

OFFICE FREEDOMとは

OFFICE FREEDOMとは

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26 取次ぎが無いだけでも“変化”は大きいです。 作業効率もUPしてます。 5.1)導入効果(導入後インタビューより) 思ってたより便利! 新しいワークスタイルが実現できそうだね! 今後は業務アプリとの連携も視野に入れたい! 効果的な機能を取り入れていきたい。

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27 “ユビキタス”なコミュニケーションを実現 ロケーションの制約を受けることがないコミュニケーション環 境は、「「ワークスタイルの改革ワークスタイルの改革のの推進推進」」には欠かせません。 5.2)今後の期待

「いつでも、どこでも」

「いつでも、どこでも」

アプリケーションとの連携とツールの拡張性は、音声によるコ ミュニケーションのみならず、メールやグループウェア、業務ア プリケーションとの連携が実現可能ということ。 一層の業務効率の向上 一層の業務効率の向上とと社員社員11人ひとりの活性化人ひとりの活性化が図れる。が図れる。 ワークスタイル ワークスタイルのの改革をさらに加速化できる改革をさらに加速化できる。。

ビジネスのスピードを加速

ビジネスのスピードを加速

更なる“改革”を 進めていきましょう ・お客様 ワークスタイルの変化と共に、得意先やお客様と今以上に良好な関係を構築し、 売上の拡大につなげていくこと。 ・KDDI 導入したシステムを生かし、お客様のビジネス拡大に寄与していくこと。 KDDIのICTソリューションで更に一段上のワークスタイルの実現に協力してい くこと。 これからもKDDIはお客様と共に進化していきたいと願っています。

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参照

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11) 青木利晃 , 片山卓也 : オブジェクト指向方法論 のための形式的モデル , 日本ソフトウェア科学会 学会誌 コンピュータソフトウェア

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