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口腔扁平上皮癌細胞におけるシグナル伝達アダプター分子Crkの役割 学位論文審査の概要(平成23年度修了:平成19年度以降入学者) | 北海道大学 医学部医学科|大学院医学院|大学院医理工学院|大学院医学研究院

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Academic year: 2018

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学 位 論 文 審 査 の 概 要

博士の専攻分野の名称 博士(医 学) 氏 名 中嶋 俊雄

審査担当者 主査 教授

佐邊

壽孝

副査 教授 畠山 鎮次 副査 教授 野口 昌幸 副査 教授 田中 伸哉

学 位 論 文 題 名

口腔扁平上皮癌細胞におけるシグナル伝達アダプター分子 Crk の役割

本研究では、口腔扁平上皮癌の病理組織 29 症例、および口腔扁平上皮癌細胞株 HSC-3 を用いて、 シグナル伝達アダプター分子 Crkの役割を検討したものである。特にこれまで解析されていなか ったCrkIとCrkIIのそれぞれの機能について、CrkIとCrkII をノックダウンした細胞にあらた めて、CrkI または CrkII を再導入することで検討したものである。

審査員一同は、これらの成果を高く評価し、大学院課程における研鑽や取得単位なども併せ申 請者が博士(医学)の学位を受けるのに十分な資格を有するものと判定した。

審査会での発表における質疑応答では、田中伸哉教授からCrk の上流分子と舌癌の関与は検討 しなかったのか、口腔扁平上皮癌においてはCD133がSrcを活性化することで癌幹細胞性、上皮 間葉移行(EMT)に関与することが報告されており、Crk の関与についてはさらに検討する必要があ る旨の質問と発言があった。次に、野口昌幸教授からは、CrkI と CrkII と別々な抗体を用いて検 討できなかったのか、症例数は適切だったのか、FAK とパピローマウイルスの関係についての質 問があった。さらに、畠山鎮次教授からは、ヒトパピローマウイルスに関して子宮頸部の上皮扁 平癌においては HPV16 型、18 型が発癌の主体であるが、西洋と比較し日本での発症の違いはある のか、また、どの程度ヒトパピローマウイルスが関与しているのか、子宮頸部扁平上皮癌予防ワ クチンの接種での予防の可能性ついての質問があった。最後に、

佐邊壽孝

教授より、p53の変異 について近年薬剤耐性との関係で再評価されているが、今回用いた細胞株の p53変異の状況につ いて、また、CrkII の免疫染色の症例数を増やしての検討も必要だったのではないか、HSC-3 細胞 以外の口腔扁平上皮癌での Crkの解析結果ついての質問があった。いずれの質問に対しても申請 者は自ら行った研究やその過程で得られた知見、参考とした文献の引用をもとに的確に回答した。

参照

関連したドキュメント

    

URL http://hdl.handle.net/2297/15431.. 医博甲第1324号 平成10年6月30日

学位授与番号 学位授与年月日 氏名 学位論文題目. 医博甲第1367号

金沢大学学際科学実験センター アイソトープ総合研究施設 千葉大学大学院医学研究院

鈴木 則宏 慶應義塾大学医学部内科(神経) 教授 祖父江 元 名古屋大学大学院神経内科学 教授 高橋 良輔 京都大学大学院臨床神経学 教授 辻 省次 東京大学大学院神経内科学

東北大学大学院医学系研究科の運動学分野門間陽樹講師、早稲田大学の川上

1991 年 10 月  桃山学院大学経営学部専任講師 1997 年  4 月  桃山学院大学経営学部助教授 2003 年  4 月  桃山学院大学経営学部教授(〜現在) 2008 年  4

向井 康夫 : 東北大学大学院 生命科学研究科 助教 牧野 渡 : 東北大学大学院 生命科学研究科 助教 占部 城太郎 :