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良質で安全で安心できる精神医療を提供することを使命とする 3. 専門研修プログラムの特徴金沢大学神経精神医学教室は 2009 年に開設 100 周年を迎えた歴史ある精神医学教室です 古くからてんかんや睡眠 脳画像に関する研究を初め 臨床から研究に至る幅広い領域において精神医学の発展に大きな功績を残し

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精神科領域専門医研修プログラム

■ 専門研修プログラム名: 金沢大学附属病院連携施設 精神科専門医研修プログラム ■ プログラム担当者氏名: 長澤 達也 住 所:〒920- 8640 金沢市宝町13-1 A 棟 3 階 電話番号:076 - 265 - 2307 F A X:076 - 234 - 4254 E - m a i l:nagasawa-psy @umin.ac.jp ■ 専攻医の募集人数:( 10 )人 ■ 応募方法:

履歴書を下記宛先に簡易書留もしくはe-mail に暗号化した PDF file もしくは word file を 添付して送付の上、面接申し込み行う。(設定したパスワードはFAX・郵便のいずれかにて下記 宛先へ御連絡ください)。 宛先:〒920 -8640 石川県金沢市宝町13-1A 棟3階 医局長室 長澤 達也 TEL:076-265-2307 FAX:076-234-4254 担当者:長澤 達也(医局長) ■ 採用判定方法: 科長・医局長が履歴書記載内容と面接結果に基づき厳正な審査を行い、採用の適否を判断 する。 I 専門研修の理念と使命 1. 専門研修プログラムの理念(全プログラム共通項目) 精神科領域専門医制度は、精神医学および精神科医療の進歩に応じて、精神科 医の態度・技能・知識を高め、すぐれた精神科専門医を育成し、生涯にわたる 相互研鑽を図ることにより精神科医療、精神保健の向上と社会福祉に貢献し、 もって国民の信頼にこたえることを理念とする。 2. 使命(全プログラム共通項目) 患者の人権を尊重し、精神・身体・社会・倫理の各面を総合的に考慮して診断・ 治療する態度を涵養し、近接領域の診療科や医療スタッフと協力して、国民に

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2 良質で安全で安心できる精神医療を提供することを使命とする。 3. 専門研修プログラムの特徴 金沢大学神経精神医学教室は2009 年に開設 100 周年を迎えた歴史ある精神医学教室 です。古くからてんかんや睡眠、脳画像に関する研究を初め、臨床から研究に至る幅広 い領域において精神医学の発展に大きな功績を残し、現在も北陸地区はもとより日本の 精神医療を牽引する存在として、医局出身者は幅広い領域で活躍しています。 本プログラムは精神科領域では北陸地区最大の指導医数(68 名)を有し、高い専門性 及び多様性を特徴とします。その基幹病院となる金沢大学神経科精神科は、精神科とし て閉鎖病棟28 床、開放病棟 18 床、さらに一般病棟に神経科として 4 床の計 50 床のベ ッドを有し、不穏を呈する急性の精神疾患から不眠症などのソフトな神経症患者様まで 幅広く対応することが可能となっています。また、隔離室、観察室も十分なスペースを 確保し、隔離室を含めた全ベッドに医療ガス配管も行い、難治例、身体合併症例などほ とんどのケースに対応しています。特に心身症や摂食障害・強迫性障害などには認知行 動療法を取り入れ,薬物・精神療法を補完しています。 児童精神医学においては、平成 20 年度より子どものこころの診療科が独立し専門性 を強化しました。また、総合病院であることからリエゾン精神医学に力をいれ意識障害 や認知障害による行動障害の治療のために迅速な対応を行い、急性薬物中毒もICU と協 力して治療を行っています。 その他、睡眠時無呼吸症候群や診断困難なてんかん性突発波をとらえるための脳波記 録装置を持ち,睡眠障害の診断治療のためのスタッフがいます。 また、精神科救急医療システムの輪番病院を担当する傍ら、県に2 か所しかないスー パー救急病棟(精神科救急入院料病棟)を持つ県立高松病院および松原病院との連携や、 修正型電気痙攣療法を行える総合病院精神科の国立病院機構金沢医療センター、松任石 川中央病院、あるいは富山県西部エリアの総合病院精神科である高岡市民病院と市立砺 波総合病院、老年精神医学会認定施設および医療観察法病床を有する国立病院機構北陸 病院等、石川県と富山県西部エリアの主要医療機関を連携施設としています。専攻医は これら特徴ある施設を組み合わせてローテートすることで研鑽を積み、臨床精神科医と しての実力を向上させつつ、専門医を獲得することが可能です。 さらに、地域精神医療として能登地域の能登総合病院、南加賀地域の小松市民病院と の連携も行っています。その他にも石川中央、南加賀、富山県西部の砺波・高岡医療圏 のほぼ全ての単科精神科病院とも連携しており、希望に応じてこれらの施設での研修を 行うことにより、さらに幅広い知識と経験を習得することが可能です。また、本学神経 内科などと合同で文部科学省による北陸認知症プロフェッショナル医養成プランにも 参加していますので、最新の認知症治療カンファレンスや学術講演も受講できます。 専攻医は入院患者の主治医となり、屋根瓦式教育体制による教員の指導を受けながら、 看護、心理、リハビリテーション、精神保健福祉士などの各領域とチームを組み、各種 精神疾患に対し生物学的検査・心理検査を行い、薬物療法、精神療法、修正型電気療法

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3 などの治療を柔軟に組み合わせ最善の治療を行っていきます。研修の過程でほとんどの 精神疾患、治療についての基礎的な知識を身につけることが可能で精神保健指定医の取 得、また大学院に入学していただければ学位の取得も可能です。 研究活動においては、患者様の利益となるよう、得られた成果を診療に反映させるこ とを第1に目指しています。近年では、東京大学、福井大学、浜松医大と協力して自閉 症に対しての医師主導型の臨床治験も行っています。 また、大阪大学工学部と協力して認知発達ロボティクスを利用した乳幼児から児童・ 思春期の発達研究や、さらに理化学研究所との分子遺伝学的共同研究、ピッツバーグ大 学と共同での神経病理学的共同研究、千葉大と協力しての認知行動療法研究など研究ア プローチも多岐に亘っています。 日本てんかん学会賞,日本老年精神医学会特別奨励賞、日本総合病院精神医学会優秀 賞などを受賞した研究実績があり,生物学的精神医学の分野で英文学術雑誌での多くの 研究報告があります。 高い水準の精神科医療を継続して提供するためには、優秀な次世代の精神科医の養成 が不可欠です。そのためには、専門医研修プログラムには若い精神科医に臨床教育の機 会と同時に学術的活動の可能性も提供し、科学的思考法を涵養していただきたいと考え ています。研修プログラムでは、さらに将来設立が予想されるサブスペシャリティ(児 童精神医学、認知症、てんかんなど)コースへの橋渡しも重要となります。金沢大学神 経科精神科の専門医プログラムはこれらの条件を十分に満たしており、前途ある若い精 神科医に専門医を取得するまで懇切丁寧な指導を行うことで臨床医としての質と将来 を保障し、精神医学と精神医療の協調的発展を共に目指します。本プログラムは同時に、 各専攻医の医師としてのキャリアアップや人生設計のニーズに合わせたフレキシブル な運用を目指し、多様なコースを準備しております。男女を問わず、大学院進学あるい は産休や育休・介護等に応じた柔軟なプログラム適応も可能です。 II. 専門研修施設群と研修プログラム 1. プログラム全体の指導医数・症例数 ■ プログラム全体の指導医数: 68 人 ■ 昨年一年間のプログラム施設全体の症例数 疾患 外来患者数(年間) 入院患者数(年間) F0 4138 1866 F1 661 239 F2 5680 2865 F3 8795 1378

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4 F4 4736 306 F5 452 61 F6 138 29 F7 648 116 F8 483 67 F9 190 19 その他 2193 169 2. 連携施設名と各施設の特徴 A 研修基幹施設 ・施設名:金沢大学附属病院 ・施設形態:公的病院 ・院長名:蒲田敏文 ・プログラム統括責任者氏名:三邉義雄 ・指導責任者氏名:三邉義雄 ・指導医人数:( 9 )人 ・精神科病床数:( 46 )床 ・疾患別入院数・外来数(年間) 疾患 外来患者数(年間) 入院患者数(年間) F0 270 14 F1 68 8 F2 392 45 F3 738 86 F4 536 33 F5(F50 ) 198(40) 15(9) F6 24 0

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5 F7 86 0 F8 124 5 F9 54 1 その他 290 7 ・施設としての特徴(扱う疾患の特徴等) 当院は 792 床を有する大規模な病院であり、精神科として閉鎖病棟 28 床、 開放病棟18 床、さらに一般病棟に神経科として 4 床の計 50 床のベッドを有 し、不穏を呈する急性の精神疾患から不眠症などのソフトな神経症患者様ま で幅広く対応することが可能な病棟を有している。総合病院精神科として、 難治性の症例も含め統合失調症(F2)、気分障害(F3)、神経症性障害(F4) などの治療にあたっている。また思春期症例、認知症、身体合併症治療、リ エゾン・コンサルテーションなど精神科臨床を幅広く経験できることも特徴 である。認知行動療法の習得にも力を注いでおり、摂食障害にはクリニカル パスを用いた治療や強迫性障害の認知行動療法のための多職種カンファレン ス、器質性精神障害のための脳外科・神経内科との合同カンファレンスも定 期的に開催している。 B 研修連携施設 ① 施設名:石川県立高松病院 ・施設形態:公的単科精神科病院 ・院長名:北村 立 ・指導責任者氏名:木谷 知一 ・指導医人数:( 6 )人 ・精神科病床数:( 400 )床 ・疾患別入院数・外来数(年間) 疾患 外来患者数(年間) 入院患者数(年間) F0 1030 299

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6 ・施設としての特徴(扱う疾患の特徴等) 精神保健福祉法の設置義務に基づく県立単科精神科病院である。スーパー救 急病棟では、思春期、青年期症例から認知症高齢者まで幅広い年齢層と、統合 失調症、気分障害、物質関連障害、神経発達障害など広範な疾患の救急事例、 措置症例をカバーしている。そのため、精神保健指定医や専門医を取得するた めの症例を豊富に経験できる。 また高齢者・認知症に対応した急性期治療病棟と認知症疾患治療病棟を有し、 認知症疾患医療センターを設置している。訪問診療、訪問看護などのアウトリ ーチ活動も積極的に行い、地域の支援機関(地域包括支援センター、訪問看護 ステーション)と連携し、高齢化社会のニーズに迅速に対応できる体制をとっ ている。また当院は日本老年精神学会と日本認知症学会の認定研修施設である。 アルコール病棟において認知行動療法を中心とするアルコール依存症治療プ ログラムを実施している。 年間10 数例の刑事責任能力鑑定、後見人鑑定、および医療観察法鑑定を行っ ている。 多くのコメディカルスタッフが勤務しており、多職種チーム医療を実践し、 作業療法、集団・個人認知行動療法、生活技能訓練(SST)などの心理社会的 療法を実施している。 精神科デイケア、ショートケア(大規模)施設も併設し、心理社会的療法を 提供するほかに、復職支援プログラム(リワークプログラム)を実施している。 一般精神科の他に、高齢者、児童青年期など専門外来を開設しており、外来 でも豊富な症例を経験できる。 F1 100 30 F2 493 237 F3 658 190 F4 163 11 F5 4 0 F6 5 1 F7 67 19 F8 87 30 F9 8 2 その他 82 12

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7 和洋の専門誌を取りそろえ、抄読会、症例検討会を定期的に開催している。 研究活動は盛んであり、医師のみならず、すべてのコメディカルスタッフが活 発な学会発表や投稿活動を実践している。 ② 施設名:公立松任石川中央病院 ・施設形態:公的総合病院 ・院長名:卜部健 ・指導責任者氏名:加賀良康武 ・指導医人数:( 2 )人 ・精神科病床数:( 30 )床 ・疾患別入院数・外来数(年間) 疾患 外来患者数(年間) 入院患者数(年間) F0 86 20 F1 14 3 F2 133 37 F3 962 57 F4 141 16 F5 5 2 F6 1 0 F7 26 1 F8 9 1 F9 6 0 その他 14 1 総 計 1397 138 ・施設としての特徴(扱う疾患の特徴等) 当院は、石川中央医療圏に位置する公的総合病院である。総病床は 305 床 あり、内精神科病床は 30 床となっている。精神科は、3 名の医師(内精神保健

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8 指定医 2 名)が担当しており、精神科領域全般を対象として診療を行っている。 また、総合病院にある精神科として、リエゾン・コンサルテーション活動にも 力を入れている。病棟は閉鎖病棟であり、入院症例はうつ病などの気分障害が 主である。その他にも地域の単科精神科病院入院患者の身体合併症例や、一般 身体科入院患者の精神疾患合併症例の受け入れにも力を入れている。麻酔科と 共同して修整型電気けいれん療法も実施している。また精神科デイケア(小規 模)、精神科訪問看護も行っている。 ③ 施設名:独立行政法人国立病院機構 金沢医療センター ・施設形態:公的総合病院 ・院長名:鵜浦雅志 ・指導責任者氏名:坂井尚登 ・指導医人数:( 2 )人 ・精神科病床数:( 42 )床 ・疾患別入院数・外来数(年間) 疾患 外来患者数(年間) 入院患者数(年間) F0 112 55 F1 21 13 F2 368 97 F3 670 158 F4 325 19 F5 12 2 F6 5 0 F7 8 1 F8 6 0 F9 5 1 その他 59 0

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9 総 計 1591 346 ・施設としての特徴(扱う疾患の特徴等) 当科は一般科512 病床 精神科 42 病床の総合病院精神科である。閉鎖病棟である ため精神科救急が必要な症例にも対応している。疾患別では認知症、統合失調症、気 分障害が多く、この他にも摂食障害や神経症性障害など精神科医に必要な症例を外来、 入院を通して幅広く経験することができる。また、総合病院として身体合併症も多く 受け入れており、内科、外科一般の疾患に加え、脳炎、神経難病や、妊産婦対応など 精神科へのニーズが高い他科疾患合併症に関し専門的知識、技能を習得することがで きる。このように他科のスタッフを含めた多職種でのチーム医療、個別的かつ総合的 医療をおこなうため、精神科だけの枠のとらわれない視野を持つことが可能である。 この他、難治性統合失調症に対するクロザリル治療、難治性気分障害に対する修正型 性電気けいれん療法も実施している。 ④ 施設名:社会医療法人財団松原愛育会松原病院 ・施設形態:民間病院 ・院長名:松原三郎 ・指導責任者氏名:松原三郎 ・指導医人数:( 10)人 ・精神科病床数:( 425 )床 ・疾患別入院数・外来数(年間) 疾患 外来患者数(年間) 入院患者数(年間) F0 749 295 F1 252 104 F2 1,030 403 F3 859 180 F4 435 64 F5 24 4 F6 44 12

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10 F7 51 5 F8 55 4 F9 37 5 その他 484 33 ・施設としての特徴(扱う疾患の特徴等) 都市型の単科精神科病院であり、急性期治療病棟を中心とした入院精神科医 療全 般について学ぶことができる。青年期から老年期、身体合併症など、対 象としている疾患は多岐に及んでいる。入院症例は認知症、統合失調症、気分 障害、物質依存 など精神科医として最低限知っておかなければならない疾患 についてカバーしている。また、医療観察法指定通院医療機関でもある。当院 の診療内容は多機能に渡り精神科における一般的な疾患についての知識や基 本的技能、薬物 療法、行動制限の手順など基礎的な技能と法的な知識を学ぶ ことができる。内科病棟を併設しており内科的な身体管理も内科医の指導のも とに行われている。 併設施設等:応急指定、精神科救急入院料病棟、精神科作業療法、重度認知 症患者 デイケア、精神科デイケア、精神科デイナイトケア、 精神科救急輪番、医療観察法指定通院医療機関、訪問看護ステ ーション、障害者総合支援法関連施設(就労支援施設、共同住 居、相談支援事業所)地域活動支援センター、地域包括支援セ ンター。 ⑤ 施設名:医療法人社団浅ノ川 桜ヶ丘病院 ・施設形態:民間病院 ・院長名:岩崎真三 ・指導責任者氏名:林眞弘 ・指導医人数:( 4 )人 ・精神科病床数:( 500 )床 ・疾患別入院数・外来数(年間) 疾患 外来患者数(年間) 入院患者数(年間) F0 71 252

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11 F1 2 10 F2 241 228 F3 108 27 F4 78 10 F5 1 1 F6 2 0 F7 8 15 F8 1 0 F9 2 1 その他 290 8 総 計 804 552 ・施設としての特徴(扱う疾患の特徴等) 当病院は、昭和 35 年に開設した浅ノ川病院グループに属する 500 床の単科精神科病院で、石 川県金沢市の北東部に位置し、主に金沢市周辺、能登地区、富山県呉西地区の精神疾患患者 の地域医療に貢献している。精神一般:214 床(身体合併症治療:94 床を含む)、精神療養:176 床、認知症治療:110 床の病棟を有し、作業療法士(OT)、理学療法士(PT)、言語聴覚士(ST)な どの専門スタッフによる精神科リハビリテーションに力を注ぎ、退院支援を促進するとともに、病 院敷地内に開設しているグループホームへの入所、また在宅患者のデイケア・デイナイトケアへ の通所や訪問看護の提供など、社会復帰活動や地域支援事業も充実している。 精神疾患全般を取り扱い、外来では特にうつ病と認知症の専門外来を有し、病棟では主に統 合失調症、うつ病を中心とした感情障害、老年期認知症の入院患者が占める。 措置入院患者も積極的に受け入れている。また、認知症疾患医療センターに準じた病院にも指 定されており、認知症サポート医、日本老年精神医学会専門医、日本認知症学会専門医が在籍 し、老年期認知症の鑑別、診断、治療なども得意分野である。 ⑥ 施設名:加賀こころの病院 ・施設形態:民間病院 ・院長名:地引 逸亀 ・指導責任者氏名:地引 逸亀

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12 ・指導医人数:( 3 )人 ・精神科病床数:( 207 )床 ・疾患別入院数・外来数(年間) 疾患 外来患者数(実人数) 入院患者数(実人数) F0 311 135 F1 28 8 F2 275 131 F3 397 87 F4 390 24 F5 69 0 F6 11 2 F7 32 7 F8 7 2 F9 2 1 その他 44 8 総 計 1566 405 ・施設としての特徴(扱う疾患の特徴等) 当院は、石川県の加賀市にある精神科単科病院です。外来患者は1 日約 90 名、病床数は 精神科207 床で、精神科急性期治療病棟 37 床、精神療養病棟 79 床、認知症治療病棟 46 床、精神病床入院基本料15:1 入院基本料 45 床の編成です。 開業以来約 50 年、加賀市唯一の精神科病院として加賀市とその周辺地域の精神科医療を 担っており、地域に根ざした精神科病院として急性期から慢性期まで、児童から高齢者ま で、様々な精神疾患の診療をしています。ICD-10 分類では F3、F0、F4、F2 で大半を占 めていますが、それ以外の疾患の診療も行っています。 地域移行にも力を入れており、障害者グループホームの運営や精神科デイケア、デイナイ トケア、ショートケア、精神科訪問看護の実施をしています。また関連法人が運営する介 護・福祉サービスとの積極的な連携も図っています。 ⑦ 施設名:医療法人社団 澄鈴会 粟津神経サナトリウム ・施設形態:民間病院 ・院長名:小林克治 ・指導責任者氏名:浦田克己 ・指導医人数:( 2 )人

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13 ・精神科病床数:( 263 )床 ・疾患別入院数・外来数(年間) 疾患 外来患者数(年間) 入院患者数(年間) F0 282 147 F1 12 3 F2 343 177 F3 906 58 F4 466 11 F5 4 0 F6 3 0 F7 56 7 F8 41 0 F9 18 1 その他 98 5 総 計 2229 409 ・施設としての特徴(扱う疾患の特徴等) 昭和28 年に創立された単科精神科病院です。最近は認知症患者が増加し、受診者の約 1 割を 占めます。また気分障害の患者が外来では最も多く受診者の 4 割です。統合失調症圏の患者 は徐々に減少し受診者の 2 割弱になりました。地域で診療しているためにご家族が一緒にか かっていることも珍しくありません。精神疾患の啓発活動にも力を入れており、秋山理事長 の講演を聴いた不登校や引きこもりの思春期患者も多い。不登校の子供が受診し、その後に お母さんがうつ病でかかるようになり、おばあちゃんがせん妄で入院ということはよくあり、 「祖母は昔うつ病を患ったことがあり、寝言がひどかった」という話しを聞けば診断がすぐ 分かることもあります。精神疾患の遺伝を目のあたりにします。治療として、電気けいれん 療法にも力を入れており、外来でも行っています。年間患者数は外来 2229 名、入院が 409 名です。認知症などの器質性疾患F0 が外来 282 名/入院 147 名、統合失調症圏 F2 が外来 343 名/入院 177 名、気分障害圏 F3 が外来 906 名/入院 58 名、F4 の神経症圏が外来 466 名/入院 11 名です。統合失調症と認知症の患者は入院、気分障害圏は外来で診ています。毎週月曜日

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14 には 1 週間の外来入院患者の簡単な紹介や文献抄読を行っています。月1回の診療会議を通 してチーム医療を体験することもできます。脳波検査は最新のデジタル記録装置があり、学 会発表にも便利です。家庭的な雰囲気の病院で、是非研修にいらして下さい。 ⑧ 施設名:社会福祉法人 金沢市民生協会 ときわ病院 ・施設形態:民間病院 ・院長名:炭谷信行 ・指導責任者氏名:中本 理和 ・指導医人数:( 4 )人 ・精神科病床数:( 268 )床 ・疾患別入院数・外来数(年間) 疾患 外来患者数(年間) 入院患者数(年間) F0 166 59 F1 27 5 F2 415 268 F3 429 65 F4 210 9 F5 7 1 F6 5 4 F7 54 15 F8 76 12 F9 9 0 その他 51 16 総 計 1449 454 ・施設としての特徴(扱う疾患の特徴等) 当院は268 床の精神科病院である。社会福祉法人立であり無料低額診療事業を行っている。 5 つの病棟で種々の精神科疾患の急性期治療から慢性期のリハビリテーションおよび認知

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15 症治療を行っている。クロザピンの登録医療機関であり、治療抵抗性統合失調症に対する 治療を行っている。高齢者の精神科疾患治療に関して、「シニアの精神科症例検討会」を開 催し、地域の医療関係者や介護関係者と連携している。 ⑨ 施設名:医療法人社団 光風会 結城病院 ・施設形態:民間病院 ・院長名:結城正名 ・指導責任者氏名:結城正名 ・指導医人数:( 1 )人 ・精神科病床数:( 171 )床 ・疾患別入院数・外来数(年間) 疾患 外来患者数(年間) 入院患者数(年間) F0 6 3 F1 0 0 F2 109 113 F3 190 8 F4 32 4 F5 0 0 F6 1 2 F7 0 1 F8 0 0 F9 0 0 その他 0 0 総 計 338 131 ・施設としての特徴(扱う疾患の特徴等) 金沢市内の市街地に立地しており、利便性が高い。半面、自宅から通院される方が多 いため、居住型の施設等を有さずに外来治療と入院治療で患者様を治療し、実生活のな

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16 かでサポートできるように配慮している。 ストレス社会と言われる昨今、職業や家庭等の環境要因が発病や病状の増悪に影響が 大きい気分障害例や神経症性障害例等については、精神療法、薬物療法、及び関係各位 に対して疾病教育・理解を促す等の環境調整を行ない、治療法の偏重が起こらないよう に留意し、また、統合失調症においても急性期から回復期における職業・生活上の対応 までの指導を多職種連携でおこなっている。 ⑩ 施設名:十全病院 ・施設形態:民間病院 ・院長名:澁谷禎三 ・指導責任者氏名:岡敬 ・指導医人数:( 3 )人 ・精神科病床数:( 264 )床 ・疾患別入院数・外来数(年間) 疾患 外来患者数(年間) 入院患者数(年間) F0 19 25 F1 10 7 F2 239 199 F3 717 47 F4 336 8 F5 14 0 F6 8 1 F7 8 4 F8 9 0 F9 7 1 その他 33 20 総 計 1,400 312

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17 ・施設としての特徴(扱う疾患の特徴等) 当院は精神病床のみ 264 病床を有する中規模病院であり、主に急性期治療を担う精神病棟入院基 本料 15 対 1 に対応する一般病棟のほか、精神療養病棟、特殊疾患病棟を有している。従来の統 合失調症治療の他、大うつ病や双極性障害、摂食障害の治療(診療部長)、認知症(日本認知症学 会および老年精神医学学会専門医 1 名、常勤医)への対応も行っている。 特に日本うつ病学会双極性障害委員会委員(理事長)およびフェロー(サテライト院長)2名 が初診で構造化面接による診断を行い、綿密な心理教育を実施している。県内外からセカンドオ ピニオンを依頼されることも多い。その臨床研究の成果を日本うつ病学会等において毎年、発表 しており、近年では欧州の著名学術雑誌にも 5 編程の論文投稿を行っている。 平成 28 年 10 月より理事長が十全病院で「うつ病・双極性障害専門外来」(週 2 日)を開設した。 特に薬物療法のみでは寛解に至らない難治性の反復性うつ病や双極性障害を対象に北陸地方で は唯一、対人関係-社会リズム療法(IPSRT)を保険診療内で実施しており、さらに適性が確認さ れた場合かつ必要に応じて各不安障害、ストレス関連疾病などに対しても薬物療法と対人関係療 法(IPT)を併用している。欧米では IPT は、認知行動療法(CBT)と並んでエビデンス・ベイス ドな精神療法の双璧をなす存在となっているが、現在、「対人関係療法(IPT)研究会(水島広子 代表世話人)」で連続症例を提示しながら、研鑽を積んでいる段階にある。気分障害の復職に関 わるリハビリにも力を入れており、「うつ病リワーク研究会(五十嵐良雄代表世話人)」で研鑽を 積みながら、平成 23 年 4 月よりデイケアの枠組みで気分障害の休職者を対象としたリワーク・ プログラム(集団 CBT や心理教育、休職の振り返りなど集団精神療法が主体)を開設した。加え て、平成 28 年 10 月より北陸地方で唯一、実施している認知矯正療法(NEAR)をリワークの枠組 みで(認知矯正療法士の資格を有した)作業療法士が実施している。以上のプログラムは精神保 健福祉士、看護師、臨床心理士、作業療法士によるチーム医療の醍醐味を学べる貴重な機会とな る。 さて、地方の基幹病院でも中々、学ぶ機会の少ない児童思春期・発達障害を対象とした専門外 来を平成 28 年4月より開設した。児童思春期精神科専門医(平成 29 年4月より院長)が常勤と して勤務しており、診断に寄与するプレイ・ルームの設置や IPT の併用、成人の発達障害の心理 教育も検討している。その他、理事長が県医師会うつ病 GP 連携事業や数社(大企業)の精神科 産業医(顧問医)、地域の健康福祉センター(旧保健所)の心の相談・引きこもり事業などにも 関わっており、大学医局では中々、学ぶことのできない地域医療連携並びに産業精神保健の貴重 な体験もできる。金沢医療センターとの強固な病診連携を敷きながら、金沢大学附属病院から血 液内科・呼吸器内科医の派遣もあり、合併症治療も安心して、対応できる体制が整備されている。 平成 29 年度の展望としては、クロザピンによる難治性統合失調症治療の導入および E-GUIDE(う つ病・統合失調症治療)研究の参加を検討している。 ⑪ 施設名:医療法人社団青樹会青和病院 ・施設形態:民間病院 ・院長名:青木達之

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18 ・指導責任者氏名:青木達之 ・指導医人数:( 4 )人 ・精神科病床数:( 130 )床 ・疾患別入院数・外来数(年間) 疾患 外来患者数(年間) 入院患者数(年間) F0 118 109 F1 34 21 F2 190 78 F3 335 57 F4 203 7 F5 28 2 F6 5 1 F7 40 3 F8 11 0 F9 11 0 その他 20 1 総 計 995 279 ・施設としての特徴(扱う疾患の特徴等) 当院は、地域社会の皆様に安心と信頼、共感を持っていただける病院づくりを目指して います。 入院治療病棟部門は機能別に精神科急性期治療病棟「心の治療病棟」、認知症治療病棟「老 年期病棟」、精神療養病棟「リハビリテーション病棟」に分かれており、精神療法や薬物療 法をはじめ、作業療法、社会生活技能訓練、アルコール治療プログラム、生活機能回復訓 練など、多職種チームによる医療サービスを提供しています。外来通院や精神科訪問看護、 精神科デイケア「アムール」、重度認知症患者デイケア「パール」により、退院後の生活も サポートします。 また、社会復帰施設部門には、住まいの場・就労の場・日中活動の場の機能を整備し、

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19 利用者のよりよい自立生活の実現を目指しています。住まいの場であるグループホーム「ホ ームみらい」「ホームいこい」、就労の場である就労継続支援 B 型事業「ますますくらぶ」 「仕事&交流ハウスあおぞら」、日中活動の場である生活訓練センター、それぞれの特性を 活かし、施設間の連携を図りながら支援を行っています。 急性期から地域生活支援まで幅広く対応できるように努め、地域化に向けた取り組みを 大切にしています。 地域連携活動では、日々の診療や生活支援を通しての、かかりつけ医やケアマネージャ ー・相談支援専門員、その他関係機関等との連携のみではなく、行政や町会等の要請に応 じ、認知症対応への講演や相談会、事例検討会等への参加も行っています。 医療現場で培ったノウハウを、地域に還元できるような活動にも取り組んでいます。 ⑫ 施設名:医療法人明仁会かないわ病院 ・施設形態:民間病院 ・院長名:岡田淳夫 ・指導責任者氏名:岡田淳夫 ・指導医人数:( 1 )人 ・精神科病床数:( 189 )床 ・疾患別入院数・外来数(年間) 疾患 外来患者数(年間) 入院患者数(年間) F0 45 63 F1 6 8 F2 146 116 F3 171 47 F4 88 11 F5 5 1 F6 9 2 F7 47 19 F8 16 6

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20 F9 8 1 その他 187 11 総 計 728 285 ・施設としての特徴(扱う疾患の特徴等) 身体合併症への対応 精神科の患者であっても身体合併症を有する傾向は年齢と共に増加しており、当院 では常勤内科医と協働して入院、外来を問わず、治療に当たることが可能となって いる。一般の内科で受けられる治療の水準を精神科病院でも保つことが出来、BPS Dの原因が内科疾患による場合にも対応出来る状況にあることを学ぶ。 児童思春期症例への取り組み 児童思春期の親子面接を行なっており、医師と心理士の連携した治療の枠組みを 通して児童特有の心性の理解を深めて、治療の効果につなげる経験を積む。 障害のある人をもつ家族や当事者の主催するフォーラムに参加し、現場の声を聞く ことや生活体験を知ることで実際のニーズを見極めて、必要なサポートを掌握するこ とが出来るようにする。 発達障害への取り組み 行政の精神発達相談業務への参画を通して、社会的なニーズを知り、特に幼児期 の発達障害の特徴を理解し、療育的な関わりや家族指導のあり方について知識を 深めることが出来るようにする。 コミュニケーション、社会的対応力の啓発 患者の自発的な活動としてのサークルの運営に関わり、患者の個々の興味関心を 最大限に引き出して、生きがい作り、ライフワークといった生活を豊かにするように治 療初期の段階から導入していくことを治療とリンクさせてリカバリーにつなげる取り組 みを経験する。 ターミナルへの取り組み 人生の最終段階における患者、家族の意思決定や治療の選択に深く関わり、患者 や家族と協働して日々に向き合うことが出来るように入院、外来を問わず相談業務 や診療の一環として多専門職からなるチームによるアプローチをするとともに、精神 科医としての全人的な関わりを実践する。 ⑬ 施設名:医療法人積仁会 岡部病院 ・施設形態:民間病院

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21 ・院長名:長谷川充 ・指導責任者氏名:近澤一夫 ・指導医人数:( 4 )人 ・精神科病床数:( 325 )床 ・疾患別入院数・外来数(年間) 疾患 外来患者数(年間) 入院患者数(年間) F0 163 116 F1 9 3 F2 271 287 F3 160 69 F4 52 2 F5 1 0 F6 1 0 F7 0 0 F8 1 1 F9 4 4 その他 0 0 総 計 662 482 ・施設としての特徴(扱う疾患の特徴等) 1 概要 当院は、地域の精神医療ニーズに対応できるよう急性期治療病棟や認知症治療病棟及び精 神療養病棟等の入院治療体制を整備していることに加え、退院後の生活を支援するため 様々な入所施設を併設しています。 また、サテライトクリニックである岡部診療所と連携し外来診療を行っているほか、デイ ケア・外来作業療法、生活介護・訓練事業の実施や訪問看護ステーションを併設すること により在宅生活における支援の充実化を図るとともに、別法人である社会福祉法人におい ては就労支援事業の運営も行っています。 認知症高齢者に対しても併設の介護老人保健施設・居宅介護事業所、自治体から委託を受 けた包括支援センターや別法人である社会福祉法人が運営する在宅機能と連携を取りなが らワンストップサービスの提供を行っています。

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22 当院は、金沢大学病院より極めて近い距離に位置しており、背後には丘陵公園もある豊か な自然環境の中にあります。 多職種協働によるチーム医療の下で適切な診療やリハビリテーションによる地域ケアの提 供と地域にある各施設と密接な連携の下で活気ある病院づくりを行っており、精神科急性 期・認知症・慢性期障害者の退院支援症例を数多く経験することができます。 Ⅱ 主な当院の診療体制等 1.精神科急性期医療体制 精神科急性期治療病棟を有し、応急指定病院指定・精神科救急システムの積極的参 加、精神科救急・急性期医療に対する地域のあらゆるニーズに応える体制の整備。 2.認知症治療体制 在宅あるいは介護施設等でBPSDのため、介護困難となった認知症患者 を積極的に受け入れ、日常生活機能の維持のための機能訓練、問題行動 や精神症状の程度にみあった適切な投与薬物の選択等により入院期間の 短縮を図り、可能な限り短期間で在宅等に移行させる体制の整備。 3.慢性期入院患者に対する社会復帰体制・地域移行支援体制 患者の持っている能力を多職種で正確に評価し、その能力に相応しい居 場所を確保する体制。 4.地域ケア体制 院内組織として「地域医療部」を設置し、精神科訪問看護、精神 科デイケア等を一括管理して、包括的一元的な地域ケア体制の構築。 5.精神障害者社会復帰(自立支援)施設との連携 6.薬物治験等臨床研究、症例報告等 Ⅲ 当院の病院機能 1.精神科急性期治療病棟 2.認知症治療病棟 3.精神療養病棟 4.精神科デイケア・ショートケア 5.精神科作業療法 5.訪問看護 6.精神科応急入院指定病院 7・石川県精神科救急システム輪番病院 8.初期臨床研修指定病院(協力型) 9.日本精神神経学会精神科専門医制度研修施設 10.日本老年精神医学会認定研修施設 11.家族教室(精神一般の家族教室および認知症家族教室) 12.地域生活支援事業(石川県より委託) Ⅳ当院で経験できる症例

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23 器質性精神障害 50 例(認知症) 統合失調症 50 例 気分障害 50 例 アルコール依存症等 10 例 神経症性障害等 20 例 人格障害 5 例 新規入院患者 100 例 新規外来患者 50 例 Ⅴ 当院で取得申請可能な専門医資格 日本精神神経学会認定医 日本老年精神医学会認定専門医 ⑭ 施設名:独立行政法人国立病院機構北陸病院 ・施設形態:公的単科精神科病院 ・院長名:坂本宏 ・指導責任者氏名:白石潤 ・指導医人数:( 3 )人 ・精神科病床数:( 174 )床 ・疾患別入院数・外来数(年間) 疾患 外来患者数(年間) 入院患者数(年間) F0 161 112 F1 6 1 F2 47 105 F3 80 28 F4 25 13 F5 53 28 F6 2 0 F7 40 6 F8 3 1

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24 F9 1 0 その他 0 0 総 計 418 294 ・施設としての特徴(扱う疾患の特徴等) 当院は全274床を有し、そのうち100床は一般病床(神経難病50床、重心50床) であり、精神病床は174床(一般精神93床、認知症47床、医療観察法34床)である。 北陸地区における国立病院機構の精神・神経領域の基幹施設として、政策医療の対象である精 神疾患、神経難病ならびに重症心身障害に関しての専門的な医療を行うことを基本方針としてい る。
さらに、精神科救急医療や認知症への対応など地域医療に貢献することを目指している。 当院の特徴として以下の項目を挙げることができる。 1 富山県西部の精神科救急輪番病院及び全県下の基幹病院に指定されている。 2 精神科社会復帰施設(デイケア)が整備されている。 3 医療観察法に基づく指定入院医療機関として、多職種チームによる高度かつ専門的な精 神科医療を行っている。 4 神経難病や重症心身障害に対する専門治療を行っている。 5 富山県の認知症疾患医療センターをして指定を受けている。 6 認知症の治療施設としてデイケアを整備し、教育研修機能も担っている。 7 睡眠障害に対する高度な専門的医療を行っている。 8 全国の政策医療ネットワークを通じた臨床研究を行っている。 ⑮ 施設名:市立砺波総合病院 ・施設形態:公的総合病院 ・院長名:伊藤正太郎 ・指導責任者氏名:平田和美 ・指導医人数:( 1 )人 ・精神科病床数:( 44 )床 ・疾患別入院数・外来数(年間)

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25 疾患 外来患者数(年間) 入院患者数(年間) F0 137 19 F1 10 5 F2 237 56 F3 395 87 F4 295 29 F5 10 3 F6 4 3 F7 22 4 F8 9 1 F9 2 0 その他 38 6 総 計 1159 213 ・施設としての特徴(扱う疾患の特徴等) 砺波市、南砺市、小矢部市といった県南西部地域の中核病院になります。比較的高齢人口が 多い地域ですが、下は児童・思春期から上は高齢者まで、幅広くあらゆる世代の症例と接す る機会があります。総合病院の精神科ということで、院内の他科や地域の精神病院からの身 体合併症を持つ精神障害者の入院治療の受け入れがひとつ大きな役割と考えています。入院 治療では医師のみでなく、看護師をはじめ、精神保健福祉士、薬剤師、臨床心理士など複数 の専門職で複合的に支援するチーム医療を大切にしています。コンサルテーションリエゾン も総合病院ならではの業務であり、他科の入院患者の精神医学的な相談も随時受けています (その中で一番多いのはせん妄)。院内には緩和ケア病棟があり、外科や放射線科のドクタ ー、認定看護師などで構成された緩和ケアチームも存在しています。難治性の精神疾患や緊 急性の高い精神状態に対し、麻酔科と連携した修正型電気けいれん療法ができることも当施 設の特徴と考えます。 ⑯ 施設名:高岡市民病院

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26 ・施設形態:公的総合病院 ・院長名:遠山一喜 ・指導責任者氏名:橘博之 ・指導医人数:( 2 )人 ・精神科病床数:( 50 )床 ・疾患別入院数・外来数(年間) 疾患 外来患者数(年間) 入院患者数(年間) F0 131 9 F1 26 1 F2 132 51 F3 214 59 F4 381 16 F5 3 1 F6 3 1 F7 47 4 F8 5 0 F9 7 0 その他 357 39 総 計 1,306 181 ・施設としての特徴(扱う疾患の特徴等) 当科は高岡医療圏で1カ所の有床総合病院精神科として、様々な役割担わせていただいて います。 まずは精神科疾患の患者さんに対する外来および入院診療を行っています。 外来においては1日平均70~80人程度が受診されています。午前は火曜を除いて2診 体制で、午後は予約の方のみの診療を行っています。診察医は常勤医が3名で非常勤医が2 名、全員精神保健指定医の資格を有しています。コメディカルとして臨床心理士1名、精神

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27 保健福祉士1名も配置しています。ただ現有人員に比して受診者数が多く、一人一人に十分 な時間をかけることを出来かねている現状があり、改善のためには様々な努力が必要となっ ています。 入院診療においては精神疾患の患者さんおよび精神科疾患を持ちつつ身体合併症の治療 を必要とする患者さんの受け入れを行っていますが、総合病院であることを生かして合併症 を持つ方や修正型電気けいれん療法を受けられる方の入院が中心となってきています。その 場合身体管理等のため個室へ入られる患者さんの比率が高く保護室2室を含む10室の個 室はほぼ満室状態が続いています。当科への入院だけでなく一般科へ入院された患者さんに 対するコンサルテーション・リエゾン活動も積極的に行っています。単科精神科病院に入院 あるは通院されている患者さんの高齢化もあり、合併症を持つ方が年を追うごとに増加し当 院の役割も大きくなってきていると思われ、地域の種々の医療機関との連携が今後より大切 となっていくと思われます。 当院は癌診療拠点病院であり緩和ケアチームを有しています。精神科医師も緩和ケアチー ムに参加していて、診療や研修等を通し当院および地域の緩和ケアにおける役割も担ってい ます。 また富山県では精神科救急システムが確立していて当院も輪番病院として参加していま す。精神科救急当番に当たっている日は精神保健指定医が当直に入り、精神科救急外来診療、 必要に応じ入院診療を行っています。精神科救急と直接関係があるわけではないのですが、 県から措置鑑定の依頼があれば精神保健指定医が警察署等へ出張し診察を行っています。 今後は当科、単科精神科を含む地域の医療機関それぞれの特徴、役割を生かし、紹介・逆 紹介といった診療活動等を通し、地域における病院、診療所、クリニックあるいは作業所等 のリハビリ施設との連携を深め、地域に住む人々に総合病院の特徴を生かしたよりよい精神 科医療を提供していきたく思います。 ⑰ 施設名:矢後病院 ・施設形態:民間病院 ・院長名:矢後知規 ・指導責任者氏名:矢後知規 ・指導医人数:( 2 )人 ・精神科病床数:( 95 )床 ・疾患別入院数・外来数(年間) 疾患 外来患者数(年間) 入院患者数(年間) F0 146 115 F1 2 7

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28 F2 152 40 F3 265 4 F4 207 3 F5 0 0 F6 0 0 F7 6 2 F8 0 0 F9 0 0 その他 9 1 総計 787 172 ・施設としての特徴(扱う疾患の特徴等) 昭和44年2月に矢後医院設立。昭和45年8月精神病棟50床増築。平成12年4月 に老人性認知症疾患療養病棟45床の新設に伴い、新築移転。現在95床の病院です。市 街地に近く交通の便に恵まれた中でとても落ち着いた環境にあります。 医師・看護職員・コメディカルスタッフなど全職員と患者さんの“心と心のふれあい” を大切にし、患者さんとの関係のあり方を常に念頭に置き診断・治療をすすめています。 色々な治療プログラムを通して、外来・入院医療の質を高め、心身のトータルな治療を目 指しています。当病院は、生活保護法指定病院・精神科救急輪番制病院に指定されており、 地域の皆様のニーズに応え的確な医療を提供し、地域に開かれた病院を目指しています。 入院患者としては、認知症とそれに伴うBPSDの治療の必要の方が多く、富山県呉西 地域のニーズに応えるべく受け入れを行っています。また、長期入院の統合失調症の患者 の社会復帰に向けてグループホーム及びデイケアを併設し、退院促進を行っています。 外来患者としては、気分障害、不安障害、適応障害及び認知症の患者が多いのが特徴で す。 ⑱ 施設名:医療法人社団あずさ会川田病院 ・施設形態:民間病院 ・院長名:廣保究 ・指導責任者氏名:廣保究 ・指導医人数:( 2 )人 ・精神科病床数:( 140 )床 ・疾患別入院数・外来数(年間)

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29 疾患 外来患者数(年間) 入院患者数(年間) F0 5 7 F1 3 1 F2 207 166 F3 88 25 F4 53 8 F5 5 0 F6 2 0 F7 3 0 F8 5 1 F9 0 1 その他 59 0 総 計 430 209 ・施設としての特徴(扱う疾患の特徴等) 当院は昭和23年の開設以来、地域に根差した精神科医療の提供を行ってきた。 外来・デイケアでは統合失調症や双極性感情障害など精神病圏の疾患を対象とすることが 多いが、未成年の不登校や不適応、青年期の気分障害や依存症候群、高齢者の認知症や器 質性精神障害まで男女問わず対応・治療実績があり、精神科訪問看護も実施している。 入院においては措置入院者もおり、精神病圏の疾患が多いが、薬物療法や個人精神療法ば かりではなく社会生活技能訓練や作業療法、心理療法、疾病教育、生活指導などを多職種 連携で実施している。 当院の付帯施設には就労支援センター、地域活動支援センターもあり社会復帰支援を継続 して行う環境にある。 地域との連携については他の医療機関からの紹介のほか、校区の認知症相談センター、介 護施設、警察、保健所、精神科救急システム等と連携し、外来・入院を含めた対応実績が ある。 ⑲ 施設名:国民健康保険 小松市民病院

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30 ・施設形態:公的総合病院 ・院長名:川浦幸光 ・指導責任者氏名:山口陽平 ・指導医人数:( 1)人 ・精神科病床数:( 30 )床 ・疾患別入院数・外来数(年間) 疾患 外来患者数(年間) 入院患者数(年間) F0 130 12 F1 31 1 F2 260 31 F3 453 39 F4 320 8 F5 9 1 F6 3 0 F7 47 3 F8 18 3 F9 9 0 その他 78 1 総 計 1358 99 ・施設としての特徴(扱う疾患の特徴等) 当院は南加賀地域の基幹病院として364 床を有する総合病院であり、多くの身体合併症併 存症例を経験することが可能である。また、同地域の精神科救急医療の一端を担っており、 気分障害、統合失調症、認知症などの急性期症例についても経験を積むことができる。 ⑳ 施設名:公立能登総合病院

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31 ・施設形態:公的総合病院 ・院長名:吉村光弘 ・指導責任者氏名:眞舘周平 ・指導医人数:( 1 )人 ・精神科病床数:( 100 )床 ・疾患別入院数・外来数(年間) 疾患 外来患者数(年間) 入院患者数(年間) F0 171 10 F1 73 24 F2 442 58 F3 829 58 F4 747 21 F5 38 3 F6 2 0 F7 56 1 F8 16 1 F9 2 0 その他 225 16 総 計 2601 192 ・施設としての特徴(扱う疾患の特徴等) 当院は18 診療科・434 床(うち精神科 100 床)を有する総合病院である。特筆すべき事 項として当院精神科が能登地域における精神科医療の中核を担っていることが挙げられ、精 神科病床をもたない奥能登地域へ精神科医を派遣し、僻地における精神科医療の支援にあた っている。 臨床では思春期から老年にいたるまで幅広い年代の症例を経験することが出来る。総合病 院精神科であることから、身体合併症治療、リエゾン・コンサルテーション、緩和ケアなど

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32 多様な場面を経験できることも特徴である。また児童相談所や精神保健福祉センターの嘱託 医となって精神保健福祉に関する行政にも積極的に関わっている。 3. 研修プログラム 1) 年次到達目標 専攻医は精神科領域門制度の研修手帳にしたがって知識を習得する。研修期 間中に以下の領域知識を広く学ぶ必要がある。 1. 患者及び家族との面接、 2. 疾患概念の病態理解、 3. 診断と治療計画、4. 補助検査法、 5. 薬物・ 身体薬物・身体療法 , 6.精神療法、 7. 心理社会的療法など、8. 精神科救急、 9. リエゾン・コサルテーション精神医学、 10. 法と精神医学、11.災害精神 医学、 12.医の倫理、 13. 安全管理。 各年次の到達目標は以下通りである 。 到達目標 1年目:基幹病院または連携病院で、指導医と一緒に様々な精神疾患を受け持ち、 面接の仕方、診断と治療計画、薬物療法及び精神療法の基本を学び、リエゾン・ 精神医学を経験する。とくに面接によって情報を抽出し診断に結びつけるととも に、良好な治療関係を構築し維持することを学ぶ。身体疾患との鑑別診断を行え るようにし脳外科、神経内科との合同カンファレンス、セミナーに参加する。院 内研究会や学会で発表・討論する。また精神療法の習得を目指し認知行動療法、 クリニカルパスの習得を目指す。統合失調症、気分障害、器質性精神障害の患者 等に関しては、以下の技能の習得を目指す。 具体的な技能には 1患者及び家族との面接: 面接によって情報を抽出し診断に結びつけるとともに、良好な治療関係を維持する 2.診断と治療計画: 精神・身体症状を的確に把握して診断し、適切な治療を選択するとともに、経過に応じて診 断と治療を見直す 3.疾患の概念と病態の理解: 疾患の概念および病態を理解し、成因仮説を理解する。 4.薬物療法: 向精神薬の効果・副作用・薬理作用を修得し、患者に対する適切な薬物の選択、副作用の把 握と予防および薬効判定が出来る。 5.精神療法: 患者の心理を把握するとともに、治療者と患者の間に起こる、心理的相互関係を理解し、適 切な治療を行い、家族との協力関係を構築して治療を促進する家族の潜在能力を大事に出来 る。また、集団の中の心理的な相互関係を理解し、治療的集団を組織してその力動について 理解する。

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33 1) 患者とよりよい関係を築き、支持的精神療法を施行できる 6.補助検査法: 病態や症状の把握および評価のために各種検査をおこなう。 1)CT,MRIの読影と判読ができる 7.医の倫理: 日常の臨床で、自らの行動を人権及び自己決定権の尊重という視点から点検する態度を身に つける。 1)日常の臨床で、自らの行動を「医の倫理」の視点から点検する態度を身につける。 8.安全管理:日常臨床で患者および医療スタッフの安全を図り、危険な状態に陥らないよ うに、また危険な状態に陥ったときの危機管理に関する態度を身につける。 1)転倒、ベットからの転落を防止する態度を身につける。 2)誤った薬物投与が行われないように注意する態度を身につける 9.統合失調症: 1)患者及び家族に対する適切な接し方ができる。 2)病歴を聴取し、精神症状を把握し診断できる。 3)適切な薬物療法ができる。 4)支持的関係を確立し、個人精神療法を適切に用い、集団精神療法を学ぶ。 5)心理社会的療法、精神科リハビリテーションを行い、早期に地域に復帰させる方法を 学ぶ。 10.気分障害: 1)患者及び家族に対する適切な接し方ができる。 2)病歴を聴取し、精神症状を把握し、病型の把握、診断・鑑別診断ができる。 3)人格特徴の把握ができる。 4)自傷の可能性の判断とその対策がたてられる。 5)適切な薬物療法ができる。 6)患者とよりよい関係を築き、支持的精神療法を施行できる。 7)認知行動療法について説明できる。 11.症状性を含む器質性精神障害: 1)患者及び家族に対する適切な接し方ができる。 2)病歴を聴取し、精神症状を把握し診断できる(意識障害と知的障害の把握ができる)。 3)身体的及び神経学的診察ならびに診断ができる。 4)CT,MRI, 脳波、各種心理検査などの結果を評価できる。 5)適切な治療的対応ができる。 12.リエゾン・コンサルテーション精神医学: 他科からの依頼により、患者の精神医学的診断・治療・ケアについての適切な意見を述べ、 患者・医師・看護師・家族などの関係についての適切な助言を行う。 1)他科でのミーテイングに出席し、患者・医師・看護師・家族などの関係について適切な 精神医学的助言を行い、問題解決に協力することができる。

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34 2年目:基幹病院または連携病院で、指導医の指導を受けつつ、自立して、面接 の仕方を深め、診断と治療計画の能力を充実させ、薬物療法の技法を向上させる。 精神療法として認知行動療法の基本的考え方と技法を学んだり、地域との連携の ための退院支援委員会やケア会議などに参加していただく。また精神科救急に従 事して対応の仕方を学ぶ。ひきつづき精神療法の修練を行う。院内研究会や学会 で発表・討論する。神経症性障害および種々の依存症患者等に関しては、以下の 技能の習得を目指す。 具体的な技能には 1.患者及び家族との面接: 面接によって情報を抽出し診断に結びつけるとともに、良好な治療関係を維持する。自然に 的確に面接ができるように鍛錬する。 2.診断と治療計画: 精神・身体症状を的確に把握して診断し、適切な治療を選択するとともに、経過に応じて診 断と治療を見直す。多くの症例を経験し的確な診断・治療ができるようにする。 3.薬物療法 1)種々の疾患や病態に応じた幅広い薬物療法を学ぶ 2)多剤投与にならないように注意する態度を身につける 4.精神療法: 1) 認知行動療法と力動的精神療法の基本的考え方と技法を学ぶ。 2) 家族との協力関係を構築し、疾患教育が出来る 5補助検査法: 1)脳波検査および判読ができる 6.安全管理: 1)薬物などの副作用チェックを十分にして被害が最小になるように対応できる。 2)自殺のリスクの評価とその対策を実行できる 7.医の倫理: 1)インフォームド・コンセントに基づく診療を行うことが出来る。 8.精神科救急: 精神運動興奮状態や自殺の危険性の高い患者への対応など精神科において救急を要する 事態や症状を適切に判断し対処する。 9.神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害(摂食障害を含む): 1)患者及び家族に対する適切な接し方ができる。安心して自己を表現できる面接の場を 設定できる。受診に至る患者の動機を共感的に理解できる。 2) 病歴聴取・精神症状の把握ができる。 3) 治療者の心理的問題の処理ができる。 4) 人格特徴・環境・病像の関連を生活史的視点から把握できる。

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35 5) チーム医療及びコメデイカルとの協力ができる。 6) 指導医から医師・患者関係についてスーパーバイズを受ける。 10.精神作用物質による精神及び行動の障害: 1)患者及び家族に対する適切な接し方ができる。 2)精神症状を的確に把握し、病型の把握、診断・鑑別診断ができる(急性中毒、依存、 離脱、精神病性障害など) 3)身体的及び神経学的診察ならびに診断ができる。 4)人格特徴の把握ができる。 5)家族の心理・社会・経済的状態を把握し、患者と家族の相互関係を把握できる。 6)必要に応じて認知行動療法や内観療法の専門家に紹介できる。 7)自助グループ、ダルク、断酒会、家族会の活動を理解・経験し、患者や家族の参加を 助言できる。 11.てんかん、睡眠障害: 1)患者及び家族に対する適切な接し方ができる。 2)的確な症状把握ができ、類型診断・鑑別診断ができる。 3)脳波検査、ポリグラフ検査の依頼と判読ができ、CT,MRI 検査などの形態画像の読影 と判読ができる。 4)適切な治療の選択ができる。 3年目:指導医から自立して診療できるようにする。連携病院は、より幅広い選 択肢の中から専攻医の志向を考慮して選択する。認知行動療法やクリニカルパス を用いた治療を上級者の指導の下に実践する。心理社会的療法、精神科リハビリ テーション・地域精神医療等を学ぶ。児童・思春期精神障害およびパーソナリテ イ障害の診断・治療等に関しては、以下の技能の習得を目指す。外部の学会・研 究会などで積極的に症例発表する。さらに指導医から専門医試験準備及びレポー ト作成のための十分な指導を受ける。 1.診断と治療計画: 診断と治療を見直し、良い結果を得られた症例について検討してみる。 2.薬物療法: 副作用を軽減でき効果も維持できた症例、これまで難治であったが薬物療法で改善した症 例について検討する。 3. 精神療法: 認知行動療法や力動的精神療法を上級者の指導の下に実践する。 4. 心理社会的療法、精神科リハビリテーション・地域精神医療: 患者の機能の回復、自立促進、健康な地域生活維持のために、種々の心理社会的療法やリ ハビリテーションの方策を実施し、あわせて地域精神医療・保健・福祉システムを理解す る。

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36 5.法と精神医学: 日常臨床で、自らの行動を「法」の視点から点検する態度を身につけるとともに、司法精 神医学に関する問題を理解する。 1)精神保健福祉法全般を理解し、とくに行動制限事項について把握できる。 2)成年後見制度、心神喪失者等医療観察法を理解できる。 3)簡易鑑定、精神鑑定の実際を理解できる。 6.補助検査法: 各種心理テスト及び症状評価表を理解し、施行あるいは依頼できる。 7.安全管理: 1)自傷・他害行為の対策と予防、および身体拘束時の安全管理を行うことができる 2)医療者の不適切な対応で患者に重大な不利益が生じた時の対応の仕方を述べることが できる。 8.児童・思春期精神障害(摂食障害を含む): 1)患者及び家族に対する適切な接し方ができる。安心できる面接の場を設定できる。 2)受診に至るまでの子ども、親の心理を理解できる。 3)病歴を聴取できる。正確な情報を得るために、子ども、親からの説明のみならず、母 子手帳、通知表、教師などからの情報を参考に出来る。 4)治療者の心理的問題を処理できる。 5)家族との面接により家族の状況を把握し、患児自身の疾患に関する的確な知識を与え、 治療効果を高め、家族との協力関係を構築し、それを維持することができる。治療を 促進する家族の潜在能力を理解できる。 6)精神症状の的確な把握・診断・鑑別診断ができる。 9.パーソナリテイ障害: 1)患者及び家族に対して適切な接し方ができる。 2)受診にいたる患者の動機を共感的に理解する 3)親の苦痛・努力を共感的に理解する 4)病歴聴取と生活史聴取ができる。過去から現在に至る繰り返される対人関係のパター ンを把握できる。現実的葛藤に対する解決の努力や適応方法のパターンを把握できる。 人格の発達的形成過程を知る 5)精神症状を的確に把握し、病型の把握・診断・鑑別診断ができる 6)適切な治療を選択できる。主治医として安定した治療関係と治療の場を作ることが治 療の第1の目標であることを理解し、患者・家族に働きかけることができる。 7)治療者と患者の心理の相互関係を理解できる。 2) 研修カリキュラムについて 研修カリキュラムは、「専攻医研修マニュアル」(別紙)、「研修記録簿」(別紙)を 参照。 3) 個別項目について

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37 ① 倫理性・社会性 基幹施設において他科の専攻医とともに研修会が実施される。コンサルテー ションリエゾンを通して身体科との連携を持つことによって医師としての 責任や社会性、倫理観などについても多くの先輩や他の医療スタッフからも 学ぶ機会を得る事が出来る ② 学問的姿勢 専攻医は医学・医療の進歩に遅れることなく、常に研鑽自己学習することが 求められる。すべての研修期間を通じて与えられた症例を院内の症例検討会 で発表することを基本とし、その過程で過去の類似症例を文献的に調査する などの姿勢を心がける。その中で特に興味ある症例については、地方会等で の発表や学内誌などへの投稿を進める。 ③ コアコンピテンシーの習得 研修期間を通じて、1)患者関係の構築、2)チーム医療の実践、3)安 全管理、4)症例プレゼンテーション技術、5)医療における社会的・組織 的・倫理的側面の理解、を到達目標とし、医師としてのコアコンピテンシー の習得を目指す。さらに精神科診断面接、精神療法、精神科薬物療法、リエ ゾンコンサルテーションといった精神科特有のコンピテンシーの獲得を目 指す。 ④ 学術活動(学会発表、論文の執筆等) 基幹・連携施設において臨床研究、基礎研究に従事しその成果を学会や論 文として発表する。また経験した症例の中で特に興味ある症例については、 地方会等での発表や学内誌などへの投稿を進める。日本精神神経学会総会、地 方会、石川県精神科医会には必ず参加して、少なくとも共同演者として学会発 表に参加する。 ⑤ 自己学習 基幹施設の金沢大学附属病院においては、PubMed、医中誌、メディカルオ ンラインなどのデータベースが利用可能である。また、図書室には多くの書 籍もあり、症例を通じて感じた疑問点を明らかにしていくことが大事である。 4) ローテーションモデル 典型的には1年目に基幹病院の金沢大学附属病院をローテートし、精神科医としての 基本的な知識と技能を身につける。2〜3年目には公的な単科精神病院、総合病院 精神科を各1年ずつローテートし、地域医療、身体合併症治療、難治・急性期症例、

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38 児童症例、認知症症例を幅広く経験し、精神療法、薬物療法を主体とする治療手技、 生物学的検査・心理検査などの検査手法、精神保健福祉法や社会資源についての知 識と技術を深めていく。これら3年間のローテート順については、本人の希望に応 じて柔軟な対応が可能である。 さらに、研究と学位取得を目標とした大学院コース、総合病院精神科(金沢医療セ ンター、松任石川中央病院、市立砺波病院、高岡市民病院、小松市民病院、能登総 合病院)中心の総合病院コース、富山西部と石川県の地域性を加味し総合病院と地 域の単科精神科をローテートする社会復帰支援習得コース、司法精神医学修得のた めの司法精神コース、認知症病棟や認知症デイケアを有する病院を回る老年精神医 学コース、保健所、児童相談所を外勤で回る予定の児童精神医学コース、精神科救 急中心のコースなど他にも私的単科精神科病院や各専門機関との連携も予定してお り、本人の希望に応じて、多彩なローテートパターンが可能である。 主なローテーションパターンについて、別紙1に示す 5) 研修の週間・年間計画 別紙2と別紙3を参照 4. プログラム管理体制について ・プログラム管理委員会 委員長:三邉義雄 金沢大学附属病院: 長澤達也、橋本隆紀 社会医療法人財団松原愛育会松原病院: 松原三郎、山口成良 石川県立高松病院: 木谷知一 国立病院機構金沢医療センター 坂井尚登 公立松任石川中央病院: 加賀良康武 青和病院: 青木達之 粟津神経サナトリウム: 浦田克己 浅ノ川 桜ケ丘病院: 林眞弘 十全病院: 岡敬 加賀こころの病院 地引逸亀 金沢市民生協会ときわ病院: 炭谷信行 結城病院: 結城正名 医療法人明仁会かないわ病院: 岡田淳夫 医療法人積仁会岡部病院: 前田義樹 国立病院機構北陸病院: 白石潤 市立砺波総合病院: 平田和美 高岡市民病院: 橘博之 矢後病院: 矢後知規

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39 川田病院: 廣保究 国民健康保険小松市民病院: 山口陽平 公立能登総合病院: 眞舘周平 金沢大学附属病院:看護師長 中川智恵 金沢大学附属病院:精神保健福祉士 喜多誠 ・プログラム統括責任者 三邉義雄 ・連携施設における委員会組織 各連携病院の指導責任者および実務担当の指導医によって構成される。 5. 評価について 1)評価体制 金沢大学附属病院:三邉義雄 社会医療法人財団松原愛育会松原病院:松原三郎 石川県立高松病院:木谷知一 国立病院機構金沢医療センター 坂井尚登 公立松任石川中央病院:加賀良康武 青和病院:青木達之 粟津神経サナトリウム:浦田克己 浅ノ川 桜ケ丘病院:林眞弘 十全病院:岡敬 加賀こころの病院:地引 逸亀 金沢市民生協会ときわ病院:中本理和 結城病院:結城正名 医療法人明仁会かないわ病院: 岡田淳夫 医療法人積仁会岡部病院:近澤一夫 国立病院機構北陸病院:白石潤 市立砺波総合病院:平田和美 高岡市民病院:橘博之 矢後病院:矢後知規 川田病院:廣保究 国民健康保険小松市民病院: 山口陽平 公立能登総合病院: 眞舘 周平 金沢大学附属病院:看護師長 中川智恵 金沢大学附属病院:精神保健福祉士 喜多誠

参照

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