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9.当院における FPD 移動型 X 線撮影装置の運用と有用性 大阪赤十字病院

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Academic year: 2021

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9.当院におけるFPD移動型X線撮影装置の運用と有用性

大阪赤十字病院 ○高木 真、玉木 守、加賀 久喜

【目的】

当院では平成24年よりFPDを用いた移動型X線撮影装置(以下:FPD)が稼働しており、当初有線に よる患者情報の取得及び画像転送を行っていたが、電子カルテの更新に合わせて無線LANによる患者情報 の取得及び画像転送という運用に移行した。今回、従来のCRを用いたポータブル撮影とFPDと無線LAN の使用による撮影業務の変更点も含めた運用について比較を行い、FPDポータブル装置の有用性について検 討を行う。

【方法】

従来のCRを用いたポータブル撮影とFPDを用いて無線LAN使用による撮影業務の作業効率の比較を患 者受付から画像転送までに必要とした時間の比較を行った。作業効率の比較方法として、CR及びFPDを用 いて、ICU及び救命病棟入院中の患者1名から3名の胸部ポータブル撮影を行い、患者受付から画像確認ま での経過時間を測定し、CR使用群とFPD使用群それぞれ測定を行い、Mann-WhitneyU検定により統 計解析を行なった。危険度は5%以下を有意とした。

【結果】

患者1名から3名において、CR使用群とFPD使用群では1%以下でFPD使用群において、患者受付か ら画像転送までの時間が有意に短縮した(P<0.01) 。また、患者数が多くなるほどCR使用群とFPD使用群 の標準偏差の差が大きくなった。

【考察】

FPD使用群が1%以下でCR使用群に比べFPD使用群に有意な差が出たのは、FPD使用群においては、

読み取装置とIPの紐付が不要なため作業効率の向上が図られたと考える。また、FPDを使用することによ り読み取装置とIP の紐付が不要なため患者情報の誤登録や撮影部位間違えを起こす可能性が無く、医療過 誤の防止にも寄与していると考える。

参照

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