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WS③-2 救急車受入れ以外の地域の課題

15:30 ~

B 【救急車の搬送受入れが良好である地域】

1.地域の救急医療体制についての

課題は何ですか、優先順位は?

(現場の医療者、住民、行政のそれぞれの目線から)

(グループで20分+発表10分)

平成21年度救急統計活用検討会報告書

<想定> B地域の状況

①この地域は、人口100万人、2つの消防本部が所管。

②緊急度・重症度が高いと判断すれば、

直近の救命センター(3カ所)から順に連絡。

③各救命センターは、年間5-6千台の救急車搬入に応需。

④救命センター間で、疾患ごとで役割分担はしていない。

B地域C救命センター2014年度救急車搬入患者の状況から

2,321人/5,255人(44.2%)が後期高齢者(75歳以上) ..1,071人/2,321人(46.1%)が救急外来より帰宅 .. 279人/2,321人(12.0%)が入所施設より通報

◯救急車の受入れが良好といっても..

<傷病者の状況>

・重症傷病者が、適切な時間内に、

適切な医療機関に搬送されているか?

・高齢者への対応は、現状のままでよいか?

・精神科救急との連携は、行われているか?

<医療機関の状況>

・重症傷病者が、適切な時間内に、

適切な医療機関に搬送されているか?

・平日日中、休日夜間では、対応に差があるのでは?

・傷病者ごとの転帰の評価はいらないのか?

2.解説(MCの役割を見直す)

(5分)

(別添3)

187

(2)

3.MCの役割の変化に伴い、

地域で解決すべき課題は何ですか?

(グループで5分+発表5分)

◯MCの役割には、変化が求められることになる。 ◯救急救命士の処置拡大に伴い、MCのコア業務

(=指示、検証、研修体制)にも変化が求められ てきた。

4.MCのコア業務の課題は何ですか?

(グループで5分+発表5分)

◯当初のMC

心肺停止傷病者に対する活動の質を担保するために 1)指示、2)検証、3)研修体制を整備すること..

◯処置拡大(挿管・薬剤)等の実施

求められる重症外傷、処置拡大に伴うプロトコルの策定..

◯消防法改正

MC協議会の法的根拠が確立..

傷病者の搬送先医療機関の調整に関与..

更なる処置拡大(ブドウ糖・心肺停止前の輸液)..

5.解説(MCコア業務の見直し)

(5分)

6.MC(コア業務)の役割の変化に伴い、

地域で解決すべき課題は何ですか?

(グループで5分+発表5分)

◯MC(コア業務)の役割には、変化が求められ ることになる。

188

(3)

◯需要側(傷病者)の課題・・・需要の抑制策の例

・救急車、救急外来の適正利用の推進

電話相談(#7119、#8000、アプリ)の充実、老健施設・在宅患者の救 急搬送の減少への取り組み(地域包括ケア)、頻回利用者対策、時間 外選定療養費

◯供給側(医療機関)の課題・・・受入れ容量の増大策の例 見える化の推進(救急搬送の受入れ状況の公表・共有)、補助金の適 正化(受入れ実績を反映)、出口問題への取り組み、表彰制度

◯需要側と供給側のミスマッチの課題・・・改善策の例 見える化の推進(救急搬送の受入れ状況の公表・共有)、救急搬送受 入れの実施基準(消防法第35条)の適時修正、医療機関による消防OB の活用、消防・医療の双方向の評価(電話をかける側の評価)

7.解説(応需率改善への取り組み)

(5分)

まとめ

救急医療は、社会環境の変化に柔軟に対応する ことを求められる

MCについても、役割は変容せざるを得ない

救急活動の「質の担保」(=コア業務)はMC の根幹

189

参照

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