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研究室紹介(県農業試験場化学部土壌微生物肥料研究室): 沖縄地域学リポジトリ

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Academic year: 2021

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Title

研究室紹介(県農業試験場化学部土壌微生物肥料研究室

Author(s)

-Citation

沖縄農業, 32(1): 101-101

Issue Date

1997-08

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/1376

Rights

沖縄農業研究会

(2)

情報交流・研究室紹介 101 県農業試験場化学部士壌微生物肥料研究室 本研究室は,昭和58年の組織改正に伴い化学室から 土壌肥料研究室へ,更に昭和61年に現在の土壌微生物 肥料研究室に改称され現在に至っている.これまでサ トウキビ,パインアップル等の施肥基準設定,各種の 有機物の施用に関する研究を中心に,各種作物の施肥 管理技術に関する研究を実施してきている. 近年,地球規模で環境問題がクロースアップされ, 農業サイドの寄与も問題となっている.本県において も,農業行為による周辺環境(沿岸海域,河川や地下 水等)への悪影響が顕在化してきている中で,環境負 荷の少ない施肥(土壌養分)管理技術の開発が求めら れている. その為に物質循環の視点に立った,資材低投入と環 境中における肥料資材の動態解析,適正な存在状態を 把握するための簡易診断技術の開発,生態系調和型土 壌管理技術の開発が求められている. キクに対する施用効果を生育,収量,肥料成分の下 層への移動等から総合的に検討し,効率的な施肥管理 と地下水等環境への影響を抑制するための利用技術を 開発する. 3,施肥改善によるサトウキビの高品質安定生産技術 に関する研究 生産現地圃場において土壌及び作物体を調査分析し, サトウキビの品質向上に関係する土壌養分及びその他 の要因の解明調査を行い,栄養診断や土壌診断確立の 為の資料を得る. 4,環境保全及び産業副産物の有効利用による地場産 業の支援技術の開発 海上投棄が問題となっている泡盛蒸留粕の有効利用 を図ろため,サトウキビ畑への直接施用技術を確立す る.また,畜産環境問題で緊急な問題となっている豚 のスラリーや糞尿処理水の畑地還元等の有効利用の可 能性を調査する. 沖縄農業を取り巻く環境は厳しく,上記の求められ ている課題の解決には幾重ものハードルがあるが,そ の課題解決に向けて研究員4名で微力ながら努力して いる. 現在実施している主要な研究課題とその概要は以下 の通りである. 5,薬用植物研究開発事業 ミシマサイコの栽培技術を確立するため,3主要土 壌における生育特性,収量性,根の形態,薬効成分含 量,その他の生育特性を調査する. 1,有用微生物の利用による耕種・畜産連携システム の開発 家畜糞尿や未利用有機物資源を活用した優良な有機 物の製造技術を開発し,作物の良品質・安定生産のた めの土壌施用技術を確立する.家畜糞尿や各種有機物 の堆肥化過程等における微生物資材の利用技術や施用 効果について検討する. 最後に,本県は母材,堆積様式等の異なった土壌生 成条件を反映して,アルカリ性から強酸性まで様々な 土壌特性を持った士壌が分布しており,農業はこれら の基盤の上に営まれている.近年,社会的に求められ ている環境保全型農業の確立のためには,土壌肥料サ イドにおいては土壌特性(機能)を前提にした土地利 用・土壌管理技術の確立が基本と思われる. (國吉清) 2,緩効性肥料等の利用技術の開発

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