UEBER DEN EFFEKT DER ANWENDUNG DER ?PULVERMETHODE" FUR DIE BESTIMMUNG DESSTOFFGEHALTES IM PFLANZENKORPERS. I. BESTIMMUNGDES WASSERGEHALTES IM PFLANZENKORPER IN DENOEKOLOGISCHEN UND VERGLEICHEND-PHYSIOLOGISCHENSTUDIENGEBIETEN

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(1)九州大学学術情報リポジトリ Kyushu University Institutional Repository. UEBER DEN EFFEKT DER ANWENDUNG DER ? PULVERMETHODE" FUR DIE BESTIMMUNG DES STOFFGEHALTES IM PFLANZENKORPERS. I. BESTIMMUNG DES WASSERGEHALTES IM PFLANZENKORPER IN DEN OEKOLOGISCHEN UND VERGLEICHEND-PHYSIOLOGISCHEN STUDIENGEBIETEN 纐纈, 理一郎 九州帝國大學農學部植物學教室. 安田, 貞雄 九州帝國大學農學部植物學教室. https://doi.org/10.15017/20746 出版情報:九州帝國大學農學部學藝雜誌. 2 (3), pp.200-208, 1927-04. Fakultato Terkultura, Kjusu Imperia Universitato バージョン: 権利関係:.

(2) 植 物体 内物 質 含有 量 測定 に 「組 織 粉末 法 」 を利 用 す る事 の効 果 に就 て 1.生. 態 及 び比 較 生理學 的 研 究 の場 合 に於 け る 植 物体 内水分 含有 量 の測定1) 纐. 纈. 安. 理 田. 一 貞. 郎 雄. (昭和二年二児三 日受領). 嘗 て纐 纈 に よ りて,植 物体 内乾 燥 物 質 量,次 分 含 有 量,水 分 含 有 量 等 を比 較 測 定 す る場 合 に,所 謂 組 織 粉 末 法 を利 用 す る事 に よ りて,從 來 普 通 に用 ひ られ 來 れ る百 分 率法 に比 して, 遙 か に合 理 的 な る結 果 を齎 し得 る事 が,唱 導 せ られ た の で あ るが(1.2),著 者 等 は,此 方 法 利 用 の効果 が 那邊 に ま で及 ぶか に就 て,更 に研 究 の歩 を進 め,茲に,種. 々生 活條 件 を異 に す る. 生 育地 に於 け る,種 々の 植 物 の水 分 含有 量 の比 較 を行 ひた る結 果 に就 て,報 告 する こと とし た。. 研 究 材 料 と して は,総 て 自然状態 に於 て野 生 せ る もの,叉 培 せ ち れ た る栽 培 植 物 を用 ひ,茎. は普 通 の栽 培 法 に よ りて 畠 に栽. と葉 の区 別 明 か な る もの に あ りて は,何 れ も其 葉 の み を用. ひ,其 差 別 明 か な らざ る もの に あ りて は,己. む を得 す葉 と茎 とを混 用 した の で あ るが,此 場. 合 と難 も,な るべ く葉 の 部 分 の み を取 る事 に努 力 した の で あ る。 で,此 研 究 は異 な れ る械 物 の 葉 に於 け る水 分 含 有 量 の比 較 を行 つ た の に外 な らぬ 。 そ して 用 ゐた る材 料 は,な. るべ く比. 較 の範囲 を廣 くす るた め に,陸 生 植 物 の外 に海 生 及 び 淡水 生 植 物 を加 へ,陸 生 植 物 で は,陰 地 生,陽 地 生,漁 地 生,海 岸 生 等 の もの を加 へた の で あ る。 水 分 含有 量 の測 定 は普 通 の 方 法 に よつ た の で あ るが,土 や 泥其 他 の異 物 の つい た もの は 己 む を得 す 先 づ清 水 で洗 ひ,後 吸 水 紙 で 出來 るだ け丁 寧 に其 附 着 水 を取 り去 り,然 る後 測 定 に 取 りか 」つ た 。 1)九. 州 帝 國大 學植 物學 教 室 業 績第 十 四 號。 本論文 は丈部 省下 附 の 自然科 學 研究補 助 金 に よ りて行 は. れ れ る研 究 業 績 の一 部 な登 表 し喪 る ものな り。.

(3) 然 して其 結 果 の表 示 法 につ い て は,此 場 合 の如 く水 分 關 係 の 多 種 多様 な る材 料 に於 け る水 分 含 有 量 の比 較 に は,共 生 量 に対する 百 分率 で示 す事 の,理 論 上 殆 ん ど意 味 を な さぬ 事 は, 前 以 つ て 明 か で あ るが,往. 々 こ う した 無意 義 な表 示法 を,慣 例 に從 つ て何 等 の 顧 慮 もな く,. 行 つて 居 る人 が あ るか ら,序 に此表 示 法 が如 何 に効果 の 少い 結 果 を來 すか を示 す一例 と して 比較 指 示 す る事 に した 。 そ して 葉 の 一 定面 積 に対する 水 分含 有 量 に よ る比 較 は,此 場 合殆 ん ど利 用 不 可能 な事 で あ るか ら問 題 で は無 く,結 局問 題 の主 要点 は,こ う した 場 合,乾 量 に劉 す る百 分 率 に從 ふ のが 善 いか,一 定 の乾 燥 粉 末 容積 に対する 含 有 量 に て表 示 す るのが 善 いか, の点 に存 す る事 とな る。 そ こで 愈 々測 定 と云 ふ 場 合 に當 つて は,一 種 の研 究材 料 に就 て,必 す 同 所 か ら三群 つ つ の 材 料 を集 め,其 各 に就 て測 定 を行 ひ,共 結 果 の2平均を 以つ て,共 材 料 に対する 値 とした 。 比 較 を行 は ん とす る対生 量,対乾. 量 及 び対粉 末 容積 の測 定 結 果 が 其 都 度 如 何 な る實 験 上 の. 誤 差 を來 すか に就 て も,参 考 の 爲 め之 を知 つ て置 く必 要が あ るので,夫. を,夫 々に於 け 砒 蜘 こ鱒. し,其 上 ヒ蜘. 継. を騨. に 一学. 々に就 て の測 定 結 果. 式 に從 つて難. し,之 に よ. つ て比 較 を試 みた 。 そ して今 共 結 果 に就 て見 るに(第 一表 参 照),實 験 上 の誤 差 は,大 低 の 場 合 生 量 に蜀 す る百 分 率 に よつた のが 一番 小 さ い。 之 は茲に 説 明 す るま で も無 く,當 然豫 期 せ ら るべ き結 果 で,之. に よつ て 假 令 それ が 測 定 法 と して 誤 差 の 少 い結 果 を齎 す事 が 知 れ て も,. 表 示 法 と して の理 論 上 の価値 が 少い か ら,意 味 を な さぬ 。 問題 は対 乾 量 に よる場 合 の誤 差 と 末 容 積 に よ る場 合 の 誤 差 の比 較 であ るが,實 験 の結 果 を見 る と軍 に イ ヌ ビユ 及 び ク ロモ 対粉 の 場 合 に於 ての み,対乾. 量 に よつ た場 合 の 方 が 誤 差 が 少い の で あ るが,他 の 総 て の場 合 に於. て 其反対 の結 果 を得 て 居 る。 換 言 す る と測定 法 と して の誤 差 自身 か ら見 て も,対粉 末 容積 法 に よ る表 示 に よつた 場 合 の 方 が 優 つて 居 る と言 へ る。 之 は纐 纈 に よ りて登 表 せ られ た結 論 を 更 に廣 く裏 書 した 事 に な る。 第 壼 表. 全 材 料 植 物 に 於 け ろ比 較 水. 植 物 番 號 及び 其. 名称*. 組 織 粉 末1cm3に 水 分 含 有 量,mg.}こ. 分. 含. 劉'9る て. 有. 量(其. 葉. に. 乾量 に 謝 す る百 分i率. 三 同實 三1司実験 全植 物 の 三同實 値な 平均 結 果 の比 瞼 の平 敗 の平 均 100と し 瞼の平 すこ 場 合の 均結果 誤 差 均結果 比数. 於. け. る). 生 量 にi対する百 分率. 三同 實 験 全植 物 の 三同実験 全 植 物 の 三回 實 値な 平均 償な 平均 結 果 の比 結 果 の比 100と し験 の平均 100と し 数 の平均 た場 合の の平均 数 た場 合 の 結果 誤差 比歎 誤差 比数. 1.カ. ク レ ミ ノ. 1069. (±2.7). 19. 216,2. (±5。3). 29. 68.3. (±2.0). 80. 2.玉. ペ ラ. 1103. (止1.3). 20. 181.8. (±1.3). 25. 64.5. .(±0.7). 76. 3.オ. ラ ン ダ イ チ ゴ. 1354. (±0.0). 24. 177.5. (±1.3). 24. 63.9. (±0。7). 75.

(4) 4.シロ. ツ メ ク サ. 5.マ. ガ ラ ス ム ギ. 6.ノ. キ シ ノ プ. 7.ヅ. キ ミサ ウ. 8.イ. ヌ ビユ. 9。 マ ツ ヨ ヒ ク サ 110。 '. ツ ハ ブ キ. 11.ク. ロ モ. 12.ハ. ナ ヤ サ イ. 13.キ. ツ ネ ノボタ. 14.ソ. ラマ メ. 15.キ. ン ギヨ. 16.ア. ミ ア ヲ サ. 17.ア. マ モ. 18.カ. プ ラ. 19.ホ. ンダ. 20.ギ. シギ シ. 21.ス '2 2.スベ. モ. バ ラ. イ バ. リ ヒ ユ. 23.オ. カ ヒ ジ キ. 24.ネ. ギ. 25.aキ 26、. ノ シ タ テ ン グ サ. 27.カニ 28。 29.マ 30。. ン. サ オぐ テ ン. ム ラ サ キ オ モ. ト. ツバ ホ ダ ン マ ツバ ギ ク. * 1 . Gilibertia trifida, 2. Pittosporum Tobira, 3. Fragaria grandiflora, 4. Trifolium repens, 5. Avena sativa, 6. Polypodium lineare, a Thunbergianum, 7. Oenothera biennis, 8. Amarantus Blitum, 9. Oenothera odorata, 10. Ligularia Tussilagineana, 11. Hydrilla verticillata, var. Roxburghii, 12. Brassica ,oleracea, var. botrytis. 13. Ranunculus chinensi&, 14. Vicia Faba, 15. Ceratophyllum demersum, 16. Ulva reticulata, 17. 2astera marina, 18. Brassica campestris, var. rapifera, 19. Sargassum enerve, 20. Rumex crispus, 21. Rumex acetosa, 22. Partulaca oleracea, 23. Salsola Soda, 24. Allium fisutulosum, 25. Saxifraga sarmentosa, 26. Gelidium Smansii, 27. Epiphyllum truncatum, 28. Rhoeo discolor, 29. Portulaca grandifiora, 30. Mesembryanthemum tenuifolium. 次 に,問 題 の組 織 粉 末 法 の 最 も鋏点 と す る と こ ろ は,粉 末 の容積 を測 定 す る際 に起 る實 験 上 の 誤 差 で,此 誤 差 は理 論 上 か らで も経 験 上 か ら見 て も,測 定 すべ き粉 末 の 容 積 が 過 少で あ る場 合 に大 て,著 者等 の経験 に よる と,最 初 纐 纈 に よつ て提 唱 せ られ た 内 経1cm.位 ス チ リンダー を用 ふ る時 に は(1.P.152)粉 3乃 至6cが. 位 で あ る と都 合が 良 いが,経験. 末 量 が 少 くと も3cm3以. な メッ. 上 あつ て 欲 しい,常 に. を積 ま な い間 は,與 へ られ た る材 料 か ら如 何 程. の粉 末が 取 れ るか を豫 知 す る 事 が 容 易 で ないか ら,多 過 ぎ て も少 な過 ぎぬ様 に材料 を取 るぺ.

(5) きで あ る,と ころで 著 者 等 は此 實 験 を行 ふ に際 して,一 同 の測 定 に対して 粉 末3‑6cm3を. 得. る分 量 を以 って,材 料 採 取 の 標 準 と した の で あ るか ら,大 多 数 の場 合 に於 て は 之 に從 ふ事 が 來 た が,材 料 存 在 量 の都 合 や,未 経 験 な る材 料 に よ る豫 想 外 の 事や らで,時 に は過 少 な,出 時 に は過 大 な る分 量 を取 り扱 ふ の,や. む を得 ぬ次 第 で あつ た。 帥 ち時 には8.70‑11.15cm3(最. 大 量 を用 ぴた る場 合,オ ラ ンダ イチ ゴ),時 に はO,48‑O,49cm3(最. 少 量 を 用 ひ た る場 合,テ ン. グ サ)を 用 ひた ので あ る,粉 末 を多 量 に 用 ひた る時 と少 量 に 用 びた る時 との 結 果 に は,多 少 の実験 上 の 誤 差 の 起 る事 は 想像 せ ら るべ き事 で,此 誤 差 が 如 何な る 程 度 の もの で ある か を明 か に して 置 く必 要 が あ るが,最 後 の結 果 の大 勢 を覆 す様 な大 な る誤 差 を來 す 恐 れ は無い もの と して,茲 で は 不 問 に附 して 置 い た。. さて測 定 比 較 の結 果 如 何 を見 る に,水 分 含有 量 の 少 き木 本 植 物 よ り,水 分 含有 量 の 非常 に 多い 多 肉植 物 に至 るま で に,大 な る変 異 が あ る。 其変 異 の 傾 向 に至 りては,大体 量,対乾. に於 て対生. 量,対 粉 末 容積 何 れ に よ りて表 示 せ られ た場 合 に於 て も,同 様 で あ るが,其変. 異の. 程 度 に至 りて は,対 乾 量及対粉 末容 積 に よつ た 場 合 は甚 だ大 で あ るの に反 し,劉 生 量 の場 合 は小 で あ る 。 之 は叉 理 論 上 か ら當 然 豫 期 せ ら るべ き結 果 で あつ て,劉 生 量 に よ る水 分測 定 表 示 は,此 意 味 に於 て も一 つ の欠点 が あ る。 言 ふ ま で も無 く,多 数 の植 物 の水 分 含 有 量 を比 較 す る場 合 には,変 異 の 程 度 が 大 き く現 わ れ る方 法 に よ りて 表 示 した 方 が,微 細 な 差 異 を まで 見 し得 るか らで あ る。. 発. 次 に対乾 量 に よつ た 場 合 と,対 粉 末容 積 に よつた 場 合 との結 果 を対比 し て見 るに,変 異 の 傾 向 も其 程 度 も大体 は似 て居 るの で あ るが,或. 種 の植 物 に於 て の 結果 が 可 な り不 一致 に表 は. れ た 。此点 が本 研 究 の 問 題 の 焦点 で あ る ので あ る。 今 用 ゐ られた30種. の材 料 に於 け る測 定 結果 に於 て,其変. 異 模 様 の 比 較 に便 す る爲 に,夫. 々対 生 量,対 乾 量及対粉 末 容 積 の 測 定 結 果 の平均 贋 を求 め て,之 を夫 々100と. し・ 各植 物 に. 於 け る測 定結 果 を,之 に対 す る比数 に換 算 して見 る と,対生 量 の場 合 に は最 小75最 の 間 に変 異 し,対乾 量 の 場 合 で は 最 小24最 大243の間. に憂 異 す る。 そ して30種. 大214の間,対粉. 大111. 末 容積 の 場 合 で は最 小1g最. の植 物 に 於 け る変 異 の 有 様 を一 目 瞭 然 た ら しむ るた. め に,対 粉 末 容積 に よ る測 定 結果 の最 小 よ り最 大 に至 る順 序 に從 つ て,植 物 を並 べ て 表 に し て 見 る と,変 異 の傾 向 が対乾 量,対粉 末容積尾 何 れの 場合 も,大体 同 様 で あ るの を明 か に見 得 るの で あ るか,ク. ロモ ・キ ンギ ヨモ ・ア ミア ヲサ ・ユ キ ノシ タ ・テ ン グサ等 に於 て は・ 其対 乾 量. に よ る結 果 と対粉 末 容 積 に よ る結 果 とが,可. な りに 不 一致 で あ るの を見 る(第1表. 及第 一.

(6) 囲 参 照)。 そ こで,之 等 の 最 も大 な る不 一致 を來 す植 物 に 就 て,其 不 一致 の由 て起 る所 以 を考 察 して 見 るに,今 之等 の植 物 に て得 た結 果 に於 て,假 に対 粉 末 容 積 に よる結 果 の 方 が 正 しい と見 る と,前 記 五極 の 内 ク ロモ,キ ン ギ ヨモ,ユ キ ノ シタの 三種 で は,其対 乾 量 に よ る測 定 結 果 が 過 大 で あ り,他 の 二 種 即 ち ア ミア ヲサ とテ ン グサ とに就 て は,之 が 過 小 で あ る と言 はね ば な らぬ 。而 して之 が 果 して理 窟 か ら も成 立 す る か 否か を考 へ て見 る に,前 三 者 の 内 ク ロモ と キ ンギ ヨモ は淡 水 中 に 生 す る もの で あ リユ キ ノシタ は濕潤 な陰 地 か ら採集 した もの で あ るか ら 之 等 植 物 の葉 内 に於 け る同化 物 質 が割 合 に 少い 事 が 想 像 せ られ る,一 方 ア ミア ヲ サ と テ ン グ サ は 何 れ も海 藻 で あ り,共体 内 に比較 的 多量 の無機 物 質 を含 有 して 居 る事が 想像 せ られ る し, 叉 氣付 か な い 石 茨 質 の附 着物 な どか混 入 す る恐 れが あ る。 若 し然 らば,前 三 者 で は対乾 量 水. 第 一 圖.全. 材 料植 吻に於 け る比1絞. F.対. 生量 曲 線. T.対. 乾量 曲線. V.対. 粉末 客 彊 曲線.

(7) 分 含 有 量 が割 合 に大 で あ るか1)如 き測 定 結 果 を得,後. 二 者 で は 逆 に 割 合 に小 で あ るか の 如 き. 結 果 を齎 す事 が あ り得 る と言 はね ば な らぬ 。 斯 様 に考 察 して見 る と,問 題 の五 植 物 に於 け る対乾 量 に よ る水 分 含有 量 の測 定 結果 に は, 一定 の修 正 を要 す る理 由 が 存 在 す る様 で あ る。然 るに対 粉 末 容積 に よつ た結 果 に劉 して は, 左 様 明 か な る修 正理 由 を発 見 せ ぬ 。從 つて 此 場 合対粉 末 容 積 に よ る結果 の 方 が,信 用 の度 が 大 で あ る と言 ふ 事 に な る。 そ れ は そ れ と して,之 等 疑 問 の植 物 を度外視 して,他 植 物 の み に就 て見 る と対乾 量 及 び対 粉 末 容 蹟 に よ る二 つの 場 合 の結 果 が 大 な る不 一致 な し に表 は れ て居 る ので あ る 。つ ま り我 々 の所 謂 組 織 粉 末 法 に よ りて種 々の 植 物 の水 分 含 有 量 を比 較 す る時 は,少. く と も対乾 量 に よる. と 同等 叉 は それ 以上 の効果 が あ る事 を謎 す る に足 るの で あ る 。 荷 此 貼 に就 ての 概 念 を明 か に す るた め に,30種. 第. 球 表. の試 験 植 物 の 内 で,海 水 生,淡 水 生,共 他. 特殊生態 の植 物を除去 した以外の植物に於け る比較. 植 物 番 號 及 び 其 名称. 1.カ. ク レ ミ ノ. 2.ト. ペ ラ. 3.オ. (Gilihertia trifr'da) (Pittosporum Tobira). ラ ン ダ イ チ ゴ. 17.. (Fragaria grandiflora) (Trifolium repens) マ ガ ラス ム ギ (Avena sativa) ツ キ ミサ ウ (Oenothera biennis) イ ヌ ビュ (Amaranthus Bliturn) マ ツ ヨ ヒク サ (Oenothera odorata) ツ ハブ キ (Ligularia Tussilagineana) ハ ナ ヤサ イ (Brassica oleracea var. batrytis) ツ ネ ノボ タ ン (Ranunculus chinensis) ソ ラマ メ (Vicia ;Atha) カブラ (Brassica campestris, var. rapifera) ギ シギ シ (Rumex Crispus) スイ バ (Rumex acetosa) スベ リ ヒ ユ (Portulaca oleracea) - (Allium fistulosum) ネギ. 18.. カ ニ サボ テ ン. 4。 5. 6. 7. 8. 9. 10.. 11.キ 12. 13。 14. 15. 16.. 19.ム. シ ロ ツメ クサ. (Epiphyllum truncatum) (Rhoeo discolor) (Portulaca grandiflora) (Mesembryanthemum tenuifolium). ラサキ オ モ ト. 20.マ. ツバボ タ ン. 21.マ. ツバ ギ ク (全. 植. 物. の平均)・.

(8) 特 殊 な 生 態 の植 物 を除 去 した,他 の 陸 生 植物21種 方 法 に よ りて 比較 して見 るに,対乾. の み に就 て,其 測定 結 果 を前 記 と同様 の. 量 及 び対粉 末容 積 に よる二 つ の 結 果 の変 異 の傾 向 及 び程. 度 は,見 事 な 一致 を示 すの を見 るの で あ る,(第 二 表 及 び第 二 岡 参 照)。 此 事 は 生 育 地 の 條件 が 甚 だ し く差 異 が ない範囲 内 に於 て は,異 な れ る植 物 の水 分 含有 量 を比 較 す るの に,樹 乾 量 法 に よつ て も対粉 末 容積 法 に よつ て も,略 同 様 の結 果 を得 られ る事 を証 明 して居 る。. 第 二 圖.特. 殊生 態 の 植 物 な 除 去 し旗 以外. の植 物 に於 け る比 較 F.対. 生量 曲 線. 丁.対乾 量 曲線 V.対粉. 末 容 積 曲線. 蚊 に於 て最後 に起 る問題 は,種 々生育地 を異 にす る植 物の水 分含有量を比較 して・ 之に よ りて生態 的叉は比較 生理學的考 察 を行ふ場 合に・対乾量法 によるの と対粉末容積 に よるの と の 優劣如何の問題 であるが,同 一材料の異な る個体間叉 は異 なれ る群の間の實験上の誤差が・ 多 くの場 合,対粉 末容積 によつた方が小で ある事,特 殊 なる生育地 に生す る植 物 に於 ける水.

(9) 分 含 有 量 測 定 比 較 に際 して,対乾. 量 に よ る場合 に は誤 差 を來 す 恐 れ あ る理 由 の存 す る事,こ. の 二点 か ら見 て,・対粉 末 容 積 に よ る方 法 が 優 つ て居 る と断 定 せ られ る。即 ち本 研 究 の結 果 と し て次 の 結 論 に到 着 した 。 種 々生 活條 件 を異 に す る植 物 の,水 分 含 有 量 を測 定 比 較 す る事 に よ りて,生 態 學 的 及 比 較 生理 學 的考 察 を行 ふ場 合 には,組 織 粉 末法 を利 用 す る事 に よ りて,從 來 の方 法 に よ りて 得 ら る る結 果 よ り も,有 意義 な る結 果 を得 るの で あ る。 (昭和二年一月. 文 1.. KOKKTSU,R.,. Volumen. Gewebepulver. stituenten.. Jour. Dept. Agr. Kyushu. 2. ----------, Bestimmung. Uber. 献. Uber den Gehalt an Trockensubstanz als Indizium die Brauchbar-,. des Wassergehaltes. 九洲帝國大學植物學教室). and. Asche. fiir den Gehalt des Pflanzenkorpers Imp. and. in einem bestimmten an denselben. .Kon-. Univ. 1 : 151-162, 1924. Zweckmassigkeit. im Pflanzenkorper.. der. „ Pulvermethode. " fiir die. Bot. Mag. Tokyo, 39 : 169-175, 1925..

(10) UEBER DEN PPFEKT DER ANWENDUNG DER „ PUI,VERMETHODE " FUR DIE BESTIMMUNG DES STOFFGEHALTES IM PPL,ANZENKORPERS.I. BESTIMMUNG DES WASSERGEHALTES IM PPI,ANZPNKORPPR IN DEN OEKOLOGISCHEN UND VERGI4EICHEND-PHYSIOI,OGISCHEN STUDIENGEBIETEN' Riichiro. Der. Wassergehalt. Lebensbedingungen miteinander und. tieren,. welche. als. die. gewichtsmethode. Blatt. voneinander. Trockengewichtes. physiologisch Schlussergebnis besser. im. bestimmt.. Gewebepulvers. KoKETsu. gegeben, Methode einen ist. and. von. 30. YASUDA. verschiedenen. verschieden. sind,. Die Resultate. sind sowohl. als. dem. and bei. auch zwar solchen. in. mit Palle. dem. weniger. zweckinassig. Pfianzen,. ist. hier. pro. Zwecke. die Frage and. erbringen dass die ist,. des Gesamt-. Volumeinheit. oekologisch. selbst. deren. vergleichend. in Prozenten. Gehalt. zweckdienlichen Effekt es namlich gekommen,. Trockengewichtsmethode weit. Sadao. zu disku-. vergleichend-. kann. Als „ Pulvermethode. wahrend. als die zwei. des. andere. die. das ". Gesamtist..

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