1999年度 基礎数学ワークブック番外編N o.2 −15−
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平面上の線積分2 >
平面上の動点Pの位置ベクトルが r(t) =¡
x(t), y(t)¢
とする。t =a (位置A)から出発し 曲線Cに沿ってt=b (位置B)まで 動いたとする。すなわち曲線Cは (∗) C =©¡
x(t), y(t)¢
: a5t5bª
となる。今,時刻t=aから時刻tまでの曲線の長さs=s(t)は s =s(t) =
Z t a
¯¯
¯¯dr(t) dt
¯¯
¯¯dt
であった。すなわち ds dt =
¯¯
¯¯ dr(t)
dt
¯¯
¯¯=
sµdx dt
¶2
+ µdy
dt
¶2
となる。このとき2変数関数f(x, y)に対し,
Z
C
f(x, y)ds= Z b
a
f¡
x(t), y(t)¢ds dtdt
と考え,次式 Z
C
f(x, y)ds= Z b
a
f¡
x(t), y(t)¢sµdx dt
¶2
+ µdy
dt
¶2
dt (Cに沿った線積分)
を曲線Cに沿った(曲線の長さに関する)線積分という。
普通,単に線積分といえば,この定義が使われる。それは曲線Cのパラメータ表示 (∗)によって変わらないからである。この線積分を 単に曲線Cに沿った線積分とか 曲線の長さに関する線積分とか弧長に関する線積分などという。