• 検索結果がありません。

コケ類,昆虫香気および生物活性物質探索

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "コケ類,昆虫香気および生物活性物質探索"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

- 18 -

《セミナー》

コケ類,昆虫香気および生物活性物質探索

科学分析支援センター 藤原 隆司

開催日時: 平成28517日(火) 14:40~15:40

講師: 徳島文理大学 薬学部 生薬研究所 教授 浅川 義範 出席者: 13

科学分析支援センター主催の学術セミナーを平成28 517 日(火)に科学分析支援センター3 会議室にて行った.徳島文理大学薬学部生薬研究所教授の浅川義範先生をお迎えし, 表題の演題でご 講演をいただき,13 名の参加者があった.浅川先生はアジア植物化学協会会長を務められており,菌類,

苔類,薬用高等植物の分子生物学研究を精力的に展開されている植物化学研究の国際的権威である.

先生のご研究に対して,第一回国際蘚苔類学会賞,国際植物化学賞,国際精油賞,ジャック・キャノン国 際賞,日本生薬学会賞など多数の賞が贈られている.本セミナーでは,苔類に関する香りや味などを含む 生物活性成分や昆虫類の香気物質特性について,長年にわたる浅川先生のご研究成果をもとに講演をし ていだたいた.

まず,蘚苔類の化学成分についての話題を取り上げられた.蘚苔類は食物としての記載はなく,個体が 小さく分類や大量採取が困難であり,また人に対し重要な物質は何もないなどと教科書に記載されたため,

それらの成分研究は一世紀ほど遅れてしまったという研究の背景の解説があった.しかし,浅川先生は 45 年前から蘚苔類,特に苔類化学成分の研究に着目して取り組まれた.世界各国で採集された様々な苔類 から香気および呈味成分,抗菌,抗カビ,殺魚,抗肥満,筋弛緩,抗腫瘍活,抗酸化,抗マラリア活性など を有するテルペノイドや芳香族化合物の単離,構造決定,生理活性試験および化学系統分類学研究に対 する詳しい解説をしていただいた.

また,先生の半世紀に及ぶコケ類独特の 香り,味などを含む生物活性成分に関する研 究成果や,鳥も食べない昆虫であるテントウ ムシに焦点を当て,昆虫の体内に含まれる化 学成分,特にその香気物質の特性について 詳しい解説をしていただいた.

浅川先生にはご講演を通して,研究を進め る過程での研究の楽しみ方,研究に対する態 度を聴講している大学生,大学院生などにわ かりやすく,時には厳しく時にはユーモアを交 えてお話をいただき,貴重な時間を過ごすこ とができた.

参照

関連したドキュメント

理工学部・情報理工学部・生命科学部・薬学部 AO 英語基準入学試験【4 月入学】 国際関係学部・グローバル教養学部・情報理工学部 AO

東北大学大学院医学系研究科の運動学分野門間陽樹講師、早稲田大学の川上

1991 年 10 月  桃山学院大学経営学部専任講師 1997 年  4 月  桃山学院大学経営学部助教授 2003 年  4 月  桃山学院大学経営学部教授(〜現在) 2008 年  4

講師:首都大学東京 システムデザイン学部 知能機械システムコース 准教授 三好 洋美先生 芝浦工業大学 システム理工学部 生命科学科 助教 中村

【対応者】 :David M Ingram 教授(エディンバラ大学工学部 エネルギーシステム研究所). Alistair G。L。 Borthwick

社会学文献講読・文献研究(英) A・B 社会心理学文献講義/研究(英) A・B 文化人類学・民俗学文献講義/研究(英)

向井 康夫 : 東北大学大学院 生命科学研究科 助教 牧野 渡 : 東北大学大学院 生命科学研究科 助教 占部 城太郎 :

山階鳥類研究所 研究員 山崎 剛史 立教大学 教授 上田 恵介 東京大学総合研究博物館 助教 松原 始 動物研究部脊椎動物研究グループ 研究主幹 篠原