中部支部巡検会の報告 : 大崩の枕状溶岩の観察
著者 山崎 昌幸
雑誌名 静岡地学
巻 89
ページ 33‑35
発行年 2004‑06‑13
出版者 静岡県地学会
URL http://doi.org/10.14945/00025018
89号(2004)
中部支部巡検会の :大崩の の観察
山 崎
1月11日(日) , 昭氏 によって のもと された. 当日JR に15
名
先ずは んどんと
しラ マイカーに分乗して出発した.
ノ谷トンネルを過ぎ トにある
し, を道沿いにど
した(図1のC地点、) .
2.5 Ï,j大走者 」一一一一
臨し 案内図.
この露頭は, 枕状溶岩が4段並んだ露頭(図2 )である. 約1.600万年前(第三紀中新世初期)に,
海洋底で火 山活動により噴出した粘性の低い玄武岩質溶岩が海底で盟まったり, なかば国まりながら 回転してできたりと多様な留まり方が指摘されている. 沸石類を含む溶岩や, ガスが抜けている溶岩
-33-
思2. C地点、の枕状溶岩の露頭.
が見られた。 ここの露頭は習 ということで曹 そ ように思う@
関3. B地点、の枕状溶岩の露頭.
って現存しているものとして
による啓蒙活動を今後検討していく必要がある
次に東名高速道路日本坂トンネ した(閣3入
にあたる農道沿いの風化し (B地点)を
国4. D地点. 肪波堤の枕状溶岩.
海岸部へ下るノレートでヲ
する浜当日海岸に出た(A地点入 ここでは防波 にも枕状溶岩が利用されたりヲ
にも形の良い枕状溶岩があったり(国4, 5 ) じ いたるところで見られた@ 海岸部の砂浜近く に あ る 小
る. '-こ
山(標高120 m)で は波浪浸食で削られた海食躍でラ
関を帯状
石類が見られた(図6 ). 厳冬期の季節とは思え ない小春日和の中型 各自海岸部のおもいおもいの 場所にて昼食休憩をとっ''-0
-34
図5. D地点. 転石の枕状溶岩.
}ヲ. 、ヲ' '- にー
89号(2004)
を終わり, ら海上に突き出した を
をせぬよう短時間で観察した(図7 ). r竹の子岩JはF 大型の枕状溶岩が直立しているもの と言われ, 岩の先端部に木が生え ており, そ の形が“たけのこ" に似ていることからそ の名 が付けら れたとのことである. この大崩海岸一帯はそ の名
の通り崩落箇所が数多く見られ, いつもこの付近 れており, 近くの竹の子ト ンネ ルは道が崩落したために造られたトンネ ルだ そ うだ.
トンネ ノレを通り, 用宗に向かう海上橋の車 上からも崩落した断崖を横目で見ながら通過し,
いた. 講師を務めていただい 昭氏と, 会員諸氏の 日頃の行いの良さ?がもたら
した絶好の巡検日和に感謝したい.
-35-
図7. 竹の子岩.