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(1)

高い耐久性を持つ加硫ゴム系シート防水システム

トーヨーシートエキストラ

(2)

私たちは、建築防水の分野において、

ゴムを素材としたベストソリューションを提供し、

人と社会に求められる企業でありつづけます。

目 次

●トーヨーシートエキストラの歩み 1 ●トーヨーシートエキストラの材質 1 ●トーヨーシートエキストラの特長 2 ●トーヨーシートエキストラ製品一覧表 3 ●トーヨーシートエキストラ防水工法仕様一覧表 4 ●工法解説  非歩行露出工法 5  非歩行露出脱気工法 7  軽歩行露出工法/歩行押え(断熱)工法 8  断熱工法 9  2層防水/ウレタン塗膜防水複合工法 10 ●施工解説  特殊な下地・形状の屋根の納まり 11  公共建設工事・公共建築改修工事標準仕様書 12  公共建築改修工事標準仕様書 3章1節並びに2節抜粋 13  接着工法施工手順 14  トーヨーDS工法施工手順 16  トーヨーシートエキストラの標準納まり例 18 ●設計解説  設計上のポイント 22  寒冷地のポイント 23  トーヨーシートエキストラの接着性能 24  断熱工法について 25 ●シート材料解説  トーヨーシートエキストラの種類 26  トーヨーシートエキストラの性能 28  トーヨーシートエキストラの耐久性 29 ●副資材解説  副資材一覧表 30  下地調整材 31  プライマー 32  接着剤・テープ状シール材・不定形シール材 33  仕上塗料 34  成型品 35  脱気装置 36  押え金物・笠木 37 ●工具一覧 38 ●取扱い上の注意 39 ●防水層維持管理上のお願い 41

(3)

加硫とは: 弾性体とは: 非加硫状態 未加硫状態 加硫ゴム 加硫状態 加硫剤 混合 加熱 架橋点 ポリマー ポリマー ポリマー ポリマー ポリマー ポリマー 外力をはずすと 外力を加えると 伸びる (荷重) すぐに元に戻る EPDMとは ( CH2−CH2 ) ( CH2−CH ) ( X )    CH3  の化学記号で表されるエチレンプロピレンゴム  (Ethylene-Propylene-Diene Rubber)の略称です。 IIRとは          CH3 CH2 − C CH2 − C = CH − CH2  CH3        CH3            m       n の化学記号で表されるイソブチレンイソプレンゴム (Isobutylene-Isoprene Rubber)の略称です。 トーヨーシートエキストラは、耐久性に優れたEPDMを主成分とする加硫ゴムシートと、気密性に優れたブチルゴム(IIR) を主成分とするテープ状シール材を組み合せた防水工法です ゴムに硫黄などの加硫剤や加硫促進剤を配合し、熱処理等を おこなうことにより、ゴムの分子同士が架橋反応し、網目状の 化学結合が生じることをいいます。 自然加硫とは、特に熱処理することなく自然状態で、加硫と 同様の架橋反応が起きることです。 ゴムは加硫するとゴム弾性が生じ、強度が増大します。 東洋ゴムグループでは1957年にシート防水材を上市し、シート防水の先駆者として、累計150百万㎡を市場に 送り出してきました(2010年現在)。  「トーヨーシートエキストラ」の名称で広く市場に浸透し、最高の品質との評価をいただいています。 今後も、私どもはシート防水材のトップメーカーとして、防水市場の主力を担っていきます。 1957年 (S32) 西独BASF社よりイソブチレンシートを防水シートとして輸入開始 1961年 (S36) イソブチレンシートを国産化「レオパノール」生産開始 1962年 (S37) ブチルゴムを主成分とする防水シート「トーヨーシート」の生産開始 1967年 (S42) *EPDMを主成分とする「トーヨーシートエキストラ」を開発 1969年 (S44) 日本工業規格JIS A 6008「合成高分子ルーフィング」制定 1970年 (S45) *合成高分子ルーフィング懇話会(現 合成高分子ルーフィング工業会 略称KRK)発足 1971年 (S46) 西日本トーヨーシート工業会設立 加硫ゴム広幅シート「トーヨー土木用シート」の開発 1972年 (S47) 日本建築学会建築工事標準仕様書JASS8「防水工事」制定 1974年 (S49) 東日本トーヨーシート工業会設立 1976年 (S51) トーヨーシート防水工業会が発足(東西を合併、1987年にトーヨー防水工業会に発展) シート防水工事業団体連合会発足(1990年に発展的解消) 1977年 (S52) 労働省認定技能検定「シート防水技能士」誕生 1978年 (S53) 自着層付シート「TS-L」の開発 1981年 (S56) カラーシート「TS-CL」の開発 1984年 (S59) 断熱材積層シート「TS-DPE」;フクレ防止シート「TS-2WS」の開発 ポリウレタンフォームを用いた断熱工法「DS工法」の開発 1991年 (H 3) のり付きシート「TS-SN」、ウレタン複合防水工法「RP工法」の開発 *社団法人全国防水工事業協会設立 1992年 (H 4) クロロスルフォン化ポリエチレン(CSM)を用いた機械的固定工法の開発 1995年 (H 7) 加硫ゴムシートを用いた機械的固定工法「MF-R工法」の開発 2007年 (H19) 熱融着タイプ加硫ゴムシートを用いた機械的固定工法「RHP工法」の開発 ※ EPDMとは…エチレンプロピレンゴム(Ethylene-Propylene-Diene Rubber)の略称です。 ※ 青字は防水業界の出来事です。弊社はKRKの会員および社団法人全国防水工事業協会の賛助会員です。 加硫とは

トーヨーシートエキストラの歩み

トーヨーシートエキストラの材質

n m 1

(4)

2

トーヨーシートエキストラの特長

環境にやさしい

トーヨーシートエキストラの防水工法は、工場で一定の寸法のシート状に形成した防水シートを接着剤を用いて下地に張り付ける 工法です。均一な厚さと材質の防水層を形成するので、信頼性が高く、さまざまな機能を付加できます。 トーヨーシートエキストラは成分に塩素を含まないので、焼却処分をしてもダイオキシンの発 生原因となりません。 環境ホルモンの原因となる可塑剤も含まないので、環境負荷を低減し、生態系に影響を及ぼし ません。

耐久性

トーヨーシートエキストラは、耐久性に優れたEPDMが主成分です。 オゾンや紫外線に強く、広い温度範囲にわたり物性が安定しています。 引張強さ・伸び特性が大きく、亀裂追従性に優れるので、下地への適応も広い素材です。

カラフル

トーヨーシートエキストラは、EPDMのカラーゴムを加硫一体化したカラフルなシートや、ペ イントでお好みの色に仕上げるシートがあります。 ペイント仕上げは、水性エマルション系または溶剤系塗料によって自由な着色ができ、外壁材 と意匠性を合わせたり、特注色を用いることにより、顧客ニーズに対応することができます。

軽 量

トーヨーシートエキストラは、塩化ビニル系シート防水工法と比較して軽量で柔軟性がありま す。 設計の自由度が高まり、異形屋根にも施工ができます。 かぶせ方式で改修施工ができるので、廃材が少なく、荷重負担もわずかで済みます。

軽歩行

トーヨーシートエキストラは、SDフロアコートで仕上げて軽歩行にすることができます。保 護材料を敷設して防水層上を利用することもできます。

断 熱

トーヨーシートエキストラの商品シリーズには、ポリエチレンフォームを積層した断熱防水シー トがあります。 別張りでポリエチレンフォームを用いる工法や、ポリウレタンフォームを使うトーヨーDS工 法、ポリスチレンフォームを用いる露出工法や押え工法もできます。

脱 気

トーヨーシートエキストラの商品シリーズには、溝付きの通気層を積層したシートがあります。 また、トーヨーシートエキストラと通気テープを併用した工法もできます。 これらのシート及び通気テープを用いることにより、改修工事などの下地からの水分によるフ クレを軽減させることができます。

安 全

トーヨーシートエキストラは、火気を使用しない冷工法です。 施工時には悪臭や煤煙の発生がないため、改修工事に向いています。

(5)

加硫層 黒ゴム 粘着ゴム (0.7㎜) 加硫層 黒ゴム 非加硫層 (0.3㎜) 黒ゴム 加硫層 ポリエチレ ンフォーム (4.0㎜) 110㎜ 加硫層 カラーゴム (0.3㎜) 黒ゴム 黒ゴム 加硫層 特殊TPE (2.0㎜) 110㎜ 加硫層 黒ゴム 接着剤 加硫層 黒ゴム 3

トーヨーシートエキストラ製品一覧表

トーヨーシートエキストラは、現場の条件に合わせて、さまざまな種類・構造を持ったシートがあります。 ※総厚欄( )の厚みの製品は受注生産となります。シートの幅は全て 1200 ㎜になります。 ※TS−DPE の(5.0)、(5.5)、(6.0)㎜品は受注生産となり生産には Lot 数量があります。 ◎推奨:○使用可能:△条件付き使用可能  注) △は下記の条件とします。   ※1:SDフロアコート仕様      TS−CL は厚さ2.0㎜のみSDフロアコート無塗布で可   ※2:Vテープ仕様(T S −2WSおよびTS−DPEを除く)   ※3:GT テープ使用 ◎推奨:○使用可能     :△条件付き使用可能  注)△は下記の条件とします。   ※1:Vテープ仕様(TS−2WS およびTS−DPEを除く)   ※2:下地処理方法による   ※3:SDフロアコート仕様      TS−CLは厚さ2.0㎜のみ SDフロアコート無塗布で可

シート防水の各仕様適用表

シート防水の各下地適用表

品 種 TS−S TS−SN TS−CL TS−2WS TS−DPE TS−K TS−L TS−S TS−SN TS−CL TS−2WS TS−DPE TS−K TS−L TS−S TS−SN TS−CL TS−2WS TS−DPE TS−K TS−L 仕 様 露        出 屋        上 新     築 改修(かぶせ方式の場合) シート名 下地の種類 シート名 RC・PCa 非歩行 軽歩行※1 脱気※2 断熱 (押え工法のみ可) ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ ○ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ △ △ △ △ △ △ ○ ◎ △ △ △ ◎ ◎ △ △ △ ◎ ◎ △ △ △ ◎ ◎ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ ALC デッキ ゴムシート 押え ※1 塗膜 ※2 プレート※1 露 出 アスファルト 押え※3 (押え断熱) ベランダ バルコニー※3 均質シート 均質シート 複合シート (一般複合 タイプ) 汎用単層シート のり付きシート カラーシート (グリーン・グレー) フクレ防止用 AB シート 断熱材積層シート 非加硫層付きシート 粘着層付きシート 1.2 1.0 1.5 2.0 1.2 1.5 (2.0) 1.2 1.5 2.0 3.2 (5.0) 5.2 (6.0) (5.5) 1.3 1.7 16 32 27 21 28 23 21 28 32 21 28 14 46 48 33 39 35 39 10 20 10 20 15 10 20 10 10 20 15 10 20 15 総厚(㎜) 標準長さ(m) 重量(㎏) (JIS A 6008)JIS 規格品 特長・用途 構      造

(6)

4

トーヨーシートエキストラ工法フローチャート

トーヨーシートエキストラ防水工法仕様一覧表

トーヨーシートエキストラは、工法・下地の種類、適用に区分してシートの種別ごとに使い分けをします。 ※1 TS−CLは仕上材の必要がありません。  ※2   厚さ2.0㎜の場合のみ可能 工法記号の説明       使用するシートの種類 ○ ○ ○ □−**     目地処理の有無 5:非歩行露出工法   0:なし 6:軽歩行露出工法   5:あり 7:歩行押え(断熱)工法 8:断熱露出工法 オプション仕様 AQ:無溶剤(水性) HR:高反射(カバーペイントYTC) V :脱気(Vテープ) RC とは、鉄筋コンクリート(reinforced concrete) のことをいいます

ALC とは、軽量気泡コンクリート(autoclaved light weight concrete)のことをいいます。 PCa とは、プレキャストコンクリート(precast concrete)のことをいいます。 露   出 工        程 下地の確認・清掃 プライマーAD-12(R)塗布 目地処理 ポリエチレンフォームの位置決め(墨出し) アクメボンドAD-102塗布 ポリエチレンフォーム敷設張付け ソフランプライマーU-002T塗布 ポリウレタンフォームの位置決め(墨出し) ソフランボンド550塗布 ポリウレタンフォーム敷設張付け 役物回りの処理 トーヨーシートエキストラの位置決め(墨出し) アクメボンドAD-102塗布 トーヨーシートエキストラ敷設張付け シート端末処理 アクメボンドAD-008塗布 ポリスチレンフォーム敷設 保護仕上塗装 押え層打設 501 下地の種類 仕上材※1 適  用 KRK No TS−S TS−SN TS−CL TS−2WS TS−DPE TS−K TS−L RC RV-F101 501S 501SN 501CL 501AB 501K ペイント 非歩行 RC・ALC・PCa ペイント 非歩行 歩行 ALC・PCa RV-F102 551S 551SN 551CL 551AB 551K RC SDフロアコート 軽歩行 RV-F201 601S 601SN 601CL ※2 601K RV-F401 801S 801SN 801CL 801DPE 807S 807SN 807CL RC コンクリート 705S 705SN 705K 705L RC コンクリート/ 保護材 701S 701SN 701K 701L 断    熱 押   え ポリエチレンフォーム ポリウレタンフォーム ポリスチレンフォーム 551 601 701 705 801 807

(7)

トーヨーGテープ プライマーAD− 12(R) アクメボンドAD −102 TS−CL トーヨーGテープ トーヨーアルミアングル シーリング材 トーヨーGテープ シーリング材 プライマーAD−12(R) トーヨーGテープトーヨーGテープ アクメボンド AD−102 TS−SN トーヨーGテープ トーヨーアルミアングル シーリング材 カバーペイント シーリング材 トーヨーGテープ プライマーAD−12(R) トーヨーGテープ アクメボンドAD−102 TS−S トーヨーGテープ トーヨーアルミアングル シーリング材 カバーペイント シーリング材 5

非歩行露出工法

501S

501SN

501CL

比較的急勾配の屋根から変形屋根

に至る広範囲な屋根に向いている

標準的な工法です。

シート防水の基本として、防水層の

長期にわたる耐久性が実証されて

います。

※公共建築工事標準仕様書(S−F1)に適合する  工法です(但し、カバーペイントTCの塗布量は  0.25kg/㎡としてください。)。 ※シート厚2.0㎜の場合は軽歩行(601CL工法)が  可能となります。

工場であらかじめトーヨーシートエ

キストラTS-Sに接着剤を規定量

均 一に塗 布した糊 付きタイプの

シートを用いた標準的な工法です。

シート防水の基本として、防水層の

長期にわたる耐久性が実証されて

います。

耐摩耗性に優れたカラー層を持つ

トーヨーシートエキストラTS−CLを

用いて、現場での塗装仕上げを省

力化した工法です。

塗り替えの必要性がなく、メンテナ

ンス費用の低減にもつながります。

下地 1 2 3 4 5 標準量(/㎡)  0.2kg  0.2kg  0.2kg  34頁参照     R C プライマーAD-12(R) アクメボンドAD-102(下地) アクメボンドAD-102(シート) トーヨーシートエキストラTS-S カバーペイント 下地 1 2 3 4 標準量(/㎡)  0.2kg  0.2kg  34頁参照     R C プライマーAD-12(R) アクメボンドAD-102(下地) トーヨーシートエキストラTS-SN カバーペイント 下地 1 2 3 4 標準量(/㎡)  0.2kg  0.2kg  0.2kg     R C プライマーAD-12(R) アクメボンドAD-102(下地) アクメボンドAD-102(シート) トーヨーシートエキストラTS-CL

(8)

トーヨーGテープトーヨーGテープ アクメボンドAD−102 プライマーAD−12 TS−S トーヨーGテープ トーヨーアルミコ−ピング カバーペイント カバーペイント クラフトテープ シーリング材

非歩行露出工法

551S

ALC・PCa 板などの目地処理を

おこなって、下地の挙動変化に対

応できるようにした工法です。

※PCaおよび前処理をおこなったALCの場合、プライマー  AD-12(R)の標準塗布量は0.2kg/㎡となります。 ALCの短辺目地部にはクラフトテープを張り付けます。 ※公共建築工事標準仕様書(S−F1)に適合する  工法です(但し、カバーペイントTCの塗布量は  0.25kg/㎡としてください。)。 ※ALCロッキング構法の場合は、11頁を参照してくだ  さい。 下地 1 2 3 4 5 標準量(/㎡)  0.3kg  0.2kg  0.2kg  34頁参照   ALC ・ PCa プライマーAD-12 アクメボンドAD-102(下地) アクメボンドAD-102(シート) トーヨーシートエキストラTS-S カバーペイント 6

(9)

カバーペイントカバーペイント アクメボンドAD−102 プライマーAD−12(R) TS−2WS トーヨーアルミコ−ピング トーヨーGテープ トーヨーGテープ シーリング材 カバーペイントカバーペイント アクメボンドAD−102 TS−S トーヨーベントS トーヨーアルミコ−ピング トーヨーGテープ トーヨーVテープ トーヨーVテープ プライマー AD−12(R) プライマーAD−12(R) シーリング材 パラペット 側溝 水勾配 ドレン トーヨーVテープ トーヨーベントS 1,000 1,500 1,500 1,500 1,500 1,500 1,500 1,500 1,500 1,500 1,500 トーヨーベントS 水蒸気の流れ トーヨーシートエキストラ トーヨーVテープ 7

非歩行露出脱気工法

501AB

501S−V

トーヨーシートエキストラTS-2WS

の通気層が下地スラブの水分を拡

散、トーヨーベントまで導いて排出

させ、フクレを防止する本格的な

脱気工法です。

※立上り部は必要に応じて TS-2WS と TS-S を使 い分けてください。

トーヨーシートエキストラの下に通

気テープを張り、下地スラブの水

分をトーヨーベントまで導いて排出

させ、フクレを防止する簡易的な

脱気工法です。

下地 1 2 3 4 5 6 標準量(/㎡)  0.2kg  0.2kg  0.2kg  200㎡/ヵ所程度  34頁参照  RC・デッキプレート プライマー AD-12(R) アクメボンド AD-102(下地) アクメボンド AD-102(シート) トーヨーシートエキストラ TS-2WS トーヨーベント S カバーペイント 下地 1 2 3 4 5 6 7 標準量(/㎡)  0.2kg  (1.5m間隔)  0.2kg  0.2kg  50㎡/ヵ所程度  34頁参照  RC・デッキプレート プライマーAD-12(R) トーヨーV テープ アクメボンドAD-102(下地) アクメボンドAD-102(シート) トーヨーシートエキストラTS-S トーヨーベントS カバーペイント

トーヨーVテープ・トーヨーベントSの設置例

(10)

トーヨーGテープ トーヨーGテープトーヨーGテープ SDフロアコート アクメボンドAD−102 プライマーAD−12(R) TS−S シーリング材 トーヨーアルミアングル シーリング材 シーリング材 トーヨーアルミアングル トーヨーGテープ トーヨーGTテープ カバーペイント 押えコンクリート 緩衝材 ポリエチレンフォーム ポリエチレンフィルム アクメボンドAD−102 TS−L(K) プライマー AD−12(R) トーヨーGTテープ TS−S TS−L ガムテープ シーリング材 トーヨーアルミアングル トーヨーGテープ トーヨーGTテープ TS-S カバーペイント 緩衝材 ポリスチレンフォーム アクメボンドAD−008 アクメボンドAD−102 プライマーAD −12(R) 押えコンクリート 押えコンクリート ポリスチレンフォーム TS-S トーヨーGTテープ 8

軽歩行露出工法/歩行押え(断熱)工法

601S

トーヨーシートエキストラに

SDフロアコートを塗布し、軽歩行

にする工法です。

鳥害防止にも効力を発揮します。

※SDフロアコートを一度に厚塗りする場合は、コテ塗 りとしてください。 下地 1 2 3 4 5 標準量(/㎡)  0.2kg  0.2kg  0.2kg  0.8kg以上     R C プライマー AD-12(R) アクメボンド AD-102(下地) アクメボンド AD-102(シート) トーヨーシートエキストラ TS-S SD フロアコート

701L(K)

トーヨーシートエキストラ施工後、

コンクリートで押え層を設けて歩行

可能にする工法です。

※立上りに押え層を打設しない場合は、立上りはTS− SまたはTS−Kとし、接合部にはGTテ−プを挿入し ます(TS−Kは除く)。  絶縁フィルムは両面テープ等を用いて仮止めしてく ださい。  緩衝材は20㎜以上としてください。(別工事)  押え層に砕石や砂利を使うことはやめてください。  立上りに押え層を打設する場合は、必要に応じてト ンボとラス網を張り付けてください。 下地 1 2 3 4 5 標準量(/㎡)  0.2kg  0.2kg  0.1㎜以上  60㎜以上     R C プライマー AD-12(R) アクメボンド AD-102(下地) トーヨーシートエキストラ TS-L(K) 絶縁フィルム (ポリエチレンフィルム・別工事) 押え層(コンクリート・別工事)

705L

ポリスチレンフォームを断熱材とし

てトーヨーシートエキストラの上に張

り付け、さらにコンクリートで押え層

を設けて歩行可能にする工法です。

※ 立上りに押え層を打設しない場合は、立上りは TS-Sとし、接合部にはGTテープを挿入します。 ※アクメボンドAD-008の替りに両面テープを用いる こともできます。  ポリスチレンフォームをトーヨーシートエキストラの下 に張り付けることはできません。 ※緩衝材は20㎜以上としてください。(別工事) 下地 1 2 3 4 5 6 7 標準量(/㎡)  0.2kg  0.2kg  0.2kg  0.2kg  60㎜以上     R C プライマーAD-12(R) アクメボンドAD-102(下地) トーヨーシートエキストラTS-L アクメボンドAD-008(シート) アクメボンドAD-008 (ポリスチレンフォーム) 断熱材(ポリスチレンフォーム) 押え層(コンクリート・別工事)

(11)

ガムテープ アクメボンド AD−102 トーヨーGテープトーヨーGTテープ ポリエチレンフォーム カバーペイント アクメボンドAD−102 アクメボンドAD −102 プライマーAD−12(R) TS−S トーヨーGテープ トーヨーGシート シーリング材 トーヨーアルミアングル トーヨーGシート ポリエチレンフォーム シーリング材 ポリウレタンフォーム トーヨーGテープトーヨーGTテープ プライマー AD−12(R) プライマー AD−12(R) ガムテープ トーヨーカットテープ ソフランボンド550 カバーペイント TS−S アクメボンド AD−102 アクメボンドAD−102 ソフランプライマーU−002T トーヨーアルミアングル トーヨーGテープ シーリング材 ポリウレタンフォーム トーヨーGTテープ シーリング材 9

断熱工法

801S

807S

ポリエチレンフォームを断熱材とし

てトーヨーシートエキストラの下に張

り付けた外断熱工法です。

断熱効果だけでなく、

下地の挙動変

化に対する応力緩和や不陸調整に

も対応します。

※ ALCの場合、プライマーAD -12の標準塗布量 は0.3㎏/m2となります。 ※断熱材端部には300∼500㎜の所で切り込み を入れます。

最も熱伝導率に優れたポリウレタン

フォームを断熱材としてトーヨー

シートエキストラの下に張り付けた

外断熱工法です。

クシ目状の接着剤の間隙から通気

をおこなう脱気工法でもあります。

下地 1 2 3 4 5 6 7 8 標準量(/㎡)  0.2kg  0.2kg  0.2kg  0.2kg  0.2kg  34頁参照   RC・ALC・PCa プライマーAD-12(R) アクメボンドAD-102(下地) アクメボンドAD-102(断熱材片面) 断熱材(ポリエチレンフォーム) アクメボンドAD-102(断熱材片面) アクメボンドAD-102(シート) トーヨーシートエキストラTS-S カバーペイント ※ポリウレタンフォームは弊社推奨のものを必ず使用 してください。 下地 1 2 3 4 5 6 7 標準量(/㎡)  0.2kg  1.0kg  0.2kg  0.2kg  34頁参照   RC・ALC・PCa ソフランプライマーU-002T ソフランボンド550(下地) 断熱材(ポリウレタンフォーム) アクメボンドAD-102(ボード) アクメボンドAD-102(シート) トーヨーシートエキストラTS-S カバーペイント

(12)

シーリング材 トーヨーアルミアングル トーヨーGテープ プライマー AD−12(R) カバーペイント TS−S TS−S アクメボンドAD−102 アクメボンドAD−102 プライマー AD−12(R) TS−S アクメボンドAD−102 ソフランシール ソフランプライマーU−015 ソフラントップTN ポリウレタン系 シーリング材 TS−S プライマーAD −12(R) アクメボンドAD−102 ソフランプライマーUソフランプライマーU−015−015 ソフラントップTN ソフランシール シーリング材 トーヨーアルミアングル トーヨーGテープ トーヨーGテープ 10

2層防水/ウレタン塗膜防水複合工法

501S×S

RP−Ⅰ

RP−Ⅱ

トーヨーシートエキストラを2層重ね

る2層防水工法で、外的要因によ

るシートの損傷に対して1層防水よ

り信頼性を高めた工法です。

※シートの1 層目と 2 層目は接合部が重ならないよう にします。

トーヨーシートエキストラとソフランシールの複合工法で、

役物回りのみソフランシールを施工する工法です。

複雑な役物回りをシートを切り張りすることなく、シー

ムレスな形状にすることができます。

トーヨーシートエキストラとソフラン

シールの複合工法で、シート上に

ソフランシールを施工し、全面2層

防水とする工法です。

シームレスで信頼性の高い工法です。

下地 1 2 3 4 5 6 7 8 標準量(/㎡)  0.2kg  0.2kg  0.2kg  0.2kg  0.2kg  34頁参照     R C プライマーAD-12(R) アクメボンドAD-102(下地) アクメボンドAD-102(シート) トーヨーシートエキストラTS-S アクメボンドAD-102(下地) アクメボンドAD-102(シート) トーヨーシートエキストラTS-S カバーペイント ※シート上にソフランシールを塗布する場合はソフランプライマーU-015を塗布します。 出・入隅部にソフランシールを塗布する場合はソフランクロスによる補強をおこないます。 下地 1 2 3 4 5 標準量(/㎡)  0.2kg  0.2kg  0.2kg  34頁参照  ウレタン施工部分 ソフランプライマー U-002T(下地面) ソフランプライマー U-015(シート面) ソフランシール ソフラントップTN 標準量(/㎡)  0.2kg  0.1kg  0.2kg   シート施工部分 プライマーAD-12(R) アクメボンドAD-102(下地) アクメボンドAD-102(シート) トーヨーシートエキストラTS-S カバーペイントWTC ※出・入隅部のソフランシールにはソフランクロスによ る補強をおこないます。  ソフランシールの詳細については別途ソフランシー ルのカタログをご覧ください。  ソフランプライマー U-015 は、新設のシート下地の 場合のみ有効です。 下地 1 2 3 4 5 6 7 標準量(/㎡)  0.2kg  0.2kg  0.2kg  0.1kg  0.2kg     R C プライマーAD-12(R) アクメボンドAD-102(下地) アクメボンドAD-102(シート) トーヨーシートエキストラTS-S ソフランプライマーU-015 ソフランシール ソフラントップTN R C

(13)

トーヨーシート   エキストラ トーヨーシートエキストラ トーヨーカットテープ トーヨーGテープ ポリエチレンフォーム半割キャップ(市販品) トーヨーシートエキストラ シーリング材 トーヨーGテープ トーヨーGテープ シーリング イナズマプレートW 絶縁材(クラフト粘着テープ) パネル内臓 ウケプレート アンカー モルタル詰め 定規アングル L−65×65×6 平プレート ボルトM12 バックアップ材 ロックウール トーヨーペイント トーヨーペイント トーヨーGテープトーヨーGテープ アクメボンドAD−102 プライマーAD− 12 TS−S トーヨーGテープ トーヨーカットテープ クラフトテープ クラフトテープ シーリング材 11

特殊な下地・形状の屋根の納まり

ロッキング構法の機構 ALCロッキング構法シート施工図面 ALCロッキング構法一般部取付け詳細

アーチ型特殊PCa

ALCロッキング構法

鉄板下地

ALCロッキング構法とは壁面でのALC板取付け工法の一種で、ALC板上下2ヵ所の取付け部を軸にして面内に回転する工法です。 耐震性は非常に有効で、近年多用されていますが、防水施工面では、壁面と屋根面との動きが全く異なり、この取合い部の納まり には十分配慮する必要性があります。 立上り入隅部および立上り天端の施工において挙動の異 なる動きに追従できることが必要となります。 そのために通常仕様に対して以下の点を追加します。 ・入隅部の増張りシートの幅は300㎜程度とします。 ・立 上り壁 面目地に幅 5 0 ㎜ 程 度のクラフトテープを 張り付けます。 施工は、以下の点に注意し、551工法に準拠しておこないます。 ① 錆止め等のコーティングのない鉄板に適用します。錆止めなどのコーティングがされている場合には、バフな どにて取り除いてから施工します(2種ケレン)。 ② 錆、油、汚れなどの付着物は取り除いてから、プライマーAD-12(R)を塗布します。 ③ 鉄板の継ぎ目または溶接部分には、補強としてシートの補強張りをおこないます。 ④ 端末部は、押え金物を使用して納めるようにします。

(14)

ガムテープ トーヨーGTテープトーヨーGTテープ ポリエチレンフォーム カバーペイント アクメボンド AD−102 アクメボンド AD−102 アクメボンドAD−102 プライマーAD−12(R) TS-S TS−S トーヨーGテープ トーヨーGシート シーリング材 トーヨーアルミコーピング トーヨーアルミアングル トーヨーGシート ポリエチレンフォーム プライマーAD−12(R) トーヨーGテープ トーヨーGテープ アクメボンド AD−102 TS−S カバーペイント シーリング材 トーヨーアルミアングル トーヨーGテープ 12

国土交通省大臣官房官庁営繕部監修

公共建築工事標準仕様書 (平成22年度版)

公共建築改修工事標準仕様書 (平成22年度版)

公共建築工事標準仕様書

公共建築改修工事標準仕様書

(注)ALC パネル下地の場合は、工程1を( )内とする。 (注)・ALC パネル下地の場合は、工程1を( )内とする。 ・断 熱 材を用いる場 合 は 、SI工 法とし 、 断 熱 材 の種類、厚さは特記による。 ・脱気装置の種類及び設置数量は、特記による。特 記がなければ、種類及び設置数量はルーフィング シート製造所の指定とする。

種別

S-F1

※断熱材端部には300∼500㎜の所で切り込み を入れます。 ※ALCの場合、プライマーAD-12の標準塗布量 は0.3㎏/m2となります。 ※ALCの場合、プライマーAD-12の標準塗布量 は0.3㎏/m2となります。 下地 1 2 3 4 5 種別 工程 1 2 3 4 S-F1 材料・工法 プライマー塗り 接着剤塗布 加硫ゴム系ルーフィングシート張付け 仕上塗料塗り  使用量(kg/㎡) 0.2(0.3)  0.4  ー  0.25 種別 工程 1 2 3 4 5 S-F1(SⅠ-F1) 材料・工法 プライマー塗り (接着剤/断熱材) 接着剤塗布 加硫ゴム系ルーフィングシート張付け 仕上塗料塗り  使用量(kg/㎡) 0.2(0.3)  ー  0.4  ー  0.25 標準量(/㎡)  0.2kg  0.2kg  0.2kg  0.25kg   RC・ALC・PCa プライマーAD-12(R) アクメボンドAD-102(下地) アクメボンドAD-102(シート) トーヨーシートエキストラTS-S カバーペイント

種別

SI-F1

下地 1 2 3 4 5 6 7 8 標準量(/㎡)  0.2kg  0.2kg  0.2kg  0.2kg  0.2kg  0.25kg   RC・ALC・PCa プライマーAD-12(R) アクメボンドAD-102(下地) アクメボンドAD-102(断熱材片面) 断熱材(ポリエチレンフォーム) アクメボンドAD-102(断熱材片面) アクメボンドAD-102(シート) トーヨーシートエキストラTS-S カバーペイント

(15)

①分類 ○ ○ ○工法 新規防水工法の種別による区分 既存の保護層及び防水層の撤去・非撤 去による区分 既存防水工法による区分 ②既存防水工法による区分 P − 保護アスファルト防水工法*7 S − 合成高分子系ルーフィングシート防水工法 (注)*7印のある既存防水工法には、改質アスファルトシー ト防水工法を含む。 ③既存の保護層及び防水層の撤去・非撤去による区分 3 ー 露出防水層撤去 4 ー 露出防水層非撤去(立上り部等は、表3.1.1による) 0 ー 保護層及び防水層非撤去(立上り部等は、表3.1.1による) ④新規防水工法の種別による区分 S ー 合成高分子系ルーフィングシート防水工法 S

I

ー 合成高分子系ルーフィングシート防水断熱工法 3.2.3 既存保護層等の撤去 既存保護層等の撤去は、次による。 (1) 保護コンクリート、れんが、モルタル笠木等の撤去は、ハ ンドブレーカー等を使用し、取合い部の仕上げ及び構造体 等に影響を及ぼさないように行う。 (2) 既存防水層非撤去の場合は、防水層に穴をあけないように 十分注意する。 (3) やむを得ず 150 N以上のハンドブレーカー等を使用する 場合は、監督職員と協議する。 (4) コンクリート中の鉄筋等を切断する場合は、撤去面より深 い位置で切断しポリマーセメントモルタル等で平滑に仕上 げる。 (5) 平場の既存保護層等を残す場合で、改修用ドレンを設けな い場合は、ルーフドレン端部から 500 ㎜程度まで保護コ ンクリート等の既存保護層を四角形に撤去する。 3.2.4 既存防水層の撤去 既存防水層の撤去は、次による。 (1) 平場及び立上り部の防水層の撤去は、下地に損傷を与えな いように行う。 (2) 3.2.3(5)により、既存保護層を撤去した後のルーフドレ ン周囲は、下地に損傷を与えないように、ルーフドレン端 部から 300 ㎜程度まで既存防水層を四角形に撤去する。 (3) S4S 工法、S4S

I

工法のルーフドレン周囲の既存防水層は、 ルーフドレン端部から 300 ㎜程度まで、既存防水層を四 角形に撤去する。 3.2.5 ルーフドレン回りの処理 (a) ルーフドレンの損傷、腐食、納まり等により、漏水のおそ れがある場合は、監督職員と協議する。 (b) 防水層及び保護層の撤去端部は、既存の防水層や保護層を 含め、ポリマーセメントモルタルで、勾配1/2程度に仕 上げる。     工程 工法の種類 1 2 3 4 5 6 7 8 9 P0S 工法 (接着) ○ − − ○ − ○ ○ − − P0SI 工法 (接着) ○ − − ○ − ○ ○ ○ − S3S 工法 − − − ○ ○ ○ ○ − − S3SI工法 − − − ○ ○ ○ ○ ○ − S4S 工法 (接着) − − − ○ − ○ ○ − − S4SI 工法 (接着) − − − ○ − ○ ○ ○ − 表3.1.1 防水改修工法の種類及び工程 (c) P0S 工法、P0S

I

工法において、改修用ドレンを設ける場 合は、特記による。特記により設ける場合の取付け方法等は、 ルーフィング類製造所の仕様による。 3.2.6 既存下地の補修及び処置 (a) 既存下地の補修及び処置は、(b)から(f)による。 なお、補修箇所の形状、長さ、数量等は特記による。 (b) 既存防水層撤去後のコンクリート、モルタル面の下地補修 及び処置 (1)( i ) 下地に付着している防水層残存物等のケレン及び 清掃を行う。 (ii) コンクリート面等のひび割れ部は、ゴムアスファ ルト系シール材で補修する。ひび割れ幅が2㎜以 上の場合は、Uカットのうえポリウレタン系シー ル材等を充填する。 (iii) 下地の欠損部は、ポリマーセメントモルタルで平 滑に補修する。支障のある浮き部は、撤去し、ポ リマーセメントモルタルで補修する。ぜい弱部は、 ケレン等のうえポリマーセメントペースト等で補 修する。 (2)(ii) 部分的な水はけ不良がある場合は、ポリマーセメ ントモルタルで補修する。ただし、勾配不良がみ られる場合は、監督職員と協議する。 (3) S3S工法及び S3S

I

工法 ( i ) 下地に付着している防水層残存物等の処置は、(1) (i)による。下地プライマー等が残置している場合 は、ポリマーセメントペースト等の下地調整材を 塗り付ける。 (ii) コンクリート面等のひび割れ部は、ポリマーセメ ントモルタルで補修する。ひび割れ幅が2㎜以上 の場合は、Uカットのうえポリウレタン系シーリ ング材を充填する。 (iii) 下地の欠損部、支障のある浮き部及びぜい弱部等 の処置は、(1)(iii)による。 (iv) 部分的な水はけ不良がある場合の処置は、(2)(ii) による。 (c) 既存防水層の補修及び処置 (4) S4S 工法及び S4S

I

工法(接着工法) ( i ) 既存露出防水層の表面は、ゴミ等の異物を取り除 き、水洗いを行う。 (ii) 既存露出防水層の損傷箇所、継目等のはく離箇所 又は浮き部分等は、切除し、ポリマーセメントモ ルタル等で平滑に補修する。ただし、既存防水層 の表面が著しく劣化していたり、既存防水層と下 地の接着強度が不十分な場合は、監督職員と協議 する。 (iii) 既存防水層撤去後の立上り部等の補修及び処置は、 (b)(3)(i)から(iii)による。 (d) 既存保護層の補修及び処置 (1)( i ) 下地に付着している異物はケレンし、全面をデッ キブラシ等で清掃を行う。 (ii) コンクリート面等のひび割れ部の処置は、(b)(1) (ii)による。 (iii) 下地の欠損部、支障のある浮き部及びぜい弱部の 処置は、(b)(1)(iii)による。 (iv) 既存目地の欠損部は、ゴムアスファルト系シール 材を充填するなどして、平らに補修する。また、 突出している目地材は、平らに撤去する。 なお、既存目地を脱気に利用する場合は、既存目 地を撤去し、バックアップ材を用いてポリウレタ ン系シーリング材等を充填する。 (v) 部分的な水はけ不良がある場合の処置は、(b)(2) (ii)による。 (2) P0S 工法及び P0S

I

工法(接着工法)

( i )下地の補修及び処置は、(1)(i)、(ii)、(iii)及び(v) による。 なお、コンクリート面等のひび割れ部は、ポリマー セメントモルタル等で補修し、ひび割れ幅が2㎜以 上の場合は、Uカットのうえポリウレタン系シーリ ング材等を充填する。 (ii)既存目地の補修及び処置は、(1)(iv)による。 なお、既存目地の欠損部は、ポリマーセメントモル タルを充填するなどして、平らに補修する。 (iii)既存保護層及び防水層を撤去した立上り部等の補修 及び処置は、(b)(1)(i)から(iii)による。 (e) 入隅及び出隅等の補修及び処置 (2) 合成高分子系ルーフィングシート防水を行う場合の入 隅は、通りよく直角とし、出隅は丸面とする。 (f) 架台回り等の処置 設備機器架台、配管受部、パラペット、貫通パイプ回り、 手すり・丸環の取付け部、塔屋出入口部等の欠損部及び防 水層末端部の納まり部は、特記による。特記がなければ、 監督職員と協議する。 13 既存断熱層撤去 既存下地の補修及び処置 防水層の新設 断熱材の新設 保護層の新設 既存保護層︵立上り部等︶撤去 既存防水層 ︵立上り部等︶ 撤去 既存保護層︵平場︶撤去 既存防水層︵平場︶撤去

(16)

AD 12 14

接着工法

プライマーAD-12(R)とアクメボンドAD-10 2を用いて、トーヨーシートエキストラを下地に張り付ける最も標準的な工法です。 ・下地条件が防水工事施工に適しているか確 認し、不適切な場合は別途工事として補修 をおこないます。 ・下地表面に突起物・砂・その他ゴミが付着 している場合は取り除きます。万一、油脂 分などが付着している場合は、溶剤で十分 清掃し取り除きます。 ・プライマーAD-12(R)を十分に攪拌し、刷 毛またはローラー刷毛で均一に塗り残しの ないように下地に塗布します。 ・短辺目地にはクラフトテープを張り付けま す。 ・出・入隅角、ドレン回り、パイプ回りなど の役物回りはトーヨーGシートによる増張 りをおこない、必要に応じてトーヨーシー トエキストラの補強張りをおこないます。 ・トーヨーシートエキストラ(またはポリエ チレンフォーム)を張る前に墨出しをして 寸法・位置を決めます。

施工手順

1.下地の確認・清掃

下地の種類・形状、乾燥状態 劣化程度(改修の場合) 塗布量・指触乾燥時間  警告:   火気厳禁です。   通風の悪い場所は強制換気   を行います。 断熱工法を採用する場合の目地 処理は必要に応じて行います 目地の状態(段差・動き) 役物回りの形状・増張りの部位 水勾配、施工範囲 チェックポイント チェックポイント チェックポイント チェックポイント チェックポイント

3.目地処理

  (ALC・PCa下地の場合)

4.役物回りの処理

5.トーヨーシートエキストラ

(またはポリエチレンフォーム)

の位置決め(墨出し)

2.プライマー A D - 1 2(R)塗布

(17)

AD 102 15 ・アクメボンドAD-102を十分に攪拌し、刷 毛またはローラー刷毛を用いて均一に下地 に塗布します。 ・トーヨーシートエキストラ(またはポリエ チレンフォーム)を広げ、シート裏面(ま たはポリエチレンフォーム)にも同様にア クメボンドAD-102を塗布します(TS-SN は不要)。 ・断熱材としてポリエチレンフォームを下地 に張り付け、ローラー刷毛で圧着します(断 熱材の端部となる下地には、あらかじめG シートを張り付けておきます)。 ・断熱材の張付けは突合せとし、継ぎ目はガ ムテープなどでテーピングします。 ・断熱材端部には300∼500㎜の所で切り込 みを入れます。 ・断熱材張付け後、断熱材表面にアクメボン ドAD-102を塗布します。 ・トーヨーシートエキストラを水勾配と直角 に水下から下地に張り付けます。 ・張り付けた後、ウールローラーでエア抜き をおこない、鉄またはゴムローラーで転圧 します。 ・3枚重ね部はトーヨーコーキングを打設し ます。 ・トーヨーシートエキストラの端末は剥離防 止のため、トーヨー押え金物を取り付けま す。 ・シーリング材を打設する方が適切と考えら れる部分には、防水補助材として打設しま す。 ・露出工法:トーヨーペイントを塗布します。 (TS-CLは必要なし) ・押え工法:絶縁フィルムを敷設し、コンク リートを打設します(別途工事)。または 決められた仕様に従って保護材を施工しま す。 ・断熱押え工法:ポリスチレンフォームを シート上に張り付けます。その後コンク リートを打設します(別途工事)。

6.アクメボンドAD-102塗布

塗布量、指触乾燥時間  警告:   火気厳禁です。   通風の悪い場所は強制換気   をおこないます。 断熱材の種類・寸法、接着剤の 種類、張付けの状態・隙間の状態  警告:   静電気の発生に注意してく   ださい。 シートの接合幅、転圧作業 シワ・フクレ・異物混入の有無 シーリング材の種類 押え金物・笠木の形状、 取付け位置 仕上げ材の種類、塗布量、 塗りムラ チェックポイント チェックポイント チェックポイント チェックポイント チェックポイント

8.トーヨーシートエキストラ敷設張付け

9.シート端末処理

10.仕上げ

7.ポリエチレンフォーム張付け

(ポリエチレンフォーム使用

 による断熱工法の場合)

(18)

16

トーヨーDS工法

ポリウレタンフォームを用いる外断熱工法です。 ポリウレタンフォームは下地の不陸(凹凸)になじみにくいので、ソフランボンド550を用いて施工するのが特徴です。 高気密高断熱住宅への適用や、空調費用の軽減に効果があります。

施工手順

1.下地の確認清掃

下地の突起物、汚れを取り除 き、清掃します。 下地の種類・形状、乾燥状態 劣化程度(改修の場合) ポリウレタンフォームを張ら ない部分は通常工法とし、プ ライマーAD-12(R)とアクメ ボンドAD -102をローラー刷 毛で均一に塗布します。 塗布範囲、塗布量、指触乾燥 時間、ドレンの形状 出・入隅角、ドレン回り、パイ プ回りなどの役物回りには、 トーヨーGシートによる増張 りをおこない、必要に応じて トーヨーシートエキストラの 補強張りをおこないます。 役物回りの形状、増張りの部 位 ポリウレタンフォームを張る 部分はソフランプライマーU -002Tをローラー刷毛で均 一に塗布します。 プライマーの種類、塗布範囲 塗布量、指触乾燥時間 ポリウレタンフォームを張る 前に墨出しをして寸法・位置 を決めます。 施工範囲 チェックポイント チェックポイント チェックポイント チェックポイント チェックポイント

3.役物回りの処理

4.平場部のソフランプライマーU- 002T塗布

5.ポリウレタンフォームの位置決め(墨出し)

ソフランボンド550のA・B液 を1:1の比 率で 低速電 動 攪 拌機で3分間以上攪拌混合し、 グリース状にします。 規定配合比、攪拌時間 チェックポイント

6.ソフランボンド5 5 0 の混合攪拌

ソフランボンド550をクシ目 ゴテを用いて、クシ目をたて ながら塗布します。 塗布量 クシ目ゴテ形状  (ピッチ幅 30 ㎜、  山高さ9㎜程度) チェックポイント

7.ソフランボンド5 5 0 塗布

ソフランボンド550塗布後、 ただちにポリウレタンフォー ムを敷き並べます。 その際、ボード間に隙間や段 差が起きないように注意しま す。 接着状態 チェックポイント

8.ポリウレタンフォーム張り

2.立上り、ドレン回りのプライマー・接着剤塗布

(19)

ドレン回り シーリング材 トーヨーシートエキストラ トーヨーカットテープ ポリウレタンフォーム トーヨーGシート ソフランボンド550 プライマーU−002T 入隅角 出隅角 トーヨーカットテープ トーヨーGシート トーヨーカットテープ ポリウレタンフォーム ポリウレタンフォーム トーヨーGシート パイプ回り ポリウレタンフォーム ソフランボンド550 プライマーU−002T トーヨーGシート バンド トーヨーシートエキストラ トーヨーGテープ シーリング材 シーリング材 トーヨーシートエキストラ トーヨーアルミコーピング Aタイプ 立上り部 Bタイプ シーリング材 シーリング材 トーヨーアルミアングル トーヨーシートエキストラ トーヨーシート   エキストラ トーヨーカットテープ トーヨーカットテープ ポリウレタンフォーム ポリウレタンフォーム ソフランボンド550 ソフランボンド550 アクメボンドAD−102 プライマーU−002T プライマーAD−12(R) プライマーU−002T 17

9.ポリウレタンフォーム突合せ部のガムテープ張り

ポリウレタンフォームの突合 せ長短辺部にガムテープを張 り、圧着します。 張付けの状態・隙間の状態 浮き・蛇行の有無 ポリウレタンフォームの端部 は、トーヨーカットテープで 補強張りをします。 トーヨーシートエキストラ裏 面にもアクメボンド AD-102 を塗布し、指触乾燥後、水下 より通常工法で張ります。 張付け位置 チェックポイント チェックポイント チェックポイント

1 2 .トーヨーシートエキストラ敷設張付け

シート表面を清掃後、カバー ペイントを塗布します。 塗布量・塗りムラ チェックポイント

1 3.保護仕上げ塗装

1 0.ポリウレタンフォーム端部のカットテープ増張り

塗布量、塗布範囲、指触 乾燥時間 ポリウレタンフォームの表面 に ア ク メ ボ ン ドAD-102を ローラー刷毛で均一に塗布し ます。 チェックポイント

1 1 .ポリウレタンフォーム表面にアクメボンド AD-102 塗布

(20)

水下 水上 1,200mm 100mm トーヨーGTテープ トーヨーカットテープ100mm トーヨーコーキング トーヨーコーキング トーヨーGTテープ トーヨーカットテープ200㎜ トーヨーGテープ トーヨーGテープ 200 トーヨーカットテープ 18

展開図

1層防水の場合

一般シートの場合

TS−2WSの場合

TS−DPEの場合

3枚重ね部

TS−K、

TS−Lの場合

701S/SN

(押え)

工法の場合

2層防水の場合

接合部

トーヨーシートエキストラの標準納まり例

[1]

トーヨーシートエキストラは、水下から水上に順に展開、施工します。 トーヨーシートエキストラの接合部は、水密性を保つようにします。接合幅は1 0 0㎜とします(突き合せ処理を除く)。 長辺接合部 短辺部は裏側のポリエチレンフォーム を接合部のみ剥がすか、突き合せ処理 を行います。 短辺接合部(突き合せ処理) 短辺接合部(重ね合せ処理) 短辺接合部(突き合せ処理)

(21)

トーヨーシートエキストラ トーヨーシートエキストラ シーリング材 シーリング材 トーヨーシートエキストラ トーヨーGシート トーヨーGテープ トーヨーGシート トーヨーGシート 袋折 シーリング材 トーヨーGシート ルーフドレン ルーフドレン トーヨーシートエキストラ トーヨーGシート トーヨーGシート トーヨーコーキング 袋折

役物回り

出隅角

入隅角

ドレン回り展開図

パイプ回り展開図

役物回りでは、トーヨーGシートを用いて水密性を保つようにします。 19

(22)

トーヨーシートエキストラ シーリング材 トーヨーアルミアングル トーヨーGテープ トーヨーシートエキストラ 300∼500㎜ シーリング材 トーヨーアルミアングル トーヨーGテープ トーヨーGシート(100㎜) ポリエチレンフォーム トーヨーGテープ シーリング材 トーヨーアルミアングル トーヨーシートエキストラ トーヨーGテープ シーリング材 トーヨーアルミコ−ピング トーヨーシートエキストラ トーヨーGテープ シーリング材 トーヨーアルミコ−ピング トーヨーシートエキストラ トーヨーシートエキストラ シーリング材 トーヨーアルミアングル トーヨーGテープ 20

トーヨーシートエキストラの標準納まり例

[2]

パラペット

パラペット

( 8 0 1工法の場合)

※ポリエチレンフォームには、端部から 300 ∼ 500 ㎜の所で切り込みを入れる。

パラペット天端

パラペット天端

A L Cパラペット

軒先

(23)

トーヨーGシート バンド トーヨーシートエキストラ トーヨーGテープ シーリング材 シーリング材 トーヨーシートエキストラ シーリング材 トーヨーシートエキストラ トーヨーシートエキストラ トーヨーGシート トーヨーGシート トーヨーGテープ シーリング材 トーヨーシートエキストラ トーヨーアルミアングル シーリング材 トーヨーGシート トーヨーシートエキストラ 21

縦引きドレン回り

横引きドレン回り

パイプ回り

架台回り

市販のシーリング材の使用にあたっては、 シーリング材製造業者の仕様に従って ください。

(24)

1 2 3 4 9 10 5 5 7 8 6 4 1 3 4 5 2 1 7 3 5 6 4 2 22

設計上のポイント

1)下地条件

2)押え層

3)木製下地

防水下地の出来具合は防水機能に直接影響を与えますので、下記の 点に注意してください。 ①表面:金ごて仕上げ程度とし、プライマーの接着力を確保するた め、鏡面仕上げはおこなわないでください。ただし、亀裂・凹凸・ 浮き・レイタンス・突起・欠落などのないようにします。 ②コンクリート:貧調合としてください。コンクリート添加剤(減 水剤など)を付与する場合は、メーカー仕様によってください。 ③水勾配:コンクリートまたはALC,PCaなどの下地で確保します。  (露出工法:1/100∼2.5/10、押え工法:1/100∼1/50) ④入隅:通りよく直角とします。 ⑤出隅:通りよく面取り(3∼5㎜)とします。 ⑥立上り高さ:水上で300㎜以上とします。 ⑦ルーフドレン:縦引きドレンを使って、スラブ面より低く、パラ ペットから300㎜以上離れた位置に堅固に取り付けます。 ⑧パイプなどの突起物:突起物相互間およびパラペットなどから 300㎜以上離れた位置に堅固に設置します。蒸気、温湯配管など は二重パイプとし中間に断熱材を入れます。 ⑨水切り:躯体コンクリートでとります。 ⑩立上り部の打継部:屋根スラブ面より100∼150㎜高い所としま す。 ※塔屋の出入口高さ:仕上げ面より150㎜以上とします。 押えコンクリート層打設の場合は、下記のような制限があります(押 えコンクリート層打設工事は別途工事となりますので、防水工事に は含まれません)。 ①下地はRCに限ります。 ②押えコンクリート層とシートの間は、0.1㎜以上の厚さのポリエチ レンフィルムまたは不織布を絶縁材として必ず敷設します。 ③押えコンクリート層の厚さは60㎜以上必要です。 ④伸縮目地は立上り面から0.6m以内の位置と、平場部の縦横3m程 度の間隔に幅20∼30㎜で絶縁材に達するように設けます。 ⑤立上り部の高さは350∼450㎜程度とします。 ⑥立上り底部には20㎜以上の厚さのバックアップ材をあてがいま す。 ⑦フェンスなどはコンクリート押え層と別に設置します。 原則として、トーヨーシートエキストラはコンクリート系下地を施 工対象としていますが、野地板の上に直接防水施工をおこなう場合 は下記の点を遵守してください。 ①コンパネ板は千鳥に2枚重ねとし、たわみのないようにします(コ  ンパネ板は1枚当たり10㎜以上の厚さを確保します)。 ②使用する釘はスクリュー釘を使って打ちつけ、コンパネ表面には 段差や隙間がないようにします。 ③ドレンは下地より低くなるように取り付けます。 ④下地の施工は大工仕事によってください。 ⑤木毛セメント板等は、下地調整してください。

(25)

23

寒冷地のポイント

トーヨーシートエキストラは広範囲な温度環境において優れた材料であり、寒冷地でも十分にその機能を発揮します。 ただし、多雪地で雪おろしを必要とする地域において露出工法は損傷のおそれがあり、不向きな場合があります。 また、施工時、施工後の凍害、水分の乾燥状態などの間題があるため、通常の設計上のポイント以外に下記の点に注意して設 計・施工をおこなってください。 ・気候が不安定な時期は工事中屋根力バーをかけることを考慮してください。 ・内断熱はスラブの乾燥を遅らせるので、外断熱としてください。 ・所定の乾燥時間をとれるような工期としてください。 ・脱気工法の採用も検討ください。 ・縦引きドレンを使います。 ・凍結防止のためドレンヒーターを使います。 ・日当りのよい場所に設置します。 ・内樋方式が一般的です。 ・立上り高さは積雪を少なくするため低くとります。 ・アゴつき水切り方法は、凍害のトラブルが生じやすいので極力避けます。 ・天端勾配は内壁側勾配とします。 ・手摺りはパラペットに直接取りつけないようにします。 ・冬期のエマルション系塗料の使用は避けてください。 ・コンクリートは豆砂利25∼35㎜φを使用し固練りとします。 ・コンクリートの厚さは60∼100㎜程度とします。 ・目地は立上りから600㎜以内に設け目地間隔は3000㎜以内とします。 ・目地幅は20∼30㎜とします。 ・立上り押えはコンクリート押えとします。 ・灌流は軒先の凍害のトラブルが起きやすいので、立下り部は防水層を巻き  込み、水はけをよくします。 ・笠木は金属笠木とします。 ・タイル、PCaなど左官材料は凍害を受けやすいため避けます。 ・温度差を考慮し、アルミで2m、ステンレスで3m以内とし、オープンジョ  イント方式とします。 ・笠木の出は壁面より15㎜以上とし、下りは50㎜以上とします。

スラブ

ドレン

パラペット

保護・押え層

軒 先

笠 木

(26)

塗布量と接着強さ 0 10 20 30 40 0 0.05 0.1 0.15 0.2 0.25 0.3 0.35 接着強度 塗布量(㎏/㎡) (N/cm2 接着層 試験機つかみ具 各種下地 トーヨーシートエキストラ 絶縁箇所(100φ ㎜) 試験体 1000 200 900 900 減圧槽(透明アクリル 樹脂板・厚さ30㎜) 温度調節用発熱体 負荷圧 減圧機 圧力調節機 防水層 0 20 40 60 80 100 0 20 40 60 経過日数(日) 接着強さの経時変化 接着強さ (N/25㎜) 接着剤のみ トーヨーGテープ挿入 トーヨーGシート挿入

トーヨーシートエキストラの接着性能

トーヨーシートエキストラの接着性能は、各種試験でも優れた特性を示します。

1)各種下地との接着性能

各種下地に対する7日後の接着力の試験結果(180度剥離接着強さ) を下表に示します〔シート:TS-S1.2㎜;養生方法:20℃静置〕。

2)接着剤の塗布量と接着性能

接着剤の塗布量に対する接着力の試験結果(180度剥離接着強さ)を 下表に示します〔シート:TS-S1.2㎜;被着体:スレート板;養生方法: 20℃静置(7日間)〕。

3)接着性能の耐久性

接着性能の耐久性に対する試験結果(180度剥離接着強さ)を下表に 示します〔シート:TS-S1.2㎜;被着体:スレート板;処理方法:熱処 理は80℃静置。水浸漬は20℃浸漬〕。

4)シート接合部の接着性能

接合部の接着強さに対する試験結果(T形剥離接着強さ)を下表に示し ます〔シート:TS-S1.2㎜;処理方法:20℃静置〕。

5)耐風試験

J A S S 8(防水工事)の耐風試験に準拠し、防水層の異常の有無につ いて試験した結果を下表に示します。 耐風3とは「−10.0kPaの負圧で30分までに異常を生じ た場合」を示します。防水層の耐風性の区分と耐えうる最大 風速の関係は、−5.0kPaで最大112m/sです。

結果は試験値であり、保証値ではありません。

J I S K 6 8 5 4 2(接着剤−はく離接着強さ試験 方法−第2部:180度はく離) ※ただし、つかみ移動速度は 500 ㎜ / 分とします。 ※ポリマーセメントモルタルによる下地処理実施 180度剥離接着強さ (N/25㎜) 1日後 (N/25㎜) 7日後 (N/25㎜) 30日後 (N/25㎜) 24 モルタル ALC板 スレート板 耐水ベニヤ 鉄 板 ステンレス板 亜鉛メッキ鋼板 アルミ板 木毛セメント板 無 処 理 熱 老 化 水 浸 漬 22.9 − − 30.4 23.5 28.2 31.7 19.3 28.8 下地材料 処理方法 負圧(kPa)  −2.0  −5.0  −10.0 試験結果  膨れ、剥離等の異常無   膨れ、剥離等の異常無   減圧20分後に膨れを生じた  区 分 耐風3 29.4 28.4 30.4 31.4 28.4 28.4 25.0 28.0 31.4※

(27)

断熱工法について

トーヨーシートエキストラは、防水層と断熱材を組み合せた各種外断熱防水工法が可能です。 シート表面は、夏場には太陽の輻射熱で 70℃以上、冬場には 0℃以下に下がります。また、 一日の中でも日中と夜間では数十℃の温度差があり、躯体は常に熱による伸縮が起きます。 この伸縮を緩和し、かつ躯体の長寿命化をはかるためにも、外断熱工法が優れています。 ・施工が早く、断熱材積層タイプ のシートも使用できます。 ・下地の凹凸の緩 衝(不陸調 整) として敷設する場合があります。 ・静電気の発生に注意する必要が あります。 ・他の断熱材に比べ、断熱効果に優 れています。 ・下地の不陸が大きい場合、断熱材 と下地の間で浮きが 起きることが あるため、十分な下地調整(確認)が 必要です。 ・雨養生が他仕様に比べて大変です。 ・重歩行ができます。 ・防水層の上に敷設するので雨養 生が不要です。 ・下地の耐荷重性も検討する必要 があります。 ・万が一漏水した場合、補修が困 難です。 断熱材の断熱性能は、断熱材の厚さ、熱伝導率、熱伝導抵抗によって算出することが可能です。 物体内での熱移動で、高温側の分子運動が直接低温側の分子運動に伝えられ、そのとき物質の移動がないものを「熱伝導」と いいます。 熱伝導率とは、物体内で熱伝導が定常状態で行われるとき流れる熱量の大小を表す比例定数です。熱伝導率は物体の種類と状 態によって決まる物性値で、一般的に、防水シートに使用する断熱材の熱伝導率は、JIS A 9511(発泡プラスチック保温材) や工業会規格により、以下の基準のものを使用しています。   ポリエチレンフォーム 0.038W /(m・K)以下   ポリスチレンフォーム 0.028W /(m・K)以下   ポリウレタンフォーム 0.024W /(m・K)以下 熱伝導抵抗は、材料の厚さを熱伝導率で割ることによって算出するもので、熱の伝わりにくさを表し、断熱材の性能評価を行 なうときによく使用されます。これは数値が大きいほど熱を伝えにくいと言えます(熱伝導率の逆数)。 例えばポリエチレンフォーム 20 ㎜の熱伝導抵抗は 0.020 0.038≒0.526 ㎡・K / W となります。 25

外断熱防水の特長

当社各断熱工法の特徴

断熱材の種類と厚さ別性能比較について

外断熱と内断熱の優劣比較 項目 躯体保護 熱橋 暖房負荷 冷房負荷 室温変動 表面結露 内部結露 工法の種類 工法番号 断熱材の種類 断熱性能 歩  行 コ ス ト 長  所 短  所 厚さ(㎜) 20 25 30 35 40 45 50 ポリエチレンフォーム 0.526 0.658 0.789 0.921 1.053 1.184 1.316 ポリスチレンフォーム 0.714 0.893 1.071 1.250 1.429 1.607 1.786 ポリウレタンフォーム 0.833 1.042 1.250 1.458 1.667 1.875 2.083 801 ポリエチレンフォーム 低 低 807 ポリウレタンフォーム 高 高 露 出 工 法 押え工法 705 ポリスチレンフォーム 中 ◎ 中 > > = = > > > 外断熱 内断熱 ※上記数値は保証値ではありません。

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加硫層

黒ゴム

加硫層

黒ゴム

接着剤

加硫層 カラーゴム (0.3㎜) 黒ゴム 接着剤 シート 2 4 転圧 接着剤塗布 シート 敷設 1 プライマー塗布 3 3

4

工程作業カット

26

トーヨーシートエキストラの種類

トーヨーシートエキストラは、EPDMを主成分 としています。 JIS A 6008合成高分子系ルーフィングシート合 格品(一部対象外商品あり)であり、耐久性と信 頼性に優れた防水シートです。 ・耐候性・耐オゾン性・耐摩耗性に優れています。 ・温度依存性が少なく、幅広い温度下でゴム状弾 性を保持します。 ・酸、アルカリなど各種薬品に対して抵抗力があ ります。 ・屈曲、伸長の繰り返しによる物性変化が少ない シートです。 ・シート接合時の目安となるように端末から100㎜の位置 に黄色のライン が入っています。 ・接着剤を工場で機械塗布しているため、塗布量が均一で あり、接着のバラツキが少なく、より一層信頼性に優れ ます。 ・施工能率が高く、工期の短縮につながります。 ・施工者が少なくて済み、省力化が可能です。 ・狭い場所(ベランダなど)での施工が容易になります。

特 長

特 長

特 長

汎用の均質加硫ゴムシートです。 TS-Sタイプの片面に接着剤を塗布した均質加 硫ゴムシートです。 ・現場での塗装仕上げが省力化でき、経年時の塗り替えも 節約できます。

特 長

グリーン グレー TS-Sタイプの表面に耐摩耗カラー層を加硫一 体化したシートです。 注意:TS-CLはシボの深さにより同一ロットでも光線の加減で色違いのように見えることがあります。 ※印刷見本のため実際のカラーとは多少異なる場合  があります。

TS−S 汎用単層シート

TS−SN のり付きシート

TS−CL カラーシート

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黒ゴム 加硫層 ポリエチレ ンフォーム (4.0㎜) 110㎜ 黒ゴム 加硫層 特殊TPE (2.0㎜) 110㎜ 加硫層 黒ゴム 非加硫層 (0.3㎜)

加硫層

黒ゴム

粘着ゴム

(0.7㎜)

27 ・下地から発生するガス類や水蒸気塊を四方に分散し、脱 気装置から排出させる機能があります。 ・特殊TPE層は下地面の凹凸に対しても緩和吸収するため、 表面にはその起伏を感じさせないほど平滑に仕上がりま す。 ・改修工事やデッキプレート型枠コンクリートなどの含水 量の多いと予想される下地に最適です。

特 長

TS-Sタイプの裏面に亀甲状の溝を付けた特殊TPE層を積層させたフクレ防止(Anti-Blistering)用シートです。 ・下地から発生するガス類や水蒸気塊を四方に分散し、脱 気装置から排出させる機能があります。 ・ポリエチレンフォーム層が断熱効果を持ち、省エネル ギーに役立ちます。 ・ポリエチレンフォームが下地の不陸を調整し、表面は均 一になり、きれいに仕上がります ・ポリエチレンフォームとシートを同時に張るため施工の 労力を省くことができます。

特 長

TS-Sタイプの裏面に30倍発泡の溝付きポリエ チレンフォームをラミネートさせたシートです。 ・非加硫層に応力緩和作用があり、下地から加硫層に加わ る応力を非加硫層で吸収、分散させる為、防水シートの 耐久性を向上させます。 ・柔軟な非加硫層が展着されていますので、接着力をより 向上させ、経年による接着力の低下が小さいです。 ・比較的低温での接着性が良いので寒冷地や冬期の施工に 有利です。

特 長

TS−Sタイプの片面に非加硫層を圧延した シートです。 ・自着層に応力緩和作用があり、下地から黒ゴム層に加わ る応力を吸収分散させる為、防水シートの耐久性を向上 させます。 ・有機溶剤系接着剤を使用出来ない密閉された場所に適し ます(アクメボンドAD-008使用の場合)。

特 長

TS-Sタイプの片面に自着層(粘着層)を積層させた押え工法用 の防水シートです。地下室、共同溝等に用いられています。

TS−2WS フクレ防止用ABシート

TS−DPE 断熱材積層シート

TS−K 非加硫層積層シート

TS−L 粘着層積層シート

参照

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