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省察的実践からみた認知症介護の困難性理解

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Academic year: 2021

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(1)<博士学位論文要旨>. 省察的実践からみた認知症介護の 困難性理解. Understanding dif ficulties in caring for people with dementia from reflection about care activities. 横浜国立大学大学院 環境情報学府. Kyoko HORI Graduate School of Environment and Information Sciences, Yokohama National University. 堀 恭子*. 博士課程後期(2011年3月修了) . 要旨 超高齢社会のわが国において認知症高齢者介護は大きな問題となっている。介護保険制度が導入され介護の社会化が実現 したが、介護の専門職制度は歴史が浅くさまざまな問題が生じている。介護職の認知症介護については、認知症高齢者に対す る症状や情緒面への理解、介護労働問題など介護の一部分に焦点を絞り一方向的に論じられることが多い。そこで本研究では、 介護職の認知症介護について、認知症高齢者と介護職員を中心とした相互作用の視点で検討し、心理学的側面から理解を深 めることを目的とした。介護職員が認知症介護について語ったデータを参与観察から得たサブデータをガイドに探索的に分析、構 造モデル化して Schön,D.A. の省察的実践の観点から検討を加えた。 介護職員は、認知症高齢者とのコミュニケーションの難しさと対応の失敗によって認知症介護に困難性を感じていることが示唆 された。介護職員が認知症介護に感じる困難性の構造は、職員の経験則や介護における規範、介護の目標としていることと実 際の介護との間にズレが生じることやズレそのもの、ズレを生じさせる源である認知症高齢者を問題として捉えるところから生じてい た。身体介護では、問題にズレというフレームを与え探求すべき課題を探り、課題から見えた手段を講じ、この新たな実践に対し て再検証を行い、必要ならば再調整するといった循環型の省察的実践が達成されており、認知症介護においては職員の省察的 実践を支援する役割が心理学に求められるのではないかと考えられた。. ABSTRACT Caring for elderly people suffering from dementia is a serious problem in Japan where the population is aging rapidly. Psychological problems of workers caring for elderly people with dementia were investigated from the perspective of interactions between the elderly and the workers. Exploratory analysis was conducted on data of care workers talking about their work, obtained through participant observation. Reflection in action explicated by D.A. Schön was adopted as the framework for analyzing data. Results indicated that care workers wanted to understand, support, and accepting elderly people with dementia, but they had difficulties in understanding elderly people with behavioral and psychological symptoms of dementia. Observing caring work from the perspective of reflection in action, predicted that a gap between policies and reality of caring would make care workers anxious, and unable to control the care strategy, modify and enforce it, or examine its effects. According to Schön, in reflective practice, problems should be understood as arising due to gaps in knowledge, or to the uniqueness of a problem. Gaps with experiential rules and norms come to be viewed as problems, rather than the uniqueness of the problems curtailing reflection in practice. It is suggested that attention should be given to psychologically supporting care workers or elderly people with dementia.. 【問題と目的】. 背景理解の重要性 3) と目に見えにくい認知障害への 対応の難しさ 4) から認知症への理解があっても実際. 急速に高齢化が進み超高齢社会となったわが国に. の介護につながりにくい 5) ことが明らかになり、さ. おいて認知症高齢者の介護(以下認知症介護)は大. らに認知症介護の困難性、介護の質の問題や介護者. 1). きな問題となりつつある 。2000 年から介護保険制. のストレスが予測された。介護場面の検討では、症. 度が導入され、介護の社会化が実現したが、介護. 状重視の医療的側面と個別対応重視の福祉的側面の. の専門職制度は 20 年余と歴史が浅くさまざまな問. 中間として心理的視点を持った研究の必要性がいわ. 題が生じている 。文献検討より、認知症への統合. れている 6) が、介護を介護者から被介護者への一方. 的理解や認知症の行動 ・ 心理症状(Behavioral and. 向で捉えており、相互作用の視点で介護を捉えた研. Psychological Symptoms of Dementia;BPSD) の. 究が見当たらないことが明らかとなった。そこで、. 2). *. 現所属:目白大学. 25. 省察的実践からみた 認知症介護の困難性理解.

(2) 本研究では「認知症介護に携わる介護職員は介護を. え同様の規模で生活の本拠が施設にある在. どのように実践しているか」というリサーチクエス. 宅型介護サービス(認知症高齢者グループ. チョンのもと、「介護職員の認知症介護について、. ホーム)職員 7 名。. 認知症高齢者と介護職員間における力動的相互作用 7). 研究Ⅲ:施設入所の形態として多勢であり、またデ. の視点で検討し、心理学的側面から理解を深める. イサービスやグループホームに比べ施設全. ことを目的とした。. 体の規模が大きく、利用者が身体的にも精. 【研究の視点:省察的実践】. 神症状的にも自立度が低く、同時に短期入 所も受け入れて研究Ⅰ・Ⅱとは異なった職 員像が予想される事業所で、施設型介護. 介護職員の実践や体験といった複雑・不安定かつ. サービスの中で自立的生活保証と家庭的雰. 不確実な現実の中の問題をどのように捉え分析する. 囲気をめざしているユニット型特別養護老. のか、また実践を捉えることにどのような意味があ. 人ホームの 1 グループ職員 7 名。. るのかを理解するための枠組みとして Schön, D.A の実践的認識論(practical epistemology)8) を用い. 2.データ収集:介護職員の実践をそのまま収集す. ることとした。Schön は問題解決の観点から、普遍. るという目的をもって非構造化インタビューを用い. 的な基礎科学理論とその応用技術の適応による従来. 9). 、介護場面についての理解を深める 10) ために参与. 型の「技術的熟達者」モデルに対し、常に変化する. 観察データを加えた。. 状況への継続的な対処を求められ実践する「省察的 実践家」モデルを示した。省察的実践家の行う「実. 研究Ⅰ:2008 年 6 月に参与観察を、その約 1 ヵ月後. 践における省察」(Reflection in action)とは、状況. にインタビュー調査を行った。. との省察的対話技能をさしており「状況の探求の中 で問題を設定し、問題に即興的に対応、その対応を. 研究Ⅱ:2009 年 11 月から 12 月の 10 日間、インタ. 省察する」ことであり、認知症介護の分析・考察の. ビューと参与観察を並行して行った。. 枠組みとして適当と判断したからである。. 研究Ⅲ:2009 年 7 月の約 1 ヶ月間インタビューを行. 【研究方法】. い、参与観察はインタビューと並行して 2 日間見学という形で昼間のみ行った。. 研究の重要な視点となる実践のあり方は文脈の中 に立ち現れると考えられることと、研究の課題であ. 3.分析:文脈を重視してデータで現象を記述する. る「介護職員の実践構造を心理学的な視点から明ら. ことと、条件開示による科学性担保 11) を可能とす. かにする」に沿った研究において、学問的検討の蓄. るために分析ワークシートを用い構造モデル化して. 積が少なく量的な検討が存分になされていない現状. 検討を加えた。分析ワークシートは 1 行目が概念. を考慮して、質的研究法を用いることとした。. 名、2 行目に概念の定義、3 行目にその概念に組み 込まれたデータ、4 行目はメモであった。またアル. 1.研究対象:調査は認知症高齢者が受けることの. ツハイマー病の家族介護者に見られる「曖昧な喪失」. 多いサービスを提供する事業所で事業所の介護職員. (Boss,P.)12) の経験が生じているのかどうかにも留. 全員を調査できる対象を選択した。. 意して分析や考察を進めていくこととした。研究方 法については、研究Ⅰにおいて研究に用いる質的研. 研究Ⅰ:介護サービスとして最も利用される通所型. 究法の評価 13) を行い、続く研究Ⅱ、Ⅲでの研究方法. 介護サービス(認知症デイサービス)の職. を検討することとした。. 員 6 名。 研究Ⅱ:デイサービス利用者は自宅に生活の本拠が あり職員との関係は深まりにくいことを考 博士学位論文要旨. 26.

(3) 【結果】. 【考察】. 研究Ⅰ:認知症デイサービス職員は情緒的に利用者. 認知症の人の「理解しにくさ」とコミュニケーショ. を支えることを介護の目的としており、認. ンの難しさ、その結果としての対応の失敗の体験が、. 知症である利用者のわからなさとコミュニ. 認知症介護の困難性へとつながっていた。省察的実. ケーションのむずかしさが認知症介護の困. 践の、出会った問題にフレームを与え探求すべき課. 難性、職員の無力感やジレンマ、同僚や利. 題を知り、状況に応じた手段を講じ、実践の検証か. 用者家族への疑問につながっていた。職員. ら新たな問題状況に出会うといった循環の中では、. は無意識の内に利用者に嫌味ともとれる発. 職員の経験則や介護における規範、介護の目標とし. 言をする、 声掛けせずに利用者の行動を. ていることと実際の介護との間にズレが生じる状況. 正す様子が観察された。. を「出会った問題」として捉え探究されるべきとこ ろであるのに対して、生じているズレを「解決すべ. 研 究 Ⅱ: グ ル ー プ ホ ー ム 職 員 は 入 居 者 が 自 宅 に. き問題」と捉えズレが生じる状況が探求されないと. い る よ う に 穏 や か に 過 ご せ る こ と を 介. ころから困難性が発していた。. 護 の 目 的 と し て お り、 認 知 症 で あ る 入. この、ズレについてみていくと、デイサービスの. 居者のわからなさとコミュニケーション. 認知症介護では、職員の経験則や介護における規範、. のむずかしさを、一人での夜間勤務時に頻. 介護の目標としていることと実際の介護との間に生. 発する認知症の行動・心理症状への対応困. じたズレそのものを問題視しており、グループホー. 難と夜間の転倒・徘徊事故懸念による恐怖. ムの認知症介護では、入居者には自宅のように穏や. として感じ取っていた。同僚は共に介護す. かに過ごしてもらう目的意識の中、一人夜勤時の不. る仲間であるが、情報共有や研修の機会が. 穏(認知症の行動・心理症状)が恐怖と共に体験さ. 極端に少なく自分たちの介護を検証するこ. れるため、不穏を起こす入居者にも他の入居者にも. とや、成果を伝え合う機会が少ないようで. 自宅のように穏やかには過ごしてもらえない、理想. あった。また夜間に介護困難を感じさせる. と現実のズレが体験される。さらにそのズレは主に. 入居者について職員同士会話をしてストレ. 不穏を起こす特定の入居者によって発生すると捉え. スを解消する、入居者の設備使用方法につ. られるため、ズレを問題として捉えるばかりでなく、. いてきつい口調で制限する場面が観察され. ズレを発生させる特定の入居者を問題として捉えて. た。. しまうことになる。そのズレは個人的な経験則から 問題として認識されるため、職員によってズレに対. 研究Ⅲ:特別養護老人ホーム職員は迷いもあるが専. する認識も異なり、問題の検証や共有はされにくい。. 門職としての信念も持った介護をしてお. 業務多忙で日常的に入所者との距離感が生じていた. り、利用者に対して認知症の人のわからな. 特別養護老人ホームの場合は入所者と向き合いたい. さやコミュニケーションのむずかしさと同. と思いつつ実際には職員の都合に合わせた介護をし. 時に利用者が一人ひとり違っていること. てしまう理想と現実のズレは体験されており、体験. や対応の工夫で変わることを実感してお. されるズレは自分自身の外からやってくる不可抗力. り、また認知症でできないことが多いと. として認識され、心理的距離感は意識的に保たれて. 思っていた利用者の言動に驚きや畏敬の念. いるわけではない。ズレの本質について振り返るこ. を抱き、「いずれここで看取る人」という. とが難しくなっており、「行為の中の省察」の実践. 意識をもって接していた。しかし丁寧な対. は「行為によって引き起こされるものごとを確認し. 応が業務に追われてできず、施設側の都合. ようとする行為」であることを考えると、認知症介. に合わせた介護になることがジレンマに. 護の困難性を感じることが少ない特別養護老人ホー. なっていた。. ムの介護職員にも省察を促すことによって介護の質 を担保できるのではないかと考えられた。. 27. 省察的実践からみた 認知症介護の困難性理解.

(4) 身体介護の例、例えば入浴介助場面などにおいて. 知症介護に携わる職員の介護実践について、何がど. は、ズレが発生した時もその場の目的と現状を把握. のように意識され、実践されているか」を理解する. する問題設定が容易であり、介護する側、される側. ことにおいて、職員が省察によって仕事を成し遂げ. の区別が明白であることから場に応じた対処が可能. ている様子や、問題の設定という点で苦戦し省察に. になっている。認知症介護においても同様にズレを. よる実践が達成できない様子、介護実践における力. 客観視し問題設定することから出発できれば省察的. 動的相互作用についてもその一端を可視化すること. 実践が可能になるのではないかと予測され、客観視. ができたと考える。ただし本研究は事例性からは脱. のためには対象を客体化するつまり対象から心理的. 却できておらず、本研究の知見をもとに研究法の工. 距離を置くこと、職員自身の心理状況を把握するこ. 夫を重ねて統合的な理解を深める必要があると考え. と、情報共有や研修のような省察のための手段を増. られる。. やすことなどが鍵となると予測された。. さらにインタビューによるデータ収集はインタ. またデイサービス、グループホームにおいて「曖. ビューイの個人的能力に大きく依存し、その能力を. 昧な喪失」の経験が観察され、特別養護老人ホーム. 検証する方法がない。この問題をどのように克服す. では「曖昧な喪失」を戒める語りが出現したことを. るのかが課題である。また参与観察がインタビュー. 考えると、介護職員と認知症高齢者間の心理的距離. を補う有効な手段であると予測されたにも関わら. が縮まることによって、他人である介護職員と認知. ず、対象事業所によって充分な参与観察が行えない. 症である利用者との間に家族間にみられるような状. 場合も想定されるため、参与観察が十分でない場合. 態が生じたことが示唆された。. にどのような方法を持ってデータをより厚みのある. 研究方法については、データの質、データ処理と. ものにしていくかが課題として残されている。. 命題導出の適切さ、結果の利用について検討を加え、. また、研究Ⅰ、Ⅱ、Ⅲともに、介護職員の視点の. 本研究で得られた結果は信頼にたるものであり、採. みで行われた。研究には、利用者、利用者家族の視. 用された方法は目的に照らして妥当であると判断さ. 点なども加えていく必要性があると考えられる。職. れた。. 員の待遇や介護施設経営など介護にまつわる社会状. 結論として、認知症介護の困難性は認知症である. 況などをとりいれた考察を行うことなども課題とし. 利用者(入居者)とのコミュニケーションのむずか. て残された。 . しさと対応の失敗によって感じられることが示唆さ. 【謝辞】. れた。ショーンは、「状況と実践者の関係は影響し あうもの(transactional)であり、実践者は問題状 況に出会い、問題状況にフレームを与えることで探. 本稿をまとめるに当たり、調査協力を頂きました. 求すべき問題(目的)が現れ、その手段もまた外部. 関係各位、ご指導を頂きました先生方に感謝申し上. から持ってこられるわけではなく状況に応じて違っ. げます。. たものになる。このような流動的な状況に耐えられ るような安定した要素、たとえば『行為の中の省察』 の姿勢が必要となってくる」と述べている。認知症. 【引用文献】. 介護では、その時の目的がわからなくなりやすく、 介護手段も決まった介護技術への依存のみでは解決. 1) 平成 18 年厚生労働省・介護施設などのあり方委. しづらいことを考えると、認知症介護における職員. 員会:2025 年の高齢者像 .. の省察的実践を支援する役割が心理学に求められる. (http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/09/dl/s0927-. のではないか。. 8e.pdf,2009.7.10)(2008) 2) 平成 19 年厚生労働省・介護保険制度の被保険者・. 【本研究の特徴と限界、今後の課題】. 受給者範囲に関する有識者会議:介護保険制度の 被保険者・受給者範囲に関する中間報告 .(http://. 研究の目的に沿って方法を吟味しその結果得た膨. www.mhlw.go.jp/shingi/2007/05/s0521-12.html,. 大なデータを整理して、本研究の目的であった「認. 博士学位論文要旨. 2009.7.10)(2007). 28.

(5) 3) 小澤勲:痴呆を生きるということ.岩波新書 847,. 10) 川野健治:心理学と方法.心理学方法論 渡邊. 岩波書店(2005). 芳之編 朝倉心理学講座1. 朝倉書店 (2007). 4) 長谷川和夫ほか:老年期精神医学を学ぶ;老いの. 11) 西條剛央:質的研究論文執筆の一般技法―関心. こころの理解とかかわり.(財)安田生命社会事業団. 相関的構成法.質的心理学研究 , 4:186-200(2005). (1999). 12) ボス,P.(南山浩二訳) : 「さよなら」のない別. 5) 川口裕見・佐藤眞一:痴呆性高齢者の認知能力の. れ 別れのない「さよなら」-あいまいな喪失―.. 他者評価に関する研究.高齢者のケアと行動科学,. 学文社(2005). 8(2) :37-45(2002). Boss, P., Caron, W., Horbal, J., Mortimer, J.. 6) 堀毛一也ら:施設介護職員による認知症高齢者の. :Predictors of Depression of Dementia Patients:. 性格・感情認知とケア・対処方略の関連 . 現代行動. Boundary Ambiguity and Mastery. Family. 科学会誌,22:9-23(2006). Process,29(3): 245-254(1990). 7) 堀毛一也:相互作用説.心理学辞典初版第 7 刷.. Boss, P. & Kaplan, L.: Ambiguous loss and. 有斐閣(2003). ambivalence when parent has dementia.. 8) Schön, D. A. ; the Reflective Practitioner.. Intergenerational Ambivalences:NEW. ASHGATE(1983). PERSPECTIVES ON PARENT-CHILD. 9) やまだようこ:非構造化インタビューにおける問. RELATIONS IN LATER LIFE.ELSEVIER,(2004). う技法;質問と語り直しプロセスのマイクロアナリ. 13) 能智正博:質的研究の質と評価基準について.. シス.質的心理学研究 , 5:194-216(2006). 東京女子大学心理学紀要 , 創刊号:87-97(2005). 29. 省察的実践からみた 認知症介護の困難性理解.

(6) 博士学位論文要旨. 30.

(7)

参照

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