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No.1-1 動検時報 Vol 横浜港に入港する飛鳥 Ⅱ 撮影 : 中村庸夫 Whats New! 韓国での口蹄疫拡大を踏まえ 海外への渡航者 入国者が増加する本年 2 月末にかけて 各空海港において動物検疫を強化しています 海外旅行から帰国された際は 国内へ口蹄疫等の悪性の

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(1)

○ Whats New !

® 韓国での口蹄疫拡大を踏まえ、海外への渡航者、入国者が増加する本年2月末にかけて、 各空海港において動物検疫を強化しています。 海外旅行から帰国された際は、国内へ口蹄疫等の悪性の伝染性疾病の侵入を防止するた め、輸入検査、靴底消毒等動物検疫にご協力ください。 みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

【横浜港に入港する飛鳥Ⅱ】

動 検 時 報

Vol.44-1 2011.1

『撮影:中村 庸夫』

(2)

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 動検時報 第1号 目次 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

◎ 年頭挨拶(動物検疫所長)……… 3 ◎ トピックス ・韓国での口蹄疫の拡大を受けた動物検疫の強化について…-プレスリリース-… ……… 4 ・鳥インフルエンザ発生に伴う備蓄防疫資材の提供について(企画連絡室調査課)……… 4 ・平成 22 年度畜霊祭の開催について(総務部)……… 4 ・平成 22 年度検疫課長・出張所長会議の概要について(企画連絡室企画調整課)……… 5 ・動物検疫所見学・説明会「ご存じですか?動物検疫」の開催(中部空港支所)……… 5 ・食に関する消費者コミュニケーション 2010 について(北海道出張所)……… 7 ・動物検疫所における犬等の輸出入検疫に関する業務連絡協議会の開催について(成田支所)…… 8 ・北海道根室保健所が主催する外国犬不法上陸防止対策連絡会議について(北海道出張所)……… 9 ・花咲港における不法上陸犬防止キャンペーンについて(北海道出張所)……… 9 ◎ 動物検疫関連情報 ・海外出張報告(統括検疫管理官)……… 11 ・ラオスにおける JICA 短期専門家としての活動について(門司支所)… ……… 13 ◎ 所内情報 ・所内研修履歴(11 月~ 12 月)… ……… 14 ・人事異動(平成 22 年 12 月2日~平成 23 年1月1日まで)……… 15 ・平成 23 年1月1日現在組織図(企画連絡室企画調整課)……… 16 ◎ OIE 疾病発生状況(企画連絡室調査課)……… 17 ◎ 畜産物・動物の輸出入検疫数量実績(平成 22 年 11 月)(企画連絡室調査課)……… 18 ◎ 動検通信(企画連絡室企画調整課長)……… 20

(3)

◎年頭挨拶

動物検疫所長 吉田 稔 あけましておめでとうございます。 皆様方には、旧年中も一方ならぬお世話にな り、誠にありがとうございました。 昨年4月 20 日、宮崎県において 10 年ぶりに口 蹄疫が発生しました。移動制限や感染動物の殺処 分等の防疫措置を講じ、宮崎県東部に限局させる ことができたものの、畜産密集地帯における発生 であったこともあり、感染は急速に拡大し、最終 的には、292 戸、211,608 頭の発生となりました。 また、今回の発生において、感染の急速な拡大に 対応するため、我が国で初めての緊急ワクチン接 種が行われました。76,756 頭の家畜にワクチンが 接種され、これらの家畜はすべて殺処分されまし た。動物検疫所は、防疫資材の現地送付のほか、 4月 20 日から7月までに延べ 1,800 人の職員を 現地に派遣し、宮崎県の行った防疫活動を支援致 しました。関係者の尽力の結果、7月 27 日に移 動制限がすべて解除され、8月 27 日には宮崎県 が終息を宣言致しました。今後は、この度の発生 事例の検証に基づき、水際防疫を含め防疫対策の 強化を図ることとしているところです。 昨年 11 月 29 日、島根県の採卵養鶏場において 高病原性鳥インフルエンザ(H 5N 1)が発生し ました。動物検疫所からは、焼却作業用にエアー バーナー3台を現地に移送するとともに、職員5 名を現地に派遣し、防疫活動を支援しました。こ の農場で分離されたウイルスが 10 月に北海道で 野生鴨の糞から分離されたウイルスと近縁であ ることから、渡り鳥等により高病原性鳥インフル エンザウイルス(H 5N 1)が我が国の環境中に 存在している可能性があり、十分な警戒が必要と 考えられます。 これらの事例から、口蹄疫、高病原性鳥インフ ルエンザ等の悪性伝染病に対しては、初期段階で 迅速かつ十二分な防疫措置をとることが肝要で あると再認識したところです。常日頃から、緊急 時に備え、知識・技術を養い、常に危機管理対応 ができる心構えをもつことが重要です。 また、狂犬病は、今なお世界各地で発生をみて おり、年間少なくとも 55,000 人の人が狂犬病で亡 くなっています。我が国は、狂犬病の発生のない 稀有な国であり、輸出入検疫を適切に行うほか、 不法上陸犬対策やコンテナ迷入動物対策にも積 極的に取り組んでおります。さらに、昨年 12 月 3日には、初めての試みとして、成田空港におい て、関東地域の自治体の狂犬病担当者を参集し、 動物検疫所の施設見学の後、意見交換を行いまし た。今後このような場を継続して設けるととも に、他の地域でも開催し、お互いの連携を深めて いくこととしています。 昨年 10 月、羽田空港支所が7か所目の支所と して設置されました。10 月 21 日には、旅客ター ミナルが供用開始され、31 日には、国際定期便が 32 年ぶりに復活いたしました。首都東京にある 空港として今後の発展が期待されるところです。 昨年 11 月、畜産物検査における新たなサンプ リング手法を導入致しましたが、関係各位の御協 力により円滑な導入が図られました。誠にありが とうございました。 動物検疫所 23 年度予算の政府案が決定し、総 額 4,654 百万円と対前年比 101.3%となっており、 羽田空港における検疫探知犬の導入、口蹄疫対策 の強化等の経費が認められています。また、定員 は、本所に危機管理課を設置し、企画連絡室が企 画管理部に改組され、5名の増員が認められまし た。今後とも人員・予算の確保に努め、動物検疫 所の体制整備に努めて参る所存です。 結びに、関係各位の益々の御多幸をお祈り申し 上げますとともに、今後も動物検疫業務に対しま して、御理解と御協力を賜りますようお願い申し 上げまして、年頭に当たっての御挨拶とさせてい ただきます。

(4)

・鳥インフルエンザ発生に伴う備蓄防疫

資材の提供について

(企画連絡室 調査課) 平成 22 年 11 月 29 日の島根県における鳥イン フルエンザの疑似患畜発生に伴い、動物検疫所で は、全国2カ所に備蓄している防疫資材(防疫服 等)を消費・安全局動物衛生課の指示により、2 回にわたり島根県へ発送しました。また、殺処分 した飼養家きんの焼却処分に使用するため、3台 の移動式焼却炉を発生現場に発送しました。 今年度発生した口蹄疫及び鳥インフルエンザ の発生での経験を生かし、動物検疫所では、防疫 現場で必要とされる資材を迅速に提供できるよ う防疫資材の備蓄について、資材の配置も含めて 様々な面から検討していくこととしております。

・平成22年度畜霊祭の開催について

(総務部) 平成 22 年 11 月5日、横浜本所内で、平成 22 年度畜霊祭が晴天のなか執り行われました。 式典には、動物検疫に関わる社団法人日本家畜 輸出入協議会、動畜産物輸出入検疫協会、全日本 初生ひな輸入連絡協議会、日本羊腸輸入組合、全 日本動物輸入業者協議会等の関係各団体の代表 者が列席されました。 所長から動物検疫所の現状と係留施設で死亡 した動物及び我が国において口蹄疫の発生で殺 処分となった家畜の状況を説明した後、参列者一 同で献花を行い、冥福を祈りました。 慰霊の対象は、動物検疫の業務を成し遂げるな かで尊い犠牲となった馬2頭、うさぎ7羽、初生 ひな 9,285 羽(横浜本所管内で、この1年間に死 亡又は処分)となりました。 また、各所でも畜霊祭を開催しており、成田支 所では 11 月 16 日~ 18 日、名古屋出張所では 11 月 12 日、神戸支所では 10 月 25 日、大阪出張所 では 10 月 15 日、門司支所では 10 月 18 日~ 22 日、鹿児島空港出張所では 11 月 12 日、沖縄支所 では 11 月 26 日に執り行われました。

◎トピックス

・韓国での口蹄疫の拡大を受けた動物検

疫の強化について -プレスリリース-

農林水産省は、韓国における口蹄疫の拡大、中 国等アジア諸国における同病の継続的な発生を 踏まえて、動物検疫の強化を進めています。 1 韓国での口蹄疫の発生状況等 (1)韓国においては、本年1月に A 型、4月 に O 型の口蹄疫が発生し、本年6月までに約 5万6千頭を殺処分する等の防疫対応を行い、 本年9月に清浄国に復帰しました。 (2)しかしながら、11 月 29 日、韓国の慶尚北道 (けいしょうほくどう)で口蹄疫(O 型)が発生 し、韓国政府は防疫対応を行ってきましたが、感 染は拡大し、12 月 14 日、京畿道(けいきどう) での発生が確認されたところです。なお、これ まで(12 月 24 日時点)の発生件数は 55 件、殺 処分対象の牛・豚等は約 30 万頭となっていま す。 2 動物検疫所の対応 動物検疫所は、韓国での口蹄疫の拡大を踏ま え、海外への渡航者、入国者が増加する年末から 来年2月末にかけて、次のような動物検疫の強化 を進めています。(実施場所、期間、方法は、各 空海港により異なります。) ①地方空港を含め出国エリア、航空機内等にお ける旅客への注意喚起のためのアナウンスや リーフレット配布などの広報を実施 ②アジア便を中心に検疫探知犬を活用した抜 き打ち検査(成田空港、関西空港)を強化する など、地方空港を含め、旅客の手荷物検査につ いて監視を強化 ③全国の空海港において入国者の靴底消毒を 徹底するほか、ゴルフシューズなどの土の付着 している靴を携帯している場合にもその消毒 を実施 ④航空機内で発生した厨芥残渣(機内食の残飯 等)について、その処理施設に対する全国的な 立入検査を行い、処理状況の再チェックを実施

(5)

・平成22年度検疫課長・出張所長会議の

概要について

(企画連絡室 企画調整課) 平成 22 年 11 月 30 日、12 月1日に平成 22 年 度検疫課長・出張所長会議が開催されました。会 議では、動物衛生課から高橋課長補佐(検疫業務 班担当)の出席をいただき、最近の家畜衛生情勢 及び口蹄疫検証委員会報告書や現在検討が行わ れている家畜伝染病予防法の改正による動物検 疫所への影響等について説明を受けました。 協議・連絡事項では、平成 22 年度の業務監査の 結果について報告があったほか、今後、ヒヤリ・ ハット事例等を収集し、動物検疫所全体で情報共 有を図ることや消毒基準の見直しを行うこと、航 空貨物の送致手続(案)及び航空貨物の積替えに ついて説明がありました。 また、各所からの検討事項では、これまでの意 見要望事項の検討状況等の報告があり、本会議で の新たな検討事項については、その対応の方針に ついて話し合いを行いました。

・動物検疫所見学・説明会「ご存じです

か?動物検疫」の開催

(中部空港支所) 平成 22 年 12 月9日、動物検疫の役割や重要性 を広く国民のみなさまに知っていただくために、 動物検疫所見学・説明会「ご存じですか?動物検 疫~動物の病気を持ち込まないために~」が中部 空港支所で開催されました。 農林水産省及び東海農政局のホームページ、 メールマガジン等による案内に応募した中から 選ばれた 40 名(うち 2 名欠席)の方が、ターミ ナルビルに接続する中部国際空港第 2 セントレ アビルの会場に集合しました。 午後 1 時、消費者情報官補佐の進行により開始 され、動物検疫所長から、中国、韓国等における 口蹄疫等悪性伝染病の発生及びこうした悪性伝 染病が我が国に侵入した場合には極めて重大な 社会的影響を及ぼすことから 350 余名の家畜防 疫官を全国に配置して日々業務に当たっている 献花 畜霊碑

(6)

旨の説明を含んだ挨拶がありました。 動物検疫業務全般に関する DVD の視聴の後、 参加者は会場を出て空港島のはずれにある犬猫 等係留施設及び中部検査・診断センターへ移動 し、使い捨て白衣及びシューズカバーを着用の 上、2 班に分かれてそれぞれの施設に入りまし た。 犬猫等係留施設では、コンパニオンアニマルで ある犬猫等が飼い主から離れても快適な環境で 過ごすことができるよう各房には個別に調節が 可能なエアコン及び床暖房装置が設置してある こと、清掃は弱酸性水を使用し悪臭防止に努めて いること、散水等には雨水を利用できるようタン クを設置していることなどを説明しました。 中部検査・診断センターでは、輸入初生ひなの 検査のほかに環境省に協力して実施する国内野 鳥の調査及びOIEのアジアにおける鳥インフ ルエンザ防疫体制強化プログラムに基づく検査 並びに輸出犬及び輸入水産動物の検査を実施し ていること、本施設は人獣共通感染症でもある鳥 インフルエンザウイルスを安全に検査するため、 空調により施設内を陰圧に保ち、排気はヘパフィ ルターを介して行い、排水は高圧蒸気滅菌の後 排出され、検査材料などはパスボックスを経由 し、排出物の的確な処理のための両面扉オートク レーブを有していること、万一停電の場合には自 家発電装置により機能を維持すること、部外者の 侵入を防ぐための電子キーが設置されており万 全の体制であることを説明しました。 施設見学の後会場に戻って動物検疫に関する 情報提供を行いました。 消費・安全局動物衛生課山本室長からは、我が 国の食料事情から畜産物等の輸入が欠かせない こと、その際には家畜の伝染病が随伴して持ち込 まれ我が国の畜産業に大きな打撃を与え食料の 安定供給に支障をきたすおそれがあること、こう した事態を防ぐために水際での的確な処置が必 要になるとして、動物検疫について説明がありま した。 岩崎支所長からは、日本では 1956 年を最後に 狂犬病の発生はないが、近年海外で犬にかまれて 感染し帰国後発病・死亡した人の事例があるこ と、全世界では年間5万5千人以上が死亡してい ること、犬等の輸入検疫制度に基づく検疫を実施 する一方で、ロシア船に係る犬の不法上陸、コン テナ迷入猫等の事例があり対応に追われている ことなど、狂犬病の現状と水際における侵入防止 対策を中心に説明がありました。 情報提供後の質疑応答では、犬猫以外の動物の 輸入や、携帯品検査のことなど現地見学や情報提 供以外のことを含め多数の質問があり、予定して いた時間を超過して終了しました。 昨年 4 月の宮崎県における口蹄疫が規模及び 社会的影響などこれまでに例をみない発生で あったこと、島根県での高病原性鳥インフルエン ザの発生報道等により、参加者の方々も動物検疫 を含む家畜防疫に関心が高かったものと思われ ました。 施設見学

(7)

・食に関する消費者コミュニケーション

2010について

(北海道出張所) 「食に関する消費者コミュニケーション 2010 ~もっと語ろう、食のこと」は、「農林水産省が 国民視点に立った食品安全行政を推進するため、 消費者の方々との意見交換を積極的に行い、多様 な価値観や意向を掌握することは極めて重要で あるが、一方で食の安全に対する消費者の関心や 不安が高まっているものの、リスク認識にズレが 生じており、科学的な情報提供を進めていく必要 がある」との認識のもとに、消費者との相互理解 の醸成と農林水産行政への国民的視点の反映を 目的として、北海道農政事務所及び札幌消費者セ ンターが開催しています。 5回目として平成 22 年 11 月 24 日には、動物 検疫の業務や実態等について情報提供するとと もに、参加者からの疑問に答えることで動物検疫 に対する認識を深めてもらうことを目的に、動物 検疫をテーマとして開催されましたので、その概 要を紹介します。 会場は JR 札幌駅近くの札幌エルプラザで、参 加者は 15 名。大半が年配の方でした。北海道農 政事務所消費・安全部長の開催挨拶の後、動物検 疫所北海道出張所長がパワーポイント及び DVD で1時間余り業務について説明を行い、その後、 企画連絡室企画調整課青野主任検疫官とともに 質疑応答を行いました。 業務説明後、参加者から多くの質問が寄せら れ、予定時間を過ぎたため、すべての質問に答え ることはできませんでした。 質問は口蹄疫に関するものが多く、「なぜ普段 からワクチンを使用して病気を防がないのか」、 「ワクチン接種清浄国と、非接種清浄国との違い は」、「埋却と焼却はどう違うのか」などかなり専 門的なことについても質問がありました。また、 具体的な検査法についての質問や、狂犬病ワクチ ン、係留検査の費用負担に関するものもあり、動 物検疫に対する関心の高さがうかがわれました。 終了時には参加者からアンケートに協力いた だき、北海道農政事務所からその結果及び内容に ついて提供していただきましたが、動物検疫制度 については「水際の侵入防止に有効」、「厳しすぎ るくらいで良い」、「日本に近い国々での病気の発 生が多いのに驚いた」等、御理解をいただいてい ることの分かる意見がありました。情報提供、質 疑応答については「分かりやすかった」、「おおむ ね分かりやすかった」との感想が大半でしたが、 中には「専門用語が多い」、「説明が早すぎる」と の意見もありました。気をつけていたつもりでし たが、不十分だった点もあったようで今後に生か したいと思います。 今回、北海道農政事務所からこのような機会を いただき、一般の方に動物検疫について情報を提 供、また、貴重な感想や意見をいただくことがで きました。今後も機会をとらえて積極的に情報提 供を行うとともに、いただいた意見を広報活動な ど業務の改善に活かしていければと思っており ます。 北海道出張所長の講話

(8)

・動物検疫所における犬等の輸出入検疫

に関する業務連絡協議会の開催につい

(成田支所) 平成 22 年 12 月3日、動物検疫所成田支所にお いて、犬の抑留等の国内対策について業務を実施 している都道府県及び政令市等自治体の狂犬病 対策担当者に、動物検疫所で実施している犬等の 輸出入検疫に関する業務内容を紹介し、理解を深 めていただき、双方の狂犬病予防対策の円滑な実 施に資することを目的として、「動物検疫所にお ける犬等の輸出入検疫に関する業務連絡協議会」 を開催しました。 関東地域の1都5県及び9市の自治体から合 わせて 31 名の出席があり、動物検疫所からは本 所のほか、全国7支所から合わせて 17 名が出席 いたしました。 始めに動物検疫所の業務紹介 DVD を放映し、 動物検疫所の業務全般について紹介いたしまし た。 その後、バスで天浪検疫場に移動して、見学者 を2つのグループに分けて、犬・猫等の係留施設 である特殊動物舎の係留室等の見学を実施しま した。この中で、係留検査や飼養管理が実際にど のように行われているか等、質疑応答を交えなが ら係留検査の概要を理解していただくと同時に、 牛・馬等大動物を係留する畜舎及びサルを係留す る霊長類検疫施設、並びに死亡した犬等を病理解 剖し精密検査を実施する検査棟について、係留検 査業務担当者が説明を行いました。 見学後、ターミナルビルの会議室に戻り、犬等 の輸出入検疫について、パワーポイントにより、 世界における狂犬病発生状況、犬・猫の輸入検疫 の制度、輸入動物における狂犬病対策として犬猫 を輸入する際に必要とされる措置等について紹 介しました。紹介の中で、現在、狂犬病発生国か ら犬・猫を輸入する場合、マイクロチップの埋め 込み、2回以上の狂犬病ワクチン接種、血清検査 による抗体価の測定と輸出国での 180 日以上の 待機期間が必要となっていることなど、狂犬病の 侵入防止のため定められている制度措置につい て概要を説明しました。 さらに、輸入検疫が終了した犬については、狂 犬病予防法に基づく登録が必要になることを、動 物検疫所では輸入検疫証明書を輸入者に交付す る際に、案内をすることにより、円滑な業務移行 に取り組んでいる旨、説明しました。 また、不法上陸犬防止対策や外国から日本に到 着する貨物船に搭載されたコンテナに猫が迷い 込んでいた事例を挙げて、動物検疫所と自治体に ついては、相互に連絡・協力を密にする体制が重 要になってきていることについて説明しました。 質疑応答では、最大で 180 日に及ぶ係留検査対 応のほか、犬等が死亡した際の狂犬病についての 精密検査の実施状況やコンテナ迷入事例の対応 についてなど多くの質問がありました。特にコン テナ迷入事例の対応にみられるように動物検疫 所と自治体において緊密な連携がなされた対応 が必要になるものについて活発に議論されまし た。 最後に現場の連携を密にする意味で、このよう な連絡協議会の開催を引き続き行っていくこと としました。

(9)

・北海道根室保健所が主催する外国犬不

法上陸防止対策連絡会議について

(北海道出張所) 花咲港湾地区においては北方領土近海で採れ る海産物をロシア船が運搬して来ており、こうし た船に乗っている犬が港に上陸している事例が 確認されています。こうしたことを背景に、ロシ ア船からの不法上陸犬対策の一環として平成 22 年 11 月 12 日、北海道根室保健所(北海道根室市) において、道庁、市役所、獣医師会、検疫所、海 上保安庁、税関、警察署が参加した「外国犬不法 上陸防止対策連絡会議」が開催され、当所からは 佐藤主任検疫官及び岩田技官の2名が出席しま した。 連絡会議では、北海道根室保健所長の挨拶に続 き、11 月に実施された「不法上陸犬による咬傷 発生時の対応に係る机上演習」の概要について、 根室保健所職員から説明がありました。港湾関係 者が大型犬に手を咬まれるという想定のもと、北 海道の狂犬病発生対策要領に基づく対応につい て、机上演習を実施した際の指摘事項を付け加え た形で確認を行いました。 また、「各機関の情報交換及び対応状況につい ての報告」では、根室市市民環境課から、週に一 度、港湾地域における巡回監視を実施している旨 の報告があり、同水産港湾課は、外国船舶に搭乗 している犬については写真を撮り、犬の情報を保 管しているとの報告がありました。  保健所からは、市役所とは別に週に一度、港湾 地域を巡回しており、平成 20 年度からは、ロシ ア船確認数及び乗船犬頭数は減少しており、不法 上陸犬は確認できなかった旨の報告があり、水産 港湾課で保存している外国犬の情報を共有でき ないかとの要望がありました。 根室警察署からは、歳末警戒の一環として、平 成 19 年度から花咲港防火防犯交通安全協会及び 根室保健所とともに花咲港周辺のパトロールを 行い、ロシア船に対して犬の不法上陸防止を呼び かけ、啓発パンフレットの配布をしているとの報 告がありました。 海上保安庁からは、来年度の連絡会議の際に、 通関業者を参加させてはどうかとの提案があり ました。 当所からは、不法上陸犬防止対策の徹底につい て各官署に協力依頼するとともに、歳末に行われ るパトロールへの参加を希望しました。 北海道根室保健所長の挨拶

・花咲港における不法上陸犬防止キャン

ペーンについて

(北海道出張所) 平成 22 年 12 月 17 日、花咲港において、ロシア 船に対し花咲港防火防犯交通安全協会(以下「安 全協会」という。)と根室保健所とともに、不法 上陸犬防止キャンペーンを実施しました。安全協 会は根室警察所花咲交番が主体となり地域住民 とともに発足した団体です。今回、根室でのキャ ンペーンを実施した経緯は、11 月 12 日に北海道 根室保健所(北海道根室市)において、「平成 22 年度外国犬不法上陸防止対策連絡会議」が開催さ れ、会議の中で、根室警察署から歳末警戒の一環 として、平成 19 年度から安全協会及び根室保健 所とともに花咲港周辺のパトロールを行い、ロシ ア船に対して防火防犯等の注意喚起とともに犬 の不法上陸防止を呼びかけ、啓発パンフレットの 配布をしているとの報告があったことから、今年 度のパトロールの際に動物検疫所においても不 法上陸犬防止キャンペーンを行うことを申し入 れたことによるものです。今回のキャンペーン参 加者は、安全協会会員6名、根室保健所1名が参 加し、動物検疫所本所からは増田感染症対策専門 官、企画連絡室企画調整課杉浦技官、北海道出張

(10)

所からは中尾所長、岩田技官の4名が参加しまし た。 花咲交番から港に向けてパトカーを先導に車 列をつくり、ロシア語の啓発用テープを流しなが らロシア船が停泊している港湾地域を巡回しま した。花咲港に停泊しているロシア船の船員に対 して、リーフレット及び広報用テッシュを配布し て、犬を上陸させないこと、港内に係留中は船上 で鎖等に繋ぐことについて、警察署の通訳を通じ て注意喚起及び協力依頼を行いました。 当日は、北方領土近海で採れる海産物を運搬し てくるロシア船6隻が、港湾地区の2か所に係留 されており、1か所には2隻の船がありましたが 無人だったため、啓発用テープを流しながらのパ トロール巡回で終わりました。 もう1か所には4隻あり、そのうち2隻に船員 が乗船していました。1隻目には、船員が3名乗 船しており、通訳の方から犬が乗船しているとの 情報があったため、船長に対して犬を防疫官か ら見ることができる位置まで連れてきてもらう ように指示しました。実際に犬を見ると、大型犬 の雑種で、首輪やリードなどをしていなかったた め、リーフレット等を配布し、上陸させないこと を伝えました。また、ID 番号入り首輪及びリー ドを手渡し、船舶係留中はリードで繋いでおくよ うに注意しました。もう1隻には、2名の船員が いましたが、状況を確認したところ犬は乗船して おらず、船員も日本には犬を上陸させることがで きないことを知っていましたが、更なる制度理解 徹底のため、リーフレット等を配布し、犬を上陸 させないことを伝えました。 根室市役所や根室保健所の情報によると、平 成 20 年以降、不法上陸犬はみられず、船の小型 化により乗船している犬の頭数が減ってきてい るとのことです。北海道での不法上陸犬防止キャ ンペーンは、稚内港で毎年行っているところであ りますが、花咲港を含め、道内各地、さらには全 国の外国船が停泊する港湾地区での不法上陸犬 防止キャンペーンを定期的に保健所等を含め地 域住民と協力し活動していき、我が国の検疫制度 の理解や協力をすすめることが重要であると感 じました。また、今回のキャンペーンに対し、北 海道新聞の取材がありました。このようなキャン ペーンを実施していることを報道してもらうこ とにより、より多くの人に情報提供をしていくこ とが重要であると感じました。

(11)

◎動物検疫関連情報

・海外出張報告

~豪州における輸入検疫体制等に係る

実態調査について~

(統括検疫管理官 鎌川 浩之) 昨年9月、豪州における動物検疫措置に関する 情報収集を図る目的で、標記の調査を行う機会が あり、機内泊を含め 2 泊の短期間の日程ではあり ましたが、現地の日本大使館及び総領事館並びに 豪州政府家畜衛生当局側の献身的な受入体制に より、効率的かつ有益な調査が実施できました。 今回の旅程の内容は、早朝到着直後にシドニー 国際空港内にある豪州検疫検査局(AQIS)地域 事務所及び貨物検査場並びにシドニー近郊にあ る国際郵便局内の AQIS 事務所を順次訪問し、そ の晩に首都キャンベラに移動し、翌日、豪州農林 水産省(DAFF)の Biosecurity Australia (BA) を訪問し関係者との意見交換を行いました。本稿 では、空港における動物検疫対応を中心に概要を 紹介します。 豪州では口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザ 等の海外悪性伝染病に関しては、長年にわたり清 浄性を維持しており、特に、口蹄疫に関しては 1971 年以降、発生が認められていない状況にあ ります。同国では自国の畜産業及び固有の生態系 を守るために、海外からの動物及び畜産物を介し たハザードの侵入リスクに備え、厳しい動物検疫 体制が導入されています。 同 国 に お け る 動 物 検 疫 全 体 の シ ス テ ム は DAFF が管理しており、省内に設置された BA でリスク分析を行い、それに基づく動物検疫措置 (リスク管理措置)の立案を行い、AQIS におい て当該政策を遂行する体系になっています。 空港における旅客携帯品に関する検査の特徴 としては、特に、海外悪性伝染病の汚染国から到 着する旅客を中心に X 線装置や検疫探知犬をフ ル稼働させて検査対応を行っています。そのため 空港では、検査のために常に長蛇の列ができま すが、特段、不平不満を騒ぎ立てる旅客もなく検 査を受け入れている様子でした。それは、先ず、 到着前に機内で入国カードが配付され、機長によ り動植物検疫に関する注意事項がアナウンスさ れます。入国カードにおける食品等の持込み及び 農場立入りの有無に係るチェックボックス方式 の質問事項への回答から始まり、空港到着時には 機内放送で動物検疫に関する注意喚起が行われ、 更には、降機後も手荷物を受け取るまでの通路に は関連のポスター広告、多言語パンフレット設 置、食品等の事前廃棄用ボックスが要所に設置さ れています。私自身、おみやげ用の “ せんべい ” を所有していましたので、申告及び内容の説明を 行い検疫は合格しましたが、なぜか食品を保有し ていること自体に何か罪悪感のような感情を抱 いてしまい、このシステムは非常に大きな抑止効 果を与えていると感じました。ここにはリスクマ ネージャー(リスク管理官)が配置されており、 過去の摘発データや伝染病の発生状況等を勘案 して対象便の選定を行っているとのことで、主に 汚染国からの乗客については、X線及び検疫探知 犬による検査が集中的に行われます。虚偽の申告 を行い、食品等を所持していた場合には、その場 で 110 ~ 220 豪ドルの罰金を科すことが可能で、 悪質な場合には最高6万豪ドル又は 10 年禁固刑 の罰則を適用することも可能となっています。 同国では、2国間により締結された衛生条件の 遵守を前提とした輸入許可制度に基づき輸入さ れる貨物のほか、事前審査を受けずに持ち込まれ る携帯品や国際郵便物を介しての口蹄疫等の侵 入リスクを警戒しており、動物検疫を通じてリス クを極めて低いレベルに下げるための措置が講 じられています。 しかしながら、これには多くの検疫官を配置 し、検疫探知犬や X 線装置の整備並びに関連省 庁の協力を確保する必要があることから、豪州の ような徹底した検疫システムを導入している国 は実際には少ないものと考えられます。同国では シドニー国際空港で勤務する検疫官(植物検疫等 も対応)の数は、15 年前には 50 名だったものが 2000 年に開催されたシドニーオリンピック時に 100 名に増員され、2001 年の英国での口蹄疫発生 時には 300 名体制に拡充されたとの説明があり ました。旧宗主国であることから緊密な関係にあ るものの、物理的に遠く離れた英国での発生にも かかわらず、本病に対する侵入リスクに対して国 家全体として相当な危機感を有していたことが

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うかがえます。 この背景には、酪農、羊毛及び牛肉を中心とし た畜産物輸出が農産物貿易額の5割を超えてい る産業構造にあり、口蹄疫の国内発生は、即、こ れら物品の輸出停止に直結するため、長期間にわ たり貿易における多大な経済的損失をもたらす ことが最も危惧されています。そのため、このよ うな厳格な検疫体制を講じている理由がよく理 解できます。 我が国においても、畜産業は非常に重要な産業 に位置づけられていると同時に、輸入大国でもあ ることから、年間、大量の畜産物等が輸入されて おり、これらを介して口蹄疫等が侵入することに 対する警戒感は常に有しており、検疫探知犬の導 入及び増頭等の検疫の強化に取り組んできてい るところですが、今後も豪州のような動物検疫に 対する真摯な取組を行っている事例を参考にし つつ、動物検疫業務の改善に努力して参りたいと 考えています。 動植物検疫広告及び事前廃棄 BOX 検疫探知活動風景 多言語による動物検疫パンフレット

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・ラオスにおけるJICA短期専門家として

の活動について

(門司支所検疫課 加藤 政治) 昨年9月6日から 11 月5日まで、(独)国際 協力機構(JICA)から家畜疾病防除地域協力プ ロジェクトの短期専門家としてラオスに派遣さ れましたので、その概要をお伝えいたします。な お、本プロジェクトについては、動検時報の特別 投稿「メナム チャオプラヤ便り」(Vol.3, 41-4, 42-41-4, 42-6)をご参照下さい。 派遣の意向打診から出発までの出来事を簡単 にお示しすると、以下のとおりになります。 ・ 4月上旬、支所長から JICA 短期専門家とし てのラオス派遣に関する意向打診(派遣時 期:7月下旬、期間:2か月間、派遣分野: 細菌性疾病診断) ・ 4月中旬、本プロジェクトリーダーである 西野氏から現地活動で必要な機材のリスト アップ要請(5月初旬、リストの提出) (4月 20 日、宮崎県で口蹄疫の疑似患畜を確 認。プロジェクト事務所のあるタイでは4月 下旬から大規模なデモが発生。派遣時期が変 更になる可能性を感じるが、手続は着々と進 められる。) ・ 5月中旬、JICA へ和文履歴書の提出(6月 下旬には英文履歴書を提出) ・ 6月上旬、旅行代理店から旅券申請等の連絡 ・ 6月中旬、派遣時期が9月へ変更される(鵜 飼技官は当初予定の7月下旬出発)(動検時 報 Vol.43-6 参照) ・ 6月下旬、(独)動物衛生研究所にて出血性 敗血症に関する技術講習受講 ・ 7月中旬、本所精密検査部にて炭疽病に関す る技術講習受講 ・ 8月下旬、派遣決定の通知 ・ 9月6日、出発 語学資格を JICA は4段階に分類しており、10 年も前に受けた TOEIC では、私は下から2番目 の C ランクに属しますが、短期専門家であるこ と、専門的な分野であることから、特に問題はな かったようです。((参考)A:TOEIC730 点以上 、B:同 640 点以上~ 730 点未満、C:同 500 点 以上~ 640 点未満、D:同 330 点以上~ 500 点未 満) さて、本題に入りますが、私はラオスの首都で あるビエンチャン市にある国の診断・試験・研究 機関(National Animal Health Centre ; NAHC) において、細菌性疾病(炭疽及び出血性敗血症) 診断技術の現状分析を行い、診断能力向上に必 要な技術の導入・移転等を行いました。同様に、 ラオスで畜産が盛んなサバナケット県の診断施 設においても同様の技術指導等を行いました。ま た、主にパスツレラ属菌の分離を目的とし、と畜 場でサンプリングを行いました。決して衛生的な と畜場ではありませんでしたが、ストレスがかか りにくい放牧飼育が主であるためか、採材した検 体からは病原菌の分離は出来ませんでした。 カウンターパート(業務上の相手)は一人で、 彼女は就職後 10 年の間に様々な国の援助を得て 研修等を受けており、細菌に関する一定の技術や 知識はありました。とはいえ、時にコンタミネー ションを起こすなど、最も基本である無菌操作を 疎かにしている印象があり、この点を指導するこ とが最初の仕事となりました。 当初は2か月という期間を長く感じていまし たが、培地の作製や無菌操作、細菌の分離・同定 などを繰り返し根気強く指導する必要があり、終 わってみると技術指導の余地が残っていると感 じるほど短いものでした。 また、カウンターパートの英語は「ラオスなま り」が強く、時に理解が困難な場面もありました が、絵や身振り手振りなどを交えることで乗り切 りました。

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派遣を通じて感じたラオスの家畜衛生体制の 問題点を挙げるとすれば、家畜衛生に関する法律 に基づく通報体制が不十分であること、国の診断 施設が古く狭いこと(新棟を建築中ですが、いつ 完成するかは分からないそうです)、細菌の担当 者がわずか3名であること、国内に獣医学を学ぶ 施設がなく、獣医師の資格を取得するためには国 外で学ぶ必要があることなどです。カウンター パートに対しては、ウイルスや寄生虫などの家畜 衛生に関する総合的な知識を習得する機会が必 要だと感じました。もし、機会が得られるようで あれば、ラオスに限らずアジア諸国の更なる診断 技術の向上に貢献したいと思っています。 最後に、「アジアの畜産振興に関した業務にお いて、その一員として働きたい。」入省した時の 職員希望カード(現在の「職務希望等調書」)に、 私はそう記していたことを思い出しています。

◎所内情報

・所内研修履歴(11~12月)

【平成 22 年度Ⅰ種新規採用者(後期)研修(第1回)】 期間:平成 22 年 11 月 10 ~ 12 日 場所:横浜本所 人数:6名 内容: 関連法規の逐条解説、講師及び研修生等と のディスカッション 【平成 22 年度Ⅰ種新規採用者(後期)研修(第2回)】 期間:平成 22 年 12 月2~3日 場所:横浜本所 人数:6名 内容: 関連法規の逐条解説、講師及び研修生等と のディスカッション 【平成 22 年度Ⅰ種新規採用者(後期)新門司検疫場研修】 期間:平成 22 年 12 月 13 ~ 15 日 場所:門司支所新門司検疫場 人数:6名 内容: 動物検疫業務に必要な基本的知識の付与 及び実習(係留施設)

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採血の実習風景 検査室での実習風景 【平成 22 年度事務官研修】 期間:平成 22 年 11 月 17 ~ 19 日 場所:横浜本所 人数:10 名 内容:会計事務に関する知識の付与

・人事異動

(平成 22 年 12 月 2 日から平成 23 年1月1日まで) (平成 22 年 12 月 18 日付け)  吉田 艶枝 退職(神戸支所広島空港出張所 (臨時的任用)) (平成 22 年 12 月 19 日付け)  吉田 艶枝 神戸支所広島空港出張所(臨時的 任用) (平成 22 年 12 月 22 日付け)  谷  明子 死亡(本所東京出張所) (平成 22 年 12 月 31 日付け)  大井  梓 退職(成田支所検疫第1課) (平成 23 年1月1日付け)  椛本 綾子 成田支所検疫第1課(本所精密検 査部病理・理化学検査課)  和田佐弥香  成田支所検疫第1課(臨時的任 用)  瀬口 渥子 神戸支所検疫課(臨時的任用) -以上-

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動 物 検 疫 所 電話番号 F A X 企 画 連 絡 室 企画調整課 調 査 課 総 務 部 庶 務 課 〒235-0008 横浜市磯子区原町 11-1 会 計 課 検 疫 部 管理指導課 動物検疫課 畜産物検疫課 〒231-0003 横浜市中区北仲通 5-57 横浜第2合同庁舎 川崎分室 〒210-0869 川崎市川崎区東扇島 6-10 かわさきファズ物流センター内 精 密 検 査 部 微生物検査課 〒235-0008 横浜市磯子区原町 11-1 海外病検査課 〒479-0881 愛知県常滑市セントレア 1-2 病理・理化学検査課 〒235-0008 横浜市磯子区原町 11-1 危険度分析課 北海道出張所 〒066-0012 千歳市美々 新千歳空港国際線ターミナルビル 小樽分室 〒047-0007 小樽市港町 5-2 小樽地方合同庁舎 胆振分室 〒059-1743 勇払郡厚真町字共和 17 仙台空港出張所 〒989-2401 名取市下増田字南原 仙台空港ターミナルビル 新潟空港出張所 〒950-0001 新潟市東区松浜町 3710 新潟空港ターミナルビル 東京出張所 〒135-0064 東京都江東区青海 2-7-11 東京港湾合同庁舎 千葉分室 〒273-0016 船橋市潮見町 32-5 船橋港湾合同庁舎 清水出張所 〒424-0922 静岡市清水区日の出町 9-1 清水港湾合同庁舎 成 田 支 所 庶 務 課 〒282-0004 成田市古込字古込 1-1 第2旅客ターミナルビル 検疫第1課 〒282-0011 成田市三里塚御料牧場 1-1 第1旅客ターミナルビル (貨物合庁) 〒282-0021 成田市駒井野字天並野 2159 検疫第2課 〒282-0004 成田市古込字古込 1-1 第2旅客ターミナルビル 検疫第3課 〒282-0011 成田市三里塚大字天浪字西原 254-1 検疫第4課 羽田空港支所 庶 務 課 〒144-0041 東京都大田区羽田空港 2-6-4 羽田空港CIQ棟 検 疫 課 (貨物合庁) 〒144-0041 東京都大田区羽田空港 2-6-3 羽田空港貨物合同庁舎 中部空港支所 庶 務 課 〒479-0881 愛知県常滑市セントレア1丁目1番地 CIQ棟5階 検 疫 課 (貨物合庁) 〒479-0881 愛知県常滑市セントレア1丁目1番地 中部空港合同庁舎1F 名古屋出張所 〒455-0032 名古屋市港区入船 2-3-12 名古屋港湾合同庁舎 (野跡検疫場) 〒455-0845 名古屋市港区野跡 2-4-12 小松出張所 〒923-0993 小松市浮柳町 小松空港内 四日市分室 〒510-0051 四日市市千歳町 5-1 四日市港湾合同庁舎 関西空港支所 庶 務 課 〒549-0011 大阪府泉南郡田尻町泉州空港中1番地 CIQ合同庁舎 検疫第1課 検疫第2課 (貨物合庁) 〒549-0021 泉南市泉州空港南1番地 (関西空港検疫場) 〒549-0001 泉佐野市泉州空港北1番地 設 施 疫 検 類 長 霊 小松島出張所 〒773-0001 小松島市小松島町外開 1-11 小松島みなと合同庁舎 高松空港分室 〒761-1401 香川県高松市香南町岡 1312-7 高松空港内 神 戸 支 所 庶 務 課 〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通 1-4-3 神戸防災合同庁舎 検 疫 課 (苅藻検疫場) 〒653-0032 神戸市長田区苅藻通 7-1-7 大阪出張所 〒552-0021 大阪市港区築港 4-10-3 大阪港湾合同庁舎 (一突検疫場) 〒552-0022 大阪市港区海岸通 3-3-29 岡山空港出張所 〒701-1131 岡山市北区日応寺 1277 岡山空港ターミナルビル 広島空港出張所 〒729-0416 広島県三原市本郷町善入寺字平岩 64-31 広島空港国際線旅客ターミナルビル 門 司 支 所 庶 務 課 〒801-0841 北九州市門司区西海岸 1-3-10 門司港湾合同庁舎 検 疫 課 (太刀浦検疫場) 〒801-0805 北九州市門司区太刀浦海岸 65 (新門司検疫場) 〒800-0113 北九州市門司区新門司北 3-1-2 博多出張所 〒812-0031 福岡市博多区沖浜町 8-1 福岡港湾合同庁舎 福岡空港出張所 〒812-0851 福岡市博多区大字青木 739 番 福岡空港ビル 長崎空港出張所 〒856-0816 大村市箕島町 593 長崎空港ビル 鹿児島空港出張所 〒899-5113 鹿児島県霧島市隼人町嘉例川字扇迫 1590-5 (空港事務所) 〒899-6404 鹿児島県霧島市溝辺町麓白木十目 1355-4 鹿児島空港ビル 沖 縄 支 所 庶 務 課 〒900-0001 那覇市港町 2-11-1 那覇港湾合同庁舎 検 疫 課 (古波蔵検疫場) 〒900-0024 那覇市古波蔵 4-10-12 那覇空港出張所 〒901-0142 那覇市鏡水 174 那覇空港合同庁舎 (045)754-1729 (045)754-1729 (045)753-3910 (045)751-6123 (045)751-0549 (045)751-5951 (045)212-4623 (044)287-7413 (045)752-5466 (0569)38-8517 (045)752-5466 (045)752-5466 (0123)24-6091 (0134)25-1736 (0145)28-2755 (022)382-5805 (025)270-9741 (03)3529-3025 (047)432-7841 (054)353-7634 (0476)34-2344 (0476)30-3011 (0476)30-3012 (0476)34-2338 (0476)30-3013 (0476)32-6641 (03)5757-9757 (03)5757-9758 (03)5757-9760 (0569)38-8578 (0569)38-8585 (0569)38-8587 (052)661-0203 (052)389-2018 (0761)24-1341 (0593)52-6918 (072)455-1990 (072)455-1957 (072)455-1959 (072)455-1966 (0885)32-2476 (087)879-5444 (078)222-8993 (078)222-8994 (078)671-0266 (06)6575-0977 (06)6571-0331 (086)294-3275 (0848)86-8119 (093)321-0539 (093)332-5858 (093)331-4676 (093)481-7348 (092)262-5283 (092)477-7580 (0957)20-7113 (0995)43-9066 (098)862-0093 (098)834-5644 (098)859-1646 (045)751-5923 (045)751-5924 (045)751-5921 (045)751-5922 (045)751-5937 (045)751-5973 (045)201-9478 (044)287-7412 (045)751-5943 (0569)38-8515 (045)751-5947 (045)751-5964 (0123)24-6080 (0134)33-2460 (0145)28-3724 (022)383-2302 (025)275-4565 (03)3529-3021 (047)432-7241 (054)353-5086 (0476)34-2340 (0476)32-6664 (0476)32-6655 (0476)34-2342 (0476)32-6651 (0476)32-6658 (03)5757-9751 (03)5757-9752 (03)5757-9755 (0569)38-8583 (0569)38-8577 (0569)38-8579 (052)651-0334 (052)381-3361 (0761)24-1407 (0593)52-6918 (072)455-1955 (072)455-1956 (072)455-1958 (072)455-1964 (072)455-1960 (0885)32-2422 (087)879-4654 (078)222-8990 (078)671-0266 (06)6575-3466 (06)6571-0328 (086)294-4737 (0848)86-8118 (093)321-1116 (093)321-1116 (093)321-0509 (093)481-7335 (092)262-5285 (092)477-0080 (0957)54-4505 (0995)43-9061 (0995)58-2314 (098)861-4370 (098)832-1514 (098)857-4468

・平成23年1月1日現在組織図(企画連絡室企画調整課)

(平成 23 年1月1日現在)

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◎OIE疾病発生状況

OIE 疾病発生状況 2010 年 11 月分 Vol.23-44 ~ 48) 最終届出日 最終発生 報告日 国名 地域 疾病 対象動物 同居数 発生数 死亡数 処分数 と殺数 2010.11.30 2010.11.30 キプロス LEFKOSIA ブルータング 羊・山羊 1,226 4 0 0 0 2010.11.30 2010.11.30 韓国 KYONGSANG-BUKUDO 口蹄疫 牛 5 1 0 5 0 2010.11.30 2010.11.30 タイ PHITSANULOK PRRS 豚

2010.11.29 2010.11.29 南アフリカ NORTHERN CAPE PROVINCE リフトバレー熱 羊 850 36 35 0 0

2010.11.29 2010.11.29 セルビア VOJVODINA 豚コレラ 豚 8,252 202 155 56 0 2010.11.29 2010.11.29 韓国 GYEONGSANGBUK-DO 口蹄疫 豚 9,000 10 0 9,000 0 2010.11.9 2010.11.9 アルジェリア BISKRA、M'SILA、MILA、BATNA ブルータング 羊 450 17 5 0 1 2010.11.24 2010.11.24 カナダ MANITOBA 低病原性鳥インフルエンザ 鳥 8,200 0 8,200 0 0 2010.11.24 2010.11.24 ザンビア NORTHERN 口蹄疫 牛 2,920 72 0 0 0 2010.11.19 2010.11.19 ドイツ NORDRHEIN-WESTFALENBAYERN、 馬伝染性貧血 馬 221 8 0 7 0

2010.11.19 2010.11.19 ギリシャ VOREIO AIGAIO、NOTIO AIGAIO ブルータング 羊 牛 山羊 845 27 110 38 2 2010.11.19 2010.11.15 ドイツ MECKLENBURG-VORPOMMERN 低病原性鳥インフルエンザ 鳥 19,385 0 19,385 0 2010.11.18 2010.11.18 イタリア MOLISE ウエストナイル熱 馬 38 8 0 0 0 2010.11.18 2010.11.18 パナマ Chepo、DARIÉN 東部馬脳炎 馬 27 5 5 0 0 2010.11.17 2010.11.17 ロシア KRASNODARSKIY KRAY アフリカ豚コレラ 豚 7,978 135 39 5,678 0

2010.1 1.17 2010.11.17 モロッコ CENTRE NORD、SUD、TENSIFT、CENTRE ブルータング 羊 7,270 63 9

2010.11.15 2010.11.15 キプロス PAPHOS ブルータング 牛 182 9 0 0 0

2010.11. 12 2010.11.2 モザンピーク GAZA 口蹄疫 牛 5,970 211 0 0 0 2010.11.10 2010.11.10 ミャンマー RAKHINE STATE 口蹄疫 牛 741 350 0 0 0

2010.11.6 2010.11.6 レソト MOHALE'S HOEK 炭疽 羊 50,000 2 2 0 0 2010.11.4 2010.11.4 ギリシャ KENTRIKI MAKEDONIA ウエストナイル熱 馬 1 1 0 0 0

2010.11.4 2010.11.4 チャド MAYO KEBI EST アフリカ豚コレラ 豚 414 81 81 333 0 2010.11.4 2010.11.4 韓国 CHOLLA-NAMDO 低病原性鳥インフルエンザ 鳥 23,410 0 23,410 0 2010.11.3 2010.11.3 スペイン ANDALUCIA ウエストナイル熱 馬 659 19 1 0 0 2010.11.3 2010.11.3 ブルガリア VARNA ウエストナイル熱 馬 58 3 0 0 0 2010.11.3 2010.11.3 ホンジュラス CORTES ニューカッスル病 鳥 3,025 2,955 2,955 0 70 情報元ホームページアドレス http://www.oie.int/wahis/public.php?page=weekly_report_index&admin=0 2010 年 11 月に OIE へ報告された頭数の集計値

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◎畜産物・動物の輸出入検疫数量実績(平成 22 年 11 月)

(単位: KG) 品目名 輸入 輸出 11 月 11 月 骨類 骨 1,971,813 - 砕骨 945,712 - 蹄角 20,246 - 骨腱 117,668 27 蹄角粉 - - その他の骨 - - 計 3,055,439 27 肉類 牛肉 冷蔵 19,380,493 - 冷凍 29,446,769 - その他 26,359 - 加熱処理 644,903 - 豚肉 冷蔵 21,068,102 - 冷凍 51,015,298 - その他 1,640 - 加熱処理 1,363,329 - めん羊肉 908,058 - 山羊肉 8,920 - シカ肉 961 - その他の偶蹄類肉 - - 加熱処理その他の偶蹄類肉 - - ハム 150,106 2,052 加熱処理ハム 13,243 - ソーセージ 905,375 4,091 加熱処理ソーセージ 2,517,179 - ベーコン 238,335 215 加熱処理ベーコン 5,477 - 馬肉 360,729 - 兎肉 15,881 - 犬肉 - - 家禽肉 33,381,153 1,761,873 家禽加熱処理肉 33,361,921 - 非加熱 その他の肉 牛 601,902 - 豚 202,173 - 家禽 16,846 - その他 86,047 14,652 加熱処理 その他の肉 牛 95,886 - 豚 5,978,371 - 家禽 2,842,176 - その他 606,068 - 計 205,243,700 1,782,883 臓器類 牛臓器 147,828 - 豚臓器 29,767 - その他の偶蹄類臓器 560 - 加熱処理牛の臓器 - - 加熱処理豚の臓器 - - 加熱処理その他の偶蹄類臓器 - - 偶蹄類以外の臓器 102,650 24 消化管等 2,368,136 5,842 加熱処理消化管等 276,910 - ケーシング 272,476 - 脂肪 1,345,804 - 非加熱その他の臓器 4,818 - 加熱処理その他の臓器 - - 加熱処理家禽臓器 275,087 - 加熱処理その他の家禽臓器 - - 計 4,824,037 5,866

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品目名 輸入 輸出 11 月 11 月 卵類 殻付卵 - 76,941 液卵 502,786 - その他の卵 16,079 - 計 518,865 76,941 皮類 牛皮 3,620,798 1,303,584 豚皮 209,011 5,818,826 めん羊皮 116,000 - 山羊皮 29 - シカ皮 14,510 - その他の偶蹄類の皮 - - 馬皮 176,103 - 兎皮 - - 犬皮 - - その他の皮 - - 計 4,136,451 7,122,410 毛類 牛毛 - - 豚毛 200 - 羊毛 2,075 - 山羊毛 4,754 46 シカ毛 - - その他の偶蹄類の毛 4,743 - 馬毛 9,061 - 兎毛 13,040 - 羽毛 419,164 11,407 犬毛 - - その他の毛 - - 計 453,036 11,453 ミール類 血粉 219,542 - 肉粉 1 - 肉骨粉 - - 羽毛粉 - - 計 219,543 0 その他 精液(アンプル) 74,599 - 受精卵(個) 173 - ふん・尿 - 270,000 わら類 穀物のわら 17,893,390 - 飼料用の乾草 - - その他 98,631 - 計 17,992,021 270,000 総計 236,443,093 9,269,581 (単位:頭、羽、群) 動物名 11 月輸入 11 月輸出 牛 - - 豚 57 - その他の偶蹄類 17 - 馬 569 24 兎 976 10 初生ひな(鶏) 64,775 - みつばち(群) - - 指定検疫物以外の動物 - 12,699 犬 423 325 猫 93 112 サル 758 ※ 解放重量ベースの速報値

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編集・発行 農林水産省 動物検疫所企画連絡室 横浜市磯子区原町 11 - 1 (045)- 751 - 5921 あけましておめでとうございます。昨年もご愛読 いただきありがとうございました。 本年もよろしくお願い申し上げます。 昨年は国内にて口蹄疫及び高病原性鳥インフルエ ンザが発生し、水際防疫に対する関心が高まってお ります。 本年も家畜の伝染性疾病等の侵入を阻止し、円滑 な輸出入検疫を行えるよう、気を引き締めて努めて 参りたいと思います。

◎動検通信(企画連絡室企画調整課長)

新年あけましておめでとうございます。旧年中は動物検疫関係者の皆様には、当所業務についてご理 解、ご協力を賜りましたことを、動物検疫所職員の皆様には、特に宮崎県での口蹄疫防疫作業及びその 間通常業務を円滑に実施していただいたことに、この場を借りて深くお礼を申し上げます。 昨年 2010 年の今年の漢字第1位として「暑」が選ばれましたが、当所においても昨年は今後記憶に残 る “ あつい ” 年でありました。冒頭にも触れましたが、昨年春に宮崎県で口蹄疫が発生し、感染が宮崎県 内で拡大し、従来の殺処分、移動制限を中心とした措置では、撲滅が困難となったことから、我が国で 初めて、当所に備蓄していた口蹄疫ワクチンを使用しました。今回の発生による最終的な殺処分頭数は、 約 29 万頭におよび地域社会経済に甚大な被害をもたらしたことは鮮明に記憶に残っているところです。 お隣の韓国においては、昨年1月及び4月に口蹄疫が発生し、約5万6千頭を殺処分する等の防疫等を 行い、9月にOIEが認定する清浄国に復帰しましたが、11 月末に再び発生し、感染が拡大しています。 この韓国での発生を踏まえ、口蹄疫の我が国への再度の侵入を防止するため、昨年末から動物検疫所 では、旅客等への注意喚起のためのアナウンスやリーフレット配布、アジア便を中心に検疫探知犬を活 用した抜き打ち検査の強化等水際での対応を強化しています。 また、昨年 11 月には、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1亜型)が島根県の採卵鶏農場に発生し ました。この発生は通報が感染初期になされたため、殺処分等の防疫措置が円滑に実施されました。殺 処分された鶏の焼却には、当所に配備していた移動式焼却炉3台が使用され、当所から現地での防疫活 動のために派遣された職員とともに大活躍しました。 当所の業務の昨年のトピックとしては、畜産物の輸入検査に関し、抽出数量及び抜き打ち検査率等に ついて科学的な観点からの見直しを検討した生物統計学、農業経済、獣医疫学等の専門家からなる「輸 入畜産物に関する検討会」から中間取りまとめが7月に公表され、これを踏まえ 10 月に畜産物の輸入 検査要領を改正し、関係者の皆様のご理解・ご尽力により特に混乱することなく 11 月から新たな抽出・ 抜き打ちに移行しました。 本年は卯年です。動物検疫関係者の皆様及び動物検疫所にとって飛躍の年となるよう頑張りましょう。

参照

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