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米国議会図書館蔵『源氏物語』擦消一覧(匂宮〜夢 浮橋)

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(1)

国立国語研究所学術情報リポジトリ

米国議会図書館蔵『源氏物語』擦消一覧(匂宮〜夢 浮橋)

著者 神田 久義, 斎藤 達哉

雑誌名 米国議会図書館蔵『源氏物語』翻字本文 匂宮〜夢 浮橋 : 平成24年度 人間文化研究連携共同推進事業

「海外に移出した仮名写本の緊急調査(第2期)」

報告書

ページ 247‑286

発行年 2013‑03‑25

URL http://doi.org/10.15084/00002611

(2)

米 国議会図書館蔵﹃源氏物語﹄擦消 覧︵匂宮〜夢浮橋︶

神田久義・斎藤達哉

図書館蔵﹃源氏物語﹄には︑いったん書かれた文字を擦消

し︑その上から文字を書き直すという擦消箇所が多く見られる︒この

覧は︑擦消箇所についてまとめたものである︒

  なお︑ここで示すのは︑本報告書に翻字本文を収めた範囲︵匂宮〜

夢 浮

橋︶に確認できた擦消箇所である︒

1︑原本の擦消調査は︑平成二十三年一月二十四日・二十五日︑平成

 二十四年二月一日〜三日に加え︑平成二十四年八月二十七日〜二十

 九日に高田智和︑斎藤達哉︑神田久義が行った︒

2︑擦消箇所の判読は︑﹁匂宮﹂﹁紅梅﹂﹁竹河﹂﹁橋姫﹂﹁椎本﹂﹁総角﹂

  早

蕨﹂を斎藤達哉が担当し︑﹁宿木﹂﹁東屋﹂﹁浮舟﹂﹁蜻蛉﹂﹁手

習﹂﹁夢浮橋﹂を神田久義が担当した︒

3︑ 一覧表は︑﹁巻名﹂﹁丁﹂

 の六欄をもって構成した︒

F

行﹂﹁擦消箇所﹂﹁擦消の状況﹂﹁注記﹂

4︑擦消箇所の所在は︑

の 読 み

は︑

   

名﹈

   

[ 丁

     

 ﹁巻名﹂﹁丁﹂﹁行﹂

次 に

すとおりである︒

42 匂宮

5オ 5ウ

③ 〜④ ②

をもって示した︒各欄

四 十 二 巻目の﹁匂宮﹂

五 丁 表 面 五 丁

裏面

目から四行目

5︑ r擦消箇所﹂欄は︑擦消箇所を前後の文脈付きで引用したもので

 ある︒この欄で使用した記号の意味は次のとおりである︒

1︶ ﹇ ﹈は︑擦消箇所及び上書きされた文字であることを表

  わす︒

 ︵2︶ ⁝は︑欄の先頭に付す場合︑行の途中からの引用であるこ

    とを表わす︒また︑欄の末尾に付す場合︑行の途中までの引用    

 であることを表わす︒

 ︵3︶ 単独の/は︑改行箇所を表わす︒

 ︵4︶ Vは︑踊り字︵くの字点︶を表わす︒

(3)

6︑ r擦消の状況﹂欄は︑擦消された文字と︑そこに上書された文字  とを示すものである︒この欄の記述方法は以下のとおりである︒

1︶ ←の前は擦消された文字︑後は上書きされた文字である︒

     

 <<ss ﹀﹀  と←者 ⁝⁝⁝ ﹁と﹂を消して上に﹁者﹂を書く

2︶ 仮名は︑現代の平仮名と字母が異なる場合︵変体仮名の場      

合︶は︑字母で記した︒

     

 <<例﹀﹀ 八 ⁝⁝⁝ ﹁八﹂を字母とする仮名

3︶ 漢字は︑︿﹀で囲み仮名の字母と区別した︒

     

 <<ss ﹀﹀ ︿八﹀⁝・⁝・・漢字の﹁八﹂

4︶ □は︑判読できなかった文字一字分を表わす︒

5︶ 擦り消された文字数が分からなかった場合は︑﹇︵文字数不

     明︶﹂と記した︒

6︶ 単独の/は︑改行箇所を表わす︒

7︑﹁注記﹂欄は︑判読できなかった文字について︑注記すべきことが

  あった場合にコメントを記した︒なお︑使用した記号等は︑﹁擦消の

 状況﹂欄に準じている︒

8︑擦消箇所の概観については︑﹃米国議会図書館蔵﹃源氏物語﹄翻

  刻−桐壼〜藤裏葉ー﹄︑国立国語研究所︑二〇=年に示した︒ 9︑なお︑補遺として︑﹁初音﹂裏表紙見返し全面及びその料紙の裏

に︑それぞれ九行分の擦消が見られることを申し添える︒

F

       り

     

︐・... ts ︐ r .t.︐i

      Oけ三ξぷ7・

・ ㍉巳 後 い

 撒仁・s・3e.・ξ・

        禽  

  へ   軸:脇  ・            

ボ﹄完

        戸  O・

    ご       ♂ ζ

       る

k三ξ  .戸  ・ 恒︑

ひni; ;

Y

 き

t   き

n

ら,   まc↓

 ・ .パ㍗,

   ・3  。      ・s

冷、

       7   亨  や

      

t1

  ⇔,,  ご:i

       奄

、      .        よ   ・

         毒、

        チfi 8  ダ

   輪 父   ぎ    °

ー譜

r

音﹂裏表紙見返し︵残存した墨が際立つようにデジタル加工︶

謝 辞

   これまでの調査に当たっては︑米国議会図書館アジア部日本課

 の伊東英一氏︑中原まり氏︑PIPHER・Y清代氏にお世話にな

 りました︒ここに記して感謝申し上げます︒

248

(4)

巻 名

T

擦 消 箇 所

消の状況

 記

42 匂 宮 5ウ

⁝此君をはこまやかにやむことな︻く︼/もてなしかしつきたてまつり給⁝

多← く

42 匂 宮 6ウ

⁝あさ夕︻の︼ことわさにあはせいとなみ⁝

 ← の

42 匂 宮 7オ

よきむすめ︻おは︼するやむことなきところ/\は⁝

←お者

42 匂 宮 8オ

⁝ようつの事もてしつめつ﹂︻をのつ︼からおよすけたる心さまを/

 ← をのつ

42 匂 宮 9オ

⑥F︑ノ ⁝さす/︻かにゆかしけな︼きなからひなるをとは⁝

(文 字 数 不明︶ ← 可﹂小ゆ可しけな

42 匂 宮 10オ

⁝おひ出給を︻よそ︼のおおほえの⁝

←よ楚

42 匂 宮 10ウ

⁝もてはやされていひしら︻す︼なまめかし/はつかに⁝

←寿

(5)

巻 名

擦 消 箇 所

消の状況

 記

42 匂 宮 10ウ

−つねよりもまさりてみ︻た︼れぬさまにおさめたるを/

﹂←多

43 紅 梅

ーオ

①〜② :こちしのおとsの二らう也︻うせた︼/︻まひ︼にしゑもんのかみの⁝

(文 字 数 不明︶ ← うせ堂/まひ

43 紅 梅

ーオ

/ 北の︻かたふ︼たり物し給しを:

(文 字 数

明︶←可多ふ

43 紅 梅

ーウ

⁝君/たちおな︻し程︼にすき/\おとなひたまひぬれは−

く←し︿程﹀

43 紅 梅 3ウ

:中々ならんこと︻は︼心くるかるへし⁝し

 ← 八

43 紅 梅 4ウ

−右のおとsなん此︻ころ︼世に残り給へる⁝

 ← ころ

43 紅 梅 5オ

(文 字 数 不明︶ ← ことま

250

(6)

巻 名

擦 消 箇 所

擦消の状況

 記

43 紅 梅 6オ

:くれなゐのかみにわかやか︻にかきて︼この君の/

かきて ← にかきて

43 紅 梅 6ウ

/ お

し ← な

43 紅 梅 8オ

⁝これはきのふ︻の︼御かへりなれは:

←の

43 紅 梅 8ウ

/ 花 か や/︻人︼のとかめむ:

とか← ︿人﹀

44 ケ 可   千      ・ンーオ

:残︻れ︼るかとはすかたりしをきたるは/

←連る

44 竹 河

ーオ

−かしつきたて︻ん事をおほしをきて年月の︼/すくるも⁝

(文 字 数

し︿年﹀︿月﹀の

44 竹 河

ーオ

:年月の/すくるも心もとなかり給し程に

(文 字 数 不明︶ ← すくるも

(7)

巻 名

擦 消 箇 所

消の状況

 記

44 竹 河

ーウ

−そのかたのおとろ︻へは︼/なけれと:

く←へ者

44 竹 河 3ウ

←能

44 竹 河 4オ

−大納言たかさこうたひし︻よ藤︼中納言/

←よ︿藤﹀

44 竹 河

5オ

⁝あるやうにうけたまはりし︻を︼いつかたにおも/ほしさたむことになん:

 ← を

44 竹 河 6オ

:みすのまへに/ゐ給へりおまへ︻ち︼かきわか木の梅−を ← ち

44 竹 河 6ウ

:殿上なともまたせねは/ところ︻/\︼もありかておはしあひたり:

も←/\

44 竹 河 7オ

      ジ:このつねに︻立わつらふ少将なりけんしんてんの︼/西おもてに・・

(文 字 数 不

将Vなり遣ん志んてんの

252

(8)

巻 名

擦 消 箇 所

消の状況

 記

44 竹 河 7ウ

:ふかsるへきわさかなと/おもふ︻こ︼とのこゑもやみぬれは−

 ← こ

44 竹 河 9ウ

⁝此君たちの/てなとあしき事を︻は︼つかしめ給−

は.←者

44 竹 河 10ウ

:宮つかへをこたりぬ/へきさ︻まにさ︼のみやはおほしすてんなと−

(文 字 数 不明︶ ← ま﹂小さ

44 竹 河 12オ

⁝かたにはなをよせ︻て︼んとたはふれかはしきこ/え給⁝S ← て

44 竹 河 13ウ

⁝ゆくすゑのうしろめたきをかん︻の殿︼はようつにおほす/

←の︿殿﹀

44 竹 河 15ウ

遣 ん

←この

44 竹 河 16オ

う←この

(9)

巻 名

擦 消 箇 所

消の状況

 記

44 竹 河 16ウ

⁝きこえしらする中に中将のおもと/いきしにをといひしさまのことにのみはあらす心くるし︻けな︼りし/なと聞ゆれは:

□︿将﹀←遣な

44 竹 河 16ウ

しもめさましき事かきり/

(文 字 数 不 ん 八

44 竹 河 20オ

⑨−かんの君を︻申給︼いさやた﹂いま/

たま← ︿申﹀︿給﹀

44 竹 河 22オ

⁝いかに見給ふらんとのみおほ︻ゆれ︼はふむ空もなう/

←遊れ

44 竹 河 22オ

/たsよひありきてさかつき︻にもさして︼ひとりとかめらる﹂は:

(文 字 数

明︶← 丹もさして

44 竹 河 22ウ

⁝やみはあやなきを月はいますこし心ことなりと:

三  

←い万 44 竹 河 23ウ

③:をのつから気/︻とを︼からすみたれ給⁝

□□←と越

254

(10)

巻 名

擦 消 箇 所

消の状況

 記

44 竹 河 24ウ

⁝おほやけ事につけ/ても︻宮︼つかへしたまはぬは⁝

 ← ︿宮﹀      

44 竹 河 27オ

⁝三位の中将とかいひ/ておほえあり︻身のさえもあらまほし︼かりきやなと⁝

(文 字 数 不 本

44 竹 河 27オ

⁝御ありあさまよりはなとい︻ふ︼もありて/いとおしこそ見えし⁝

 ← ふ

44 竹 河 27オ

⁝左大臣うせたまひ︻て︼右は左に⁝し ← て

44 竹 河 27ウ

⁝思よう︻こふ︼なとは心にはいとしも/思給へねともまつ⁝

 ← こふ

44 竹 河 28オ

⁝いたしたて侍し/程︻は︼いつかたをも心やすく⁝

←盤

45 橋 姫 2オ

⑩者つ口口口 ← うつくしう まず︑﹁者←う﹂︑﹁つ﹂はそのままで︑﹁□口□←くしう﹂

(11)

巻 名

T

擦 消 箇 所     ^

消の状況

 記

45 橋 姫 2ウ

:よし/あるかたに︻て見るめもてなしも気たかく心にくきさまそ︼した/たまへる: ︵文字数不明︶ ← て︿見﹀るめもてなしも飛も多可く<心﹀ホく起さ満そ

45 橋 姫 2ウ

:心にくききさまそ︻した︼/たまへる:

□︿給﹀←志多

45 橋 姫 7ウ

⁝ゆつりやはしたなはぬなとその/たまは︻す︼る此院のみかとは−

←す

45 橋 姫 9ウ

←れと

45 橋 姫 1ーウ

⑦ ⁝ぬししらぬ香とおとろくねさめの/家々︻あり︼けるちかくなる程に:口口 ← あり

45 橋 姫 12オ

:いたつらにかへんうれへをひめ君︻の︼/御かたにきこえて:を ← の

45 橋 姫 19ウ

:みな此人にぬき/かけ︻給て︼とりにつかはしつる:□□ ← ︿給﹀て

256

(12)

巻 名

擦 消 箇 所

擦消の状況

 記

45 橋 姫 22オ

ひ 支

←飛き

45 橋 姫 26オ

⁝思給へ/しつみ藤ころもた︻ち︼かさねかなしきことを思給し程に⁝

←地

45 橋 姫 27ウ

⁝色々のかみにて/たまさかにか︻よ︼ひける御文の⁝

 ← よ

ま﹂か 消

46 椎 本

ーオ

/きさらきの廿日︻の︼程に⁝口 ← の

46 椎 本 2オ

:むかしの/ことおほし出︻られて︼ふえをいとおかしく:

←ら連て

46 椎 本 2ウ

⁝見まほしけなるをさしも/思よるま︻しか︼めりまいて⁝

し八 ←し可

46 椎 本 3オ

⁝さうにいとおかし︻う︼かき給へり⁝く  ←  ︑つ

(13)

巻 名

擦 消 箇 所

消の状況

 記

46 椎 本 3オ

⁝かき給へり︻宮おほすあたりと︼/︻見給へはいとおかしくおほいて此御返は我せむ︼とて/

(文 字 数 不

此﹀︿御﹀︿返﹀八︿我﹀せむ

46 椎 本 8オ

:心ふかう︻物︼語のとやかにきこえ/

← ︿物﹀

46 椎 本 8ウ

←越

46 椎 本 9オ

(文 字 数 不明︶ ← ︿過﹀︿給﹀丹し

46 椎 本 1ーウ

 ← 遣連

46 椎 本 1ーウ

る ← ら

46 椎 本

1ーウ

⁝又あひ見給まし/きことをきこえしらせつれ︻は︼いまはまして⁝

←者

258

(14)

巻 名

擦 消 箇 所

消の状況

 記

46 椎 本 12オ

も ← ホ/御ありさまを聞給︻に︼もあさりのあまりさかしきひしり心を⁝

46 椎 本 12オ

⁝あけくれえさらす見︻た︼てまつるをよに心ほそきよのなくさめ/にも:

 ← 多

46 椎 本 12ウ

⁝聞ゆる人たになき御ありさまなり︻は︼物おほえぬ/御こsちともに−

 ← は

46 椎 本 13オ

①〜② ⁝御す経なとのこともおもひやりきこえ︻たま︼/︻う︼あけぬ夜の:

〈給﹀ふ/い ← たま/う

46 椎 本 14オ

⁝心うくもすきにけ︻る︼日かすかな/り ← る

46 椎 本 19ウ

:世にもあら/さりけ︻れ︼はたsいつとなくのとかになかめすくし⁝

←れ

46 椎 本 2ーウ

−世なりけりと/思ひゐた︻ま︼へり宮のいとあやしくうらみ給ことの−

(15)

巻 名

擦 消 箇 所

消の状況

 記

46 椎 本 22オ

/ 心 か

からぬ物に⁝

 ← と

46 椎 本 25ウ

/ や君 せまし/はるのしるしも/

 ←︑おる

46 椎︑本 25ウ

/ 君 か お や せまし/はるのしるしも/

 ← わらひと見

47 総 角 2ウ

⁝とも/かうもきこえむかたなくて︻さるは︼すこし世こもりたる程にて⁝

流 八

擦 消

生じ︑その上に貼紙

47 総 角 4ウ

⁝きこえたまはしと/なんおほすへ︻かめ︼る宮の御文なと⁝

き← 可め

47 総 角 8オ

三事めきてやはおほさるへき中︻タ︼なる御わきまへ心になんとて⁝

←/\

47 総 角 1ーオ

□←連

① ⁝あけまきをたはふ︻れ︼にとりなしsも心もてひろはかりの/へたてにても⁝ r

260

(16)

巻 名

擦 消 箇 所

擦消の状況

 記

47 総 角 1ーウ

も ← と

47 総 角 14ウ

⁝くちいれさせす/し︻の︼ひやかにいつありけんことsもなうもてなしてこそと⁝

ひ  ← の

47 総 角 16ウ

⁝はかなきさまなるしとみ︻なとは︼/ひしと/\にまきるs音に⁝

なと八飛←なとは

次行行頭が﹁しと/\﹂になるのを避けたか

47 総 角 19ウ

/ か け

しうきもつらきも⁝

 ← 丹

47 総 角 23ウ

⁝おかしとおほしつsいり︻給︼ぬるをもひめ宮はしりたまはて⁝

← ︿給﹀

47 総 角 29ウ

⁝おほしけるまs︻と︼侍見給ふ人はた﹂あはれにそ思なされ給ふ宮は/その夜内にまいり給て⁝       ン

い← 登

47 総 角 30オ

⁝御けし/きを見たてまつらん︻と︼おほして日ころへて⁝も ← と

(17)

巻 名

擦 消 箇 所

消の状況

 記

47 総 角 32オ

⁝人の見たて/まつり︻た︼まはましいかにくちおしからまし⁝

給﹀←堂

47 総 角 32オ

/ ひ かし⁝

も← ︿我﹀

47 総 角 38オ

⁝いと/かく︻夜︼をたにあかしたまはぬ⁝

← ︿夜﹀

消されている

47 総 角 38ウ

⁝岩かくれにつも/れるをみち︻のく︼ちはすこしはるけ⁝口口 ← のく

47 総 角 39ウ

 ← て

貼 紙

47 総 角 42ウ

⁝さるへき人にもをくれ︻たてま︼/つらめやうの物と⁝

多てまつ←多てま

47 総 角 43オ

① ⁝さるへき人にもをくれたてま/つらめ︻や︼うの物と人わらへなる事を⁝

口←や      ・

262

(18)

巻 名

T

擦 消 箇 所

消の状況

 記

47 総 角 45ウ

:むらさきのうへの/︻とり︼わきて此二ところをはならはしきこえ給しかは:

つ ←  とり

47 総 角 46オ

(文 字 数 不

宮﹀

       ︐47 総 角

47ウ

:御いのり心に入へ/くのたま︻ひ︼しらせて出たまひぬ⁝

←飛

は﹁て﹂か﹁く︑﹂か

47 総 角 48ウ

⁝しろき御そにかみけつる事もし︻たまはて︼程へぬれと/

給﹀□□←多万八て

47 総 角 49ウ

さ口 ← わさなり

47 総 角 5ーオ

⁝物をなんさらにきこし/め︻さぬ︼もとより人に:

さ□←さぬ

は﹁類﹂か﹁ぬ﹂の傍記も擦消されている

47 総 角 53ウ

⁝あさりは事す︻くな︼にてたちぬ⁝

 ← くな

(19)

巻 名

擦 消 箇 所

消の状況

 記

47 総 角 63オ

/宮の御かたに︻ことよせておほし︼なるにやとおほしなからおほつかな/かるましきは⁝

(文 字 数 不明︶ ← ことよせておほし

48 早 蕨 3ウ

⁝ゆつり給し︻心を︼きてもすこしはかたりきこえ給へといは/せのもりの⁝

← ︿心﹀を

48 早 蕨 5オ

⁝いまはとことさらになりた︻まは︼んを/

s︿見﹀← 万者

48 早 蕨 5ウ

④〜⑤ ⁝よりて見給へ︻と此︼/︻中を︼はおろしこめたれは

□ ←と︿此﹀/︿中﹀を

48 早 蕨 6オ

⁝あなめてたの人やとのみ見え︻給︼へるをひめ宮は⁝

← ︿給﹀

48 早 蕨 7オ

/ 宿 や

え ← へ

48 早 蕨 8ウ

/たるsあまかな⁝

 ← ︿涙﹀のく川V

264

(20)

巻 名

擦 消 箇 所

消の状況

 記

48 早 蕨 10ウ

④・ −山みちのありさまを見給ふに︻そ︼つらき/にのみ思なされし−

 ← そ

48 早 蕨 1ーオ

⁝御こsうとsめさ/せたなひける程︻しる︼く見えて⁝

←志る

48 早 蕨 14オ

⁝やすらひ/給程に宮出︻た︼まはんとて:

 ← 多

49 宿 木

ーウ

:さかし出︻つs︼いみしくいとなみ給に:く ← つs

49 宿 木 2オ

:はs︻女︼御よりもいますこししつやかに:

← ︿女﹀

49 宿 木 7ウ

⁝宮はへたてんとにはあら︻ね︼と:

←祢 49 宿 木 9オ

⁝︻あく︼/︻るま︼さきてとかつねなき世にもなすらふるも⁝

くる/口口 ← あく/留万

(21)

巻 名

擦 消 箇 所

消の状況

 記

49 宿 木 9ウ

:あさかほをひき/よせ︻給ふ︼に・・

← ︿給Vふ

49 宿 木 13オ

⁝ほいのかな︻ふ︼にては侍らめなと−

←婦

49 宿 木 14ウ

⁝︻おほ空の月たにすめる︼わか宿に待よゐすきて/

御﹀このとう能︿中﹀︿将﹀してきこえ堂万へり←於ほ︿空﹀能︿月﹀多耳すめ流

49 宿 木 14ウ

/ 見 ぬ 文きこえ⁝ 心

本︿空﹀の︿月﹀多耳すめ留わ可︿宿﹀ホ待よゐ春起て← 可な︿宮﹀八︿中﹀/\い万なんとも︿見﹀えし︿心﹀くるしとおほして︿内﹀ホお八しける越

49 宿 木 15オ

:かた時︻ふ︼へくもおほえす恋しくかなしき事のたくひあらし−

←ふ

49 宿 木 18オ

:むけに世のことはりしりたまはぬこそらうた︻き︼/物からわりなけれ:

け←起

49 宿 木 19ウ

−けにをうか︻なるましき︼御わさなりけり

なりましく← なるましき

266

t

(22)

巻 名

擦 消 箇 所

消の状況

 記

49 宿 木 22ウ

:まこと︻は此︼空見給へ:

← 八︿此﹀

49 宿 木 29ウ

⁝か/きりなくのたまう︻御はら︼もふくらかになりにたるに⁝

聞□← ︿御﹀者ら

49 宿 木 30ウ

:すへて/まね︻ふ︼へくもあらす:

く←ふ

49 宿 木 33ウ

⁝あつかひしらせ給︻こそ︼ありかたくめつらかなる事︻な︼めれは:ホそ ← こそ︑ホ ← な

49 宿 木 33ウ

←お本す

49 宿 木 34牙

←多

49 宿 木 36オ

−けにありかたき御心はへにも︻と聞ゐたり何事につけても小君の御事︼をそ/

い ひ

□←とく聞Vゐ多りく何V︿事﹀ホつ気ても︿小﹀︿君﹀の︿御﹀︿事﹀

(23)

巻 名

擦 消 箇 所

消の状況

 記

49 宿 木 42オ

⁝宮の御かたはいますこし/いまめかし︻き︼物から⁝口 ← き

43オ

⁝かくなんいひしとつたへ給へなとはかりのたま︻い︼をく/

←い 49 宿 木 44ウ

③:御さま︻ようつ︼のつみゆるしつへくおかし:こそつ ← ようつ

49 宿 木 48ウ

:やかて此︻御よう︼/こひも打そへて⁝

よう←御よう

49 宿 木 49オ

/ 九

の ← も

49 宿 木 50オ

:しの/ひやか︻なれ︼とかのこせんすいしんくるまそいとねりまて:

←な連

49 宿 木 5ーウ

:いふかひなくなり/給にし人のよのつねの︻あ︼りさまにて−

ふ← あ

268

(24)

巻 名

擦 消 箇 所

擦消の状況

 記

49 宿 木 52ウ

:はへ/\しきついて︻の︼あ/らむとおほして

耳 ← の

49 宿 木 55オ

⑨:すへき事︻とも︼/をきてのたまふ⁝口口 ← とも

49 宿 木 57オ

⁝是なと︻お︼こせとおきねは−

←於

49 宿 木 59オ

も ← よ

49 宿 木 59オ

:かのきこ︻え︼しことはとのたまへは⁝        /□←盈

50 東 屋 9オ

⁝あす︻あさて︼とおもへは心あはた﹂しく⁝

あ里くに←あさて

50 東 屋 9ウ

⁝あやしくあふな︻く︼/人のおもはんところもしらぬ人にて−く口 ← く

(25)

巻 名

擦 消 箇 所

擦消の状況

 記

50 東 屋 15ウ

       ↑:あやしきまて物わすれせ︻す︼:

←す

50 東 屋 15ウ

:此宮︻の御のち︼の世をさへ/思やりふかくおもひ⁝

□□たり←能︿御﹀のち

50 東 屋 19オ

:あまの川︻をへたて﹂︼もかsるひこほしのひかりをこそ・・

(文 字 数

明︶て←をへ多て﹂も

50 東 屋 2ーウ

←い者す

50 東 屋 2ーウ

②:けふすきは︻この月は︼日もなし:ら□□□ ← この︿月﹀人

50 東 屋 30ウ

−かたわらいたき事につけて人︻にも︼/あは/\しく−

あ□ ← 耳も

50 東 屋 35オ

⑦/かしこまり︻を︼きたるさまにて−

ぬ ← を

270

(26)

巻 名

擦消の状況

 消 箇 所

 記

︑50 東 屋

40オ

:此ありさま︻いと︼はれ/\し−と ← いと

50 東 屋 40オ

⑧:いりおはし︻たるもは︼つかしけれと:

←多るも者

50 東 屋 42ウ

/ 里 名もむかしなから︻も︼見し人の:

←も

51 浮 舟 2オ

⁝人からも世のおほえもさまことに物し︻た︼/まへは−

給﹀←多

51 浮 舟 2ウ

←志徒

      ︵51 浮 舟

7ウ

⁝右近となのりしわかき︻人︼もあり⁝

 ← ︿人﹀

一画

だけ書いて消す

51 浮 舟 1ーウ

:いかてかう心/︻おさな︼うはゐてたてまつり給こそ⁝

←於さな

(27)

巻 名

擦 消 箇 所

擦消の状況

 記

51 浮 舟 13ウ

⁝つね︻に︼かくてあらはやなとのたまふも⁝

←ホ

51 浮 舟 14オ

/こ﹂ろをはなけかさらましいのちのみさためなき世︻と︼/おもはましかは⁝

←登       

51 浮 舟 16ウ

②:へたて給御︻心の︼ふかきなんいと心うき:

 ← ︿心﹀能

51 浮 舟 16ウ

:ありや︻な︼しやをきかぬまは見え/たてまつらんもはつかし⁝を ← な

51 浮 舟 19オ

⁝此春の/程にさりぬ︻へく︼はわたしてんと思ひて⁝

← へく

51 浮 舟 22ウ

⁝宮もところせき/みちの程にかろらかなる︻へき程︼の御そとも也⁝

←へき︿程﹀

51 浮 舟 23オ

⁝袖/くちすその程まて︻なまめ︼かしく−

 ← な万め

272

(28)

巻 名

擦 消 箇 所

消の状況

 記

51 浮 舟 23オ

−是/はまたたそ我名︻もら︼すなよ⁝

 ← もう       ﹂

51 浮 舟 23ウ

⁝もちたてまつり/給へ︻る︼ありさまなともかたり給⁝り ← る

51 浮 舟 24オ

/ ふ

/ 我 はけぬへき:ピ

←き者ホ

51 浮 舟 24ウ

:恨てもなきてもようつのたま︻ひ︼あかして

←飛

51 浮 舟 27ウ

⁝よの人の物いひそいとあちき/なくけしからす︻侍︼や−

← ︿侍﹀

51 浮 舟 28ウ

−はかなき︻物もきこしめさすなやまし︼けにせさせ給といへは/

きこしめ佐春なやまし

51 浮 舟 3ーオ

−さなん思侍︻れ︼とかしこもいと物さはかしく侍り⁝

←連

(29)

︑ノ

巻 名

擦 消 箇 所

消の状況

 記

51 浮 舟 3ーオ

:たけふのこうにう︻つろひ︼給へとも:

 ← つろひ

51 浮 舟 32オ

⁝さはかしけれとことなることもおはしまさ︻す︼/

←須

51 浮 舟 32オ

おとsも︻たちて︼とさまにおはすれは/口□口 ← 多ちて

51 浮 舟 32ウ

⁝殿もつ︻いゐ︼/給てまかて侍りぬへし:

 ← いゐ

51 浮 舟 32ウ

【す︼いしんけしきはみつる:

         ︑□□ ←す

51 浮 舟 34オ ⑨〜⑩

飛 不

宇﹀︿治﹀へ徒祢/耳やこ能あ里けんをのこ八屋るらんかす可ホて

51 浮 舟 34ウ

む ← ん

274

(30)

巻 名

擦 消 箇 所

消の状況

 記

51 浮 舟 35ウ

いまのをはころし︻て︼しそかし・

 ← て

51 浮 舟 35ウ

⑨〜⑩ :かsるすちの事は︻おほしみたるs事はいと︼/︻あしきわさ也御いのちまてに︼はあらすとも人の御程々につけて侍事也・

文い 字 数 不

/ 耳

51 浮 舟 37ウ

:めのと︻を︼のか心をやりてものそめ:

←を

51 浮 舟 37ウ

←と祢り

51 浮 舟 38オ

/ か む たうせしめ給︻ふ︼へきよしなん:

←ふ

51 浮 舟 40オ

①〜② ⁝つゐに人見たてまつ︻りつへし︼/︻やう/\あやし︼なと思ふ人侍へかめり:らせ︵文字数不明︶/︵文字数不明︶ ←りつ遍し/やう/\あやし

51 浮 舟 40ウ

⁝京よりとみ︻の︼御ふみあるなりといふ:

←の

(31)

巻 名

擦 消 箇 所

擦消の状況

 記

51 浮 舟 4ーオ

←遍て

51 浮 舟 4ーオ

:すsうならん物のはしり出/きたらむもい︻かさ︼まにと⁝

 ← 可さ

51 浮 舟 4ーウ

しきか⁝ た

← ︿給﹀

51 浮 舟 43ウ

−ひるねして侍夢に人のいむとい︻ふ︼/事なん見え給つれは−

←ふ

51 浮 舟 43ウ

⁝物の気たちてなやみ侍れはかた時︻もたち︼/さることsいみしくいはれ侍てなん−

 ← もたち

52 蜻 蛉

ーオ    ⑤

:めの︻とよ︼りはしめてあはてまとふことかきりなし:

の ← とよ

52 蜻 蛉 2ウ

⁝わりなきみち︻にやつ︼れて/けすのさまにてきたれは⁝

ホロロ←ホやつ

276

(32)

巻 名

擦 消 箇 所

消の状況

 記

52 蜻 蛉 4ウ

:雨のいみしか︻りっ︼るまきれにはs君もわたり給へり⁝

つ ← りつ

52 蜻 蛉 6オ

⁝たいふうとねりなとおとしきこえし物︻ともs︼⁝

と口口 ← ともs

52 蜻 蛉 7ウ

:あさましきこsちし︻給︼て:

← ︿給﹀

52 蜻 蛉 8オ

⁝おもはすなるすちのまきれあるや︻うなり︼/しも−

 ← うなり

52 蜻 蛉 10オ

⁝その事となくて/すくし︻給︼をなん⁝

← ︿給﹀

52 蜻 蛉 10ウ

⁝なへて世のありさまを思給つsけ︻侍︼にかなしくなん/きこしめす:

← ︿侍﹀

52 蜻 蛉 1ーウ

⁝いきて立かへらんも心くるし︻な︼とおほしわつらふ:

 ← な

(33)

巻 名

T

擦 消 箇 所

擦消の状況

 記

52 蜻 蛉 1ーウ

/しのひ︻ねやきみもなくらんかひ︼もなきしてのたをさにこ﹂うかよはs/

文( 字 数 不 か ひ

52 蜻 蛉 1ーウ

してこそなくへかりけれ﹂

(文 字 数

明︶←あ多り者本とs

52 蜻 蛉 12ウ

:・おはしましs夜な/\の︻ありさ︼まいたかれたてまつり給て−

さ満←ありさ

52 蜻 蛉 13ウ

さま:

← ︿日V

52 蜻 蛉 13ウ

⁝のたま︻ひ︼をく事も侍らす:

 ← ひ

52 蜻 蛉 16オ

−物の︻こsうえ︼す/あら/\しきはゐ中人ともの:

 ← こs流え

52 蜻 蛉 20オ

⑥:は︻かな︼きさまにてそおはすらむと⁝

り← 可な

278

(34)

巻 名

擦 消 箇 所

擦消の状況

 記

52 蜻 蛉 22オ

しるまて/なけきやはする⁝

 ← 多

52 蜻 蛉 22ウ

:みたうのかさりと︻り︼さけ:

 ← り

52 蜻 蛉 22ウ

−かりそめにきちやうなとはかりたてs︻打︼やす/む⁝

← ︿打﹀

52 蜻 蛉 23ウ

⑧ ⁝見たてまつりし/とき︻めてた︼のちこの御さまやと見たてまつりし⁝

 ← めて多

52 蜻 蛉 24ウ

⁝すきたる物きる︻は︼はうそくにおほゆる:

 ← は

52 蜻 蛉 29オ

か ぬ か

なきを:

←ひ

52 蜻 蛉 29ウ

⁝心ほそくよるへな︻きも︼なくさむやとて:

 ← 起も

(35)

巻 名

擦 消 箇 所

消の状況

       ●注 記

52 蜻 蛉 30ウ

⁝いかめ︻かしうなりにたる︼御そうなれは:

(文 字 数 不明︶ ← 可しうなり↑小多流

52 蜻 蛉 32オ

       −︑\口 ← た

52 蜻 蛉 32ウ

:︻物︼のみあはれなるに:

← ︿物﹀

52 蜻 蛉 34オ

⁝たsかやうにてこそはすくさ︻せ︼給めれといふに⁝

←せ

52 蜻 蛉 35オ

⁝みなみおもて︻の︼すみのまによりて:       1

 ← の

53 手 習

ーウ

⁝︻さもい︼ふへき/ことsいとおしう思て⁝

\八←さもい

53 手 習

ーウ⑥

 ← 飛耳

280

(36)

巻 名

擦 消 箇 所

擦消の状況

 記

53 手 習 2オ

つせ る⁝ も ← と

53 手 習 2ウ

⁝きつねの人にへん︻く︼ゑするとはむかしよりきけと⁝

ゑ  ← く

53 手 習 3ウ

⁝いてあなさかなのこたま︻の︼おにやまさにかくれなんや⁝

←能

53 手 習 5オ

⁝されはこそあ︻や︼しき/御物あつかひなりとはいへと:

←や

書き損じを削ったか

53 手 習 7オ

⁝かsる人なん/︻出きたるなとほうしのあまりにはよからぬ事なれは見さりし人︼にはまね/はす⁝

(文 字 数 不

うしの阿まり丹はよからぬ︿事﹀な連八︿見﹀さ里し︿人﹀

53 手 習 8ウ

:いてあな︻かま︼大とこたちわれむさんのほうし/にて−

くち←かま

53 手 習 8ウ

⁝時︻に︼は仏法のきすとなり侍事也/

八 ← に

(37)

c

巻 名

T

擦 消 箇 所

消の状況

 記

53 手 習 10オ

⁝物まいりなとし給にそ中々おもや︻せもて︼ゆく/

←せもて

53 手 習 13ウ

⁝をなへしきち/か︻う︼なとさきはしめたるに⁝      ●

 ← う

53 手 習

       13ウ

      ︵⁝まつ︻打な︼きて年ころのつもりには⁝

← ︿打﹀な

53 手 習 15ウ

/ お

つりて ← つり多ま八て

53 手 習 15ウ

⑧⁝こたいの人と︻も︼は物めてを/しあへり⁝

 ← も

53 手 習 16ウ

け/たりつるひ︻ま︼より⁝

 ← 万

153 手 習 17ウ

⑦⁝はしたなき事︻な︼りとて⁝も ← な

282

(38)

巻 名

擦 消 箇 所

消の状況

 記

53 手 習 18オ

⁝まつちの山の︻と︼なん見給ふる:

 ← と

53 手 習 18ウ

/ 松 む

きはらの/露にまとひぬ⁝

←能

53 手 習 19オ

⁝うしろめたくは見えたまはぬ︻物︼を:

← ︿物﹀

53 手 習 19ウ

る ← 日   ﹂

53 手 習 20ウ

−よひまとひもせすおき/ゐた︻り︼⁝流 ← り

53 手 習 2ーオ

:いまの世にきこえぬことはこそはひき給けれ︻と︼ほむれは−

 ← と

53 手 習 23オ

:御碁うた︻せ︼給へといふ:

←せ

(39)

巻 名

T

擦 消 箇 所

消の状況

 記

53 手 習 24オ

:いとよつかぬやうならんと︻せ︼むれは/

←せ

53 手 習 24ウ

:︻此人々︼をわりなきまて/うらみ給:

〈人﹀々 ← ︿此﹀︿人﹀々

53 手 習 25ウ

⁝是よりもおそろしけなる/物の中に︻こ︼そはあらましか:

← 己

53 手 習 26オ

⁝此おりかのおり︻な︼と思ひ出るそこよなかりける:

 ← な

53 手 習 27オ

−き/ちやうのもとにつゐゐ︻給へ︼は⁝        〆□□← ︿給﹀へ

53 手 習 30オ

:あきれたるこ﹂ちしあへ︻る︼程にて⁝

 ← 累

53 手 習 3ーオ

:まこと︻の︼おやのやかてからもなき物と/思まとひ給けん程−S ← の

284

(40)

巻 名

擦 消 箇 所

擦消の状況

 記

53 手 習 3ーオ

:なく/\︻御そ︼/の事なといそき給⁝

の← ︿御﹀そ

53 手 習 3ーオ

⁝山里のひかり/に明暮見たてまつりつる物をくちおしき︻わさかな︼と⁝

 ← 王さ可な

53 手 習 3ーオ

−かのてしのいひしもしるくいちしる︻き︼事とも/ありて:

←起

53 手 習 32オ

③〜④−けに︻いとめ︼/︻つらか︼なる事かなとて⁝

字 数 不明︶ ← いとめ/つら可・

53 手 習 35オ

:誰ならむと︻心え︼かたしゆくすゑの御うしろみはいのちもしりかたく:

 ← ︿心﹀え

書き損じを削ったか

53 手 習 37オ

−いとこよなくこそひかみ給にけ︻れ︼あはれにも侍かな:

←れ

       書き損じを削ったか

53 手 習 37ウ

⁝此大将殿の︻御後︼のはをとりはらなるへし

後﹀← ︿御﹀︿後﹀

(41)

巻 名

擦 消 箇 所

消の状況

 記

53 手 習 38オ

④、

:女はいみしくめてたてまつり︻ぬへくなん︼:

(文 字 数 不明︶ ← ぬへくなん

53 手 習 39オ

⁝物のかくれなき世︻な︼りけれは⁝

 ← な

54 夢浮橋 2オ

⁝むねつふれていら︻へき︼こえんやう思ひまさる・:

 ← へき

54 夢浮橋 3ウ

さるへきさき︻の︼世の契りなり/

 ← の

54 夢浮橋 6オ

⁝おほんあるしのこと︻に︼はかに/するを:

 ← に

54 夢浮橋 6ウ

し←者

:人め/おほくてひんなけれ︻は︼⁝

54 夢浮橋 8オ

⑤/もとの御ちきりあやま︻ち︼たまはて⁝口 ← ち

286

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