事前申請 :
ワークフロー(原価対象の承認者)
設定ガイド
最終更新日: 2016年10月20日以下の Concur ソリューションに適用されます。
Expense
Professional/Premium edition
Integrated with Professional/Premium Travel Stand-alone
Standard edition
Integrated with Standard Travel Stand-alone
Concurforce
Travel
Professional/Premium edition
Integrated with Professional/Premium Expense Integrated with Professional/Premium Request Stand-alone
Standard edition
Integrated with Standard Expense Stand-alone
Invoice Management
Professional/Premium edition
Integrated with Professional/Premium Expense Stand-alone
Standard edition
Integrated with Standard Expense Stand-alone
Authorization Request (formerly Travel Request)
Professional/Premium edition
Integrated with Professional/Premium Expense Integrated with Professional/Premium Travel Stand-alone
Standard edition
Integrated with Standard Expense Stand-alone
目次
Section 1: アクセス権 ... 1
Section 1: 申請 / 購買申請 / 事前申請 ... 1
Section 2: ワークフロー ガイド ... 1
Section 3: 概要 ... 2
原価対象の承認の利点 ... 2
レベルに基づく承認と限度額に基づく承認 ... 3
レベルに基づく承認の例 ... 3
限度額に基づく承認の例 ... 4
Section 4: レベルに基づく原価対象承認の流れ ... 5
承認者のアクション - 承認済 ... 5
承認者のアクション - 従業員に差戻し ... 6
承認者のアクション - 原価対象や原価対象の金額、申請総額に影響しない変更をした場合 ... 6
承認者のアクション - 原価対象や原価対象の金額、申請総額に影響する変更をした場合 ... 6
例 ... 7
Section 5: 限度額に基づく原価対象承認の流れ ... 8
承認者のアクション - 承認済(原価対象の直接承認オプションを使用しない場合) ... 8
承認者のアクション - 承認済(原価対象の直接承認オプションを使用する場合) ... 9
承認者のアクション - 従業員に差戻し ... 10
承認者のアクション - 原価対象や原価対象の金額、申請総額に影響しない変更をした場合 ... 10
承認者のアクション - 原価対象や原価対象の金額、申請総額に影響する変更をした場合 (原価対象の直 接承認オプションを使用しない場合) ... 10
Section 6: 重要事項 ... 11
Section 7: 従業員への表示 ... 12
Section 8: 承認者への 表示 ... 13
表示される情報 ... 14
Section 9: その他の概要と条件 ... 14
代理 ... 14
申請の撤回 ... 14
追加の承認者とワークフローの状況 ... 14
その他のエラーの取り扱い ... 17
Section 10:構成 ... 19
ステップ 1 : 原価対象の承認者の階層を定義する ... 19
ステップ 2 : 機能をアクティブ化する ... 21
ステップ 3 : ワークフロー ステップを編集する ... 22
ステップ 4 : 適切な権限をユーザーに付与する ... 23
従業員インポート ... 23
ユーザー管理 ... 24
ワークフローの承認権限者タブ ... 25
ステップ 5 : 原価対象の承認者への表示を制御する ... 27
改訂履歴
日付 注意事項 / コメント / 変更内容
2016 年 10 月 20 日 「アクセス権」およびガイド コンテンツを新様式に更新しました。内容の変更はありま
せん。
2016 年 1 月 25 日 インポート / 抽出ガイドへの参照を変更しました。内容の変更はありません。
2015 年 8 月 14 日 新 UI のスクリーン ショットを更新しました。内容の変更はありません。
2014 年 9 月 19 日 2 種類のユーザー インターフェースについての情報を追加しました。その他の内容の変
更はありません。
2014 年 2 月 7 日 [致命的な規定外フラグがあってもワークフローの続行を許可する] オプションが選択さ
れている(有効の)場合に、原価対象承認においてレポートの承認を妨げない続行不可能 な規定外フラグのブロックについては、[その他のエラーの取り扱い] に含まれるように なりました。
2014 年 1 月 20 日 表紙と著作権を更新しました。内容の変更はありません。
2013 年 7 月 5 日 期限切れのアクションに関する注記を追加しました。期限切れアクションの選択の有無に
関わらず、原価対象ステップにおいて起こりうるアクションは、原価対象の承認ステップ で原価対象が次の承認者に移ることのみです。
2013 年 2 月 27 日 以下の項目が追加されました。
• Travel Request から Request へ名称変更
• ワークフロー設定の [経費を原価対象のワークフローに適用される経費に絞り込む]
オプションに関する情報
• 階層内の主な目的地の国
2012 年 12 月 28 日 商標を変更し、著作権を更新しました。内容の変更はありません。
2012 年 12 月 13 日 初版発行
ワークフロー(原価対象の承認者)
Section 1: アクセス権
この機能へのアクセス権があるかどうかは場合によります。たとえば、特定のグループに対して のみアクセス権がある、または読取専用で作成や編集はできないなど、限定的なアクセス権を持 っている場合があります。
管理者はこの機能を使用する必要がありますので、適切なアクセス権がない場合は、社内の Concur 管理者に連絡してください。
さらに、このガイドに記載されている作業は Concur にのみ許可されているものもあります。必 要に応じて Concur クライアント サポートにご依頼ください。
Section 1: 申請 / 購買申請 / 事前申請
事前申請サービス(旧称購買申請)は、Request または Concur Request とも呼ばれます。
Section 2: ワークフロー ガイド
事前申請のワークフローを構成する際やメンテナンスの際は次のガイドを参照してください。
設定ガイド 説明
事前申請 : ワークフロー
(概要)
申請ワークフローについての一般情報については、このガイドをご覧く ださい。
事前申請 : ワークフロー
(承認権限者)
会社が承認権限者を設定している場合は、必ず先に設定ガイド「事前申 請 : ワークフロー(概要)」をご覧ください。
事前申請 : Workflow - Cost Object Approvals
会社が原価対象の承認を設定している場合は、必ず先に設定ガイド「事 前申請 : ワークフロー(概要)」をご覧ください。
Section 3: 概要
原価対象の承認機能では、会計関連のデータの取扱いに合わせた特別でより詳細なワークフロー ステップを定義することができます。
たとえば、お客様がコスト センターごとにコストの追跡を行うとします。また、お客様の設定 が申請配賦フィールドの使用を含み、それらの配賦フィールドがお客様のコスト センターによ って入力されているとします。原価対象の承認機能を使用すると、原価対象(それぞれのコスト センターへの申請配賦の一部)は同時に各コスト センターへ送られ、確認および承認されます。
たとえば、申請の 50% がセールス、50% がトレーニングへ配賦され、かつ原価対象の承認機 能を使用している場合、提出された申請はセールスおよびトレーニング部門の承認者に同時に送 られます。
原価対象の承認の利点
原価対象の承認を使用する利点は次のとおりです。
• 予算の管理: 関連する予算に合わせた承認処理です。上記の例では、セールスおよびト レーニングには、それぞれにレポート全体を確認して承認したり、あるいは予算に対し て配賦された一部を却下することができます。
• 並列処理 : 関連する各コスト センター(この例ではセールスおよびトレーニング)が同 時に原価対象の承認申請を審査します。大幅に時間の削減を実現し、従業員への支払処 理をより素早く行えます。
承認者が特定の変更を加えると(本ガイドで後述します)直後に申請のワークフローが停止する ため、その申請は再度承認処理を通す必要があります。そうすることで、すべての承認者が管理 やコンプライアンス、関連する原価対象への変更を確認することができます。
レベルに基づく承認と限度額に基づく承認
原価対象の承認ステップは、次のいずれかに基づきます。
• レベル: 承認プロセスにおける各承認者の一連の役職によって定義されます。原価対象 は最初の承認者から次のレベル、また次のレベルへと、処理が完了に至るまで進みます。
たとえば、管理職から上級管理職、会社の最高財務責任者というような流れで進みます。
• 限度額: 承認者が承認を許可されている金額(署名権限とも言う)に基づいています。
原価対象は最初の承認者から始まり、次々とレベルを移動します。原価対象の金額に等 しいまたはそれ以上の承認限度額を与えられた承認者に到達するとそこで停止します。
限度額に基づくもうひとつのオプションは、原価対象の直接承認です。このオプション をオンにすると、最初の承認者から始まり最後の承認者で終わるのではなく、原価対象 は適正な限度額を持った承認者へ直接送られます。つまり、適正な限度額を持った承認 者が原価対象の最初で唯一の承認者ということになります。
レベルに基づく承認の例
レベルに基づく単純な承認のステップは以下のとおりです。
LEVEL-based – Cost Object Approval Step
Employee Submits the
request
Line Manager Checks for legitimacy, basic errors
Dave Level 1 (junior mgr)
Terry Level 2 (senior mgr)
Jessica Level 3 (CFO)
Cindy Level 1 (junior mgr)
Tran Level 2 (senior mgr)
Level 3 (CFO)
Finn Level 1 (junior mgr)
Alecia Level 2 (senior mgr)
Processor Process completion
Finish
Cost Center 1
Cost Center 3 Cost Center 2
Start
Jessica
この例は、従業員 → 直属の上司 → 原価対象の承認ステップ → 経費処理者という単純なワー クフローを示しています。
次の点に注意してください。
• ワークフローに設定することができる原価対象の承認ステップは 1 つだけです。
• 原価対象承認ステップの前後のステップの数と位置は、お客様にて設定可能です。
• 原価対象の承認ステップ内のレベルはコスト センターによって異なり(この例では、コ ストセンター 1 と 2 には承認レベルが 3 つ、コスト センター 3 には 2 つ)、お客様 にて設定可能です。
• 処理者ステップは任意です。
限度額に基づく承認の例
限度額に基づく単純な承認のステップは以下のとおりです。
Employee Submits the
request
Line Manager Checks for legitimacy, basic errors
Dave
$100
Terry
$500
Lisa
$1000
Cindy
$250
Tran
$1500
Craig
$2000
Finn
$50
Alecia
$250
Mark
$750
Processor Process completion LIMIT-based – Cost Object Approval Step
Finish
Cost Center 1
Cost Center 3 Cost Center 2
Start
(Amounts indicate the client-defined “signing authority” of each approver)
この例では、すべてのコスト センターに承認者が3人ずつ設定されています。レベルに基づく 承認と同様、次の点に注意してください。
• ワークフローに設定することができる原価対象の承認ステップは 1 つだけです。
• 前後にくるステップはお客様にて設定可能です。
• 原価対象承認ステップを担当する承認者の数と、その限度額はお客様にて設定可能です。
• 処理者ステップは任意です。
Section 4: レベルに基づく原価対象承認の流れ
下図は、レベルに基づく原価対象の承認ステップの例です。
LEVEL-based – Cost Object Approval Step
Employee Submits the
request
Line Manager Checks for legitimacy, basic errors
Dave Level 1 (junior mgr)
Terry Level 2 (senior mgr)
Jessica Level 3 (CFO)
Cindy Level 1 (junior mgr)
Tran Level 2 (senior mgr)
Level 3 (CFO)
Finn Level 1 (junior mgr)
Alecia Level 2 (senior mgr)
Processor Process completion
Finish
Cost Center 1
Cost Center 3 Cost Center 2
Start
Jessica
承認者のアクション - 承認済
例では、申請が 3 つのコストセンターに配賦されています。
下表の最後の列は、すべての承認者が変更を加えず原価対象を承認した場合に、原価対象が承認 ステップを通過していく流れを表しています。
コスト センタ
ー
コスト センターへの 配賦の合計
原価対象の承認ステップの流れ(すべての承認者が変更を加えず承 認した場合)
1 1000 Dave Terry Jessica 完了
2 500 Cindy Tran Jessica 完了
3 500 Finn Alecia 完了
NOTE: レベルに基づく原価対象の承認には、金額は関係ありません。原価承認は最初のレベル
から開始し、各レベルを通過して完了に至ります。
承認者のアクション - 従業員に差戻し
承認者の 1 人が申請を従業員に差戻した場合 :
• すべてのワークフロー インスタンスは終了します(他のコスト センターが実際に影響 を受けない場合でも)。
• このアクションを行った承認者は、他の承認者に分かるよう、コメントを入力する必要 があります。
• このアクションは監査証跡に記録されます。
• 申請が従業員に戻されます。
• 処理が従業員から再開します。従業員は、変更、再提出、キャンセルなどのアクション を適宜行うことができます。
承認者のアクション - 原価対象や原価対象の金額、申請総額に影響しない変更をした場合
ヘッダーへのコメント追加などのように、承認者が申請に加えた変更が原価対象や原価対象の金 額、または申請総額に影響しない場合は、[承認] をクリックします。申請は次のステップに移 ります(「承認者のアクション - 承認済」の項と同様)。
承認者のアクション - 原価対象や原価対象の金額、申請総額に影響する変更をした場合
原価対象の承認者が、原価対象や原価対象の金額、または申請総額に影響する変更を行った場合、
原価対象の承認ステップは再度始めから行われます。
NOTE: お客様の設定で承認者が金額や配賦を変更することを許可されている場合に適用されま
す。設定によっては、承認者がこのタイプの情報を変更することはできません。
たとえば、承認者の 1 人がコスト センターへの配賦の割合 (%) を変更したとします。その場 合、
• すべてのワークフロー インスタンスは終了します(他のコスト センターが実際に影響 を受けない場合でも)。
• このアクションを行った承認者は、他の承認者に分かるよう、コメントを入力する必要 があります。
• このアクションは監査証跡に記録されます。
• 必要な場合はシステムが申請総額を再計算します。
• 申請は原価対象ステップの起点に戻されます。
• 原価対象の承認ステップが再開します。
NOTE: 承認者が原価対象の承認ステップを終了させるような変更を行い、かつその承認者が承
認者リストの最初の承認者である場合、原価対象の承認ステップが再開された際に(他 の承認者から追加の変更がなければ)その承認者をスキップします。
例
下記ように、1000 ドルの申請がコストセンター、承認者、金額で配賦されているとます。
コスト センター
コストセンタへの
配賦額 レベル別承認者順
1 600 Dave、Terry、Jessica
2 200 Cindy、Tran、Jessica
3 200 Finn、Alecia
そして、Dave (コスト センター 1 の最初の承認者)がコスト センター 1 の配賦を変更したと します。原価対象の承認ステップは起点に戻って再開します。新しい原価対象の承認ステップは 以下の通りです。
コスト センター
変更後のコスト セ ンターへの
配賦額
変更後の原価対象の承認ステップの流れ(Dave が配賦を変更した 場合)
1 400
Terry Jessica 完了
(この場合、Dave は変更を行った当事者であり、承認者リストの最 初の承認者であるため、スキップされます。 ただし [承認フロー]
ページに Dave の名前は残ります。これは監査のためです。)
コスト センター
変更後のコスト セ ンターへの
配賦額
変更後の原価対象の承認ステップの流れ(Dave が配賦を変更した 場合)
2 200 Cindy Tran Jessica 完了
3 200 Finn Alecia 完了
この例の前提条件は次のとおりです。
• 他の承認者は変更を加えていないものとします。
• 配賦総計が 100% になる必要がないものとします。
Section 5: 限度額に基づく原価対象承認の流れ
下図は、限度額に基づく原価対象の承認ステップの例です。
Employee Submits the
request
Line Manager Checks for legitimacy, basic errors
Dave
$100
Terry
$500
Lisa
$1000
Cindy
$250
Tran
$1500
Craig
$2000
Finn
$50
Alecia
$250
Mark
$750
Processor Process completion LIMIT-based – Cost Object Approval Step
Finish
Cost Center 1
Cost Center 3 Cost Center 2
Start
(Amounts indicate the client-defined “signing authority” of each approver)
承認者のアクション - 承認済(原価対象の直接承認オプションを使用しない場合)
下表の最後の列は、上記の原価対象承認ステップを使用して、すべての承認者が変更を加えず原 価対象を承認した場合に、原価対象が承認ステップを通過していく流れを表しています。
コスト センター
コスト センターへ
の 原価対象の承認ステップの流れ(すべての承認者が変更を加えず承 認した場合)
コスト センター
コスト センターへ の 配賦額
原価対象の承認ステップの流れ(すべての承認者が変更を加えず承 認した場合)
1 600 Dave Terry Lisa 完了
2 200
Cindy finish
(Tran および Craig をスキップします。Cindy には適切な限度額 が設定されています)。
3 200
Finn Alecia 完了
(Mark をスキップします。Alecia には適切な限度額が設定されて います)。
NOTE: 原価対象の直接承認オプションを使用しない場合は、原価対象は適正な限度額を持った
承認者が見つかるまで各承認者に止まることにご注意ください。
承認者のアクション - 承認済(原価対象の直接承認オプションを使用する場合)
原価対象の直接承認オプションを使用する場合は、原価対象の承認者は、適正な限度額を持った 承認者のみとなります。
下記ように、1000 ドルの申請がコストセンター、承認者、金額で配賦されているとます。
コスト センター
コストセンターへの
配賦額 承認者および限度額
1 600 Dave (100) Terry (500) Lisa (1000)
2 200 Cindy (250) Tran (1500) Craig (2000)
3 200 Finn (50) Alecia (250) Mark (750)
下表の最後の列は、すべての承認者が変更を加えずに申請を承認し、かつ原価対象の直接承認を 使用している場合、原価対象が承認ステップを通過していく流れを表しています。
コスト センター
コストセンターへの 配賦額
原価対象の承認ステップの流れ(すべての承認者が変更を加えず承 認した場合)
コスト センター
コストセンターへの 配賦額
原価対象の承認ステップの流れ(すべての承認者が変更を加えず承 認した場合)
1 600
Lisa 完了
(Dave および Terry はスキップされます。 Lisa には適切な限度額 が設定されています)。
2 200
Cindy 完了
(およびTran and Craig はスキップされます。Cindy には適切な 限度額が設定されています)。
3 200
Alecia 完了
(Finn および Mark はスキップされます。Alecia には適切な限度額 が設定されています)。
承認者のアクション - 従業員に差戻し
レベルに基づく承認と同じ結果になります。該当するセクションをご参照ください。
承認者のアクション - 原価対象や原価対象の金額、申請総額に影響しない変更をした場合
レベルに基づく承認と同じ結果になります。該当するセクションをご参照ください。
承認者のアクション - 原価対象や原価対象の金額、申請総額に影響する変更をした場合
(原価対象の直接承認オプションを使用しない場合)
下記ように、1000 ドルの申請がコストセンター、承認者、金額で配賦されているとます。
コスト センタ
ー
コストセンターへの
配賦額 承認者および限度額
1 600 Dave (100) Terry (500) Lisa (1000)
2 200 Cindy (250) Tran (1500) Craig (2000)
3 200 Finn (50) Alecia (250) Mark (750)
この場合、 Lisa(コスト センター 1 の最終承認者)は配賦を変更しても他のコストセンターに 影響しません(100% の配賦が必須でない場合)。原価対象の承認ステップは起点に戻って再 開します。新しい原価対象の承認ステップは以下の通りです。
コスト センタ
ー
変更後のコストセン ターへの
配賦額
変更後の原価対象の承認ステップの流れ(Lisa が配賦を変更した場 合)
1 400
Dave Terry 完了
(Lisa はスキップされます。Terry には適切な限度額が設定されてい ます)。
2 200 Cindy 完了 (Tran と Craig はスキップされます。Cindy には適
切な限度額が設定されています)。
3 200
Finn Alecia 完了
(Mark はスキップされます。Alecia には適切な限度額が設定されて います)。
NOTE: 原価対象の直接承認オプションを使用しない場合は、原価対象は適正な限度額を持った
承認者に到達するまで各承認者のステップを通過しなければなりません。
Section 6: 重要事項
配賦を扱う場合、承認者は修正の必要な申請についてはユーザーにただ差戻すようにしてくださ い。たとえば、承認者は配賦の割合を変更できますが、100% 配賦された申請を必須とする設 定の場合には問題が生じます。その場合、承認者は割合を変更するか、またはそれ以外のコスト センターの配賦の割合を 100% にする必要があります。
Section 7: 従業員への表示
ユーザーには、「原価対象の承認待ち」のステータスが表示されます。特定の承認者の名前は表 示されません。ユーザーは、申請を開き [承認フロー] ページおよび [監査証跡] ページを表示 して詳細情報を確認することができます。
Section 8: 承認者への 表示
申請の [経費サマリー] タブに原価対象アイコン が表示されます。
表示される情報
既定ではレポート全体が表示されますが、原価対象の承認者によるレビューが必要になるのは アイコンのあるエントリのみです。その他のエントリは単に情報として表示されています。
本ガイドの設定情報に記載のとおり、選択した場合に、他の原価対象の承認者が対象の情報を非 表示にするワークフロー設定があります。
Section 9: その他の概要と条件
代理
担当承認者の代理人は、代理人本人の持つレベルや限度額の権限ではなく、代理を委託した承認 者の権限を使用します。
申請の撤回
申請の撤回機能は通常通り使用できます。原価対象の承認機能は、申請の撤回に影響を与えませ ん。
追加の承認者とワークフローの状況
次の点に注意してください。
• ワークフロー レベルで設定された各設定(メール通知など)は、原価対象の承認ステッ プを含むワークフロー全体に適用されます。
ただし、承認期限切れがオンの場合、期限切れアクションの選択の有無に関わらず、
原価対象ステップにおいて起こりうるアクションは、原価対象の承認ステップで原 価対象が次の承認者に移ることのみです。
臨時ステップの追加を許可されている場合、レポートが原価対象の承認ステップに 入った時点で、ユーザーはその操作をすることができます。その時点までは原価対 象それぞれに対するワークフローが作成されていないため、追加できるステップが
• [承認者にプロンプト表示] 設定は原価対象の承認ステップ内に影響しません。
• メール通知および備忘メールは通常通りに機能します。
• 申請が 1 つのコスト センターに完全に配布済(100%)の場合でもプロセスは適用され ますが、原価対象承認ステップ内の承認パスは 1 つだけになります。たとえば、申請が コスト センター 2 に完全に配布済(100%)である場合のワークフローは次のようにな ります。
LEVEL-based – Cost Object Approval Step
Employee Submits the travel request
Line Manager Checks for legitimacy, basic errors
Cindy Level 1 (junior mgr)
Tran Level 2 (senior mgr)
Level 3 (CFO)
Processor Process completion
Finish
Cost Center 2
Start
Jessica
• [承認フロー] ページで、承認者はそれぞれの原価対象を展開して詳細を確認できます。
• [コスト センター] などの原価対象のフィールドが必須ではなく、従業員によって空白
のままに残された場合、原価対象の承認ステップがないとしてワークフローを移動しま す。
• 承認者の定義に同じ承認限度額、同じレベルの承認者が複数人の場合、モジュールは最 初に見つけた承認者を採用します。
• 限度額に基づく承認において、ステップ内で最高限度額を持つ承認者でも原価対象の承 認に足りない場合、モジュールは階層を「昇って」さらに高い限度額を持つ承認者を見 つける承認ステップを追加します。
次に高いレベルに承認者はいるが、いずれも充分な限度額を持っていない場合は、必要 な限度額を持つ承認者が見つかるまで続けます。
列 承認者 限度額 部 部門 コスト センタ ー
1 A 100 R&D DEV EXP
2 B 900 R&D DEV EXP
3 C 500 R&D DEV
4 D 750 R&D DEV
5 E 1000 R&D
6 F 5000 R&D
例 1: $1000、 R&D-DEV-EXP の原価対象
モジュールは最初に R&D-DEV-EXP ノードを参照します。2 人の承認者(A と B)
が見つかり、この二人を採用します。
このノードで利用可能な承認者がすべて採用済かつ原価対象がまだ承認されていな い場合、次のノードに移動します。R&D-DEV には、前の承認者(R&D-DEV-EXP の承認者 B には 900 ドルの承認限度額があります)より大きい限度額をもった承 認者がいないため、 このノードから承認者を採用しません。
原価対象がまだ承認されていないため、 次のノードに移ります。1000 ドルの限度 額を持つ承認者(E)が最初に見つかり、これを採用します。原価対象が承認された ため、このノードからこれ以上承認者を追加することはありません。
まとめ : モジュールは以下の承認者を採用します。
A ($100) B ($900) E ($1000)
例 2: $4000、 R&D-DEV-EXP の 原価対象
モジュールは最初に R&D-DEV-EXP ノードを参照します。2 人の承認者(A と B)
が見つかり、この二人を採用します。
このノードで利用可能な承認者がすべて採用済かつ原価対象がまだ承認されていな い場合、次のノードに移動します。R&D-DEV には、前の承認者(R&D-DEV-EXP の承認者 B には 900 ドルの承認限度額があります)より大きい限度額をもった承 認者がいないため、 このノードから承認者を採用しません。
原価対象がまだ承認されていないため、 次のノードに移ります。1000 ドルの限度 額を持つ承認者(E)が最初に見つかり、これを採用します。原価対象はまだ承認さ れていないため、次の承認者(F)を採用します。原価対象が承認されたため、以降 のステップはありません。
まとめ : モジュールは以下の承認者を採用します。
A ($100) B ($900) E ($1000) F ($5000)
その他のエラーの取り扱い
次の点に注意してください。
• レポートの承認を妨げる規定外フラグのブロック:ワークフロー設定の [続行不可能な 規定外フラグのあるステップを終了可能] が選択されている(有効な)場合、システム は次のような規定外フラグ コードに値する承認を許可します。
COW : 適切な権限 (%costObjects%) が原価対象を承認できませんでした。経費
精算レポートは次のワークフロー ステップに移動しました。
CONOAPPR : 原価対象の承認者が見つかりませんでした (%costObjects%)。
BOW : 適切な権限 (%costObjects%) が原価対象を承認できませんでした。経費
精算レポートは次のワークフロー ステップに移動しました。
APPRVTO : このレポートはポリシーの許容限度を越えて承認待ちになっています。
レポートの所有者は再提出する前に承認者の指示を受ける必要があります。このレ
ポートが転送されたものであり、お客様の所有のものでない場合、ポリシーの承認 ステップに従ってください。場合によってはレポートの承認、または追加の確認を 行うため、別の承認者への割り当てを行う必要があります。
NOAPPR : 選択した承認者は承認者ロールではないため、前のステップはスキップ
されました。別の承認者を選択するか、システム管理者に連絡してください。
SELFAPPR : 選択した承認者がレポートを自己承認することになるため、前のステ
ップはスキップされました。
• 無効な承認者 : ワークフローの作成時に承認者を指名しても、申請がそのステップに到 達した時には、その承認者が適切ではない場合があります。承認者がすでに無効で、承 認期限切れの設定がオンになっている場合、申請は最終的に期限切れとなります。
NOTE: 期限切れアクションの選択の有無に関わらず、原価対象ステップにおいて起こり
うるアクションは、原価対象の承認ステップで原価対象が次の承認者に移ること のみです。
• 承認者期限が変更されている : 承認者の承認限度額(署名権限)が変更された場合は、
その承認者が申請を承認した時に、現在の有効な限度額に基づいて限度額承認済とマー クされます。直接ワークフローを変更して、そのステップのために他の承認者を探すこ とはありません。
• レベル承認者が逐次ではない : 特定の原価対象において、承認者のレベルに間隙があり 逐次でない場合、レベルがスキップされているという規定外フラグが立ちます。
例 1 : レベル 1、3、4 の承認者がいるとします。レベル 2 の承認者がいないため、
規定外フラグが立ちました。
例 2 : 原価対象 A に対してレベル 1、2、3 の承認者いるとします。また、原価対 象 B に対してレベル 1、2、3、4 の承認者がいるとします。どちらの場合もレベル が連続しているため、規定外フラグは立ちません。
• レベル承認者が見つからない: あるレベルに対する承認者が階層内に見つからない場合、
このレベルに対するステップが原価対象の承認ステップ内に作成されません。
• 原価対象の承認者が見つからない: 原価対象の承認者がまったく見つからない場合、原
• 原価対象が承認されていない: 何らかの理由で原価対象が承認済のステータスに到達せ ずにワークフローを終えた場合、原価対象承認の最終ステップでシステムの規定外フラ グが立ちます。この規定外フラグには、承認要件に達しなかった原価対象がリストされ ます。
限度額 : 原価対象ワークフローにおいて、最終的に限度額に基づく承認者の誰から も承認されなかった申請には、規定外フラグが立ちます。
レベル : 期限切れや承認者不在、その他の理由で原価対象の承認ステップのうちい ずれかのレベルがスキップされた場合は、規定外フラグが立ちます。
Section 10: 構成
申請ワークフローには 1 つだけ原価対象の承認ステップを設定することができ、ポリシーには 1つだけ申請ワークフローを設定することができます。原価対象の承認機能を構成するステップ は次のとおりです(詳細は以降のページに記載されています)。
# ステップ
1 申請の原価対象の承認者階層を定義します。
• 階層を設定します。
• 階層レベルの連結(多層レベル)リストを作成します。
2 原価対象の承認機能をアクティブ化します。
3 必要に応じてワークフロー ステップを編集します。
4 従業員インポート、ユーザー管理、または配賦先の承認者リスト(ワークフロー内)を使用して ユーザーに適切な権限を割り当てます。
5 必要に応じて、原価対象の承認者への表示を制御します。
ステップ 1 : 原価対象の承認者の階層を定義する
[管理] > [事前申請] > [機能階層] で申請の原価対象の承認者の階層を定義します。他の階層 と同様、リストのインポートが必要な場合があります。
申請の原価対象の承認者の階層を定義する際、以下の任意のフィールドを使用できます。
• 申請(ヘッダー)
承認ステータス
通貨
カスタム フィールド (1 ~ 20)
限度額承認済
主な目的地の国
申請ポリシー
• 申請の配賦 (CT_AR_ALLOCATION)
カスタム フィールド (1 ~ 20)
階層についてのさらに詳しい情報は、設定ガイド「Feature Hierarchies(製品共通)」をご参照ください。リストについてのさらに詳しい情報は、設定ガイド「リスト管理
(製品共通)」 をご参照ください。
ステップ 2 : 機能をアクティブ化する
機能をアクティブ化するには :1. [管理] > [事前申請] を選択します。
2. [ワークフロー] をクリックします(左側メニュー)。
3. ワークフローを修正するには、[ワークフロー] タブで次のいずれかの操作をします。
目的のワークフローをクリックして、次に[修正] をクリックします。- または -
目的のワークフローをダブルクリックします。
[全般] ページが表示されます。
4. [原価対象の階層タイプ] フィールドでは、[レベル] または [限度額] のうち必要なタイ
プを選択します。
5. [限度額] を選択すると [原価対象の直接承認] チェック ボックスが表示されます。この チェック ボックスをオン(有効)にすると、必要な承認限度額を持った承認者にレポー トが直接送られます。
6. [次へ] をクリックします。[ステップ] ページが表示されます。
ステップ 3 : ワークフロー ステップを編集する
この機能を有効にすると、 事前申請は処理者ステップの直前に新しいワークフロー ステップを 追加します([ステップ] ページ)。ユーザーは必要に応じてステップの順番を並べ替えること ができます。
ステップを変更するには :1. 次のいずれかの操作を行います。
原価対象の承認ステップを選択し、[修正] をクリックします。 - または -
原価対象の承認ステップをダブルクリックします。
2. 必要な変更を加えます。
ワークフローの編集についてのさらに詳しい情報は、設定ガイド「事前申請 : ワークフロー(概要)」をご参照ください。3. [保存] をクリックします。
4. [完了] をクリックします。
ステップ 4 : 適切な権限をユーザーに付与する
従業員インポート、またはワークフロー内の [配賦先の承認者リスト] タブでユーザーに適切な 権限を割り当てます。
従業員インポート
従業員インポートの情報については、インポート / 抽出の仕様「従業員インポート(製 品共通)」をご参照ください。ユーザー管理
原価対象の承認機能が有効の場合、 [ユーザー管理] の [申請の設定] セクションに [承認された 承認限度額] リンクが表示されます。
適切な権限を付与するには :1. [ユーザー管理] の [申請の設定] セクションで [承認された承認限度額] をクリックしま
す。[承認可能な限度額] ウィンドウが表示されます。
2. 左側の階層から適切なレベルを選択します。
3. 右側の領域で次の操作を行います。
限度額に基づく原価対象の承認を行うには、通貨を選択して金額を入力します。
レベルに基づく原価対象の承認を行うには、レベルを選択します。
NOTE: 原価対象の構成は、限度額またはレベルのいずれかのタイプを定義します。[承 認限度額] および [レベル] フィールドの両方に入力した場合、システムは構成 に適している方を使用し、他方を無視します。
ワークフローの承認権限者タブ
[配賦先の承認者リスト] タブを使用するには :1. [管理] > [事前申請] を選択します。
2. [ワークフロー] をクリックします(左側メニュー)。
3. [承認権限者] タブをクリックします。
4. [配賦先の承認者リスト] タブをクリックします。
5. 左側にある階層を展開します。
6. 階層から 目的のレベルを選択します。
7. 右側にある [新規] をクリックします。[新規の原価対象の承認者] ウィンドウが表示さ れます。
8. 承認者を検索して選択します。
NOTE: 現在の申請承認者のみ選択することができます。
9. 次に以下の操作をします。
限度額に基づく原価対象の承認を行うには、通貨を選択して金額を入力します。
レベルに基づく原価対象の承認を行うには、レベルを入力します。
NOTE: 原価対象の構成は、限度額またはレベルのいずれかのタイプを定義します。[承
認限度額] および [レベル] フィールドの両方に入力した場合は、システムは構 成に適している方を使用し、他方を無視します。
ステップ 5 : 原価対象の承認者への表示を制御する
既定では、原価対象の承認者が申請を確認する際に、他のすべての原価対象の承認者に割り当て られた原価対象も表示されます。[経費を原価対象のワークフローに適用される経費に絞り込む]
設定を使用すると、原価対象の承認者が申請を開くと、その承認者に割り当てられた原価対象の みが表示されます。なお、この設定は、他の原価対象の情報を完全に非表示にすることはできま せん。これは単純に、原価対象の承認者が自身に関連する項目に絞って確認できるようにするも のです。原価対象の承認者が申請全体を確認する場合は、印刷機能を使用してください。印刷用 レポートに記載されているすべての詳細を確認することが可能です。
設定方法は次のとおりです。1. [管理] > [事前申請] を選択します。
2. [ワークフロー] をクリックします(左側メニュー)。
3. [設定] タブをクリックします。
4. [原価対象に適用される項目への経費をフィルター] のチェック ボックスを選択(有
効)にします。
5. [保存] をクリックします。