1 ≪関係法令②≫
国の基準(環境省令で定める資格)
●技術士法(昭和五十八年四月二十七日法律第二十五号)(抄)
(定義)
第二条 この法律において「技術士」とは、第三十二条第一項の登録を受け、技術士の名
称を用いて、科学技術(人文科学のみに係るものを除く。以下同じ。)に関する高等の専
門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこ
れらに関する指導の業務(他の法律においてその業務を行うことが制限されている業務
を除く。)を行う者をいう。
2 省 略
(登録)
第三十二条 技術士となる資格を有する者が技術士となるには、技術士登録簿に、氏名、
生年月日、事務所の名称及び所在地、合格した第二次試験の技術部門(前条第一項の規
定により技術士となる資格を有する者にあつては、同項の規定による認定において文部
科学大臣が指定した技術部門)の名称その他文部科学省令で定める事項の登録を受けな
ければならない。
2~3 省 略
●廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則(昭和四十六年九月二十三日厚生省令第
三十五号)(抄)
(技術管理者の資格)
第十七条 法第二十一条第三項 の規定による環境省令で定める資格は、次のとおりと
する。
一 技術士法(昭和五十八年法律第二十五号)第二条第一項 に規定する技術士(化
学部門、水道部門又は衛生工学部門に係る第二次試験に合格した者に限る。)
二 技術士法第二条第一項 に規定する技術士(前号に該当する者を除く。)であつて、
一年以上廃棄物の処理に関する技術上の実務に従事した経験を有するもの
三 第八条の十七第二号イからチまでに掲げる者
四 前三号に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認められる者
2 法第二十一条第三項 の規定による環境省令で定める基準は、前項に定める資格を
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●廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則(昭和四十六年九月二十三日厚生省令第三
十五号)(抄)
(特別管理産業廃棄物管理責任者の資格)
第八条の十七 法第十二条の二第九項 の環境省令で定める資格は、次の各号に定める区
分に従い、それぞれ当該各号に定めるものとする。
一 省 略
二 感染性産業廃棄物以外の特別管理産業廃棄物を生ずる事業場
イ 二年以上法第二十条 に規定する環境衛生指導員の職にあつた者
ロ 学校教育法 に基づく大学(短期大学を除く。ハにおいて同じ。)又は旧大学令に
基づく大学の理学、薬学、工学若しくは農学の課程において衛生工学(旧大学令に
基づく大学にあつては、土木工学。ハにおいて同じ。)若しくは化学工学に関する科
目を修めて卒業した後、二年以上廃棄物の処理に関する技術上の実務に従事した経
験を有する者
ハ 学校教育法 に基づく大学又は旧大学令に基づく大学の理学、薬学、工学、農学若
しくはこれらに相当する課程において衛生工学若しくは化学工学に関する科目以外
の科目を修めて卒業した後、三年以上廃棄物の処理に関する技術上の実務に従事し
た経験を有する者
ニ 学校教育法 に基づく短期大学若しくは高等専門学校又は旧専門学校令に基づく
専門学校の理学、薬学、工学、農学若しくはこれらに相当する課程において衛生工
学(旧専門学校令に基づく専門学校にあつては、土木工学。ホにおいて同じ。)若し
くは化学工学に関する科目を修めて卒業した後、四年以上廃棄物の処理に関する技
術上の実務に従事した経験を有する者
ホ 学校教育法 に基づく短期大学若しくは高等専門学校又は旧専門学校令に基づく
専門学校の理学、薬学、工学、農学若しくはこれらに相当する課程において衛生工
学若しくは化学工学に関する科目以外の科目を修めて卒業した後、五年以上廃棄物
の処理に関する技術上の実務に従事した経験を有する者
ヘ 学校教育法 に基づく高等学校若しくは中等教育学校又は旧中等学校令(昭和十八
年勅令第三十六号 )に基づく中等学校において土木科、化学科若しくはこれらに相
当する学科を修めて卒業した後、六年以上廃棄物の処理に関する技術上の実務に従
事した経験を有する者
ト 学校教育法 に基づく高等学校若しくは中等教育学校又は旧中等学校令に基づく
中等学校において理学、工学、農学に関する科目若しくはこれらに相当する科目を
修めて卒業した後、七年以上廃棄物の処理に関する技術上の実務に従事した経験を
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チ 十年以上廃棄物の処理に関する技術上の実務に従事した経験を有する者
リ イからチまでに掲げる者と同等以上の知識を有すると認められる者
●廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和四十五年十二月二十五日法律第百三十七号)
(抄)
(環境衛生指導員)
第二十条 第十九条第一項及び浄化槽法第五十三条第二項 の規定による立入検査並びに
廃棄物の処理に関する指導の職務を行わせるため、都道府県知事は、環境省令で定める
資格を有する職員のうちから、環境衛生指導員を命ずるものとする。
(立入検査)
第十九条 都道府県知事又は市町村長は、この法律の施行に必要な限度において、その職
員に、事業者、一般廃棄物若しくは産業廃棄物若しくはこれらであることの疑いのある
物の収集、運搬若しくは処分を業とする者その他の関係者の事務所、事業場、車両、船
舶その他の場所、一般廃棄物処理施設若しくは産業廃棄物処理施設のある土地若しくは
建物若しくは第十五条の十七第一項の政令で定める土地に立ち入り、廃棄物若しくは廃
棄物であることの疑いのある物の保管、収集、運搬若しくは処分、一般廃棄物処理施設
若しくは産業廃棄物処理施設の構造若しくは維持管理若しくは同項の政令で定める土地
の状況若しくは指定区域内における土地の形質の変更に関し、帳簿書類その他の物件を
検査させ、又は試験の用に供するのに必要な限度において廃棄物若しくは廃棄物である
ことの疑いのある物を無償で収去させることができる。