3 級 機械保全技能検定 学科試験問題（追試験） 機械系保全作業

3 級 機械保全技能検定 学科試験問題（追試験） 機械系保全作業

1 旋盤は、工作物を主軸に取り付け、切削工具を回転させながら切削加工を行う工作 機械である。

2 回路の電流値を測定するときは、測定回路に並列に電流計を接続する。

3 直流回路に電流 _I が流れるとき、抵抗 _R で消費される電力 _P は、 _P ＝ _RI

で求められる。

4 炭素鋼の炭素含有量は、鋳鉄より少ない。

5 位置決め制御におけるフィードバック制御は、制御対象の現在位置や速度などの状 態を検出し、位置決めを行う制御方法である。

6 管理のサイクルとは、 _Plan → _Do → _Action → _Check の順に繰り返し回すことである。

7 自動工具交換装置は、数値制御工作機械において、工具マガジンなどから必要な工 具を選択し、自動的に交換する装置である。

8 ウォータハンマ（水撃現象）の発生を防止する方法の ₁ つとして、弁をできるだけ 急速に閉めることが挙げられる。

9 パレート図は、棒グラフと折れ線グラフを組み合わせたグラフで、不適合などの項 目とその割合を視覚的に把握することができる図である。

10 設備履歴簿に、故障が発生した日付やその状況を記録しておくことにより、故障傾 向の分析に利用することができる。

11 摩耗故障期間とは、疲労・摩耗・劣化現象などによって、時間とともに故障率が大 きくなる期間である。

12 5S （整理・整頓・清掃・清潔・躾

）の「整頓」とは、必要なものと不要なものを区 分し、不要なものを置かないことをいう。

13 電磁開閉器とは、電磁接触器にサーマルリレーを組み合わせたものである。

14 高周波焼入れは、表面を硬化して耐摩耗性を向上させるのに用いられる。

15 焼戻しは、焼入れをしたあとに適切な温度に再加熱し徐々に冷やすことで、鉄鋼材

料に粘り強さなどを与える熱処理である。

3 級 機械保全技能検定 学科試験問題（追試験） 機械系保全作業

16 一般的に、空気圧配管からのエア漏れ発見には、石鹸

水などの塗布が有効である。

17 一般的に、セラミックス材料は、金属材料よりも温度による寸法変化が大きい。

18 ショットピーニングは、表面に圧縮残留応力を与え、その表面を加工硬化させる加 工法である。

19 グリースにゴミや水が混入した場合、使用しないことが望ましい。

20 方向制御弁などに用いられる電磁弁には、ポペットタイプやスプールタイプなどが ある。

21 油圧機器に使用している作動油の温度が ₄₀ ℃であったので、異常無しと判断した。

22 油温による粘度変化の小さい作動油ほど、粘度指数は低い。

23 金属材料の引張試験において、比例限度内では、ひずみは応力に比例する。

24 しまりばめは、穴の最小許容寸法より軸の最大許容寸法の方が小さいはめあいのこ とである。

25 物体の運動エネルギーは、速度が ₂ 倍になると ₄ 倍になる。

26 メータイン回路は、シリンダの出口側に流量制御弁を設けたものである。

27 スポット溶接とは、電極で用材をはさみ、加圧しながら通電する溶接法である。

28 非破壊検査法のうち、浸透探傷法および渦流探傷法は、内部の欠陥検出に適してい る。

29 同じトルクで細目ねじと並目ねじを締めたとき、締付力は並目ねじの方が大きい。

30 ハンマによる打音検査は、金属材料の内部にクラック（ひび割れ）などがあるとき

に有効である。