平
成
22
年
度
岡
山
市
下
水
道
事
業
会
計
岡
監
第
1
7
0
号
平 成 2 3 年 7 月 2 7 日
岡 山 市 長
髙
谷
茂
男
様
岡 山 市 監 査 委 員
池
上
進
同
藤
本
徹
同
下
市
このみ
同
東
原
透
平 成 2 2 年 度 岡 山 市 下 水 道 事 業 会 計 決 算 審 査 意 見 に つ い て
目
次
1 第 1 審 査 の 対 象
1 第 2 審 査 の 期 間
1 第 3 審 査 の 方 法
1 第 4 審 査 の 結 果
2 1 業 務 の 概 要
5 2 予 算 の 執 行 状 況
7
3 経 営 成 績
9
4 財 政 状 態
13
5 む す び
15
資 料
( 注 ) 1 文 中 の 金 額 は , 原 則 と し て 万 円 単 位 で 表 示 し , 端 数 は 切 り 捨 て た 。 こ
の た め 計 数 が 一 致 し な い 場 合 が あ る 。
2 文 中 の 比 率 及 び 各 表 中 の 数 値 は , 原 則 と し て 表 示 の 1 桁 下 位 で 四 捨 五
入 し た 。 こ の た め 計 数 が 一 致 し な い 場 合 が あ る 。
3 文 中 に 用 い る ポ イ ン ト と は , パ ー セ ン テ ー ジ 間 又 は 指 数 間 の 単 純 差 引
数 値 で あ る 。
平 成 2 2 年 度 岡 山 市 下 水 道 事 業 会 計 決 算 審 査 意 見
第 1 審査 の 対象
平 成 22年 度 岡 山 市 下 水 道 事 業 会 計 決 算
第 2 審査 の 期間
平 成 23年 6 月 8日 か ら
平 成 23年 7 月27日 ま で
第 3 審査 の 方法
審 査 に 当 た っ て は , 平 成 22年 度 岡 山 市 下 水 道 事 業 決 算 報 告 書 及 び 財 務 諸 表 並
び に 証 書 類 , 事 業 報 告 書 及 び 収 益 費 用 明 細 書 , 固 定 資 産 明 細 書 , 企 業 債 明 細 書
が 関 係 法 令 に 準 拠 し て 作 成 さ れ て い る か , 事 業 の 経 営 成 績 及 び 財 政 状 態 を 適 正
に 表 示 し て い る か ど う か に つ い て 審 査 す る と と も に , 関 係 者 か ら の 説 明 を 聴 取
し , 会 計 帳 票 , 証 拠 書 類 と の 照 合 及 び 経 営 内 容 の 動 向 を 把 握 す る た め 計 数 の 分
析 を 行 っ た 。
な お , 本 年 度 の 決 算 に つ い て は , 地 方 公 営 企 業 法 の 財 務 規 定 等 が 適 用 さ れ た
初 年 度 で あ る た め , 各 比 較 に つ い て は 可 能 な 範 囲 に と ど め て い る 。
第 4 審査 の 結果
審 査 に 付 さ れ た 決 算 書 類 及 び 決 算 附 属 書 類 は , い ず れ も 関 係 法 令 に 準 拠 し て
作 成 さ れ て お り , 関 係 諸 帳 簿 等 と 照 合 審 査 の 結 果 , 計 数 は 正 確 で あ り , か つ ,
本 年 度 の 経 営 成 績 及 び 財 政 状 態 を 適 正 に 表 示 し て い る も の と 認 め た 。
- 2
-1
業
務
の
概
要
( 1) 業 務実績
業 務の実 績は ,次 のと おり であ る。(資 料第 1参 照)
本年度において,処理区域面積を 153. 0ha拡大 した 結果,本 年度 末の処 理区 域内 人口 は433, 457人で,前年度末に比べ 10, 843人(2. 6%)増加, 処理区域内戸数は 132, 451戸 で,前年度末に比べ 3, 895戸(3. 0%)増 加し てい る。(公 共下 水道,特定 環境 保全 公共 下水 道及び 農業 集落 排水 の合 計値 。以 下, 表記 がな い限 り同 様。)
総 処理水 量は 60,357,787㎥で,その 内訳 は,汚 水処 理水 量が56,297,147㎥,雨水 処理 水 量 が 4 , 0 6 0 , 6 4 0 ㎥ と な っ て お り , そ れ ぞ れ が 減 少 し た こ と に よ り , 前 年 度 に 比 べ 1,574,228㎥(2.5% )減少 して いる 。
ま た , 汚 水 処 理 水 量 の う ち 有 収 水 量 は 4 8, 93 9,2 22 ㎥で , 前 年 度 に 比 べ 1, 031,9 32㎥
( 2. 2%)増 加し てい る。
な お,本 年度 末の 公共 下水 道と 特定 環境 保全 公共 下水 道に 係る 人口 普及 率は 61. 7% で,前年度末に比べ 1. 6ポイント向上,水洗化率は 83. 3% で, 前年 度末 に比 べ0. 6ポ イ ント 向上し てい る。
( 2) 建 設改良 事業
児 島湖流 域下 水道 関連 処理 区, 岡東 処理 区及 び御 津中 央処 理区 等に おけ る本 年度 に 実施 した主 な建 設改 良事 業は ,次 のと おり であ る。
ア 管きょ 施設 整備 事業 につ いて
汚水処 理整 備区 域の 拡大 とし て, 西七 区地 内, 平野 地内 等に おけ る汚 水管 埋設 工 事を実施し,延長 39, 854m ( 口径φ 150mm∼φ 400mm)の 汚水 管を 布設 した 。
また,浸 水対 策と して,瀬 戸雨 水幹 線築 造工 事を実 施し,延長 735m の雨 水管 きょ を 築造し た。
さ ら に , 老 朽 化 し た 管 き ょ 施 設 の 改 築 更 新 で は , 清 輝 橋 地 内 等 に お い て 延 長 1, 952m の合 流管 を管 更生 した 。
イ ポンプ 場施 設整 備事 業に つい て
施設の 機能 強化 とし て, 錦ポ ンプ 場電 気設 備増 設工 事な どを 実施 し, 浸水 対策 と し て,瀬 戸雨 水ポ ンプ 場ポ ンプ 設備 増設 工事 など を実 施し た。
また, 新た に北 長瀬 ポン プ場 建設 工事 に着 手し た。
ウ 流域下 水道 整備 事業 につ いて
( 3) 下 水処理 施設 の稼 働状 況
下 水処理 施設 の稼 働状 況は ,次 表の とお りで ある 。
下 水 処 理 施 設 の 稼 働 状 況
2 2 年 度 2 1 年 度 増,減(△)
B A− B
区 分
A
△ 3, 656 晴天時1日平均処理水量 (㎥) (a) 154, 239 157, 895
349, 809 349, 809 0 晴 天 時 1 日 処 理 能 力 (㎥) (b)
ポイント
△ 1. 0 施 設 利 用 率 (%)(a/b) 44. 1 45. 1
公 共 下 水道 及 び 特定 環 境 保全 公 共 下水 道 に 農業 集 落 排水 を 加え た 数 値で 算 出 して い る 。 ( 注 )
施設利用率(施設の稼働状況を示す指標)は 44. 1%で,前年度に比べ 1. 0ポ イン ト低 下し ている 。
( 4) 経 営の効 率性 の状 況
経 営の効 率性 の状 況は ,次 表の とお りで ある 。
経 営 の 効 率 性 の 状 況
2 2 年 度 2 1 年 度 増 ,減 (△)
区 分 備 考
A B A − B
処 理 区 域 内 人 口 職 員 1 人 当 た り
損 益 勘 定 所 属 職 員 処 理区 域内人 口( 人)
5, 858 5, 418 440
有 収 水 量
職 員 1 人 当 た り
47, 145
損 益 勘 定 所 属 職 員
有 収 水 量(㎥)
661, 341 614, 196
( 注 )1 職員 数 は ,地 方 公 営企 業 決 算状 況 調 査の 数 値 を使 用 し てい る 。
2 公 共 下 水道 及 び 特定 環 境 保全 公 共 下水 道 に 農業 集 落 排水 を 加 えた 数 値 で算 出 し てい る。
- 4 -( 5) 有 収率の 状況
有 収 率 は , 前 年 度 に 比 べ 汚 水 処 理 水 量 は 減 少 し た が , 有 収 水 量 は 増 加 し た た め , 3. 8ポイント増加した86. 9% とな って いる 。
有 収率 の状 況は ,次 表の とお りで ある 。 な お,
有 収 率 の 状 況
2 2 年 度 2 1 年 度 増 ,減 (△)
区 分 備 考
A B A − B
汚 水 処 理 水 量(㎥) 56,297,147 57,631,805 △ 1,334,658 有 収 水 量(㎥) 48,939,222 47,907,290 1,031,932
有 収 水 量
ポイント
汚 水 処 理 水 量
有 収 率(%) 86. 9 83. 1 3. 8
2
予 算 の 執 行 状 況
( 1) 収 益的収 入及 び支 出
収 益的収 入及 び支 出の 予算 執行 状況 は, 次表 のと おり であ る。(資 料第 2参 照)
収 益 的 収 入 及 び 支 出 の 予 算 執 行 状 況
予算額に比し増 減( ) B , △
又 は 不 用 額 区 分 予 算 額 A 決 算 額 B 執行率
A
円 円 % 円
収 益 的 収 入 17, 379, 170, 000 17, 215, 679, 204 99. 1 △ 163, 490, 796
収 益 的 支 出 17, 349, 365, 000 17, 128, 057, 252 98. 7 221, 307, 748
( 注 ) 決算 額 の うち 収 益 的収 入 に おけ る 仮 受消 費 税 及び 地 方 消費 税 は475, 179, 178円 ,収 益 的 支 出 にお け る 仮払 消 費 税及 び 地 方消 費 税 は180, 284, 666円で あ る 。
収益的収入決算額 172億1, 567万円は,予算額 173億7, 917万円に対し 99. 1%の 執行 率,また,収益的支出決算額 171億2, 805万円は,予算額 173億 4, 936万 円に 対し 98. 7 %の 執行率 とな って いる 。
( 2) 資 本的収 入及 び支 出
資 本的収 入及 び支 出の 予算 執行 状況 は, 次表 のと おり であ る。(資 料第 3参 照)
資 本 的 収 入 及 び 支 出 の 予 算 執 行 状 況
翌年度への財源 予算額に比し増, B
繰越又は繰越額 減 ( ) 又 は 不 用 額 区 分 予 算 額 A 決 算 額 B 執行率
A △
円 円 % 円 円
資本的収入 21, 281, 878, 000 16, 451, 508, 674 77. 3 4, 495, 855, 000 △ 334, 514, 326
資本的支出 27, 959, 025, 000 23, 011, 105, 444 82. 3 4, 671, 986, 451 275, 933, 105
( 注 ) 決算 額 の うち 資 本 的収 入 に おけ る 仮 受消 費 税 及び 地 方 消費 税 は468, 774円 ,資 本 的 支出 に お け る 仮払 消 費 税及 び 地 方消 費 税 は279, 937, 648円で あ る 。
資本的収入決算額 164億5, 150万円は,予算額 212億8, 187万円に対し 77. 3%の 執行 率,また,資本的支出決算額 230億1, 110万円は,予算額 279億 5, 902万 円に 対し 82. 3 %の 執行率 とな って いる 。
, , ,
資本的収入の内訳の主なものは 企業債 97億 2, 252万 円 他会 計負 担金 23億 51万 円 国庫 ( 県)補助金22億6, 050万円,他会計出資金15億3, 228万 円で あり,資 本的 支出 の
, , 。
- 6
-として,公共下水道整備事業費(管きょ)45億7, 793万 円,公 共下 水道 整備 事業 費(ポ ンプ場)6, 190万円 ,公 共下 水道 整備 事業 費( 処理 場)2, 957万円 ,農 業集 落排 水施
円で ある 。 設整 備事業 費258万
, , 。
3
経
営
成
績
( 1 ) 収 支 の 状 況
( 資 料 第 4 参 照 ) 収 支 の 状 況 は , 次 表 の と お り で あ る 。
収 支 の 状 況
区 分 金 額 構成比
【 収 益 】 円 %
営 業 収 益 11, 152, 193, 607 66. 6 下水道使用料 9, 399, 009, 571 56. 1 他会計負担金 1, 722, 086, 735 10. 3 そ の 他 営 業 収 益 31, 097, 301 0. 2 営 業 外 収 益 5, 587, 202, 918 33. 4 他会計負担金 4, 357, 607, 926 26. 0 他会計補助金 1, 212, 103, 624 7. 2 そ の 他 17, 491, 368 0. 1 特 別 利 益 1, 103, 501 0. 0 計 A 16, 740, 500, 026 100. 0 【 費 用 】
営 業 費 用 10, 870, 312, 300 64. 9 人 件 費 657, 465, 323 3. 9 委 託 料 1, 195, 849, 405 7. 1 減 価 償 却 費 6, 439, 555, 625 38. 5 1, 570, 247, 711 9. 4 流 域 下 水 道 維 持 管 理 費 負 担 金
そ の 他 1, 007, 194, 236 6. 0 営 業 外 費 用 5, 847, 531, 803 34. 9 企 業 債 利 息 5, 803, 610, 634 34. 7 そ の 他 43, 921, 169 0. 3 特 別 損 失 22, 655, 923 0. 1 計 B 16, 740, 500, 026 100. 0 当年度純利益(△純損失)
0 − A−B
, ( ) 。
- 8 -( 2 ) 収 益 に つ い て
営 業 収 益 の 主 な も の は , 下 水 道 使 用 料 9 3 億 9 , 9 0 0 万 円 , 他 会 計 負 担 金 1 7 億 2 , 2 0 8 万 円 で あ る 。
営 業 外 収 益 の 主 な も の は , 他 会 計 負 担 金 4 3 億 5 , 7 6 0 万 円 , 他 会 計 補 助 金 1 2 億 1 , 2 1 0 万 円 で あ る 。
特 別 利 益 は 固 定 資 産 売 却 益 1 1 0 万 円 で あ る 。
( 3 ) 費 用 に つ い て
営 業 費 用 の 主 な も の は , 減 価 償 却 費 6 4 億 3 , 9 5 5 万 円 , 流 域 下 水 道 維 持 管 理 費 負 担 金 1 5 億 7 , 0 2 4 万 円 で あ る 。
4
財
政
状
態
財政 状態は ,次 のと おり であ る。( 資料第 6, 7, 8参 照)
( 1) 年 度末現 在の 財政 状態 ア 資産に つい て
資産総額は 3, 870億 2, 641万円で,期首に比べて 31億 734万円( 0. 8%) の増 加と な っている。これは,固定資産が 16億 8, 575万円(0. 4%)及び流動資産が14億2, 158万 円(74. 7%) それ ぞれ 増加 した ため であ る。
固定資 産の 増加 は, 主に 減価 償却 の実 施や 建設 仮勘 定は 減少 した が, 建設 改良 事 業 の実施 に伴 い, 構築 物( 管き ょ等 )や 機械 及び 装置 が増 加し たた めで ある 。固 定 資 産 の 総 資 産に 占 める 割 合は 99. 1%で , 期首 に 比べ 0. 4ポ イ ン ト の 減 少 と な っ て い る 。
流動資 産の 増加 は, 主に 現金 預金 が増 加し たた めで ある 。流 動資 産の 総資 産に 占 める割合は0. 9%で,期首に比べ0. 4ポイ ント の増 加と なっ てい る。
イ 負債及 び資 本に つい て
資産の 調達 資金 源を 示す 負債 ,資 本の 構成 は, 固定 負債 が292億928万 円( 構成 比 7. 5%),流動負債が29億1, 277万円(構成比0. 8%),資本金が2, 234億6, 551万円(構成 比 57. 7%),剰余金が1, 314億 3, 884万円(構成比 34. 0%) とな って いる 。
これらを期首と比べてみると,固定負債は 16億 8, 976万円(6. 1% )の 増加 ,流 動
( ) , ( ) ,
負債は13億8, 995万円 91. 3% の増加 資本金は 81億 3, 041万円 3. 5% の 減少 剰余金は 81億 5, 804万円( 6. 6% )の 増加 とな って いる 。
固定負 債の 増加 は, 企業 債が 増加 した ため であ り, 流動 負債 の増 加は ,主 に未 払 金 が増加 した ため であ る。
資本金 の減 少は ,主 に企 業債 であ る借 入資 本金 が減 少し たた めで ある 。
- 10 -ウ 財務比 率に つい て
財務比 率は ,次 表の とお りで ある 。
財 務 比 率
(単位:%) 分 析 項 目 22年度 算 式
× 100 固 定 資 産 対 長 期 資 本 比 率 固 定 資 産
99. 9
資 本 金 + 剰 余 金 + 固 定 負 債 (望ましい比率100%以下)
× 100 流 動 比 率
114. 2
流動資産 流動負債 (望ましい比率200%以上)
現金預金+未収金 × 100 当 座 比 率
114. 2
(望ましい比率100%以上) 流 動 負 債
× 100 負 債 比 率 負 債
187. 8
自己資本 (望ましい比率100%以下)
固 定資産 とそ の調 達資 金源 との 関係 をみ る固 定資 産対 長期 資本 比率 は99. 9% で, 固
, , 。
定資 産の調 達が 資本 金 剰 余金 固定 負債 の範 囲内 で行 われ てい るもの と認 めら れる 短期の支払能力をみる流動比率は 114. 2%で ,望 ましい とさ れる 比率 200%以 上を 下 回っ ている 。
当座の支払能力をみる当座比率は 114. 2%で ,望 ましい とさ れる 比率 100%以 上を 示 して いる。
経営の健全性をみる負債比率は 187. 8% で, 望ま しいと され る比 率100% 以下 を上 回 って いる。
( 2) 収 入状況
とな って いる 。 流 動資産 のう ち未 収金 の年 度末 現在 高は 22億 9, 635万円
本 年度末 にお ける 下水 道使 用料 の収 入状 況は 次表 のと おり で, 収入 率を みる と, 現 年度分82. 6%,過年度繰越分 93. 8%と なっ てい る。 現年 度分 と過 年度 繰越 分を 合わ せ た収入率は 84. 3%で,未収金は18億892万 円( 下水 道使用 料の 平成 23年 2, 3月期 調定 分 15億 5, 856万円 を含 む) とな って いる 。
下 水 道 使 用 料 の 収 入 状 況
22 年 度 区 分
調 定 額 収 入 額 収 入 率 不納欠損額 未 収 金 A B B/A C A−B−C
円 円 % 円 円
現 年 度 分 9, 868, 960, 001 8, 153, 197, 902 82. 6 0 1, 715, 762, 099
過 年 度 繰 越 分 1, 747, 198, 733 1, 637, 999, 812 93. 8 16, 036, 442 93, 162, 479
合 計 11, 616, 158, 734 9, 791, 197, 714 84. 3 16, 036, 442 1, 808, 924, 578
(参 考 ) 平成23年2, 3月期調定分を除いた下水道使用料の 収入状況は,現年度分,過年度繰越分の 合計 で 97. 4% の収 入 率 とな っ て いる 。
ま た,本 年度 末に おけ る負 担金 等( 下水 道事 業負 担金 及び 分担 金) の収 入状 況は 次
, , 。
表のとおりで, 収入率をみると 現年度分96. 4% 過年度繰越分 46. 8% とな って いる 現年度分と過年度繰越分を合わせた収入率は 93. 0%で,未収金は4, 310万 円と なっ てい る。
なお,424万 円が 不納 欠損 処分 され てい る。
負 担 金 等 の 収 入 状 況
22 年 度 区 分
調 定 額 収 入 額 収 入 率 不納欠損額 未 収 金 A B B/A C A−B−C
円 円 % 円 円
現 年 度 分 625, 678, 854 602, 989, 135 96. 4 0 22, 689, 719
過 年 度 繰 越 分 46, 323, 920 21, 672, 600 46. 8 4, 240, 433 20, 410, 887
合 計 672, 002, 774 624, 661, 735 93. 0 4, 240, 433 43, 100, 606
- 12 -( 3) 企 業 債
企 業 債 の 残 高 状 況 は , 次 表 の と お り で あ る 。
企 業 債 の 残 高 状 況
増減率 期 首 残 高
本 年 度 中
区 分 本年度末残高
増加高(借入) 減少高(償還)
差引増減高 B B A
A 増,減(△ )
円 円 円 円 円
資本費平準化債 %
27, 519, 520, 183 4, 740, 000, 000 3, 050, 238, 380 29, 209, 281, 803 (固定負債) 1, 689, 761, 620 6. 1
企 業 債
227, 136, 102, 459 4, 983, 000, 000 11, 698, 732, 357 220, 420, 370, 102 (借入資本金)
△ 6, 715, 732, 357 △ 3. 0
合 計 254, 655, 622, 642 9, 723, 000, 000 14, 748, 970, 737 △ 5, 025, 970, 737 △ 2. 0 249, 629, 651, 905
本年度末残高は2, 496億2, 965万円で,期首に比べ 50億 2, 597万円(2. 0% )の 減少 と なっ ている 。
利子負担率は 2. 3%と なっ てい る。
( 4) 一 般 会 計 繰 入 金
収益的収入へ71億9, 205万円 資本 的収 本 年 度 に お け る 一 般 会 計 か ら の 繰 入 金 は , ,
5
む
す
び
本 事業 の運営 状況 の概 要は ,以 上の とお りで ある 。
本 年 度は , こ れま で 特 別会 計で 運営 して いた 下水 道事 業に ,一 層の 財政状 況の 明確 化・ 透明 化 を図 り , 経営 の 効 率化 ・健 全化 を目 指す ため ,平 成22年4月 1日 から地 方公 営企 業法 の財 務規 定等を 適用 し, 公営 企業 会計 へ移 行し た初 年度 であ る。
主な 事 業と し て は, 管 きょ 施設 整備 事業 とし て, 西七 区地 内, 平野 地内等 にお ける 汚水 管埋 設 工事 , 瀬 戸雨 水 幹 線築 造工 事な どを 実施 ,ポ ンプ 場施 設整 備事 業とし て, 錦ポ ンプ 場電 気 設備 増 設 工事 , 瀬 戸雨 水ポ ンプ 場ポ ンプ 設備 増設 工事 など を実 施,ま た, 新た に北 長瀬 ポン プ場建 設工 事に も着 手し た。
業 務 実績 に つい て みる と ,処 理 区域 面 積を 153. 0ha拡 大 し た 結 果 , 本 年 度 末 の 処 理 区 域 内 人 口 は 前 年 度 末 に 比 べ 10, 843人 ( 2. 6%), 処 理 区 域 内 戸 数 は 3, 895戸 ( 3. 0% ) そ れ ぞ
れ増 加 して い る 。ま た , 汚水 と 雨水 を 合 わせ た総 処理 水量は 60,357,787㎥で ,前 年度 に比 べ2.5%減 少し たが ,有 収水 量は 48,939,222㎥で ,前 年度 に比 べ2.2%増 加し てい る。
なお , 公共 下 水 道及 び 特定 環境 保全 公共 下水 道に 係る 本年 度末 の人 口普及 率は 61. 7%, 水洗化率は83. 3%で,前年度末に比べ1. 6ポイント,0. 6ポイントそれぞれ向上しているが, 政令指定都市の普及率 96. 3%(平成21年度 末の 平均 値) と比 較す ると 依然低 率で ある こと から , 今後 と も 整備 効 率 の高 い地 区か ら重 点的 に整 備を 進め るな ど, 普及率 の向 上に 格段 の努 力を される とと もに ,処 理区 域内 の下 水道 への 接続 促進 にも 努め られ たい 。
次に 経 営成 績 に つい て みる と, 本年 度の 収支 は, 一般 会計 から 他会 計補助 金を 繰り 入れ て均 衡 させ て い るた め , 総収 益及 び総 費用 はい ずれ も167億4, 050万円 となっ てお り, 純利 益は 生じ ていな い。
本年度末における平成21年度以前の過年度繰越分未収金は,下水道使用料で9, 316万円, 下水道事業負担金等で2, 041万円 とな って いる が, 所在 不明等 の事 由に より それ ぞれ 1, 603 万円 , 424万 円 が 不 納 欠 損 処 分 さ れ て い る 。 今 後 と も 滞 納 状 況 を 常 に 把 握 し , 受 益 者 負 担 の原 則や 公平性 の観 点か らも ,未 収金 の解 消に 努め られ たい 。
本 市 の下 水 道 事業 に お いて は, 下水 道施 設の 整備 途上 であ るこ とか ら,今 後の 整備 には 多額 の 建設 改 良 費や 企 業 債の 償還 を要 し, さら に管 きょ の老 朽化 に伴 う更新 など 維持 管理 費用 の 増大 が 見 込ま れ る 中, 普及 率や 水洗 化率 をみ ると 下水 道使 用料 収入の 急増 は望 めな いな ど ,事 業 を 取り 巻 く 経営 環境 は今 後も 長期 に渡 って 厳し い状 況が 続くも のと 予測 され る。