表紙
事業報告 1
連結計算書類 40
連結貸借対照表 40
連結損益計算書 41
連結資本勘定計算書 42
(ご参考)連結キャッシュ・フロー計算書 42
計算書類 43
貸借対照表 43
損益計算書 44
株主資本等変動計算書 45
監査報告 46
会計監査人監査報告書(連結計算書類) 46 会計監査人監査報告書 48 監査委員会監査報告書
(計算関係書類及び会計監査報告) 50 監査委員会監査報告書
(事業報告等) 51
(第183期定時株主総会招集ご通知添付書類)
第 183 期 報告書
自 2021年4月 1日 至 2022年3月31日
目 次
当社の業務の適正を確保するための体制(内部統制システム)等、
当社の支配に関する基本方針、
連結注記表、個別注記表は、
当社ウェブサイトに掲載しています。
https://www.global.toshiba/jp/ir/corporate/stock/meeting.html
証券コード 6502
事業報告 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
当社グループの事業の状況
1 当社グループの事業の状況
(1) 当社グループの事業の経過及びその成果
当期の世界経済は、新型コロナウイルス感染症による影 響が緩和されるなかで、景気が持ち直しており、米国でも 景気が持ち直しています。中国では、新型コロナウイルス 感染症の感染の再拡大の影響により、一部地方で経済活動 が抑制されているものの、持ち直しの動きがみられ、欧州 では、景気は一部で厳しい状況が残る中で、持ち直してい ます。国内経済は、個人消費、設備投資は持ち直してお り、輸出はおおむね横ばいとなっております。
来期(2022年度)は、米国では着実な持ち直しが続くこ とが期待され、中国でも持ち直しの動きが続くものと期待 されています。欧州では持ち直しが続くことが期待されま すが、ウクライナ情勢が経済活動に与える影響によって は、景気が下振れするリスクがあります。また、国内経済 も、感染対策に万全を期し、経済社会活動が正常化に向か う中で、持ち直しの動きが続くことが期待されますが、ウ クライナ情勢等による不透明感が見られることや、原材料 価格の上昇による供給面での制約などによる下振れリスク に十分注意する必要があります。
こうした状況下、当社グループの売上高は、エネルギー システムソリューションが火力・水力の海外案件の規模 差、送変電・配電システムの増収による影響で増収、イン フラシステムソリューションは、公共インフラは増収にな ったものの、鉄道・産業システムが産業システム事業を中 心とした規模減の影響で減収となりほぼ横ばい、ビルソリ ューションは昇降機及び空調が増収となった結果増収、リ テール&プリンティングソリューションもリテール事業、
プリンティング事業ともに増収、デバイス&ストレージソ リューションも半導体、HDD他ともに増収、デジタルソリ ューションも官公庁向けシステム案件増の影響などで増収 となり 、 全体 としては 前年同期比2,826億円増収 し3兆 3,370億円になりました。営業損益は、インフラシステム ソリューション、その他が減益・悪化となったものの、エ ネルギーシステムソリューション、ビルソリューション、
リテール&プリンティングソリューション、デバイス&ス トレージソリューション、デジタルソリューションは増益 となり、前年同期比545億円増加し1,589億円になりまし た。税引前損益は、営業損益の増加や、キオクシアホール ディングス㈱の持分法損益の増益等により増益となり、前 年同期比856億円増加し2,391億円になりました。当期純 損益は、前年同期比807億円改善し1,947億円になりまし た。
(単位:億円)
部 門 売上高 前期比 営業損益 前期比
エ ネ ル ギ ー シ ス テ ム
ソ リ ュ ー シ ョ ン 5,590 658 356 248 イ ン フ ラ シ ス テ ム
ソ リ ュ ー シ ョ ン 6,547 1 417 △61
ビ ル
ソ リ ュ ー シ ョ ン 5,990 538 263 26
リ テ ー ル
& プ リ ン テ ィ ン グ
ソ リ ュ ー シ ョ ン 4,532 426 117 97 デバイス&ストレージ
ソ リ ュ ー シ ョ ン 8,598 1,485 657 532
デ ジ タ ル
ソ リ ュ ー シ ョ ン 2,306 89 244 45
そ の 他 2,165 △310 △527 △325
消 去 △2,358 △61 62 △17
合 計 33,370 2,826 1,589 545
当期の剰余金の配当については、2021年6月30日を基準 日とする特別配当として、1株につき110円の配当を2021 年8月に実施し、2021年9月30日を基準日とする配当(中 間)として、1株につき40円の配当を2021年12月に実施 し、2022年3月31日を基準日とする配当(期末)として、1 株につき70円の配当を2022年6月に実施します。これによ り年間の剰余金の配当を220円としました。
部門別の概況
部門別の売上高、営業損益は、以下のとおりです。
部門別の事業概況等は、次ページ以降のとおりです。
1
事業報告 エネルギーシステムソリューション
エネルギーシステムソリューション
16 %
売上高構成比
0 2,000 4,000 6,000 8,000
0 200 400 600 800 5,688
2019 318
4,932
2020 108
5,590
2021 356
売上高/営業損益
■ 営業損益(単位:億円)
■ 売上高(単位:億円)
(年度)
■
●原子力発電システム ■
●太陽光発電システム
■
●火力発電システム ■
●電力流通システム
■
●水力発電システム
主要な事業内容
( 2022年3月31日現在 )事 業 概 況
1 環境省がCO2資源化検討事業をモデル事業とし て採択
発電システムは、原子力が安全対策工事関連の工程進捗差 等の影響により減収になったものの、火力・水力は海外案件 の規模差等による影響で増収になった結果増収、送変電・配 電等は、送変電・配電システムが増収になった結果、部門全 体として増収になりました。
損益面では、発電システム、送変電・配電等ともに増収に よる影響でそれぞれ増益になり、部門全体として増益になり ました。
当社、東芝エネルギーシステムズ㈱、東洋エンジニアリン グ㈱、出光興産㈱、日本CCS調査㈱、全日本空輸㈱は、環 境省地球環境局が公募した「二酸化炭素の資源化を通じた炭 素循環社会モデル構築促進事業」において、「人工光合成技 術を用いた電解による地域のCO
2資源化検討事業」を提案 し、委託事業として採択されました。
6社は、これまで、当社研究開発センターが開発した二酸 化炭素(CO
2)を一酸化炭素(CO)に転換する技術(人工 光合成技術)を用い、COと水素から液体燃料を合成する技
術と組み合わせて、「持続可能な航空燃料」を製造する
地域での炭素循環社会モデル(イメージ)CCU技術(CO
2の分離回収・有効利用)による炭素循環ビ ジネスモデルを検討してきました。この取組みが環境省の委 託事業に採択されたものです。東芝エネルギーシステムズ㈱
が実用規模のCO
2電解装置の試作機を製作して運転実証を行 うと共に、各社が持つ知見、技術や関連するプラント設備な どを活かし、CO
2の分離回収から航空燃料の製造、消費まで の全工程を一貫して実証する基本計画を作成していきます。
今後、この委託事業を通して得られたデータ、知見を炭素循 環社会モデルに反映させ、事業性を評価します。
本実証事業を通し、炭素循環に基づく「持続可能な航空燃 料」サプライチェーンの商業化や、地域の活性化の促進に貢 献していきます。
2
事業報告
エネルギーシステムソリューション
2 洋上風力発電事業への取組みについて
東芝エネルギーシステムズ㈱は、洋上風力発電の導入拡大 を実現するために、同分野での様々な取組みを行っていま す。
洋上風力発電における風況解析技術の分野では、九州大 学、日立造船㈱と共同研究を推進しています。本研究では、
九州大学の風況予測技術を軸に、風力発電所の風況を計測、
運転データとともに分析評価を行い、風力発電所エリア内で の風速分布や発電量の評価に関する手法や風車の配置最適化 手 法 を 開 発 し て い ま す 。 こ れ ら 成 果 は 、 国 際 論 文 誌
「energies」の表紙への採択、第54回市村地球環境学術賞 の受賞など評価をいただいております。
また、東芝エネルギーシステムズ㈱は、東京電力リニュー アブルパワー㈱と共同で、国立研究開発法人新エネルギー・
産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「グリーンイ ノベーション基金事業/洋上風力発電の低コスト化プロジェ クト」において、洋上風力運転保守高度化事業(デジタル技 術による予防保全・メンテナンス高度化)に応募し、採択さ れました。本事業において東芝エネルギーシステムズ㈱は、
今後建設が見込まれる浮体式洋上風力発電向けの技術とし て、ドローンによる風車外観の遠隔点検や、発電機等が収納 されているナセル内部の点検のロボットによる自動化、セン サ等により測定されるデータによる洋上風車の健全性分析サ ービスの開発など、メンテナンスの低コスト化に向けた技術 開発を実施します。
さ ら に 、 東 芝 エ ネ ル ギ ー シ ス テ ム ズ ㈱ は 米 国GE Renewable Energy社と戦略的提携契約を締結しました。
日本の洋上風力の発展に向けてそれぞれの強みを生かし、国 内洋上風力発電市場の発展とカーボンニュートラル社会の実 現に向けて貢献していきます。
3 発電プラント監視ソフトウェア「EtaPRO™」事 業の買収について
東芝エネルギーシステムズ㈱は、米国GP Strategies社か ら 同 社 の 発 電 事 業 者 向 け プ ラ ン ト 監 視 ソ フ ト で あ る EtaPRO™(エタプロ)に関する事業部門を買収しました。
EtaPRO™は、発電プラントの熱効率や運転状態を監視し、
劣化や異常兆候を検出することにより発電所の運営効率向上 に寄与するソフトウェアで、これまで25年にわたって40か 国、約700GW(ギガワット)分の火力、原子力、水力、風 力、太陽光などの発電所に導入されています。
買収により、商標、知的財産権を含むソフトウェア群、顧 客契約、メンテナンスやリモート監視等のサービス、これら の業務にかかる拠点・人員を承継し、当社の米国現地法人で ある 東芝 アメリカエナジーシステム 社傘下 に 設立 した EtaPRO社を通して本事業を継続しています。
今回の買収により、東芝エネルギーシステムズ㈱が既に行 っているタービンや発電機などの機器を中心とした保守サー ビスにEtaPRO™システムのデジタル技術を付加し、運営効 率向上に寄与するサービスをお客様に提供することが可能と なりました。
今後、EtaPRO™を活用したサービス事業の拡大を図ると ともに、EtaPRO™の拡張性や機能性を向上させていきま す。
3
事業報告 インフラシステムソリューション
インフラシステムソリューション
18 %
売上高構成比
0 300 600 900 1,200 1,500
3,000 6,000 9,000 12,000 15,000
7,350 477
2019 6,546
478
2020
6,547 417
0 2021
売上高/営業損益
■ 営業損益(単位:億円)
■ 売上高(単位:億円)
(年度)
■
●上下水道システム ■
●受変電システム
■
●道路システム ■
●通信・放送システム
■
●電波システム ■
●セキュリティ・自動化システム
■
●鉄道交通システム ■
●モータ/ドライブシステム 主要な事業内容
( 2022年3月31日現在 )事 業 概 況
1 インド下水処理事業の表彰について
鉄道・産業システムが産業システム事業を中心とした規模 減の影響で減収になったものの、公共インフラは社会システ ム事業の規模増等の影響で増収になり、結果、部門全体とし てほぼ横ばいになりました。
損益面では、公共インフラは社会システム事業の規模増に よる影響で増益になりましたが、鉄道・産業システムは産業 システム事業の減収、素材高騰、構造改革費用、鉄道事業の 海外案件コスト増等により悪化し、部門全体として減益にな りました。
東芝インフラシステムズ㈱のインド法人、東芝ウォーター ソリューションズ社が実施した「アラハバード・サロリ下水 処理場及び関連施設設計・建設・運転維持管理」が、第4回 JAPANコンストラクション国際賞(国土交通大臣表彰)を 受賞しました。
同賞は国土交通省が創設し、我が国の競争力の強化や企業 のさらなる海外進出の後押しを目的として、質の高いインフ ラを提供する海外建設プロジェクトや海外において先導的に 活躍している日本企業を表彰するもので、東芝インフラシス テムズ㈱が関わるプロジェクトとしては初めての受賞となり ます。 本プロジェクトは、2014年にインド、ウッタル・プラデ
ーシュ州アラハバード水道公社から東芝ウォーターソリュー
サロリ下水処理場全景ションズ社が受注した、下水処理場、ポンプ場の設計施工工 事と10年間の保守運転管理業務であり、水問題が極めて深 刻なインドの国家プロジェクトであるガンジス川浄化計画の 中心をなす下水道整備に取り組んだことで現地社会から評価 を獲得し、インドでの継続的なプロジェクト参画への礎を築 いたことが評価されました。また、必要な敷地面積を抑えな がら、工期及び運営コストが低減できる手法によりインド政 府が設定した放流水質を遵守したこと、プラント設計・建設 においてインドで入手しやすくメンテナンスも容易な機器を 採用することでライフサイクルコストの低減を図ったことも 評価されています。
今回の受賞を機に、インドを中心とした海外での水処理事 業を強化することで、持続可能な水循環システムの確立と先 進的な環境コミュニティの創出に貢献していきます。
4
事業報告
インフラシステムソリューション
2 地球温暖化防止に貢献する固体絶縁スイッチギヤ 累計納入2,000面達成
固体絶縁スイッチギヤ
東芝インフラシステムズ㈱は、温室効果の高いSF6ガスを 使用しない固体絶縁スイッチギヤ(開閉装置)を製造、販売 しており、累計納入2,000面を達成しました。
スイッチギヤは、発電所から高電圧で送られた電気をビ ル、工場などに受配電するために使われ、極めて高い安全性 と信頼性が求められる設備であり、従来、その高電圧部位の 電気的絶縁には、SF6ガスが広く利用されてきました。
東芝インフラシステムズ㈱は、地球温暖化防止を目的とし た環境配慮型製品を供給するための研究を重ね、高電圧部位 にSF6ガスを使用せず、新素材のエポキシ樹脂で覆って絶縁 した固体絶縁スイッチギヤを世界に先駆けて開発しました。
2002年には1号機となる定格電圧24kV(キロボルト)の 製品を発売、2004年には定格電圧36kVの製品を発売し、
その後も高電圧化に伴う数々の技術課題を克服し、国内外で 唯一となる定格電圧84kVまでの製品をラインナップしてい ます。 今後も技術革新、モノづくり力による飽くなき挑戦を追及 し、お客様の電力供給を支えると共にカーボンニュートラル の実現に貢献していきます。
3 指紋認証USBドングルの開発・製品化について
指紋認証ドングル「BISCADE™ドングル」の利用イメージ
東 芝 イ ン フ ラ シ ス テ ム ズ ㈱ は 、 指 紋 認 証 ド ン グ ル
「BISCADE™ドングル」(ビスケードドングル)を商品化 し、営業活動を開始しました。
「BISCADE™ドングル」は、指紋認証により簡単かつ安 全にパソコンやタブレットなどのログオンやシステムログオ ンを行うことができる小型の装置で、利用者がIDやパスワ ードを記憶する必要はなく、USB Type-Cインタフェースを 備えている機器で使用が可能です。
「BISCADE™ドングル」は、クレジットカードなどで利 用されているセキュアチップ、指紋の特徴点を抽出・照合す るマイコンチップ及び指紋センサーを内蔵しています。事前 にセキュアチップに記憶させた指紋の特徴点と指紋センサー で取得する指紋データとの照合処理を装置内のみで実施する ため、指紋データが外部に出ることはありません。
1個の「BISCADE™ドングル」で、装置を持っているこ と自体による「所持認証」と指紋照合による「生体認証」が 可能なため、ユーザーのアクセス管理が必要なIT機器のセキ ュリティ向上に貢献します。また、本人確認と連動してドン グル内のセキュアチップに保持された重要情報を安全に利用 できます。
近年、インターネットの普及によりセキュリティ対策は重 要度を増しており、東芝インフラシステムズ㈱は、2020年 に商品化した指紋認証ICカード「BISCADE™カード」に続 き、「BISCADE™ドングル」を商品化することで、指紋認 証を活用したセキュリティ対応製品のラインナップを強化し ていきます。
5
事業報告 ビルソリューション
ビルソリューション
17 %
売上高構成比
0 200 400 600 800
2,000 4,000 6,000 8,000
5,452
237
2020 5,701
291
2019
5,990 263
0 2021
売上高/営業損益
■ 営業損益(単位:億円)
■ 売上高(単位:億円)
(年度)
■
●エレベーター ■
●業務用空調機器
■
●一般照明 ■
●コンプレッサー
■
●産業光源
主要な事業内容
( 2022年3月31日現在 )事 業 概 況
1 エレベーター内デジタルサイネージの運用を開始 照明は減収になりましたが、昇降機及び空調が増収になっ た結果、部門全体として増収になりました。
損益面では、昇降機及び照明が減益となったものの、空調 が増益になった結果、部門全体として増益になりました。
東芝エレベータ㈱は、大日本印刷㈱と共同開発してきた、
マンションやオフィスビル向けエレベーター内デジタルサイ ネージの運用を開始しました。
本サービスは、マンション・オフィスビルの利用者向けに 施設や地域の情報、広告などを配信するもので、東芝エレベ ータ㈱がデジタルサイネージ機器のメンテナンスを行い、大 日本印刷㈱が表示用コンテンツの作成や広告募集を担当しま す。 コンテンツを表示するモニター画面は3つに分かれ、同時 に複数の情報を表示、掲載することで、利用者がさまざまな 情報を瞬時に理解できるようになっており、センサー付きカ メラによって得られる映像から利用者の属性を推定し、最適 な広告、コンテンツの配信を行います。
また、本サービスは、東芝エレベータ㈱がデジタルサイネ ージ機器を設置、貸し出す契約のため、マンションや施設の オーナーは、導入や運用コスト不要でモニターの電気代など の少ない負担で手軽に開始できるようになっています。
デジタルサイネージ設置イメージ
2 空調事業について
2022年度末までに5,000台の導入を目指します。また、
今後、本サービスを活用した顧客満足度をより高める製品や サービスも提供していきます。
当社は、空調事業を担っている東芝キヤリア㈱について、
当社が保有する、東芝キヤリア㈱発行済株式55%を米国 Carrier Global社の子会社である米国Carrier社に譲渡する 契約を締結しました。この株式譲渡が完了すると、当社の東 芝キヤリア㈱の株式保有比率は5%となりますが、東芝キヤ リア㈱は引き続き東芝ブランドの空調システムをグローバル に開発、製造、販売していく予定です。
6
事業報告 リテール&プリンティングソリューション
リテール&プリンティングソリューション
13 %
売上高構成比
150 300 450 600
0 2,000
0 4,000 6,000 8,000
4,904
145
2019 4,106
20 2020
4,532 117 2021
売上高/営業損益
■ 営業損益(単位:億円)
■ 売上高(単位:億円)
(年度)
■
●POSシステム ■
●複合機 主要な事業内容
( 2022年3月31日現在 )事 業 概 況
グローバルリテールプラットフォーム「ELERA™」の開発推 進について
リテール事業、プリンティング事業ともに増収となった結 果、部門全体として増収になりました。
損益面では、リテール事業、プリンティング事業ともに増 益となった結果、部門全体として増益になりました。
東芝テック㈱は、「流通業界でグローバルトップのソリュ ーションパートナーを目指す」という経営方針のもと、戦略 パートナーとの共創によるサブスクリプションモデルのグロ ーバルリテールプラットフォーム「ELERA™(エレラ)」の 開発を強力に推進しています。
新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大を境に消費 者のライフスタイルが大きく変化するとともに、他業種から の流通業界参入や業種を超えたM&Aの加速など、流通業界 を取り巻く事業環境は激変しており、それに伴って小売業が 抱える課題も深刻化、多様化しています。このような事業環 境の変化に対応し、新たなビジネスモデルを構築することが 小売業における喫緊の課題となっています。
東芝テック㈱が開発を推進する「ELERA™」上には多種多 様なサービスが構築されるとともに、購買に伴う膨大なデー
タが集約されます。これらのサービスを連携させ、また、高 付加価値のデータを利活用することで、店舗ごとの課題に即 したあらゆるソリューションを実現することができ、小売業 のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進してい くことが可能になります。2022年2月に販売が開始された スマホを活用したELERA売場移動型セルフレジシステム
「ピピットセルフ™」は、今後「ELERA™」上で決済機能な どと連携することで、小売業と消費者双方にとってより快適 な買い物環境の提供を目指しています。
「ELERA™」とは、accelerate(アクセラレイト)の一 部 か ら ネ ー ミ ン グ し た 造 語 で あ り 、 東 芝 テ ッ ク ㈱ は
「ELERA™」の開発を推進することにより大きく変化し続け る世の中への対応を加速し、お客様、パートナーとともに、
小売業の未来をつくりだしていきます。
7
事業報告 デバイス&ストレージソリューション
デバイス&ストレージソリューション
24 %
売上高構成比
9,000 15,000
0 6,000 3,000 12,000
0 500 1,000 1,500 2,000 2,500
7,456
134 2019
7,113
125 2020
8,598 657 2021
売上高/営業損益
■ 営業損益(単位:億円)
■ 売上高(単位:億円)
(年度)
■
●パワーデバイス ■
●アナログ
■
●小信号デバイス ■
●HDD
■
●光半導体 ■
●半導体製造装置
■
●車載デジタル/ロジック ■
●部品材料
■
●マイコン
主要な事業内容
( 2022年3月31日現在 )事 業 概 況
1 300mmウエハー対応パワー半導体新製造棟の建 設決定について
半導体は、車載を中心に市況が回復し増収、HDD他は工 場の稼働回復や大容量データセンター向けの販売が増加し増 収となった結果、部門全体として増収になりました。
損益面では、半導体における構造改革効果に加え、半導 体、HDD他ともに増収により増益となり、部門全体として 増益になりました。
2022年2月、東芝デバイス&ストレージ㈱は、加賀東芝 エレクトロニクス㈱構内に、パワー半導体生産のための 300mmウエハー対応製造棟を新たに建設することを決定し ました。市場動向を見極めながら最適な生産スペースを確保 するという観点から工期を2期に分けることとし、今回は第 1期分を建設し、2024年度内の稼働開始を予定していま す。第1期分フル稼働時には、パワー半導体の生産能力
(※1)を2021年度比で2.5倍に増強する計画です。
電力を供給、制御する役目を果たすパワー半導体は、あら ゆる電気機器の省エネルギー化やカーボンニュートラル実現 に不可欠なデバイスであり、自動車の電動化や産業機器の自 動化などを背景に、今後も継続的な需要拡大が見込まれてい ます。東芝デバイス&ストレージ㈱はパワー半導体の旺盛な
需要に対応すべく、今後、新製造棟の具体的な設備導入・生 産開始の時期、生産能力、生産計画などを、市場の動向を見 ながら順次決定・実行していきます。
東芝デバイス&ストレージ㈱は今後も、タイムリーな設備 投資や研究開発など、同事業の競争力強化に向けた取り組み を積極的に展開するとともに、省エネルギー社会やカーボン ニュートラルの実現に貢献していきます。
(※1)200mm及び300mmライン生産能力(200mmウ エハー換算)
新製造棟の完成イメージ図(右下の建物)
8
事業報告
デバイス&ストレージソリューション
2 世界で初めてMAS-MAMRによるHDDの大幅な 記録能力の改善を実証
当社グループは、 ハードディスクドライブ(HDD)のさら なる大容量化を実現する次世代磁気記録技術「共鳴型マイク ロ波アシスト記録 (MAS-MAMR(マス・ママー)) (※2)」
を用いて、記録能力が改善することを世界で初めて実証しま した。
急激に進化する社会のデジタル化・リモート化を支える重 要な情報インフラの一つとして、データを保存するストレー ジの容量拡大へのニーズがますます増大しており、今後もデ ータセンターにおけるストレージの中心となるニアライン HDDのさらなる大容量化が求められています。当社グルー プは、HDDの記録密度を向上させる技術の一つとして「マ イ ク ロ 波 ア シ ス ト 磁 気 記 録 (MAMR :Microwave Assisted Magnetic Recording)」方式の開発を進めてい ます。
今般実証した「MAS-MAMR」は、マイクロ波を記録メデ ィアに局所的に照射することで記録能力を向上させる技術 で、今般、HDDのメディアメーカーである昭和電工㈱とヘ ッドメーカーであるTDK㈱と協力して「MAS-MAMR」に よる記録能力の改善の実証に成功しました。
本技術を用いることで当社グループは今後、30TB(テラ バイト)を超える大容量ニアラインHDDの早期の実用化を 目指します。当社グループは、「MAMR」技術による現行 のニアラインHDDの容量拡大に向けた開発を継続するとと もに、次世代記録技術の開発も並行して進めることで、広範 なストレージニーズに対応していきます。
(※2)MAS-MAMR:Microwave Assisted Switching Microwave Assisted Magnetic Recordingの略。
3 マルチビームマスク描画装置の出荷開始
マルチビームマスク描画装置(MBM™-2000)
㈱ニューフレアテクノロジーが電子ビームマスク描画装置 の次世代機となるマルチビームマスク描画装置の出荷を開始 しました。今後、アジア・北米への出荷台数を拡大し、
2023年度の世界シェア50%を目指します。
電子ビームマスク描画装置は、半導体の回路パターンを転 写する原版となるフォトマスクを製造する装置です。フォト マスクには微細な回路パターンが刻まれており、それを半導 体の材料であるウエハーに露光・転写することによって、ウ エハー上に回路を形成します。
データ社会の進化に伴い、情報のデジタル化を牽引する先 端微細化半導体の需要が拡大しています。微細化の進展によ りフォトマスク上の回路パターンのデータ量は劇的に増大 し、1本のビームでフォトマスク上に回路パターンを描画す る従来のシングルビームマスク描画装置では描画に時間がか かることが課題となっています。㈱ニューフレアテクノロジ ーのマルチビームマスク描画装置は、シングルビームマスク 描画装置で培った描画要素技術に独自技術を組み合わせるこ とで、26万本のビームを高速・高精度に制御して描画する ことができ、高い生産効率と信頼性を実現しています。
情報のデジタル化により需要が高まる先端微細化半導体の 市場規模は拡大しており、今後、電子ビームマスク描画装置 の新規需要は増加することが予想されます。㈱ニューフレア テクノロジーは長年にわたって培ってきた顧客とのつなが り・技術力などを生かし、最先端の電子ビームマスク描画装 置を提供することで、半導体産業と人類、社会の発展に貢献 していきます。
9
事業報告 デジタルソリューション
デジタルソリューション
6 %
売上高構成比
200 400 800
0 0
2,000 4,000
600 6,000
8,000
2,524 168
2019
2,217199 2020
2,306244 2021
売上高/営業損益
■ 営業損益(単位:億円)
■ 売上高(単位:億円)
(年度)
主要な事業内容
( 2022年3月31日現在 )■
●デジタルソリューションサービス
事 業 概 況
1 量子暗号通信(QKD)をグローバルに展開 全体的に前年より伸びていますが、中でも官公庁向けシス テム案件の伸びが大きく、部門全体として増収になりまし た。
損益面では、増収の影響等により、部門全体として増益に なりました。
技術の進歩によりデータ量が爆発的に増加している現代社 会において、機密情報の安全な通信は喫緊の課題です。当社 グループは、個人、企業、国家の情報を守るために、20年 以上の長きにわたって量子暗号通信技術を研究・開発してお り、世界1位の関連特許数を有しています。
量子暗号通信(Quantum Key Distribution: QKD)は、
重要な機密データを保護するための暗号鍵を配信するために 使用されます。量子暗号通信では、暗号鍵を、光ファイバー 上で光子(光の粒子)に乗せて伝送します。光子が何かに触 れると、必ず状態が変化するという量子力学的な性質を利用 して、第三者による暗号鍵の盗聴を確実に検知することが可 能です。暗号鍵の盗聴が検知された時点で、その暗号鍵を自 動的に無効にして新しく暗号鍵を作り直すため、理論上暗号 鍵の盗聴は不可能です。この量子暗号通信を導入すること
QKDシステム
で、サイバー攻撃の脅威からデータ通信基盤を保護し、デー タ通信を安全に行うことができるようになります。
当社グループは、日本のほか、米国、英国、シンガポー ル、韓国において、量子暗号通信の産業界への早期展開を目 指し、関連業界とのパートナーシップを確立、実証実験を重 ねています。2021年8月には、シンガポールSpeQtral社と の協業を発表、同年10月には、英国BT社と世界初の量子暗 号通信の商用向けメトロネットワークを共同で構築し、実証 実験を開始することを発表しました。2022年2月には、米 国JPモルガン・チェース社及びシエナ社と、米国で初めて金 融アプリケーションの実行基盤で実証実験を行い、量子暗号 通信の実用性を実証しています。さらに2022年3月から は、韓国KT社と、量子暗号通信の実証プロジェクトを共同 で実施しています。当社グループは、これらの協業を通じ て、量子暗号通信のグローバル展開を加速していきます。
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事業報告
デジタルソリューション
2 「IoTの民主化」を掲げるコミュニティ「ifLink オープンコミュニティ」で、企業等の連携による エコシステム創出と社会課題の解決を推進 東芝 デジタルソリューションズ ㈱ は 、 誰 でも 簡単 に IoT(Internet of Things)サービスをつくりあげることが できる共創型IoTプラットフォーム 「ifLink®プラットフォ ーム」をオープン化して、多くのソリューション創出を促進 するコミュニティ活動を推進しています。
ifLink®とは、市販のさまざまなIoT機器(インターネット に接続可能なセンサー、IT家電、ロボット等)やWebサー ビスをプログラミング開発なしで組み合わせることで、誰で も簡単にIoTサービスを作成し、利用、提供することができ るIoTプラットフォームです。新しいサービスやソリューシ ョンを、様々な参加者の連携によるエコシステムで素早く生 み出すため、ifLink®をオープン化し、2020年には㈱東芝や 東芝デジタルソリューションズ㈱が中心となって、一般社団 法人ifLinkオープンコミュニティを設立しました。100社以 上の企業、学校、団体が参加して、自主的にIoT製品やWeb サービスの相互連携、アイデアの発想、試作、商用化を進め ています。その活動から、2021年には、新型コロナウイル ス感染症対策ソリューションとして、CO₂濃度モニタリン グ サ ー ビ ス (ClosedBuster™ ※ ) が 生 ま れ ま し た 。 ClosedBuster™は、CO₂濃度を計測することで、店舗や施 設の密閉状態を検知して可視化、通知、対処を行い、新型コ ロナウイルス感染症の感染・蔓延を防止するもので、大手レ ストランチェーンなどで活用されています。この活動は、企 業が連携して新型コロナウイルス感染症対策に取り組んだ事 例として高く評価され、複数の団体から表彰されました。ま た、ifLink®を使った発想~試作の手法は、高校でのデジタ ルトランスフォーメーション(DX)教育カリキュラムの一 部としても取り入れが検討されています。これからも、企業 や学校が連携するコミュニティ活動で、さまざまな社会課題 の解決や人材育成に取り組んでいきます。
3 中部東芝エンジニアリング㈱の株式譲渡について 東芝デジタルソリューションズ㈱は、キオクシアホールデ ィングス㈱と、当社の連結子会社である中部東芝エンジニア リング㈱の発行済株式のすべてを、キオクシア㈱に譲渡する ことに合意し、キオクシアホールディングス㈱との間で株式 譲渡契約を締結しました。
中部東芝エンジニアリング㈱は、半導体に関する開発、設 計、製造のエンジニアリング業務及び半導体システム開発、
運用、保守などの事業を行っています。今後、半導体開発や システム運用が高度化していく中で、中部東芝エンジニアリ ング㈱にとって、キオクシア㈱と一体となって業務に取り組 むことが最適であるとの判断で今回の株式譲渡契約締結に至 りました。
(※) ClosedBuster™は株式会社WDSの製品です。
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事業報告 その他
その他
6 %
売上高構成比
2,000 8,000
0 6,000
-2,000 -1,000 0 1,000 3,000
4,000 2,000
4,000
3,215
2019
△298 2,475
2020
△202
2,165
2021
△528
売上高/営業損益
■ 営業損益(単位:億円)
■ 売上高(単位:億円)
(年度)
■
●電池等
主要な事業内容
( 2022年3月31日現在 )事 業 概 況
高入出力性能と高エネルギー密度を両立したセル
「20Ah-HPセル」を新発売
スタフ部門傘下の子会社の株式を譲渡し、連結除外した影 響などで減収になり、部門全体として減収になりました。
当社は、「高入出力タイプセル」と「大容量タイプセル」
の2種類のラインアップで展開しているリチウムイオン二次 電池「SCiB™」の新製品として、両タイプのいいとこ取り を実現した「20Ah-HPセル」の受注を2022年1月に開始し ました。 リチウムイオン二次電池において、エネルギー密度と入出 力性能は、一般的に両立が難しく、持久力を示すエネルギー 密度が高まれば、例えば電気自動車であれば航続距離が伸び ますが、一方で、瞬発力を示す入出力性能が下がり、急速充 電などの急峻なエネルギーの出し入れが必要な場面での使用 が難しくなります。
「20Ah-HPセル」は、「大容量タイプセル」製品の1つで ある「20Ahセル」のエネルギー密度を維持したまま内部抵 抗を40%低減することに成功し、「20Ahセル」と比較して 約1.7倍の入力性能と約1.6倍の出力性能を実現しました。
内部抵抗の低減により、大電流を通電した際の発熱が抑制さ れ、冷却システムの簡素化・低コスト化も実現できます。ま
た、「SCiB™」は他の蓄電池と比べて利用可能な容量範囲
20Ah-HPセルが大きいことが特徴でしたが、「20Ah-HPセル」は過電圧 が小さくなったことでより幅広い容量範囲の利用が可能とな ります。さらに、従来の「大容量タイプセル」と同じサイズ のまま入出力性能を向上させているため、現行の「大容量タ イプセル」を用いた製品設計図をそのまま流用することがで きます。 「20Ah-HPセル」は、高入出力性能と高エネルギー密度 を両立することで「SCiB™」の適用範囲を拡大し、車載用 途にとどまらず、製造・物流システム、港湾・建築、船舶、
都市交通、定置用など、幅広い分野で活用されることが期待 されます。当社は、今後も自動車をはじめ、産業機器、蓄電 池システムなど様々な用途向けにリチウムイオン二次電池
「SCiB™」事業を積極的に展開し、カーボンニュートラル 社会の実現に貢献していきます。
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事業報告 当社のデジタルトランスフォーメーション(DX)の取組み
当社のデジタルトランスフォーメーションの取組み
当社の「みんなのDX」とは
当社 グループは 、 「 世界有数 のCPS(Cyber-Physical Systems:現実世界のデータをサイバー空間で分析し、活用 しやすい情報や知識としてフィードバックすることで価値を 創造する)テクノロジー企業」になることを目指し、全社一 丸となってデジタルトランスフォーメーション(DX)に取 り組んでいます。当社の「みんなのDX」は、「既存事業の CPS化」と「新規CPS事業の創出」を目的とした取り組みで す。従業員のアイデアを共有するための「みんなのDX事業 仮説発表会」の開催、オープンイノベーションによる社外連 携、CPSファンドなどの施策を、各主要事業会社や関連部門 と連携して展開しています。
みんなのDX事業仮説発表会
CPSの事業の種を発掘する場、そしてデジタル文化を実装 し人材を育成する場として、東芝グループの従業員が自らの アイデアを短時間のプレゼンテーション形式(ピッチ形式)
で発表する、「みんなのDX事業仮説発表会」を開催してい ます。発表されたアイデアは、各主要事業会社とのディスカ ッションを経て、「戦略発表会」にて各主要事業会社の今後 の取り組み方針として発表、事業部門での事業化検討に入り ます。2019年2月のスタートからこれまでに4回開催し、そ の中から50を超えるテーマが各主要事業会社事業部の正式 なプロジェクトとなって推進されています。
オープンイノベーションによる社外連携
新たな収益源の開拓やアイデアの拡大・転換、アセット
(金融資産にとどまらない会社で保有する技術や人材なども 含めた資産、強み)価値の再定義による事業創出を目的に、
社外連携を積極的に進めていることも「みんなのDX」の特 徴です。2020年4月以降、毎年公募型アクセラレータープ ログラム「Toshiba OPEN INNOVATION PROGRAM」
を開催し、採択されたスタートアップ企業と共に協業検討を
進めています。また、シリコンバレー発のイノベーションプ ラットフォーム「Plug and Play Japan」とも連携し、スタ ートアップ企業との接点を増やして、共創活動に積極的に取 り組んでいます。外部との共創を通して、当社とは異なる視 点での多様な意見を取り入れることで、既存・特定マーケッ トの枠を超えたビジネスモデル創造の可能性を追求していま す。
CPSファンド
CPSの事業化加速を目的に、各プロジェクトに投資する CPSファンドを運営しています。CPSファンドは、デジタル ビジネスモデルの創出活動に対して投資する社内ファンド で、市場仮説検証や概念実証(PoC: Proof of Concept)な どを実施するために活用されています。
ビジネス創出の実践・事業化推進
「みんなのDX事業仮説発表会」やオープンイノベーショ ンによる社外連携など、DX活動から生まれたテーマについ て、事業会社・パートナー企業と共に事業戦略・ビジネスモ デルの作成などを実施し、事業化を推進していきます。これ までにデータ事業を行う東芝データ㈱の設立や、既存のハー ドウェア製品を活用した従量課金・サブスクリプションサー ビスの展開など、具体的な成果も生まれています。
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事業報告 当社グループのSDGsへの取組みについて
SDGsへの取組について
① 当社グループとSDGsについて
「東芝グループ経営理念」では、「人と、地球の、明日 のために。」を主文として掲げています。これは、当社グ ループが事業を通じて社会の発展に貢献していくという信 念を明示したものであり、持続可能な社会の実現をめざす SDGsの方向性に合致しています。複雑化・深刻化する社 会課題に、当社グループは培ってきた発想力と技術力を結 集して立ち向かい、新しい未来を始動させていきます。
② 企業活動を通じたSDGs達成への貢献
当社グループは、2018年に企業活動を通して貢献でき るSDGsのゴールを特定し、事業計画に含めて取り組んで います。また2021年には、グループとして取り組むべき マテリアリティに、SDGsを始めとした社会課題の視点を 取り入れ、再特定しました。
当社グループでは、企業活動を通じて社会課題の解決に 積極的にかかわり、貢献していきます。
③ 気候変動への対応
SDGsが示すさまざまな課題のなかでも、気候変動が社 会に与えるインパクトは年々深刻化しており、将来世代の 安心・安全な生活が脅かされています。そのような状況の なか、企業にも迅速かつ積極的な対応が求められていま す。
当社グループでは気候変動への対応を最も重要な経営課 題の一つと認識しており、2050年度までに当社グループ のバリューチェーン全体でカーボンニュートラルをめざす とともに、その通過点として、2030年度までに温室効果 ガス排出量を70%削減(2019年度比)することを目標と します。
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事業報告
経営成績の推移
(注) 1.当社は、会社法施行規則第120条第2項の規定により、連結計算書類に基づき当社グループの事業の状況に関する事項を記載しています。
2.連結計算書類は、会社計算規則第120条の3の規定により、米国会計基準に準拠して作成しています。但し、当社グループの営業損益は、売上高から 売上原価、販売費及び一般管理費並びにのれん減損損失を控除して算出したものであり、経営資源の配分の決定及び業績の検討のため、定期的に評 価を行う対象となる損益を示しています。訴訟和解費用等は、当社グループの営業損益には含まれていません。
3.米国会計基準における「当社株主に帰属する当期純損益」を当期純損益として表示しています。
4.WECグループにおける原子力事業及びメモリ事業は、Accounting Standards Codification 205-20「財務諸表の表示-非継続事業」に従い、連 結損益計算書上非継続事業として取り扱われるため、売上高、営業損益、継続事業税引前損益にはこれらの事業に係る経営成績は含まれていませ ん。当社グループの当期純損益は、継続事業税引前損益にこれらの事業に係る経営成績を加減して算出されています。また、連結貸借対照表上も非 継続事業として取り扱われるため、区別して表示しています。
5.「世界初」、「国内初」、「世界最高」等の記載については、特に断りのない限り、発表又は発売時点において当社グループが調査した情報に基づいて います。
0 15,000 30,000 45,000
0 12,000
6,000
600 1,200 1,800
-6,000
2018 2018 2018
36,935
354
2019 33,899
2019 1,305
10,133
△1,146 2019
(年度) (年度) (年度)
2020 30,544
2020 1,044
1,140
2021 2020 33,370
2021 1,589
1,947
0 2021
経営成績の推移(連結)
営業損益 (単位:億円)
売上高 (単位:億円) 当期純損益 (単位:億円)
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事業報告
当社グループの今後の経営方針
(2) 当社グループの今後の経営方針(対処すべき課題)
◎株主価値の向上に関して
当社及び当社株主の最善の利益のために行動することが 当社取締役会の責任であり、最も重要であると認識してお ります。
当社は潜在的な投資家やスポンサーとのエンゲージメント と戦略的選択肢の検討を行うため、2022年4月、すべての 委員が当社から独立した社外取締役で構成されている特別委 員会を設置しました。
潜在的な投資家及びスポンサーとの協議は経営陣主導で行 われるものとし、既に協議を開始しています。特別委員会 は、事前に方針を確認し、適時にその状況の報告を受け、重 要な局面で意見を述べることにより、経営陣とともに交渉に 関与するものとしています。また、特別委員会は、提案やス トラクチャーの比較を徹底的に行い、株主を含むあらゆるス テークホルダーにとって最良の非公開化その他の選択肢に関 する提案を特定します。
◎当社グループの目指す姿
当社グループは、「人と、地球の、明日のために。」と いうグループ経営理念に基づき、永年に亘り培ってきた社 会インフラから電子デバイスに至る幅広い事業領域の知見 や実績と、情報処理やデジタル・AI技術の強みを融合し、
今後も新たな製品、サービスやソリューションの創出と提 供を通じて、社会課題を解決し、社会のさらなる発展に貢 献していく方針です。
当社グループの企業価値の最大化を目指して各種の施策 を立案し、2022年度中に中期経営計画を発表する予定で す。
◎ガバナンス強化委員会による提言
当社では、2021年3月18日開催の臨時株主総会におい て選任された調査者による2020年7月31日開催の第181 期定時株主総会が公正に運営されたか否か(決議が適正・公 正に行われたか否かを含む)についての調査が行われ、
2021年6月、当該調査の結果を記載した調査報告書を公表 致しました。当該調査報告書において、コーポレートガバ ナンス・コードの規定に照らして2020年7月31日開催の 第181期定時株主総会が公正に運営されたものとは言えな いという指摘を調査者から受けました。当社としては、か かる指摘を真摯に受け止め、外部の第三者の参画も得て、
いわゆる「圧力問題」について、客観的、透明性のある徹 底した真因、真相の究明を行い責任の所在の明確化、再発 防止策等をとりまとめることとし、ガバナンス強化委員会 を設置して、同委員会に対し真因の究明、責任の所在の明 確化、再発防止策の策定に向けた提言を委嘱し、同委員会 から、2021年11月12日、調査報告書を受領しました。
当社は、委員会報告書の提言等を踏まえ、取締役会及び 執行側において議論を行い、株主との健全な信頼関係の構 築、行政庁に過度に依存する体質の改善、コーポレート・
ガバナンスの再構築、「正しいトーン・アット・ザ・トッ プ」の実践を中心とした再発防止策を策定致しました。当 社は、これらの再発防止策を具体化し、実行していくとと もに、当社の取締役や執行役を始めとしたトップマネージ メントが、「正しいトーン・アット・ザ・トップ」の姿勢 を将来にわたって変わらず示し続けることで、今回棄損さ れた株主を始めとするステークホルダーの皆様の信頼を一 日でも早く回復できるよう、努力を続けてまいります。
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事業報告
当社グループの今後の経営方針
◎気候変動
当社グループは気候変動による影響を重要なリスクと捉 え て お り 、 「 気 候 関 連 財 務 情 報 開 示 タ ス ク フ ォ ー ス (TCFD(注1))」の提言に沿って事業への影響の分析を行っ ています。自然災害による物理的リスクや、規制対応によ るコストの増加・技術面の対応遅れによる販売機会損失・
取り組みの遅れによる評判の下落などの移行リスクが想定 され、これらに対応するため体制や活動の強化に努めてい ます。一方で、脱炭素エネルギー技術や省エネ製品・サー ビスなどの需要拡大を機会と捉え、カーボンニュートラル を事業戦略のひとつとして、再生可能エネルギー関連事業 などの展開を進めています。なお、経営に影響を及ぼす重 要な気候変動関連の課題については、社長を委員長とする サステナビリティ戦略委員会で議論し、取締役会に報告す る体制を構築しています。
当社グループにおける気候変動への対応としては、「環 境未来ビジョン2050」において、2050年度までにバリュ ーチェーン全体でカーボンニュートラルを目指すととも に 、2030年度 までに 温室効果 ガス 排出量 を70%削減
(2019年度比)することを新たな目標としています。な お、2030年度の削減目標については、パリ協定に整合する
「 科学的 な 根拠 に 基 づいた 目標 」 として2020年度 に SBT(注2)の認定を取得しています。
現在は2023年度までの具体的な活動計画「第7次環境ア クションプラン」を推進し、事業活動と製品・サービスの 両面における温室効果ガスの排出抑制を進めています。事 業活動においては、2023年度に温室効果ガスの総排出量を
104万t-CO2に抑え、エネルギー起源CO2排出量原単位 を前年度基準で毎年1%改善することを目指します。また製 品・サービスにおいては、再生可能エネルギーや省エネ性 能の高い製品・サービスの開発・提供を進め、2023年度に エネルギー供給時の温室効果ガス排出量(注3)を13.6%削
減(2019年度基準)、再生可能エネルギー導入による温室 効果ガスの削減貢献量を4,300万t-CO2(2021年度からの 累計)、製品使用時の温室効果ガスの削減貢献量(注4)を 8,400万t-CO2(2021年度からの累計)とすることを目指 します。
(注1) Task Force on Climate-related Financial Disclosures
(注2) Science Based Targets
(注3) 対象は火力発電など、エネルギー供給にかかわる製 品・サービス
(注4) 対象は社会インフラ製品など、エネルギー消費にかか わる製品・サービス
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事業報告
当社グループの損益及び財産の状況の推移
2 当社グループの損益及び財産の状況の推移
区 分 第180期 第181期 第182期 第183期(当期)
2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
売 上 高(億円) 36,935 33,899 30,544 33,370
当 期 純 損 益(億円) 10,133 △1,146 1,140 1,947
1 株 当 た り 当 期 純 損 益 1,641円85銭 △236円39銭 251円25銭 442円05銭
総 資 産(億円) 42,973 33,834 35,006 37,345
区 分 第180期 第181期 第182期 第183期(当期)
2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
売 上 高(億円) 458 750 744 864
当 期 純 損 益(億円) 12,789 67 1,012 876
1 株 当 た り 当 期 純 損 益 2,072円30銭 13円87銭 222円99銭 199円02銭
総 資 産(億円) 20,686 14,612 17,250 16,401
(1) 当社グループ(連結)
(注) 米国会計基準における「当社株主に帰属する当期純損益」を当期純損益として表示しています。
(2) 当 社(単独)
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事業報告
当社の剰余金の配当等の決定権限の行使に関する方針
3 当社の剰余金の配当等の決定権限の行使に関する方針
当社は、平均連結配当性向30%(注)以上の実現を基本とし、適正資本水準を超える部分については、自己株式取得を含む株 主還元の対象とします。なお、適正資本水準は定期的に取締役会の検証を受けるものとします。
キオクシアホールディングス㈱株式については、株主価値の最大化を図りつつ、実務上可能な限り速やかに現金化し、その手 取金純額を適用法令の範囲内で全額株主還元に充当します。
今後、一層の株主還元の促進と当社の長期的な企業価値の向上を目的として、継続的な資本配分の改善のため、適切なレバレ ッジの活用を図ると共に、事業戦略や事業環境の変化を踏まえて適正資本水準の評価の見直しを適宜行ってまいります。
当期の剰余金の配当については、2021年6月30日を基準日とする特別配当として、1株につき110円の配当を2021年8月 に実施し、2021年9月30日を基準日とする配当(中間)として、1株につき40円の配当を2021年12月に実施し、2022年3月31 日を基準日とする配当(期末)として、1株につき70円の配当を実施することを決定しました。これにより年間の剰余金の配当を 220円としました。
また、前期(2020年度)決算の結果と当期(2021年度)の業績見通しを踏まえ、適正資本水準を検証した結果、約1,500億円が 当該適正資本水準を超えるものと取締役会として確認したことから、追加の株主還元を実施することとし、上に述べた特別配当 において配当した500億円に加え、2021年6月7日、取得金額の上限を1,000億円、取得株式数の上限を27,000,000株、取 得期間を2021年6月8日から2021年12月31日までとする自己株式の取得を決議し、当該決議に基づき、21,307,600株の自 己株式を99,999,952,571円で取得しました。
(注)当面の間、キオクシアホールディングス㈱にかかる持分法投資損益は、本方針の対象外とします。
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事業報告
重要な当社グループ会社の状況
4 重要な当社グループ会社の状況
2022年3月31日現在部 門 会社名 資本金 議決権
比率 主要な事業内容 所在地
エネルギーシ ステムソリュ ー シ ョ ン
東 芝 エ ネ ル ギ ー シ ス テ ム ズ ㈱ 22,602百万円 100.0% エネルギー事業関連の製品・システムの開発、製造、販
売、サービス 川崎市
東 芝 プ ラ ン ト シ ス テ ム ㈱ 11,876百万円 100.0 発電システム、社会・産業システムのエンジニアリン
グ、施工、試験、調整、保守、サービス 川崎市 インフラシス
テムソリュー
シ ョ ン 東 芝 イ ン フ ラ シ ス テ ム ズ ㈱ 10,000百万円 100.0 社会インフラ事業関連の製品・システムの開発、製造、
販売、サービス 川崎市
ビ ル
ソリューション
東 芝 エ レ ベ ー タ ㈱ 21,407百万円 80.0 昇降機の開発、販売、設計、製造、据付、保守、改 修、リニューアル及びビルファシリティ―関連施設工
事・サービス 川崎市
東 芝 キ ヤ リ ア ㈱ 11,510百万円 60.0 業務用空調機器、換気機器、要冷機器、
コンプレッサーの開発、設計、販売、サービス 川崎市 東 芝 ラ イ テ ッ ク ㈱ 6,000百万円 99.9 一般照明、産業光源の開発、製造、販売、サービス 神奈川県
横須賀市 リテール&プリン
ティングソリュー
シ ョ ン 東 芝 テ ッ ク ㈱ 39,970百万円 52.4 流通・事務用機器の開発、設計、製造、販売、保守 東京都 品川区 デバイス&ス
トレージソリ
ュ ー シ ョ ン 東 芝 デ バ イ ス & ス ト レ ー ジ ㈱ 10,000百万円 100.0 ディスクリート半導体、アナログ半導体、ロジック半導 体、HDD及び関連製品の開発、製造、販売事業並びにそ の関連事業
東京都港区
デジタルソリ
ュ ー シ ョ ン 東 芝 デ ジ タ ル ソ リ ュ ー シ ョ ン ズ ㈱ 23,500百万円 100.0 システムインテグレーション及びⅠoT/AIを活用
したICTソリューションの開発、製造、販売 川崎市
そ の 他
東 芝 ア メ リ カ 社 1,884米ドル 100.0 米州地域総括会社、持株会社 米国
東 芝 中 国 社 249,362千元 100.0 中国・東アジア地域総括会社 中国
東 芝 欧 州 社 千スターリングポンド12,532 100.0 欧州・中東・アフリカ地域総括会社 英国
東 芝 ア ジ ア ・ パ シ フ ィ ッ ク 社 千シンガポールドル6,784 100.0 アジア・太洋州地域総括会社 シンガポール (注) 1.上記を含む米国会計基準に基づく連結子会社は282社、持分法適用会社は134社です。重要な持分法適用会社には、キオクシアホールディングス㈱、
ウイングアーク1st㈱があります。
2.東芝デバイス&ストレージ㈱の登記上の本店は東京都港区ですが、本社は川崎市です。
3.議決権比率は、間接所有を含んでいます。
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事業報告
当社の株式及び新株予約権の状況
5 当社の株式及び新株予約権の状況
2022年3月31日現在(1) 発行可能株式総数 1,000,000,000株
(2) 発行済株式の総数 433,137,955株
(注)1. 2021年6月、取得金額の上限を1,000億円、取得株式数の上限を27,000,000株、取得期間を2021年6月8 日から2021年12月31日までとする自己株式の取得を決議し、2021年9月9日(約定ベース)までに 21,307,600株を取得しました。取得した自己株式については、一定以上の自己株式は適宜消却を行うことと していたことから、2021年9月、22,280,690株を消却し、この結果、発行済株式の総数が減少しました。
2. 2022年3月、株式報酬等の付与を目的とする新株式の発行を行った結果、137,955株増加しました。
(3) 株 主 総 数 228,187名
株主名 所有株式数 持株比率
日 本 マ ス タ ー ト ラ ス ト 信 託 銀 行 ㈱ ( 信 託 口 ) 49,973千株 11.6% SUNTERA (CAYMAN) LIMITED AS TRUSTEE OF ECM
M A S T E R F U N D 20,000 4.6
C H I N O O K H O L D I N G S L T D 15,392 3.6
㈱ 日 本 カ ス ト デ ィ 銀 行 ( 信 託 口 ) 15,300 3.5
3 D I N V E S T M E N T V A L U E M A S T E R F U N D 14,623 3.4 B C S L C L I E N T R E B B P L C N Y B R 12,569 2.9
第 一 生 命 保 険 ㈱ 11,515 2.7
日 本 生 命 保 険 相 互 会 社 11,035 2.6
G O L D M A N S A C H S I N T E R N A T I O N A L 11,003 2.5 M S I P C L I E N T S E C U R I T I E S 10,683 2.5
会社名 保有株券等の数(千株) 株券等保有割合(%)
ファラロン・キャピタル・マネジメント・エルエルシー 138,475 2.12
チヌーク・ホールディングス・リミテッド 211,923 3.25
合計 350,398 5.37
(4) 大 株 主
(注) 1.上記大株主の表の持株比率は発行済株式の総数から自己株式数を控除して計算しています。
2.2018年6月1日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書に関する変更報告書において、ファラロン・キャピタル・マネジメント・エルエルシ ー及びチヌーク・ホールディングス・リミテッドが、2018年6月1日現在、以下のとおり共同で350,398千株(株券等保有割合5.37%)を保有して いる旨が記載されていますが、当社としては当事業年度末現在におけるファラロン・キャピタル・マネジメント・エルエルシー及びチヌーク・ホー ルディングス・リミテッドの実質保有株式数の確認ができないため、ファラロン・キャピタル・マネジメント・エルエルシーについては、上記表に 含めておらず、チヌーク・ホールディングス・リミテッドについては、株主名簿の記載内容に基づいて記載しています。なお、本注における株式数 は2018年10月の株式併合前の株式数となります。
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