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Taro 条例改正想定問答.jtd

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Academic year: 2021

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鳥取県青少年健全育成条例一部改正(第10次改正)想定問答 (H23.2.14 現在) 1 総論 Q: 条例の改正理由は? A: この条例には、「平成22年度末を目途として、この条例の規定及びその実施状況に ついて検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする」との規定が置 かれていることから、現在の青少年を取り巻く環境、課題を踏まえた見直しを行うもの。 2 主な改正案 (1)青少年が使用する携帯電話による有害情報閲覧防止措置の追加 Q: なぜこの規定を追加するのか? A: 高校生の携帯電話所持率は95%を超え携帯電話は青少年の間に急速に普及。 携帯電話を利用した出会い系サイトやその他のサイトを通じて多数の青少年が犯 罪被害。インターネット上には違法・有害な情報が氾濫。 青少年の健全な成長を阻害する危険性が高い。 違法・有害な情報を遮断するのに有効なフィルタリングサービスの利用率は30 %台で青少年が使用する携帯電話の安全対策は不十分な状態。 フィルタリングサービスの利用率向上に向けた対策が必要。 【参考】H21.9 教育委員会アンケート調査結果 携帯電話所持率~小6= 10.5% 中 2 = 17.7 % 高2= 95.1% フィルタリング利用率~小 6 = 34.0% 中 2 = 39.4% 高 2 = 36.9% Q: 携帯電話だけではなく、パソコンへの規制も必要ではないのか? A: 今年上半期、出会い系サイトやその他のサイトを利用して児童買春、淫行等の被 害に遭った青少年のサイトへのアクセス手段は、約98%が携帯電話であり大半を 占めている状態。(その傾向はデータがあるH17年以降から同様) しかも被害児童の 98.5%はフィルタリング未加入の状態。 アンケート調査からも青少年はパソコンよりも携帯電話の使用が中心であること がうかがえ、さらに携帯電話は、どこにでも持ち出し可能で使用方法の秘匿性が高 く特に注意を要する。 これらの現状から、携帯電話に対する安全対策が最重要であり、かつ緊急を要す ると認識。 なおパソコンに対しても、前回の条例改正時、保護者、学校・職場関係者、販売 事業者等にフィルタリングの活用を促す規定(12 条の 2、インターネット利用環境の 整備)を盛り込んでおり、今後の推移を見守りながら何らかの規制が必要か注意・検 討は継続しているところ。 Q: フィルタリングサービスとは? A: インターネット上の青少年に見せたくない情報・内容を含むサイトの閲覧を制限 (画面に表示しない)するサービス。 Q: フィルタリングの方法は? A: フィルタリングには以下の3つの方式がある。 【ホワイトリスト方式】 青少年にとって安全と思われるサイトのみアクセスでき、それ以外のサイトへ はアクセスを制限する方式。 ※ニュース、天気、スポーツ、占い、ナビ、着うた等アクセス可能 【ブラックリスト方式】 出会い系サイトやアダルトサイトなど、青少年にとって有害な特定カテゴリの サイトへのアクセスを制限する方式。 ※違法、主張(テロ等)、アダルト、出会い、グロテスク、ギャンブル、成人嗜好 (飲酒、喫煙等)、オカルト、コミュニケーション(SNS、ブログ等)等制限 【利用時間制限】 夜間から早朝(概ね 22 時~ 6 時)にかけて全てのサイトへアクセス停止する方式。 ※ホワイトリスト・ブラックリストと時間制限の組み合わせは可能。

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Q: 他県の条例で同様の規定はあるのか? A: 既に、兵庫、石川、埼玉の3県で同様の規定を施行済み。 京都、神奈川、静岡の3府県は H23.4 施行、東京都は H23.7 施行予定。 以上7都府県は同様の規定を制定済。外にも、千葉、大阪が条例化を検討。 Q: 条例制定で効果はあるのか? A: 具体的なデータとして兵庫県が H22.7 月フィルタリング利用率を調査 条例制定前約24%→約65%(64.9%)と40%向上 また、今年1月の報道では、石川県のフィルタリング利用率は 小6=73.1%、中1=77.4%、高1=75.2% と高く、効果は認められると判断。 Q: 正当な理由で想定している具体例は? A:【青少年の仕事上の著しい支障】 ・ 社員への業務連絡を伝達する方法としてネット上の掲示版を使用しており、 フィルタリングにより確認不能となる。 ・ ネット上に関するビジネス(通信販売、広告関連、ホームページ作成、サイ ト運営等)に従事しており、フィルタリングによりサイトの確認不能等が発生 し多大な支障。 ・ 青少年自身がネットに関するビジネスを行っており、ビジネスに多大な支障。 ・ 違法ではないアダルト業界、風営業界の従業員として稼働しており、一律制 限されることで所属する業界に関連するサイトの確認不能となる等支障。 ・ 業務として違法ではない大人向けのサイトを確認する必要があったが、確認 不能で支障が生じる。(アルコール関連等) ・ 出張時、業務関連の情報の収集ができなくなる。 等 【青少年の心身の障がい、疾病により日常生活に著しい支障】 ・ 障がい、疾病による長期施設入所・入院、自宅療養等の場合、外出しての他 者との交流が事実上不可能となる等社会参加不能となる。 そういった場合、同様の障がいや疾病を抱えている者同士によるコミュニテ ィサイトの書き込みややりとりが精神的な支え、自己の治療への参考、生きる 希望、日々の充実感の充足等になっている場合がある。 また必要な物をネット購入する場合もあるがフィルタリングによりそれらの 利用が制限されることが想定され、日常生活に多大な影響、支障を及ぼすおそ れがある。 等 【有害情報を閲覧しないよう、保護者が青少年の利用状況を適切に把握】 ・事業者が提供するインターネットの利用状況閲覧サービスを利用。 ドコモ~ i モードアクセス履歴検索サービス、いつどのアドレスに接続したかパソコンで確認 できる。契約必要(無料) au ~安心アクセスサービス、いつどのアドレスに接続したかパソコンで確認できる。 契約必要(月額252円) ソフトバンク~個人向け履歴サービスはない。 ・携帯電話の履歴機能の確認により利用状況を把握。 等 Q: 保護者が提出する書面は規定の様式があるのか? A: 様式については定めていない。条例及び施行規則の内容を充足するものであれば 様式は問わず、施行済みの都府県条例に対応するため事業者が既に作成したもので も当県の条例、規則の内容を充足していれば使っていただける。 Q: 保護者が虚偽の申告をすれば意味がないのではないか? A: 契約を受け付ける事業者側には、保護者の申告内容の真偽を確認する術がなく、 御指摘のとおり虚偽申告されればそれを見抜くことは不可能。 新たに導入する制度であり、現状ではあくまでも保護者の良識を期待している。

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Q: 青少年の心身の障がい、疾病は誰が判断するのか。診断書等の証明書が必要か? A: 保護者の判断による申告を想定、診断書等の提出は不要。 保護者の良識を期待している。 Q: 虚偽申告した保護者なり義務を果たさない事業者側に罰則を課すなどもっと厳し い規制が必要ではないか? A: 現状ではあくまでも保護者の良識を期待しており保護者への罰則は考えていない。 また、個々の契約についてその内容の確認はできず、虚偽申告した保護者を特定 することがまずできない。 事業者側も、社会的信用や責任を大切にしていると認められ、義務化や勧告、公 表規定でその実効性は十分担保されると判断、罰則までは考えていない。 Q: この規定は、現在携帯電話契約している者にも適用されるのか? A: 改正条例施行後以降の契約者及び契約の変更、機種変更時への適用を想定。施行 前の契約者等に対して遡っての適用は考えていない。 Q: 事業者に保護者が提出する書面の保存義務を課しているが、保存状態はどう確認 するのか? A: 保存については、書面ではなく電磁的記録でもいいことから、現実には各事業者 とも電磁的記録での保存となると想定している。電磁的記録の場合、各事業者とも 記録の保存先は本社等のデータベースとのことで鳥取県内にには保存されていない とうかがっている。県外の保存先へは条例の効力が及ばず条例に基づく立入りはで きない。 よって、現段階では、事業者側の協力に基づき、保存データの確認できる範囲の もの本社等から県内の支社等に転送してもらい県内で確認、立入りではなく任意の 協力により県外のデータ保存先まで職員が出向き確認するなどを考えているが、検 討不十分であり、今後事業者側との協議、他県の状況等を参考にさらに検討したい。 Q: 勧告に従わない場合の公表とは具体的にはどのようにするのか? A: 公表前には、事業者側に弁明の機会を与える。弁明が納得のいくものであったり、改 善が期待できる内容であれば公表は見合わせる。 仮に弁明にも応じない等悪質と認められる事業者があった場合、取り敢えず報道機関 への資料提供による公表を想定している。 Q: 鳥取県の青少年はフィルタリングの利用率が全国に比べ低いようだがその理由は? A: 具体的な理由は分からない。 推測するに、ネットを通じて青少年が様々な犯罪被害に遭っていることは認識し ていても都会の方の出来事として身近な問題とは感じていないのではないか、何処 か他人事という感じで問題意識が希薄、放任状態ではないかと思料。 ネットの世界は携帯電話等各端末が世界中に繋がっており、地域を問わず予期せ ぬトラブルに巻き込まれるおそれはいつでもあることから決して他人事ではなく、 その辺りも含めてフィルタリング利用への普及啓発、注意喚起に努めたい。 (2)青少年の深夜外出制限条項の追加 Q: 深夜徘徊の数は? A: 過去5年間に深夜徘徊で補導された少年の数は以下のとおり。 不良行為少年補導数 内深夜徘徊補導数(補導数に占める割合) H18 ~ 4,653 人 2,212 人 (47.5%) H19 ~ 4,673 人 2,446 人 (52.3%) H20 ~ 3,901 人 2,113 人 (54.2%) H21 ~ 3,754 人 2,058 人 (54.8%) H22 ~ 3,321 人 1,801 人 (54.2%)

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Q: 深夜徘徊が具体的に次の非行に繋がったり犯罪被害に遭っているのか。 A: 具体的な事例は把握していない。 一般的に深夜徘徊は、特に理由もなく深夜徘徊していた場合補導されるのであっ て、通常であれば休む時間帯に敢えて外出するのは何らかの刺激、変化を求めてい ると思料。判断能力未熟な青少年が暗がりで人目につかない状況と相まってちょっ とした好奇心や誘惑、自己顕示欲等にかられて昼間以上に何らかの非行に走る可能 性が高くなるとは容易に想像できる。 また、H22.10.4(22:50 頃)神戸市内で高校2年生(16 歳)が刺殺、H23.2.9(23:10 頃) 福岡市で飲酒運転の車両に高校 1 年生(16 歳)2人がはねられ死亡といった事件・事 故も発生しており、今の時代深夜時間帯に限らないがやはり深夜時間帯は、監禁や 性的被害を含めより凶悪な犯罪、事故の被害に巻き込まれるおそれが高いと判断。 Q: 正当な理由とは、具体的にはどのようなものを想定しているのか? A: 通学、通塾、通勤、夜勤、新聞配達、託児所等への預け、キャンプ・登山・ナイ トウォーク等学校行事、地域行事、青少年活動、旅行先からの帰宅、急病、事件、 事故、火災、災害、初詣、祭礼等定期的なものから一時的又は突発的な様々な場合 が想定されるが、基本的には一般社会常識で判断してもらいたい。 Q: それぞれの家庭事情もあり青少年の深夜外出を一律制限するのは厳しすぎのでは ないか? A: 条例は、それぞれの家庭に事情があることを前提にしており、一律に規制するも のではない。 日常生活の中で、青少年の深夜外出を無関心に容認したり、安易に深夜の外出に 同伴させないように注意喚起するための努力義務を定めたものであり、個々の事情 に応じて常識的に対応していただきたい。 Q: 深夜が午後11時からでは遅すぎないか? A: 全国的な深夜の定義は ○入口の時間 午後10時から~6県、午後11時から~39県 (大阪は年齢によって時間差、16 歳未満に対しては午後8時から) ○朝方時間 午前4時まで~31県、午前5時まで~8県、 日の出時まで~6県 鳥取県の場合、深夜時間については、当初から、「風適法による深夜営業との均 衡を考えたもの」旨解説。 ◇風適法による年少者立入り禁止時間 (2条1項8号営業(ゲーム機設置営業))→午後10時(18 条) ※参考~風俗営業の営業禁止時間帯→原則午前0時から日の出時まで また、 ◇労働基準法(61条)(深夜業)では 満18歳に満たない者を午後10時から午前5時までの間において使用し てはならない。 ただし、交代制使用の満16歳以上の男性はこの限りではない。 厚労大臣は、必要な場合、地域・期間を限って、時刻を午後11時~午前 6時とすることができる。 と規定。 風適法は、年少者が利用できる営業時間の上限を午後10時までとしたもの →そこ(店)から帰宅するためには一定時間が必要。 労働基準法でも、基本的には午後10時までの稼働は認めている →会社等稼働場所から帰宅するためには一定時間必要。 そういった状況を考慮し、規制をかける深夜時間帯については一定の余裕を持た せ、従来どおり午後11時~日の出時までとする。 (朝方についても、現状で特に不都合・不合理との意見はなく日の出時まででい いものと考えている)

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Q: 努力義務を課す対象を、「何人も」と全ての人を対象にしているが範囲が広すぎる のでないか? A: 条文上努力義務を課す対象は何人もであるが、続いて「その現に監護し、又は保 護する青少年を」と規定しており、これにより、青少年を監護又は保護すべき立場 の人へと対象が絞り込まれることとなる。 従って、青少年の保護者は当然対象となるが、我が子の友達が家に遊びに来た場 合、親戚の子どもを預かる場合、ホームステイの受け入れ、各種の合宿等一時的に 青少年を保護すべき立場になった者にも、その管理する場所から青少年を深夜外出 させないように、又は深夜時間帯までには帰宅させるようにする責任があることを 自覚させ注意喚起しようとするもの。 (3)その他 Q: 改正項目は以上2項目のみか? A: 大きな項目としては以上2項目である。 細かいところでは、保護者の定義付けをしている。 保護者=親権を行う者、未成年後見人、児童福祉施の長その他の者で、青少年を 現に監護するもの

参照

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