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数学演習第二 (演習第2回) 【解答例】

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(1)

数学演習第二 (演習第2回) 【解答例】

線形:直線・平面の方程式と外積 2019年 10月9日 実施

1

(1) ppˆqq ˆr

«2 11 10 ff

ˆ

«0 1 1 ff

«1

´2 2

, pˆ pqˆrq “

«1

´2 2

ff ˆ

«9

´3 3

«0 15 15 ff

. (外積の結合律は一般に不成立!) (2) bta`b2a との内積をとり, b¨at}a}2. よって tb¨a

}a}2 となり, b1b¨a

}a}2a, b2b´b¨a }a}2a.

更に, }b1} “ |a¨b|

}a} , }b2} “ a

}b}2´ }b1}2

a}a}2}b}2´ pa¨bq2

}a} (b1,b2,b が直角三角形をなすことに注 意). ここまでは Rn (ně2) のベクトルで成立するが, }b2}については, 空間ベクトルであれば外積を用いて }b2} “ }aˆb}

}a} ,平面ベクトルであれば行列式を用いて}b2} “ |detra bs|

}a} と表せる. (3) p¨q“3´8´10“ ´15, }p} “3, }q} “5?

2. また,p,qのなす角θp0ďθďπqは, cosθp¨q

}p}}q} “ ´15 3¨5?

2 “ ´ 1

?2 より, θ“3π 4 . 更に,qp方向の直線への正射影は q¨p

}p}2p“ ´15 9

«1

´2 2

«´5{3 10{3

´10{3 ff

. (4) detra b cs “

ˇ ˇ ˇ ˇ ˇ

a1 b1 c1 a2 b2 c2 a3 b3 c3

ˇ ˇ ˇ ˇ ˇ

を第3列に関して余因子展開し,そのあと外積の定義を用いて, detra b cs “c1

ˇ ˇ ˇ ˇ

a2 b2 a3 b3

ˇ ˇ ˇ ˇ

´c2

ˇ ˇ ˇ ˇ

a1 b1 a3 b3

ˇ ˇ ˇ ˇ

`c3

ˇ ˇ ˇ ˇ

a1 b1 a2 b2

ˇ ˇ ˇ ˇ

“ pa2b3´a3b2qc1` pa3b1´a1b3qc2` pa1b2´a2b1qc3“ paˆbq ¨c.

この関係式を用いて, ①paˆbq ¨a“detra b as “0, paˆbq ¨b“detra b bs “0 (同じ列を含む行列式 の値は0). ②detra b aˆbs “ paˆbq ¨ paˆbq “ }aˆb}2ě0. あとはa,bが1次独立のとき aˆb0 を示す必要があるが, 図形的に考えれば}aˆb} “(a,bの作る平行四辺形の面積)なので,これは明らか. (5) 転置行列の定義より, 一般にPa¨ba¨tPbが成り立つ. これを用いて,Qa¨Qba¨tQQba¨b. 更に,

pQaˆQbq ¨c“detrQa Qb QtQcs “ pdetQqdetra b tQcs “ ˘paˆbq ¨tQc“ ˘Qpaˆbq ¨c p@cPR3q であるから,QaˆQb“ ˘Qpaˆbqが従う.

【注】直交変換(直交行列の掛け算)はベクトルの回転移動(行列式1)や鏡像変換(行列式´1)を表す. ここでの主張より,

① 内積やノルムは直交不変,すなわちベクトルを直交変換する前後で値が変わらない. ② ベクトルを直交変換してから外積 をとったものと,外積をとってから直交変換したものを比べると,回転移動なら一致するが,鏡像変換なら向きが逆転する.

2

(1) ÝÑABtp1,´4q,ÝÑ

AC“tp2,´2qより,p△ABCの面積)“1 2

ˇˇdetrÝÑ AB ÝÑ

ACsˇ ˇ“3.

(2) ÝÑ

AB“tp2,´2,´6q,ÝÑ

AC“tp´2,´1,1q, ÝÑ

AD“tp3,0,´2qより,ÝÑ ABˆÝÑ

AC“tp´8,10,´6qとなり, p△ABCの面積)“ 1

2}ÝÑ ABˆÝÑ

AC} “ 1

2}tp´8,10,´6q} “5? 2, (四面体ABCDの体積)“ 1

6 ˇ ˇpÝÑ

ABˆÝÑ ACq ¨ÝÑ

ADˇ ˇ“ 1

6 ˇ

ˇtp´8,10,´6q ¨tp3,0,´2qˇ ˇ“ 1

6| ´12| “2.

3

(1) ① 点x1と の直線との距離は 1 (2)で bx1´x0 と考えたときの}b2} に等しい(下左図). よって, 求める距離は }aˆ px1´x0q}

}a} . (“垂線の足”は x0`b1x0`a¨ px1´x0q

}a}2 a で与えられる.)

② 点x1と の平面P との距離は 1 (2)でbx1´x0 と考えたときの}b1}に等しい(下右図). よって, 求める距離は |a¨ px1´x0q|

}a} . (“垂線の足” は x1´b1x1´a¨ px1´x0q

}a}2 a で与えられる.) 平面が ax`by`cz`d“0と表されるならa¨x0`d“0であるから,a¨ px1´x0q “a¨x1`dとなり,距離 は |ax1`by1`cz1`d|

?a2`b2`c2 と表される.

b“x1´x0 b1

b2 x1

x0 a

b“x1´x0 b1

b2 x1

x0 a

(2)

(2) ① ÝÑAB“

«´1 1 3

が直線ABの方向ベクトルを与えるので,直線ABの方程式は x´1

´1 “y´2“ z`1 3 .

② ÝÑ ABˆÝÑ

AC“

«´1 1 3

ff ˆ

«´3

´1 2

«5

´7 4

が平面ABCの法線ベクトルを与えるから,平面ABCの方程式は 5px´1q ´7py´2q `4pz`1q “0. これを整理して, 5x´7y`4z`13“0.

次に, (1)② を利用するために, x0

«1 2

´1 ff

(Aの位置ベクトル), x1

«2

´1 0

(Dの位置ベクトル),a

«5

´7 4

(平面ABCの法線ベクトル)とおけば,点Dと平面ABCの距離は |a¨ px1´x0q|

}a} “ 30 3?

10 “? 10.

③ ② と同じ意味でx0,x1,a を用いる. 直線は点Aを通り, a

«5

´7 4

を方向ベクトルとするから,その 方程式は x´1

5 “y´2

´7 “z`1

4 . また,aˆ px1´x0q “

«5

´7 4

ff ˆ

«1

´3 1

«5

´1

´8 ff

より, (1)① を用いて, 点Dとこの直線の距離は }aˆ px1´x0q}

}a} “3? 10 3?

10 “1.

【注】②,③の距離はDから平面,直線に下ろした垂線の長さである. ②ではDから平面ABCに垂線DEを下ろせば, Ep2`5s,´1´7s,4sq5x´7y`4z`13“0上にあるからs“ ´1{3となり,}ÝÑ

DE} “?

10. ③ではDから“Aを通る 平面ABCの法線”に垂線DFを下ろせば, Fp1`5t,2´7t,´1`4tqがÝÑ

DFKaを満たすからt“1{3となり,}ÝÑ DF} “1.

(3) 2平面の法線ベクトルがa

«´1 2 1

ff , b

« 3 2

´1 ff

であるから, aˆb

«´4 2

´8 ff

“ ´2

«2

´1 4

が交線の方向ベクトル

となる. 一方, 交線とxy平面との交点は

$

&

%

´x`2y`z“3 3x`2y´z“ ´1

z“0

を解いて, px, y, zq “ p´1,1,0q. よって,交 線の方程式は x`1

2 “ y´1

´1 “ z 4

x“ ´1`2t, y “1´t, z “4t˘

. あるいは, 交線上の点は連立 1次方程式 !´x`2y`z“3

3x`2y´z“ ´1 の解であると考えて, 行基本変形

„´1 2 1 3 3 2 ´1 ´1

ȷ Ñ

„1 ´2 ´1 ´3

0 4 1 4

ȷ Ñ

„1 0 ´12 ´1 0 1 14 1

ȷ

により,上と同じパラメータ表示を得る. 次に, 2平面のなす角θp0ďθď π2

::::::::q2平面の法線 同士のなす角に等しいから, cosθ“ |a¨b|

}a}}b} “ 0

?6?

14 “0. よって,θπ 2.

【注】2直線の方向ベクトルがa,bであるとき,この2直線のなす角θp0ďθďπ2qは「a,bのなす角」または

a,´bのなす角」のいずれかで与えられる. 従って, cosθ|a¨b|

}a}}b} が成り立つ.

(4) ① 直線上の点 p´2`t,´1`3t,4´2tqを平面αの方程式2x´y`3z“2 に代入して, 2p´2`tq ´ p´1`3tq `3p4´2tq “2. 6 t“1.

よって,交点x0の座標はp´1,2,2q.

αの法線ベクトルがa:“

«2

´1 3

,の方向ベクトルがb:“

«1 3

´2 ff

であるから, bの平面αへの正射影は

b´b¨a }a}2a

«1 3

´2 ff

´´7 14

«2

´1 3

“ 1 2

«4 5

´1 ff

{{

«4 5

´1 ff

.

よって,直線mの方程式は x`1

4 “y´2

5 “z´2

´1 .

c:“

«4 5

´1 ff

が直線mの方向ベクトルであるから,直線ℓ, mのなす角を θp0ďθďπ2qとすれば, cosθ“ |b¨c|

}b}}c} “|4`15`2|

?14?

42 “ 21 14?

3 “

?3

2 . 6 θπ 6.

④ 求める平面はx0を通り,bˆc

«1 3

´2 ff

ˆ

«4 5

´1 ff

“7

«1

´1

´1 ff

{{

«1

´1

´1 ff

を法線ベクトルとする. よって, px`1q ´ py´2q ´ pz´2q “0, すなわち x´y´z“ ´5.

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