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1.2. 学術推進委員長による報告書の概要

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Journal of Faculty of Software and Information Science 2009

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1.2. 学術推進委員長による報告書の概要

(a) 報告書の概要

本報告書は、1998年の開学以来、ソフトウェア情報学部教員全員の日頃の研究活動、教育活動、大 学運営、社会貢献について、学術推進委員会が中心となり、毎年1回の定期刊行物としてまとめたもの であります。近年、大学を取り巻く環境も大きく変化しており、少子化に伴う 18 才の人口の減少や地 域財政の悪化に伴う大学予算の削減の影響を受け、大学も新たな変革が求められてきました。本学にお いても2005年より独立行政法人化に伴い、外部資金獲得の推進化や教員の自己評価の強化が行われ ております。こうした中で、ソフトウェア情報学部が実践的に行っている研究教育活動が、どのように 成果を達成し、どのように貢献しているのかを内外に示すことは大学の存在意義を示す点において重要 なことであります。本報告書の内容をご覧いただくことで、岩手県立大学ソフトエア情報学部が、教育、

研究、大学運営、社会貢献の観点からどのような成果を達成しているかを理解できることと思います。

各教員においては、他の国内外の大学・研究機関の教育研究活動状況とを比較し、今後どのようにソフ トウェア情報学部の活動計画にフィードバックさせるべきかを検討する良き判断材料になると思いま す。

本報告書の第2章は、本学部の特徴である講座制を意識し、講座単位の構成によって業績をまとめてい ます。講座単位による研究・教育活動の方針を示すとともに、講座の教育の業績として、卒業論文、修 士論文、博士論文の概要もまとめています。また、講座の各教員も個々の研究・教育活動を行っていま すので、各教員の教育・研究活動における、2009年度の成果の概要も掲載しています。第3章は、

特徴や実績のある講座を学術推進委員会が選出し、2009年度におけるプロジェクトを紹介する章と して新たに設けました。講座としての取り組みであり、非常に規模の大きい興味深い内容となっていま す。また、最終章には、学部としての教育活動についてまとめています。本学部では、卒業研究とは別 に、学生が主体となってチームを組み、研究計画を立てて実践的内容を行う PBL(Project Based Learning)、及び現場の取り組みについて学ぶSPA(Software Practice Approach)などに関連する様々 な活動についてもまとめています。

(b) 特集講座の選出について

本年度の研究活動報告書では、2009年度の業績に基づきソフトウェア情報学部講座の中から公募に より特筆すべき特集講座を選出いたしました。本年度は、知識支援システム講座を取り上げます。知識 支システム講座では、「物語生成システム」プロジェクトに関する研究を行っており、2005年以来 一貫して文学・哲学・知識科学と人工知能をはじめとする情報科学の融合による学際的色彩の強い研究 というソフトウェア情報学の特色を体現したものとして、研究成果および研究の独自性の観点より選出 いたしました。

終わりに本報告書が、岩手県立大学や岩手県のみならず、広く国内外の方々にご覧いただき、今後共よ り良き理解とご高配を賜りますよう期待いたします。尚本報告書は2009年度よりオンラインで公開し ております。

参照

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