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無線通信を主体とした防災・災害情報ネットワークシステム:安否情報検索システムの開発と機能評価

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(1)

「マルチメディア通信と分散処理ワークショップj 平成13年10月

無線通信を主体とした防災・災害情報ネットワークシステム

:安否情報検索システムの開発と機能評価

坂本大吾

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旭秀品

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中村大輔

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橋本浩二

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高畑一夫旬 柴田義孝

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↑岩手県立大学ソフトウェア情報学部 明信州短期大学経営学科 本論文では、災害時に有効な情報ネットワークシステムについての基本的考察を行うo まず第一 に、現在のシステムの問題点、災害情報ネットワークシステムに要求される必要条件を考察する。 これらの問題点を改善と必要条件を考慮するため、モパイル環境を基本に、

GPS

などの新しい 技術との融合し、災害時であっても被災地の住民が情報の発信と収集ができ、さらに被災地外の 人々もインターネットを利用することにより、被災地の情報を入手可能な情報通信システムを提 案するo最後に、被災者の安否情報を、被災地に構築した無線通信網を使って収集し、インター ネットを通して広く公開可能なプロトタイプシステムの開発と機能評価について述べる。

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はじめに

火山の多い我が国では、地震等の大規模災害の 発生率が高く、阪神淡路大震災や、北海道の駒ヶ 岳、有珠山の噴火といった突発的な災害に備え、 災害時の情報通信手段を確保することが、近年の 災害発生状況からも非常に重要視されている [1][2]。岩手県においては、岩手山に噴火の兆候 があり、早急に防災及び災害時の情報通信網を構 築する必要性が生じているo また、現在インターネットにより、住民を主体 とした情報ネットワークの構築が可能となり、携 帯情報端末の普及により、誰もが常時情報ネット ワークへアクセス可能な環境が整いつつある。本 研究はこれらの背景をもとに、無線ネットワーク を主体とした防災・災害情報ネットワークの、岩 手山周辺地域への構築を目的として始められた。 現在までに、関連するいくつかの実験を行い、ま た、プロトタイプシステムの一部の機能を実装し た。 本稿では、防災・災害情報の伝達を支援する、 特に子供、高齢者や障害者など、災害弱者と呼ば れる一般市民をも考慮する住民主体の防災・災害 情報ネットワークシステムについての考察及び、 実装中のプロトタイプシステムについて述べる。

(2)

2

.

システム要件

2.1現状の問題とアプローチ 災害は予期せずに発生したり、二次災害をも引 き起こすため、テレビ・ラジオ・防災行政無線と いった、従来の広範囲を対象とした一方向の放送 方な防災・災害情報配信に加え、被災者一人一人 がそれぞれ必要とするタイムリーな防災・災害情 報を、既存の情報機器に依存しない形で発信出来 る防災・災害情報ネットワークシステムが必要と される。このような防災・災害情報ネットワーク システムの開発には、大きく分けて二つ面から、 すなわち、情報インフラストラクチャと、その上 で伝達される防災・災害情報システムの考慮が必 要とされるo 情報インフラストラクチャにおいては、災害時 には故障や縮犠等で利用できない可能性の高い、 平常時の情報伝達の中心である公衆網とは独立 していること、平常時からも利用可能で、公衆網 とも相互に情報交換が可能であること、すなわち、 全てをディジタルなデータとして情報交換可能 なインターネットへの接続'性を持っていること、 さらに、避難所となりえる公共施設を、無線によ り相互に結ぶネットワークを形成し、他の避難所 やインターネットへの接続性を常に確保するこ となどが必要とされる。 災害情報伝達システムにおいては、住民間、住 民一自治体問で迅速に防災・災害情報の伝達を行 うためには、ネットワークが接続されているだけ でなく、共通の防災・災害情報プロトコル(具体 的な防災・災害情報の定義、蓄積方法、提示方法) が必要になる。また、被災者のプライパシーの保 護や、第三者への情報の漏洩を防いだり、被災者 に誤った情報が発信されるのを防ぐといった、セ キュリティ面の強化も必要とされるo 2.2システム機能 以上のことを踏まえて、本研究では、災害時の 情報伝達支援に関して、以下の二点に焦点を当て て、研究を進めているo 1)公衆網とは独立・併用できる専用線ネットワー ク、特に無線による災害耐性の強いネットワーク の構築o 具体的には、災害時においても被災地住民が、平 常時と同様に通信が可能な、避難所を中心として 展開されるアドホックネットワークの構築を行

o 2)災害時においても被災地の住民間、住民一自治 体聞で情報交換できる、特に、基本且つ最も重要 な被災者の安否情報伝達システムの開発。 具体的には、自分や家族の安否情報の登録・検 索・確認を、個人の情報端末、公共の情報端末か ら、

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や電子メールを用いて行うことがで きるシステムの開発を行う。

3

.システム概要

3.1災害耐性のあるネットワークの構築 被災地の避難所が、常にネットワークに接続さ れ、防災・災害情報を通信することが可能である ということを保証するには、まず、平常時から、 公衆網と独立、併用可能な専用線(有線・無線) が敷設され、利用されていることが必要になる。 本研究では、岩手山周辺に存在する災害時には避 難所となる公立の小学校・中学校と岩手県立大学 とを無線で結ぶことにより無線

WAN

を構築し、 常に接続状態を監視する。また、小学校・中学校 では、ホームページの閲覧や、遠隔地とのピデオ 会議に利用することにより、無線

WAN

の可動性 を確認するo 岩手山

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司 盛 岡 市 図1.岩手LlJ周辺の無線WAN構成

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災害発生時のアドホック無線ネットワーク 災害時においては、故障や輯襲などにより、公 衆網・専用線共に、通信できなくなる可能性が考 えられる。本研究では、災害時においても、避難 所を中心とした通信可能エリアの拡大と通信網 -68一

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尚 、 取 聞 を の ラ で メ ま カ 口 一 H 拡 枕 V 樹 監 の

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し 築 池 構 内 U J h u 目 て を い 旧つ 復 に の ク 図2.避難所を中心とした通信可能範囲の拡大 1)避 難 所 周 辺 へ の ネ ッ ト ワ ー ク の 構 築 災 害 時 の ア ド ホ ッ ク 無 線 ネ ッ ト ワ ー ク の 構 築 は、以下の項目を可能にするo -被災地住民の安否の連絡 .行政の災害情報の収集 -ネットワークの復旧のための調査 図2で示すように、アドホック無線ネットワーク は、

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を ノ ー ド と し て 構 築されるo

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は、周辺に存在する

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や イ ン タ ー ネ ッ ト 上 の情報機器と通信する機能を提供する。アドホッ ク無線ネットワーク構成要素(避難所

BS

、 移 動 車 両 ( 中 継

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について、以下 に述べる。 -避難所

BS

インターネット接続へのゲートウェイとなる。こ れらの

BS

は、公衆網(携帯電話・

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、専用 網 ( 無 線LAN)それぞれの通信機能を備えるo -移動車両(中継

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衛星通信機能を備え、自身の位置情報の発信、避 難 所

BS

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、仮設中継

BS

の位置の取得、互いの地上波到達状況の確認 を行い、仮設中継

BS

を設置する適切な位置に移 動する。 アドホック無線ネットワーク構築の流れは、以下 のとおりであるo 1)避難所の公衆網・専用網への接続状態を確認し、 切 断 さ れ て い れ ば 、 最 優 先 で 調 査 ・ 復 旧 さ せ るo 2)避 難 所

BS

を 有 線 へ の ゲ ー ト ウ ェ イ と し た ア ド ホック無線ネットワークを構築するために、衛星 通 信 機 能 を 備 え た 地 上 波 の 移 動 車 両 ( 中 継

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が、被災地に向かうo 3)移 動 車 両 ( 中 継

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は、衛星通信を通じて、 避 難 所

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や他の移動車両(中継

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の位置と、 互いの地上波の到達状況を確認し、より多くの中 経 路 を 形 成 で き る 仮 設 中 継

BS

設 置 候 補 地 へ 移 動 するo 4)仮 設 中 継

BS

を 設 置 し 、 他 の 仮 設 中 継

BS

、 避 難 所

BS

を 通 し て の イ ン タ ー ネ ッ ト へ の 接 続 を 確 認する。 2)避 難 所 内 の ネ ッ ト ワ ー ク の 構 築 避難所では、災害時には以下のようにして避難 所内ネットワークを構築する。 1)平常時、避難所において利用している

PC

を、 災害時用の共有情報端末として利用。 2)非 難 し て き た 住 民 に 安 否 情 報 を 登 録 を し て も らい、無線LANに 接 続 可 能 な

PDA

の貸し出し を行うo 3)避 難 所 で は 、 無 線LANを稼動させ、避難所の 被 災 地 住 民 が

PDA

で、

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や 電 子 メ ー ル を 用 いて、家族、親類、知人等と通信できるようにす るo -個人の

PDA

安否情報の検索・確認、家族や親類との連絡、電 子メールで避難所単位にプッシュされる防災・災 害情報の受信。ホームページで提供される防災・ 災 害 情 報 の 検 索 、 閲 覧0 ・共有情報端末 避難所ごとの、必要とされる食料・衣類・薬品な どの物資情報の発信、供給状況の確認。ホームペ ージで提供される防災・災害情報の検索、閲覧。

(4)

3

.

3

安否情報の登録・検索 ・氏名 漢字/フリガナ 安否情報の登録・検索の流れを以下に説明するo 住所 ・現在位置 埜墾者安否情報・畳録・槙議システム ・現在の状態 オープンな防災・災害情報として鍵供 図3.安否情報の登録・検索 1)登録 安否情報の登録用のホームページを開き、登録に 必要な以下の情報を入力するo 必須入力項目(以下の

3

つの項目で本人を確認) ・氏名 漢字/フリガナ -生年月日 和暦/西暦 推奨入力項目 ・性別 .血液型 ・住所 ・現在位置 -連絡先電話番号 ・連絡先電子メールアドレス .現在の状態 ・メッセージ 推奨項目は、項目ごとにそれぞれ第三者に対して 内容を公開可能か否か選択することができるo また、検索キーワードが全てマッチした場合のみ 公開可能にすることもできる(検索を行った人間 が明らかに、親族や親しい知人である場合)。 入力された個人情報は、安否情報データベースに 記録される。 2)検索 安否情報の検索用のホームページを開き、以下の 情報をキーワードとして該当者の検索を行うo 検索の結果、いずれかの項目がマッチした安否情 報登録者の、公開可能情報(現在位置・現在状態・ 連絡手段など)の一覧が表示されるo 情報端末が、

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ブラウザの機能だけでな く、

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などのクライアントエージェン トプログラムの実行機能を備えている場合、以下 の機能が有効となるo -携帯情報端末にクライアントエージェントプロ グラムが常駐し、定期的な安否情報の送信を行う ことができるo . GPSなどの位置情報を測定する機能も備えて いる場合、明示的に現在位置を設定しなければ、 測定された現在位置が、安否情報の位置情報とし て送信されるo 安否情報登録・検索

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サーバは、安否情報 データペースに対し、

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を用いて保存、取得 を行うが、これとは別に、安否情報データベース アクセスサーバを介して、

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で記述された安否情報の記録ー取得 も可能であるo このような方法を提案する理由は、安否情報に限 らず、防災・災害に関連する情報のプロトコル、 データフォーマットをオープンにし、各地域の防 災・災害情報管理システムで共有できるようにす ることを目的としたためであるo 以下に

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の例を示す。 -安否情報の記録

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4

.

プロトタイプシステム

本 研 究 で 提 案 す る 安 否 情 報 検 索 シ ス テ ム が 有 効に機能・動作するか検証するために、図4に示 すようなプロトタイプシステムを、岩手県立大学 周辺に構築した。そして、 2000年 11月に、岩手 山周辺地域において、岩手山噴火を想定した防災 訓練に合わせて、本システムの安否情報の登録、 検索、確認機能を検証するために試験運用を行っ た。自治体を介さず、住民間で被災者の安否を素 早く確認することが可能か調査すること、実際に 防災訓練でシステムを使用することにより、机上 では予測できない問題を洗い出洗い出すことが、 今回の試験運用の目的であるo

4

.

1

システム構成

システム構成について、以下に述べる。

-・通信制m 4'・・0・ 岩手県立大学屋上 図4プロトタイプ設置図 防 災 訓 練 は 、 岩 手 県 滝 沢 村 の 避 難 所 と し て

指定されている公立の小学校・中学校に、周

辺 の 住 民 が 避 難 す る と い う 形 で 行 わ れ た 。 プロトタイプシステムは、その内、滝沢第二中 学校、滝沢東小学校、滝沢村総合公園体育館の三 ケ所の避難所に構築したo訓練に参加した住民に よって、避難所に設置した情報端末より入力され た安否情報を、インターネットに接続された情報 端末や、他の避難所に設置した情報端末から検索、 確認できるようにした。滝沢第二中学校は、無線

LAN

により岩手県立大学と直接接続し、他の避 難所は、公衆網を通してインターネットにより接 続した。 無 線

LAN

構築に使用した無線ルータの仕様を以 下に示す。 1)通信速度 2)通信可能距離 3)通信方式 最 大2Mbps 最 大5km TDMA (12スロット) 4)インターフェース 10Base-T 図5.システム構成 各避難所に設置された

PC

またはiモードなどの

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を利用可能な情報端末より入力された安 否情報は、無線

LAN

またはインタ}ネットを通 して岩手県立大学にある安否情報データベース に記録されるo蓄積された安否情報は、インター ネットに接続可能な情報端末より、検索・確認が 可能になるo プロトタイプシステムでの安否情報の入力項目 1)氏名 2)生年月日(西暦) 3)現在位置 4)現在状況 個人識別用 パスワード 避難所を選択 救助が必要かどうか

(6)

5)自由記入欄

ω

以下の情報を公開するか否か 7)連絡先電話番号 8)連絡先電子メールアドレス 今回のプロトタイプシステムでは、試験運用のた め、入力項目を最小限にした。 また、滝沢第二中学校からは、安否情報だけでな く、カメラサーバーを用いて避難所の様子を、

1

0秒毎に切り替わる画像として岩手県立大学内 の画像専用ファイルサーバーに蓄積し、ホームヘ ージから避難所の様子を確認できるようにした。

4

.

2

試験運用結果

避難訓練は、おおよそ朝

9

時から

1

1

時まで行 われ、

30-50

人の周辺住民が各避難所に避難し た。岩手県立大学の学生がボランティアとして、 住民の安否情報の入力を支援し、各避難所で十数 名の住人が、安否情報の入力を行ったo 無線

LAN

の実行スループットが、

ISDN

ベーシ ックレートと同等以上であり、

l

台のノート

PC

で安否情報の入力を行ったので、システムのスケ ーラピリティに関して、今回のプロトタイプシス テムの試験運用では、特に問題は無かったo 安否情報を入力した住民にプロトタイプシステ ムについてのアンケートを実施した結果、以下の ような回答が得られた。 回答者数

=25

1

0

代から

70

代まで均等に回答 1)安否情報の入力を誰がしたのか? 自分

1

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人 ボランティア

1

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人 2)

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安否情報検索システム

J

は役に立っか? 役に立つ 2 3人 役に立たない・わからない

2

人 3)今後も訓練時に試験運用しでも良いか? 運用すべき

2

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人 必要ない・わからない

4

人 4)システムに対する意見 ・キーボードを使った入力は難しい(特に漢字)0 .情報機器について教えてくれる人が必要。 -個人ではなく家族単位で入力できた方が良い0 ・外部(被災地外)からの安否の確認方法が、 複数あれば良いと思う。 -事前に個人情報を登録しておいた方が良い0 .ボランティアの活動が必要だと思うo

4

.

3

試験運用結果に対する考察

アンケートの結果では、入力インターフェース に関する意見が多かった。これは、代行して安否 情報を入力したボランテイアからも、同様の意見 が寄せられた。普段コンビュータ等の機器に触れ ていない子供やお年寄りといった災害弱者に、自 分で

PC

やiモードで、詳細な安否情報を入力し てもらうのは極めて難しいということがわかっ た。また、ボランテイアが入力を代行するとして も、住民の入力したい安否情報を、ボランティア が理解するまでに時間がかかる、という問題もあ った。 現在のシステムは、防災訓練に合わせて誰でも安 否情報を入力できる形にしたため、以上のような 問題があるが、事前に住民情報をシステムに登録 しておき、わずかな情報の入力で、安否情報を登 録できるようにすることにより、問題はある程度 解決できると考えられるoただし、現在のように、 誰でも安否情報の入力が可能であるということ も、考慮しなければならない。

5

.

おわりに

本稿では、公衆網と併用、独立した無線ベース の災害時に有効なネットワークの構築、その上で の安否情報の伝達、実際の防災訓練における試験 運用について述べた。今後の課題として、安否情 報の

PSIML

による登録、検索機能の実装や、試 験運用で得られたアンケートの項目の改善など を行っていく予定であるo 参考文献 [1]渡部和雄,大石貴弘,橋本民雄,大石新市,渡辺伸一 郎.三本松広樹,“被災者・行政支援情報システムの研 究開発.,日本災害情報学会 第二回研究発表大会

2

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[2]湯瀬裕昭,滑水澄明,柴田義孝,鈴木直義, “インターネットによる学生の安否情報確認システム の試作と評価ヘ日本災害情報学会 第二回研究発表大 会

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[3]道路情報分野におけるXML技術の活用について 道路用Web記述言語RWMLの開発

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参照

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