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同志社大学フォーミュラプロジェクト 11 月活動報告 支援者様へ 2007 年 11 月 22 日 向寒の候 ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます 平素は格別のご高配を賜り 厚くお礼申し上げます この度は同志社大学フォーミュラプロジェクトの大会終了後から 11 月までの活動報告と今後の活動方針に

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2007年11月22日

同志社大学フォーミュラプロジェクト

11月活動報告

支援者様へ 向寒の候、ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜 り、厚くお礼申し上げます。この度は同志社大学フォーミュラプロジェクトの大会終 了後から 11 月までの活動報告と今後の活動方針について報告させていただきます。 まず、当プロジェクトはスポンサー企業様・個人支援者様そして本学のご支援・ご 協力により9 月に「第5 回全日本学生フォーミュラ大会」に出場することができまし た。ご支援・ご協力ありがとうございました。 現在、2008 年度(以降、今年度)の第6 回大会へ向けて準備を始めております。今 後も、ものづくりの原点を忘れずに車両の設計・開発を行い、メンバー一丸となって 困難に立ち向かって行きたいと思います。本年度もよろしくお願いいたします。 1. マシンコンセプト まず、今年度のマシンコンセプトを紹介します。マシンコンセプトは以下のように 決定いたしました。 「速くて操作性の良い車両」 同志社大学フォーミュラプロジェクトはレースで勝利するマシンを目指します。そ のために、私たちはレーシングカーとしての絶対的な「スピード」、「操縦性」を引き 出すため、高い運動性能と操作性を兼ね備えたマシンを設計します。勝利することで の「喜び」、「誇り」、「愛着」を感じさせるマシンです。ドライバーがその空間の主役 になり支配する。車両を思い通りのスピードで自由自在に操作できることにより、ド ライバーが求めている感情を得ることができるのである。 また、生産者もマシンが勝利することで「誇り」、「愛着」を感じることが出来る。 これこそがドライバーと生産者の双方が求める車両である。これを受け、私たちの勝 利コンセプトである開発コンセプトは「速くて操作性の良い車両」と決定しました。 さらに前年度の反省点を改善するためマシン開発の目標として以下の2 点をかかげ ております。 ①走行性能と信頼性を両立した車両 ②強度解析、流体解析の徹底によるマシンの軽量化・高剛性化 これらのマシンコンセプトとマシン開発目標の達成を目指し、さらに良いマシンを 製作できる様、部員一同精一杯、設計・開発に励む次第です。

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2. 年間計画 前年度はスケジュール管理の甘さや、組織として役割分担の不均等などにより製作 が予定よりも大幅に遅れてしまいました。その結果、マシンの走行試験や各部の耐久 試験などが満足に出来ませんでした。そこで今年度はマシンの試験期間を十分に確保 できるよう車両完成を5月6日に決定し、表1のように日程管理を行ないます。 表 1 年間計画

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3. 組織 現在、プロジェクトメンバーは製作を本学の工学部を中心として、スポンサー・会 計・広報・庶務といった仕事は文系を中心として学部1年生から大学院1年生の合計33 名で構成されます(表2参照)。今年度も引き続き図1のようなチーム体制でマシン 製作を行って参ります。 図 1 組織図 表 2 メンバー構成

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4. 目標 全日本学生フォーミュラ大会は静的審査と動的審査があり、その総合得点で順位を競 います。当プロジェクトはこのようなコンセプトと年間計画、組織に基づいて全国総合 10 位以内を目標とします。今年度は以下のようにベンチマーク(静的審査と動的審査 の各種目での目標獲得点数とその合計)を設定致しました。 表 3 ベンチマーク 5. 岡山走行会での車両勉強会 10 月 20~21 日にかけて岡山国際サーキットにて自動車技術会関西支部主催の岡山 走行会が行われました。この活動の目的は自動車技術会関西支部に所属する大学が合 同で車両に関する勉強会を開き、関西全体のレベルアップを図るもので、本学を含め 11 校が参加しました。今年度はサーキット内ミニコースでの走行や車両展示をはじめ、 チームのマネージメント討論会や車検に関する勉強会が行われました。 当プロジェクトでは本大会での遠征資金がかさんだため、資金不足によって車両を 持っていくことができませんでした。しかし、他校の車両を目の前にして見学するこ とは私たちにとってよい刺激となり、車両についての理解を深める格好のチャンスと なりました。 図 2 岡山走行会の様子

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6. 田辺祭での広報活動 11 月 3~4 日にかけて同志社大学京田辺キャンパス内にて田辺祭(ADAM祭)が行 われました。このイベントは学生・教職員・市民が一体となって、共に楽しみ、ふれ あい、交流する場を創出し、大学と地域が連携した新しいコミュニティの形成を目指 すことです。期間中は、京田辺校地内にて、本学の学生・教職員をはじめ、様々な団 体が演奏、模擬店、展示会、体験教室、講演会等を催し、イベントを盛り上げました。 同志社大学フォーミュラプロジェクトでは皆様にこの活動の存在と内容を知ってい ただき、当プロジェクトについて少しでも興味をもっていただくために広報活動を行 いました。当日は当プロジェクトに関する活動紹介のチラシを配り、昨年度のマシン の展示および大会時におけるエンデュランス動画を放映しました。マシンを展示した 効果は大きく、多くの本学学生や先生方に目をとめていただきました。中には詳細な 技術的アドバイスをしてくださる方もおられ、貴重な機会となりました。 また、11月の中旬より生協食堂等でも広報活動を行っております。ここでは当プロ ジェクトの活動紹介をプロモーションビデオの放映という形で行っています。 なお、この活動においては本学の紫苑館メディアショップ・生協食堂・ローム記念館・ 光喜館の皆様にお世話になっております。ご協力いただいている皆様ありがとうござ います。 図 3 車両展示の様子

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7. エンジンダイナモセッティング 当プロジェクトではこれまでエンジン調整に株式会社堀場製作所様のシャシダイナ モを使用させていただいておりましたが、この度、株式会社堀場製作所様からエンジ ンダイナモを提供していただきました。よって、今年度からは学内にてエンジン調整 を行うことができるようになりました。 とは言っても、実際にエンジン調整を行うためにはダイナモと操作盤等を配線しな ければなりません。そこで、11月10日~17日にかけてダイナモの配線作業を行いまし た。非常に複雑な配線回路との格闘によって調整の準備が整いました。 また、ダイナモを支援してくださった株式会社堀場製作所様および作業スペースを 提供していただいた同志社大学工学部噴霧燃焼工学研究室には心から御礼申し上げま す。

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図 4 エンジンダイナモ 8. 第一回デザインレビュー 11月17日には第一回デザインレビューを行いました。この会議の目的は前年度の反 省と今年度の車両コンセプトに基づき、そのコンセプトを達成するための各班単位の 設計について設計に間違いがないか、製造は合理的か、剛性は良いか、コストは良い か等を全員でディスカッションし、その設計を評価することです。 まず、具体的に何をするのかを列挙し、具体的な設計書やフリーハンド図を全員に 示しました。サスペンションやフレームのディスカッションではかなり白熱した場面 も見られ、メンバーのものづくりに対する真剣さがうかがえました。実際に物づくり を開始する前の総合チェックの重要な会議となりました。 今回は第一回目だったこともあり、全ての班が十分に細かい部分まで討議するには 至りませんでしたが、各班がお互いに何をしているのかを理解する上でもよい機会と なりました。次回は12月15日(土)に開催する予定です。

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図 5 デザインレビューの様子 また、表4にはこれまでに決定した車両スペックの概要を示す。 表 4 車両スペック概要 全長 2980 ㎜ 全高 1080 ㎜ 全幅 705 ㎜ ホイールベース 1600 ㎜ トレッド F/R 1200 ㎜/1200 ㎜ 最低地上高 55 ㎜ 車両重量 220 ㎏(乾燥重量) 前後重量配分 42:58 サスペンション Front&Rear:Double unequal length A-arm Front:Push rod

Rear:Pull Rod タイヤ YOKOHAMA ADVAN 160/515-13 ホイール 13 インチ RS watanabe キャリパー brembo 製キャリパー フレーム 鋼管スペースフレーム・26 ㎏ シフター 機械式 カウル GFRP エンジン 2003 Kawasaki ZX600RR 排気量 599cc 吸気方式 Naturally Aspirated 最高出力 72.1/9500(Kw/rpm) 最大トルク 49.0/8000(N・m/rpm) 動力伝達方式 チェーン・LSD 燃料タンク容量 6.5ℓ

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9. 今後の方針 現在、各部署においては具体的な設計を始める前の方向性を構想している段階です。 また、十一月より本格的に設計を進めて行きたいと考えております。そして、第6 回 大会では目標を10位以内に定め更なる技術、知識、組織力の向上を目指して行きま す。 今後、当プロジェクトではマシンを構成する各パーツの詳細設計および強度解析等 に本格的に取り掛かって参ります。あわせて、部品の手配(発注)を行い、秋学期の 期末試験(1月下旬~2月上旬)終了後には即マシン製作に取り掛かれるように準備を 進めていく所存です。そのために、12月中旬~下旬にはマシンの基本設計を終了でき るように努力いたします。 また、日々の業務においても部員一人一人が積極的に意見を出し、その意見を尊重 する中で切磋琢磨し合い、強力な組織となることを目指します。当プロジェクトは「も のづくりは組織力」であるとの共通認識の元、さらなる改善を続けていきます。 最後に 大会が終了し2ヶ月が経ちました。実際にマシンが目に見える形になってくる前であ る設計の段階では先が遠く感じたり、活動の中で不安に感じることが多々ありますが、 設計こそがものづくりにおいて重要との認識の元、メンバーが一丸となって設計を進 めて参ります。 当プロジェクトでは今後より一層の情報公開と広報活動を通し、社会に貢献する活 動にしていきたいと考えております。その一環として、このレポートも期末試験期間 を除いて月に一度のペースで9月の本大会まで各月の下旬に発行していきます。 最後になりましたが支援者の皆様には今年度も前年度同様、変わらぬご支援・ご協 力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 同志社大学フォーミュラプロジェクトメンバー一同 ************************************* 同志社大学フォーミュラプロジェクト プロジェクトリーダー 清水勇貴 〒610-0321 京都府京田辺市多々羅都谷1-3 URL:http://dufp.net/ E-mail: [email protected] *************************************

図  4  エンジンダイナモ  8.  第一回デザインレビュー        11月17日には第一回デザインレビューを行いました。この会議の目的は前年度の反 省と今年度の車両コンセプトに基づき、そのコンセプトを達成するための各班単位の 設計について設計に間違いがないか、製造は合理的か、剛性は良いか、コストは良い か等を全員でディスカッションし、その設計を評価することです。  まず、具体的に何をするのかを列挙し、具体的な設計書やフリーハンド図を全員に 示しました。サスペンションやフレームのディスカッションでは
図  5  デザインレビューの様子        また、表4にはこれまでに決定した車両スペックの概要を示す。  表  4  車両スペック概要 全長 2980 ㎜ 全高 1080 ㎜ 全幅 705 ㎜ ホイールベース  1600 ㎜ トレッド F/R 1200 ㎜/1200 ㎜ 最低地上高 55 ㎜ 車両重量 220 ㎏(乾燥重量) 前後重量配分 42:58 サスペンション  Front&Rear:Double unequal  length A-arm    Front:Push rod

参照

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