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「原子炉格納容器内部調査技術の開発」2号機原子炉格納容器内部 A2調査(X-6ペネ周りの状況について)(2015年6月29日)

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(1)

2015年6月29日

東京電力株式会社

「原子炉格納容器内部調査技術の開発」

2号機原子炉格納容器内部 A2調査

(X-6ペネ周りの状況について)

<参考資料>

(2)

RPV

CRD

PCV

プラットホーム

A2.ペデスタル内部プラットホーム状況調査

CRDレール

ペデスタル開口部

X-6ペネ

【調査範囲】:PCV内中央部のペデスタル内プラットホームにアクセスし、

内部の映像等の取得を行う。

【調査に向けての準備作業概要】

A2調査のアクセス口として、X-6ペネを選定している。

(1) X-6ペネ前の遮へいブロックを撤去する

⇒遠隔操作ロボットによる撤去。

(2) X-6ペネフランジ端板に調査装置内部アクセス用の孔を開ける。

⇒ 遠隔操作せん孔装置にてφ115の孔あけを実施。

1. 2号機 PCV内部 A2調査及び準備作業の概要

A2 調査イメージ

(3)

2.X-6ペネ遮へいブロック取外し作業概要

PCV内部 A2調査に向けて、X-6ペネ前の前後2列に配置されたコンクリートブロックの

撤去を行う。

撤去途中であるが、

除染・遮へい工法確認のため

、ペネ周りについて、ロボット

による遠隔調査を実施した。

撤去前 遮へいブロック全体

X-6ペネ遮へいブロック側面より

PCV側

X-6ペネ

約700mm

建屋コンクリート

(コンクリート躯体)

2 1 0 0 m m 鉄板

遮へいブロック

580mm

ロボットによ

る遠隔調査

ルート

撤去済みの ブロック・鉄板 6/26現在、撤去途中の 残っているブロック

(4)

3.X-6ペネ周り ロボット調査の概要

確認項目・方法

・使用ロボット ⇒PackBot

・線量測定 ⇒アーム部に延長棒を固定し、その先に線量計を取付け、ペネ周りの

線量を確認した。

・ペネ周りの確認 ⇒付属カメラにて ペネ端板・壁・天井・床を映像にて確認。

代替遮へい体

PackBot

線量計

X-6ペネ

代替遮へい体とブロック

の間から、アームを伸ば

しX-6ペネ周りへ挿入。

カメラ

ヒンジ

(5)

4.X-6ペネ周り状況確認(線量結果)

手前側

奥側

526 1197 ※ 1150 ※ 837 827 397 426 590 452 430 326 358 536

PCV側

X-6ペネ

鉄板 手前側 奥側 約300mm

13箇所の測定を実施し、最大で1197mSv/hが確認された。

なお、PCV内部からの直接線線量は約100mSv/hと事前に評価している。

⇒高い線量については

、ペネ周りの汚れからと考えていることから、

除染および遮へいを実施していく。

※線量測定器の保証測定範囲は~999.9mSv/h Oリング CRD交換機用制御ケーブル

(6)

5.X-6ペネ周り状況確認(映像確認)

X-6ペネ

天井部

床面

X-6ペネ周辺躯体の天井部及び壁面に大きな損傷は見られない。

X-6ペネ表面に多少の錆があるが大きな損傷は見られない。

X-6ペネフランジ部から床面に溶け出た跡が確認された。

⇒X-6ペネフランジ部の漏えい確認などを行い、次工程の孔あけ作

業に向けての安全対策に反映する。

溶け出た跡

Oリング CRD交換機用制御ケーブル

※溶け出たものについては、以下の事が推定される

・ペネフランジシール用 Oリング

・CRD交換機用ケーブル被覆材 等

壁面

X-6ペネ

参考 : PCV側から見た 5号機X-6ペネ内部 CRDレール

(7)

6. 今後の計画

X-6ペネ周辺について、詳細調査を行い、

今後のPCV内部A2調査工程に反映して

いく。(7月上旬予定)

・除染及び遮へい工法の見直し

・溶融物撤去工法の策定

・A2調査工法の安全対策等へ反映

参照

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