平
成
1 6
年
度
御
津
町
病
院
事
業
会
計
決
算
審
査
意
見
書
岡
監
第
2
5
7
号
平 成 17年
8 月
5 日
岡 山 市 長
萩
原
誠
司
様
岡 山 市 監 査 委 員
広
瀬
慶
隆
同
石
川
敬
之
同
伏
見
源 十 郎
同
礒
谷
和
行
平 成 16年 度 御 津 町 病 院 事 業 会 計 決 算 審 査 意 見 に つ い て
地 方 公 営 企 業 法 第 30条 第
2 項 の 規 定 に よ り 審 査 に 付 さ れ た 平 成 16年 度 御 津
町 病 院 事 業 会 計 決 算 及 び 各 証 書 類 そ の 他 関 係 書 類 を 審 査 し た 結 果 , 別 紙 の と
目
次
1
第1
審
査
の
対
象
1
第2
審
査
の
期
間
1
第3
審
査
の
方
法
1
第4
審
査
の
結
果
2
1
業
務
の
概
要
4
2
予算の執行状況
5
3
経
営
成
績
11
4
財
政
状
態
13
資
料
( 注 ) 1 文 中 の 金 額 は , 原 則 と し て 万 円 単 位 で 表 示 し , 端 数 は 切 り 捨 て た 。 こ
の た め 計 数 が 一 致 し な い 場 合 が あ る 。
2 文 中 の 比 率 及 び 各 表 中 の 数 値 は , 原 則 と し て 表 示 の 1 桁 下 位 で 四 捨 五
入 し た 。 こ の た め 計 数 が 一 致 し な い 場 合 が あ る 。
3 文 中 に 用 い る ポ イ ン ト と は , パ ー セ ン テ ー ジ 間 又 は 指 数 間 の 単 純 差 引
平成16年度御津町病院事業会計決算審査意見
第 1 審 査 の 対 象
平 成 16年 度 御 津 町 病 院 事 業 会 計 決 算
第 2 審 査 の 期 間
平 成 17年 6 月 24日 か ら
平 成 17年 7 月 29日 ま で
第 3 審 査 の 方 法
審 査 に 当 た っ て は , 平 成 16年 度 御 津 町 病 院 事 業 決 算 報 告 書 及 び 財 務 諸 表 並 び に 証
書 類 , 事 業 報 告 書 及 び 収 益 費 用 明 細 書 , 固 定 資 産 明 細 書 , 企 業 債 明 細 書 が 関 係 法 令
に 準 拠 し て 作 成 さ れ て い る か , 事 業 の 経 営 成 績 及 び 財 政 状 態 を 適 正 に 表 示 し て い る
か ど う か に つ い て 審 査 す る た め , 関 係 者 か ら の 説 明 を 聴 取 し , 会 計 帳 票 , 証 拠 書 類
と の 照 合 を 行 っ た 。 ま た , 経 営 内 容 の 動 向 把 握 の 参 考 と す る た め 計 数 の 分 析 及 び 年
次 比 較 等 を 行 っ た 。
な お , 合 併 日 以 降 は , 岡 山 市 に 事 業 が 引 き 継 が れ て い る が , 年 次 比 較 に お け る 平
成 16年 度 の 数 値 は , 御 津 町 分 ( 4月 1日 か ら 3月 21日 ま で ) と 岡 山 市 分 ( 3月 22日 か ら
3月 31日 ま で ) の 合 計 値 と し た 。
第 4 審 査 の 結 果
審 査 に 付 さ れ た 決 算 書 類 及 び 決 算 附 属 書 類 は , い ず れ も 関 係 法 令 に 準 拠 し て 作 成
さ れ て い た が , 関 係 諸 帳 簿 等 と 照 合 審 査 の 結 果 , 経 理 の 一 部 に お い て , 不 適 切 な 処
理 が 行 わ れ て い た た め , 審 査 意 見 と し て は 不 適 正 と 言 わ ざ る を 得 な い 。
- 2
-1
業
務
の
概
要
御津町立 金川病院 は,総診 療科数3科,総 病床数60床を有す る御津町 の公立病院 として
地域医療に 貢献して きたが,平成17年 3月同 町と岡山 市の合併 に伴い,平成16年度 御津町
病院事業会 計は平成 17年3月21日 をもって 打ち切ら れ,同月22日岡山市 病院事業会 計に編
入された。
( 1) 業 務 実 績
業務の 実績は, 次のとお りである。(資料 第1参照)
本年度 の入院患 者数及び 外来患者 数は,次 表のとお りである 。
入 院 ・ 外 来 実 績
診療 , ( ) C
区 分
増 減 △
科数 C ( A - B ) B
病 床数 患 者 別 16年度A 15年度 B
%
科 床 人 人 人
御 津 町 分 15, 341 − − −
入院 岡 山 市 分 492 − − −
合 計 15, 833 17, 642 △ 1, 809 △ 10. 3
御 津 町 分 27, 277 − − −
3 60
外 来 岡 山 市 分 797 − − −
合 計 28, 074 32, 414 △ 4, 340 △ 13. 4
御 津 町 分 42, 618 − − −
岡 山 市 分 1, 289 − − −
入院・外来患者数合計
合 計 43, 907 50, 056 △ 6, 149 △ 12. 3
入 院 患 者 数 は 1 年 間 で は 15, 833人 で , 前 年 度 に 比 べ 内 科 で 3, 059人 ( 59. 3% ) 増 加
したが, 外科で4, 868人(39. 0%)減少 したため ,1, 809人(10. 3%)の 減少とな って
い る。 外 来 患 者 数は 1 年 間 で は28, 074人 で, 主 に 外科 で 3, 945人 ( 20. 4% ) ,内 科 で
368人(2. 8%)減 少したた め,4, 340人 (13. 4% )の減少と なってい る。
, , ( ) 。
また 患者 総数は1 年間では 43, 907人 で 6, 149人 12. 3% の 減少とな っている
(資料第 2参 照)
一般病 床利用率 は72. 0% であるが ,平成15年度にお ける自治 体病院の 経営規模 別一
般病床利 用率(全 国平均値 )では50床以上100床 未満は70. 7%となっ ている。
次に, 公的医療 機関とし て積極的 に対応し ている救 急病床等 の業務実 績は次表 のと
おりであ るが,救 急医療の空 床確保の 経費とし て2, 450万円 を一般会 計から繰入 れてい
公的 医療機関 としての救 急病床の 業務実績
16 年 度 15 年 度
病 床 数 患 者 数 病床 利用率 病 床 数 患 者 数 病 床利用率
床 人 % 床 人 %
3 56 5. 3 3 83 7. 6
次 に , 患者 1 人 1 日 当た り 医 業 収 益は 1 年 間 で は12, 361円で , 前 年 度 に比 べ 762円
6. 6% の増加 医業 費用は15, 892円で 前年 度に比べ 1, 332円 9. 1% の増 加とな
( ) , , ( )
っている 。
患者 1 人 1 日当 たり医業 収益及び 医業費用
医 業 収 益 医 業 費 用
, ( ) C , ( ) C
区 分
増 減 △ 増 減 △
C( A- B) B C( A- B) B 16年度A 15年度B 16年度A 15年度B
% %
円 円 円 円 円 円
御 津 町 分 12, 361 − − − 16, 102 − − −
12, 361 11, 599 762 6. 6 15, 892 14, 560 1, 332 9. 1 岡 山 市 分 含 め て 算 定
さらに ,患者1 人1日当 たり診療 収益(計 )は1年 間では11, 273円で ,前年度 に比
べ154円(1. 4%) の増加と なってい る。
患者 1 人 1 日当た り診療収 益
入 院 収 益 外 来 収 益 診 療 収 益 ( 計 )
, ( ) C , ( ) C , ( ) C
区 分 1 6 年 度 A 1 5 年 度 B 1 6 年 度 A 1 5 年 度 B 1 6 年 度 A 1 5 年 度 B
増 減 △ 増 減 △ 増 減 △
C( A- B) B C( A- B) B C( A- B) B
% % %
円 円 円 円 円 円 円 円 円
御 津 町 分 17, 301 − − − 7, 839 − − − 11, 245 − − −
17, 348 18, 031 683 3. 8 7, 847 7, 357 490 6. 7 11, 273 11, 119 154 1. 4 岡山市分含めて算定 △ △
( 2) 建設改 良事業
本年度 の主な建 設改良事 業は,超 音波診断 装置,内 視鏡洗浄 消毒装置 等の購入 であ
- 4
-2
予 算 の 執 行 状 況
( 1) 収益的 収入及び 支出
収益的 収入及び 支出の予 算執行状 況は,次 表のとお りである。(資料 第3−1参 照)
収益 的収入及 び支出の 予算執行 状況
予算額に比し B
区 分 予 算 額 A 決 算 額 B 執行率 増,減(△ )
又は不用額 A
円 円 % 円
収 益 的 収 入 808, 260, 000 617, 369, 484 76. 4 △ 190, 890, 516
収 益 的 支 出 808, 260, 000 690, 318, 860 85. 4 117, 941, 140
, , ,
収益的 収入決算 額6億1, 736万円は 予算額8億826万円 に対し76. 4%の執行 率 また
収益的支 出決算額 6億 9, 031万円は, 予算額8億826万円 に対し85. 4%の執 行率とな って
いる。
主に医 業収益が 予定より 減少した ため,収 入決算額 が予算額 を下回っ ている。
次に, 不用額の 主なもの は医業費 用で,材 料費,給 与費,経 費等が予 定より少 なか
ったため である。
( 2) 資本的 収入及び 支出
資本的 収入及び 支出の予 算執行状 況は,次 表のとお りである。(資料 第3−2参 照)
資 本 的 収 入 及 び 支 出 の 予 算 執 行 状 況
執行率 翌年度への財源繰越 予算額に比し
区 分 予 算 額 A 決 算 額 B B (未収入特定財源) 増,減(△ )
A 又 は 繰 越 額 又 は 不 用 額
円 円 % 円 円
資 本 的 収 入 8, 587, 000 11, 107, 000 129. 3 0 2, 520, 000
資 本 的 支 出 31, 339, 000 22, 293, 593 71. 1 0 9, 045, 407
資本的 収入決算 額1, 110万円 は,予算額858万円 に対し129. 3%の執行 率,また,資本
的支出決 算額2, 229万 円は,予 算額3, 133万円 に対し71. 1%の執 行率とな っている 。
資 本 的 収 支 に お け る 不 足額 の 補 て ん 財源 に つ い て みる と , 資 本 的収 入 額 1, 110万 円
は,資本 的支出額 2, 229万円に 対して1, 118万 円不足す るが,過 年度分損 益勘定留 保資
3
経
営
成
績
( 1) 総 合 成 績
金 川病院 の総 合成 績は ,次 表の とお りで ある。( 資料 第4−1∼ 2及び資料第 9参照 )
総収益は 6億 1, 736万円,総費用は6億9, 031万 円と なっ てい る。 1年 間で は, 総収 益 は6億 3, 335万円で前年度に比べ3, 364万円(5. 0%) の減 収と なっ てい る。 同様 に総 費 用は 7億227万円で前年度に比べ2, 961万円(4. 0%) の減 費と なっ てい る。 その 結果 , 総収支比率は90. 2%(前年度 91. 1%)を示し,6, 891万円 の純 損失 を生 じ,累 積欠 損金 は1億 3, 554万円 に増 加し てい る。
損益(△損失) 利益剰余金
総収支 比率
円 % 円 % 円 円 %
△ 135, 545, 287 133.7 (御津町分) 617, 369, 484
(岡山市分) 15, 984, 584 11, 953, 167 4, 031, 417 △ 72, 949, 376 92.6
△ 135,545,287 90.2
△ 139, 576, 704 89.4
総 合 成 績
16 633,354,068 95.0 702,272,027 96.0 △ 68,917,959 総収益 総費用
金額A 前年度比 金額B 前年度比 A/B
年 度
△ 66, 627, 328 15 667, 001, 506 − −
(△累積欠損金) A−B
91.1 731, 883, 372 △ 64, 881, 866
94.3
1.6 2.4
690, 318, 860
医業収益, 医業費用, 総収益, 総費用の推移
5. 8 5. 4 7. 3 7.0 6. 7 6. 3 7.3 7. 0 3 4 5 6 7 8 9
15
16
(年度)(億円)
医業収益 医業費用 総収益 総費用
- 6 -( 2 ) 経 常 収 益
経常収益 は,6億1, 382万円 である。
1年間で は,経常 収益は6億2, 980万 円で前年 度に比べ5. 6% の減収で あり,科 目別
内 訳は,次 表のとお りである。(資料 第4− 1∼ 2参照 )
経 常 収 益
16年度( 御津町分) 16年度( 岡山市分) 16年度( 合計) 科 目
金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 A 構成比
% % %
円 円 円
医 業 収 益 526, 818, 185 85. 8 15, 919, 106 99. 6 542, 737, 291 86. 2
入 院収 益 265, 409, 692 43. 2 9, 254, 347 57. 9 274, 664, 039 43. 6
外 来収 益 213, 822, 414 34. 8 6, 487, 407 40. 6 220, 309, 821 35. 0
47, 586, 079 7. 8 177, 352 1. 1 47, 763, 431 7. 6 そ の 他 医 業 収 益
医業外収益 87, 006, 078 14. 2 65, 478 0. 4 87, 071, 556 13. 8
46, 077 0. 0 0 0 46, 077 0. 0 受 取 利 息 配 当 金
85, 907, 000 14. 0 0 0 85, 907, 000 13. 6 負 担 金 交 付 金
910, 530 0. 1 65, 478 0. 4 976, 008 0. 2 患 者 外 給 食 収 益
142, 471 0. 0 0 0 142, 471 0. 0 その他医業外収益
合 計 613, 824, 263 100. 0 15, 984, 584 100. 0 629, 808, 847 100. 0
増,減(△ ) C 16年度( 合計) 15 年 度
科 目
C(A−B) B 金 額 A 構成比 金 額 B 構成比
医 業 収 益 542, 737, 291 86. 2 580, 590, 392 87. 0 △ 37, 853, 101 △ 6. 5
入 院収 益 274, 664, 039 43. 6 318, 108, 519 47. 7 △ 43, 444, 480 △ 13. 7
外 来収 益 220, 309, 821 35. 0 238, 474, 999 35. 8 △ 18, 165, 178 △ 7. 6
47, 763, 431 7. 6 24, 006, 874 3. 6 23, 756, 557 99. 0 そ の 他 医 業 収 益
医業外収益 87, 071, 556 13. 8 86, 411, 114 13. 0 660, 442 0. 8
46, 077 0. 0 57, 866 0. 0 △ 11, 789 △ 20. 4 受 取 利 息 配 当 金
85, 907, 000 13. 6 85, 304, 000 12. 8 603, 000 0. 7 負 担 金 交 付 金
976, 008 0. 2 939, 880 0. 1 36, 128 3. 8 患 者 外 給 食 収 益
142, 471 0. 0 109, 368 0. 0 33, 103 30. 3 その他医業外収益
合 計 629, 808, 847 100. 0 667, 001, 506 100. 0 △ 37, 192, 659 △ 5. 6
経常収益は,前年度に比べ3, 719万円(5. 6%)の減収となっている。これは,医業外
( ) , ( ) 。
収益が66万円 0. 8% 増加したが 医業収益が3, 785万円 6. 5% 減少したためである
ア 入院収 益
入院収 益は,2億7, 466万 円で,前 年度に比 べ4, 344万円( 13. 7%) の減収と なっ
ている。
これは,入院患者 数が10. 3%減少し たことに 加え,患 者1人1 日当たりの 診療収
益が3. 8%減少 したため である。
イ 外来収 益
外来収 益は,2億 2, 030万円で,前年 度に比べ 1, 816万円(7. 6%)の減収と なって
いる。
これは ,患者1 人1日当 たりの診 療収益は 6. 7% 増加した が,外来 患者数が 13. 4
%減少し たためで ある。
ウ その他 医業収益
その他 医業収益 は,4, 776万円で,前年 度に比べ 2, 375万円(99. 0%)の増 収とな
っている 。これは 主に,負 担金交付 金が2, 450万円 皆増した ためであ る。
エ 一般会 計負担金
一般会 計負担金 の状況は ,次のと おりであ る。(資 料第8参照)
医業収 益に含ま れる一般 会計負担 金は,2, 450万 円で,前 年度に比 べ皆増と なっ
ている。 これは, 救急医療 の確保に 要する経 費に対する 負担金が 2, 450万円皆 増し
たためである。
医 業 外 収 益 に 含 ま れ る 一 般 会 計 負 担 金 は , 8, 590万 円 で , 前 年 度 に 比 べ 60万 円
(0. 7%)の増 収となっ ている。
また,資本 的収入に 含まれる 他会計負 担金は,858万円で,前年度に 比べ494万円
136. 0% の 増収とな っている こ れは主に 建設 改良費に 対する負 担金が405万
( ) 。 ,
円皆増し たためで ある。
なお,平成15年度 決算にお いては,救急医療 の確保に 要する経 費に対する 負担金
4, 090万円が医 業外収益 の負担金 交付金へ 計上され ていたた め,上記 記述とな って
- 8 -( 3) 経 常 費 用
経常費 用は,6億8, 843万 円である 。1年間では 7億38万円で, 前年度に 比べ4. 3%の
減費であ り,科目 別内訳は ,次表の とおりで ある。( 資料第4−1∼2参照)
経 常 費 用
16年度(御津町分) 16年度(岡山市分) 16年度(合計)
科 目
金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 A 構成比
% % %
円 円 円
医 業 費 用 686, 237, 030 99. 7 11, 550, 872 96. 6 697, 787, 902 99. 6
給 与 費 438, 534, 604 63. 7 6, 369, 202 53. 3 444, 903, 806 63. 5
材 料 費 165, 995, 462 24. 1 1, 877, 532 15. 7 167, 872, 994 24. 0
8. 7 9. 0
経 費 60, 172, 862 2, 707, 924 22. 7 62, 880, 786
減価償却費 20, 432, 234 3. 0 575, 556 4. 8 21, 007, 790 3. 0
0 0
資産減耗費 0 0 0 0
0. 2 0. 2 0. 2
研究研修費 1, 101, 868 20, 658 1, 122, 526
0. 3 0. 4
医 業 外 費 用 2, 198, 973 402, 295 3. 4 2, 601, 268
合 計 688, 436, 003 100. 0 11, 953, 167 100. 0 700, 389, 170 100. 0
増,減(△ ) C 16年度(合計) 15 年 度
科 目
金 額 A 構成比 金 額 B 構成比 C(A−B) B
% % %
円 円 円
医 業 費 用 697, 787, 902 99. 6 728, 796, 191 99. 6 △ 31, 008, 289 △ 4. 3
給 与 費 444, 903, 806 63. 5 439, 715, 483 60. 1 5, 188, 323 1. 2
材 料 費 167, 872, 994 24. 0 186, 192, 034 25. 4 △ 18, 319, 040 △ 9. 8
経 費 62, 880, 786 9. 0 72, 949, 618 10. 0 △ 10, 068, 832 △ 13. 8
減価償却費 21, 007, 790 3. 0 28, 534, 875 3. 9 △ 7, 527, 085 △ 26. 4
資産減耗費 0 0 11, 499 0. 0 △ 11, 499 △ 100. 0
研究研修費 1, 122, 526 0. 2 1, 392, 682 0. 2 △ 270, 156 △ 19. 4
医 業 外 費 用 2, 601, 268 0. 4 3, 087, 181 0. 4 △ 485, 913 △ 15. 7
経常費 用は前年 度に比べ 3, 149万円 ( 4. 3% ) の減費 となって いる。これ は,医業 費
用が3, 100万 円(4. 3%),医業外 費用が48万 円 ( 15. 7%)減少 したため である。
経常費 用に関し ては,ほぼ すべての 科目にわ たって支 出負担行 為がなさ れていな い
ため,必要不 可欠な支 出であっ たか審査 できなか った。また,入札書,見 積書も存 在
していな いため,一般(指 名)競争入札,見積 合わせに よる競争 原理の働 く経営で あ
ったか不 明で企業 の経済性 を発揮し たかどう か審査で きなかっ た。
支出命 令,支払伝票 も存在し ないが,請求 書,領 収書,レシー トが存在 する分野 を
審査した ところ,岡 山市と取扱 の異なる もの,領収書 に不備の あるもの,科目が適 切
でないも のなど不 適切なも のが認め られた。
主な科 目の増減 状況は, 次のとお りである 。
ア 給与 費
, ( ) 。
給与 費は4億4, 490万円 で 前年度に 比べ518万円 1. 2% の増費 となって いる
給与 費の対医 業収益比 率でみる と,82. 0%で6. 3ポイン ト上昇し ている。
なお,参考ま でに平成15年度にお ける自治 体病院の 経営規模 別の給与 費対医業 収
益比率 (全国平 均値)を みると, 50床以上 100床未満の赤 字病院で は62. 6% となっ
ている。(資 料第5参照)
イ 材料 費
, ) 。
材料 費は1億6, 787万円 で 前年度 に比べ1, 831万 円( 9. 8% の減費と なってい る
材料 費の80. 8%を占め ている薬 品費の使 用効率は 121. 2%で前年 度と同様 であ
る。
ウ 経費
経費 は6, 288万円 で,前年度に比 べ1, 006万円(13. 8%)の減費と なってい る。こ
れは主 に,委託 料が減少 したため である。
エ 減価 償却費
, ( ) 。
減価 償却費は 2, 100万円で 前 年度に比 べ752万円 26. 4% の減費と なってい る
オ 医業 外費用
- 10 -( 4) 経 営 成 績
ア 医業 収支
主た る医業活 動の損益 を示す医 業損益は ,医業収 益が5億2, 681万円 ,医業費 用が
6億8, 623万円で ,差し引 き1億5, 941万円の 医業損失 となり, また,医 業収益と 医業
費用を 対比し, 業務活動 の能率を 示す医業 収支比率 は76. 8% となって いる。
, , , ,
1年 間では 医 業損益は 医 業収益が5億4, 273万 円 医業費用 が6億9, 778万円で
差 し 引 き 1億 5, 505万 円 の 医 業 損 失 と な り , 前 年 度 の 医 業 損 失 1億 4, 820万 円 に 比 べ
684万円( 4. 6% )の損失 増加とな っている。(資料 第4−1∼ 2参 照)
また,医業収 支比率は,前年度の 79. 7%よ り1. 9ポイン ト低下し て77. 8%と なって
いる。(資料 第9参 照)
イ 経常 収支
経常 的な損益 を示す経 常損益は,経常収益 が医業収 益に医業 外収益8, 700万 円を加
えた6億1, 382万 円,経常費 用が医業 費用に医 業外費用 219万円を加 えた6億8, 843万円
で,差し引 き7, 461万円 の経常損失 となり,また,経 常収益と 経常費用 を対比し,経
常的な 収益と費 用の関連 を示す経 常収支比 率は89. 2%となっ ている。
1年 間では,経常 損益は,経常 収益が6億2, 980万 円,経 常費用が 7億 38万円で,差
し 引 き 7, 058万 円 の 経 常 損 失 と な り , 前 年 度 の 経 常 損 失 6, 488万 円 に 比 べ 569万 円
(8. 8%) の損失増 加となっ ている。(資料第 4−1∼2参照)
また,経常収 支比率は,前年度の 91. 1%よ り0. 2ポイン ト低下し て89. 9%と なって
4
財
政
状
態
( 1) 資 産
平成17年3月21日現 在の資産 の総額は 3億5, 387万円となっ ている。年度末の資 産の総
額は3億7, 045万円 で,前 年度末に 比べ9, 711万円(20. 8%)減 少してい る。(資料第 7−
1∼ 2参照 )
ア 固定 資産
平成 17年3月21日 現在の固 定資産は 2億37万円とな っている 。年度末 の固定資 産は
1億9, 979万円で ,前年度 末に比べ 725万円(3. 5%) 減少して いる。こ のうち, 建物
は 1億 3, 039万 円 で , 過 年 度 修 正 で 152万 円 償 却 額 が 減 少 し た が , 減 価 償 却 に よ り
1, 357万 円 減 少 し た た め , 1, 204万 円 ( 8. 5% ) 減 少 し て い る 。 ま た , 器 械 備 品 は
6, 124万円 で,減価 償却によ り743万円減少 したが, 過年度修 正で89万 円償却額 が減
少 し , 超 音 波 診 断 装 置 等の 器 械 備 品 購入 に よ り 1, 095万 円増 加 し た た め, 差 し 引 き
441万円( 7. 8% )増加し ている。
イ 流動 資産
平成 17年3月21日 現在の流 動資産は 1億5, 349万円となっ ている。年度末の流 動資産
, ( ) 。 ,
は1億7, 065万円 で 前 年度末に比 べ8, 985万円 34. 5% 減少し ている これは 主に
( ), ( ) 。
現金預 金が8, 152万 円 48. 6% 未 収金が1, 141万 円 12. 8% 減少し たためで ある
未収 金の年度 末現在高 は,7, 746万 円である 。これは主 に,平成 17年2, 3月分 の診
療報酬 請求に係 る医業未 収金で, 翌年度に 収入され るもので ある。
( 2) 負 債
平成17年3月21日現 在の負債 は流動負 債のみで 2, 675万円とな っている 。年度末 も同
様で流動 負債は3, 931万円で, 前年度末 に比べ2, 796万 円(41. 6%)減少 している 。
これは 主に,未 払金が2, 809万円(43. 5%)減 少したため である。 (資料第 7− 1∼2
参照)
( 3) 資 本
資 本 は 資 本 金 と 剰 余 金 に よ り 構 成 さ れ て お り , 平 成 17年 3月 21日 現 在 の 資 本 は 3億
2, 711万円と なってい る。年度 末の資本 は3億 3, 114万円で, 前年度末 に比べ6, 914万円
(17. 3% )減少し ている。(資料 第7− 1∼2参照 )
ア 資本金
平成17年3月21日現在の資本金は2億3, 238万円となっている。年度末の資本金も同額で,
前年度末に比べ1, 133万円(4. 7%)減少している。これは,企業債の償還により借入資本金
- 12 -なお,企業債の状況は,次表のとおりである。
企 業 債 残 高
(単位 円)
区 分 16年度 15年度
金 川 病 院 4, 571, 716 15, 910, 359
合 計 4, 571, 716 15, 910, 359
イ 剰余 金
平 成 17年 3月 21日 現 在 の 剰 余 金 は 9, 472万 円 と な っ て い る 。 年 度 末 の 剰 余 金 は
9, 875万円 で,前年 度末に比 べ5, 781万円( 36. 9%) 減少して いる。
平成 17年3月21日 現在の累 積欠損金(当年度未 処理欠損 金)は1億3, 957万円 となっ
ている 。年度末 の累積欠 損金(当 年度未処 理欠損金 )は1億3, 554万円 で,前年 度末
に比べ 6, 891万円( 103. 4%)増加 となって いる。こ の増加分 は,平成 16年度1 年間
での純 損失であ る。
( 4) 構成比 率及び財 務比率
構成比 率及び財 務比率の 状況は, 次表のと おりであ る。(資 料第9参照)
(単位 %) 構 成 比 率 及 び 財 務 比 率
分 析 項 目 区 分 比 率
構 平成17年3月21日現在 91. 1
自 己 資 本 構 成 比 率
自 己 資 本 金 剰 余 金
成 +
×100 比
率 平成17年3月31日現在 88. 2
総 資 本 ( 負 債 資 本 合 計 )
(比率は大きいほどよい)
平成17年3月21日現在 573. 7
流 動 比 率
流 動 資 産 × 100
平成17年3月31日現在 434. 1 財
流 動 負 債
(理想比率200%以上)
平成17年3月21日現在 558. 7
務 当 座 比 率
現 金 預 金 + 未 収 金
× 100
平成17年3月31日現在 416. 5 比
流 動 負 債
(理想比率100%以上)
平成17年3月21日現在 61. 3 率 固定資産対長期資本比率
固定資産
× 100
平成17年3月31日現在 60. 3 資本金+剰余金+固定負債