• 検索結果がありません。

Microsoft PowerPoint - AMF_Digital_IF_SA_ 配布用.ppt [互換モード]

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "Microsoft PowerPoint - AMF_Digital_IF_SA_ 配布用.ppt [互換モード]"

Copied!
49
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

スペクトラム・アナライザは無線に携わるエンジニアにとって基本的なツールの一つではありますが、 実際にお客様先にお伺いすると思 た以上にスペクトラム アナライザの使用方法に いてご存じな 実際にお客様先にお伺いすると思った以上にスペクトラム・アナライザの使用方法についてご存じな い方がおおくいらっしゃいます。それほどスペクトラム・アナライザという製品は構造上の制限が多い 測定器で、使い方を間違えると正しい測定ができない測定器です。 今日のセッションでは、では、どのように使えば正しい測定になるのかをご理解いただき、また最新 のディジタルIF技術を用いたスペクトラム・アナライザでは、これらの問題点をどのように解決してい るかをご説明したいと思います。

1

(2)

こちらが本日のアジェンダです。まず、典型的なスーパーヘテロダイン方式を用いたスペクトラム・アナライ ザの構造とその動き方 そして使用上の注意点に いてお話します ザの構造とその動き方、そして使用上の注意点についてお話します。 その後、ディジタルIF化により、最新のスペクトラムアナライザがどのように動いているかをお話します。そ して最後にこのディジタルIFを使用したスペクトラム・アナライザの具体的な製品ラインナップをご紹介し、 まとめとさせていただきます。 では早速ですが、典型的なスーパーヘテロダイン・スペクトラムアナライザから話をすすめていきましょう。

(3)

まず、皆様ご存知かとは思いますが念のためにスペクトラム・アナライザのディスプレイからご説明し ておきましょう ておきましょう。 スペクトラム・アナライザは、横軸が周波数、縦軸が電力で周波数ごとのパワーを測定する測定器で す。よく謝った認識をされる方がいますが、周波数を測定する測定器というよりは周波数ごとのレベル を測定する測定器です。周波数確度はカウンターの正確差の比ではありませんので、そこは注意す る必要があります。 縦軸はdBm、すなわちログのパワーが表示されます。縦軸の一番上部がリファレンス・レベルとよば れ 通常のスペクトラムアナライザではここが最も正確に測定できるポイントです れ、通常のスペクトラムアナライザではここが最も正確に測定できるポイントです。 横軸の周波数は、通常スタート・ストップ周波数、または中心周波数とスパンを設定することで比測定 対象周波数を特定します。 また、測定スペクトラムの周波数分解能を変えるために、RBW 分解能帯域幅を設定できます。さらに VBW ビデオバンド幅を設定することで、変動の激しい信号にアベレージング効果をもたらすことで平 滑化することができます。 これがスペクトラム・アナライザの概要です。

3

(4)

次に内部構造について少しだけお話します。 こちらは典型的なスーパーヘテロダインのブロック図です。大きく分けて、RFブロックとIFブロックに分かれます。 RFブロックでは、入力信号を信号処理しやすいIF周波数に落とすためのダウンコンバータがあります。ダウン コンバータのローカル周波数は可変掃引しますが、IF周波数は固定された信号のみをモニタしますので、仮想 的にRF信号が掃引しているような信号処理となります。よって、スペクトラムアナライザは数10GHzもの広い周 波数を一度に掃引することができます。 IF信号は通常20MHzなどの低い周波数ですが、そのあと、IFゲインアンプ、アッテネータ、IFフィルタ(いわゆる RBWのことです)、リニアをログに変換するログアンプ、検波器、ビデオフィルタをとおってディスプレイに表示さ れます。最近では、IFフィルタ以降にADコンバータを使用して、検波器以降は演算で行うケースも多くなってき ています。

(5)

スペアナを正しく使う意味で知っておきたいのはRFアッテネータの意味です。 RFアッテネータはダウンコンバータで使用されるミキサへの信号の過入力を防ぐためにあります。 損傷レベルの保護だけでなく、ミキサのリニアリティが損なわれるコンプレッションポイント以上のパ ワーを防いだり、2トーンや変調信号などで発生する3次相互変調歪みを防ぐ意味で、ミキサへの入 力レベルをコントロールします。 通常ゲインコンプレッションポイントは、ハイエンドで+3dBm~5dBm程度、低価格機では0dBm以下 が一般的です。スペクトラムアナライザに例えば+10dBmの信号を入力する際には、少なくとも10dB または15~20dB程度のアッテネータを入力しないとミキサのリニアリティが保証できなくなり 歪みも または15~20dB程度のアッテネ タを入力しないとミキサのリニアリティが保証できなくなり、歪みも 発生するので注意が必要です。

5

(6)

次にIF部分について少し話をすすめていきたいと思います。IF部分で最も重要な部品はIFフィルタで す いわゆるRBWのことです

(7)

RBWは分解能帯域幅の略ですが、これを可変させることにより、管面上に表示されるスペ クトラムの分解能を変更することができます クトラムの分解能を変更することができます。 また、RBWにはノイズフロアを下げる重要な役割もあります。RBWはフィルタですので、帯 域が広いほどトータルのノイズ量も増加します。帯域が狭まればノイズ量も減少します。こ のノイズ量はRBWの幅に比例しますので、RBWが1/10になると、ノイズは10dB下がります。 図でみていただくと明らかなように、1MHz, 100kHz, 10kHzとRBWを可変させることでノイ ズフロアが減少します。 ただし、フィルタには時定数が存在するために、急峻なフィルタは応答速度が遅くなります。 RBWを下げるとスペアナの掃引速度が遅くなるご経験はあるかと思いますが、この掃引速 度は以下の式によって一意的に定まります。RBWの2乗に掃引速度は反比例し、スパンに 比例します。つまり高速に測定したい場合には、スパンを狭くするか、RBWを粗くしなけれ ばなりません。 こちらの例のように、100kHz RBWで1.9mscが、10kHzにすることで、190msecと100倍遅 くなります。 このように、掃引速度とノイズフロアはトレードオフの関係にあります。

7

(8)
(9)

IFゲインアンプの役割は、RFアッテネータと一緒に考えるとわかりやいです。 例えば+30dBm (1W)の信号がスペアナに入力されるとしましょう。このとき、仮にノイズレベルが-90dBmだとします。つまりSNは120dBです。 ミキサに入る信号が+30dBmと非常に高いので、40dBのアッテネータを用いて、入力レベルを-10dBmまで下げます。アッテネータで信号レベルを40dB落としてもノイズレベルは落ちるわけであり ません。すなわち、SNは120dBから80dBと悪化します。 実際の信号は+30dBmですので、IF信号処理としては40dB上にオフセットをかけてあげる必要があ ります このときS/Nは固定のままオフセ トされるので 結果的にノイズレベルは40dB悪化します ります。このときS/Nは固定のままオフセットされるので、結果的にノイズレベルは40dB悪化します。 つまり、アッテネータを増加すると、同じだけノイズフロアが増加します。 これは内蔵アッテネータでも外付けのアッテネータでも理論的には同じ現象となります。 このオフセットを与える動作はIF部のアンプやアッテネータにより調整がなされます。

9

(10)

このアッテネータとノイズフロアの関係。そしてアッテネータとミキサの歪みの関係を図で示したのが、 こちらのダイナミ クレンジチャ トとなります こちらのダイナミックレンジチャートとなります。 このグラフは、横軸がミキサへの入力レベルをさしています。縦軸がSN比つまりダイナミックレンジ です。 緑の線はノイズフロアを意味しています。これは、ミキサ入力レベルが下がれば下がるほど、アッテ ネータの量が増えることを意味します。 赤の線はミキサの高調波歪み、青の線はミキサの3次歪を意味します。これらは、逆に、ミキサ入力 レベル、すなわちアッテネータの量が増えれば増えるほど歪み量が減ることを意味します。 このノイズフロアと歪みは互いにトレードオフとなりますので、この交点、こちらの例では-30dBmの 入力レベルの際に、最もダイナミックレンジがとれる測定が可能となります。これを3次最大ダイナ ミックレンジといいます。このように、スペアナのスペックを理解することで、お手持ちのスペアナを歪

(11)

この3次ダイナミックレンジを具体的にお話します。 例えば、アンプのような非線形デバイスに2トー ン信号を入力するケ スを考えます ン信号を入力するケースを考えます。 スペアナの管面には非常に大きいIMが見えるわけですが、実際にアッテネータをこの状態で可変し てみましょう。 すると、スペアナのミキサが歪んでいる場合には、IMDのレベルは下がります。逆に可変しない場合 は、これはデバイスの歪みと考えられます。このようにアッテネータを変動することで、ミキサの歪み なのかデバイスの歪みなのかを切り分けることができます。

11

(12)

では、一つの例ですが、この信号はひずんでいるかどうか見てみましょう。 一見大したパワーを入力していないので正確な測定ができているように思えます。では実際にアッ テネータを入力してみましょう。 ・・・、 このようにアッテネータを28dBまで増やすと信号レベルが下がりました。つまり、最初の測定 結果はスペアナの内部ひずみです。 しかし、なぜこの測定結果がでたのでしょう?

(13)

では、周波数をずらしてみましょう。 すると、このように実は非常に大きな信号が横に存在すること がわかりました がわかりました。 つまり、スペアナの管面に出てなくても、ミキサに信号が入力されている限り、ミキサは歪む可能性 があるからです。 ミキサを歪ませずに正しい測定を行うには、事前に全帯域に入力されるパワーを確認しておくことが 必要です。 なお、スパンの範囲内で非常に大きなパワーが入力される場合は、最近のADコンバータを使用した スペアナではオ バ ドの表示がされます しかし 帯域外の大信号はADCに入力されないの スペアナではオーバーロードの表示がされます。しかし、帯域外の大信号はADCに入力されないの で、やはり歪んでいるかどうかはわかりません。これは注意が必要です。

13

(14)

ここまでで、RBW,掃引速度、ノイズフロアやダイナミックレンジなどについてお話しました。 では、その測定結果は果たして正しいのかを疑ってみます。 スペアナは基本的に振幅レベルを測定する測定器です。実はスペアナは3つの確度に関わる重要 な要素があります。 まず第1に確度には周波数依存性があります。一般的にマイクロ波領域になればなるほどスペアナ の確度は落ちます。 次にIFゲイン誤差という確度があります。これはリファレンスレベルでどれだけ確度があるかの指標 です。さらに、一番深刻なのはログスケール誤差です。スペアナは、リファレンス部が最も正確に測 定できますが、下にいけばいくほどレベルの誤差は大きくなります。これは、IF信号処理はリニアで 行っているものを、ログに変換するためです。 したがって、多くの計測器メーカーが、レベル確度 0.5dBなどと言っているのは、このリファレンス部 で、しかも1GHzなどの特定の周波数ポイントのみの仕様のことです。これには注意が必要です。

(15)
(16)

実際に代表的なアナログスペアナのスペックをデータシートから見てみます。

レベル確度には様々な要素があり、これらの二乗平方和で総合レベル確度をスペックしま す。それでもこの仕様はあくまでもリファレンスレベルでの誤差であり、管面下にいくと誤差 要因が広がります。

(17)

では実際に、どれだけ誤差があるかを実測した例がこちらになります。 上から、弊社8591E 3Ghzの低価格スペアナで、すでに販売完了したものです。真ん中は他社のス ペアナですでに2年前に販売完了したミドルレンジモデルです。一番下はこちらも他社製品で現行品 のハイエンドモデルです。 こちらの例では、同じ信号を、画面の半分以下とリファレンス部で測定した結果ですが、ご覧いただ くように0.25dB, 0.34dB、そしていまどきのモデルでも0.14dBも誤差が生じます。 測定の誤差としてこれらのスペアナは±1dB以上と明記されていることもありますが、測定手法に よって結果が異なるのはあまりよろしくありません。

17

(18)

こちらは典型的な測定ミスの例です。よく見栄えが良いように信号を画面の真ん中に置くことがあり ますが これは明らかに測定ミスです ますが、これは明らかに測定ミスです。 例えば、このような側帯波を測定するケースを考えましょう。キャリア信号は上3桁で測定し、ひずみ は下半分で測定し、このレベル差をデルタマーカーで測定しています。この測定をリファレンスレベ ルを変えてやってみましょう。そうすると、0.1dBの測定結果に差がでました。 このように誤差要因を防ぐためには適切な設定での測定が不可欠となっています。

(19)

さて、ここまでは従来のアナログスペクトラムアナライザの動作と、その使用上の注意点についてお話を すすめてきました それでは最近のスペクトラム アナライザはどのようなにな ているかに話を移してい すすめてきました。それでは最近のスペクトラム・アナライザはどのようなになっているかに話を移してい きます。

(20)

最新のアジレントのスペクトラムアナライザでは、フィルタ以降をディジタル化するだけでなく、 IFセクシ ンを全てディジタル化するディジタルIF方式を採用しています これは現在市販さ IFセクションを全てディジタル化するディジタルIF方式を採用しています。これは現在市販さ れているスペクトラム・アナライザではアジレントのみが完全にIFセクションをディジタル化 することに成功しました。 このようにIF信号に落ちた信号は全てADCによりディジタル化され、その後FPGAによりア ナログと同じ動作原理がディジタル的に処理されます。ここでの最大のメリットは誤差成分 を補正できるようになった点です。 ここで、FFTと何が違うのか?について少しお話します。

(21)

(このスライドは間に合わなかったのでお手元にありません) ディジタルIFスペアナとFFTアナライザは構造的に似通っていますが、動作として明らかに異なりま す。まずFFTが単純ですので先にご説明します。 仮に0dBmの信号が5トーン、-50dBmの信号が2トーンのスペクトラムを測定したとしましょう。FFTア ナライザはこのスペクトラムを時間軸として全てADコンバータに入力し、FFT変換することでスペクト ラムを表示します。このとき、ADコンバータには、全ての電力が入力されます。つまり、総電力6.9dB の信号が入力されますので、ADコンバータのレンジは6.9dB以上に設定されます。ADCのビット数 を仮に14ビットとしますと 理論的なダイナミックレンジ限界は 約84dBとなります 実際には有効 を仮に14ビットとしますと、理論的なダイナミックレンジ限界は 約84dBとなります。実際には有効 ビット数はより少ないので70dB程度が限界です。すなわち、FFT処理の場合は、最も低い測定レベ ル限界は-77dBmとなります。実際にはこれよりも10dB以上悪化します。また、帯域幅が広いため、 帯域内のノイズが入力されるためにS/Nが悪化します。 ディジタルIFスペアナの場合には、ADCには限られた電力のみが入力されます。スペアナが掃引し ている際に、RBWよりも少し広いアナログフィルタによりプリフィルタがあり、これにより帯域外電力 をカットし、S/Nを改善させます。したがってADのレンジを比較的低く設定できます。さらに各信号入 力レベルに応じて、ADCのレンジをコントロールできますので、高い信号を測定するときと、低い信 号を測定するときに最適なレンジで測定できます。つまりADCのビット数の制限なくダイナミックレン ジを稼ぐことができます。

21

(22)

では、具体的にどのようなメリットがあるのでしょう。

大きくは5つのメリットがあります。

高速掃引、ダイナミックレンジ改善、不確かさの除去、リアルタイムオートレンジ、そしてリアルタイム 測定です。

(23)

まず掃引速度に着目してみましょう。すでにお話したように掃引速度はRBW, スパン、そしてIFフィ ルタの持つ時定数により決ま てしまいます ルタの持つ時定数により決まってしまいます。 例えば、1GHzスパンで、3kHz RBW, 3kHz VBWで測定しますと、弊社の比較的古い8563ECとい うモデルでは280秒の掃引時間がかかります。これでは生産性は非常に低くなってしまいます。 では、PSAではどうでしょうか? PSAではアナログIFフィルタではなく、ディジタルフィルタを採用し ているため、時定数を高速化できます。8563ECにくらべて半分も速度の改善ができます。 そして、さらにFFT掃引モードを使うと、11秒の高速掃引が可能です。これならば常識的な時間です ので、実際に使用に耐えうる速度です。実に4分30秒もの高速化を実現しました。

23

(24)

実際に他社スペクトラムアナライザとも掃引速度を比較してみますと、このFFT掃引の高速は郡を抜 いております いております。 他社スペクトラムアナライザでもFFTモードが用意されていることがありますが、VBWの計算ロジッ クをFFT上で実現できていなかったり、FFTの帯域幅制限があることがあります。PSA/MXAなどの 弊社ディジタルIFスペクトラム・アナライザでは、特に帯域幅の制限なく、ブロックでFFTを実行してい きますので、掃引時とFFT時に特に違和感なく、また自動的に最適な方法を切り替えることで高速化 が実現されます。

(25)

ディジタルIFフィルタでは時定数の高速化だけでなく、細かい分解能設定も可能になります。例えば 3kH から1kH にRBWを変えるといきなり掃引が遅くなり見たい信号が見れないときがあ たりしま 3kHzから1kHzにRBWを変えるといきなり掃引が遅くなり見たい信号が見れないときがあったりしま すが、分解能を細かく設定できることで掃引速度のトレードオフの犠牲をできるだけ最小限にするこ とができます。

25

(26)
(27)

ディジタル処理を行うことでダイナミックレンジの改善を行うこともできます。 これはACP測定を行う際にスペアナの残留ノイズを打ち消すテクニックであるノイズ・コレク ションの例です。 ACP測定では、ダイナミックレンジを最適化するために、例えばアッテネータを調整しミキサ レベルを下げることで、スペアナのダイナミックレンジを最適化するのが一般的です。すでに お話したようにアッテネータを入力することによりノイズフロアは上昇しますが、これはあくま でも仮想的にノイズフロアがあがっただけであり、実際にノイズが増えているわけではあり ません そのほかにもスペアナの内部には打ち消すことの可能なノイズ成分が多数存在し ません。そのほかにもスペアナの内部には打ち消すことの可能なノイズ成分が多数存在し ます。ノイズコレクション技術は、このようにACP測定時にアナライザの都合で加算されてい るノイズを計算アルゴリズムにより打ち消す技術で、これを使用することにより、例えばW-CDMAのACP測定の例ですが、-67dBcの測定結果を-69dBcに改善することができます。

27

(28)

ディジタルIFはさらにスペアナの振幅確度を劇的に向上させます。これはアナログでのブロックダイ アグラムですが アナログスペアナには非常に誤差成分が大きくなる要因が多く含まれます アグラムですが、アナログスペアナには非常に誤差成分が大きくなる要因が多く含まれます。

(29)

ディジタルIFにすることにより、IFゲインアンプを無くすことができ、かつログの誤差をほぼ 打ち消すことができます したが て リフ レンスレベルをどこに設定しようが どの位置で 打ち消すことができます。したがって、リファレンスレベルをどこに設定しようが、どの位置で スペクトラムを測定しようが、もうディジタルIF化することで関係なくなるようになりました。 これはエンジニアにとって、非常に利便性が向上されます。

29

(30)

実際にスペックシートを比較してみると、様々な誤差要因が最小限に抑えられていることが わかります

わかります。

仕様では±0.26dBの誤差、常温での95%確度は0.24dB、そしてtypical値は0.17dBと、も はやパワーメータ並みのレベル確度を達成します。

(31)

実際にパワーメータとPSAにおいて、100回同じ測定をして、再現性を比較してみました。

測定自体には0.035dBの差がありますが、-20dBmの測定値に対してもはや無視できる誤差範囲で す。このようにパワーメータに限りなく近づき、再現性を高くパワー測定が可能になりました。

(32)

冒頭にお話したログの誤差はスペアナでの測定上では深刻な問題ですが、ディジタルIFのスペアナ にはもはやただ画面を動かしているだけにすぎません にはもはやただ画面を動かしているだけにすぎません。 また、ADC自体のリニアリティも、ADCディザによりリニアリティを向上することにより、この図では SGで10dBステップで信号をゼロスパンで測定していますが、下半分以下の管面でも、非常に正確 に測定が実行されているのがわかります。

(33)

最近のスペアナでもADCによるディジタル処理をすればログ誤差がなくなるわけではありません。こ れは他社の最近のスペアナですが ア テネ タを固定して純粋にリフ レンスレベルだけを変動さ れは他社の最近のスペアナですが、アッテネータを固定して純粋にリファレンスレベルだけを変動さ せたときのレベル測定誤差を見ていくと、測定位置によって0.1dB以上の誤差が発生することがわ かります。 つまりアナログ時代の問題を引きずっている典型的な例です。

33

(34)

さらにADCのレンジングがリファレンスレベルにより決まるスペアナもあります。これには注意が必 要です 要です。 リファレンスレベルを超えて信号が入力されると、上の画面のようにADCがオーバーレンジを起こし、 大きく歪みを起こします。リファレンスレベルを超えないか、アッテネータを多めにいれておけばよい のですが、例えば非常に小さいIMを測定する際には、ログ誤差があるのでレベルを上に持っていき たくなります。そこで上に持っていくと今度はキャリア信号がリファレンスを超えてオーバーレンジを 起こします。これではまずいのでアッテネータを増加させると、今度はノイズフロアがあがって微小信 号は見えなくなります。これでは正しい測定はできません。

(35)

こういったADコンバータのレンジ調整は、アジレントの最高峰モデルPSAにおいては、リア ルタイムにレンジ ントロ ルを行うことで リフ レンスレベルやア テネ タ量とは関係な ルタイムにレンジコントロールを行うことで、リファレンスレベルやアッテネータ量とは関係な く最適なADコンバータのレンジを使うことができます。これはアナログプリフィルタとACコン バータの直前のリコンストラクションフィルタの間にパワーディテクターがあり、フィルタの時 間遅延の間に、パワーディテクタにより検出された最大パワーにACDのレンジを調整すると いったロジックを採用しています。

35

(36)

最後にディジタルIFスペアナのメリットとして、FFTの活用によるリアルタイム性があげられます。 こちらの画面にあるようにホッピング信号を観測するケースを考えると、普通に掃引していると取りこ ぼしが発生します。ではマックスホールドを使うととりあえずスペクトラムがあったことはわかります が詳細はわかりません。

(37)

ディジタルIFはFFTアナライザと構造的には同じですので、ローカルの掃引を止めて、ある特定の周 波数において時間サンプリングを行うことで時間軸 FFTによる周波数解析 位相測定などの多次 波数において時間サンプリングを行うことで時間軸、FFTによる周波数解析、位相測定などの多次 元測定ができます。さきほどのホッピング信号に関してもスペクトログラムと呼ばれる縦軸が時間、 横軸が周波数、色がレベルを表すディスプレイを使うことでどのタイミングで周波数が可変するかが 一目瞭然です。 また、シンセサイザのロックアップタイムの測定などに応用することもできます。このように時間的に 変動する信号や突発的なノイズなどの測定にはFFTモードを活用することで今までの掃引スペアナ モードでは測定できなかった現象を観測することができます。測定 きな 現象を観測する きます。

37

(38)

ただし、FFTでは前述したようにダイナミックレンジの制限、S/Nの悪化などの問題があります。また AC ンバ タの速度に応じて測定できる周波数範囲に制限があります さらに 番の懸念事項は ACコンバータの速度に応じて測定できる周波数範囲に制限があります。さらに一番の懸念事項は、 FFTといえどもヘテロダイン方式を使用していますので、ミキサには全ての電力が加わります。ミキ サの歪みを検地するのがFFTでは困難なため、まず掃引スペクトラムアナライザで全体像を把握し、 必要な場合にのみFFTを使用することが望ましいと考えています。

(39)

ここまででご説明したように、ディジタルIF技術を使用することで 高速掃引 ダイナミックレンジ改善 不確かさの除去 オートレンジ機能 FFTによるリアルタイム測定 といった従来のアナログスペアナと比較して劇的にユーザの利便性をたかめ、正確な測定と新しい 測定ができるようになりました。

39

(40)

それでは、最後にこのディジタルIF技術を採用したスペクトラム・アナライザのラインナップをご紹介したい と思います

(41)

アジレント・テクノロジーでは、低価格のハンドヘルドスペアナ、ベンチトップもでるから、最高峰のス ペクトラムアナライザまで様々な機種をご提案しております そのうち PSA MXA EXAがいままで ペクトラムアナライザまで様々な機種をご提案しております。そのうち、PSA,MXA,EXAがいままで お話したディジタルIF技術を採用しております。

(42)

PSA、MXA、EXAの代表的なスペックがこちらです。ご覧いただくように総合レベル確度は これまでのモデルよりも圧倒的に正確となり 全モデルにおいて掃引速度の圧倒的な改善 これまでのモデルよりも圧倒的に正確となり、全モデルにおいて掃引速度の圧倒的な改善、 ノイズコレクションによるACP性能改善、ログ誤差の除去、そしてFFTによるリアルタイム測 定が可能です。

(43)

最高峰のPSAシリーズには、オプションで様々な機能が追加可能です。 位相ノイズ、外部信号源コントロール、外部ミキサによるミリ波測定、NF測定、8902Aの代 替となるメジャリングレシーバ機能、各種移動体通信等の変調解析などがオプションで機能 追加できます。

43

43

43

(44)

.MXA/EXAは最新のWindowsベースのプラットフォームで、OS・ソフトウェアは完全に共有 化され 同じソフトウェアが走ります

化され、同じソフトウェアが走ります。

MXA/EXAにおいても最新の移動体通信から、WiMAX、そしてLTEの変調解析オプション があり、さらにNF測定や位相雑音測定機能などもオプションでご提供しております。

(45)

そして来月7月より、MXAに新しいハードウェアオプションとしてベースバンドIQ入力機能がリリース されます 16bitの高分解能ADCにより業界最高のダイナミ クレンジを達成し またアジレントのも されます。16bitの高分解能ADCにより業界最高のダイナミックレンジを達成し、またアジレントのも つ優れたInifniiumオシロスコープ用パッシブプローブ、アクティブプローブがそのまま刺さるように設 計されております。こちらは会場のデモコーナに実機がございますので、ぜひご興味のある方はお 立ち寄りください。

45

(46)

そして、これらのPSA、MXA、EXAと連動して動くソフトウェアが89601A ベクトルシグナル解析ソフト ウ アです FFTによるリアルタイム測定や様々な変調解析オプシ ンを搭載しております このソフ ウェアです。FFTによるリアルタイム測定や様々な変調解析オプションを搭載しております。このソフ トウェアはこれらのスペアナだけでなく、ロジックアナライザやオシロスコープをフロントエンドのHW として選択することにより、様々な帯域幅、インターフェースの信号の解析をも実現します。

(47)

89601A VSAは様々なオプションにより多彩な変調解析に対応しております。本日のほか のセ シ ンでもこのソフトウ アのご紹介を多数さしあげているかと思います

のセッションでもこのソフトウェアのご紹介を多数さしあげているかと思います。

以上で製品のご紹介を終わらせていただきます。

(48)

以上本日のまとめになりますが ・スペアナはその内部構造により様々な誤差要因が存在する ・ディジタルIFによりほとんどの欠点を補うことができる ・特に掃引速度とレベル確度の向上、ログ誤差による測定ミスの除去、そしてリアルタイム測定を1 台でこなすことができます。 ぜひ今後スペクトラムアナライザをご検討の際には アジレントのディジタルIFスペクトラムアナライ ぜひ今後スペクトラムアナライザをご検討の際には、アジレントのディジタルIFスペクトラムアナライ ザを採用いただければ幸いです。

(49)

参照

関連したドキュメント

であり、 今日 までの日 本の 民族精神 の形 成におい て大

、肩 かた 深 ふかさ を掛け合わせて、ある定数で 割り、積石数を算出する近似計算法が 使われるようになりました。この定数は船

ERROR  -00002 認証失敗または 圏外   クラウドへの接続設定及びア ンテ ナ 接続を確認して ください。. ERROR  -00044 回線未登録または

しかしながら、世の中には相当情報がはんらんしておりまして、中には怪しいような情 報もあります。先ほど芳住先生からお話があったのは

単に,南北を指す磁石くらいはあったのではないかと思

Âに、%“、“、ÐなÑÒなどÓÔのÑÒにŒして、いかなるGÏもうことはできません。おÌÍは、ON

都調査において、稲わら等のバイオ燃焼については、検出された元素数が少なか

真竹は約 120 年ごとに一斉に花を咲かせ、枯れてしまう そうです。昭和 40 年代にこの開花があり、必要な量の竹