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令和3年度 愛知教育大学入学試験問題

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Academic year: 2021

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令和3年度 愛知教育大学入学試験問題

標準的解答例または出題の意図及び評価の観点

【前期日程】

科目名:福祉コース(総合問題)

問題Ⅰ【標準的解答例】

問1 自分で考えることができないので、親に指導されコントロールされるべき存在(35 字)

問2 自分たち独自の想いや願いをもち、成人市民としての地位にふさわしい社会的状況を 得る権利を有する存在(48 字)

問3 親は、知的障害者は「自分で考える」ことができない、「誰かに指導されコントロー ルされる」存在であると認識しているため、親の考える子の「最善」は、親の元で育てられ 保護されることである。一方、子ども自身は、自分の将来や人生について、自分で決めるこ とが「最善」であると考えている。以上のように親の考える「最善」と子ども自身が考える

「最善」には大きなズレが生じている。このような状況の中で、子ども自身が考える「最善」

を実現していくためには、知的障害をもつ当事者と多くを語り合ってきたニイリエのよう に彼ら/彼女らと語り合う機会が必要であり、彼ら/彼女らが自分たち独自の想いや願いを 持っているということに気づくことが重要であると私は考える。そして、支援者は親が知的 障害者も「自分で考える」ことが出来る存在であると認識できるように、本人たちが想いを 伝える機会を設け、親が彼らの想いを尊重し見守れるように支援していくべきである。また、

知的障害者が置かれている現状も改善しなくてはならない。集団処遇され、自分で決める機 会を奪われ、異性と付き合うことを逸脱行為と思われるような環境を改善し、個人が望む生 活の実現を目指す必要がある。そのためには、親元を離れても安心した生活が保障されるサ ービスの提供が不可欠であり、そこでは個人の意思を尊重した支援が提供されるべきであ ると考える。(575 文字)

問題2【標準的解答例】

選択項目(②③④⑥⑦)

2007 年から 2013 年までの 6 年間に起きた社会の重要な出来事は 2008 年から 2009 年の リーマン・ショックと 2011 年の東日本大震災である。これらを契機に人々のライフスタイ ルが大きく変化したと考えられる。それは家族の価値や役割についての意識をも変えるこ とになった。つまり、「休息や心の安らぎ」「皆が共に成長する」などの理念や期待による家 族像から「夫または妻との愛情をはぐくむ」「子どもを生み育てる」「経済的に支えあう」と いった現実的に家族の価値や役割を再評価しようとする傾向へと変化してきたものとみら れる。(233 文字)

参照

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