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内 政 国 会 総 選 挙 の 結 果 (5 日 ) 与 党 Smerは 第 1 党 となったものの 議 席 数 は49で 選 挙 前 の83から 大 幅 減 となった 事 前 調 査 では5% 前 後 の 支 持 率 であったSaSが 約 12%の 得 票 で 第 2 党 となった また 事 前

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Academic year: 2021

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目 次 内 政 ◆国会総選挙の結果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 ◆連立交渉の動向 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 ◆第3次フィツォ政権の成立 ・・・・・・・・・・・・・・ 2 外 政 ◆スロバキア・スイス外相会談 ・・・・・・・・・・・・・ 3 ◆「ノルド・ストリーム2」への異議申し立て ・・・・・・ 3 ◆ライチャーク外相のエジプト訪問 ・・・・・・・・・・・ 3 社 会 ◆スロバキアの物価 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 経 済 ◆USスティール・コシツェにおける人員削減 ・・・・・・ 4 ◆J&T金融グループへの中国企業の資本参加 ・・・・・・ 4 ◆スロバキア中央銀行中期予測(第1四半期) ・・・・・・ 4 ◆スロバキア中央銀行月報(3月) ・・・・・・・・・・・ 5 別添:主要経済指標 ※本月報は公開情報を在スロバキア日本国大使館がとりまとめたものです。

在スロバキア日本国大使館

政治・経済月報(2016 年 3 月)

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内 政

◆国会総選挙の結果(5日)

与党Smerは第1党となったものの議席数は49で、選挙前の83から大幅減 となった。事前調査では5%前後の支持率であったSaSが約12%の得票で第2 党となった。また、事前調査では5%を下回っていた極右政党LS-Nase Slovensko と昨年11月に設立された新党SME RODINA-Boris Kollarが議席を獲得した。 Sietは12%前後という選挙前の支持率を大きく下回る5.6%の得票に留ま った。「キリスト教民主運動(KDH)」は5%を越えられず、国会議席を失った。 政党 得票率 議席数 Smer(方向) 28.28% 49 SaS(自由と連帯) 12.10% 21 OLaNO-Nova(普通の人々・独立した人達-新たな多数派) 11.02% 19 SNS(スロバキア国民党) 8.64% 15 LS-Nase Slovensko(人民党-我々のスロバキア) 8.04% 14 Sme Rodina-Boris Kollar(我々は家族-ボリス・コラール) 6.62% 11

Most-Hid(架け橋) 6.50% 11 Siet(ネットワーク) 5.60% 10 ◆連立交渉の動向(9-22日) 国会総選挙の結果を受け、キスカ大統領はSmerのフィツォ首相に組閣を指示 した。SNSを除く右派政党がSmerとの交渉を拒否し、Smerによる組閣は不調に終 わると見られたが、SNSが右派連立への不参加を明らかにしたのを機に、 Most-Hid及びSietは態度を一変し、13日に両党の党首はSmerとの連立交渉に 臨んだ。15日に綱領の優先事項に関して合意し、17日にフィツォ首相はキ スカ大統領に対し連立交渉合意を報告した。国会召集前日の22日には連立協 定への署名が行われた。連立交渉の間に、Sietから3名、Most-Hidから1名の 議員が離党を表明したものの、4党の合計は81議席で過半数は確保される。 ◆第3次フィツォ政権の成立(23日) キスカ大統領は首相及び閣僚の任命を行い、第3次フィツォ政権が成立した。 閣僚ポストの配分は、Smer:9(首相、投資担当副首相、内相、外相、財務相、 経済相、労働相、文化相及び保健相)、SNS:3(国防相、農業相及び教育相)、 Most-Hid:2(法務相及び環境相)、Siet:1(交通相)となった。首相、外 相等を含む6ポストにおいて前政権の閣僚が再任された。国会議長にはSNSのダ ンコ党首が就任し、Most-Hidのブガール党首は副議長となった。

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外 政 ◆スロバキア・スイス外相会談(9日) スロバキアを訪問したブルカルテール・スイス外相とライチャーク副首相兼 外務・欧州問題相との会談では、二国間関係やスロバキアのEU議長国就任に加 えて、政治対話、経済、科学及びイノベーション分野での協力についても取り 上げられた。ライチャーク外相は、「V4+スイス」の枠組における協力の継 続を確認した。EU・スイス関係は、2014年2月にスイスで実施された移 民数の制限に関する国民投票によって複雑化した。懸案の解決は、まさにスロ バキアのEU議長国期間中の重要な課題となる。 ◆「ノルド・ストリーム2」への異議申し立て(18日) EU9ヶ国(チェコ、クロアチア、エストニア、ラトビア、リトアニア、ハ ンガリー、ポーランド、ルーマニア及びスロバキア)の首相は、ユンカー欧州 委員会委員長に対し、天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」プロジ ェクトへの異議申し立てを行う書簡を送付した。書簡では、同プロジェクトが、 中東欧地域及びウクライナを経由する既存の輸送インフラの活用にマイナスの 影響を及ぼし、中東欧及びEU全体のエネルギー安全保障にとってのリスクと なること等が言及された。また、エネルギーの輸送ルート、供給者及び供給源 の多様化というEUの主目的と一致しないことを指摘した。 ◆ライチャーク外相のエジプト訪問(20日) ライチャーク外相はエジプトを実務訪問し、エルシーシ・エジプト大統領及 びシュクリ・エジプト外相と個別に会談を行った。ライチャーク外相は、「エ ジプトは、我々が政治対話の緊密化と経済協力の深化に向けて注力している友 好国である」と述べた。ライチャーク外相によると、二国間のあらゆる面での 協力の発展に向け、観光、文化活動及び教育・科学分野の協力の支援を通じて、 市民交流の発展を後押しすることも重要となる。両国は、双方にとって有益と 見なされている「V4+エジプト」の形態での地域協力発展の促進にも関心を 有している。 社 会 ◆スロバキアの物価(30日付プラウダ紙) スロバキアの生活費は隣国チェコよりも高い。食料品はチェコよりも安価で あるが、住居、エネルギー及び水道はチェコの平均の負担額よりも高くなって いる。他方、スロバキア人の給与はチェコ人よりも低く、現在のスロバキアの 平均月給956ユーロに対し、チェコは1039ユーロとなっている。スロバ

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キアの物価はEU平均の63.4%に達しており、今後さらに上昇していく見 込みである。EUにおいてスロバキアより物価が低いのは、クロアチア、チェ コ、リトアニア、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア及びブルガリアである。 経 済 ◆USスティール・コシツェにおける人員削減(26日付経済新聞) USスティール・コシツェの労働組合は、4月1日付での管理職29名の削 減に関する決定を、非常に厳しい措置であると訴えている。同労組によると、 この決定は政府と同社との間で締結された覚書に反するものである。経営者側 が主張する市場の悪化という削減理由は、労組側から見ると部分的にしか当て はまらない。労組リーダーのヒントシュ氏は、過去のより複雑な経済状況下で も、今回のような決定には到らなかったことを指摘した。他方、同氏は人員削 減が将来的な製鋼所の売却に向けた準備であるとの見方を否定した。 ◆J&T金融グループへの中国企業の資本参加(31日付経済新聞) スロバキア及びチェコを拠点とするJ&T 金融グループ(JTFG)に中国資本 が注入される。中国のChina Energy Company(CEFC)は JTFG との協定に 署名し、JTFG 株式の50%を保有することとなる。JTFG はスロバキアにおい て富裕層向けのJ&T バンクと一般顧客向けの郵便銀行を保有している。CEFC の資本参加は、JTFG が業務を展開するすべての国で承認される見込みである。 また、JTFG 及び CEFC は中東欧諸国におけるリテール・バンキング業務の共 同展開についても関心を有している。近代的な銀行及び金融サービスを中国に も拡大する計画もある。 ◆スロバキア中央銀行中期予測(第1四半期) 1.GDP 第4四半期のスロバキア経済は1.0%増と安定した成長を示した。経済成 長の主要因は、2007-2013年期間の終了に向けて加速したEU基金活 用に後押しされた内需であった。GDP成長率は2016年に3.2%、20 17年に3.3%、2018年には自動車産業における新規投資事業の生産が 開始されることを受け、4.2%に加速すると見られる。民間投資は主に低金 利や上向きな景況感によって支えられると考えられる。2016年末及び20 17年には、現在進められている自動車産業の投資が数字に反映されてくると 予想され、2017年には投資の伸びを5%に加速させると見られる。 2.労働市場及び賃金

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労働市場では、雇用者の確保の問題が生じるという予測もあるが、企業は労 働時間延長に加え、55歳以上の高齢者や外国人の雇用によって対処すると考 えられる。2016年の雇用率の伸びは2015年の2.0%から1.4%に 鈍化し、2017年及び2018年は共に1.1%となる見込みである。失業 率も徐々に低下し、2016年に10.3%、2017年に9.5%に低下し、 2018年に8.7%近くにまで低下すると予測される。実質賃金は2016 年に3.4%増、2017年に2.3%増、2018年に1.8%増となる見 込みである。 3.物価 2016年の消費者物価指数は0.2%下落すると予想される。2017年 1月から、再度、ガス、暖房及び電気料金の顕著な下落が見込まれているが、 他方で輸入価格と食料品価格の漸進的上昇傾向が予測されている。高まりつつ ある消費者需要の増加により、サービス価格は上昇すると見られる。消費者物 価上昇率は2017年に1.3%、2018年は1.9%に加速する。 4.外部環境及び外需 輸出は外需及び市場シェアの若干の拡大予測に沿って伸びていく見込みであ る。スロバキアの外需予測は、中国をはじめとする新興国経済の予想を上回る ペースでの減速とそれがスロバキアの主要貿易相手国の経済に与える影響に対 する不安を受け、下方修正された。スロバキアの外需は中期予測の範囲で、2 016年に3.5%、2017年に4.5%、2018年に4.8%増加する 見通しである。 ◆スロバキア中央銀行月報(3月) 1.GDP 第4四半期のスロバキア経済は前期比1%と安定したペースで成長した。自 動車産業の生産が若干減少したものの、本年初めの経済指標は前向きな展開の 動きが継続することを示している。2016年1月の全体の売り上げは前年同 期比で5.4%増加した。電機製品が最も売り上げの伸びに貢献した。1月の 鉱工業生産の前年同期比の伸びは、12月の6%から1.6%に鈍化した。こ の動きの主要因は自動車生産の減少であり、年末年始における生産ラインの休 止と中断が大きく影響したと考えられる。非常に好調な電機生産が1月の鉱工 業生産の更なる悪化を押し止めた。 2.雇用率及び賃金

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1月の雇用率は前年同期比1.2%の上昇と平均2.2%上昇した2015 年第4四半期から鈍化した。部門別では、商業部門とサービス部門が鈍化の主 な要因となった。2月の登録ベースでの失業率は、季節調整前で前月比0.3% 低下して10.09%となった。特定部門では新規雇用を国内の失業者のみで 補うことができず、ますます多くの高齢者や外国人労働者を雇用せざるを得な いことになると予想される。1月の平均賃金の前年同期比での伸びは、201 5年第4四半期の平均4.4%から4.1%にわずかに鈍化した。1月の平均 名目賃金は842.3ユーロであった。 3.物価 2月の消費者物価指数は、前年同期比で-0.3%と1月の-0.6%から下 落ペースが鈍化した。前月比では0.2%の上昇であった。食料品の低価格は、 欧州市場における食料関連コモディティ価格の下落の影響による。サービス価 格の動きは低調で、雇用市場の好調な動きは十分に反映されていない。エネル ギー価格は、原油及びその他のエネルギー関連コモディティの下落予測を受け、 2016年を通してマイナス基調を持続する見込みである。 4.貿易 1月の輸出は前年同期比で2.8%増、輸入は5.4%増加した。1月の貿 易黒字は1億3900万ユーロであった。 ( 了 )

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      スロバキア主要経済指標    (出典:スロバキア統計局) 1Q 3.1 2Q 3.2 3Q 3.6 4Q 4.3 0.9 2.4 3.6 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 2013 2014 2015 実質GDP成長率 (前年同期比)(前年同期比) 1Q 12.4 2Q 11.2 3Q 11.3 4Q 11.0 14.2 13.2 11.5 0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0 14.0 16.0 失業率 (%) 1.4 -0.1 0.2 -0.4 -0.5 -0.6 -0.4 2.7 0.2 -0.3 0.0 -0.2 -0.1 0.2 -1.0 -0.5 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 2013 2014 2015 Nov. 2015 Dec. 2015 Jan. 2016 Feb. 2016 消費者物価指数 総合全体指数 コア指数 (%) (前年同期比) 5.2 3.4 5.9 4.1 11.9 8.2 1.6 3.5 3.5 6.9 4.7 10.9 9.9 9.3 0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0 14.0 2013 2014 2015 Oct. 2015 Nov. 2015 Dec. 2015 Jan. 2016 鉱工業指数 鉱工業生産 新規需要 (前年同期比) (%) 99.0 98.3 100.7 103.4 94.0 96.0 98.0 100.0 102.0 104.0

Dec. Jan. Feb. Mar.

景況感指数

(3ヶ月後方移動平均, 2010=100)

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