Ⅰ Ⅰ 韓国企業の国際ビジネス展開 と問題
一対 中投資を中心に‑
鄭 守源
1. はじめに
韓国の海外投資 は1990年代 に入 りグローバル化の勢いに対応 し、現地化 と海外への生産 シフ トな どを通 じ企業競争力を高め活気 を帯びてきた。1968年海外投資が始 まって以来、1991年 には初 めて 投資金額が10億 ドル以上を達成 した。
韓国の海外投資の特徴 をみ ると、 アジア地域 の場合、中小企業が現地労働力の活用 のための投資 が中心 となる小型投資が主であ り、北米、 ヨーロッパな ど先進国では大企業の投資 と先端技術 の確 保 および現地進出型の投資が中心で、中 ・大型投資の現象 をみせている。韓国のアジア地域への投 資の うち、中国に対す る投資が1992年国交樹立 をきっか けに毎年順調 に増加 の勢 いをみせている。
2007年 には米国を抜 き、第1位の投資対象国 として浮上 した。
2008年北京夏季オ リンピックの開催 は何 よ りも全世界が中国の現体制 を肯定的に認 めていること を意味 し、 またオ リンピックを開催す ることによ り政治、経済面 において大国であることが国際的 に公認 されたのである。今回のオ リンピック開催で中国は改革 ・開放のス ピー ドをよ り加速 させ、
国際社会 において中国の役割は大 きいであろう。
中国政府が最近外国投資企業 に証券上場 を約束 し、世界 の多国籍企業が中国のオ リンピックを応 援す ることは中国経済発展の可能性 を示唆 している。中国のオ リンピック開催 の成功が持つ大 きな 意味は、中国の経済成長 を促進 させ るきっか け として外国人投資 の急増 と、イメージ向上 による輸 出の増加、中国内部のイ ンフラ施設の拡大 な どにおいて期待で きる。
韓国の対中貿易規模 は国交樹立以降、急速 に増加 してお り、1996年以降には中国が米国、 日本 とと もに韓国の3大輸 出市場のひ とつ として浮かび上がった。
1992年の場合、韓国全体の輸出金額 に占める対車輪出金額 の割合 は4.5%に過 ぎなかったが、2007 年 中国に対す る輸 出金額 の割合 は22%まで増加 し、韓国の第1位 の貿易相手国 ユになった。 この よ
1韓国の対 中貿易 は黒字が続 いている。 しか し、近年 に入 ってか ら黒字額 は年 々減少が続 き、2005年 の対 中貿易の黒 字 は約233億 ドルであったが、2007年 には約190億 ドルまで減少 した。
うに中国に対す る輸 出の増加要因はい くつかの理 由が挙 げられ るが、韓国企業 の対中進 出による要 因が何 よ りも大 きい と捉 えることがで きる。中国における輸出の増加 は現地 に進 出 した企業が現在 まで韓国か ら原材料 と中間材 を輸入 してい ることでわか る。 しか し、今後 中国に進 出 した韓国企業 が現地企業 と競争す るためには、同等な品質の原材料 と中間財 を韓国 よ り安 い価格で第3国か ら輸 入す るか、 あるいは中国現地か ら調達で きれば韓国の対中貿易収支の黒字 は減少す る可能性が高 い
と思われ る。
韓国企業のグローバル化 によ り国際競争力の強化 とい う側面 において、企業 に とって海外進 出が 重要な課題 となっている。一方、国内で は各種の規制及 び労働力の確保問題 な どによ り世界市場で 事業 を展開す るためだ とい う側面 もある。
このような観点か ら中国は韓国 と比較 して補完度が高 く、豊富 な労働力 と資源保有、地理的 ・歴 史的 ・文化的な類似性 と大規模な内需市場 な どの良好 な投資条件 を整 えている重要な投資対象国で ある。中国は1970年代半ばまで計画経済体制 を維持 して きたが、1978年以降伝統 的な計画経済体制 による低効率性問題 を解決す るための実用主義の路線 を掲 げなが ら、対内的には国内経済全般 にわ たった改革 を図 り、対外的には開放経済政策 を推進 し、先進外国企業の技術 と経営技法 を効率的に 導入す るための外国人投資の許容、経済特 区 と開放都市の設定な ど、外国人投資環境 を改善す るこ
とにより外国人企業の対中投資 を積極的に誘致 している。
もちろん韓国の立場でみて も、中国経済の急速な成長 は相互補完的な協力関係だけでな く、新 た に職烈化す る競争関係 とい う二面性があるが、中国は韓国において巨大なニ ュー市場であると同時 に、最 も注 目され る投資対象国 として韓国企業 に魅力的な投資機会 を提供 してお り、今後 も増加 の 勢いは持続す るもの と思 う。
しか し、最近外国人投資 に対す る税制優遇措置や環境汚染の規制、雇用問題 な ど外国人投資 に関 す る政策が変化 している。以前は外国人投資 を誘致す るために多 くの優遇措置 を提供 して きたが、
現在 は政府の規制 によって選別 して誘致す る政策 に取 っている。 つ ま り "量的成長投資誘致政策"
か ら "質的成長誘致政策"に変わってい る。中国は外国人投資 を効率的に利用す ることによ り自国 の産業発展 に寄与す るようになって きた。
このような中国の外国人投資 に関す る政策の変更 は韓国の対中投資企業 に大 きな影響 を与 え、ベ トナムな ど新興開発途上国‑のシフ トと撤退 を考 えざるえない企業 も現れ るようになった。
本研究では、韓国企業の国際化が進む中で、韓国企業の対中投資 に対す る実態 と進出企業が直面 し ている問題点を把握 し、今後 中国進 出企業 のあ り方 について考察 してみたい。
2.韓国企業の海外進出
(1)海外投資の現状
2007年韓国の海外投資 は20,692件 に20,351,730千 ドルが行われ、初 めて海外投資が200億 ドル を
超 えた。年間投資額 は1991年 に10億 ドル、2000年 に50億 ドル、2002年 と2003年 は多少減少の傾 向 も あったが、2006年 に100億 ドルを突破 し、2007年 には200億 ドルを超 えるな ど、海外投資 は1991年 に 比べ20倍 も増 えた。
韓 国の海外投資が勢 いで増加す る理 由は韓 国企業 のグローバル戦略 による海外市場 の確保 と高油 価 による資源開発投資、政府 の海外不動産投資 の規制緩和政策 な どが挙 げ られ る。
2007年海外投資の増加 の理 由は、製造業 と鉱業の投資が件数 に対 して投資額が 巨額で あることと ベ トナムな ど新興 開発途上国への不動産投資2の増加 に よるもので あ る。製造業 の場合、 自動車産 業や半導体産業 に大規模の施設投資が行 われた。 また鉱業 は油価 の急騰で原油や天然ガスな どエネ ルギー関連投資が多かった。
(表2‑ 1)の ように、投資対象国 は中国が連続 して第 1位 であ り、次が米 国 になってい る。最 近韓国の海外投資 の中で急速 に伸張 をみせ てい る国はベ トナムで ある。ベ トナムは戦争以降非効率 的な経済運営 と先進国の経済支援禁止 な どで厳 しい生活 を して きた。1979年末か ら計画経済体制 を 部分 的に導入 しなが ら新経済政策 として対外開放 ・改革政策 を発表 し、物価 の安定 と財政赤字 の縮 小、積極 的な外国人投資誘致政策 を図って きた。
最近10年間の経済成長率 は平均7%を達成 し、国内の不足す る資本 を外国人投資 の誘致 によって 補 って い る。 韓 国企 業 のベ トナム‑ の投資 は、2001年 に56,078千 ドルで あったが、2007年 には 1,269,883千 ドルの投資が行 われ、韓 国の第3位 の投資対象国に浮上 した。一方、ベ トナムの立場 か
らみれ ば、韓国が第 1位 の投資国で あ り、 その他 シンガポール、台湾、 日本順 になってい る。
(表2‑ 1) 国別海外投資の現状
単位 :千 ドル
申請件数 新規法人 投資件数 投資金額
2001年 2007年 2001年 2007年 2001年 2007年 2001年 2007年 中国 1,743 4,548 1,052 2,112 3,209 9,081 650,116 5,226,133 米国 968 2,130 502 1,246 1,333 2,885 1,462,14 3,407,170 ベ トナム 104 815 48 402 238 2,199 56,078 1,69,883 香港 87 409 41 146 131 493 101,762 1,163,691 日本 216 460 116 227 24 506 88,933 518,179
注 :上位の国のみ紹介 し、合計は該当年度の全体件数 と金額である 出所 :韓国輸出入銀行のホームページ資料、2008より再作成
2新興開発途上 国であ るベ トナム とカ ンボ ジアの経済開発 が本格化 され、近年 オ フィスや住宅 の需要 に応 じて不動産 に対す る投資が活発 に行 われている。
(2)規模別海外投資の現状
海外投資 の規模 は (表2‑ 2)の ように、大企業 と中小企業 の場合、多額 の投資が行われた。
2001年投資件数当た り大企業の投資金額 は5,382千 ドルであったが、2007年 には投資件数当た り7,lュo 千 ドルに増加 してい る。中小企業 も投資件数当た り198千 ドルか ら540千 ドル まで増加 した。 また規 模別全体 の投資額 も前年度 に比較 して大企業 は102.9%が増加 し、中小企業 は68%が増加 してい る。
投資件数の割合 は中小企業が半分以上 を占めてい る。
(表2‑2)規模別海外投資の現状
単位 :千 ドル
業種 申請件数 新規法人 投資件数 投資金額
2001年 2007年 2001年 2007年 2001年 2007年 2001年 2007年 大企業 539 1,186 162 367 784 1,901 4,219,86113,517,709 中小企業 2,344 5,650 1,273 2,270 4,093 10,422 813,824 5,629,364 個人企業 210 723 150 409 405 1,652 29,276 171,419 個人 858 4,151 572 2,587 1,138 6,716 117,738 1,033,138
その他 4 1 2
0
3 1 80 100荏 :その他は非営利団体を含む
出所 :韓国輸出入銀行のホームページ資料、2008より再作成
(3) 業種別海外投資の現状
2007年の業種別海外投資 は大部分の業種が前年度 よ り増加 している。特 に、大規模 の持株会社 の 設立でサービス業 は前年度 より約5倍増加 した。2007年海外投資の中で最 も投資額が高い業種 はや は り製造業である。 (表2‑3)のように、2001年の2倍 になる7,615,869千 ドルの投資が行われた。
しか し製造業が 占める投資額の割合 は2001年 に73.8%であったが、2007年 には37.3%に減少 し、韓 国の海外投資 は製造業離れが起 きている。
業種別投資の件数 はサービス業 と不動産賃貸業が前年度 と比較 して大幅に増加 して きたが、製造 業 と鉱業 は前年度 に比べあまり変化 はない。2007年海外投資の投資額 は上昇 して も投資件数 は低下 している。 このような傾向が既存の法人 に対す る増額投資 と投資件数当た り投資規模の大型化 になっ ていると思 う。
製造業の中で海外投資の最大国は中国である。中国に対す る海外投資 は前年度 より33.5%増 えた。
一方、前年度 と比較 して増加率が100%以上 の上昇 をみせてい る国はベ トナム(108.4%)、 チェコ (375.4%)3、イン ド(184.6%)である。
(表2‑3)業種別海外投資の現状
単位 :千 ドル
業種 申請件数 新規法人 投資件数 投資金額
2001年 2007年 2001年 2007年 2001年 2007年 2001年 2007年 製造業 2,347 5,414 1,274 2,256 4,095 10,8063,824,1267,615,869 建設業 35 571 17 272 56 985 43,721 836,155 卸 .小売業 519 1,668 301 996 671 2,435 905,1012,036,259 金融 .保険業 7 92 6 54 6 98 2,5801,192,497
注 :主要業種のみ紹介 している
出所 :韓国輸出入銀行のホームページ資料、2008より再作成
3.韓国企業の対中投資活動
(1) 対中投資の現状
韓中両国は1992年8月に国交正常化 を図 りなが ら,韓 中関係 に新 しい場 を設 けた。修交 を通 じて 両国は経済協力 において平等互恵の原則 を土台に、過去 に香港 を経 由 した間接的な交流か ら直接的
な交流 に転換 され、両国の貿易 と投資が急速 に増加す るきっかけを迎 えることとなった。
韓国の対中投資 はすでに修交以前か ら香港 と日本 な ど、第3国を経 由す る形態で始 まったが、修 交 とともに本格的に増加 した。1992年対中投資の件数 は170件で、投資金額 は約140百万 ドルであっ た。 その後今 日まで対中投資 は引き続 き増加 し、韓国の対中投資 は (表3‑ 1)のように、2007年 投資金額が約5,466百万 ドルまで大幅に増加 した。
このように韓国の対中投資が急増 した理 由は、対外的には中国政府 の対外開放政策 と、今後 の中 国経済の潜在力を認 めた内需市場の確保 のための ものだ と捉 えることがで きる。 そ して対内的には 1990年半ば、韓国の賃金上昇 によ り国内生産活動が困 る時期 に、中国の低賃金労働力活用 と地理的 な隣接性が韓国企業の投資有望地域 として浮かび上がったためである。
3チ ェコの投資 の増加 は、現代 自動車 の中o東欧市場確保 を 目的 とす る自動車産業 の投資拡大 によるものである。2008 年10月 に生産 開始 の予定 で、生産能力 は乗用車 とスポーツ用多 目的車 が20万台、 トラ ンス ミッシ ョンギアボ ックスが 60万台。 さ らに2011年 か らは年間30万台 の生産 を 目指す。 また現代 自動車傘下 の起亜 自動車 もス ロバ キアに進 出 して いる。
一方、韓 国企業 の対 中投資 も成熟期 を向か えてい る。投資金額 はまた増加 してい るが、投資件数 は2005年 をピー クに2006年 と2007年 には減少の傾 向にある。 この ような現象 は投資規模が以前 よ り 大 き くなってい る とはいえ、反面韓 国企業 の立場か らみれば投資先 として魅力 を失 ってい ることで もあ る。最近、 中国の投資環境 も変化が激 しく、外国企業 に対す る税制優遇措置の取消や雇用条件 の悪化、賃金上昇 な どが進 出企業 の経営 に圧迫 をか けてい る。韓国企業 の海外進 出の中で中国が 占 め る割合 も金額面で2003年 に42.9%を占めていたが、2007年 には26.4%まで下がった。投資件数 も 59.9%か ら36.6%まで下が ってい る。つ ま り海外投資 は中国か ら新 しい投資先 に求めて方 向を転換
してい ることがわか る。
(表3‑ 1) 年度別投資の現状
単位 :百万 ドル
1998年 1999年 2000年 2001年 2002年 投資件数 238 465 810 1,044 1,408 投資金額 681 352 746 650 1,114 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 投資件数 1,707 2,124 2,291 2,249 2,162 投資金額 1,811 2,383 2,799 3,349 5,466 出所 :韓国輸出入銀行、韓国の対中国直接投資動向、輸銀海外経済、2008.3より再作成
(2) 規模別対中投資の現状
2005年韓国の対 中投資 を投資規模別 にみ る と、 (表3‑ 2)の ように、件数 当た り投資規模 は平 均1.22百万 ドルで あ り、2007年 の2.5百万 ドル よ り少ない。 これ は最近、件数 当た りの投資規模 が 年々上 ってい ることを意味す る。韓 国の対 中投資 は主 に限界産業の生産基地移転 を通 じた コス ト削 減 レベルの投資であった。
大企業の投資件数の規模 は2005年か ら2007年 まであま り増加 は してないが、金額 は2倍以上 に上 っ てい る。中小企業 も件数 は減少 してい るが、金額 は少々増加 をみせてい る。 この ように、 中小企業 の投資件数が減少 してい る原因は中国の投資環境が悪化 してい ることを示 す。2007年大企業 と中小 企業 の投資件数 の割合 は大企業が全体 の約4.8%を、 中小企業 は41%を占めてい る。 韓 国企業 の対 中投資 はまた中小企業が中心 になって投資活動 を行 ってい る。 その要因は中国の地理的隣接性 と韓 国の産業発展 の段階 と補完性 な どによ り、情報 と資金能力が不足す る中小企業 の進 出が相対的に容 易であった。2005年 の投資額 は中小企業が投資全体 の39.2%を占めていた。 しか し、 中小企業 の投 資額 の割合 は毎年減 り続 け、2007年 は27.6%になってい る。
(表3‑2) 規模別投資の現状
単位 :百万 ドル 2005年 2006年 2007年
件数 金額 件数 金額 件数 金額
大企業 104 1,453 84 1,848 103 3,659 中小企業 947 1,096 891 1,206 891 1,509 その他 1,240 250 1,274 295 1,168 297 合計 】 2,291 2,799 2,249 3,349 2,162 5,465 注 :その他は個人企業 と個人投資である
出所 :韓国輸出入銀行、韓国の対中国直接投資動向、輸銀海外経済、2008.3よ り再作成
(3)業種別対中投資の現状
韓国の業種別対 中投資 は製造業が圧倒 的に高 い。製造業 の投資額 は (表3‑3)の ように、2007 年 に3,648.7百万 ドルが行 われ、全体 の66.8%を占めてい る。製造業 の中で投資額が最 も高 い業種
は技術 と資本集約的な産業である電子 ・通信(27.9%)で、次が 自動車関連の輸送機械である。電気 ・ 通信 の場合、2005年 に比較 して2006年 には2倍 に増加 し、2007年 には3倍 になった。履物 ・皮革 は 2006年 を境 に投資額 の減少が続 いてい る。繊維 ・衣類 も同様 に減少 の傾 向にあ る。 減少の原因は中 国の安 い労働力 を利用 した投資の魅力が失われたか らと思 う。初期 の対 中投資 は繊維 ・衣類 と履物 な ど労働集約的な産業 の投資 として、現地 の廉価 な賃金水準の労働 力 を利用 し、第3回 に輸 出す る 形態 を執 ってい るのが特徴であった。
非製造業 は金融機 関の現地法人設立 に伴 う金融 ・保 険業 の投資が急 に増 えた。建設業 も北京オ リ ンピック関連建設 の需要 と不動産及 び賃貸業 の投資が前年 に比べ大 幅 に増加 してい る。
(表3‑3) 業種別投資の現状
単位 :百万 ドル
2005年 2006年 2007年 (%) 製造業 2,237.5 2,731.3 3,648.8(66.8)
電子 .通信 520.3 1,002.2 1,‑523.3(27.9)
輸送機械 431.2 480.5 671.8(1̲2.3)
石油 .化学 202.4 295.2 347.6(6.4)
食飲 料 140.7 129.4 98.4(1.8)
履物 .皮革 46.6 28.8 32.2(0.6)
その他 1,125.6 610.8 756.2(13.8)
非製造業 561.5 617.6 1,817.1(33.2)
金融 .保険業 119.2 15.0 886.3(16.2)
卸 .小売業 174.5 220.7 213.0(3.9)
建設業 62.3 72.8 164.1(3.0)
サービス業 31.4 62.8 196.6(3.6)
その他 174.1 246.3 357.1(6.5)
出所 :韓国輸出入銀行、韓国の対中国直接投資動向、輸銀海外経済、2008.3より再作成
(4)地域別対中投資の現状
韓国の対中投資の特徴 の一つに、投資地域 の偏重性が上 げ られ る。 まず対中投資の初期だ といえ る1989年 までは、大半の投資の開放が急ス ピー ドで進んだ華南地域 (広東省 と福建省)と北京市 に集 中 していたが、1990年代 に入 り山東省、遼寧省、天津市な ど、沿岸地域 と東北地域 に投資が漸次多 様 に変化 した。
2007年現在、韓国企業が最 も進 出 してい る地域 は (表3‑4)の ように、1,628.5百万 ドルの投 資が行われた江蘇省である。次に投資が盛んに行われた地域 は北京市 と山東省である。 しか し、 こ れ ら地域 に対す る投資活動 は円滑な もので はなか った。現地 の ヒア リング調査4によると、 山東省
42005年8月 山東省 に進 出 している韓 国企業 の経営実態を調査す るために、現地 の経営者 と面談 を行 った。
の青 島地域 は人件費のア ップ、電力料金、地価 な どの生産要素が急激 に上昇 し、中国内の他地域へ のシフ トや廃業、撤退5せ ざるを得ない企業が相次いでいる。
沿岸地域 と東北地域 に韓 国企業の投資が集 中す ることとなった理由は、第一 に、韓国 との地理的 な隣接 によるアクセスの容易 さ と、吉林省 をはじめ とした東北地域 においては同一文化 ・同一言語 を使用す る200万の朝鮮族労働力が期待で きるためである。 この ような要因によって企業が海外投 資 を行な う際直面す る海外費用 に対す る負担 を減 らす ことで、投資対象地域 として優先的に考慮 さ れた と思われ る。第二 に、すでに開発が進んだ広東省、福建省の ような地域 は賃金 ・賃貸料が非常 に上がった状態であ り、 日本、台湾、香港 の企業 らが進出 してお り、進入障壁が相対的に高かった ことが原因であるとも言 える。第三 に、山東省の場合 は山東省政府が韓国企業 に対す る優遇処置 を とってい るな ど、韓国企業の誘致 に積極的で、韓国企業誘致のための専用工団6が設 け られた点 も 挙 げられ る。
また、中国政府の改革 ・開放政策 は中国経済 に目覚 しい発展 をもた らしたが、外国の投資 を受 け 入れた沿岸都市 はよ り急速な発展 を遂 げた。内陸地域 (西部地域)はまだ貧困状態が続いている。中 国政府 は沿岸都市 と貧富の格差 を解消す るため、外国人 による内陸地域投資誘致 とインフラの整備 に力 を注いでいる。 しか し韓国企業 の内陸地域 に対す る投資 は微々た るものである。
(表3‑4)地域別投資の現状
単位 :百万 ドル 2005年 2006年 2007年
江蘇省 613.5 1,069.1 1,628.5 北嘉市 447.9 269.0 1,034.7 山東省 709.4 826.9 849.0 遼寧省 186.7 185.0 493.5 夫津市 218.1 291.2 335.6 上海市 163.5 219.7 329.0 広東省 78.8 125.8 227.2 漸江省 123.5 81.2 130.9
5朝鮮 日報2005年6月30日付、1992年韓 中修交以降、 山東省青 島周辺 に進 出 した韓国化繊業者 は総16社であったが、
2000年代初めに10社が廃業 ・撤退 し、現在 は6社が運営を続 けてお り廃業率 は63%にもなる。
6釜 山市商工会議所 は釜 山市 に所在す る企業 のために山東省菜市 に専用工団を造成 し、 山東省進 出を支援 している。
現在多数 の企業が進 出 して事業活動を している。
河北省 63.9 56.5 123.4 その他 193.7 224.5 314.1
出所 :韓国輸出入銀行、韓国の対中国直接投資動向、輸銀海外経済、2008.3より再作成
4.中国の投資誘致政策の変更 と撤退
(1)外国人投資の政策変化
中国は外国人投資 の効率的な管理 と自国の経済発展 のため、1998年 に "外商投資産業指導 目録"7
を作 った。 その後2002年 と2005年 に2度 に渡 り修正す るな ど外国人投資 に対す る政策 を替 えてい る。
2002年 には41産業の中で奨励業種 を262、制限業種 を75、禁止業種 を34に指定 して きた。 さらに200 5年 には奨励業種 を256に縮小 し、制 限業種 を78増加 し、禁止業種 を35にす ることによって外国人投 資 の業種 に対す る厳 しい制 限政策 を取 ってい る。 しか し、中国政府 は産業構造 の高度化 と技術革新 をはか るための先端産業 の誘致 を積極 的に実施 してい る。外国人投資 の奨励業種 と先端技術製品の 目録 に該当す る場合、中国国内で生産が不可能であ る設備 と部品 に対 しては輸入関税 と付加価値税 を免除 してい る。他 に外国人投資企業が国家の産業政策 に合致す る生産設備 の改造 と先端製品を生 産 す る時 も企業 の所得税 を減免す る優遇措置 を取 ってい る。
(表4‑ 1)の ように、改正後 の投資企業 の所得税率 は内外企業 を問わず一律 的に25%と決 め、
投資企業 の負担がかか るようになった。 また優遇措置で ある所得税 の免除 と減免制度 も廃止 した。
雇用 と賃金8の政策 を変 え、投資企業 に大 きな影響 を与 えてい る。
7 中国の外 国人投資担 当機 関は投資規模 と‖外商投資産業指導 目録日で指定 してい る業種 によ って決 め られ る。 国家経 済 の重要項 目とか3,000万 ドル以上 の投資の中で法律 と行政 が制 限す る業種 は中央機 関の審査 が必要 である。 しか し、
3,000万 ドル以下 の投資 に関 しては原則的 に‖省‖政府の許可 にな っている。
8雇用 は、終身雇用保証(10年以上勤務、勤労契約2回以上 な ど)、解雇制 限、労働者解雇時 に組合協議土地法政府 に報 告が必要であ り、賃金 に関 して も給料、勤務 時間、休暇、安全、福祉、教育 な どを組合 と協議す ることにな った。
(蓑 4‑ 1) 投資政策 の変化
改正前 改正後
企業 の所得税率 ◆外資企業 :経済特 区、保税 区、◆内資企業 :◆沿岸地域 の経済 開発 区な ど :輸 出加工 区、経済技術 開発 区 :33%(地方税3%含 む)24%15、% ◆内外資企業所得税 の一元化 :◆零細企業 :◆ハ イテ ック企業 :20% 15% 25%
注 :*経営期間が10年以上の外国人投資企業
**生産製品の70%以上 を輸出す る企業
***利益発生後2年間は免除 と3年間は減免す る制度 出所 :韓国輸出入銀行、中国経済情報、2007.3
(2) 対中投資の リスク と撤退
1992年韓 中両 国の国交正常化以降、韓国 と中国の経済交流 は飛躍 的 に成長 をみせて い る。貿易取 引 は もち ろん対 中投資 も高 い伸 びを記録 した。 中国のWTO加盟、2008年北京 オ リンピック開催、
そ して2010年 の上海万博 な ど世界経済 に占め る中国の ウェ‑ トは拡大 し、今後 も高度成長 が続 くと 思 う。 この よ うに、 中国経済 の高度成長 の中で、韓 国企業 をは じめ多 くの外 国の企業 は生産 コス ト を下 げるため、単純加工型製造基地 として中国 に進 出 した。 そ して世界市場 と言 える中国の内需市 場 の開拓 を 目的 として積極 的 に中国進 出を図 って きた。業種 も繊維、履物 な ど単純加工分野か ら電 子、電気、通信 、 自動車 な ど大規模 な高付加価値産業 まで様 々で あ る。今や 中国政府 の外国人投資 の誘致政策 の変更 もあって、量 的な投資 か ら質 的な投資 に変化 してい る。
しか し、韓 国企業 の対 中投資 は国内の賃金上 げによって単純 に安 い労働 力 を求 めて投資 す る企業 が 多 い。韓 国企業 は中国 に進 出 して様 々 な生産 活動 を して い る。 ところが、最近 中国 内の賃金 上 昇9と労働法制 の変更、優遇税制 の撤廃 な どに伴 い、低 コス トを 目的 に進 出 した企業 の撤退が多 い。
最近、 中国か ら撤退 す る企業 が多 いのは事前 の徹底 的な調査 な しに進 出 した理 由 もあ る。 中国政府 は、外国人投資 は歓迎 して も進 出企業 の撤退 には厳 し く対応 してお り、撤退過程 で韓 国企業が被 る 損害 は極 めて大 きい。 中国経済の成長 で韓 国の対 中投資 も成長期か ら成 熟期 に入 った と思 う。 中国 に進 出 してい る一部 の企業 は新 しい投資先 を探 してベ トナムや ラオス に生産 ライ ンを移転 してい る 企業 も目立 ってい る し、 また移転 を考 えてい る企業 も多 い。
9中国の賃金上昇は2000年に12.3%であったが、2001年に16%、2002年い14.3%、2003年15.7%など毎年10%以上の 上昇率をみせている。このような要因は外国人投資企業の急増による労働力の需要増加によるが、近年、中国政府の 最低賃金規定の強化にも原因があると思う。
韓 国の対 中投資企業 の撤退 は他 の国に比べ特 に多 い。90年代半 ば以降、中国進 出に活発 だった韓 国企業 は1997年通貨危機 によって企業経営が悪化 し、中国か らの撤退が増加 した。 (表4‑2)の ように、製造業が76件で7億2,100万 ドル、卸 ・小売業が5件で200.9万 ドル、建設業が4件で1,100.7 万 ドルな どであるが、 さ らに深刻 な ことは中国か らの撤退 は公表 されてい るもの よ りも実際 には多 い と予測 され る。韓国の対 中投資統計が 中国で発表 されてい る統計 よ りもはるか に少ない。韓 国統 計 と中国統計 の食 い違いが生 じてい る理 由は投資企業が 申告 を してない ことで ある。 また再投資 に 関 して も集計がなかなかで きてない。韓国の海外投資の申告 は義務化 されてい るとはいって も、 申 告 しない企業 の投資実績が海外投資集計か ら抜 け落 ちてい る場合が多い。 中国で利益 を出 してい る 企業 が再投資 した場合 も、韓国で確認す ることが困難で ある。
韓国の進 出企業 は中国内の人的資源活用、原材料や資材 の調達、販売代金の回収 な どにおいて多 くの試行錯誤 を重ね、本来 の投資 目的を十分 に達成で きないまま撤退 してい る。最近、大韓商工会 議所が会員社 を対象 に調査 した‖在 中韓国企業 の経営環境実態調査 '‑によれ ば 0、234社 の内25%が中 国の事業 に対 して清算 を考慮 した こ とが あ る と答 えた。 また清算 を準備 中で あ る企業 も3.1%で あ ることが明 らか になった。 この ように、韓国企業が中国か ら撤退 を考 えてい るのは中国内の企業環 境が急速 に悪化 した ことを証明す る。
一方、韓 国企業 の対 中投資が続 く中で、進 出企業が正式 に撤退手続 きを済 まさず に無断で撤退11
す る企業 も多い。 その理 由については、複雑 な清算手続 き(56.7%)と土地使用料及 び税制減免額 の 遡及支払(18.7%)、地方政府 の非協力(14.7%)な どを挙 げてい る。
(表4‑2)対 中投資企業の撤退
単位 :100万 ドル
製造業 卸 .小売業 建設業 通信サー ビス その他 合計
件数 金額 件数 金額 件数 金額 件数 金額 件数 金額 件数 金額
注 :撤退企業 は1993年か ら2001年 まで正式に届けを出 した企業である 出所 :韓国企業の対中国戦略 と国内対応、窪田光純、2007、p.156
10今 回の調査では、 中国での企業環境 の展望 を85.8%が悪化 され ると見 当 してい る。企業活動 の中で最 も困 る問題点 につ いては、労務管理 が43.1%、投資制度 の変更 が21,4%、 中国国内市場 の開拓 の困難 が13.3%、現地 の金融問題 が 10.5%、税制問題が6.1%を挙 げている。
11韓 国輸 出入銀行 によれば、青 島地域 に進 出 している韓 国企業 の無断撤退 は2000年 か ら2007年 まで206社 であ ると発 表 した。 この数字 は同期 間 中に進 出 した企業 の2.5%に該 当す る。 中国進 出企業 の無断撤退 によ って会社 の役員 が監 禁 され る事件(2007.11に7人監禁 と暴行 を受 ける)が発生 し、韓 国商工会議所 は中国進 出企業相談 セ ンター内に企業清 算支援 セ ンターを追加設置 して正式 的な撤退相談 に手助 けを している。
(3)今後 の投資対策
21世紀 に入 った時点で中国は、W TO加入 をきっか けに自ら世界 のルール に合 わせ ることに精一 杯で ある。 しか し、今や、進 出企業 も中国の政策 に合 わせ る時代 となって きた。
中国の外国人投資 の政策変更 は韓国の進 出企業 に大 きな影響 をもた らし、新 しい経営戦略 を模索 しなければな らない状況である。現地経営の費用上昇 と優遇措置 の変更及 び廃止 は進 出企業 に悪影 響 を与 えてい る。 中国は自国の産業発展 を図 るため、以前の ように、無差別的な投資誘致 の政策 か
らい まや選別 して国益 になる企業 に限 り誘致 しようとしてい る。
今後韓国企業が中国投資で生 き残 るためには、 中国は賃金が安 い とい う先入観 を持たず に新 しい 市場 とみた方がいい と思 う。所得 の増加が進 み、高付加価値製 品の需要が増 えてい るか らであ る。
また、 これか ら進 出企業 は安い人件費 を目的 とす ることをや めるべ きで ある。特 に、単純加工 に よって第3国 に輸 出す る方式では労働力の確保 問題 と輸 出関連関税 の換給縮小で、利益 にはつなが ることがで きない。最低賃金制度の導入で勤労者 の平均賃金が大幅 に上 り、製品 コス トの上昇 にも なってい る。
中国の外国人投資 の誘致政策 は地域間の経済発展 のバ ランスを取 るため、沿岸地域 よ り内陸 に投 資す る企業 に有利 な条件 を与 えてい る。 しか し韓国企業 の対中投資 は投資地域が偏 ってい る。 従 っ て、進 出企業 は有利 な投資地域への分散が必要である。投資業種 も製造業が圧倒的 に多いが、中国 のW TO加盟で製造業以外の業種 にも投資が可能 にな り、流通業、サー ビス業 な どにも拡大 して投 資 を行 うべ きである。
5.むすびにかえて
中国 は改革 ・開放政策 によ り社会主義の市場経済 を導入 し、貿易 ・投資 ・人的交流 な どで急成長 を遂 げてい る。特 に2001年11月W TO加盟後、中国は全世界が注 目す る経済大国へ と発展 してい る。
この ような成長 は対 中海外投資の増加 を通 して知 ることがで きる。 中国 に進 出 してい る外国企業が 中国経済 の発展 に多大 な役割 を担 ってい ることも事実であ る。 従 って中国は韓 国企業 において産業 間の協力だ けでな く、国内産業構造 の調整 による生産拠点のシ フ ト、 巨大 な内需市場 の確保 な ど魅 力 に溢れた国家だ と言 える。
韓 ・中両 国は1992年 の国交修交後重要 な貿易相手国 となった。韓 国 に とって中国 は第 1位 の輸 出 市場 として急浮上 し、輸入 において も米国 と日本 を超 える貿易対象国で ある。 この ような両国間 に おいて貿易が急増す ることとなった原因 は、前で言及 した とお り、韓国企業 の対 中投資が大幅 に増 えた ことも非常 に重要 な要因 として働 いた。 中国はW TO加盟 によって市場経済体制 を構築す るた めに持続的に経済制度 を整備す る一方、以前 に投資 を制 限 した金融 な どのサー ビス分野 に対す る開 放 を推進 してい る。 その上地域 のバ ランスの とれた発展 のため、西部大 開発 と北京夏季オ リンピッ ク開催 な どを含 めた巨大 な市場 を背景 に今後大幅な高度成長が持続 され るもの と展望 してお り、韓
国企業の対中投資 は一段 と増加す るだ ろう。それだけでな く、世界的な生産基地 として台頭 してき てお り、各国の対中投資が増加 してい る点 において も、韓国企業 の競争力強化のための第 1位 の投 資対象国であることに間違いない。
しか し、対中貿易関係 は黒字構造が固着 して しまっただけでな く、黒字規模 も毎年増加 してお り 両国間で通商摩擦が生 じている。韓国の対中貿易黒字 は、1992年国交修交後10年以上黒字 を記録 し てい る上 にその規模 もさ らに拡大 す る勢 いで ある。2001年韓 国の対 中貿易収支 は48.9億 ドルで、
2003年 には100億 ドルを超 えた132億 ドルを記録 した。 そ して2007年 には約190億 ドル までに膨れ上 が った。
だが本研究 を通 して このような対中貿易黒字 は単純 に貿易不均衡 によるもので はな く、韓国企業 の対中投資の増加 に貢献す るところが大 きい ことがわか る。中国に進 出 した韓国企業 は、現地生産 に必要な原材料 ・副資材 を再び韓国で調達 してい るため、韓国の対中輸 出を拡大 させている。進出 企業が原材料 ・副資材調達 において韓国か ら購入す ることで黒字 となってい るが、現地企業が国際 競争力 を強化す るため、廉価で高品質 の原材料 ・副資材 を第3国や中国現地か ら調達で きれば、対
中貿易収支 は減少に転落す る可能性が高い と思 う。
中国に進 出 した韓国企業が現地で経営活動 を行 な うに当たって、多大 な困難 を抱 えている企業が 多い。現地企業の未熟な品質管理 と専門人力及び熟練工の不足、予算オーバ ーの営業経費問題、外 国人投資の政策変更な ど、海外活動で成功 を収めるためにはこの ような問題点の改善が至急である
と思われ る。
韓国企業のグローバル化 において、中国市場 は国内産業の構造調整 に伴 った生産拠点のシフ ト、
無限の内需市場の確保 な どが重要である。中国は韓国 と国交が樹立 されて以後、貿易、投資及 び人 的交流 な ど、多岐にわた り急速 に関係が発展 して きた国である。 しか し中国に進 出 している企業 は 中国政府の外国人投資 に関す る政策変更で経営に不安 を持ってい る企業が多 く、中には耐 え られず に撤退 を決心す る企業 も現れている。従 って、進出企業 は中国の政策変更 に対応で きる対策 を取 っ て置かなければ現地経営は益々難 しくなるだろう。
<参考文戯 >
鄭守源、中国のWTO加入 と韓中経済構造 について、 日本貿易学会年報40、2003
鄭守源、韓国企業の封 中投資が貿易収支 に及 ぼす効果 について、 日本貿易学会年報43、2006 韓国商会会員名録、中国韓国商会、2002
韓国輸 出入銀行、中国の最低賃金規定強化、海外経済研究所、2004
韓国輸 出入銀行、最近 中国の外国人投資政策の変化 と進出関連時事点、輸銀海外経済、2006.6 韓国輸 出入銀行、中国経済情報、2007.3
韓国輸 出銀行、中国投資環境変化 に対す る韓国進出企業の対応方案 と時事点、輸銀海外経済 2007.8 韓国輸 出入銀行、海外経済研究所、2007年海外投資現況、2008.2
韓国輸 出入銀行、韓国の2007年対中国直接投資動向、輸銀海外経済、2008.3 韓国輸 出入銀行、海外経済情報、2007.3.16
韓国輸 出入銀行、ホームページ、2008 エ コノ ミス ト、中国特需の?賓、2004.5
窪田光純 、韓国企業の対中国戦略 と国内対応、2007