原子力発電所と福井県美浜町財政
三 好 ゆ う
目 次 はじめに 1.美浜町と原子力発電所 2.美浜町の財政構造 3.美浜発電所における原発事故とその対応 おわりにはじめに
東日本大地震による福島原発事故により、わが国の今後のエネルギー政策の方向性は大きく転 換しようとしている。それまでの原子力発電は、資源に乏しいわが国において安定したエネルギー 供給を達成する重要な手段として、位置づけられていた。このことは、建設促進を図る目的から、 立地自治体に対して様々な財政支援措置を設けてきたことから伺える。今後エネルギー政策の方 向性に変化が生じる可能性が高いが、これにより原子力発電所所在地自治体の財政運営は影響を 受けざるを得ないと考えられる。 本稿では、福井県美浜町を事例に、原発立地自治体の財政構造の特徴を明らかにし、受け入れ 自治体が国との財政関係を築く一方で、どのように原発と向き合ってきたのかについて考察する。 これまでの先行研究では、原発関連の交付金制度による財政移転に着目し、収入構造がそれへの 依存体質にあることを指摘する1。しかし、歳出面の詳細な分析ならびに交付金と歳出構造との関 係を明確にしたものはなく、財政全体の評価にまでは至っていない。また、原発はリスク資産であ るが、これまで立地自治体が負ってきたリスクについて、行財政を通じて述べたものはない。福島 原発事故を経験した今日、国と自治体との財政関係の意味づけを改めて行う必要がある。 福井県美浜町は、同県敦賀市とともに、早くから原発を積極的に受け入れてきた自治体である。 そこでは原発との長い歴史において密接な財政関係を築く一方で、数度の事故を経験してきた。 筆者はすでに、敦賀市財政の詳細な分析を行っている2。美浜町と敦賀市とで大きく異なるのは、 発電所の運営主体が敦賀市は政府であるのに対し、美浜町は民間企業である関西電力(株)という 点であり、このことはとくに事故時の処理ならびに住民への対応の違いとなって表れる。本稿にお ける美浜町財政の分析は、原発立地自治体の財政構造の特質規定を試みる際の 1 つの事例研究と いう位置づけに加え、原発関連収入がリスク資産受け入れに対する対価であることを証明する重 要なケースであると考える。1.美浜町と原子力発電所
1-1.原子力発電の経済的位置づけ 福井県には、運転中の商業用原子炉 13 基、建設中の研究用 1 基の計 14 基が存在する。その立 地は敦賀市、美浜町、おおい町(旧大飯町と旧名田庄村)、高浜町の 4 市町である。2010 年 3 月 時点における運転中の都道府県別原子力発電所の状況をみると、全国 54 基のうち福井県は国内最 多にあり、総発電電力量の 27.4%を占めている3。大部分は関西方面に送電され、関西地区で消費 される電気の約半分は福井県の原子力発電所からの供給による4。 美浜町には関西電力(株)美浜発電所の 1、2、3 号機が存在するが、このうち 2 号機のみが現在 は運転中、他 2 機については定期検査中となっている。発電所の敷地面積は約 52 万平方メートル で、原子炉の型式は加圧水型軽水炉である。2006 年の稼働実績をみると、美浜発電所の発電電力 量は 70.4 億 kwh で、全国の 2.3%、県内の 9.4%を占める(表 1、参照)。 就業構造をみると、第 3 次産業が圧倒的に高い。電気・ガス・熱供給・水道業の事業所数は全 体の 1.0%であるが、従業者数では全体の 15.1%となっている。また町内総生産においては、全体 の約 6 割を占めることから、電力業が主要産業であることが伺える(表 2、参照)。美浜町におけ る原子力発電の存在は大きい。経済的にきわめて重要な位置にあるといえる。 1-2.原発誘致の経緯 美浜町は、福井県の南西部(敦賀市の西)に位置し、総面積 152.32 平方キロメートル、人口 10,566 人5、若狭湾や三方五湖といった若狭湾国定公園を有する自然景観に恵まれ、町土の約 8 割 が森林である。 福井県における原発誘致は、1957 年 4 月の福井県原子力懇談会が設立されたことから始まる。 原子力の平和利用の促進ならびに県内の産業振興を図るため、京都大学の研究用原子炉を誘致し ようとしたことが発端であったが、実現には至らなかった。その後、1962 年 3 月、福井県坂井郡 川西町(現、福井市三里浜地区)に原子力発電所を誘致することが福井県議会で可決された。し かし同町が日本原子力発電(株)、科学技術庁、関係電力会社等に誘致を陳情したものの、地質調 査により不適切との判断が下される。このため日本原子力発電(株)が敦賀半島の立石・浦底・色ヶ 浜地点と丹生地点を推薦し、これを受けて県知事が敦賀市長と美浜町長に協力を要請する。地域 振興の貢献への期待から双方が賛意を表明すると、両地点の調査が始まった。その結果、ともに 適地との調査結果を得る。そこで県開発公社と日本原子力発電(株)との間で土地売買契約が締結 され後、関西発電(株)が日本原子力発電(株)から美浜町丹生地区の土地売買契約上の地位を承継、 同社初の原子力発電所を建設することになる。1 号機の設置許可が下りたのは 1966 年 12 月であり、 翌年 8 月より建設着工となった。さらに翌年の 1968 年 5 月には 2 号機の設置が許可され、同年 12 月より建設がスタートする。1 号機の初臨界は 1970 年 7 月、翌月に初送電、11 月からは営業運転 が開始された。最終的に 3 号機が営業運転開始に至ったのは、1976 年 12 月のことである6。 美浜町は、県の総合開発計画の一環として、敦賀市と同時に原発誘致の要請を受けた。原発建設以前は、敦賀半島の先端に道はなく、陸の孤島と言われていた中で、原発誘致の話は過疎化の 抑制ならびに地域発展の期待を大きくさせ、臨時町議会において満場一致で可決される。原発立 地によって、美浜町の経済構造は大転換を遂げたのであった。 表 1 原子力発電所の発電電力量と設備利用率 発電電力量 設備利用率 (億 kwh) (%) 美浜発電所1号機 17.3 0.6% 58.4 (2.3%) 美浜発電所2号機 36.4 1.2% 83.3 (4.8%) 美浜発電所3号機 16.7 0.6% 23.1 (2.2%) 美 浜 町 計 70.4 2.3% - (9.4%) 福 井 県 計 750.6 24.7% 75.9 (100%) 全 国 計 3,034 100% 69.9 (出所)福井県(2009)より筆者作成。 表 2 美浜町の産業別就業者数および町内総生産 区分 事業所 従業者 町内総生産 数 構成比 数 構成比 構成比 (百万円) 第1次産業 6 0.9% 71 1.3% 1,171 1.5% 農 業 3 0.4% 15 0.3% 636 0.8% 林 業 - 0.0% - 0.0% 25 0.0% 漁 業 3 0.4% 56 1.0% 510 0.7% 第2次産業 158 22.6% 1,469 26.7% 5,177 6.6% 鉱 業 - 0.0% - 0.0% - 0.0% 建設業 118 16.9% 1,069 19.5% 1,751 2.2% 製造業 40 5.7% 400 7.3% 3,426 4.4% 第3次産業 538 77.1% 4,766 86.7% 71,504 91.3% 電気・ガス・熱供給・水道業 7 1.0% 830 15.1% 48,673 62.1% うち、民営 4 0.6% 811 14.8% 0.0% 運輸・情報通信業 11 1.6% 142 2.6% 1,805 2.3% 卸売・小売業 144 20.6% 688 12.5% 1,713 2.2% 金融・保険業・不動産業 9 1.3% 46 0.8% 5,423 6.9% サービス業 355 50.9% 2,116 38.5% 9,446 12.1% 公 務 8 1.1% 133 2.4% 4,444 5.7% 合 計 698 100.0% 5,495 100.0% 78,318 100.0% (注) 1.事業所数および従業者数については、2006 年のものである。 2.町内総生産については、2003 年のものである。 (出所) 美浜町『町勢要覧』(2008)、 福井県政策統計室「市町村民経済計算」より筆者作成。
表 3 美 浜 町 お よ び 福 井 県 内 の 他 の 立 地 市 町 村 の 財 政 収 支 ( 出 所 ) 各 年 度 の 「 決 算 カ ー ド 」 に 基 づ き 、 筆 者 作 成 。 表 4 美 浜 町 お よ び 福 井 県 内 の 他 の 立 地 市 町 村 の 財 政 力 指 数 ( 出 所 ) 各 年 度 の 「 決 算 カ ー ド 」 に 基 づ き 、 筆 者 作 成 。
2.美浜町の財政構造
2-1.美浜町財政の特徴 美浜町財政の特徴は、次の 6 点にある。 第 1 に、美浜町の収支状況は、歳入総額が歳出総額を上回っている。2009 年度でみると、歳出 総額が 86.1 億円であるのに対し、歳入総額は 82.6 億円であり、4.4 億円の黒字となっている。財 政規模は、敦賀市の約 3 分の 1 程度である7(表 3、参照)。 第 2 に、財政力指数が 0.7 ~ 0.8 台にあり、2009 年度は 0.73 である(表 4、参照)。福井県若狭 地域の原発立地 4 市町の中で、唯一の交付団体である。しかし地方交付税は歳入全体の約 1 割前 後にとどまっており、2009 年度では 12.5%となっている(表 6、参照)。 第 3 に、歳出構造において、民生費のウエイトが比較的高い。2009 年度で 15.7%にある。2008 - 2009 年度にかけては教育費の割合が最も高く、2009 年度については 30.8%となっている。これ は中学校改築事業および保育園整備事業によるものであり、このことは普通建設事業費の動向に も表れている。性質別では人件費が最も高い。2009 年度をみると、16.5%である。これは地理的 条件等により保育園や学校の設置数が多いことと原子力、地域改善対策、観光施策等といった特 有の行政需要により職員数が多いためである。近年、減少傾向にあるのは、定員適正化計画によ る人員削減や公共施設の統廃合、指定管理者制度の導入によるコスト削減の結果といえる。また 2006 年度以降は、人件費に次いで補助費等のウエイトが高まっており、2009 年度で 13.8%となっ ている。環境衛生組合によるリサイクルプラザや堆肥化施設等の整備に伴う元利償還が始まった ことによる負担金の増加に影響される(表 5、参照)。 第 4 に、歳入構造において、自主財源比率は逓減傾向にあり、2006 年度以降は約 4 割前後となっ ている。それは、歳入全体に占める地方税収入割合の低下と、他方で県支出金の増加に伴う(表 6、 参照)。 第 5 に、敦賀市と同様に、地方税収入に占める固定資産税収入の割合が大きい。金額は逓減し てきているが、ウエイトでは約 6 ~ 7 割を維持している。2001 年度は 21.3 億円で地方税収入の 74.4%、2005 年度は 17.8 億円で同 63.3%、2009 年度は 16.7 億円で同 69.2%である(表 7、参照)。 第 6 に、依存財源についてみると、国庫支出金が約 15%、県支出金は 10%強となっている。ただし、 2008 年度ならびに 2009 年度において県支出金は急増している。2008 年度で歳入全体の 26.9%、 2009 年度は 28.1%となっている。地方債依存度はきわめて低く、2009 年度は 3.3%にすぎない(表 6、参照)。 2-2.交付金の活用事業と財政支出との関係 電源三法交付金が福井県に対して与える財政効果は、次のとおりである。1974 年から 2009 年の 36 年間に福井県全体で受け取った電源三法交付金等交付金の合計額は、3,245.7 億円にの ぼる。表 3 美 浜 町 お よ び 福 井 県 内 の 他 の 立 地 市 町 村 の 財 政 収 支 5 【 表 3 美浜町 および福井県内の他の立地市町村 の財政 収支 】 2 0 0 1 年度 2 0 0 2 年度 2 0 0 3 年度 2 0 0 4 年度 2 0 0 5 年度 2 0 0 6 年度 2 0 0 7 年度 2 0 0 8 年度 2 0 0 9 年度 歳 入 総 額 7 ,9 2 9 8 ,8 7 3 7 ,0 6 8 6 ,7 0 8 6 ,8 4 8 8 ,2 1 3 7 ,9 0 1 9 ,2 3 5 8 ,6 1 2 歳 出 総 額 7 ,7 0 7 8 ,6 6 2 6 ,7 6 7 6 ,2 8 9 6 ,5 8 7 7 ,8 6 7 7 ,1 0 7 8 ,8 7 2 8 ,2 6 7 歳 入 総 額 3 2 ,3 1 6 3 2 ,9 2 4 2 8 ,2 6 4 2 8 ,2 3 7 2 8 ,2 1 3 2 8 ,1 0 2 2 6 ,4 6 6 2 8 ,8 7 0 2 8 ,2 1 8 歳 出 総 額 3 1 ,0 6 8 3 2 ,1 5 3 2 7 ,4 5 0 2 7 ,2 5 4 2 7 ,4 6 3 2 7 ,2 4 8 2 5 ,4 4 5 2 7 ,8 1 2 2 7 ,2 5 3 歳 入 総 額 8 ,8 0 4 8 ,5 4 5 8 ,5 0 9 9 ,2 2 9 1 3 ,8 2 3 1 2 ,5 9 7 1 2 ,8 2 4 1 0 ,9 1 5 1 3 ,1 5 6 歳 出 総 額 8 ,1 5 4 7 ,7 3 1 7 ,8 5 3 8 ,4 9 3 1 2 ,8 2 9 1 1 ,6 8 8 1 1 ,8 6 8 1 0 ,2 4 8 1 2 ,3 4 0 歳 入 総 額 1 1 ,9 3 0 1 0 ,9 4 6 1 0 ,7 7 7 8 ,6 5 1 8 ,2 9 0 9 ,8 6 3 7 ,1 2 4 7 ,2 7 4 7 ,8 5 5 歳 出 総 額 1 1 ,2 5 8 1 0 ,3 8 5 1 0 ,2 8 5 8 ,3 6 5 7 ,8 1 5 9 ,6 1 3 6 ,9 7 9 6 ,9 2 7 7 ,3 7 5 敦 賀 市 美 浜 町 お お い 町 高 浜 町 ( 単 位 : 百 万 円 ) (出 所 ) 各 年 度 の 「 決 算 カ ー ド 」 に 基 づ き 、 筆 者 作 成 。 【 表 4 美浜町および 福井県内の他の立地市町村 の財政力指数 】 2 0 0 1 年 度 2 0 0 2 年 度 2 0 0 3 年 度 2 0 0 4 年 度 2 0 0 5 年 度 2 0 0 6 年 度 2 0 0 7 年 度 2 0 0 8 年 度 2 0 0 9 年 度 美 浜 町 0 .7 7 0 .8 0 0 .8 4 0 .8 7 0 .8 8 0 .8 6 0 .8 4 0 .7 9 0 .7 3 敦 賀 市 1 .2 6 1 .2 7 1 .2 8 1 .2 4 1 .1 9 1 .1 6 1 .1 4 1 .1 4 1 .1 1 お お い 町 1 .7 2 1 .7 6 1 .7 8 1 .7 6 1 .0 6 1 .0 4 1 .0 8 1 .1 1 1 .1 0 高 浜 町 1 .1 0 1 .1 2 1 .1 2 1 .1 2 1 .0 9 1 .0 6 1 .0 5 1 .0 1 0 .9 7 (出 所 ) 各 年 度 の 「 決 算 カ ー ド 」 に 基 づ き 、 筆 者 作 成 。 ( 出 所 ) 各 年 度 の 「 決 算 カ ー ド 」 に 基 づ き 、 筆 者 作 成 。 表 4 美 浜 町 お よ び 福 井 県 内 の 他 の 立 地 市 町 村 の 財 政 力 指 数 5 【 表 3 美浜町 および福井県内の他の立地市町村 の財政 収支 】 2 0 0 1 年度 2 0 0 2 年度 2 0 0 3 年度 2 0 0 4 年度 2 0 0 5 年度 2 0 0 6 年度 2 0 0 7 年度 2 0 0 8 年度 2 0 0 9 年度 歳 入 総 額 7 ,9 2 9 8 ,8 7 3 7 ,0 6 8 6 ,7 0 8 6 ,8 4 8 8 ,2 1 3 7 ,9 0 1 9 ,2 3 5 8 ,6 1 2 歳 出 総 額 7 ,7 0 7 8 ,6 6 2 6 ,7 6 7 6 ,2 8 9 6 ,5 8 7 7 ,8 6 7 7 ,1 0 7 8 ,8 7 2 8 ,2 6 7 歳 入 総 額 3 2 ,3 1 6 3 2 ,9 2 4 2 8 ,2 6 4 2 8 ,2 3 7 2 8 ,2 1 3 2 8 ,1 0 2 2 6 ,4 6 6 2 8 ,8 7 0 2 8 ,2 1 8 歳 出 総 額 3 1 ,0 6 8 3 2 ,1 5 3 2 7 ,4 5 0 2 7 ,2 5 4 2 7 ,4 6 3 2 7 ,2 4 8 2 5 ,4 4 5 2 7 ,8 1 2 2 7 ,2 5 3 歳 入 総 額 8 ,8 0 4 8 ,5 4 5 8 ,5 0 9 9 ,2 2 9 1 3 ,8 2 3 1 2 ,5 9 7 1 2 ,8 2 4 1 0 ,9 1 5 1 3 ,1 5 6 歳 出 総 額 8 ,1 5 4 7 ,7 3 1 7 ,8 5 3 8 ,4 9 3 1 2 ,8 2 9 1 1 ,6 8 8 1 1 ,8 6 8 1 0 ,2 4 8 1 2 ,3 4 0 歳 入 総 額 1 1 ,9 3 0 1 0 ,9 4 6 1 0 ,7 7 7 8 ,6 5 1 8 ,2 9 0 9 ,8 6 3 7 ,1 2 4 7 ,2 7 4 7 ,8 5 5 歳 出 総 額 1 1 ,2 5 8 1 0 ,3 8 5 1 0 ,2 8 5 8 ,3 6 5 7 ,8 1 5 9 ,6 1 3 6 ,9 7 9 6 ,9 2 7 7 ,3 7 5 敦 賀 市 美 浜 町 お お い 町 高 浜 町 ( 単 位 : 百 万 円 ) (出 所 ) 各 年 度 の 「 決 算 カ ー ド 」 に 基 づ き 、 筆 者 作 成 。 【 表 4 美浜町および 福井県内の他の立地市町村 の財政力指数 】 2 0 0 1 年 度 2 0 0 2 年 度 2 0 0 3 年 度 2 0 0 4 年 度 2 0 0 5 年 度 2 0 0 6 年 度 2 0 0 7 年 度 2 0 0 8 年 度 2 0 0 9 年 度 美 浜 町 0 .7 7 0 .8 0 0 .8 4 0 .8 7 0 .8 8 0 .8 6 0 .8 4 0 .7 9 0 .7 3 敦 賀 市 1 .2 6 1 .2 7 1 .2 8 1 .2 4 1 .1 9 1 .1 6 1 .1 4 1 .1 4 1 .1 1 お お い 町 1 .7 2 1 .7 6 1 .7 8 1 .7 6 1 .0 6 1 .0 4 1 .0 8 1 .1 1 1 .1 0 高 浜 町 1 .1 0 1 .1 2 1 .1 2 1 .1 2 1 .0 9 1 .0 6 1 .0 5 1 .0 1 0 .9 7 (出 所 ) 各 年 度 の 「 決 算 カ ー ド 」 に 基 づ き 、 筆 者 作 成 。 ( 出 所 ) 各 年 度 の 「 決 算 カ ー ド 」 に 基 づ き 、 筆 者 作 成 。
表 5 美 浜 町 の 歳 出 構 造 6 【 表 5 美浜町の歳出構造 】 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 9 4 4 12. 2% 8 6 4 10. 0% 8 9 1 13. 2% 9 4 5 15. 0% 8 9 7 13. 6% 1, 017 12. 9% 1, 129 15. 9% 1, 353 15. 3% 1, 017 12. 3% 1, 080 14. 0% 1, 119 12. 9% 1, 174 17. 3% 1, 230 19. 6% 1, 315 20. 0% 1, 642 20. 9% 1, 523 21. 4% 1, 578 17. 8% 1, 300 15. 7% 5 7 7 7. 5% 5 7 3 6. 6% 5 7 9 8. 6% 6 2 4 9. 9% 7 0 7 10. 7% 6 8 2 8. 7% 8 0 3 11. 3% 7 7 6 8. 7% 8 1 8 9. 9% 7 7 1 10. 0% 8 5 0 9. 8% 7 1 6 10. 6% 7 2 0 11. 4% 8 4 0 12. 8% 1, 162 14. 8% 8 2 4 11. 6% 6 9 4 7. 8% 7 4 4 9. 0% 3 4 9 4. 5% 5 2 3 6. 0% 4 9 7 7. 3% 2 3 7 3. 8% 2 1 6 3. 3% 5 1 6 6. 6% 4 1 4 5. 8% 5 0 9 5. 7% 2 4 9 3. 0% 1, 008 13. 1% 8 9 6 10. 3% 7 2 3 10. 7% 6 9 3 11. 0% 7 0 8 10. 7% 5 6 9 7. 2% 6 0 6 8. 5% 6 5 5 7. 4% 6 8 8 8. 3% 1, 338 17. 4% 2, 793 32. 2% 1, 229 18. 2% 8 7 3 13. 9% 8 9 8 13. 6% 1, 381 17. 6% 8 4 3 11. 9% 2, 337 26. 3% 2, 547 30. 8% 5 4 2 7. 0% 5 4 5 6. 3% 5 3 5 7. 9% 5 1 6 8. 2% 5 0 7 7. 7% 4 9 8 6. 3% 5 2 1 7. 3% 5 7 3 6. 5% 5 0 7 6. 1% 7, 707 100 .0% 8, 662 100 .0% 6, 767 100 .0% 6, 289 100 .0% 6, 587 100 .0% 7, 867 100 .0% 7, 107 100 .0% 8, 872 100 .0% 8, 267 100 .0% 1, 611 20. 9% 1, 572 18. 1% 1, 566 23. 1% 1, 608 25. 6% 1, 526 23. 2% 1, 459 18. 5% 1, 467 20. 6% 1, 398 15. 8% 1, 367 16. 5% 1, 135 14. 7% 1, 089 12. 6% 1, 093 16. 2% 1, 112 17. 7% 1, 076 16. 3% 1, 015 12. 9% 9 9 7 14. 0% 9 4 6 10. 7% 9 0 8 11. 0% 1 9 5 2. 5% 2 0 8 2. 4% 2 6 3 3. 9% 2 9 2 4. 6% 3 0 2 4. 6% 3 4 2 4. 3% 3 7 3 5. 2% 3 7 5 4. 2% 4 1 8 5. 1% 9 7 2 12. 6% 9 3 2 10. 8% 9 3 8 13. 9% 9 9 0 15. 7% 9 6 1 14. 6% 1, 089 13. 8% 1, 010 14. 2% 9 2 6 10. 4% 9 5 7 11. 6% 7 6 4 9. 9% 8 4 3 9. 7% 8 1 4 12. 0% 8 3 2 13. 2% 9 1 2 13. 8% 1, 313 16. 7% 1, 248 17. 6% 1, 413 15. 9% 1, 143 13. 8% 6 4 2 8. 3% 7 1 0 8. 2% 6 8 3 10. 1% 6 8 3 10. 9% 7 2 5 11. 0% 7 4 9 9. 5% 6 8 3 9. 6% 7 3 8 8. 3% 7 6 3 9. 2% 5 0. 1% 8 9 1. 0% 3 7 6 5. 6% 1 0. 0% 0. 7 0. 0% 3 6 5 4. 6% 2 2 0 3. 1% 4 0 5 4. 6% 2 5 2 3. 0% 2, 825 36. 7% 3, 632 41. 9% 1, 464 21. 6% 1, 226 19. 5% 1, 497 22. 7% 1, 920 24. 4% 1, 461 20. 6% 2, 924 33. 0% 2, 716 32. 9% 7 5 1. 0% 8 2 0. 9% 5 8 0. 9% 5 5 0. 9% 6 5 1. 0% 6 8 0. 9% 6 6 0. 9% 5 8 0. 7% 4 9 0. 6% 2, 671 34. 7% 3, 632 41. 9% 1, 456 21. 5% 1, 205 19. 2% 1, 443 21. 9% 1, 920 24. 4% 1, 461 20. 6% 2, 924 33. 0% 2, 716 32. 9% う ち 補助 2 1 4 2. 8% 6 0 0. 7% 4 0 0. 6% 8 5 1. 4% 1 9 6 3. 0% 2 5 6 3. 3% 2 8 0 3. 9% 2 0 6 2. 3% 3 3 8 4. 1% う ち 単独 2, 252 29. 2% 3, 276 37. 8% 1, 164 17. 2% 8 9 7 14. 3% 1, 066 16. 2% 1, 505 19. 1% 1, 067 15. 0% 2, 606 29. 4% 2, 340 28. 3% 1 4 9 1. 9% 0 0. 0% 8 0. 1% 2 0 0. 3% 5 4 0. 8% 0 0. 0% 0 0. 0% 0 0. 0% 0 0. 0% 4 0. 1% 0 0. 0% 0 0. 0% 0 0. 0% 0 0. 0% 0 0. 0% 0 0. 0% 0 0. 0% 0 0. 0% う ち 人件 費 内 訳 普 通 建 設 事 業 費 災 害 復 旧 事 業 費 失 業 対 策 事 業 費 合 計 性 質 別 歳 出 人 件 費 うち 職員 給 扶 助 費 物 件 費 補 助 費 等 繰 出 金 積 立 金 投 資 的 経 費 2 0 0 9 年度 目 的 別 歳 出 総 務 費 民 生 費 衛 生 費 農 林 水 産 業 費 商 工 費 土 木 費 教 育 費 公 債 費 ( 単 位 : 百 万 円 ) 2 0 0 1 年度 2 0 0 2 年度 2 0 0 3 年度 2 0 0 4 年度 2 0 0 5 年度 2 0 0 6 年度 2 0 0 7 年度 2 0 0 8 年度 (出 所 ) 各 年 度 の 「 決 算 カ ー ド 」 に 基 づ き 、 筆 者 作 成 。 ( 出 所 ) 各 年 度 の 「 決 算 カ ー ド 」 に 基 づ き 、 筆 者 作 成 。 表 6 美 浜 町 の 歳 入 構 造 ( 出 所 ) 各 年 度 の 「 決 算 カ ー ド 」 に 基 づ き 、 筆 者 作 成 。
表 6 美 浜 町 の 歳 入 構 造 7 【 表 6 美浜町の歳入構造 】 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 2, 874 36. 2% 3, 117 35. 1% 2, 940 41. 6% 2, 924 43. 6% 2, 825 41. 3% 2, 664 32. 4% 2, 564 32. 5% 2, 484 26. 9% 2, 420 28. 1% 6 8 0. 9% 6 8 0. 8% 7 2 1. 0% 9 5 1. 4% 1 1 6 1. 7% 1 5 7 1. 9% 7 3 0. 9% 7 0 0. 8% 6 6 0. 8% 7 6 1. 0% 2 0 0. 2% 1 3 0. 2% 1 3 0. 2% 7 0. 1% 5 0. 1% 7 0. 1% 7 0. 1% 6 0. 1% -2 0. 0% 3 0. 0% 5 0. 1% 6 0. 1% 2 0. 0% 1 0. 0% 1 1 5 1. 5% 9 9 1. 1% 1 0 9 1. 5% 1 2 1 1. 8% 1 1 1 1. 6% 1 1 1 1. 4% 1 0 9 1. 4% 1 0 3 1. 1% 1 0 8 1. 3% 5 8 0. 7% 6 9 0. 8% 8 0 1. 1% 6 8 1. 0% 8 1 1. 2% 6 9 0. 8% 1 8 0. 2% 2 4 0. 3% 2 8 0. 3% 9 7 7 12. 3% 6 8 4 7. 7% 4 8 9 6. 9% 5 7 7 8. 6% 5 2 9 7. 7% 5 6 9 6. 9% 6 4 6 8. 2% 9 4 2 10. 2% 1, 076 12. 5% 普 通 7 1 0 9. 0% 4 2 5 4. 8% 2 4 9 3. 5% 3 5 8 5. 3% 3 4 6 5. 1% 4 2 2 5. 1% 5 0 4 6. 4% 7 8 9 8. 5% 9 2 0 10. 7% 特 別 2 6 7 3. 4% 2 5 9 2. 9% 2 4 0 3. 4% 2 1 8 3. 2% 1 8 3 2. 7% 1 4 7 1. 8% 1 4 1 1. 8% 1 5 3 1. 7% 1 5 5 1. 8% 4, 213 53. 1% 4, 095 46. 2% 3, 743 53. 0% 3, 845 57. 3% 3, 719 54. 3% 3, 627 44. 2% 3, 466 43. 9% 3, 668 39. 7% 3, 728 43. 3% 5 5 0. 7% 4 0 0. 5% 4 0 0. 6% 3 8 0. 6% 3 0 0. 4% 5 3 0. 6% 6 3 0. 8% 6 1 0. 7% 6 3 0. 7% 2 5 3 3. 2% 2 4 4 2. 7% 2 4 1 3. 4% 2 3 7 3. 5% 2 5 2 3. 7% 2 3 5 2. 9% 2 5 0 3. 2% 2 6 1 2. 8% 2 7 4 3. 2% 1 1 0. 1% 1 1 0. 1% 1 0 0. 1% 1 1 0. 2% 1 1 0. 2% 1 2 0. 1% 1 1 0. 1% 1 1 0. 1% 1 1 0. 1% 5 4 6 6. 9% 5 4 0 6. 1% 8 3 6 11. 8% 9 0 4 13. 5% 8 9 5 13. 1% 1, 068 13. 0% 1, 061 13. 4% 1, 311 14. 2% 1, 305 15. 2% 1, 731 21. 8% 1, 143 12. 9% 8 2 6 11. 7% 7 1 4 10. 6% 8 5 2 12. 4% 8 0 7 9. 8% 8 0 3 10. 2% 2, 137 23. 1% 1, 840 21. 4% 1 6 6 2. 1% 6 5 5 7. 4% 1 9 2 2. 7% 0 0. 0% 3 0 0. 4% 3 7 7 4. 6% 8 0. 1% 2 5 3 2. 7% 4 4 0 5. 1% 3 2 6 4. 1% 2 2 2 2. 5% 2 1 0 3. 0% 3 0 0 4. 5% 4 1 8 6. 1% 2 6 1 3. 2% 3 4 5 4. 4% 7 9 3 8. 6% 3 6 3 4. 2% 3 1 7 4. 0% 4 5 9 5. 2% 5 9 5 8. 4% 4 6 6 6. 9% 4 0 2 5. 9% 3 5 7 4. 3% 3 0 6 3. 9% 2 3 3 2. 5% 2 8 2 3. 3% 7, 929 100 .0% 8, 873 100 .0% 7, 068 100 .0% 6, 708 100 .0% 6, 848 100 .0% 8, 213 100 .0% 7, 901 100 .0% 9, 235 100 .0% 8, 612 100 .0% 国 庫 支 出 金 都 道 府 県 支 出 金 繰 入 金 繰 越 金 地 方 債 歳 入 合 計 地 方 特 例 交 付 金 地 方 交 付 税 ( 一般 財源 計) 分担 金・ 負担 金 使 用 料 手 数 料 2 0 0 9 年度 地 方 税 地 方 譲 与 税 利 子 割 交 付 金 配 当 割 交 付 金 地 方 消 費 税 交 付 金 ( 単 位 : 百 万 円 ) 2 0 0 1 年度 2 0 0 2 年度 2 0 0 3 年度 2 0 0 4 年度 2 0 0 5 年度 2 0 0 6 年度 2 0 0 7 年度 2 0 0 8 年度 (出 所 ) 各 年 度 の 「 決 算 カ ー ド 」 に 基 づ き 、 筆 者 作 成 。 ( 出 所 ) 各 年 度 の 「 決 算 カ ー ド 」 に 基 づ き 、 筆 者 作 成 。
表 7 美 浜 町 の 税 収 構 造 8 【 表 7 美浜町の税収構造 】 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 決 算 額 構 成 比 個 人 市 民 税 4 0 9 14. 2% 3 9 5 12. 7% 3 7 5 12. 8% 3 4 8 11. 9% 3 6 6 13. 0% 3 7 7 14. 2% 4 8 6 19. 0% 5 0 2 20. 2% 4 8 9 20. 2% 法 人 市 民 税 2 2 4 7. 8% 4 5 2 14. 5% 3 9 8 13. 5% 5 4 3 18. 6% 5 6 7 20. 1% 5 2 4 19. 7% 3 9 1 15. 2% 2 4 4 9. 8% 1 5 7 6. 5% ( 市民 税計 ) 6 3 4 22. 1% 8 4 7 27. 2% 7 7 3 26. 3% 8 9 1 30. 5% 9 3 4 33. 1% 9 0 1 33. 8% 8 7 8 34. 2% 7 4 6 30. 0% 6 4 7 26. 7% 2, 138 74. 4% 2, 169 69. 6% 2, 066 70. 3% 1, 931 66. 0% 1, 787 63. 3% 1, 657 62. 2% 1, 581 61. 7% 1, 636 65. 9% 1, 674 69. 2% 2, 874 100 .0% 3, 117 100 .0% 2, 940 100 .0% 2, 923 100 .0% 2, 823 99. 9% 2, 662 99. 9% 2, 563 100 .0% 2, 483 100 .0% 2, 419 100 .0% 入 湯 税 -0. 8 0. 0% 1 0. 0% 1 0. 0% 0. 9 0. 0% 0. 7 0. 0% 1 0. 0% 都 市 計 画 税 -( 目的 税計 ) -0. 8 0. 0% 1 0. 0% 1 0. 0% 0. 9 0. 0% 0. 7 0. 0% 1 0. 0% 2, 874 100 .0% 3, 117 100 .0% 2, 940 100 .0% 2, 924 100 .0% 2, 825 100 .0% 2, 664 100 .0% 2, 564 100 .0% 2, 484 100 .0% 2, 420 100 .0% 2 0 0 9 年度 市 民 税 固 定 資 産 税 ( 法定 普通 税計 ) 目 的 税 合 計 ( 単 位 : 百 万 円 ) 2 0 0 1 年度 2 0 0 2 年度 2 0 0 3 年度 2 0 0 4 年度 2 0 0 5 年度 2 0 0 6 年度 2 0 0 7 年度 2 0 0 8 年度 (出 所 ) 各 年 度 の 「 決 算 カ ー ド 」 に 基 づ き 、 筆 者 作 成 。 ( 出 所 ) 各 年 度 の 「 決 算 カ ー ド 」 に 基 づ き 、 筆 者 作 成 。
表 8 福井県の電源三法交付金等交付金実績 【 表 8 福井県の電源三法交付金等交付金実績 】 金 額 金 額 金 額 金 額 9,684 67.1% 9,195 64.4% 11,669 77.6% 12,822 76.0% 3,199 22.2% 3,467 24.3% 1,832 12.2% 1,841 10.9% 785 5.4% 633 4.4% 556 3.7% 1,109 6.6% 757 5.2% 986 6.9% 985 6.5% 1,087 6.4% 14,427 100.0% 14,283 100.0% 15,044 100.0% 16,860 100.0% 7,791 54.0% 7,382 51.7% 8,384 55.7% 8,479 50.3% 6,560 45.5% (100%) 6,825 47.8% (100%) 6,586 43.8% (100%) 8,305 49.3% (100%) 2,646 18.3% (40.3%) 3,425 24.0% (50.2%) 2,074 13.8% (31.5%) 2,848 16.9% (34.3%) 828 5.7% (12.6%) 755 5.3% (11.1%) 867 5.8% (13.2%) 952 5.6% (11.5%) 917 6.4% (14.0%) 851 6.0% (12.5%) 1,380 9.2% (21.0%) 1,465 8.7% (17.6%) 1,423 9.9% (21.7%) 914 6.4% (13.4%) 1,357 9.0% (20.6%) 1,461 8.7% (17.6%) 5,816 40.3% (88.7%) 5,946 41.6% (87.1%) 5,679 37.7% (86.2%) 6,727 39.9% (81.0%) 6,190 42.9% (94.4%) 6,319 44.2% (92.6%) 6,157 40.9% (93.5%) 7,688 45.6% (92.6%) 金 額 金 額 金 額 金 額 13,860 80.0% 15,875 80.8% 14,761 71.9% 15,475 71.2% 1,100 6.3% 1,392 7.1% 2,570 12.5% 3,304 15.2% 1,182 6.8% 1,075 5.5% 1,883 9.2% 1,588 7.3% 1,189 6.9% 1,316 6.7% 1,306 6.4% 1,376 6.3% 17,331 100.0% 19,659 100.0% 20,522 100.0% 21,743 100.0% 9,143 52.8% 9,616 48.9% 11,353 55.3% 11,096 51.0% 8,113 46.8% (100%) 9,967 50.7% (100%) 9,095 44.3% (100%) 10,580 48.7% (100%) 3,196 18.4% (39.4%) 4,013 20.4% (40.3%) 1,629 7.9% (17.9%) 3,140 14.4% (29.7%) 976 5.6% (12.0%) 1,082 5.5% (10.9%) 1,128 5.5% (12.4%) 2,553 11.7% (24.1%) 1,502 8.7% (18.5%) 2,141 10.9% (21.5%) 3,523 17.2% (38.7%) 2,253 10.4% (21.3%) 1,556 9.0% (19.2%) 1,746 8.9% (17.5%) 1,735 8.5% (19.1%) 1,726 7.9% (16.3%) 7,231 41.7% (89.1%) 8,984 45.7% (90.1%) 8,016 39.1% (88.1%) 9,673 44.5% (91.4%) 7,750 44.7% (95.5%) 9,414 47.9% (94.5%) 8,445 41.2% (92.9%) 10,101 46.5% (95.5%) 金 額 金 額 14,936 73.3% 258,830 79.7% 2,441 12.0% 30,954 9.5% 1,604 7.9% 20,368 6.3% 1,404 6.9% 13,890 4.3% 20,386 100.0% 324,576 100.0% 10,301 50.5% 171,826 52.9% 10,019 49.1% (100%) 151,446 46.7% (100%) 2,939 14.4% (29.3%) 42,634 13.1% (28.2%) 2,144 10.5% (21.4%) 18,472 5.7% (12.2%) 2,148 10.5% (21.4%) 32,223 9.9% (21.3%) 1,710 8.4% (17.1%) 25,978 8.0% (17.2%) 8,943 43.9% (89.3%) 119,309 36.8% (78.8%) 9,371 46.0% (93.5%) 137,556 42.4% (90.8%) 団体別 敦 賀 市 美 浜 町 おおい町 高 浜 町 発電施設立地市町村計 嶺南地域合計 電源立地地域対策交付金 電源立地等推進対策交付金 原子力施設等防災対策等交付金 電源立地等推進対策補助金 電 源 三 法 交 付 金 等 の 総 合 計 県 ・ 市町村別 県 分 市町村分 団体別 敦 賀 市 美 浜 町 おおい町 高 浜 町 発電施設立地市町村計 嶺南地域合計 電源立地地域対策交付金 電源立地等推進対策交付金 原子力施設等防災対策等交付金 電源立地等推進対策補助金 電 源 三 法 交 付 金 等 の 総 合 計 県 ・ 市町村別 県 分 市町村分 1974-2009年度 合計額 構成比 構成比 構成比 構成比 構成比 嶺南地域合計 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 電 源 三 法 交 付 金 等 の 総 合 計 県 ・ 市町村別 県 分 市町村分 団体別 敦 賀 市 美 浜 町 おおい町 高 浜 町 発電施設立地市町村計 構成比 構成比 電源立地地域対策交付金 電源立地等推進対策交付金 原子力施設等防災対策等交付金 電源立地等推進対策補助金 (単位:百万円) 2001年度 2002年度 2003年度 2004年度 2005年度 構成比 構成比 構成比 (出所) 福井県(2009)より、筆者作成。 (出所) 福井県(2009)より、筆者作成。
表 9 美浜町における交付金活用事業(2009 年度) 【 表 9 美浜町における交付金活用事業(2009 年度) 】 構成比 1公共施設等維持運営事業 運営費 施設整備 489,583 473,480 96.7% ○ 2保育園運営事業 〃 〃 245,443 89,492 36.5% 3すくすく美浜っ子サポート事業 医療費助成 福祉対策 47,995 46,250 96.4% 4せせらぎ保育園整備事業 委託費 〃 840 670 79.8% ○ 5せせらぎ保育園整備基金造成事業 基金造成費 〃 71,200 71,200 100.0% 6生涯学習センター(仮称)建設事業 工事費 施設整備 21,598 21,598 100.0% 7生涯学習施設整備基金造成事業 基金造成費 〃 46,000 46,000 100.0% 8美浜中学校屋外附帯等整備事業 工事費 〃 147,015 146,710 99.8% 9佐田区内水路改良工事 〃 〃 10,003 10,000 100.0% ○ (単位:千円) 事 業 名 内 容 活動分野 2009年度 前年度 からの 継続事業 総事業費 交付金充当額 (出所)経済産業省資源エネルギー庁 HP より、筆者作成。 このうち約8 割が電源立地地域対策交付金で占められる。県と市町村の配分割合は、毎年度およ そ半分ずつとなっており、2009 年度では県が約 103 億円(福井県全体の50.5%)、市町村が約100 億円(同49.1%)となっている(表8、参照)。 美浜町の交付金実績は、2009 年度で 21.4 億円であり、これは県全体の 10.5%、市町村分の 21.4%を占める。歳入総額に占めるその割合は 24.9%ときわめて大きい(表8、参照)。 活用事業の特徴は、事業に係る経費のほとんどを交付金で賄っている点にある。公共施設の維 持ならびに建設費については、ほぼ100%である。公共施設の建設とは、中学校や学習センター であるが、このことは歳出構造にみられた特徴点である教育費および公共事業費の高さとなって 表れている。そのほかの事業内容としては、保育関係がある(表9、参照)。 また、県の歳入となった交付金のうち、美浜町を含む若狭地域を対象とした事業もある。その 規模は、2009 年度で総事業費 34.5 億円、うち交付金充当額が 27.8 億円である(表10、参照)。 原発立地の自治体活動は、県主体の交付金活用事業によっても支えられていることがわかる。 2-3.その他の原発関連収入 原子力発電所の立地による財政効果として、電力会社からの寄付金も重要な財政収入の1 つで ある。 美浜町では町議会の情報公開請求により、関西電力(株)からの寄付金総額が公表されている。 1991-2010 年度で受け取った寄付金総額は、約 55 億 3,000 万円とされる8。単年度でみると、 2002 年度に約 10 億9、2006 年度で約 12 億円、2007 年度では約 10 億円の匿名寄付があり、そ れらは電力事業者からの地域振興の名目によるものとみられている10。 立地自治体のみならず、県も多額の寄付金を受け取っている。すべて匿名寄付ではあるが、電 (出所 経済産業省資源エネルギー庁 HP より、筆者作成。 このうち約 8 割が電源立地地域対策交付金で占められる。県と市町村の配分割合は、毎年度お よそ半分ずつとなっており、2009 年度では県が約 103 億円(福井県全体の 50.5%)、市町村が約 100 億円(同 49.1%)となっている(表 8、参照)。 美浜町の交付金実績は、2009 年度で 21.4 億円であり、これは県全体の 10.5%、市町村分の 21.4%を占める。歳入総額に占めるその割合は 24.9%ときわめて大きい(表 8、参照)。 活用事業の特徴は、事業に係る経費のほとんどを交付金で賄っている点にある。公共施設の維 持ならびに建設費については、ほぼ 100%である。公共施設の建設とは、中学校や学習センターで あるが、このことは歳出構造にみられた特徴点である教育費および公共事業費の高さとなって表 れている。そのほかの事業内容としては、保育関係がある(表 9、参照)。 また、県の歳入となった交付金のうち、美浜町を含む若狭地域を対象とした事業もある。その 規模は、2009 年度で総事業費 34.5 億円、うち交付金充当額が 27.8 億円である(表 10、参照)。原 発立地の自治体活動は、県主体の交付金活用事業によっても支えられていることがわかる。 2-3.その他の原発関連収入 原子力発電所の立地による財政効果として、電力会社からの寄付金も重要な財政収入の 1 つで ある。 美浜町では町議会の情報公開請求により、関西電力(株)からの寄付金総額が公表されている。 1991 - 2010 年度で受け取った寄付金総額は、約 55 億 3,000 万円とされる8。単年度でみると、 2002 年度に約 10 億円9、2006 年度で約 12 億円、2007 年度では約 10 億円の匿名寄付があり、そ れらは電力事業者からの地域振興の名目によるものとみられている10。 立地自治体のみならず、県も多額の寄付金を受け取っている。すべて匿名寄付ではあるが、電力
事業者によるものと推測される。新聞発表によると、近年の寄付行為には次のようなものがあった。 JR 小浜線の電化事業の民間負担分に関し、2000 - 2002 年の 3 年間で 32 億 4,000 万円が電力事 業者 3 社(関西電力(株)、日本原子力発電(株)、北陸電力(株))によるものであることを県が明ら かにした。これは民間負担分の大半にあたる。1 年当たり計 10 億 8,000 万円、2000 - 2004 年まで の 5 年間で約 54 億円を予定しているという11。 JR 北陸線の敦賀(福井県敦賀市)~長浜(滋賀県長浜市)で進められる送電線直流化事業に ついては、県が民間に求める負担金 30 億円のうち、2005 - 2006 年の 2 年間でその大半を電力事 業者から受け取った12。 表 10 福井県主体事業のうち、若狭地区を対象に含むもの(2009 年度) 【 表 10 福井県主体事業のうち、若狭地区を対象に含むもの(2009 年度) 】 構成比 1福井県若狭湾エネルギー研究センター維持有縁に事業 委託費 施設整備 490,284 265,081 54.1% 2エネルギー研究開発拠点化推進事業 運営費・ 研究開発補助 地域振興 15,002 13,271 88.5% 3産業団地広報事業 運営費 産業振興 797 797 100.0% 4温排水漁場環境調査事業 調査運営費 温排水関連 3,173 3,173 100.0% ○ 5福井県栽培漁業センター飼育用海水取水施設整備事業 運営費 施設整備 28,188 28,188 100.0% 6中小企業支援緊急資金無利子貸付事業 〃 産業振興 45,667 45,667 100.0% ○ 7教育情報化推進コピュータ整備事業 機器設置費 施設整備 34,860 34,860 100.0% 8CAI学習装置整備事業 〃 〃 164,399 164,399 100.0% 9産業教育実習用コンピュータ整備事業 〃 〃 92,583 92,583 100.0% 10「ふくいサイエンス寺子屋」開催事業 運営費 地域振興 3,795 3,795 100.0% 11福井情報スーパーハイウェイ管理運営事業 〃 〃 144,585 144,585 100.0% 12地域療育拠点設置事業 運営費・委託費 福祉対策 12,087 12,087 100.0% ○ 13不妊治療費助成事業 治療費一部助成 〃 113,270 112,888 99.7% ○ 14子育てマイスター地域活動推進事業 事業支援 〃 3,316 3,316 100.0% ○ 15すみずみ子育てサポート事業 補助金支給 〃 45,648 45,648 100.0% ○ 16ラムサール条約湿地「三方五湖」保全・活用推進事業 〃 温排水関連 5,000 5,000 100.0% ○ 17鳥獣害のない里づくり推進事業 〃 地域振興 23,000 22,525 97.9% 18高齢者グループホーム等安全確保事業 〃 〃 1,500 1,500 100.0% ○ 19若狭湾エネルギー研究センターLAN改修事業 機器設置費 施設整備 11,923 10,548 88.5% 20福井県地域活性化基金造成事業(県立学校施設リフレッ シュ事業) 基金造成費 〃 2,000,000 1,560,456 78.0% ○ 21福井県地域活性化基金造成事業(企業立地促進補助事 業) 〃 〃 200,000 200,000 100.0% 22高齢者グループホーム等安全確保事業 補助金支給 地域振興 2,389 2,389 100.0% ○ 23キッズデザイン「子どものまち」づくり事業 〃 〃 3,028 3,028 100.0% 24APECエネルギー大臣会合を景気とした福井県観光PR事 業 運営費 〃 1,784 1,784 100.0% 25APECこどもエネルギーフォーラム事業 〃 〃 5,888 5,888 100.0% (単位:千円) 事 業 名 内 容 活動分野 2009年度 前年度 からの 継続事業 総事業費 交付金充当額 (出所)経済産業省資源エネルギー庁 HP より、筆者作成。 った。 JR 小浜線の電化事業の民間負担分に関し、2000-2002 年の 3 年間で 32 億 4,000 万円が電力 事業者3 社(関西電力(株)、日本原子力発電(株)、北陸電力(株))によるものであることを県が明ら かにした。これは民間負担分の大半にあたる。1 年当たり計 10 億 8,000 万、2000-2004 年まで の5 年間で約 54 億円を予定しているという11。 JR 北陸線の敦賀(福井県敦賀市)~長浜(滋賀県長浜市)で進められる送電線直流化事業につ いては、県が民間に求める負担金30 億円のうち、2005-2006 年の 2 年間でその大半を電力事業 者から受け取った12。 (出所) 経済産業省資源エネルギー庁 HP より、筆者作成。
原発立地が県の財政収入にもたらす効果は、きわめて大きい。それは交付金や地方税のみならず、 地域振興の名目の元に行われる電力会社からの寄付金があることも忘れてはならない。それらは 公共施設整備事業費に充当されているが、原発立地に対する自治体の協力に対する見返りである といえる。
3.美浜発電所における原発事故とその対応
美浜発電所で起こった事故は、主に次の 2 つがある13。 1 つは、1991 年 2 月 9 日の 2 号機で起きた蒸気発生器伝熱管破断事故である。振れ止め金具が 設計とおり取り付けられていなかったため、伝熱管が破断し、非常用炉心冷却装置が作動する大 きな事故であった。気体状ならびに液体状の放射性物質が放出される。通商産業省(現、経済産 業省)によって「美浜発電所 2 号機調査特別委員会」が設置され、原因調査のほか事故の影響評 価の検討がなされた。県ならびに美浜町も独自の調査を実施し、関西電力(株)に対して安全確保 対策の再徹底を要請した。関西電力(株)が再発防止対策を完了させ、再開の申し入れを県および 美浜町に行ったのは 1994 年 5 月 20 日のことである。 もう 1 つは、2004 年 8 月 9 日の 3 号機 2 次系配管破損事故である。タービン建屋 2 階の復水配 管が破損し、内部を流れる 2 次冷却水から漏えいした蒸気および高温水によって、関西電力社員 および定期検査の準備をしていた協力会社員のうち 5 人が死亡、6 人が熱傷した。加圧水型軽水 炉の二次系は、基本的には冷却水中に放射性物質は含んでいないため、漏えいした二次冷却水に 起因する周辺環境への放射線による影響はなかったとされる。配管破損の原因は、腐食または浸 食による減肉現象により配管の肉厚が徐々に減少した結果、配管の強度が不足し、運転時の圧力 により破損したと推測されている。事故への対応は、基本的には福井県が行った。同日、県は事 故発生後、医師の派遣ならびにヘリの出動を要請した。県職員を現地に派遣するとともに、県庁 内に知事を本部長とした対策本部を設置する。翌日は現地を訪れた経済産業大臣に事故原因の徹 底究明と再発防止対策を要請、8 月 27 日には首相官邸にて内閣官房長官と会談し、小泉内閣総理 大臣宛に要望書を提出して、国に対して責任を求めている。さらに 8 月 13 日、関西電力(株)に 対して全原子力発電所についての運転を計画的に停止し、点検ならびに健全性の確認を要請した。 10 月 22 日には経済産業大臣に高経年化対策の強化や安全管理システムの構築などの 4 項目を要 請し、これを受けて前者については原子力安全保安院が「高経年化対策室」、総合資源エネルギー 調査会原子力安全保安部会が「高経年化対策検討委員会」を設置する運びとなった。その後 2005 年 7 月 1 日に、立地 4 市町の原子力保安検査官事務所を統括する「地域原子力安全統括管理官」 を設置するとともに、同年 10 月 1 日には(独)原子力安全基盤機構の福井事務所が開設された。 原発は、安全の確保を前提とされているにもかかわらず、様々な要因により事故が引き起こって いる。美浜発電所における事故は、前者についてはレベル 2(異常現象)、後者はレベル 1(逸脱) に相当する。原発関連の財政支援措置が多額であること、立地自治体財政がそれへの依存体制に あること、一方で電源立地が恒久的な地域振興と結びつきにくいことなど、原発を巡る自治体経営には多くの批判がなされている。しかし原発は危険資産である。発電所での事故後、関西電力 (株)から美浜町へ巨額の寄付金がなされていることから、それらは事故に対する見舞金あるいは 賠償金、ならびに迷惑資産受け入れへの対価としての意味合いをもつと考えられる。立地自治体 における原発関連収入が、リスクに対する代償であることを改めて認識する必要がある。
おわりに
本稿は、福井県美浜町の財政構造を通じて、原子力発電所が立地自治体に与える影響を考察し た。それは次のように要約できる。 第 1 に、美浜町財政の特徴は、収入構造において発電所からの固定資産税収入を基礎としている。 ただし、減価償却が進むにつれて減額傾向にある。そのため地方税収が縮小し、財政力指数も低 下傾向にある。原発関連の交付金は公共施設の建設に多く充当されており、このことは公共事業 費の高さとなって表れている。交付金の存在は、歳出構造を特徴づける大きな要因となっていた。 第 2 に、美浜町が原発を誘致した目的は、過疎化を食い止め、地域経済の発展を期待してのこ とであった。誘致から 30 年以上を経過した今日、原発は経済構造の土台であり、町財政において は原発関連収入に依存した体制にある。 第 3 に、原発に関連する種々の財政支援措置は、名目上は地域振興および産業振興とされてい るが、それはリスク資産受け入れに対する対価である。美浜発電所ではいくつかの大きな原発事 故が引き起こっているが、その都度、基本的には県が主体となって対応を行ってきた。事故後に おける電力会社からの県や立地市町村に対する寄付金は、地域住民の生活に対する安全保障なら びにリスクの代償であるといえる。 本稿により、原子力発電所は立地自治体の財政構造を規定するだけでなく、経済構造にまで深 い影響を与えていることが明らかとなった。事故リスクを抱えながらも今日まで受け入れきた理由 は、経済と財政が完全な原発依存体制にあるためといえる。すなわち立地地域においては、原発 誘致以来の長期にわたって、国からの多額の交付金や電力会社からの巨額の寄付金により、安定 した自治体財政運営において整備されたインフラのもと、経済活動および市民生活を営んできた。 福井県美浜町の事例は、わが国におけるエネルギー政策の転換を模索するうえで、重要な課題 を提示した。原発からの脱却は、立地自治体の財政ならびに経済構造に大きな影響を与えるため、 単にエネルギー問題にとどまらないということである。国と自治体が原発の扱いにそれぞれ責任 を持ち、長期的視野であらゆる部面の再構築を図る必要がある。とりわけ立地自治体においては、 依存体質の改善に大きな困難を伴うことが予想されるが、早急に取り組んでいくべき課題といえる。 注 1 原子力発電所所在地自治体の財政分析を行った研究の 1 つに、塚谷(2010)がある。そこでは福井県美浜町を 取り上げ、同様に過疎自治体に認定されている秋田県小坂町との比較を通じて、原発依存にある経済構造と財 政構造についての特徴を示している。過疎自治体における財源確保の手段として、美浜町では原子力発電所の 存在がきわめて重要であることが明らかにされている。2 拙稿「原子力発電所と自治体財政―福井県敦賀市の事例―」『立命館経済学』第 58 巻・第 4 号(2009 年 11 月) を参照。 3 「エネルギー白書 2010」、参照。 4 福井県(2009)、p.10、参照。 5 平成 22 年国勢調査に基づく。 6 美ノ谷(1981)、福井県(2009)を参照。 7 三好(2009)、参照。 8 朝日新聞 2011 年 11 月 4 日 9 毎日新聞 2003 年 12 月 25 日 10 福井新聞 2008 年 12 月 11 日 11 2003 年 12 月 31 日 共同ニュース 47NEWS 12 2005 年 2 月 22 日 共同ニュース 47NEWS 13 福井県(2009)を参考にまとめた。 参考文献 塚谷文武(2010)「第 5 章 過疎自治体と原子力発電所―福井県三方郡美浜町を事例として―」 渋谷博史・樋口均・櫻井潤編『グローバル化と福祉国家と地域』学文社 福井県(2009)『福井県の原子力(改訂第 13 版)』 福井県政策統計室「市町村民経済計算」 福井県美浜町(2008)『町勢要覧』 美ノ谷和成(1981)「原発情報と原発意識に関する実証的研究(Ⅰ)―福井県敦賀市における統計 調査を中心として―」『立正大学文学部論叢』第 70 号、立正大学文学部 三好ゆう(2009)「原子力発電所と自治体財政―福井県敦賀市の事例―」『立命館経済学』第 58 巻第 4 号 朝日新聞 2011 年 11 月 4 日 福井新聞 2008 年 12 月 11 日 毎日新聞 2003 年 12 月 25 日 平成 22 年 国勢調査 経済産業省エネルギー庁ホームページ(http://www.enecho.meti.go.jp/) 総務省「地方財政状況調査関係資料」決算カード、各年度版 福井県ならびに各自治体ホームページ 原子力の科学館あっとほうむホームページ(http://www.athome.tsuruga.fukui.jp/)